「ターバン姿で国歌斉唱」の湘南乃風HAN-KUN、その意外な評判とは?

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『POSSIBLE / RIDE ON NOW』(バップ)
 去る8月15日にTBS系でテレビ中継された「キリンチャレンジカップサッカー2012」で、レゲエグループ湘南乃風のボーカルHAN-KUNがターバン姿のまま国歌斉唱し、ネット上で「無礼だ」「帽子を取れ」と非難される事態に発展した。さらには「歌唱力もひどい」「勝手にメロディを変えるな」と、彼のパフォーマンス自体にも批判が高まっているようだ。 「HAN-KUNが所属する湘南乃風は、レゲエそのものの人気低迷もあって、はっきり言って落ち目のグループです。夏のイベントでは多少動員しますが、CDやダウンロード販売はもう目も当てられないレベル。そんな中、国歌斉唱という大舞台に『いいプロモーションになる』と飛びついたのでしょうが、薄毛を気にしているHAN-KUNは絶対にターバンを取らないという点を軽く考えすぎましたね。帽子をかぶったまま国歌斉唱するなんて、欧米でもタブーですから、認識が甘い」(マネジメント関係者)  ただし、歌唱力については「HAN-KUNは決して下手ではない。以前サッカーの試合で君が代を歌ったAqua Timezの太志はもっとひどかった」(同)と、Jポップの中ではレベルが高いほうとの意見が多いようだ。 「そもそも君が代はメロディが単調で抑揚がない曲のため、歌い手の歌唱力がはっきりと表れます。今のJポップ界では、歌唱力よりも“味”や“個性”が重視されており、君が代をまともに歌える歌手は少ないのです。たとえば、宇多田ヒカルはライブ時に音程を外したり、声が出なくなったりすることで有名で、内輪のイベントで他人のカバーを披露したところ、あまりの下手さに周囲がひっくり返ったこともありました。そうした事情があって、演歌歌手やクラシック歌手が国歌斉唱を行うことが多いのですが、主催者としては若者にもアピールしたい。そうなるとISSAやHAN-KUNのように、歌はうまいものの帽子が欠かせない歌手に白羽の矢が立ったりすることになり、今回のような騒動がたびたび持ち上がるわけです」(音楽出版関係者)  ちなみにISSAが歌ったのは、07年の北京オリンピック2次予選の日本・シリア戦。変なアレンジを加えることなく堂々と歌い上げて好評を博した。歌う前にハットを取ったものの、頭部に黒いキャップのような布が巻き付いていたため、一部では「帽子を脱いだとはいえない」と問題視もされたが、今回ほどの非難を浴びなかったのは、歌手としての実力が伴っていたからかもしれない。  湘南乃風のメンバーはコワモテの外見とは裏腹に、気さくな性格で音楽業界内での評判も悪くない。今回の騒動を招いた責任は、国歌斉唱役を安易に引き受けたレコード会社や所属事務所にあるといえそうだ。 (文=志波道夫)

「声優仕事は適当なのか?」アニメ映画の舞台挨拶で“月9”アピールの小栗旬に関係者が激怒!?

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『情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・
エディション』
(ジェネオン エンタテインメント)
「初回視聴率は13.9%とまずまずの滑り出しでしたが、ついに2桁を割ってしまいました。要するに、彼は数字を持ってなかったってことでしょう」(フジテレビ関係者)  月曜9時のフジテレビ枠、いわゆる“月9”で『リッチマン、プアウーマン』に主演中の小栗旬。その視聴率が第6話で1桁台に突入し、フジテレビ内でも小栗に対する“責任問題”がチラホラ持ち上がる中、今度はまた別の問題が浮上している。 「実は、小栗さんが声優として主演した『グスコーブドリの伝記』のスタッフが、小栗さんにカンカンなんだそうです。この映画は7月公開だったんですが、5月に公開された小栗さん主演の『宇宙兄弟』と宣伝時期がかぶってしまい、アニメの宣伝が思うようにできなかったんです。おまけに、今アニメ映画といえば、宮崎あおいさんが声優を務めた『おおかみこどもの雨と雪』に話題を全部さらわれてしまっていますからね」(映画関係者)  確かに、『宇宙兄弟』は番宣でW主演を務めた岡田将生とバラエティ番組に片っ端から出演したり、韓国でも話題となって賞を取ったりしたが、この『グスコーブドリの伝記』は露出も少なく、宣伝の力の入れ方には明らかに差があった。さらに、スタッフたちの怒りを決定づける出来事もあったという。 「初日の舞台挨拶のときに、よりによって自身が主演する“月9”のPRをしたんです。そうしたら、スポーツ紙は当然、その話も原稿に入れますよね? その分、映画に関するスペースが少なくなるんです。彼は当然、悪気があってやってるわけではないでしょうが、この作品だけに関わっている人からすれば、“しょせん俳優は、声優の仕事は適当にやっているのか”って思っちゃいますよ。彼はいい声をしてるんだから、その辺はもう少し気を使ったほうがいいと思いますね」(映画スタッフ)  本業の俳優も厳しい状況の小栗。二兎を追うものは一兎をも得ないのだろうか……。

