【テラスハウスレビュー】愛華、凌との“匂わせ”に必死!? 花に対するマウンティングを考察

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

愛華、情緒不安定(テラスハウス第23話)

 大学4年生の愛華は、アルバイトの流佳が気になると言っていたが、その後すぐに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが気になるかも」と心変わり。

 そんな折、就活のため1年休学することになった愛華は、凌へ「先の自分が全然見えない。CAになりたいよ、なりたいからね、勉強して……留学しようと思ってたから、本当。でも……」と要領を得ない愚痴をこぼす。凌が「CAになるのに留学は必要なの?」と聞くと、「一番必要なのはTOEICの点数だと思う。だからもう逆に塾とか通っちゃった方が……。今じゃないのかなって思ってきた。だから、海外に行くのが……!」と、キレぎみに答える。やがて泣き始めた愛華。凌が「まだ21歳じゃん。失敗してもやり直せるからね」と励ましても、「焦るよ。就活を頑張るために休学決めたから」と跳ねのけ、途中から加わったプロレスラーの花から「まあ、落ちた時は一緒にお酒でも飲みましょう。飲む?」と誘われても、「えっ今日!? 飲まない」と、あからさまにイラっとした表情を見せた。

 一体、愛華は何と言ってほしかったのだろう。気になっている凌に向かって「将来のこと、私だって考えてますよ」というポーズを取りたかっただけということだろうか。

 そもそも、連日深夜まで流佳とスマブラで遊んでいるという愛華に、そう愚痴られたとて、誰も本気と思わないのでは。まずは、就活を頑張るために休学しているのにテラハに出ている、という矛盾に焦った方がいい。

 花は、愛華がアルバイトの流佳と2人で深夜までスマブラで遊んだり、プレイルームで恋愛映画を見たり、リビングで一緒に寝ていたりするのを見て、2人の仲を勘違いするように。それが気に入らない愛華は花を呼び出し、“流佳とは恋愛感情ではなく友情”だと「ドヤ顔」(花いわく。YouTube公開の未公開シーンより)で説明する。

 愛華の言い方に漂う、「恋愛面では私の方がはるかに上だから。恋愛経験値低いくせに、勘違いして流佳とくっ付けようとしてくるんじゃねえ」というマウンティングを嗅ぎ取ったらしい花は、一旦謝ったものの、「でも言われても仕方なくない?」と反論。「夜中までスマブラ2人でやってました、ラブロマンス映画を2人で見ました、2人で寝てましたっていうのは、それは紛れもない事実なわけじゃん。それを恋愛って見られたくないとかいうんだったら、そういうのはやらない方がいいと思う。恋愛したくてテラハに入ったんでしょ?」と正論をぶつけると、愛華にも火が点き、口論に発展した。

 愛華は「流佳が気になるって前に言ったけど、私も凌が気になってきた」とハッキリ告げれば済む話なのに、なぜ「流佳とは友情」という話をえんえん繰り返すのか。“察して”や“匂わせ”で会話の中心に自分を置き、自分の価値を高めようとするクセも、彼女のモテテクの1つなのだろうか。

愛華語録1「クソッ」(テラスハウス第24話)

 花がいない時期を狙い、愛華が凌にモーションをかけ始めた。「28日何してます?」と聞いた愛華。凌が「練習試合」と答えると、苦虫を噛み潰したような顔で「クソッ」と一言。凌から「何で?」を引き出すと、「えっ、フフッ……」と思わせぶりな笑みを見せたのち、「私バイトなんですよ。で、ちょっと、お車を探してて。荷物がヤバイんだよね」。最初から「28日に車を出してくれる人を探しています」と言えばすぐ終わる会話で、何をそんなに尺を取っているのか、不思議で仕方ない。

愛華語録2「ザギンでシース―」(テラスハウス第24話)

 「クソッ」発言の直後、さらに愛華は、バスケ観戦で凌がプリントされたTシャツを買ったお礼として「凌くん、ザギンでシース―は?」と昭和なワードでおねだり。男気で引き受けた凌と、いざ東銀座の寿司屋「鮨やまけん」に入ると、「ホントにザギン?  びっくりしちゃうんだけど。ノリで言っただけなんだけど(笑) Tシャツが寿司になった~♪」と茶化してみせる。1万2,000円のコースをおごってもらいながら、それが言える強い精神力、ぜひ就活に生かしてほしい。

 愛花が凌とのザギンでシースーから帰宅すると、リビングには花の姿が。そこで突然、愛華は「フフフフーン♪」と鼻歌を歌い出し、「幸せです……」と思わせぶりにつぶやく。花が「お寿司食べられて?」と聞くと、「違う。あっ、そうです、ハハハッ。お寿司もおいしかったし、幸せです……(ハート)」と、“ワタシ、凌と幸せな時間を過ごしました”と匂わせる。さらに、「はあっ! やばっ! ピアス置いてきたぁ!」と、わざとらしいセリフで“凌とのデートでピアスを外すようなことをしちゃったワタシ”臭をバラ撒く。「何で? 寿司屋でピアス外すってなかなかなくない?」と訝る花に、凌は「やましいことはしてないよ。それだけは誓う」と答えたが、愛華は意味ありげにスルー。

 ピアスを置いてくる、鼻歌、「幸せです」が、全て愛華の書いたシナリオだとすれば、恐ろしい。シナリオがありがちで、演技がめちゃくちゃヘタなだけに、その恐ろしさは増している。テラハにおいて、就活がうまくいかない一般人というキャラは、地雷が多いようだ(例:軽井沢編のゆいちゃん)。

流佳、ほぼ登場しない(テラスハウス第23話、24話)

 流佳は23話も24話も、ほぼ登場しなかった。新情報は「料理教室に通い始めた」ということだけだった。もうスタッフも彼への興味を失いかけているのだろうか。

【テラスハウスレビュー】愛華の「凌Tシャツ」を用いた“モテテク”が怖すぎる!

