キッチン収納、劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが「100均グッズ」だけで手直し&解説

整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します! 今回は番外編のお届けです。

今日のテーマ:キッチンの引き出し、100均グッズで手直し

 前回に続き、叶井俊太郎さんの新居でキッチンを片付けます。今回は、溢れたモノが引き出しに入るように「収納の手直し」をします。

 手直しするのは、写真上の引き出し6個と、逆サイドにある引き出しの合計12個。 すべて、ビフォーアフター写真で解説していきます。

[1:Before]キッチンのシンク下

 こちらは叶井さんの手による収納です。キッチンで使う洗剤も全部入れて、コンロまわりに入らなかった調理道具が無造作に詰め込まれていました。

[1:After]シンク下は「水を使うモノ」が正解!

 シンク下の引き出しなので、「水を使うモノ」を置くと効率が良くなります。写真上だと、よく使う洗剤、野菜カッター類、ザルとボウル、米びつ(白米)、ミキサーです。[Before]にあった、排水口用の洗剤は、使用頻度が低いので前回の収納庫へまとめました。

[2:Before]一番下段の引き出し

 引っ越し前のキッチンが広かったため、よく使う調味料や消耗品のストックばかり。何を入れたらいいかわからず、とりあえずストック置き場にしたのだそう。

[2:After]大容量の調味料や調理家電などを収納!

 一番下の引き出しは、かがむ姿勢になるため「使用頻度の低いモノ」を置きます。また、重めの調味料もコチラ。キロ単位の調味料(塩、砂糖、小麦粉)大容量のお茶類、大きめの保存容器を収めました。ほか、ホットプレートや消耗品も◎です。

 日用品をWEBで買う家ほど、まとめ買いをしがちなので、その物量に悩まされます。ゴミ袋は、ゴミ箱付近が鉄則なので移動しました。

[3:After]引き出し収納は、よく使うモノが優先!

 コンロ上に置きっぱなしだった、調理道具の住所を決めました。ストック品より、よく使う道具を優先にするように。

[4:Before]グリル横の引き出し

 狭い空間に、調理用ツールぜんぶを入れようとしないこと。滅多に使わない道具が、出し入れの邪魔になりストレスに感じます。

[4:After]調理ツールの収納は、一箇所にまとめなくてもOK!

 調理ツールの使用頻度に分けて置き場所を変えます。写真上の引き出しには、2軍(週に数回使うモノ)が◎。たくさんあった調理箸は、2本残してほかは予備(3軍)へ。1年に数回しか使わないツールも3軍(別の引き出しにまとめる)です。

[4:ポイント]1軍の調理ツールは、コンロ脇がおすすめ!

 毎日使うツールのみ、コンロ脇に設置。写真上のように、マグネットフックへ。利き手側のツールスタンドに立てる収納もおすすめです。

[4:ポイント]水切りネット収納に、100均ポーチが優秀

 食洗機に詰め込んであった「水切りネット」を、ダイソー「L型ビニールケース」へ詰めました。箱よりコンパクトにまとまるし、在庫量も見えるのでおすすめです。

 コンロ下の引き出しに全部入れて、ギュウギュウになった例です。これだと、鍋を一度で取り出せず、どかしながら、ぶつけながらになります。

[5:After]道具の収納は「ワンアクション」を目指す!

 両手で持つ鍋、重たい鍋の収納は、引っかからないように余白を残して収納します。

 片手鍋やフライパンは、ファイルボックスに「立てる収納」が定番です。今回は、大小サイズを入れ子式収納に。取り出しのアクション数を減らす工夫がストレス回避になります。

[6:After]浅めの引き出しは1個置きがベスト

 使用頻度の低い鍋や調理道具は、何も入っていなかった一番下へ収納。また新しいモノが増える可能性も含めて、余白を持ちました。

 次は、反対の「カウンター側の引き出し収納」です。

 お次は、カウンター側です。こちらは、食器棚と食品ストックとして活用していました。写真上の6個の引き出しをビフォーアフターで解説していきます。

[7:Before]一番上の引き出し

 叶井さん自身が収納した[Before]です。モノが積み重なって、底にあるモノの存在がわかりません。

[7:After]家族全員が「使うモノ」を入れると正解

 一番上の引き出しは、使いやすいため「家族みんなが使うモノ」を入れるのがおすすめ。また、お子さんの身長にもちょうど良い場所なので自分で配膳できるように、カトラリーをまとめました。

[8:Before]二段目の引き出し

 2段目には、保存容器とサプリ類がどっさり。浅めの引き出しだと、モノが埋もれて見えません。在庫がわかるように改善します。

[8:After]深さに合わせた「仕切りケース」で、上置き禁止!

 引き出しの深さにちょうどよい収納ケースで、空間を仕切ります。モノを置くときは、賞味期限順によく使うモノから手前に置くと◎。

 同じ食品がいくつも出てきました。このままでは食材ストックの在庫がわからなくなりがち。叶井家は、定番の食材が決まっているので「食材の住所」さえ決まれば簡単です。これまでの2度買いも減らすことができます。

[9:After]A4ファイルボックスで在庫管理もスッキリ!

 食材の種類別収納に、100均のA4ファイルボックスを使います。 上からひと目で在庫がわかるように、1箱1種を目安に分別。食材を置くときは、賞味期限が見えるように消費順に配置します。

[10:Before]一番上の引き出し

 引っ越しを機に、使わない食器類は処分してきたと叶井さん。家族3人で使う厳選された食器だけで、すでにスッキリしていますが……。実際は、水切りかごも食器棚として使っていました。

[10:After]すべての食器に「住所」を用意すること

 新居には食洗機があるので、水切りかごを物置へ一時保管していただくことに。

 水切りかごにあった食器も、全て収納しました。全部の食器を集めて「モノの住所」を徹底的に決めます。

 

 食器のほか、おろし器とお菓子の型が入っていました。置く場所がないからと、なんとなく置いた例です。どちらも、グループ別収納に移動します。

[11:After]食器の重ねおきは、2種類までが原則

 断捨離済みなので、劇的な変化はありませんが……。食器を重ね置きする場合は、2種類のサイズ違いまでがおすすめです。

[12:Before]引き出し3段目

 深型の引き出しには、家電や消耗品がバラバラにイン。モノが収まらないので、床上までモノ置き化していました。このように、「モノの住所」が決まっていないと、散らかるきっかけとなります。

[12:After]深さに合わせたモノ、重たいモノがベスト!