涼感効果もバツグン!? 極寒の地・アラスカで生死をさまようサバイバル『THE GREY 凍える太陽』

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(C) 2011 The Grey Film Holdings, LLC.
 今週紹介する新作映画は、ゾクゾク来る極寒のサバイバルを描いたハリウッド製アクションと、維新の時代に流浪人となった剣客が熱く闘う和製活劇。一見、好対照な2本だが、いずれも「生きるとは、命とは」と観客に問いかけてくる作品だ。  8月18日公開の『THE GREY 凍える太陽』は、主演リーアム・ニーソン、監督ジョー・カーナハン、製作リドリー&トニー・スコットという『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(10)の体制で挑んだサバイバルアクション。石油採掘現場の作業員たちを野生動物の攻撃から守るため、射撃手として雇われているオットウェイ(ニーソン)は、最愛の妻に去られた後生きる意味を見失っていた。そんな彼と作業員らを乗せた飛行機が吹雪に遭い、アラスカの雪山に墜落。生き残ったオットウェイと6人の男は、極寒の地を脱出するため、南を目指して歩き出す。だがそれは、凶暴なオオカミとの壮絶な戦いの始まりでもあった。  舞台出身の演技派だが、50代後半になって『96時間』(08)、『アンノウン』(11)など体を張った主演作で新境地を開いているリーアム・ニーソン。ただし今作で彼が闘う相手は、過酷な大自然。カナダの人里離れた山中で敢行されたロケで、外気零下20度、猛吹雪が吹き荒れる中、ほかの共演者やスタッフらと共に文字通り体当たりで臨んだ。極限状況に置かれて「生」を見つめ直すニーソンの鬼気迫る演技は必見。人間に対峙する凶暴で狡猾なオオカミの撮影は、訓練された本物の動物とアニマトロニクスを極力使い、CGは補助にとどめることで迫真性を高めた。日本人カメラマンのマサノブ・タカヤナギによる臨場感あふれる映像で、見る者の体感温度を確実に下げる本作。真夏に公開される日本では涼感効果もバツグンだ。  8月25日に封切られる『るろうに剣心』は、90年代に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気漫画『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』を実写映画化した新感覚の娯楽アクション。動乱の幕末、“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤健)は、明治維新以後「殺さずの誓い」を立て、日本中を流浪していた。刃と峰が逆の「逆刃刀」を携え東京を訪れた剣心は、亡き父から道場を継いだ薫(武井咲)と出会う。剣心は、アヘン密売で得た資金で世界制覇を企む実業家・武田(香川照之)と護衛の鵜堂(吉川晃司)らから薫や町人たちを守るため、圧倒的に不利な戦いに臨む。  メガホンをとったのは、NHKドラマ『ちゅらさん』『ハゲタカ』『龍馬伝』を演出し、劇場版『ハゲタカ』(09)も手がけた大友啓史監督。大河ドラマ『龍馬伝』で“人斬り以蔵”こと岡田以蔵を演じ鮮烈な印象を残した佐藤健は、大友監督をはじめ製作陣にとって剣心役のベストチョイスだっただろう。アクション監督には、香港で経験を積み『孫文の義士団』(09)など海外作品も手がけてきた谷垣健治を起用。役者生命を賭けて斬り合いを猛特訓したという佐藤ほか、主要キャストがほぼすべてのアクションシーンを自ら演じてリアルさにこだわり、伝統的な殺陣にワイヤーアクションを取り入れた新鮮なチャンバラ活劇が完成した。共演に蒼井優、青木崇高、江口洋介といった個性派が揃い、ドラマ部分では、激動の時代に「どう生きるか」を問い直すことの重要性を説く。原作漫画のファンはもちろん、予備知識がない観客でもしっかり楽しめる痛快なエンタテインメントだ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『THE GREY 凍える太陽』作品情報 <http://eiga.com/movie/57260/> 『るろうに剣心』作品情報 <http://eiga.com/movie/56790/>