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

香織が去った女子部屋の居心地が良さそう(テラスハウス第21話)

 イラストレーターの香織が去り、かわりに女子プロレスラーの花が加わった女子部屋。明るい花の影響で女子メンバーの仲も深まったらしく、3人で楽しそうに過ごすシーンも増えた。

 女優の春花は「花ちゃん入ってきて、すごい変わったよね、テラスハウスが。おかげで何でも話せる。花ちゃんが入ってきたおかげで、(女子の)3人で会話が盛り上がって」とうれしそう。大学生の愛華も、「花ちゃんが入ってきて恋愛モードになってる、すごいね!」と笑顔。香織の“モードでアーティストなワタシ”感は、春花にも愛華にもハマっていなかったのだろうか……とあらためて感じた。

愛華、「流佳気になる」発言を即撤回(テラスハウス第21話、22話)

 女子部屋での恋愛トーク中、愛華はアルバイトの流佳について「気になってるのかな? どういう感情なのか自分でわからないんですけど、顔は好きなんです、すごい」と発言した。

 笑えないおバカっぷりが板についてきた流佳に対して、そういう感情を抱けるなんて! と感心したのだが、翌週の配信で愛華は「流佳くんを『ちょっと気になるかもしれない』みたいに言ったじゃないですか。それは男として気になってたわけじゃなかったのかな」などと即撤回。かわりに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが話しやすい。たぶん、一番かっこいいな。どの人が一番好きなタイプかって言われたら、当てはまるのは凌くん」と方向転換してみせた。

 「外見だけ磨いても、最初はモテるがすぐに飽きられる」という教訓を全世界に教えている……と思えば、まだ流佳がテラハを卒業する気配がないのも少しは納得できる。

 凌に恋する花のため、女子3人はかわいいルームウェアを買いに代官山の「KID BLUE」へ。「大人っぽくて女の子っぽいのがいい。ワンピースいい、ワンピース」と言い、セクシーなネグリジェを手に取ったりする花。

 しかし購入したのは結局、オーソドックスなシャツとズボンのパジャマだった。紺色を基調としたチェック柄。わざわざ代官山まで行かなくても、無印良品で買えそうなデザインでは……? 寝心地が良さそうではあった。

ペッペ、超人気漫画家に脅される(テラスハウス第22話)

 週刊漫画誌「スピリッツ」(小学館)での連載が始まるイタリア人漫画家のペッペは、編集者に連れられ、売れっ子漫画家・浅野いにお(小学館『ソラニン』等)、真鍋昌平(同『闇金ウシジマくん』等)との会食へ。

 そこでペッペは、真鍋からは「ペッペの容姿とかが最初に話題になって、色眼鏡で見られて、風化されていったらちょっともったいない」、浅野からは「ペッペ自身の自己紹介も、かなり漫画の内容として多いじゃないですか。最初それに引っ掛かって読む人って多いと思うんですけど、ずっとそれを繰り返すわけにはいかない。ずっと自己紹介ばっかしてるわけにもいかないから。連載が長期になったらその時にようやく漫画家としての才能を試される」と、まっとうすぎる意見を聞かされる。

 ペッペ自身もすでにわかっていて気にしているであろう部分を、連載スタート直前というナーバスな時期に大先輩から脅しのように言われると、精神的にくるものがあるのでは……と心配になってしまった。

 凌のバスケの試合を見に行った花と愛華。愛華は、凌の名前と写真入りの“凌Tシャツ”を買い、花は好きな人の写真入りを買うのが恥ずかしかったのか、チーム名とロゴの印刷されたTシャツを購入。花はそれを着用して応援席についたが、一方の愛華は着ることはせず、膝にかけるだけだった。

 しかし、愛華はなぜかテラスハウスに戻ると“凌T”を着用。「かわいいっしょ? 気に入ってる~」とメンバーに見せ、「凌くんに『凌くん帰ってくるまで毎日これ着るね』って、この写真をLINEで送りつけたの。『めちゃうれしい。おいしいものおごるね』って返信が来た」と花の前で堂々と報告した。さらに凌が合宿から帰ってくる日にも“凌T”を着用して出迎え、「毎日着るよ」と言ってのけた。そんなに気に入っているなら、応援席でも着ればよかったのにと思わずにはいられない。

 「(外では着られないけど部屋着としては気に入ってるから、家では)毎日着るよ」の意味なのか、それとも本当に凌が気になっているからこそのアピールなのか。どちらにせよ、怖い。

【テラスハウスレビュー】愛華の「凌Tシャツ」を用いた“モテテク”が怖すぎる!

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

香織が去った女子部屋の居心地が良さそう(テラスハウス第21話)

 イラストレーターの香織が去り、かわりに女子プロレスラーの花が加わった女子部屋。明るい花の影響で女子メンバーの仲も深まったらしく、3人で楽しそうに過ごすシーンも増えた。

 女優の春花は「花ちゃん入ってきて、すごい変わったよね、テラスハウスが。おかげで何でも話せる。花ちゃんが入ってきたおかげで、(女子の)3人で会話が盛り上がって」とうれしそう。大学生の愛華も、「花ちゃんが入ってきて恋愛モードになってる、すごいね!」と笑顔。香織の“モードでアーティストなワタシ”感は、春花にも愛華にもハマっていなかったのだろうか……とあらためて感じた。

愛華、「流佳気になる」発言を即撤回(テラスハウス第21話、22話)

 女子部屋での恋愛トーク中、愛華はアルバイトの流佳について「気になってるのかな? どういう感情なのか自分でわからないんですけど、顔は好きなんです、すごい」と発言した。

 笑えないおバカっぷりが板についてきた流佳に対して、そういう感情を抱けるなんて! と感心したのだが、翌週の配信で愛華は「流佳くんを『ちょっと気になるかもしれない』みたいに言ったじゃないですか。それは男として気になってたわけじゃなかったのかな」などと即撤回。かわりに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが話しやすい。たぶん、一番かっこいいな。どの人が一番好きなタイプかって言われたら、当てはまるのは凌くん」と方向転換してみせた。

