クローゼット収納で「ダイソー」「イケア」が活躍! 汚部屋スッキリのコツをプロが解説、劇的ビフォーアフター

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「1階クローゼットの使い方がわからない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 いよいよ、汚部屋片付けの完結編です。 汚家まるごと変身企画“30回目”は、1階の物置部屋。子どもが成長するまで、プレイルームとして使っています。そのため、クローゼットの「使い方」に悩んでいました。

 この部屋の片付けは、写真上のクローゼット(西側)と、東側の床面に分けて掲載しています。今回は西側、完結編になります。

[Before]何となく、モノを押し込んでいました

 Beforeの撮影当時は、隣の部屋を「ファミリークローゼット」にしていたKさん。将来は子ども部屋にしようと考えているため「何となく」詰め込まないほうがいいと考えていたそう。

[After]かさばる冬物コートは玄関の近くへ!

 1階の玄関に近い部屋ということで、家族の「アウター」を中心に収納しました。Kさんと娘さんの洋服が3階にあることから「最後に羽織るアウター」「冬の小物」「季節の服」を中心に収納しています。

 クローゼット内の収納ポイントを4つ説明します。

[ポイント1]クローゼット上段にはダイソーがおすすめ!

 クローゼット上段には、家族の衣替え、予備の布モノをまとめました。当企画で何度も紹介している、ダイソーの「蓋付き収納 BOX」440円(税込/ライター調べ)を使います。衣替えの準備はKさんが担当しているそう。女性一人で出し入れできる軽さなので、衣類の保管におすすめです。

[ポイント2]1階で身につける衣類は、玄関の近くへ!

 階段がある家の場合、コートやマフラーなどの防寒具は玄関に近い部屋にあると便利です。家族全員のコート類が収納できました。

 また、服装小物(マフラー、手袋)も、同じ流れなのでココが正解。1日の行動に合わせて、置く場所を決めましょう。

[ポイント3]クローゼットの奥も有効利用!

 クローゼット奥と横の余ったスペースに、捨てたくない空き箱をフラットにして保管しました。日本式の押入れがない場合は、クローゼットが「埃よけの収納庫」になります。

[ポイント4]イケアのカラックスが、クローゼットに優秀!

 2階で使っていた、IKEAのカラックス(42×147cm)を服装小物入れに使いました。埃が目立ちやすい黒も、クローゼットの中なら気になりません。女性の力でも簡単に動かせる棚なので、背面がカビだらけになるリスクも低くなります。クローゼットの中に使う家具は、通気性の良い「可動できる棚」に限ります。

 次は、階段下のミニクローゼットです。

 階段下、横幅64cmのクローゼット。ここには使わないモノや防災グッズが入っていました。育児グッズは、中古品として約2,000円に変えて手放します。「いつかやらなきゃ」と溜め込んだ雑用も、一緒に片付けました。

[After]かさばる冬物コートは玄関の近くへ!

 部屋の中央に置きっぱなしの趣味道具と、思い出グッズ、ラグなどを収納しました。下段のスーツケースは災害グッズを入れました。

 これらの収納ポイントを4つ説明します。

[ポイント1]奥行き60cm以上は、二分割に分けて収納

 クローゼットの奥行きは77cmもありました。押入れの奥行きが平均80~85cmなので「半畳の押入れ」といった感じです。このような深さのある収納庫は、奥と手前を二分割にして収納を考えます。

[ポイント2]床の傷防止に! 保護シートを用意

 重たい道具を保管したい場合は、床を保護するシートを忘れずに。本来は、湿気を防ぐ「すのこ」が理想的です。Kさん宅の場合は、除湿機があるので換気問題はクリアしています。

[ポイント3]中のモノを忘れない「収納リスト」を貼る

 扉の内側に、中のモノを忘れない「収納リスト」を貼ります。奥のモノを忘れない目印にもなります。マスキングテープで貼るだけなので、中身の更新も簡単で済みます。

[ポイント4]使わないスーツケースを、防災グッズ入れに!

 処分予定のスーツケースは、部屋のアチコチにあった「防災グッズ」のバッグとして再利用しました。必要となったときに、外に一度で運び出すことができます。不用品も、別の使い方で蘇る例です。

 最後に、改めて[Before→After写真]で比較してみましょう。

 玄関の横にある部屋なので、処分したいモノ、買ってきたモノがどんどん増えて「物置き部屋」になっていました。

[全体After]子どもが「外で使うモノ」は、玄関近くに!

 収納を見直して、家族のアウター用クローゼット(左)へと変わりました。右のクローゼットには、保管したいモノを詰め込んだので「収納リスト」を扉に貼っています。

[まとめ]汚家まるごと「最後の部屋」が完了!

 汚家まるごと変身企画「最後の部屋」も、片付きました。大がかりの片付けで、一番大変なのは「処分」です。居住区によってその方法が異なるのはもちろん、予算、人手、時間、準備なども大変です。家にモノを迎えるときは、外に出す日を想像して慎重に選びたいですね。

この部屋の[Before→After動画]は、コチラでどうぞ!

100均とカラボだけで大変身!  整理収納のプロが、「物置き部屋」をプレイルームにスッキリ片付け

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「使わない部屋が、押入れ状態」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

  いよいよ、最後の汚部屋になりました。 汚家まるごと変身企画“29回目”は、1階の物置部屋を子ども用のプレイルームに変えていきます。「数年後は、下の子の部屋にしたいと考えています。今は、上の子用のプレイルームです。というか、荷物置き場ですよね(苦笑)」とKさん。

 Kさんによると、部屋の使い方に困って「物置き部屋」になってしまったとのこと。玄関に近いお部屋は、生活行動を元に「収納場所」を決めると便利になります。

 この部屋は、写真上の西側(クローゼット)と、写真下の東側の2回に分けてお送りします。今回は、東側です!

おもちゃとストック品を収納する場所がない

 Kさんの希望する「プレイルーム」の内容はこちら。

【Kさんの希望する内容】
[1]子どもの友だちとママ友を招くける空間
[2]子どもが工作を作れるスペース
[3]子どもがDVDや楽器を楽しめるように
[4]下の子のおもちゃ(未来と処分用)の控え部屋
[5]新しく家具を用意したくない

 これらをかなえるために、積もり積もった荷物の一つひとつに「定位置」を用意していく必要があります。

 上の子のおもちゃを、下の子にも使いたい思いから7年分のおもちゃを保管していました。上の子が小さなときに買った「おもちゃラック」では、収納力が足りません。小物しか入らないサイズなので、使い方を変えました。

[改善][After]「おもちゃラック」は、別階の子ども服の棚へ!

 「おもちゃラック」は、3階に用意した子ども部屋の「子ども服収納ラック」へ変更。小さな子どもには、たんすより簡単な出し入れが出来ます。自分で支度できるのはもちろん、戻すこともできます。

 子ども用DVDをテレビで楽しむはずが、荷物が多すぎて画面を塞いでいます。ベンチ型のテレビ台は、収納がないため処分。中古販売で、約2,000円の利益が出ました。

[改善][After]横置きにしたカラボで、収納力アップ!

 家にあったカラーボックス(以下、カラボ)を横置きにして、収納力を持つテレビ台に変わりました。置く場所がなかった、かさばるおもちゃ(ブロック、楽器、工作グッズ)もたっぷり収納できます。

 カラボやスチールラックなどの、オープンラックは「レイアウトの変更」を一人でできる便利家具です。またカラボのサイズが揃うことで、家具の凸凹がなく片付けやすくなります。

[ポイント]読まない本だらけの「カラボ」を再利用

 3階の部屋で「本棚」だった「カラボ」です。1階に移動して、レイアウトと収納を見直した結果、おもちゃを全部収納することができました。さらに、本は7割以上を中古に出したことで、約2,000円の利益がプラスされました。

 テレビ台として生まれ変わったカラボには、ひとつひとつの棚に収納のテクニックを使いました。次ページで、説明していきます。

[テクニック.1]横置きカラボで、投げ入れ収納に!

 カラボを横置きして、収納ボックスを設置しました。上の空間に余裕があるため、ボックスを引き出すこともなく中のモノが取れます。戻す時も、ゴミ箱のように投げ入れることができて楽ちんです。

 ラベルは、セリアの「雲型ランドリーピンチ(5個入)」です。可愛らしくすることで、子どもたちの気分も楽しくなると思います。

[テクニック.2]紙モノのおもちゃコーナーもまとめて!