 100均のファイルケースに水筒をまとめて、スッキリに。床置していた米びつ(玄米)も余裕で入ります。全ての「モノの住所」が決まったので、調理作業もスムーズになると思います。

 次回は、カウンター上の収納です。

キッチン収納、劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが「100均グッズ」だけで手直し&解説

整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します! 今回は番外編のお届けです。

今日のテーマ:キッチンの引き出し、100均グッズで手直し

 前回に続き、叶井俊太郎さんの新居でキッチンを片付けます。今回は、溢れたモノが引き出しに入るように「収納の手直し」をします。

 手直しするのは、写真上の引き出し6個と、逆サイドにある引き出しの合計12個。 すべて、ビフォーアフター写真で解説していきます。

[1:Before]キッチンのシンク下

 こちらは叶井さんの手による収納です。キッチンで使う洗剤も全部入れて、コンロまわりに入らなかった調理道具が無造作に詰め込まれていました。

[1:After]シンク下は「水を使うモノ」が正解!

 シンク下の引き出しなので、「水を使うモノ」を置くと効率が良くなります。写真上だと、よく使う洗剤、野菜カッター類、ザルとボウル、米びつ(白米)、ミキサーです。[Before]にあった、排水口用の洗剤は、使用頻度が低いので前回の収納庫へまとめました。

[2:Before]一番下段の引き出し

 引っ越し前のキッチンが広かったため、よく使う調味料や消耗品のストックばかり。何を入れたらいいかわからず、とりあえずストック置き場にしたのだそう。

[2:After]大容量の調味料や調理家電などを収納!

 一番下の引き出しは、かがむ姿勢になるため「使用頻度の低いモノ」を置きます。また、重めの調味料もコチラ。キロ単位の調味料(塩、砂糖、小麦粉)大容量のお茶類、大きめの保存容器を収めました。ほか、ホットプレートや消耗品も◎です。

 日用品をWEBで買う家ほど、まとめ買いをしがちなので、その物量に悩まされます。ゴミ袋は、ゴミ箱付近が鉄則なので移動しました。

[3:After]引き出し収納は、よく使うモノが優先!

 コンロ上に置きっぱなしだった、調理道具の住所を決めました。ストック品より、よく使う道具を優先にするように。

[4:Before]グリル横の引き出し

 狭い空間に、調理用ツールぜんぶを入れようとしないこと。滅多に使わない道具が、出し入れの邪魔になりストレスに感じます。

[4:After]調理ツールの収納は、一箇所にまとめなくてもOK!

 調理ツールの使用頻度に分けて置き場所を変えます。写真上の引き出しには、2軍(週に数回使うモノ)が◎。たくさんあった調理箸は、2本残してほかは予備(3軍)へ。1年に数回しか使わないツールも3軍(別の引き出しにまとめる)です。

[4:ポイント]1軍の調理ツールは、コンロ脇がおすすめ!

 毎日使うツールのみ、コンロ脇に設置。写真上のように、マグネットフックへ。利き手側のツールスタンドに立てる収納もおすすめです。

[4:ポイント]水切りネット収納に、100均ポーチが優秀

 食洗機に詰め込んであった「水切りネット」を、ダイソー「L型ビニールケース」へ詰めました。箱よりコンパクトにまとまるし、在庫量も見えるのでおすすめです。

 コンロ下の引き出しに全部入れて、ギュウギュウになった例です。これだと、鍋を一度で取り出せず、どかしながら、ぶつけながらになります。

[5:After]道具の収納は「ワンアクション」を目指す!

 両手で持つ鍋、重たい鍋の収納は、引っかからないように余白を残して収納します。

 片手鍋やフライパンは、ファイルボックスに「立てる収納」が定番です。今回は、大小サイズを入れ子式収納に。取り出しのアクション数を減らす工夫がストレス回避になります。

[6:After]浅めの引き出しは1個置きがベスト

 使用頻度の低い鍋や調理道具は、何も入っていなかった一番下へ収納。また新しいモノが増える可能性も含めて、余白を持ちました。

 次は、反対の「カウンター側の引き出し収納」です。

 お次は、カウンター側です。こちらは、食器棚と食品ストックとして活用していました。写真上の6個の引き出しをビフォーアフターで解説していきます。

[7:Before]一番上の引き出し

 叶井さん自身が収納した[Before]です。モノが積み重なって、底にあるモノの存在がわかりません。

[7:After]家族全員が「使うモノ」を入れると正解

 一番上の引き出しは、使いやすいため「家族みんなが使うモノ」を入れるのがおすすめ。また、お子さんの身長にもちょうど良い場所なので自分で配膳できるように、カトラリーをまとめました。

[8:Before]二段目の引き出し

 2段目には、保存容器とサプリ類がどっさり。浅めの引き出しだと、モノが埋もれて見えません。在庫がわかるように改善します。

[8:After]深さに合わせた「仕切りケース」で、上置き禁止!

 引き出しの深さにちょうどよい収納ケースで、空間を仕切ります。モノを置くときは、賞味期限順によく使うモノから手前に置くと◎。

 同じ食品がいくつも出てきました。このままでは食材ストックの在庫がわからなくなりがち。叶井家は、定番の食材が決まっているので「食材の住所」さえ決まれば簡単です。これまでの2度買いも減らすことができます。

[9:After]A4ファイルボックスで在庫管理もスッキリ!

 食材の種類別収納に、100均のA4ファイルボックスを使います。 上からひと目で在庫がわかるように、1箱1種を目安に分別。食材を置くときは、賞味期限が見えるように消費順に配置します。

[10:Before]一番上の引き出し

 引っ越しを機に、使わない食器類は処分してきたと叶井さん。家族3人で使う厳選された食器だけで、すでにスッキリしていますが……。実際は、水切りかごも食器棚として使っていました。

[10:After]すべての食器に「住所」を用意すること

 新居には食洗機があるので、水切りかごを物置へ一時保管していただくことに。

 水切りかごにあった食器も、全て収納しました。全部の食器を集めて「モノの住所」を徹底的に決めます。

 

 食器のほか、おろし器とお菓子の型が入っていました。置く場所がないからと、なんとなく置いた例です。どちらも、グループ別収納に移動します。

[11:After]食器の重ねおきは、2種類までが原則

 断捨離済みなので、劇的な変化はありませんが……。食器を重ね置きする場合は、2種類のサイズ違いまでがおすすめです。

[12:Before]引き出し3段目

 深型の引き出しには、家電や消耗品がバラバラにイン。モノが収まらないので、床上までモノ置き化していました。このように、「モノの住所」が決まっていないと、散らかるきっかけとなります。

[12:After]深さに合わせたモノ、重たいモノがベスト!