 「外見だけ磨いても、最初はモテるがすぐに飽きられる」という教訓を全世界に教えている……と思えば、まだ流佳がテラハを卒業する気配がないのも少しは納得できる。

 凌に恋する花のため、女子3人はかわいいルームウェアを買いに代官山の「KID BLUE」へ。「大人っぽくて女の子っぽいのがいい。ワンピースいい、ワンピース」と言い、セクシーなネグリジェを手に取ったりする花。

 しかし購入したのは結局、オーソドックスなシャツとズボンのパジャマだった。紺色を基調としたチェック柄。わざわざ代官山まで行かなくても、無印良品で買えそうなデザインでは……? 寝心地が良さそうではあった。

ペッペ、超人気漫画家に脅される(テラスハウス第22話)

 週刊漫画誌「スピリッツ」(小学館)での連載が始まるイタリア人漫画家のペッペは、編集者に連れられ、売れっ子漫画家・浅野いにお(小学館『ソラニン』等)、真鍋昌平(同『闇金ウシジマくん』等)との会食へ。

 そこでペッペは、真鍋からは「ペッペの容姿とかが最初に話題になって、色眼鏡で見られて、風化されていったらちょっともったいない」、浅野からは「ペッペ自身の自己紹介も、かなり漫画の内容として多いじゃないですか。最初それに引っ掛かって読む人って多いと思うんですけど、ずっとそれを繰り返すわけにはいかない。ずっと自己紹介ばっかしてるわけにもいかないから。連載が長期になったらその時にようやく漫画家としての才能を試される」と、まっとうすぎる意見を聞かされる。

 ペッペ自身もすでにわかっていて気にしているであろう部分を、連載スタート直前というナーバスな時期に大先輩から脅しのように言われると、精神的にくるものがあるのでは……と心配になってしまった。

 凌のバスケの試合を見に行った花と愛華。愛華は、凌の名前と写真入りの“凌Tシャツ”を買い、花は好きな人の写真入りを買うのが恥ずかしかったのか、チーム名とロゴの印刷されたTシャツを購入。花はそれを着用して応援席についたが、一方の愛華は着ることはせず、膝にかけるだけだった。

 しかし、愛華はなぜかテラスハウスに戻ると“凌T”を着用。「かわいいっしょ? 気に入ってる~」とメンバーに見せ、「凌くんに『凌くん帰ってくるまで毎日これ着るね』って、この写真をLINEで送りつけたの。『めちゃうれしい。おいしいものおごるね』って返信が来た」と花の前で堂々と報告した。さらに凌が合宿から帰ってくる日にも“凌T”を着用して出迎え、「毎日着るよ」と言ってのけた。そんなに気に入っているなら、応援席でも着ればよかったのにと思わずにはいられない。

 「(外では着られないけど部屋着としては気に入ってるから、家では)毎日着るよ」の意味なのか、それとも本当に凌が気になっているからこそのアピールなのか。どちらにせよ、怖い。

【テラスハウスレビュー】香織の「テラハ卒業」に見る、昨今の“オシャレ人間”の自意識

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

春花、ポケモン以外の話ができない(テラスハウス第19話)

 このところ“コミュニケーションベタ”が露呈し始めている女優の春花。週刊誌連載を抱える漫画家のペッペに翌日の予定を聞き、ペッペが「明日も仕事」と答えたものの、春花は「ポケモン捕まえに行く?」と、「ポケモンGO」デートに誘う。

 仕事の都合をつけられたペッペと中目黒で「ポケモンGO」ができた春花は、「(テラハメンバーは)だ~れも興味なかったの、ポケモンに対して。しゃべる人いなかったから、すごいうれしい!」と上機嫌。帰宅後も、イラストレーターの香織に「ペッペ、すごいステキだなって思った! 共通の話題があるのがすごい助かる」とうれしそうに報告した。“共通の話題”が異性に求める条件で、それがポケモンでいいのであれば、春花の求める人材は小中学生男子に山ほどいるであろう。

 その後も、ペッペが描いているマンガの原画を1話分まるごと読ませてもらったにもかかわらず、感想は「終わりました! ありがとうございます」だけだったり、自分から誘った車のレースにペッペが行くと言うと「えっ、来る!? 来てもすっごい忙しすぎて、ペッペとしゃべる時間ないの」と拒否したりなど、かみ合わない会話が続く。“ポケモンを通してのコミュニケーションしかスムーズに取れない”という現代が生んだ症状の一種なのだろうか、と心配になった。

 イラストレーターの香織は、スタジオメンバーから「“いい人キャンペーン”をずっとし続けている」(南海キャンディーズ・山里亮太)、「見る人と書いて“見人(みるんど)”」(チュートリアル・徳井義実)と呼ばれるほど、テラハ傍観者的存在になりつつあったが、「ロンドンに家を借りまして。明日卒業します、朝」と急に卒業を報告した。

 夜逃げのように誰にも会わず卒業した俳優・翔平(第18話)に続く、突然の卒業。「テラハにそんな思い入れとかないし~、なりゆきで出ちゃっただけでテラハ出身とかダサいし~、別れ際にワイワイされるのって古い青春物みたいでサムいし~」と言いたげな温度の低さを醸し出すのが、昨今のオシャレ人間のはやりなのかもしれない。

 そして行先はこれまたオシャレなロンドン。選んだ理由を「何か勉強したり、ちょっと仕事もあればうれしいなっていうのはあるし、ずっと行きたかったし」と、抽象的に語った香織。やっぱり実家が金持ちなんだろうな……と思わされた。「一枚絵で売れるアーティストになりたい」と、今の香織のイラストからは想像しにくい夢を語ったことは、ずっと忘れません。

流佳「覚えといてね、この味」(テラスハウス第20話)

 香織に憧れを抱いていた流佳は、卒業前夜の香織にパスタを振る舞うことに。流佳といえばパスタとブロッコリーと溶き卵を一緒に茹でただけのパスタを作り、視聴者を驚かせたが、あれから少しずつ進化し、この日作ったのは厚揚げとパスタを同じ鍋で茹でたものに市販のたらこソースをあえたものだった。