 紙モノおもちゃ(絵本、箱型ゲーム、パズルなど)をカラボの仕切り別に「グループ収納」にしました。パズルは、100均の「クリアパック A3(3枚入)」を使います。透明の保存袋で3枚100円なら、パズルの数が多くても安心の予算でまとまります。

[テクニック.3]100均「ビニールケース」が、万能収納に!

 細かいおもちゃをまとめるなら、100均の「ビニールケース」が最適です。小物類は、箱型の収納ボックスに収納しがちですが「持ち出す行動」を考えると、圧倒的に箱なしが便利です。

 軽さ、手軽さ、コンパクト感と大変便利な、「ビニールケース収納」の詳細はコチラ。先の「パズル収納」に使うのもおすすめです。

[ポイント.4]一緒に使う道具は、まとめて「透明収納」に!

 粘土遊びに必要な道具をまとめて、見えるジッパーケースに「グループ収納」にまとめました。家にあった、3COINSの「透明ふた付き収納ボックス」を使っています。遊ぶ場所まで、一度で運べる・戻せる仕組みです。

[テクニック.5]子どもが「外で遊ぶモノ」は、玄関近くに!

 玄関まわりに、子どもが外で使う道具を収納できる棚を用意すると便利です。Kさん宅の場合、スポーツ遊具は車庫へ。外で使う道具(シャボン玉、虫取り、水彩画グッズなど)は、部屋の中へと分けてまとめました。おもちゃの種類が多い家は、中身が半分見えるボックス、透明の収納ケースを選んで迷わないようにすると◎。

 カラボを使ったおもちゃの収納テクは以上です。次ページから、ストック品を片付けていきます。

 倉庫型スーパー、ネットショップで「段ボールまとめ買い」した商品を放置しているのが目立ちます。置く場所を探して、床にドン! といった感じです。食材も多く、賞味期限切れや痛みが目立っていました。

 大人の趣味道具(キャンプ、スノボなど)も、収納する場所がないため「とりあえず置く」行動に繋がっていたと思います。今すぐ使わないモノが、部屋の中央を奪っているのでもったいないですね。

[改善][After]食品や日用品の収納は、別部屋へ

  Kさん宅の場合、1階に部屋が2つあるので隣の部屋(約6畳)の半分を「生活用品の倉庫」に用意しました。

 自粛生活と育児休暇が重なり、食材や日用品の「まとめ買い」が増えました。また、多めの個数を買うことで送料が無料になるネットショップを利用する場合も「ストック棚」があると便利です。

 大人の趣味の道具、キャスター付きケースも1階の隣部屋へ移動しています。

「後回しにした荷物」を置く「定位置」が決まったので、住人の希望する1階の部屋に戻りましょう。

[After]子どもたちの「プレイルーム」が完成!

 床置きのモノが消え、Kさんの希望する「プレイルーム」に生まれ変わりました。お子さまたちも、部屋が広くなったと大喜び! 広いスペースが出来たので、段ボールハウスを作って楽しんだそうです。

 この部屋のために新たに購入した100均アイテムは、合計770円です。家にあるモノの組み合わせを変えるだけで済みました。

 次回は、この部屋の「西側・クローゼット」を片付けます。

キッチン「コンロ下&シンク下」収納、ビフォーアフター8連発! 100均アイテムだけでプロがスッキリ手直し

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「調理鍋20点を、捨てずに収納したい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“28回目”は、システムキッチンの「引き出し収納」の手直しです。今回は、料理好きのクライアントさんが大切にしている調理鍋20点を、100均アイテムだけで「秒で出せる」ように収納していきます

 写真に記したシンクからコンロまでの全8カ所の引き出しを片付けます。 本格的な調理道具をはじめ、食材ストック、調味料などをすっきり収めるコツを、ビフォーアフター写真“8連発”で解説していきます。

[1_Before]シンクの下、1段目(最上段)

 シンクの真下、1段目です。水回りで使う、ザルとボウル、片手鍋がメインに入っていますが……。置く場所迷子だった容器、調理家電なども「隙間を探して」詰め込んでいました。

[1_After]シンク下は、水を使う道具(ザル、ボウル、鍋)が鉄則!

 シンクの真下は、水回りに使う道具だけを収納し直しました。収納する鍋は、片手と小鍋を優先に選びます。大鍋はコンロに置いて水を注ぐほうが負担が軽くなります。やかんなどは、使用頻度が少ないのでコンロ側へ。

 見直した点は、ボウルとザルの量です。コンパクトな「入れ子式」になる量まで厳選しました。ほか、調理家電は食器下の扉へまとめています。

[1のポイント]鍋収納に人気! カインズ「スキット」はさすが!

 前回の片付けで、カインズのオリジナル収納ケース「スキット」が2つも出てきました。100均のブックスタンドと取り替えると、ぴったりです。買い揃えるにはちゅうちょする598円(税込/ライター調べ)ですが、ズレない、空間のムダがない、手前に凹みがあるなど優れた収納グッズです。

 とはいえ、今回は低予算で収納を見直したいので、購入したのは100均の商品のみ!(次章より登場します)

[2_Before]シンクの下、2段目(最下段)

 ギュウギュウに入っていたのは、水回りの消耗品です。シンク下へ置くのも一般的です。Kさん宅の場合は、流動的なモノが多いため「小物収納ケース」へ移動しました。

 流動的とは、買い足しが多いモノ、定番品を決めていない、新しい商品を試すタイプなど「収納するモノが定まらない状態」を指します。収納ケースで仕切りや定位置を用意しても、散らかりやすいので「1箱1種類」の収納が◎。

[2_After]上から見下ろす、最下段は「ストック食材」が楽!

 新たに収納し直したのは「食材ストック」です。左から、麺類、加工食材、乾物と分類しました。最下段の引き出しは、かがんだ姿勢になるため「取り出しにくい」欠点があります。食材なら、上から在庫量を確認できるため、逆に「管理がしやすい」利点があります。

[2のポイント]食材は、本のように「背ラベル」で取り出す!

 「食材ストック」を収納箱へ入れるときは「本棚」のように。食材のグループ分けは、A4サイズボックス、靴箱の空き箱がベスト。ボックス内の仕切りは、DVDサイズの空き箱がぴったりです。

 倒れやすい袋状の食品は「レトルトフードの空き箱」がおすすめです。写真上の★マーク(箱の切り方)のように使います。ちょうど良いのは、レトルトカレーの空き箱です。ほか、食品小袋をささえる「小袋スタンド」が100均にあります。でも、自作のほうがお金もかからず無駄になりません。

 コンロ脇の作業台の下、1段目の引き出しです。カトラリー用の仕切りケースが付いていたため、お箸などが入っていましたが、それらは食器と一緒に用意するので、動線とは合いません。

 ほか、調理ツールやサプリなどキッチン小物が山のように「重ね置き」です。どれも、上のモノをどかして取る面倒がかかります。

[3_After]コンロ脇の引き出しは「調理ツール」がベスト!

 カトラリー類は、食器棚の引き出しへ移動して「調理ツール」専用に変更しました。キッチンハサミや長箸など、2本以上あるツールは「使いやすい方のみ」残します。詰め込まないゆとり収納で、目的の道具を「1発で出す」ことができます。ほか、大型のツール(おたま、木べら、トング)などは、コンロ脇のツールスタンドへ。

[3のポイント]キッチン道具の予備は、忘れない箱へ保管!

 同じ空間に予備ツールを置くと、よく使うモノの邪魔になります。すぐ使わない道具は、次に使うまでまとめて保管します。透明の見える袋と箱にまとめると、持っていることを忘れずに済みます。

[4_Before]作業台の下、2段目(中段)

 コンロ脇の作業台の下、2段目の引き出し(深型)です。調味料は、コンロの左側の引き出しが便利です。でも、Beforeの写真を見る限り「1発で取り出す」のは難しそう。ルールなしに置くと「使い忘れ」も増えがちです。

[4_After]調味料は、10cm幅ボックス「グループ列」に!