 100均のファイルケースに水筒をまとめて、スッキリに。床置していた米びつ(玄米)も余裕で入ります。全ての「モノの住所」が決まったので、調理作業もスムーズになると思います。

 次回は、カウンター上の収納です。

劇的ビフォー・アフターで解説! 狭くなったキッチンを「100円収納で快適化」するポイント集

整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します! 今回は番外編のお届けです。

今日のテーマ:叶井俊太郎さん宅の新しいキッチンを、収納で使いやくします

 慌ただしい毎日が見えるのは、「叶井俊太郎さん宅」の引っ越し2日前のキッチンです。

 昨年の夏頃から20件以上の物件探しに入り、年末を前に突然の引っ越しが決定。物件探しはもちろん、断捨離から業者探しまで大変な苦労があったよう。そして、新居は以前の家に比べると、収納スペースが少なく手狭ということで、収納に悩んでいるとのこと。

 そこで、叶井さんお困りの「手狭になった新居」へ訪問。半分以上のモノを処分してきたのに、すでに「散らかりやすい」とお悩みでした。

 今回のテーマは、「狭いキッチンを100円収納で快適化」です。ビフォーアフター写真で解説しながら、3回に渡ってお届けします。また、片付け後の「その後」については「叶井俊太郎の子育て奮闘記」で読むことができます。

【叶井俊太郎の子育て奮闘記:100円グッズで感動の「収納」体験! 片付けのプロに、新居を片付けてもらいましたよ!】

[はじめに]簡単! 入居前に新居の「サイズ確認」の仕方

 まずは、入居前に収納場所のサイズ確認へうかがいました。持参したのは、ファイルボックスとマスキングテープ。

 キッチンの引き出しの内寸サイズは図面では確認できません。メジャーで計測する時間がないときは、ファイルボックスを入れて撮影すると◎。およそのサイズ感がわかって便利です。また、入居先の部屋の床に、持参する家具のサイズをマステで貼っておくと部屋のレイアウト確認が簡単です。

 では続いて、実際に叶井さん宅で行った片付けのビフォーアフターを紹介します。

 キッチンの冷蔵庫脇に、造り付けの小さな収納庫がひとつ。新居には、70Lのゴミ箱を置く空間がないため収納庫内に設置しました。

 また棚板を、下から約25cm間隔で調整しています。ゴミ箱横のデットスペースは、手持ちの無印良品のカラボ(W25cm)を使いました。これをベースに、引っ越し荷物を詰め込んでもらった結果が上の写真です。

キッチンの収納庫[After]

 収納グッズと置き方の工夫で、写真上のように変わりました。

 家族の誰が見ても「在庫量がわかる」「出し入れしやすい」仕組みです。ポイントを3つに分けて、説明していきます。

[ポイント1]セリアの「ファイルボックス」で空間をフル活用!

 セリアの「ファイルボックス 横型 スティックボーダー」を使って、棚板の高さをフル活用しました。

 使い勝手が良ければ、ファイルボックスを透明(ニトリの「A4ファイルケース Nオール」)に変えると在庫の管理がもっと楽になります。幅広の洗剤ストック類は、セリアの「A4ファイルボックス」です。

 お弁当用の、フードパックやアルミホイルが詰め込まれていた部分。出し入れするたびに崩れるため、ストレスを感じるそう。こういった場合は、ブックスタンドやA4サイズの箱が役立ちます。

 ダイソーのブックスタンド(W13.5×D10×H20cm)を4つ用意してラップ類の雪崩を防止しました。

 また、モノの置き方にも工夫があります。フードパックを使うときは忙しい時間なので、「封から出して置く」と違います。事前に開封することで、イライラしないで済みコンパクトにもなります。あとは、叶井家に余っていたイケアの空き箱に箸やスプーンを用意。蓋の上にすぐ使うモノ。箱の中にストックと2段に分けると便利です。

[ポイント3]隙間収納に最適なカラボ

 この収納庫は折り戸の扉のため、左側がデッドスペースになります。引き出し式の収納アイテムを使うとモノが出せなくなるので、こういった場合はカラーボックスを使います。叶井家にあった無印良品のカラボをここに持ってきました。

 棚板が1枚なので、写真のようにデッドスペースが出ます。以下のメーカーは棚板が2枚なので、変えるとさらに便利になります。

<25cm未満の隙間収納(高い順)>
■コーナン「オリジナル スリムボックス 6020」1,080円(税抜)サイズ:W20×D29×H60cm(棚板2枚)
■ニトリ「カラーボックス Nカラボ スリム2段」916円(税込)サイズ:W22.4×D29.8×H59cm(棚板2枚)

※価格等、すべてライター調べ

[アドバイス]使いにくい扉は、外してしまうのもアリ!

 扉の開閉にデッドスペースがある、使いにくさを感じたら、扉を外してロールカーテンに変える、ネジを緩めて左右にスライドできるようにする方法もあります。もちろんその前に、高い買い物ですから販売店に相談するのが一番です。

 お次は、キッチンの作業台まわりのビフォー・アフターです。

 「半分以上のモノを処分してきたのに、キッチンが狭すぎて入りきらない!」 と叶井さん。確かに、「厳選されたモノ」しか残っておらず量的にはミニマリストレベルでした。

 シンクやコンロ周りが散らかりやすくなる理由は「モノの住所が決まっていない」と「引き出しの出し入れが不便」なだけ。これを見直せば、簡単です。

シンクまわり[After]

 シンク周りにあるモノすべてを引き出しに収納したら、こんなにスッキリ! 引き出しの収納を見直したら劇的にスッキリと片付きました。

 旧家では、食器洗浄機が付いてなかったので、これまでの習慣から水切りラックを用意したそうですが、これからは、プラスチック容器以外のすべてを食洗機で洗うことができます。

コンロまわり[After]

 手持ちの鍋と調理道具も全部、引き出しに入りました。写真上のフライパンも戻す住所を決めてあります。

 このように、コンロ周りに置かないことで、面倒な油汚れを減らすことができます。

 毎日使うツールだけコンロ脇に用意しました。毎日使わないツールをコンロ付近に置くと、油と埃が交じる汚れで頑固になります。コンロ周りは、「毎日使う1軍のみ」と決めると、管理も行き届きやすくなります。

調味料は、そのままにしました

 調味料まわりは、まったく手をつけずに出し並べのまま。驚くほど「定番化」が決まっているようで、1軍の調味料と道具だけで構成されていました。油も1L未満と、片手での出し入れが簡単なサイズを選んでいます。そのこだわりを感じ取れたので、調味料はあえてこのままをキープ。

 キッチンの作業台まわりがスッキリしたことで、調理作業も簡単になります。キッチンの引き出しの片付け方は、次回の「引き出しの中ぜんぶ収納」でお見せします。

――次回は3月8日公開!