 厚揚げは謎だが、市販のソースがかかっているので、以前と違って味はあるようだ。流佳は香織に、キリッとした顔で「覚えといてね、この味」と一言。その味は、市販のソースの味だが……? 流佳としてはどうしても言いたかったセリフのようだった。

 香織にかわって入居した新メンバーは、女子プロレスラーの花。恋愛初心者らしい花は、プロバスケットボール選手・凌との初対面で、いきなり恋に落ちた。明らかに表情が変わり、両手で顔を覆ったり、椅子の上に体育座りをするなど、わかりやすい反応。後から、あの流佳にさえ「見てて思ったけど、ときめいてる感じだったね」と指摘されるほど、気持ちがダダ漏れだったのだが、その空気を読まないのが春花。

 凌が翌日は1日オフだと言うと、春花は率先して「明日、昼くらいに出てもいいかも。どっか行く? ランチ? ブランチみたいな時間だったら行ける!」とアピール。花の目の前で約束を取り付けた。

 流佳をバカにしがちな春花だが、空気を読むという点では春花は流佳以下である様子。初期メンバーで残っているのは、あとはこの流佳と春花のみ。精神年齢低めな2人を、温かい気持ちで見守りたい。

【テラスハウスレビュー】新メンバー・凌が驚愕? 「テラハあるある」水回りが汚すぎる問題

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

流佳、スパイダーマンへの道(テラスハウス第17話)

 スパイダーマンになりたいという夢を持つアルバイト青年の流佳。現在は原宿のムラサキスポーツでバイトしているが、スパイダーマンになるため、転職を計画中。そしてついに、マーベルファンが集う下北沢のバー「GOOD VIBES BAR」の面接までこぎ着けた。

 オーナーとの面接で「スパイダーマンになりたいなって」と志望理由を語ると、 オーナーは「なるほどね。お客さんでコスプレしてる人とかは、めちゃめちゃ来るし。スパイダーマン、なってよ。なってもらえたら、こっちとしても最高だから」と優しく包み込む。シフトの話題になると、「ムラサキスポーツは辞めて、こっちに週3か2回来たい」と話す流佳。週2か3回のバイトでなれるほど、スパイダーマンも甘くないはずだが。

 流佳の小さな前進はまだ続く。英会話教室「NOVA」に通い始め、「ウィークエンド」という単語を「ウォーキングデッド」と4~5回読み間違えながらも、勉強に励んでいる様子だった。

 そんな彼を神様は見ていたのか、ある夜、流佳の手首にクモが刺したような跡が(スパイダーマンは“特殊なクモ”に刺されたことで、超能力を得るという設定)。流佳は「起きたらさ、ここに噛み跡が。これクモかなぁ。ここ本当にスパイダーマンの場所だよ、ここは」と、メンバーにうれしそうに報告する。よかった、よかった。もう流佳は、優しい大人にだけ囲まれ、ただそのまま生き伸びていってほしい、という感情しか湧かなくなってしまった。

 深夜0時。男子部屋でスーツケースを広げ、衣服をたたんでいる俳優の翔平。流佳に「どっか行く? 撮影?」と聞かれると、「どっか行く。撮影って言うか、明日出てく」と突然のテラハ卒業を報告する。

 卒業を決めた理由を「めちゃくちゃ居心地よくなっちゃって、ホーム感が強くなっちゃって。でもそのホーム感、今まだ要らないと言うか。安心してすぐ甘くなっちゃう、自分に」とかっこいい感じに語ったが、「苦手なんだよね、何か。みんなでワイワイみたいな」と言って、メンバーに面と向かって卒業報告せず、こっそりと出て行きたい様子。

 まだ薄暗い翌朝4時55分。翔平はメンバーが眠っている隙に、「みんな今までありがとう 行ってきます」とメッセージを書き残して、独り去った。スナフキンのような男、翔平。まるで夜逃げのような、まったく新しい卒業スタイルだった。

無意味に英語をしゃべりたがる新メンバー(テラスハウス第18話)

 翔平の代わりとなる新メンバーとして、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の選手、凌(りょう)が加入した。「アメリカの大学に5年間留学していた」ため、英語力が自分の強みと認識しているらしい凌は、イタリア人漫画家のペッペに、英語で「出身はどこ?」と話しかける。「イタリア人デス!」と日本語で答えたペッペに、なぜか凌は「イングリッシュ? アイ スピーク イングリッシュ」と、“英語できる”アピールをする。

 さらに流佳が英語を勉強中だと知ると、「じゃあ今日から1回も日本語使わないでいきましょうね」と提案し、その後もペッペとの会話に英語を混ぜる。英語に自信がある日本人にありがちな、ただの“英語使いたがり”にしか見えないが、Netflixの世界の視聴者を意識した試みなのかもしれない。

 女優の春花が画面に登場するときは大抵、どうでもいい話をしていることに気が付いた。17話では、「ポケモンセンター行ったんだよ。楽しかった。ゼニガメとヒトカゲとフシギダネのぬいぐるみと、イーブイのポーチ買った」との報告。

 18話では「今日、お金持ってなかったのね。Pontaカードのポイントで買おうと思ったら、Pontaカードのポイント500ポイントしかなかった」との報告。

 「へ~」としか言えない。どうでもいいけれどPontaカードの500ポイントって結構貯めた部類に入るぞと思ってしまった。17話とは別の日にも、黒板に「ポケモンセンター行ってきます」と書いていた春花。暇なのかもしれない。

ホラーすぎる汚風呂(第18話)

 新メンバーの凌が初めてテラスハウスの男子風呂に入ることに。だが、映し出された風呂は目を覆うほどの汚さだった。床には、プールのごみを取る用と思われる網やスポンジ、濡れて丸まったタオル、ぐちゃぐちゃのビニール袋などが放り出されていて、浴槽にもタオルらしき布が浮かんでいる。スタジオメンバーも「ホラー!」「事件!?」「水死体?」と怖がるほどの惨状。