 調味料も、醤油系、オイル系、お酢類、味付けなどグループ別に分けます。調味料ボトルファイルボックス(約W10cm)に、列でまとめいれます。手前からよく使うモノ順に列べます。

[4のポイント]調味料は「キャップに直書き」で見える化

 キャップの上に、調味料の種類を直書きしています。ちょっとした手間ですが、取り間違えのストレスがなくなります。キッチンで使う洗剤類も同じです。ほか、カラフルな円形ラベルを用意してキャップ上に貼るのも◎ 漂白剤ボトルのピンクのように「色」で判断できると、素早く取り出せます。

 コンロ脇の作業台の下、3段目の引き出し(浅型)です。Beforeでは、お茶、加工食品、粉ものが入っていました。上から重ね置きしているので、下の食材が見えません。

[5_After]食品は「本棚のように」タテ入れが正解

 こちらの引き出しでは、Kさん宅で余っていた紙ボックスに、ダイソーのシューズケースを追加で用意しました。瓶と缶の食材は、「備える時代」なので大きめの箱へ。賞味期限が近いほうを手前に戻し入れます。

 システムキッチンのシンク下(2番)と作業台下(5番)の、最下段の引き出し2つが「食材ストック」に変わりました。

[6_Before]コンロの下、1段目

 コンロ下の1段目です。SNSを参考にした収納法「100均のブックスタンド」で収納したそう。でも、出し入れの負荷が多いため次第にズレてしまうそう。強度が弱いので、筆者的にはおすすめしません。使う場合は、大きめの型で両面テープで補強します。

[6_After]ダイソーで選ぶ「フライパン収納」はコレ!

 100均のアイテムなら、ダイソー「Coloristボックスロング」がおすすめです。奥行きが深く、手前が凹になっているので快適な出し入れになります。ブックスタンドより、安定感があります。ハンドル付きの道具(フライパン、片手鍋)なら、手元を見ずに戻すことができます。

[6のポイント]伸縮タイプの「フライパンスタンド」

 予算が許せば、伸縮タイプの「フライパンスタンド」が快適です。鍋のサイズに合わせて調整できるので、空間の無駄を出さすにしっかり収納できます。[After.1]で紹介した、カインズの「スッキット」も人気です。どれを選ぶかは、予算、居住年数、収納したい道具で変わります。

 コンロ下の最下段です。めったに使わない大鍋、スキレットが入っていました。引き出しのサイドは、壁に当たるので取り出しにくい場所です。

[7_After]使用頻度の低い「調理道具収納」で正解

 こちらは、Kさんの収納法ままでOK! 使用頻度の低い大鍋、季節の鍋、イベント用などを収めました。油処理グッズなども、ここに置きます。

[7のポイント]鉄鍋は、紙モノで油漏れをブロック

 油を浸透しておきたいスキレット(鉄の鍋)には、紙袋を使います。油漏れをしても、面倒な掃除をしなくて済む、「凹型加工した段ボール」もおすすめです。100円ショップが少ない頃は、新聞紙、ダンボール、空き箱で収納箱を作るのが定番でした。

[8_Before]コンロ横の引き出し

 コンロ横の引き出しを、スパイスラックに使う方も多いと思います。ほか、出汁(和風、中華、洋風)や乾物(ごま、唐辛子、乾燥わかめ)などの食材も◎。大型のキッチンツール(おたま、箸)などを入れる家もあります。

[8_After]コンロ横の引き出し

 キッチンのあちこちにあった、調味料小瓶(完全密封タイプ)をまとめ入れました。粉漏れが出やすいので、虫がわきやすい容器は入れないほうが◎。ほか、換気扇下の愛煙家なら「タバコセット」にしてもOK。

[8のポイント]外せるパーツは、お湯で丸洗いが早い

 調味料用の引き出しは、どうしても汚れやすくなります。虫が好む環境にならないように、パーツを外して洗浄しました。モノを収納する時はすべて、ペーパーナプキンやアルミシートを敷いて、汚れをブロックします。

 

【まとめ】
[Before]出しっぱなしだらけのアイテムが……

 新しい生活と育児で、「食材のストック」が急に増えたとKさん。急に増えた道具と食材に囲まれ、しんどい状態でした。

[After]ぜんぶ引き出しの中へ収まりました

 キッチンの収納すべてを見直したことで、コンロ上に置きっぱなしだった鍋類もすべて収納できました。片付かないと思ったら、引き出しの中から「見直し収納」をするのが一番です。

動画で見たい方は、コチラをチェック!

ダイソーのコレが救世主! 使いにくい「トースターラック」が収納力アップ、機能的にスッキリ激変

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「キッチンラックが使いにくい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“27回目”は、「キッチンラック」。冷蔵庫の横にある「木製のキッチンラック」が問題の場所で、上の写真はラック上部です。

 ラックの上下の空間にトースター、ゴミ箱などを置きたいものの、うまく使えないとお悩みのKさん。ラックを買い換えずに、低予算で「使える収納」に変更します!

 解決策はダイソーの「ジョイントラック」。予算2,000円で機能的になった「キッチンラック」のビフォーアフターの紹介です!まずは、「使いにくい原因」と「改善したい内容」をまとめます。

[上段 Before]追加した電子レンジ用ラックの追加が失敗のもと

 トースター上の空間も使いたいと、ラックの上にさらに「電子レンジ用ラック」を設置したのが失敗でした。トースター周りの隙間にモノを詰め込みすぎて、火が出たこともあったそう……。今、見てもヒヤヒヤです。

★Kさんが改善したい内容
[1]低予算で「トースターラック」を買い替えたい
[2]放熱できる余裕をキープしたい
[3]キッチンペーパーの定位置を作りたい

 手を上に上げる高さに「片手で出し入れできないモノ」「出し入れのアクション数が多い収納箱」を置くと、散らかりやすくなります。最初は整っても、続かない収納になりやすいので注意!

★Kさんが改善したい内容
[1]快適な出し入れで「収納力」を増やしたい
[2]賞味期限の早い食品を置く場所がほしい
[3]冷蔵庫のマグネットボードを、活用したい

[検証]モノをゼロにして、サイズ感を確認する

 「中途半端な余白」が散らかる原因になりがちです。そのため「電子レンジ用ラック」はフリマアプリで転売を決意。

 代わりに用意したい「トースターラック」のサイズ感を、マスキングテープを貼ってシュミレーション。すぐ買わずに、数パターンの候補を検討します。

 低予算で便利なラックといえば、ダイソーの「ジョイントラック」です。キッチン小物の収納に便利な、奥行き25cmを選択しました。カラーボックスの奥行き(約28cm)を想像すると使いやすさがわかりやすいと思います。

[After]3段ラックで全部解決!

 ダイソーの「ジョイントラック」3段を用意しました。奥行き50cmの木製ラックの上に、小型のスチールラック(W45×D25×H85cm)を載せただけ。ほか、ニトリの「スチールラック 2段(W44.5×D29.5×H67cm)」1,518円(税込/ライター調べ)も検討しました。

[便利ポイント.1]キッチンペーパー類の置くだけコーナー

 毎日使う消耗品の定位置を用意しました。軽めのモノなら、上にポイと置くだけで済みます。キッチンペーパーを、ホルダーにセットするだけでも「名前のない家事」が増えるだけ。専用グッズは、セットの手間や設置の固定が面倒になる場合もあります。

[便利ポイント.2]消耗品と乾物食材のコーナーを用意

 下の段には、毎日使っている「おにぎり用の乾燥食品」のコーナーです。とくに、毎日使っている「のり」や「ふりかけ」は、棚の中に入れずに「オープンラック」のほうが便利! コミックサイズに近い袋状食品は、100均の「A4ファイルスタンド」がおすすめです。

[便利ポイント.3]早めに「食べきりたい食材」も見える化が◎

 トースター上には、常温野菜やパン(食べきりたい食材)のコーナーに。ちなみに、トースターより奥行き(D25cm)が狭いので「放熱」の点も安心です。トースターを使う時は、手前に出して使います。

 次は、ラックの下段を見直します。

 木製のフリーラックの下部。棚の奥行きが50cmもあるので、何を入れても使いにくかったそうです。収納箱の種類から、Kさんの悪戦苦闘っぷりを想像できます。

★改善したい内容
[1]キッチンにゴミ箱を置きたい
[2]IHクッキングヒーターを置きたい
[3]子ども用脚立を冷蔵庫周りに置きたい

[検証]モノをゼロにして、サイズ感を確認する

 上段と同じように、モノをなくしてサイズを確認しました。中板は外してあります。

 食材のストックは出入りが頻繁のため、奥行きが深い棚より浅い棚が便利。そのため、食材はラックではなくミニクローゼットに収納しました。棚の空間は、W52×D46×H74cmです。ここに入れられるゴミ箱を探します。

[下段After]イケアの「ホルバル 35L」がぴったり

 ゴミ箱は、イケアの「ホルバル 35L」¥1,299(税込/ライター調べ)を選びました。ふたの半分が、小窓のように開くデザインです。レジ袋にゴミを溜めてから、ゴミ箱に入れる習慣のあるKさんにぴったりの方式です。

 そのほか、置く場所がなかった「IHコンロ」「塩ビのランチマット」「子ども用脚立」の定位置も確保できました。

[便利ポイント.1]ゴミ箱の「ふたの開け方」でラックの高さが変わる!