48時間で汚部屋スッキリ! 劇的ビフォーアフターで解説、「片付く家になる10ポイント」

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:もう二度と、汚部屋に戻りたくない(主婦Mさん・32歳)

 前回(片付く家になる10ポイント〜その1〜)に引き続き、衝撃の汚部屋だったMさん宅(3LDK:夫の仕事部屋を除く)の最終章です。ビフォーアフター写真で部屋を比較をしながら、「リバウンドしない10のポイント〜その2〜」をご紹介。片付くまでにかかった時間も、ダイジェストでまとめます。

【ポイント1〜5はこちら】

[ポイント6]増えたら減らすが基本! 「数と枠」に制限を

[Before]

 子ども部屋のクローゼットには、Mさんの吊るす洋服とバッグが乱雑に入っていました。洋服を一つひとつ手に取ると、同じデザインばかり。Mさん自身も、手持ちのワードローブを把握していませんでした。

[After]

 同じデザインの洋服を減らして、種類別(デザイン、色、季節)に分けました。理想は、ワンアイテム3択です。そんなにきちんと分けなくても、と思われますが、きっちり「枠」を決めることでリバウンドを防げます。

[After]

 洋服の片付けは「ハンガーの数」を決めるところまで含まれます。クリップで種類別に分けて「枠」も用意しました。このように管理すると、洋服が増えた時に「着ていない洋服」が目立ちます。ノープランで洋服を買ってしまう人ほど、「制限」を持つことが大切です。

[Before]

 キッチンの作業スペースが埋もれると、調理時の不満を感じやすくなります。「モノの住所」が決まっていない、出し入れしにくいとすぐに散らかります。キッチンは、作業スペースが見えるほど調理時間が短縮されます。

[After]

 戻す場所があれば、作業中の「出しっぱなし」も減らせます。収納力に限りがあるからこそ、小物まで徹底的に「モノの住所」を決めましょう。小さなキッチンだって、コックピットみたいと満足できるはず。

[Before]

 散らかっている家ほど、押入れの収納力を活用していません。扉を開けると、中に何が入っているのか把握できていません。何が入っているのか、目で見てわかるようにするほど片付けは簡単になります。

[After]

 扉や引き出しの中を仕分けするときは、できる限り「透明の箱」がオススメ。細かい小物も「透明の袋」へ分類すると忘れません。開ければ「見える」がお約束です。カゴ、色付きの箱、紙箱の場合は、ラベルを貼ってわかりやすく!

[Before]

 「子どものおもちゃ」のように、回転率が高いモノほど「定期的な見直し」が必要です。人生の節目(子どもの成長、仕事の変化など)を機に、過去のモノを手放し「新しいモノが入る準備」をしないと、古いモノに力を奪われます。

[After]

 古いモノ(赤ちゃんの頃のおもちゃ、Mさんが独身の頃の雑貨)を処分して、子どもの「プレイルーム」に変えました。子どもの成長に合わせて、「定期的な見直し」を続けていきましょう。溜め込まないで、こまめに転売を!

[Before]

 ワイヤー、木製、プラスチック、紙箱……。不揃いな収納ボックスがMさんの「片付けなくちゃ」という焦りを表しています。収納グッズを買う前に、「気持ちの整理」をして「モノを減らす」べきでした。

[After]

 「もう二度と、汚部屋に戻りたくない」と願うなら、一番の解決策は「簡単に買わない」ことです。値段や流行に釣られると、あっという間にリバウンドです。新しいモノを家に入れるときは、テーマ、カラー、サイズを決めて「こだわりを持つ」ようにしましょう。思いつきで買わない努力が必要です。

[まとめ・日数編]汚部屋丸ごと「片付けに必要」な日数は?

 Mさん宅の、「片付けスケジュール」です。毎週1回の訪問で、8日間(48時間)かけました。片付けをすると決めたら、「とことん丸ごと」やり尽くしましょう。古いモノを捨てるのですから、未来を変えるつもりで挑みましょう。ペン1本まで見逃さずに断捨離することが大切です。モノを捨てながら「持ち方」「選び方」「買い方」が改善されます。

 片付け最終日を前に「家族の笑顔を取り戻せました」とMさん。子どもが、リビングを楽しそうに駆け回る姿を見守ることもできました。この光景が続くように、「リバウンドしない10のポイント」を送ります。
―END―

☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!]大募集!☆☆☆

片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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汚部屋ビフォー・アフター、衝撃5連発! 収納のプロが教える「片付く家になる10ポイント」

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:もう二度と、汚部屋に戻りたくない(主婦Mさん・32歳)

 当コーナー企画の応募動機に、「助けて、夫と離婚したくない!」と悲痛などメッセージを添えてくれたMさん宅(3LDK*)の片付け最終章です。部屋が汚すぎて夫が帰ってこない、という事情をMさんは抱えていました。

 今週は、家のビフォーアフターを写真で比較をしながら、「片付く家になる10のポイント〜その1〜」をご紹介。片付けにかかった予算は? といったまとめも含めて、全2回でご案内します。(夫の仕事部屋を除く)

[ポイント1]片付けで最も重要なのは、「気持ちの整理」!