蒼井そらはもう古い!? 共産党メディアが「ビデオボーイ」ばりのAV女優批評

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「中国青年網」より
 表向きはポルノ厳禁のはずの中国で、「性の伝道師」として異色の活躍をしているAV女優、蒼井そら。中国版Twitter「微博」では1,300万に迫るフォロワーを擁し、中国ではCM出演の高額オファーも相次いでいると言われ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せている。  ところが、そんな彼女に「強敵出現」と、中国のネット界で話題となっている人物がいる。その人物とは、ネットアイドルとして話題になった後、AVデビューしたハーフ美女、滝沢ローラだ。今年7月にAVデビュー作が発売されたばかりの彼女だが、中国ネット民たちの反応は素早かった。  デビュー作発売から間もなく動画投稿サイトにその全編がアップされると、約1週間で延べ10万ダウンロードを記録。投稿サイトのレビュー欄には、「正真正銘の妖精だ」「蒼井そらって誰だっけ?」などと彼女を絶賛する書き込みが後を絶たない。大手ニュースサイト「環球網」が7月に行ったアンケート結果によると、回答した約330人のうち、6割が「滝沢ローラが蒼井そらを超える」と見ているという。  さらに複数のネットメディアも、滝沢ローラの登場を「第二の蒼井そら」として歓迎している。そんな中、過去には 胡錦濤をはじめ、多くの共産党の若手エリートを育成してきた中国共産主義青年団(共青団)が運営する「中国青年網」に至っては、「オタクの女神大戦」として、両者の徹底比較を行っている。  記事中では、身長172センチの滝沢ローラを「スタイル完璧」と絶賛する一方、蒼井そらに関しては「太くて短い足が欠陥」と指摘。また29歳という蒼井そらの年齢に言及し「童顔なのでまだまだかわいい」とする一方、滝沢ローラに関しては「豚鼻なのがタマにキズ」と辛辣だ……。  秋の党大会に向け、次期主席の座が内定している習近平を輩出した太子党との派閥争いが熾烈化しているといわれる中、共青団直属メディアが配信したAV情報誌顔負けの記事。AVに寛容なところをアピールし、民衆の支持を集めるのが狙いか!? (文=牧野源)

蒼井そらはもう古い!? 共産党メディアが「ビデオボーイ」ばりのAV女優批評

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「中国青年網」より
 表向きはポルノ厳禁のはずの中国で、「性の伝道師」として異色の活躍をしているAV女優、蒼井そら。中国版Twitter「微博」では1,300万に迫るフォロワーを擁し、中国ではCM出演の高額オファーも相次いでいると言われ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せている。  ところが、そんな彼女に「強敵出現」と、中国のネット界で話題となっている人物がいる。その人物とは、ネットアイドルとして話題になった後、AVデビューしたハーフ美女、滝沢ローラだ。今年7月にAVデビュー作が発売されたばかりの彼女だが、中国ネット民たちの反応は素早かった。  デビュー作発売から間もなく動画投稿サイトにその全編がアップされると、約1週間で延べ10万ダウンロードを記録。投稿サイトのレビュー欄には、「正真正銘の妖精だ」「蒼井そらって誰だっけ?」などと彼女を絶賛する書き込みが後を絶たない。大手ニュースサイト「環球網」が7月に行ったアンケート結果によると、回答した約330人のうち、6割が「滝沢ローラが蒼井そらを超える」と見ているという。  さらに複数のネットメディアも、滝沢ローラの登場を「第二の蒼井そら」として歓迎している。そんな中、過去には 胡錦濤をはじめ、多くの共産党の若手エリートを育成してきた中国共産主義青年団(共青団)が運営する「中国青年網」に至っては、「オタクの女神大戦」として、両者の徹底比較を行っている。  記事中では、身長172センチの滝沢ローラを「スタイル完璧」と絶賛する一方、蒼井そらに関しては「太くて短い足が欠陥」と指摘。また29歳という蒼井そらの年齢に言及し「童顔なのでまだまだかわいい」とする一方、滝沢ローラに関しては「豚鼻なのがタマにキズ」と辛辣だ……。  秋の党大会に向け、次期主席の座が内定している習近平を輩出した太子党との派閥争いが熾烈化しているといわれる中、共青団直属メディアが配信したAV情報誌顔負けの記事。AVに寛容なところをアピールし、民衆の支持を集めるのが狙いか!? (文=牧野源)

AR三兄弟が今度は切手を拡張! 撮ったばかりの動画が切手から“ばびゅーん”と飛び出す!?