 ゴミ箱は観音開きのペダル型、フロントオープン型、全開式、半折式、フタ式など多数あります。

 Kさん宅の場合、低いラックに入ること、清掃の手間が少ない形状、45Lゴミ袋にちょうど良い容量、そして低コスパという条件で選びました。また、100均のキャスターを付ければ「可動型ゴミ箱」にもなります。

[まとめ]

 ダイソー「ジョイントラック」を使った、トースターラックはバックナンバーでも登場しています。横幅、奥行き、高さに合わせてカスタムできるので、省スペース。高さを利用したい空間におすすめです。

 例えば、洗面所のコスメ収納、トイレの小物収納、玄関の下駄箱追加などにもOK! 困ったときの便利収納になります。

 

シンク・コンロまわりの「片付けしんどい」問題を解決! 散らかったゴチャゴチャがスッキリ、ビフォーアフター実例

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「カウンターキッチンがいつもゴチャゴチャ」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“26回目”は、カウンターキッチンの「シンクとコンロ周り」です。いつも散らかっていて、「片付けてから料理をするのがしんどい」「汚れが溜まりやすい」「配膳がしにくい」といったお悩みです。これらもすべて、収納を変えることで改善できます。

 Kさん宅は家族の顔が見える、配膳がしやすいと人気のカウンターキッチン(対面キッチン)ですが、「いつもキッチンが散らかっていて、気持ちが落ち着かない」とKさん。家にいる時間が増えたので、落ち着いた空間へ、調理がしやすいキッチンに変えたいとご希望でした。

[分析]キッチンについ「置いてしまうモノ」は、何が多い?

 「チョイ置き」したモノが、キッチンをふさいでいます。これらのモノを、キッチンから手が届く範囲に戻す仕組みを作っていきましょう。

  Kさん宅のカウンターキッチン(対面キッチン)を、4つのゾーン[1]シンク[2]作業台[3]サービスカウンター[4]コンロに分けて、実際に片付けた内容をBefore→After写真で解説していきます。

[1:Before]シンク周りの片付けがしんどい

 [1]のサービスカウンター上は、マグカップがいっぱいです。Kさん宅のキッチン環境は、食洗機なし。高機能の「水切りラック」を用意した例です。濡れた食器は、乾くまで置いておくタイプでした。水切りラック横にはまな板にする「牛乳パック」が積まれています。

[1:After]振り向いてサッと戻せる「モノの住所」を作る

 シンク周りがゴチャゴチャの場合、手が届く範囲に「モノの住所」を用意するに限ります。「牛乳パック」は食器棚のフリースペースへ。生活小物は、食器棚の引き出しへ。カトラリーや離乳食用の食器も、背面の食器棚へ「定位置」を用意しました。

 次に、「小物が多いときの収納方法」「水切り時間カット」の工夫を紹介します。

[工夫.1]小物を吊り下げる収納

 シンクで使う小物が多いとお悩みの場合。シンク近くの壁に、小物を吊り下げる収納で直置きを減らします。最近は、マグネットタイプのキッチン壁もあるほど便利な収納として重要視されています。壁がない場合は、立ち上がりが洗剤ボトルの高さよりも大きければ「浮かせる収納」にできます。

[工夫.2]水切り時間のカット

 食器が乾くまで水切りラックに保管していると、次の作業への進みが鈍くなります。拭くのが面倒な方は、脱水力の強いタオルが役立ちます。カークランド「マイクロファイバータオル」にくるめば、乾きが早いので1個ずつ拭く手間をカットできます。筆者も面倒派なので、丁寧に拭かずに戻します(笑)。

[工夫.3]水切りカゴを代用

 朝になったら乾いている! を実現するために、100均の「ピンチバスケット」を、小物用水切りカゴとして使うのも◎。引き出しまで、一気に運べますよ。狭いキッチンだと、少ない食器を使いまわしながら空間を確保する必要があるため「1回で移動」を考えましょう。

 ツールバーは、セリアの「ステンレスタオルバー」の吸盤を外して、100均の熱圧着フックに引っ掛けたもの。雑な動きでも、外れず頑丈です。

 作業台の上には、卓上IH調理器、サプリ、食品、充電グッズが置きっぱなし。すべて「戻す場所がないモノ」です。これらも、シンク近くに「定位置」を用意します。

[2:After]作業台の後ろに「定位置」を用意

 食器棚をゼロから見直したことで、「溢れていたモノ」を戻す空間ができました。料理とは関係ない、文房具、生活雑貨も食器棚の引き出しに「定位置」を用意。サプリもコーナーを用意したので1カ所で完結します。すべて、後ろを振り向くだけで済む「手の届く範囲」にあります。

[工夫.1]カウンター上の小物を「投げ入れBOX」へ

 コンセントまわりは配線や小物が集まりがちです。ゼロにするのは難しいので「どける仕組み」を用意。カウンターの角に「投げ入れBOX」を置くだけで、散らかりが見えない空間をキープできます。

 よく使う充電コードは、壁にフックを付けてコードを上に置くように。作業台にコードが伸びていると、邪魔になるためです。壁に凸凹があれば、Wクリップにコードを通しても◎です。

 サービスカウンターから、料理をダイニングテーブルに配膳するのがKさんのルーティーン。ところが、カウンター上の横幅は15cmと狭く、受け取り手に渡すまで大皿を持って待機する時間が出ます。

[3:After]ジョイントラックで幅を延長

 サービスカウンターの横幅が15cmの場合、ダイソー「ジョイントラック」が役立ちます。料理を盛りつけた大皿も置けるので、「配膳台」として活用。調理中の食材も、上に置けるのでスペースが広くなります。

[4 Before]換気扇まわりが油でギトギト

 換気扇の掃除って、面倒ですよね。Kさん宅も、換気扇にフィルターカバー。キッチンの壁には、100均のレンガ柄シートで汚れをブロックをしていました。ですが、換気扇まわりにズラリ吊るしたツールは、油でベタベタです。

 油とホコリでベタベタのツール。換気扇の汚れを拭くときも、1個1個外す手間があるので、汚れが溜まりやすくなります。

[4:After]小物を減らして掃除をラクに

 掃除がめんどくさいな、と感じるのは「どかす手間」から入るため。何もなければ、油汚れもサッと拭けます。視覚的にもスッキリしたほうが負担を軽くできるので、セリア「透明壁用シート2層タイプ」に貼り替えました。汚れたらシートを1枚(1層)剥がすことができます。

 キッチンツールはスタンドにポイッと投げ入れる様式に変更。円状型で、間口が広いガラス瓶なら洗いやすく衛生的です。ツールスタンドなら、フックのように手元を見ずに戻せます。油汚れも少なく、移動も1回で済みますね。

[まとめBefore]散らかるモノを移動しても終わらない

 片付けてもすぐ散らかる家は、棚の上にあるモノを「移動しているだけ」なので、根本的な解決にがつながりません。モノがあふれるのは、収納棚が満タンだから! と見方を変えて、棚の中身から改善すると◎です。

[まとめAfter]収納棚を見直すほど、片付けが簡単に

 収納棚の中身をぜんぶ見直したことで、あふれたモノを片付けることができました。もちろん、調理をするたびに散らかりますが「戻す場所」があるのでもう大丈夫! 育児、家事、仕事と忙しいKさんには、良い意味で「殺風景」を目指すほど、暮らしが簡単になると思います。