[Before]

 片付け前後に一番大切なのは、「気持ちの整理」です。まずは、「どんな生活が理想?」「この部屋で何をしたい?」と目的を考えます。次に、「家事で苦手なこと」「生活の中で困っていること」など、悩みやストレスを探します。

[After]

 片付けによって、「ママ友を呼んでお茶したい」「子どもを見守りたい」「北欧雑貨を飾りたい」など、すべての目的を達成しました。気が重い掃除と洗濯も、この空間なら頑張れるとMさん。最大の悩みだった、旦那様との関係もすっかり過去の笑い話です。

 毎日の暮らしに愛着を持つほど、キレイをキープする意欲がわきます。だからこそ、夢と目標を持つことが大切です。

[Before]

 玄関は「幸福の入り口」と呼ばれます。地震の多い日本では、「命を守る出口」にもなります。だからこそ、絶対にゴチャゴチャしてはいけない場所。でも、外出先から帰るとつい荷物を床に降ろして放置してしまいますよね。

[After]

 強い心で「床にモノを置かない」と、マイルールを持ちましょう。ドアハンガーに掛けるのも3つまで、など“数”のマイルールを決めるとさらに◎。家の「床・壁・窓」が見えるように意識するほど、風と光が回る落ち着いた家になります。

[ポイント3]消耗品は、「使い切る」!

[Before]

 生活に必要な消耗品には、“新商品” “お買い得品”などの情報がつきもの。使い切る前に、新しい品を買うとご覧の通り。本当に「使いたいモノ」「使いやすいモノ」だけを残せば「あらゆる無駄」とサヨナラできます。

[After]

 洗面台が狭いとお悩みなら、数を減らすほか「洗剤を1本化できないか?」「タオルをコンパクトにできないか」と考えるのも大事。空間を広くすることは不可能なので、「あると便利」を追わず「なくても大丈夫」からはじめてみて。

[Before]

 「家事と育児が終わらない」と悩むMさん。生活の中で、「やることが多い」と感じたら「モノを減らす」サインです。 例えば、水回りの「布モノ」だって洗濯が必要。これをなくすだけで、掃除のプロセスも簡単になります。

[After]

 ホコリ防止の「布カバー」も、雑用を増やすモノでした。ちなみに、殺風景に感じて100均グッズで飾るのは要注意! Mさんの「今」出来る範囲を考えると、ホコリが溜まりやすいモノは避けたほうが無難。

[ポイント5]洋服の持ち方は、「数より質」で勝負!

[Before]

 Mさんも、今どきのファストファッションが大好き! 買いやすい値段もあって、似た洋服がギュウギュウに押し込まれていました。自分を素敵に見せるはずが、詰め込みすぎたせいでシワシワなのは残念です。 確かに、「折りたたんで立てて収納」すればたくさん入ります。でも、セーターやTシャツに折り目が付いてしまいます。

[After]

 洋服は、数を持つより「質を維持する」吊り収納のほうがキレイをキープできます。回転率の高いクローゼットのほうが、「今どきのオシャレ」に満足できます。

 Mさん宅の、「片付け材料費」です。家がスッキリすると「色を揃えたい」「オシャレな収納アイデアを真似たい」などの夢が広がります。でも、ちょっと待って! 片付けの目的が「スッキリしたい」「育児と家事を楽にしたい」「無駄使いを減らしたい」などなら、収納グッズにお金を使うのは控えて。

 収納ボックスの代わりに、ペットボトルのダンボールを使って収納の場所、出し入れ、使用感を体感してからでも間に合います。汚部屋へリバウンドしないためにも、財布の紐は固めが正解。

☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!]大募集!☆☆☆

片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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不用品を溜め込んだ「ガラクタ部屋」が劇的スッキリ! 収納のプロが解説、“今すぐ”片付けるべき3つの理由

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:子ども部屋にするつもりだけど片付かない(主婦Mさん・32歳)

[Before]

 いよいよ、最後の汚部屋を片付けます。「今は一時的な物置として私の洋服を置いていますが、いつかは子ども部屋にしたいと思っているんです」とMさん。

 この部屋は、Mさんの「あとでやる」が詰まった約4畳の空間です。その「あとでやる」を後回しにすると、「もしも」の時に大変です。

 上図は、これまでの片付けで着手したスペースと、今回の課題を記したもの。赤枠部分の部屋を、今回子ども部屋にチェンジします。この部屋は、一時的な物置として使われている「ガラクタ置き場」。ここをどう片付けていくのか? 

 まず、[1]の衣装ケースと[2]のラックハンガーは、ジモティへ出して処分。[3]の和ダンスは、実家の母へ。[4]のクローゼットには、収まるだけの洋服に絞りました

 もちろん、「いざ」となったら直ぐに撤去できますが、その日までに失うお金も多いはず。子どもが小学生になったらと「いつか」を待つよりも、「今」から動き出せば、黒字になります。

子ども部屋を「今」用意したい3つの理由

 たとえ、ママと一緒に寝たい幼児期でも「今すぐ」こども部屋を用意したい3つの理由があります。

[1]家庭内対策に「病室」があると安心
新型ウィルスの「家庭内感染」をはじめ、「もしも」のためにも、家族を隔離できる空間が必要です。そのために、「いつか」と思える部屋があるなら、「今」すぐ用意することをオススメします。Mさんのガラクタ置き場は昨年末に片付けました。それからわずか半年もたたず、こうした事態が起こっています。

[2]家具選びも「低予算」で実現
早めに空間を用意するほど、理想のキッズ家具が低予算(フリマSNS)で見つかります。Mさんのように裁縫が趣味な方には、アレンジ(DIY)を楽しむ時間も作れます。また、子どもが拒否しても低予算なら切り替えも簡単。部屋作りを後悔しないためにも、早めが肝心。

[3]未来の「教育」を選択できる
今どきは「リビング勉強」のほうが集中できると話題ですが、都心の狭い住宅の場合、目的に合わせて「持ち込み式」にするほうがスッキリ暮らせます。ほか、ベビーシッター制度があるホストファミリーへ子ども部屋を提供するなど。早めにスッキリするほど、未来の選択肢が広がります。

 いずれも、子ども部屋を用意することで「もしも」の対処と選択が増えます。ポジティブに活用する未来を考えて、「今」スッキリすると楽ちんです。次章、片付け後のビフォーアフターです。

 ガラクタ置き場を、「子ども部屋」に変えるという目的を持って片付けをはじめました。4畳ほどの小さな部屋に、大きな家具があると圧迫感があります。このまま子どもの寝室に使ったら、「もしも」の震災時に命取りに……。

[After]部屋づくりは「目的」とワクワク感が大事!