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 拡張現実のわかりやすい使い方でおなじみ、AR三兄弟(長男:川田十夢、次男:高木伸二、三男:小笠原雄)が「AR三兄弟は、GMOとくとく通信で得をするのか、損をするのか、展。」を開催している。  国道246号線沿いにある東京・渋谷の+SANOW LABs. (サノウラボプラス、東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス1F)にて、9月14日までの5週間にわたり、平日にさまざまな発明品を展示。その展示内容は週替わりで、8月6日から10日までの第1週には「AR三兄弟の拡張記念切手。これでやっと、手紙に時間が添付できるようになりました。」と題し、なんと切手を拡張する発明を出展していた!  切手をARマーカにして動画を再生させる試みは英国でも2010年に行われていたが、今回AR三兄弟が開発したのは、ユーザーが任意で撮影した動画を再生させられるようにしたAR切手とアプリの組み合わせ。  まず、アプリの入ったiPhoneで、動画を15秒以内で撮影する。そして、ARマーカが仕込まれた切手にiPhoneをかざすと、あら不思議、いま自分で撮影したばかりの動画が切手から“ばびゅーん”と飛び出してくるじゃありませんか!  現在は撮影と再生について最低限度の機能しか実装していないとはいうものの、撮影した動画がその場で切手から再生される光景はかなり衝撃的。このキャプチャー&ビューワーアプリは、今秋にもiPhoneで試験的にリリースする予定だという。  さっそく、首謀者のAR三兄弟長男、川田十夢に話を訊いてみた。 DSC_0004.jpg ──いやいや、すごい発明ですね。 川田 もう、脅迫に使ったりとかね。橋下(徹大阪市長)さんとか。 ──えっ(笑)。プレイに使った衣裳はCAだけじゃないだろう! みたいな感じですか。 川田 よくないですか、そういうの(笑)。あるいは、ファンレターのお返しに吉木りさが水着で挨拶をしてくれるとか。あと、風鈴がちりんと鳴る風鈴切手(笑)とかね。使い方はいくらでもあると思うんですよ。 ──なるほど。アイデア次第か……。 川田 日本郵政に働きかけて日本の郵政を変えたい! 暑中見舞い、冷やし中華始めましたAR版、クリスマスカード、ARプロポーズ……AR示談(笑)。いろいろできます。 ──15秒というのは容量的な制限? 川田 いや、長すぎると手紙を全部読んじゃうかな、と。大事な伝えたいことだけ、一部分というのがいいと思って。 ──さっきの脅迫状だと、一番やばい部分だけ(笑)。 川田 使った衣裳を見せるとかね(笑)。それから振込先はここだ、と。まあもちろん、恐喝というのは冗談なんですけど、マネタイズがひとつの問題なので。切手自体で儲けるというより、切手を有効利用したコンテンツの儲けにつなげてもらえるといいかもしれない。  ARの、無限大の可能性を狭めてわかりやすくする、というコンセプトが、アナクロなメディア上で炸裂してしまったAR切手&アプリ。この15秒限定撮影&再生を基本仕様に、いくらでもカスタマイズが可能だという。 ──応用範囲が広がりそうですね。 川田 そうですね、DMもこれでいけるし。生活にちゃんと落とす。おじいちゃんおばあちゃんに使ってほしくて、それなら切手かなと。郵便局に行けばARで観られるというサービスも同時に始めればいいのに。 ──システムとしてAR入れちゃえよ、と。 川田 そうなんですよ、これは拡張記念切手という名前なんですけど、これそのまま採用していいので。