 お風呂から出てきた凌は「聞いていい? あのタオルは何なの? ちょっと1回さ、掃除しない?」とメンバーに提案した。夜逃げ同然に出て行った翔平も、最後にお風呂掃除くらいしてくれていたら……。

 今後は“テラハあるある”の水回り汚すぎる問題でも、ひと悶着ありそうなので注目したい。

【テラスハウスレビュー】翔平の「セックスしまくってる」発言を受け、香織にぜひ忠告したいこと

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、9月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

戦慄の流佳アート(テラスハウス第16話)

 以前、イラストレーターの香織から画材を見繕ってもらっていたアルバイトの流佳。それを使っているシーンは一切なかったが、今回、新メンバーの大学生・愛華(えみか)から「描いた絵を見たい」と言われ、披露することになった。

 「デッドプールと未来図を書きました」とA4ほどのスケッチブックを開いて見せると、そこに描かれていたのは、怪獣(デッドプール?)が、小さな生き物たち(人間?)の前に現れている(襲っている?)ような状況を、小学生男子の落書き風タッチで描いたものだった。メインの画材は黒ボールペンと思われる。21歳の男が本気100%で描いたと思うと、底知れぬ恐怖を感じる何かがそこにはあった。

 しかし流佳は、あくまで真面目に「これパッと見、小学生(が描いた)みたいじゃないですか。けど、この中に一つひとつストーリーがあって、隠し絵もあって。宇宙から来たストーリーとか、ここから見た人はこういう生物だと思うけど、本当はこの人が操ってるみたいな、でも操ってる人を乗っ取るために侵入者がここにいるんで……」と、丁寧に解説。

 戸惑う愛華を気にもせず、スケッチブックをめくっていき、赤いペンで「これからは、」と走り書きされたホラーなページも臆することなく見せていた。

 挙句の果てに、愛華のサインを勝手に考え、スケッチブックに書き出す流佳。「今すごいの気づいちゃった。(ひらがなで)『えみか』ってつなげて書いたんですよ、そしたら、ここに『るか』っていう字が出てきた!」と、笑顔で言い出したシーンを見た時は、鳥肌まで立った。

 翌朝、そのテーブルの上には、流佳による「えみか」サインがぎっしり書かれたノートが残されていた。これをホラーと言わず、何と言おうか。

 流佳の絵に、悪い意味での衝撃を受けた愛華。翌日、「絵見せてって言ったけど、反応に困っちゃった」と、イタリア人漫画家・ペッペにこぼした。

 するとペッペ、流佳の絵を見て「アーティスト、だいたいそうなっちゃうヨネ!」「うまくなって、またヘタになる。勝手にヘタな感じで描く。ピカソとか、そうだった。『うまくなるのは簡単だったけど、ヘタになるのは一番大変だった』って、ピカソ言ってた」「スゴイ好き、こういうの」と、フォロー。言い方も押しつけがましくない。ペッペが、神のように見えた。

面食い男の独り花火(テラスハウス第16話)

 今シーズンに何度か登場している、ハワイ編メンバーでウクレレ奏者(兼チェリーボーイ)のユースケ。女優の春花に恋をし、横浜で開催される花火大会にも誘ったが、案の定フラれてしまった。

 そこでユースケは、一人で花火大会へ。サザンオールスターズの名曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」が流れる中、花火に照らされたユースケの「くまのプーさん」似シルエットが夜空に浮かび上がるだけの映像が、なんと約2分20秒も放送された。

 ハワイ編でも「テラハNo.1美女」との呼び声高いローレンにフラれていたユースケ。とりあえずそろそろ、面食いをあらためた方がいい。

 春花から「もっと本音を出した方がいい」と言われて悩む香織は、俳優の翔平に「普通に生活してるつもりだったから、『どうしてそう思われちゃったんだろう?』っていうのが大きい」と相談を持ち掛けた。

 さらに「すごい翔平のことが気になってたの、ずっと。でも春花に『本音でズバズバ言う人がいい』って言ってたから……」と‟プチ告白”まで持って行く。

 すると翔平、「俺も最初、めちゃくちゃ香織のこと気になってたの。でも『(香織は)婚約者いるよ』って、いろんな人から聞いたの。で、俺はシュンって萎えちゃった」と、疑惑をぶつけた。

 香織はそれを否定して、元カレに仕事のマネジメントをしてもらっていただけと説明。「翔平のこと好きだったから、そう(まだ付き合っていると)思われたくなくて、マネジメントも辞めてもらった」とまで暴露。まさか、翔平のことが、そこまで好きだったとは。視聴者はもとより、テラハメンバーも気づいていなかったのではないか。春花に“もっと本音を出せ”と責められるわけも、少しわかった気がした。

 「同じように『翔平は彼女いるよ』って聞いたこともあった」と質問をし返す香織。翔平は「彼女はいないけどね。セックスはしまくってるけどね」と笑顔で答えた。「また飲みに行こ(ハート)」「うん、一緒に行こ(ハート)」と、いい雰囲気で終了した第16話。いやいや、「セックスしまくってる」とヘラヘラ言う男は、「彼女がいる」男より恋愛対象から外すべきでは。意外と流されやすい香織の行く末が気になる。

【テラスハウスレビュー】愛華「庶民派の西野カナ」ペッペ「おどけた外国人」ひと癖アリの新メンバー

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、9月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

パルクール関係者の名言率高し(テラスハウス14話)

 バンド「SPiCYSOL」のボーカル・ケニーに再度告白されたフィットネストレーナーの莉咲子は、通っているパルクールの練習スタジオへ。そこで、パルクールアスリートのTAISHI(26)やKODAI(24)に、ケニーからキスされそうになって戸惑ったことを報告する。