 床が見えたら、「カーテンを変えたいな」「イケアのキッズベッドが欲しい」「かわいい部屋にしたいな」という目的も生まれました。子ども用の家具は、使用感や成長によって失敗もつきもの。だからこそ、低予算(フリマSNSの活用)で探す時間が必要です。お金をかけて揃えても、子どもが拒否れば「不満の種」です。後日、この和ダンスは手放すことになったそう。

[筆者宅例]

 「いつか◯◯したい」は、「思った時」に行動しないとズルズルと先延ばしになりがちです。どのジャンルに置き換えても、「今やること」で良い結果に繋がるのは誰もが承知。とはいえ、実際はなかなか難しいですよね。でも、片付けだけは「その日」から、成功体験を積むことができます。余裕(空間)を早く持つほど、お金もじっくり慎重に使えるのでオススメです。

☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!]大募集!☆☆☆

片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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増殖するコスメは「3つの収納パターン」でスッキリ片付く! “メイクする場所”で異なる最適法

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:集めた「ネイル」が捨てられない(主婦Mさん・32歳)

[Mさん宅Before]

 子どもを生んでから、家事と育児に追われて「自分の時間」がなかったというMさん。溜まったストレスは、100均で美容グッズを買って発散! ひどい時は、3,000円以上使う日もあったんだそう。

 そんな理由から、カラフルなネイルグッズが散乱。Mさんに限らず、ネイルやコスメは多くの女性が「まだ使えるから」と片付けを後回しにしがちな化粧品です。というわけで今回は、美容アイテムの「捨てる基準」と「シーン別収納法」についてご紹介。

3つの「捨てる基準」で美容の無駄をスッキリ!

 美容アイテムの「捨てる基準」は、上図の3パターン。

[1]の1年間使わなかったモノは、洋服と同じ。「違和感」を感じたら、新しいうちにメルカリで売ったほうがお金の失敗を防げます。[2]のように、同じ色のリップ、ネイル、アイメイク類も本当に使う1軍だけに減らすのが理想。そして[3]の使用期限については、気にしないでいると「汚肌」になりかねない問題も……。

[筆者私物]

 特に重視したいのが、消費期限が過ぎた商品。ブランドによって表示法は異なりますが、多くは外箱や裏面に記載があります。例えば、上の写真をチェックしてみましょう。

 [12M]は、開封後12カ月までが消費期限。製造番号[0728221]は、2007年に製造した商品の印字です。青線を引いたものに関しては、外箱から商品までしっかりと期限を記しています。

いつ買ったかわからない? 「化粧品の鮮度」にご注意!

 筆者は、女性誌で美容記事の取材をしていた経験があるのですが「古いコスメで肌が荒れる」と注意を呼びかける皮膚科医、プロメイクが多かったと覚えています。化粧品の多くは植物油や水を使っていますから、封を開けた瞬間「なまもの」が空気に触れるということ。次に新しい商品を開封した時は、日付を記しておくと安心です。

 メイクとスキンケアは、[1]洗面台[2]テーブル[3]ドレッサーの3カ所で行うのが一般的です。同じアイテムでも、姿勢と置き方によって最適な収納法が変わります。道具は使ったら戻すが基本。その一連の動きに合わせて、収納法も変わります。

[1]洗面台周りなら、「正面から見える」収納法を!

[筆者宅例]

 洗面台はスキンケアから、ヘアケア、メイクアップまでひとつの空間で完成します。

 ここでは、鏡に向かって立つ姿勢になるので、正面から「見える化」できるようにすると◎。Mさんの場合も、洗面台に収納しています

[過去の実例]

 写真は、以前に片付けたAさん宅より。食卓テーブルの上で、テレビを見ながら、美容ケアをしたいという要望でした。テーブルの場合は、「持ち運びできる」取っ手付きタイプを選びます。毎日のことなので、片手で簡単に持てるサイズ、軽さを重視しましょう。

[3]ドレッサーなら、「出して並べる」収納法を!

[過去の実例]

 写真上は、バックナンバーのEさん宅より。ドレッサー(チェスト+鏡)は、美容ケアを目的にした空間。そのため、「出して並べる」グッズを活用するほど快適です。Eさんの場合は、100キンキの紙ボックス。ほか、デザイン豊富な「アクリル メイクケース」など、専用グッズも使い勝手◎。簡単な出し入れはもちろん、飾る楽しみもあります。

[筆者宅例]

 空間に余裕があれば、洗面室、テーブル、ドレッサーともに「キャスター付きワゴン」が万能です。美容アイテムに限らず、いろんなシーンに活用できます。

まとめ

[Mさん宅After]

Mさんおひとりで「ネイルグッズ」の断捨離ができたので、持っていた数は写真にありませんが……。3つの「捨てる基準」をはじめ、「この箱に入るだけ」と制限を持つことで、半分以上の処分ができたそう。また、食卓テーブルでネイルを塗りたいという目標のため、「持ち運びできる」サイズまでダウンできました。どこで何をしたいか目標を定めることで、自分にあった快適収納になります。

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「ボールペンあるのに見つからない!」を防ぐ、プロ直伝の正しい文房具“整理収納”方法

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:使いたいときに限ってモノが見つからない

 毎日の生活の中で、「探し物」に費やす時間はどれくらいありますか? たいていは小さなモノで、「確か持っていたような……」と、つぶやきながら探していませんか? 結局見つからず、「買ったほうが早い」なんて経験があったらご用心。

 今回は、「頻繁に使う文房具やペンは、どこに置くべきか?」をテーマに「文房具の収納法」をお届け。面倒なようでやってみたら楽しい、7つのステップで片付けます

[ステップ.1]家中に出しっぱなしの「文房具」を集める

 Mさん宅のチェストに入っていたモノを、ぜんぶ出しました。前回整理した、取扱説明書をはじめ「目的の異なるモノ」が適当に詰め込んでありました。このように、散らかった小物を整理するときは、片付けながらざっくりと種類別にまとめておきます。小物の片付けは、「部屋がスッキリ」してから取りかかるように。

[ステップ.2]「種類別」に分類しながら、好きなモノだけ残す

 家中のペンを集めたら、約100本ありました。Mさんひとり分で、この量です。これらを、「種類別」に空き箱を使って分類します。作業中は必ず「手に持つ」ため、瞬間的な気持ちに従います。例えば、使いにくかった、自分で選んでいない、古い、汚いなどです。こういった、マイナスの感情を宿ったモノはそのまま処分。「必要と感じたモノだけ残す」ように、素早く振り分けます。

 「種類別」に分けたら、次は「3つのチェック」。地味だけど楽しむ人も多い作業です。例えば、ペンならこの3点を確認します。

[1]インクは出る?
[2]書き心地は?
[3]持ちやすさは?