世界初。ぜひやってほしいですね。『007』のようなスパイっぽいものを先にやっちゃえば。イギリスが真似をしたくなるような。 ──ともに開発された次男の高木さんは、使ってみてどうでしたか? DSC_0067.jpg DSC_0022.jpg 高木 動画を撮るときにすごく緊張しました。互いに宛てた手紙を書いて読み上げるなんて、日常であまりないじゃないですか? ──確かに普通の電話より恥ずかしいですね。 川田 告白とか、モメたときとか、ごめんなさいとか、お金の話をするとか。 ──これどうなんでしょうね、修羅場で使ったら彼女に許してもらえるのか? 川田 それがクスっとするとか、本当にかわいそうだなと思えるものであれば。 ──直接会うとやばくなるし、会わなくてもこじれるなら、中間のクッション的なメディアになるかもしれないですね。 川田 そういう仲直りするときは、河合奈保子の「けんかをやめて」切手とか、使い方を限定してもいいかなと。「負けないで」切手、「愛を語るより口づけをかわそう」切手、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」切手(笑)、いろいろね。むしろ切手に内容が引き寄せられるというか。  真面目な話をすると、今メディアがないじゃないですか。DVDとかCDが売れないから、もう切手の中に入れちゃえばいいんですよ。音楽付きの手紙でもいいし。本当に可能性は無限大。お金持ちになっちゃうな、どうしよう。PVをつけてもいいし。世界初の切手ミュージックビデオ。つなげると完成するとか。 ──1枚15秒で12枚並べると一曲できあがるんですね。 川田 順番に並べると観られる。芸能界のいろいろな人に送ろうか! ──でも、それこそ営業にいいんじゃないですかね。 川田 グラビアアイドルとかね。あと映画? 映画超いいですね、手紙が送られてきて、切手から予告編とか。 ──古くて新しいメディアなんですね。 川田 そう。だからサイゾーも、公にできない本当にやばいネタは、メルマガでも出せないようなものはARでやってみては! これは、という映像が手に入った場合は。 ……やばいですね。また拡張しちゃいました(笑)。  もともとゲームデザイナーの水口哲也など尖鋭的なクリエイター、アーティストとの連動が多かった+SANOW LABs.。同様に、先端技術に携わるAR三兄弟とGMOとくとく通信とのコラボレーションが持ち上がり、披露したい企画が複数あるので、ならばGMOグループの展示スペースである+SANOW LABs.で、週替わりで展示しませんか──ということで、この5週間にわたる展示会が実現したという。  1週間のお盆休みを挟み、このあと第2週(8/20-8/24)には「毎日がメンズプレシャス:MEN'S Precious年間巻頭連載をうっかり巨大化しました。」を発表。LOUIS VUITTONやCartierなど、名門ブランド拡張の歴史を大きくざっくりおさらいする。その後も、第3週(8/27-8/31)には眼からビームを出す(!)「AR三兄弟の眼力王」、第4週(9/3-9/7)には昭和テイストの「夜明けのスリットスキャン」、第5週(9/10-9/14)にはテレビ番組にリンクを貼る「プログラム(テレビ番組)に、ハイパーリンクが貼れないのダサい。」という、震撼の新作を披露していく予定だ。  8/20(月)、8/27(月)、9/3(月)、9/14(金)はそれぞれ夜8時から、くだけた雰囲気の新作披露パーティが開かれる。AR三兄弟の新作に直接触れるチャンス、一度足を運んでみてはいかがだろうか? (取材・文・写真=後藤勝)