ダイソーとイケアのラックで解決! 800円で狭小キッチンボードに“収納ラック”を作るプロのワザ

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「オーブンレンジの横に作業スペースが欲しい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“25回目”は、キッチンボードの「作業台が狭い」問題です。オーブンレンジの横に作業ができる空間がほしいというお悩みを解決していきます。

 使うのはダイソーの「ジョイントラック」。また、「イケア」のアイテムも2つピックアップ! 1,000円未満でキッチンボードに「作業スペース」と「収納ラック」を確保できます。

 写真は、Kさん宅の横幅約140cmのキッチンボード[Before]。オーブンレンジの横にスペースを作っていきます。キッチンの振り返った場所にあたるので、ここに「作業スペース」があると調理の準備も楽になります。

[Before.1]キッチンボードのカウンター上(レンジの横)

 カウンター上(オーブンレンジの横)に散らかるモノは、「よく使うモノ」ばかり集まります。「定位置」が決まっていないモノや「棚へ戻しにくい」仕組みを改善してから見直していきましょう。

 これらのモノは、すべて食器棚の「定位置」へ収納済みです。

*ラップ・割り箸・保存袋→「引き出しの中」

*使い捨て食品容器・その他→「食器棚の右側」

[Before.2]キッチンボードのカウンター上(レンジまわり)

 オーブンの周りは、放熱のために5cmの空間を残す必要があります。レシピ本やランチマットなど、燃えやすいモノをギュウギュウに押し込むのは危険です。

[ポイント]奥行きが深い空間は「二分割」にすると便利!

 カウンター上にあったモノを収納、移動した後です。写真上のように、「奥行き」と「高さ」が45cm以上ある場合は、空間を「二分割」に使います。

 この空間を無駄なく活用するために必要なのは、「コの字ラック」と呼ばれる棚です。これを使えば、「手前と奥」「上段と下段」に空間を分けることができます。

[使用アイテム]高さ調節も簡単! ダイソー「ジョイントラック」

 おすすめは、ダイソー「ジョイントラック」です。「コの字ラック」に必要なパーツを揃えると、合計880円(税込、以下同/ライター調べ)です。ダイソー「ジョイントラック」の棚板は、5種類のサイズが揃います。置きたいモノのサイズを先に考えてから、組み合わせを決めましょう。

[1]W30cm×D15cm(110円)
[2]W30cm×D30cm(330円)
[3]W40cm×D25cm (330円)*
[4]W45cm×D20cm(330円)←今回のチョイス
[5]W45cm×D25cm (330円)*

*転び止めタイプ凹も有り

[After.1]予算800円の「コの字ラック」でスッキリ!

 カウンター上(オーブンレンジの横)に、ダイソー「ジョイントラック」を設置して「サプリとドリンクの収納棚」を用意しました。下段に、子どものミルクと大人のプロテインをセット。上段は、健康を管理するサプリをまとめました。

[ポイント]快適な出し入れを作るコツ:ラックの高さを調節するときは、「拳ひとつぶんの余白」を取ります。この余裕が、快適な出し入れと散らかり防止のコツになります。

 次に、キッチンボード全体の「家事動線」との関係も確認してみましょう。

 手前に「作業スペース」があると、調理家電の使用が簡単になります。例えば、オーブンレンジを使って調理する「離乳食」は、手を伸ばすだけで終了。そのほか、引き出しに収納した「マグカップとお茶の用意」「乾電池の交換」なども、コックピットのように少ない動作で作業できます。

 「作業スペース」と「収納ラック」を確保した、カウンターの全体像です。調理家電が増えて、カウンターのスペースに余裕がなくなる家も多いのでは? ダイソーの「ジョイントラック」を使えば、空間を無駄なく活用できます。

 次に、Kさんのキッチンボード(W140cm)より、もっと狭い食器棚の整理方法を紹介します。ダイソーより小さな「イケア」のラックを使った実例です。

[使用アイテム]イケア「ヴァリエラ」「テヴァーレン」がおすすめ!

 筆者宅のカウンター付き食器棚です。システムキッチン以外の収納は、これだけなので奥行きの空間も使い切りたい目的です。

 そこでおすすめなのが、イケアの「ヴァリエラ」279円と「テヴァーレン」699円(税抜)です。2つとも奥行きが20cm未満なので、大きな炊飯器や電子鍋にも合わすことができます。

[ポイント]奥行き「20cm未満」の空間も、収納できる!

 例えば、コーヒーメーカーの裏にペーパーフィルターやコーヒー豆を置きたい!  炊飯器の裏に、ふりかけやお茶漬けを置きたい! など「一緒に必要な道具」を用意できます。カウンターに家電を設置したときに、余った奥行きを使い切るなら「イケアのラック」もおすすめです。

 ちなみに、イケアの「テヴァーレン」はバス用品のコーナーに。「テヴァーレン」は食器コーナーにあります。

 筆者宅で実際に使っている食器棚です。カウンターが狭くても「収納ラック」と「作業スペース」を確保しています。この2つがあるだけで、準備と掃除が楽になります。空いた空間にトースターを置くこともできますが、毎日使うモノと空間の余裕を優先にしたほうがゴチャゴチャしません。

 ほかにも、小さなスペースを有効に使う工夫が、4つ(写真1~4番)あるのでおまけに紹介します。

[1]イケアの「ヴァリエラ」
我が家の炊飯器には、奥行き13cmの「ヴァリエラ」がベスト。
[2]プラスチックトレー
片手で動かしにくい家電も「トレー」に乗せれば、力をかけずに移動できます。水漏れをガードする、掃除の手間を簡単にする役割も兼ねます。
[3]100均のスリムファイルボックス

 ダイソーの「A4ファイルスタンド」も、カウンター周りの収納グッズとして活躍するアイテムです。レシピ本、トレー、板海苔などの収納に使います。

[4]突っ張り棒+イケアの「スンネルスタ」

 ラックより上段の余白も、突っ張り棒+イケアの「スンネルスタ」99円(79円の時もあります)でフル活用しています。ただし、横幅90cmを超えると突っ張り棒では不安定になりがちです。その場合、壁用レールなどを使うと◎です。

食器棚の「○○ケース」をなくして、収納力アップ! 家事効率がグングン上がるビフォー・アフター実例集

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「キッチンでよく使うモノを入れる場所がない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“23回目”は、「食器棚の収納法or食器棚の使い方」について。今回は、「キッチンでよく使うモノを入れる場所がない」というお悩みです。

 生活スタイルが変わった今、キッチンのモノが増えていませんか? この1年で、「キッチンを使う時間が増えた」という家が多いと思います。Kさん宅も、お菓子作り、手間のかかる料理、キャンプの下準備などに使うモノが増えたそう。また、離乳食グッズも増えて「収納力が足りない」と悩んでいました。

 断捨離をしても「収納不足」が解消されないなら、食器棚(キッチンボード)を見直しましょう。一番使うモノを最優先に入れ替えた「見直し例」を紹介します。

[ポイント]一番大きな収納棚をぜんぶ見直しましょう!

 キッチンが使いにくい、収納が足りないと思ったら収納棚を「見直すサイン」です。写真上のキッチンボードは、シンク裏にあります。オーブンもあるので「よく使うモノ」を収納すれば、一気に家事の効率がアップします。

 では、この(1)〜(3)のゾーンに「よく使うモノ」だけを収納し直していきましょう。実例Before→Afterです。

[1.Before]食器棚の上(1)のゾーン

 食器棚の上(1)のゾーンには、使ってない炊飯器、空箱が置いてありました。家電の空箱は転売するとき用に保管しがちですが、不要です。それでも「売る」と判断したなら、箱をたたんでほかの場所へ保管しましょう。

[1.After]よく使う「お菓子作りグッズ」を収納

 扉のない高い場所への収納は、落下しても壊れない「軽いモノ」が◎。折りたたみの脚立を用意して、片手で取り出せる重さとサイズの箱に「お菓子作りグッズ」を用意。ワンステップ登って、片手で出し入れできます。

[ポイント]100均の紙箱は、透明テープで「補強」を!