 するとTAISHIは「それが選んだ結果っつうか、だって抜き打ちテストの連続じゃん? 人生って」、KODAIも「99パーいけるジャンプも、1パー不安があったらいかないじゃん? 莉咲子の状態って、ジャンプできないか、したくないかのどっちかだよね」と、それぞれ名ゼリフを残した。パルクールをやっていると、いい感じのセリフが出てくるようにもなるのだろうかと感じた。

ケニー、ダサいキス記録を更新(テラスハウス14話)

 結局、莉咲子はケニーの卒業前日、「これからゆっくりケニーさんを知る時間がほしい」と、ケニーと一緒に卒業を決意。それを聞いてうれしくなっちゃったケニーは「なんか、ちょっと来て」と莉咲子にものすごい速さで近づいて、顔を背けられているのに背中を抑え込みキス。去り際には「これが女子は好きなんでしょ?」とでも言うように、頭ポンポンまでしやがった。

 スタジオのYOUも、「女子に準備をさせないほどのスピードで、一方的に大人がキス……。すごい幼稚じゃなかったですか?」と呆然。第13話で樹立した“テラハ史上最もダサいキス”記録を今回、自ら塗り替えた。卒業おめでとうございます!

 「マーベルになりたい」という夢を持つアルバイトの流佳。夢への第一歩として、マーベルファンの集うカフェでバイトしたいと話していたが、「行ったんすけど、募集してなかったです」と、女優の春花に報告した。「けど飲み物飲みました。アイアンマンビール。結構よかったですね」と、なぜか満足そうな流佳に対し、春花は「発言の精神年齢が低い。もうちょっとよく考えて発言しないと。世界で仕事したいって思ったら英語が必要だし。勉強してる?」と、何度目かのお説教を始める。

 すると流佳は「勉強してない。英語は話してる方がわかりやすい、俺の頭的には。直接外国のお客さんと話す方が理解しやすいんだよね」と反論。「I’tsの意味はわかんないけど、I’ts使ったりしてる。Thisもわかんないけど、使ってる。言葉で覚えてる、俺」と、得意げに話した。

 このレベルの話になってきたら、お説教も時間のムダに思えて放り出してしまいそうなものだが、春花はあきらめない。「もっと自分の発言と並行して実行に移した方が、いい報告に向くと思う」と、アドバイスを続けた。“夢番人”の春花はちょっとうっとうしくはあるけれど、流佳を見捨てない慈悲深さには恐れ入る。

流佳、台風を知らない(テラスハウス15話)

 第15話でも流佳は、春花に「台風」という言葉の意味を教えてもらっていた。

春花「明日、台風だよね」
流佳「雨ですか?」
春花「台風」
流佳「台風は雨っすか?」
春花「台風は雨。すごい風がいっぱい」

 これからも、流佳に根気強く日本語を教えていってほしい。

 卒業したケニーと莉咲子に代わり、大学生の愛華(えみか)とイタリア人漫画家のペッペが新メンバーに加わった。ペッペは「チャオ! 今日から住みマスヨ~! ヨロシク~!」とインターホン越しでもテンションが高く、家の中に靴で入り「オッ、ヤバイ! コレはちょっと玄関に置いときマスネ!」とおどける外国人ギャグを披露した。

 一方の愛華は、“庶民派な西野カナ”というようなおしゃれさん。黒いキャスケット帽をかぶって登場したが、テラハの中に入ってからも、部屋を案内されている間も、メンバーとのランチ中も、キャスケット帽を取ることがなかった。何かこだわりがあったのだろうか。

 ひと癖ありそうな新メンバーのこれからが楽しみである。

【テラスハウスレビュー】愛華「庶民派の西野カナ」ペッペ「おどけた外国人」ひと癖アリの新メンバー

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、9月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

パルクール関係者の名言率高し(テラスハウス14話)

 バンド「SPiCYSOL」のボーカル・ケニーに再度告白されたフィットネストレーナーの莉咲子は、通っているパルクールの練習スタジオへ。そこで、パルクールアスリートのTAISHI(26)やKODAI(24)に、ケニーからキスされそうになって戸惑ったことを報告する。

 するとTAISHIは「それが選んだ結果っつうか、だって抜き打ちテストの連続じゃん? 人生って」、KODAIも「99パーいけるジャンプも、1パー不安があったらいかないじゃん? 莉咲子の状態って、ジャンプできないか、したくないかのどっちかだよね」と、それぞれ名ゼリフを残した。パルクールをやっていると、いい感じのセリフが出てくるようにもなるのだろうかと感じた。

ケニー、ダサいキス記録を更新(テラスハウス14話)

 結局、莉咲子はケニーの卒業前日、「これからゆっくりケニーさんを知る時間がほしい」と、ケニーと一緒に卒業を決意。それを聞いてうれしくなっちゃったケニーは「なんか、ちょっと来て」と莉咲子にものすごい速さで近づいて、顔を背けられているのに背中を抑え込みキス。去り際には「これが女子は好きなんでしょ?」とでも言うように、頭ポンポンまでしやがった。

 スタジオのYOUも、「女子に準備をさせないほどのスピードで、一方的に大人がキス……。すごい幼稚じゃなかったですか?」と呆然。第13話で樹立した“テラハ史上最もダサいキス”記録を今回、自ら塗り替えた。卒業おめでとうございます!