「早くも“エロP”も“ちくP”も封印?」CD売り上げ不調で迷走する、山下智久のイメージ戦略

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こうなることは想定内。
 ロンドン五輪期間中、芸能界ではメダルラッシュに沸く日本選手団を脅かすほどのビッグニュースがなく、「会見に行っても、五輪がらみの話がないと記事にならないし、VTRが使われないので、タレントたちも頭を絞って必死に“ネタ”を考えていた」(スポーツ紙デスク)という。そんな中、8月5日に行われた全国ツアーの公演で、それまでのさわやかなイメージをぶち壊すかのように、突如「僕はエロの金メダルを取ります」と笑顔で宣言したのが、元NEWSのメンバーで、歌手・俳優としてソロ活動する山下智久だった。 「昨年10月にNEWSを脱退。もともとソロ活動志望だったので、満を持して今年1月からドラマ『最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~』(TBS系)に出演するも、平均視聴率は11.1%と振るわなかった。NEWS時代はジャニー喜多川社長の“直轄”だったが、ソロになってからはSMAPの“育ての親”といわれる飯島三智女史が担当しているようで、大胆な路線変更が打ち出された結果が、例のエロ路線だった」(女性誌記者)  先月発売されたニューアルバムのタイトルは、ズバリ『エロ』。アルバム発売直前のファンイベントではファンと体を密着させる風船割りゲームなどを行い、「エロPが出てきちゃった」「(アルバム収録の)新しいPVでは、シャワーシーンで僕の“ちくP”も見えてます!」と、エロキャラ全開でファンを沸かせた。さらに、先日のツアー公演では「エロの金メダル」を宣言したほか、人気お笑いタレント・スギちゃんのものまねを要望されると「お前らをエロい目線で見てるぜぇ。ワイドルだぜぇ」と暴走気味。  さらに、愛称・山Pの名付け親で事務所の先輩の滝沢秀明が飛び入りすると、山下は「滝沢くんにかわいがってもらった影響でエロPになった」と会場の笑いを誘ったが、このキャラチェンジは不発に終わってしまったようだ。 「アルバムに先駆け発売されたシングル『LOVE CHASE』が、オリコン週間シングルランキングの初登場で韓流スターのキム・ヒョンジュンのシングルに、約7万枚も差をつけられ2位と惨敗。アルバム『エロ』も桑田佳祐のアルバムとかぶり、同アルバムランキングの初登場で2位に終わった。おまけに、『LOVE CHASE』は約14万枚売れたが、『エロ』はそれよりも少ない9万枚程度にとどまっている。もともと、山下がエロキャラに乗り気でないこともあり、今回のアルバム限りで封印されることが決まった。以前のキャラに戻すようだが、それでも不調ならまた別のキャラチェンジも考えているようで、かなりの迷走状態です」(同)  せっかく「エロの金メダル」を宣言したにもかかわらず、シングル・アルバムともランキング2位の「銀メダル」に終わり、早々とギブアップしてしまった山P。ファンの中に少なからずいそうな「エロP」支持派にとっては残念な結果となってしまった。