 使用した紙箱は、ワッツの「ストレージボックス」のA4サイズ。100均の紙箱は「厚みがない」ので、角や底面を透明のガムテープで補強します。とくに、上段に設置する場合は破れやすいので必須です。

 食器棚の左側(2)のゾーンです。食器を収納ケースにまとめると、出し入れが面倒になりほぼ使わなくなります(前回の記事参照)。一見すると、空間をフル活用した収納に見えますが、デッドスペース(▲写真参照)が多くなります。

[2.After]取っ手付きケースをやめて離乳食グッズを

 出し入れがしやすい、3段目の棚に「離乳食グッズ」を用意。子どもの成長に合わせて、入れ替えやすい棚に変えました。上の棚には大皿を。以前は取り出しにくかったグラタン皿も、すぐ使えるようになりました。

 Beforeにあった、カップ類は「引き出し収納」へ移動。かさばる「収納ケース」をなくして、使用頻度の高い棚へと変わりました。

[ポイント.1]取っ手付き収納ケースは、隙間だらけ

 かさばる「取っ手付き収納ケース」の中身です。デッドスペースが多いので、食器棚の「収納力」が減ります。取っ手の凸凹で奥行きが狭くなり、箱の中身も隙間だらけです。

 収納が少ないキッチンで「取っ手付き収納ケース」を使う場合は、高さのあるグラスのみ。保管したい食器のみ、少なく使います。

[ポイント.2]空間をフル活用できる「収納ケース」の選び方

 食器棚で収納ケースを使う場合、「透明のケース」「中身の半分見えるケース」「寸胴型のデザイン」「高さ10cm以内」がおすすめです。吊戸棚やクローゼットなら「保管用の収納ケース」なので見えなくてもOKですが、食器棚は「よく使うモノ」だけを「見える」ように収めます。

 また、収納するモノは「軽いモノ」だけが◎。手前に引き出すだけで、サッと取り出せるモノを入れます。

 食器棚の右側(3)のゾーンです。左側と同じ「取っ手付き収納ケース」を揃えて、食材コーナーにしていました。粉モノの調味料や乾麺などが入っていたため、中身が散らばり粉状に……。賞味期限切れも多く、在庫の管理もわかりにくい「NG収納」でした。

[3.After]食材コーナーから来客用カップ置き場へ

 1段目は、来客用コーナーに。使用頻度が低いため「取っ手付き収納ケース」をそのまま使いました。2段目は、3人分の来客用と紙皿です。よく来る人数、よく使う種類だけ出しておきます。3段目は、使い捨ての「牛乳パックまな板」と「食品容器」です。便利な「フリースペース」として活用します。

[ポイント]この先、モノが増えたら「来客用」を手放す

 今回は、保管用の来客用グラスを4ボックス分だけ残しました。見直し後も使わなかったら、処分または保管場所の移動がおすすめです。そうすれば、1段分「収納力」が増えます。

 Kさんだけでなく、「来客用グラス」で収納空間が圧迫されている方はいませんか? おもてなしドリンクの種類も、コーヒー、日本茶、紅茶、ワイン、日本酒、ビールと多すぎませんか? キッチンの広さ、来客の訪問頻度、保管場所などを見直して「よく使うモノ」を優先に収納しましょう。

 最後に、食器棚・キッチンボード全体のBefore→After写真を比較してみましょう。

 生活スタイルが変わって、モノが増えたKさん宅のキッチン。水切りラックまわりも、使い捨て容器でいっぱいです。

[まとめAfter]家事効率がアップ!

 収納ケース、来客用食器、使わないモノなどを減らして「よく使うモノだけ」を、食器棚に収めることができました。水回りからの動線も良く、家事効率が上がったとKさん。すごくラクに快適になったと喜んでくれました。

 散らかる原因は「食器棚の使い方」です。使いにくさを感じたら、収納棚の中身を片付けましょう!

食器棚で「やってはいけないNG収納」6連発! 使いにくくて、散らかりやすい……プロが片付けした結果、こうなった

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「食器棚が使いにくい、散らかりやすい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“23回目”は「食器棚収納」です。Kさんは、SNSを見て収納の仕方をマネたものの、「取り出しにくい」「家事がしにくい」とお悩みでした。

 写真、右側に観音扉の食器棚(今回取り上げる場所)があります。食器棚を見ていくと、使いにくさの原因となる6つのNGがわかりました。今回は、食器棚の収納で「やってはいけないNG収納」を6つ紹介します。とくに、SNSで人気の「収納ケース」を使った失敗した例など「使いにくさの原因」について解説していきます。

[NG収納.1]全体的に食器の量が多すぎ

 写真上は、メラミン食器を集めて「残す」「処分」「別の場所へ保管」を選別している場面です。主に、使用頻度「使っている・いない」と使用感「使いやすい・にくい」で減らしていきます。見極めるポイントは、以下の5つです。

●食器を手放すポイントをチェック!

[1]複雑な形状の皿、カタチが揃わない皿
[2]料理に合わせにくい、料理が限定される皿
[3]家族の人数を超える枚数(セット購入品が対象)
[4]直感的に、負の感情を持つ皿(洗いにくい、重たい)
[5]イベント用、来客用の皿(1年に1回程度)
※来客用の食器は、日常使いの食器で代用できるかを考えます。クリスマス、お正月など「イベント用の食器」は、食器棚から除いて別の場所へ保管。

[NG収納.2]食器をケースにグループ収納している

 「グループ食器を収納ケースにまとめれば、一回で取り出せます」という内容の「収納アイデア」があります。Kさんも、SNSを参考に「グループ収納」を作ったそう。確かに、見た目もスッキリするし、形状が不安定な食器もまとまるので便利です。しかし、Kさんは「使わない食器」を溜め込んでいました。なぜ、溜めてしまうことになったのか? これら理由が考えられます。

●食器を収納ケースにまとめるデメリット
[1]取り出したケースを、食器棚へ戻すのが手間
[2]1個だけ必要なときは、逆に面倒
[3]外から見えない場合、持っていることを忘れがち
[4]片手で出し入れできても、毎日だと「重く」感じる
[5]丸い食器の場合、ケースに隙間が余る

 もちろん「家族分の茶碗セット」など、収納ケースにまとめたほうが便利な家もあります。収納ケースを置きっぱなしにできる広いキッチンの家、棚へ戻すのが手間じゃない性格の方には向いているかもしれません。

[NG収納.3]食器の住所(定位置)が決まっていない

 大きなサイズの食器は、とりあえず入る場所に置かれていました。食器もすべて「定位置」を決めると、出し入れが簡単になります。

 また、同じ形状の食器を集めていくと似たようなサイズばかりに……。こちらも、食器の量を見直して使用頻度・サイズ別に「食器の住所」を決めました。

 食器を重ね過ぎると、取り出しづらくなります。例えば、Aはサイズ違いの2種類の皿を重ねています。Bは、4種類の皿を重ねています。1種類の皿を出すとき、AとBのどちらか簡単に出せるでしょう?

 食器を重ねる時は、★印のように大小サイズの2種類までが目安。できれば、よく使う食器を上にすると楽ちんです。

[NG収納.5]平皿を「タテ入れ」している

 こちらも「平皿は、ファイルボックスにタテ入れにすると収納力アップ」という内容の「収納アイデア」をマネたNG例です。平皿の「タテ入れ」は、収納力が増えたように見えますが、まず棚板の高さが必要です。また、ケースから出すとき不安定になるので、両手を使わなければなりません。

 戸棚用の食器スタンドもありますが、平皿の枚数が多い家向けです。例えば、料理によって食器を変えたい、ワンプレートの盛り付けが好き、平皿を集めている方に当てはまります。食器を「タテる収納」は、「引き出し」向きです。

 これで全部で5つのNGポイントが明らかになりました。次からはビフォーアフターを紹介していきますが、その前に棚板を調整しましょう。

プロの片付け、まずは棚板の調整から!

 棚板を4枚から、元の5枚に戻して「棚板の位置」を調整します。下段から順に、使用頻度の高い食器を戻していきます。下段は、15~18cmの高さに。中段から上段にかけては、13~15cmの間隔が使い勝手が良いです。

 では、5つの[NG収納]を、すべて解決した[After収納]を確認ください。

 下段から中段にかけて、使用頻度の高い「レギュラー食器」だけを食器棚へ戻しました。5つの[NG収納]を全部見直した結果になります。1段目だけ、奥行きが広くなるので「手前と奥」に分けて収納します。「手前」は、毎日使う家族のお椀コーナー。「奥」は、2軍のお椀を1種類4個まで重ねています。

●出し入れしやすい「食器の置き方」とは?