 「マーベルになりたい」という夢を持つアルバイトの流佳。夢への第一歩として、マーベルファンの集うカフェでバイトしたいと話していたが、「行ったんすけど、募集してなかったです」と、女優の春花に報告した。「けど飲み物飲みました。アイアンマンビール。結構よかったですね」と、なぜか満足そうな流佳に対し、春花は「発言の精神年齢が低い。もうちょっとよく考えて発言しないと。世界で仕事したいって思ったら英語が必要だし。勉強してる?」と、何度目かのお説教を始める。

 すると流佳は「勉強してない。英語は話してる方がわかりやすい、俺の頭的には。直接外国のお客さんと話す方が理解しやすいんだよね」と反論。「I’tsの意味はわかんないけど、I’ts使ったりしてる。Thisもわかんないけど、使ってる。言葉で覚えてる、俺」と、得意げに話した。

 このレベルの話になってきたら、お説教も時間のムダに思えて放り出してしまいそうなものだが、春花はあきらめない。「もっと自分の発言と並行して実行に移した方が、いい報告に向くと思う」と、アドバイスを続けた。“夢番人”の春花はちょっとうっとうしくはあるけれど、流佳を見捨てない慈悲深さには恐れ入る。

流佳、台風を知らない(テラスハウス15話)

 第15話でも流佳は、春花に「台風」という言葉の意味を教えてもらっていた。

春花「明日、台風だよね」
流佳「雨ですか?」
春花「台風」
流佳「台風は雨っすか?」
春花「台風は雨。すごい風がいっぱい」

 これからも、流佳に根気強く日本語を教えていってほしい。

 卒業したケニーと莉咲子に代わり、大学生の愛華(えみか)とイタリア人漫画家のペッペが新メンバーに加わった。ペッペは「チャオ! 今日から住みマスヨ~! ヨロシク~!」とインターホン越しでもテンションが高く、家の中に靴で入り「オッ、ヤバイ! コレはちょっと玄関に置いときマスネ!」とおどける外国人ギャグを披露した。

 一方の愛華は、“庶民派な西野カナ”というようなおしゃれさん。黒いキャスケット帽をかぶって登場したが、テラハの中に入ってからも、部屋を案内されている間も、メンバーとのランチ中も、キャスケット帽を取ることがなかった。何かこだわりがあったのだろうか。

 ひと癖ありそうな新メンバーのこれからが楽しみである。

【テラスハウスレビュー】ケニー、莉咲子に仕掛けた「テラハ史上最もダサいキス」を考察

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、8月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

流佳、マーベル俳優への近道を発見(テラスハウス第13話)

 “マーベル俳優になりたいかもしれない”という夢を語っていたアルバイトの流佳。イラストレーターの香織から、「(夢に近付くために)バイト変えるの?」と聞かれると、下北沢にマーベルファンが集うバーを見つけたと報告し、「明日行ってみる(キリッ)」と得意げに話した。

 引き気味の香織が、「将来やりたいかもしれないところと近いバイトだといいよね。自分の今後のためになりそうなことに就けるといいよね」とやんわり諭すが、流佳は「でもそこはアメコミのバーだから。普通のバーだったら俺、行かないもん。アベンジャーズの看板があるバーだから」と珍しく反論する。どうやら、本気で「マーベルファンの集うバーに出入りすることが、マーベル俳優への第一歩だ。そんなバーを見つけた俺、よくやった」と思っているようだった。

 別に「夢がないこと」や「大きすぎる夢を見ること」がダメとは思わないけれど、流佳の場合は発想がハタチにしても幼なすぎて(尊敬する人は「仲直りさせたから」という理由で坂本龍馬、あこがれの人はヒカキン等)、心配になる。まずはバーでも何でもいいから、社会勉強をしてほしい。

ケニー、車がまさかのスクールバス(テラスハウス第13話)

 フィットネストレーナーの莉咲子に告白したバンド「SPiCYSOL」のボーカル・ケニー。しかし、莉咲子からは「とっても好きだなとは思うけど、たくさんたくさん知らないと私は付き合うっていう確信に至らない。だからまだわからない」と保留にされてしまう(莉咲子からもめちゃくちゃ好き好きアピールをしていたのに!?)。

 後日、2人はドライブデートに出かけるが、その際にケニーが乗ってきたマイカーは、「SCHOOL BUS」という看板がついたレトロでバカでかいキャンピングカーだった。「かっこいいだろ、これに乗ってる俺!」が出すぎていて、恥ずかしい。助手席がない作りで、莉咲子は運転席と離れた後部座席に座らせられ、声を張ってケニーと会話していた。とても疲れそうである。

 連れていかれた先も、台風が通過したかどうかというタイミングにもかかわらず海。車中でケニーはなぜか「海、入れます!」と断言していたものの、案の定、海は大荒れで眺めるだけだった。

 ケニーは、荒れた海を前に、まもなくテラハを卒業する意思を莉咲子に告げ、さらに「莉咲子の人生にとって、俺が必要な男かどうか考えてみて」と再告白した。「今決めろって言われたら、そこまでの気持ちではない」と、また振られるが、まだあきらめない。

 ケニーは、テラハメンバーを招待した「SPiCYSOL」のワンマンライブの最後に、「この人(莉咲子)にピッタリな曲になってました。その人にエールを、次の曲で送ってもいいかな」と話し、莉咲子を思って書いたという新曲「After Tonight」を披露してみせた。莉咲子は涙ぐんで、腕組みしながら聞きいっていたが……。

 ……いやいやいや、ライブに来てくれたほかのお客さんの気持ちを考えてみてくださいよ。ワンマンに来るくらい応援してくれているファンの前で、1人の女のため作った曲を自分に酔って歌うという茶番。これで曲が良ければまだ「彼女が創作意欲をかき立ててくれてるのね!」と少し許せるけれど、歌詞もメロディーも、特に印象に残らない薄っぺらさ。これでファンを辞めた人、何人いるだろうか。以前、「悩んだらファンのために頑張る」とドヤ顔で語っていたケニー。ファンのことを考えたら、一番やっちゃいけないことをやったのでは。

 ステージ上での動作や、その前に歌っていたケニー作詞曲「Sex On Fire」の歌詞も、恥ずかしくてまともに画面を見られなかった。いや、ベタベタなバラードで声張って「Sex On Fire」って……。

ケニー、キスがダサい(テラスハウス第13話)

 ケニーの自己陶酔バラードでヒロインモードに入ってしまった莉咲子は、泣きながら「すごい好きだったよ、好きだよ、好きだった、わかんないわかんないわかんない、行かないでとか言っていいなら、すごい言ってる。行かないで」と迷ゼリフを披露。これで「行ける!」と思ったらしいケニー、またしても莉咲子を呼び出し、「俺がテラハを出るまでにもう一度考え直して」と告げる。まだ引っ張る気である。往生際の悪さもダサい。