 モノの役割を果たすチェックをしながら、機能的に使えるモノだけを残します。これで、書けないペンを手にする“プチストレス”がなくなります。

[ステップ.4]今すぐ使いきりたい、大切な「1本」を選ぶ

 写真上を見ると、3色ボールペンが4本あります。ここから、大切な「1本」を選んで抜きます。これが、1軍の場所(ペン立て)に入るペン。残りの3本は、2軍(ストック)としてゴム等でひとまとめ。ホッチキスやハサミも、同じように1個に絞ります。

[ステップ.5]よく使う場所の近くに収納する

[After]

 「文房具」を1軍・2軍と選んだら、よく使う場所(食卓テーブル)の近くに収納します。Mさん宅の場合、キッチンの反対側にある食器棚を活用しました。モノを収納する時は、目的を持った場所によく使うモノを原則に!

[After]

 モノの出し入れを最短にするなら、出して並べて置くのが一番です。ホテルのアメニティのような並べ方ですね。とはいえ、全てを出しっぱなしにすると見栄えが悪くなるので、扉で隠せるコチラへ。文房具は、「タテ入れ」だと「戻す手間」がかかりません。よく使うモノだからこそ、1発で取り出せるように。

[ステップ.7]2軍は「仕切りボックス」でストック収納

[After]

 引出し収納を快適にする、セリアの「仕切りボックス 浅型」(約W12×D30×H6.2cm)を2つ用意しました。2枚の仕切り板を、お好みのサイズに調整できるのがポイントです。ここには、滅多に使わない文房具とポーチに入れたペンのストックをイン。自分で選んだ「1本のペン」を使い切る生活は、シンプルライフの目標にもなるので頑張ってトライしてほしいと思います。

[まとめ]使い切れない「文房具」で悟る、「片付けの本質」

 文房具のような小物は、「いつか使える」「多くても困らない」と後回しにしがちですが、「片付けの本質」が見えるメリットがあります。

 実は筆者も、ペン1本「使い切る」ことができません。でも、徹底的に片付けた結果、すぐ買う癖は減らせました。反対に、1本のペンを大切に使う人に出会ったらよ〜く観察してみてください。その人は、お金の使い方も丁寧だと思います。小さな「文房具の片付け」を通して、大きな気付きに出会えますように。

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テレワークと家計を楽にする「書類整理」の極意を伝授! 家中をスッキリ保つ 7つのポイント!

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のテーマ:かさばる『書類収納』を簡単にまとめたい

 前回でリビングが終わり、いよいよ最終ステージ「小物・書類の整理」に入ります。長引く「おうち時間」で家の片付けもやり尽くした! という方にもオススメしたい「書類整理」を始めていきましょう。

[Before]

 書類を仕分けする場所、保管する置く場所(モノの住所)を決めていないと、どんどん溜まってしまうのが「紙モノ」の怖さ。必要なときに見つからず、約束の日を忘れてしまったなんてことありませんか? 面倒だと後回しがちな「書類整理」ですが、実は簡単なんです。その方法を、[ポイント別]に解説していきます。

 まずは、片付け前の「書類の動線」をチェック!

[動線を整理してみると]

 どれだけ「紙モノ」が家に入ってくるのか、上図のように整理してみました。もの凄い量と種類ですよね。この他、ポストに入ったチラシや紙袋まで紙はやってきます。でも実は、お金に関係する「重要書類」以外は、「すべて不要」と考えれば簡単なんです。

[ポイント.2]紙のまま残すのは「重要書類」だけ!

 お金に関する「重要書類」を上図にまとめました。もちろん、お金の運用法や職種で内容も変わります。何を残すべきか、がわかればゴールはそこです!

 ちなみに、「子どもの思い出」を残したい家庭は? 子どもが描いた絵、通知表などは「親の思い出」です。だから、ダンボール1箱までと上限を決めるとスッキリ。収納が少ない家では、写真(DATA化)にします。できれば、記憶が新鮮ないうちにやってしまうほど◎(例えば、テストで100点を取った日に撮影、期限を決めてから処分など)。今は、スマホでクラウド管理のほうが“もしも”の時も消えずに済みます。

[筆者宅例]

 個人事業主の場合、確定申告のため5〜7年の保管が必要です。家計簿を付ける家なら[収入・支出]を記録するまで保管。一般的には、レシートに記載された返品と交換期限(平均1〜4週間)まで持つと安心です。毎日のレシート整理(お金の動きを確認する習慣)が、無駄使いの見直しにも役立ちます。

[ポイント.4]家の「重要書類」を仕分ける4つのステップ

 次に、仕分け方(4つのステップ)を説明します。もちろん、住人の性格や収納家具によっても変わります。基本的には、「入れるだけ」「挟むだけ」などワンアクションで済むようにまとめます。

[1]重要書類を1カ所(トレーなど)に集める
[2]種類別(契約書関係など)に仕分けする
[3]保管期間別(短期/長期)に分ける
[3A]短期の保管……DATA化、貼る、箱に入れるなど
[3B]長期の保管……ドキュメントorクリアファイルに挟む
[4]置く場所(住所を決める)に保管する

 筆者宅の例(収納法)を使って、よりわかりやすく説明していきます。

[筆者宅例]

 郵便物からチラシなど処分する紙を抜いてから、まとめて確認できる日まで、「重要書類」を1カ所に集めておきます。ただし、学校や塾から届く子どものお知らせは手にした瞬間に確認。重要ならその場で、スマホや手帳に記録。提出期限があれば、その日に書いて置くなど習慣化。

[ステップ.2]クリアホルダーを使って「種類別」に仕分け

[筆者宅例]

 続いては、種類別の仕分け。「お金に関する資料」をはじめ、検討中のカタログや確認前の通知も入ります。25年以上試した結果、クリアホルダーを使った方法が簡単でした。これなら、家族も迷いません。仕分け後は、しっかり目を通して「保管」か「処分」の2択に振り分けます。

[筆者宅例]

 種類別に分けたら、保管期間別に分類します。例えば、契約の支払日など近日中(短期)に必要な書類と、不動産売買の契約書(長期)では保管する場所が変わります。写真は、ダイソーのクリア書類ケース(200円)にまとめた「長期保管」の種類別収納。

[短期]「貼る」方法がラク!