[1]食器を重ねるのは2種類まで
[2]手前によく使う食器を置く
[3]重ねない食器は、同じ種類を1列に配置
[4]家族の人数分を目安に、枚数を絞る
[5]重ねた食器の上に、拳が入る余白を残す

 では、全体のビフォーアフター写真を比較してみましょう。

[Before]使いにくい、散らかりやすい食器棚

 食器棚全体[Before]です。出し入れするたび、ガチャガチャしました。収納ケースを出すときも、不安定で壊れそうですね。カップ類も混ざっているので、片手でサッと出すのは困難です。

[After]取り出しやすいポイントは「拳ひとつぶんの余白」

 食器棚全体を見直した[After]です。どれも、片手でサッと出し入れできます。全ての食器が取り出しやすいのは「拳ひとつぶんの余白」を残したから。食器棚全体の余裕が、出し入れを快適にします。

 上から1段目は、フライパン用アルミシートと紙皿を。2段目は、よく使うガラス製の保存容器を。3段目は、割れないメラミン大皿を。4段目から下は、日常的によく使う食器を配置しました。

 これらのほか、手が届かない最上段も収納を見直しました。

 脚立に乗って、手を伸ばす高さにも収納棚がありました。大きな保存容器とアイスノンなどが無造作に入っていました。

[After]収納棚に「グループのテーマ」を決める

 手を伸ばす位置には、重たくない、割れないモノを収納します。保冷剤をよく使うということで「冷やすモノ」をまとめました。テーマが決まれば、忘れない収納になります。

まとめ:SNSのテクニックに踊らされないで!

 100均で新商品が出たのがきっかけとなり、最近は「食器を立てる収納」が人気です。SNSでも、食器を立てたことで収納力がアップしたとアピールする写真が目立ちます。しかし、食器棚に収納ケースを使うのは「収納が好きな人」「収納をよく見直す人」「食器をコレクションする人」「引き出し収納」向けです。

 Kさんは今、育児中なので食器を楽しむより「家事の負担を減らす」が最優先。 食器の数が少なければ、一番簡単な出し入れ「平置き」ができます。

キッチン「引き出し収納」劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが手直しすると、どう変わる?

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「キッチンの引き出しがいっぱいで入らない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“22回目”は、大きなキッチンボードのカウンター下を片付けていきます。モノがあふれる「引き出し収納」を、片付けのプロ視点で手直すどうなるのか? 全部で12枚のビフォーアフター写真で、収納のコツを解説していきます!

 手直しするのは、写真に記した12カ所です。 浅型と深型の引き出しをはじめ、片開きのキャビネット、床にまで収まりきれないモノがいっぱいです。これらを、引き出しの中にすっきり収めるコツを、ビフォーアフター12連発で解説していきます。

[Before.1]食器棚の下、1段目

, 食器棚の下、1段目です。キッチン小物(菓子型、クリップ)や消耗品(保存袋、ラップ)が重なるように入っていました。引き出しのモノは全部出して、処分するモノと残すモノに分けていきます。

[After.1]食器棚の下1段目は「カトラリー収納」が正解

 食器棚下の1段目は、「カトラリー収納」がおすすめです。茶碗と一緒に用意するため、配膳の動作にあわせた場所がベスト。使い捨てや余剰のカトラリーは、用意した「小物収納ケース」へ移動。使う量だけ補充することで、出し入れが簡単になります。

★★【100均】セリア、キャンドゥ、ワッツで買える「イノマタ化学のトレー」推し!★★

 引き出しの仕分け収納ケースなら、イノマタ化学の「キッチントレー」がおすすめです。筆者はいつもコレ一択です。一体型ではないシンプルな形状なので、縦・横どちらでも使うことができます。セリア、キャンドゥ、ワッツで購入できます。

[Before.2]食器棚の下、2段目

 食器棚の下、2段目です。子どもの手が届きやすい位置に、マグカップと小皿を用意したんだそう。でも、お皿のサイズがバラバラだとまとまりません。お

[After.2]カトラリーの下は、コップか小皿がおすすめ

 食器棚2段目は、シンクで使うモノをまとめました。コップ洗いは、何個かたまってからというKさんの家事スタイルに合わせて余白は多めに残しています。

 食器棚の下、3段目です。ここには、お菓子作りの小物や乾物食品が入っていました。袋状の粉もの中身が、底面に散らかっています。こういった食品は、慌てて出すので「横置き」は絶対ダメです。

[After.3]小皿とお茶セットなどの、小物を仕分けて収納

 カトラリーとカップ下の引き出しには、サイズが揃った小皿と、お弁当グッズ、お茶を用意しました。飲みきりサイズの茶葉類は、マグカップとシンク近くにあると作りやすくなります。

[Before.4]食器棚の最下段、深型の引き出し

 食器棚の最下段、4段目は「深型の引き出し」です。こちらも、保存容器を重ね置きしています。Kさんに確認したところ、よく使うガラス製と滅多に使わないプラスチック製の2種類が混じっているとのこと。

[After.4]引き出しの最下段は、使用頻度2軍がベスト!

 最下段の引き出し(深型)には、使用頻度の低いモノを収めます。というのも、腰を曲げる→手を伸ばして引き出す→モノを出すという動作が毎日だと面倒になるからだからです。よく使う1軍の、ガラス製の保存容器と水筒は別の場所へ移動して、「2軍の保存容器」コーナーにしました。

★★キッチン収納のポイント★★
 同じグループのモノをまとめて置くのは「ダメ収納」です。使用頻度で分けて、1軍は取り出しやすい位置へ。2軍は取り出しにくい場所へと収納を分けるだけで「家事楽」になります。

[Before.5]片開きキャビネット

 5つめは、引き出し横の「片開きキャビネット」です。棚板を、ミキサーの高さにあわせているためデッドスペースが目立ちます。棚板がもう1枚あるということで、棚の位置から見直して整えます。

[After.5]「急がない家電」は、セパレート収納

 使用頻度の低い「調理家電コーナー」に変身。ミキサーは、上下とパーツを分けて1段目に収まりました。4つのゾーンに家電を分けることで、定位置ができました。ほか、扉裏の隙間には「レジ袋収納」を用意しています。

 右側の引き出し、1段目です。ここには、工具、お茶、文房具などの小物が入っていました。小物はすべて、グループ別に用意した「モノの住所」へ移動。薬箱、工具箱、文具箱と「使う目的を分別」するのが大事です。

[After.6]最上段の引き出しには、頻繁に使うモノを!

 [Before.1]の引き出しに入っていた、保存袋類をこちらにまとめました。お弁当やお菓子の小分けなど、「ビニール類」の出番が多いとKさん。以前より、ゴチャつかずに簡単に出せるようになりました。

[Before.7]右側の引き出し、2段目

 右側の引き出し、2段目です。入っていたのは、薬、冠婚葬祭、カメラ、グルーミンググッズと内容も目的もバラバラです。また、100均の「仕切り板」を大きく使うのはNG収納。不安定でグラグラになります。

[After.7]日常小物は「小分けケース」にタテ入れが正解!

 使用頻度の高い、日常小物(文房具、工具、補修グッズ)だけを残しました。ポイントは、種類別にケースに分類すること、埋もれやすい紙類(メモ、ポチ袋)を「タテ入れ」にすることです。ペン類も、1軍と予備に分ければ1回で出せます。ほか、旦那様の嗜好品ボックスも用意しました。

[Before.8]右側の引き出し、3段目

 右側の引き出し、3段目です。メイン、電池の予備とKさんのアクセサリーと私物です。ほか、置く場所に迷ったモノを入れる場所にしていました。

[After.8]使うときに丸ごと持ち出す「ポーチ収納」に変更

 Kさんの私物が多い引き出しだったので、2つの目的に分けて使います。手前は、電池交換グッズ(予備と処分)とグルーミングセットを。奥は、使うときにそのまま持ち出せる「ポーチ収納」のゾーンです。

 用意したのは、ダイソーの「Wファスナービニールケース A5」です。家族の「病院セット」「パスポートセット」「通帳セット」などに使いました。ほか、Kさんのアクセサリーはクローゼットと洗面所へ移動しています。

 右側の引き出し、4段目「深型の引き出し」です。ファイルボックスを仕切りにして、文房具や工具を積み重ねていました。小物が埋もれている家ほど、同じモノが何個も出てきます。

[After.9]ママ専用の「バッグ置き場」に!