 さらにケニーはその後、莉咲子を待ち構えてキスを迫る。拒絶しているところを捕らえ、むりやりしようとするが逃げられて空振りし、頬のあたりにかろうじて唇を寄せていた。なんというダサさ! テラハ史上最もダサいキスに認定したい。

【テラスハウスレビュー】最年少・流佳、「かわいい~」では済まされなくなってきたおバカ言動

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、8月の前半配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

流佳、夢はマーベル俳優(テラスハウス第11~12話)

 以前、将来の目標を「ヒーローになりたい、マーベルが好き」と言っていたアルバイトの流佳。第11話では、イラストレーターの香織にあらためて将来について聞かれると、「今はいろんな考えが頭の中ごちゃごちゃしてる。何からどうやればいいかわかんなくなって。最初の動きが。今思ってんのは、スタントマンじゃないんすよ」と言い出す。「ヒーローになりたい」は冗談や何かの例えでなく、本気で「マーベル映画に俳優として出る」ことを指しているという衝撃の事実が明らかになった。

 その場にいた香織以外のメンバーも、これには「ロバート・ダウニー・Jrってこと?」「俳優さん!?」と驚く。流佳は「そうそう。かっこいい人にはなりたいなって、すごいあこがれを持ってる」と平然と話したが、「俳優さんとしてマーベルを見てるの?」「英語は?」「演技の勉強は?」「どんなふうにかなえようとしてる?」と詰められると、口をつぐんでしまった。

 また12話では、女優の春花に尊敬する人物を聞かれ、マーベルヒーローを挙げるのかと思いきや「坂本龍馬とか」。理由を問われると、「えーと、自分がぁ、危ないとわかってんのにぃ、自分の足でぇ、いろんなとこまわってぇ、仲直りさせた」と幼稚園児のような回答を披露した。

 最年少20歳といえども、さすがに「かわいい~」では済まされないレベルであることがわかってきた。マーベルにも坂本龍馬にも罪はないのに、ただただ流佳の幼さ(おバカさ)を強調するアイテムになってしまい、気の毒である。

 マルチクリエーターを目指す俳優の翔平は、ピンク映画『バージン協奏曲』の撮影へ。ソープランドのようなセットで、全裸の翔平が、パンティー1枚の女優さんと絡み合うシーンの撮影風景が放送された。その時間なんと70秒間! さすがNetflix! 

 結構、濃厚なシーンだったが、スタジオの山ちゃん(南海キャンディーズ・山里亮太)は「やっぱり聖南とノアの方がうまいな~」との感想。確かに、軽井沢編でモデルのノア&聖南が繰り広げた伝説の“騎乗位キスからのラブホ行き”の方が断然リアルで、生々しいエロさがあった。

 しかし翔平のこのシーン、地上波での放送ではカットされるかもしれないので、要チェックです(翔平の濡れ場に興味のある方には)。

流佳、戦慄の手料理(テラスハウス第11話)

 将来の目標の甘さや普段の生活態度について、春花とバンド「SPiCYSOL」のボーカル・ケニーにお説教をされた流佳。おバカだけれど根が素直な流佳は、自立の第一歩として「俺、これから料理してみる、いっぱい!」と心を決めた。

 「カルボナーラ風パスタにする予定です」とキッチンに立ったが、パスタを茹でているお湯の中に溶き卵を入れるという謎の暴挙。さらにその鍋の上で、ブロッコリーをキッチンバサミでチョキチョキして直接インした。味付けをした様子もない。見守っていた春花に「味がしない。味がしないって、失敗なんですかね?」と不思議そうに言っていたが、結局おかわりまでして完食していた。

 お説教にも腐らず第一歩を踏み出した流佳、えらいぞ! と思いつつ、「なぜレシピ検索をしなかったのだろう」「カルボナーラに卵が入ることだけは知っていたのはなぜだろう」と流佳への謎は深まった。

 ケニーは、香織に「ネット掲示板で見たんだけど」と、“春花がフィットネストレーナーの莉咲子のインスタをブロックした疑惑”を相談。「春花がふっかけてるようにしか見えない」「春花が怖い」と、ネット掲示板の情報にかなり影響を受けているようだった。

 結局、香織に促される形になった春花が、莉咲子に「フォローを外そうと思ったら間違ってブロックしちゃった」と、説明して表面上は解決したのだが、この一件で露呈したのは春花の怖さでも何でもなく、「ケニーはネット掲示板を細かくチェックしている」「しかも、かなり影響を受けている」という、アーティストとしては何となくダサい事実だった。

ケニー、謎の選曲(テラスハウス第12話)

 莉咲子に煮え切らない態度を取っていたケニーだが、翔平には「莉咲子が好き」と明かし、次のデートでは、夕日が見える逗子の海でサップをして告白しようと計画していた(治りかけではあるものの、骨盤を骨折している莉咲子をサップに連れ出そうとする神経は、よくわからない)。

 結局、サップは台風予報のため断念したのだが、別の日の昼間、テラハのプールサイドで2人きりになり、かなりいい雰囲気になったケニーと莉咲子。ケニーは、「じゃあ夕日をプレゼントしてあげられなかったかわりに、歌をプレゼントしてあげよっか、今の気持ち」とギターを持ち出してきた。

 この流れで行くなら、わかりやすいラブソングか!? と期待したものの、ケニーが弾き語りしたのは七尾旅人の「サーカスナイト」だった。素敵な曲です。でも、なぜ今、このような変化球を? ここは以前ライブで歌っていたベタベタな自作ラブソング「Coral」でもよかったのでは……。

 その夜、ケニーはあらためて莉咲子に「前は莉咲子のこと気になるって言ってたけど、今はかなり好き」と告白。莉咲子は「とってもうれしい。けど、あんまりうまく反応できない」と微妙な表情になったところで、第12話は終了。ケニーは今ごろ、ネット掲示板で自分の告白に対する評価を熱心にチェックしていることだろう。