[筆者宅例]

 「短期保管」は、スマホを使ったDATA化とマグネットやボードに貼った正面管理が簡単です。テーブル上で管理できる家なら、横置き(レタートレイ、重ね箱)や縦置き(ファイルボックス)も良いですが、忘れがちになります。

[長期]入れるより「挟むだけ」が簡単!

[筆者宅例]

 長期保管する「重要書類」は、「挟むだけ」のクリアホルダーが簡単。「投げ入れるだけ」のドキュメント型も◎です。1枚づつシートに入れる「シート型ファイル」は見やすい反面、更新(処分)しにくい欠点があります。

[筆者宅例]

 短期は目に入る場所へ。長期保管する「重要書類」は、引き出しや棚の中へ。いざという時に、家族みんながわかる置く場所(モノの住所)を決めておきます。このように、戻す場所を決めるだけで紙モノの散らかりがなくなります。

[ポイント.5]スマホアプリを使って、家中「ペーパーレス」に!

 長い「おうち時間」こそ、スマホアプリを使った「ペーパーレス」に挑戦! 筆者宅でも上図のアプリを使って、「紙のレス化」に取り組んでいます。例えば、レシートを撮影するだけで家計簿になる「マネーフォワード」や、待つ時間がない「薬局店のアプリ」、近所のスーパーのアプリでポイントカードも処分できました。スマホ収納に切り替えることで、お財布もスリムになります。

 Mさんにも、さまざまな家電の取扱説明書が見られるアプリ「トリセツ」をダウンロードしてもらいました。かさばっていた「取扱説明書」もぜ〜んぶ処分! いつでもどこでも家電のサイズ、使い方を探し出せます。登録や打ち込みも簡単だから、10分程度でサクサク終了です。

[Mさん宅After]

 Mさん宅の長期保管する「重要書類」はコレだけとなりました。細かい仕分けは、旦那さまと取り組む必要があるので、これからまたスリムになる予定。

[ラスト]書類を整理する「動線作り」もスッキリのコツ!

[Mさん宅:After]

 Mさん宅のリビングです。書類の整理を食卓テーブルでする場合、玄関からの流れ(動線作り)も重要ポイントになります。書類を仕分けする場所、保管する置く場所(モノの住所)を決めるだけで片付けやすい家に変身です。

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子どものおもちゃでイライラ爆発!? プロが解決、片付け・収納は3つのコツで大激変

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

子どもに「片付け」を教えてあげたい(主婦Mさん・32歳)

 前回、キッチンを片付けましたが、今回は「子どものおもちゃ収納」に関するお悩みを解決していきましょう。

[Before]

 リビングには、おもちゃ、洋服、雑貨が混在していました。エアコンの周りには、洗濯物で散らかっています。「自分ができないのに、子どもに『触らないで』『やめて』『元に戻して』と叱ってばかり……。私をマネて、片付けられない女になったらどうしよう」とMさん。適齢期を過ぎたおもちゃから、祖父母からのプレゼントまで収納ケースから溢れていました。

子どものおもちゃを片付ける前に「3つの観察」を!

 子どものおもちゃを片付ける前に、「子どもの行動」を3つのポイントで観察しましょう!

1)プレイゾーン……子どもが遊ぶ範囲はどこまで?
2)おもちゃの数……子どもが把握できる量、遊べる量はどれくらい?
3)収納ボックス……迷わず簡単に「出し入れ」できるのはどれ?

 観察をしたら、3つのステップに分けて片付けていきます!

[Before]

 子どもがハイハイの頃に用意したスペース(ジョイントマット)が、2歳になる今も必要でしょうか? プレイゾーンが広くわかりにくいため、アチコチに散らかしながら遊んでいました。

[After]

 よく観察すると、一度座ったら手の届く範囲で子どもは楽しんでいる様子。60cmサイズのジョイントマットを4枚だけ残して、座る場所をわかりやすくしました。ほかのマットは、食べかすやホコリだらけだったので潔く処分! 4枚に減らしたことで、定期的に洗って乾かすこともできます。

[Before]

 筆者もMさんと一緒におもちゃを片付けてみました。大人の私でも、面倒で時間のかかる作業です。たくさんありすぎて、注意力散漫に……。ここで大切なのは、遊んでいるおもちゃをよく観察すること。遊んでいないおもちゃは、こっそり別の場所へ保管して様子を見ることに。おもちゃの行方を問われたら、「入院中(修理に出ている)」と答えるようにお願いしました。

[After]

 元の数からカラーボックス1個分まで減らしました。部屋のレイアウトが変わった後も、おもちゃが消えたことについて聞かなかったそう。きっとそれは、子どもにとって「わかりやすくて楽しい場所」に変わったから。子どもの視線に合わせた「プレイゾーン」と「おもちゃの数」に満足した結果だと感じます。ちなみに、いきなり減らせない場合は「入れ替え制」にするのも◎。

 残したおもちゃは、蓋のない収納ボックスへ種類別に入れます。幼稚園※に入る前なら、「出す/入れる」ができるだけで十分です。もちろん、環境の違いで変わりますが、基本的には成長にあわせて達成していくように。例えば、触る→掴む→出す→入れる→分類する(色別・形別・種類別)→戻す→選ぶといった流れです。分類ができれば、「出す/戻す」にステップアップできます。
※ボックスに写真やイラストを貼った、グループ収納(分類)が用意されているケースが多い。また、お友だちとの競争を意識して、覚えるスピードもUP!

[After]

 蓋のないボックスに「ポイポイ投げ入れる」仕組みを用意しました。まずは簡単な目標、「出す→入れる」ができるように。3番のブロックを2番のビーズ類が入ったボックスに入れても平気。単純作業から、徐々にステップアップを目指します。

[まとめ]

 片付ける前は、おもちゃ、洋服、雑貨が混在して、エアコン周りは、洗濯物で散らかっていました。まずは、この空間で何をするのか「目的」を定めるように。

[After]

 テレビ周りは、子どもの「プレイゾーン」にする目的を持ちました。大人の作業(洗濯物をたたむ)は、ランドリー袋に入れて食卓テーブルや寝室へ変えます。子どもの洋服も、寝室のクローゼットへ移動。この部屋(空間)で何をするかをはっきり決めることで、思考も視覚もスッキリ変わります。

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