 頻繁に使う小物は、[After.7]の引き出し2段目へ。新たに用意したのは、Kさんの「バッグ置き場」です。キッチンは、小さな子どもが手を出さないエリアですし、動線的にもぴったりの場所です。

[Before.10]片開きキャビネット

 10個めは、「片開きキャビネット」です。掃除用シート、フィルター、ラップなどの消耗品が積まれています。奥には何が入っているのか? 在庫量がわかりにくい状態です。

[After.10]低めの棚には、出しやすい「箱物ストック」を収納

 スポンジやフィルターは、不安定なカタチなので「小物収納ケース」へ移動。体を曲げても取り出しやすい「箱物ストック」のコーナーに変更。これなら、奥のモノも迷子になりません。

[Before.11]スライドテーブル

 スライドテーブルには、大きなエスプレッソマシーンがあります。コーヒーの粉が散るので、いつしか使わなくなったとKさん。炊飯器を使わないお宅なので、別の家電を置くことにしました。

[After.11]スライドテーブルには、使用頻度の高い家電をセット

 使わなくなったコーヒーマシーンを処分して、カウンター上にあった自動フードプロセッサーを設置。定位置が決まったことで、以前よりパンを作るのが簡単になったとKさん。道具の特徴に合わせて、置き場所を変更しました。

 カウンター前の床上に散らかっていた「穴付きレジ袋」も、テーブルフックに掛けて空中収納へ。平置きより、ずっと取り出しが簡単です。

 赤ちゃんが歩きはじめる前に、手に届くモノは全部なくしたいとKさん。キャビネットを開けるにも、モノを動かす面倒がありました。

[After.12]床上に置くモノは、稼働できる荷台へセット

 モノを減らして、収納を全部見直したことで「床置き」するモノがすべて消えました。また、重たい宅配水のストックは、可動できるようにキャスター付き荷台へ。写真の、コーナン「インテリアベース」1,078円(税込、ライター調べ)は、安くておすすめです。

 最後に改めて、全体のBefore→After写真を比較してみましょう!

まとめ[Before]キッチンの作業がやりにくかった引き出し

 引き出しを開けるだけでもレジ袋や床上のモノが邪魔をしています。カウンターの上もゴチャゴチャで、何をするにも「どかす作業」が必要でした。

まとめ[After]家事作業がアップする余白が多い収納に

 キッチンボードの中身を全部見直したことにより、「収納のゆとり」が生まれました。床に置くモノがなくなったので、扉の開閉もスムーズです。すべて「モノの住所」を用意したので、散らかっても片付けのゴールが見えるので大丈夫です。

 次回は、キッチンボード上の食器棚をすっきり!

ニトリ・無印良品・100均よりコスパ最強な理由! プロが選ぶ【コーナン】5段ケースで、キッチンクローゼットがスッキリ

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「日用品の小物やストックが片付かない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“21回目”は、前回に続き「小物収納」です。リビングとキッチンで使う、日用雑貨を「ワンボックス・ワンテーマ」でスッキリ片付けます。使用するのは、コスパ最強! コーナン「5段ケース」です。これで散らかりにくいスッキリした暮らしに変われます!

[Before]サランラップやティッシュのストックが入らない

 前回の記事でも、作り付けのミニクローゼットが散らかるのは「棚板が少ないから」と説明しました。また、滅多に使わないモノ(紙資料)や間違った収納ケースで空間を使ったことも失敗です。

 片付けても散らかるという家は、「小物ごとに仕切りを作る」仕組みと「頻繁に出し入れするモノ」を主役にした収納へ見直しましょう!

 クローゼットの「棚板の位置」は上から調整します。今回は、人が一番出し入れしやすい腰から胸の高さ「中段」からの整理です。ファイルボックス(資料)を別の部屋へ移動して、空間を2段に仕切ります。

[After.1]引き出しケースを使う場合は、上から覗ける位置へ

 Kさん宅にあった、無印良品の「ポリプロピレンケース引出式・横ワイド・深型」(1,090円税込、ライター調べ)を使いました。クローゼットの中で、引き出しケースを使う場合は「上から覗ける高さ」に使います。

 この棚は、薬やサプリなどの「健康管理ゾーン」に変わりました。どれも使用期限があるので、溢れたときが「見直しサイン」になります。

[After.2]子どもの手が届く高さに、子ども用コーナーを用意!

 子どもの手が届く高さに、小さい食品用のケースを用意しました。この家にあったダイソーの「Colorist 収納ケース」を使っています。このようなケースを使う場合、握りこぶしサイズの空間を残します。これ以上空けると上にモノを「ちょい置き」するので、余白は控えめに!

 機会があれば、中身が見える透明のケースに変えると◎。扉や引き出しの中にしまう小物は、隠すより見えるほうがあらゆるロスを減らせます。

 このゾーンには、紙モノとサランラップ、ティッシュ、保存袋、熱冷まシートなどの「日用消耗品」が入っていました。紙モノ以外は「急いで出すモノ」なので、写真のように崩れてしまいます。そのため、日用品のストックは、ワンアクションで出せる収納を目指します。

 床側の最下段を空っぽにしました。真ん中の棚板は、上の段へ移動します。固定棚の下は、約76cmの高さがありました。この空間に、小さめのカラーボックスと収納ケースを入れて「仕切り」を作ります。

[After]デッドスペースの「小物収納」はコーナンが正解!

 ホームセンター「コーナン」で販売している、サンコープラスチックの「ストッキー SA-450」¥1,848(税込)を2つ用意しました。A4のクリアファイルが入る引き出しが、5個も連結していてこのお値段です!

 右脇のデッドスペース(約23cm)には、コーナンの「スリムボックス 6020」1,100円(税込)を設置。3つ合わせても、合計4,796円で済みます。棚板のDIYを考えるより、ずっと簡単な方法で仕切ることができました。

 あらためて「仕切りの数」を確認してみましょう!

[検証]15の仕切りで、無駄のない簡単「小物収納」へ!

 コーナンの収納グッズで15つの仕切りができました。「小物ごとに仕切りを作る」ことで、家族みんなが出し入れできます。また、ストックが多いティッシュは1階から補充式に。保存袋は、別の場所へ移動しました。

 ちなみに、コーナンの「5段ケース」と「カラボ」は多数のサイズが揃います。ミニクローゼットのほか、スチールラックや下駄箱など「棚板がない」「床に直置きする空間」の仕切りに活用できます。

 次に、小物収納のポイントについてまとめます。

 家中の「小物」をかき集めるとワンボックスも満タンです。小さいモノは持っていたことも忘れがちですよね。

 キッチン小物は無料でもらうモノ(試供品やおまけ)も多いので、使い切りたい! という方はぜひ、透明の収納ケースに「ワンボックス・ワングループ」で仕分けしてください。

[ポイント.2]ボックスの中にも「種類別の仕切り」が効果的!

 「ワンボックス・ワングループ」でカトラリーをまとめました。使い捨ての割り箸、ストロー、スプーンも透明の保存袋で仕切りをつけています。今回は、満タンなので、透明の保存袋で仕分けました。ただし、袋から出す手間が増えます。半分量をストックルームに移して、牛乳パックや菓子箱の余りなどで仕分けするのも良しです。

[ポイント.3]引き出しの中は「タテ入れ」のが鉄則!

 Beforeに比べて、出したいモノ(目的)がすぐに見える収納に変わりましたね。ボックスの中も「タテ入れ」なので、在庫量もひと目で確認できます。コーナンの「5段ケース」は、軽くてストッパーがないので出し入れの頻度に合わせて配置変えも可能。住む人の使い勝手で調整しましょう!

 最後に、あらためて全体のBefore→After写真で比較です。

[全体Before]

 リビングとキッチンでは一番大きなクローゼットですが、中は使っていないモノだらけでした。そのせいで、よく使うモノが床上まで散らかっています。

[全体After]

 クローゼットの中を一旦「空」にして、必要なモノを減らし「使うモノ」を主役にした収納へと手直しさせていただきました。再び散らからないように、棚と収納ケースを使って細かく仕切って出し入れを簡単にしています。

[まとめ]

 キッチンのクローゼットの「片付け予算」は合計5,236円です。初期投資はかかりますが、以降はストックの2度買いを減らすことができます。見える収納は、お金や時間のムダを減らすことができますよ。

 次回は、クローゼット脇の「食器棚」を片付けます!