親子で一緒に見てはいけない!? トラウマ必至の昼ドラ『ぼくの夏休み』

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『ぼくの夏休み』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。  現在放送中の昼ドラ『ぼくの夏休み』(フジテレビ系)は「太平洋戦争真っ只中の日本にタイムスリップしてしまった現代の幼い兄妹が、戦火の中、時に大人たちの厳しさに苦しみ、時にその温かさに触れて成長していく物語」というのが、放送開始前に伝えられた概要だった。公式ホームページには愛くるしい兄妹の笑顔が全面に映し出され、エンディングのスポットで使用する親子写真を視聴者から募集するなど、ほのぼのとした雰囲気に包まれていた。放送が子どもたちの夏休みに重なることもあって、親子で一緒に見る、戦争モノの道徳ドラマだと思われていた。  しかし、そんな予想は早々に裏切られる。オープニングから、手足を縛られた少年と少女が中年男性に激しく折檻されるシーンが映し出される。その中年男性は、別の場面では妻や使用人に対し粗暴に体を求める、鬼畜男だ。さらに、逃げまどう子どもたちをたいまつ片手に狂気じみた表情で追い詰める大勢の村人たち……。子どもと一緒に見るには、思わず目を背けたくなるシーンの連続だ。  ショッキングな場面はなおも続く。舞台が現代に移ると、主人公の兄妹は両親の離婚問題により、茨城にある母の実家に預けられることになる(その境遇だけでも、物語の容赦のなさの片鱗がうかがえる)。子どもたちだけで茨城に向かう道中、電車内で「死ね、死ね」とつぶやきながら携帯ゲームに興じていた兄の前に、突然見知らぬ老婆が立ちはだかる。老婆は「そんな言葉使うんじゃない!」と繰り返しながら、自らの胸をはだけ、戦争で負ったグロテスクな大やけどの傷痕を見せつけるのだ。思わず言葉を失う兄妹だったが、電車を降りた彼らを待っていたのは戦中の世界だった。  せめてもの救いは、このドラマの放送開始が、子どもたちの夏休みの開始よりも早かったことだろう。親子で見るのには少々ヘビーなシーンは、大人一人ならそのまま目が離せないくぎ付けのシーンへと変わる。  確かに、物語としてツッコミどころは多々ある。しかし、それを補って余りあるほど、登場人物たちの心理描写が丁寧に描かれ、演者たちの熱演に惹きつけられる。  主人公である兄・和也の少年時代(第1部)を演じたのは、ドラマ初主演で昼ドラ最年少主演となった綾部守人。眉毛をハの字にし、口角だけをわずかに上げる独特の困惑顔で視聴者の不安を煽り続けた。妹・はる菜の少女時代を演じたのは、NHKの朝ドラ『カーネーション』で主人公・糸子の少女時代を演じた二宮星。誰からも愛される(それゆえ、傷つけられる)少女を、その百面相ともいえる豊かな表情で演じ、物語の強力な推進力として機能していた。  脇を固めるのも、キャラ立ちした面々だ。和也が身を寄せる上条旅館の主人には升毅。カネと保身のため、鬼畜的な所業で和也たちを苦しめる。その二男・勇作役の森永悠希は爬虫類のような目つきで視聴者の怒りを呼び起こす、完璧なヒールっぷりだった。彼らの謀略により、はる菜は女郎部屋に売られ、兄妹は離れ離れになってしまう。それでも、若き日の樹木希林を思わせるような強烈な個性を画面から漂わせた伊藤麻実子演じる菊ちゃんの助けで、はる菜は体を売ることなく女郎部屋を逃げ出し、ついに2人は再会を果たす。が、その刹那、米軍の空襲が2人を襲うのだった。  容赦ない展開は第2部「青春編」になっても続く。第1部から7年後、空爆の混乱で再び生き別れになってしまった兄妹を演じる役者は、井上正大と有村架純にバトンタッチ。運命的な再会を果たすが、お互いの素性は分からぬまま。心配する和也が止めるのを振りきって、はる菜は生活のためにパンパンになり、米兵に処女を売ってしまうのだった―――。  毒にも薬にもならない“良性”のエンタテインメント主流の昨今のテレビ界の中にあって、このドラマのように、ある種のトラウマを植えつけるような“悪性”のエンタテインメントは貴重だ。今、テレビで放送される野心的な作品は大抵の場合、それと分かるような姿で放送される。だから、見るときはそれなりの覚悟を持って臨むことができる。けれど、本当の意味で刺激的なのは、それが不意打ちで訪れた時だ。『ぼくの夏休み』という楽しげなタイトルと、ほのぼのとしたパッケージに隠された猛毒に打ちのめされるように。その時受けたトラウマは、子ども心の奥深くにくさびを打つように、ずっと脳裏に残るだろう。そのくさびが精神世界にどんな変化をもたらすかは、分からない。でも、それこそが本来テレビが持つ醍醐味の一つではないだろうか。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ●【テレビ裏ガイド】INDEX 【第5回】人見知り芸人の処世術が爆発!? 『日曜×芸人』が生み出す「ポジティブ」の正体 【第4回】大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り 【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』 【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義 【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意

「健康美人」「意志の強い女」はガセ!? “元祖トレンディ女優”鈴木保奈美は“お騒がせ女”だった?

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『東京ラブストーリー DVD BOX 』
(フジテレビ)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  とんねるずの石橋貴明の妻で、女優の鈴木保奈美が、9月30日に放送されるTBS系の特別企画ドラマ『リセット~本当のしあわせの見つけ方~』で14年ぶりの民放ドラマ主演を果たすことが話題になっている。この間、保奈美に関する情報がほとんどなかったこともあり、彼女については「健康的な美人」「意志の強い女」などというようなポジティブなイメージを抱いている人がいるかもしれないが、そもそもは相当な“お騒がせ女”だった。  大手芸能プロである「ホリプロ」に所属していた保奈美は、フジテレビのトレンディドラマ『東京ラブストーリー』の主演に大抜擢されて一躍脚光を浴びたが、その一方で、今年5月にフジテレビ常務に昇格した、当時番組プロデューサーだった大多亮氏と“不倫”のウワサが立った。このウワサは根も葉もないものではなかったようで、売り出し中の女優に手を出されたことにホリプロが激怒。フジの上層部に抗議する一方、メディアに対しては、大多氏と共に必死に否定した。しかし、大多氏が公衆電話に保奈美とのプライベートのツーショット写真が挟まった手帳を忘れてしまうという大失態を犯したのだ。  その手帳が、どういう経路かわからないが、女性誌「微笑」(祥伝社/すでに休刊)編集部の手に渡り、不倫の事実は確定的になったが、手帳も写真も大多氏の私物ということもあり、同誌はその動かぬ証拠を表に出すことはなかった。  その直後から、保奈美は『東京ラブストーリー』で共演した俳優の江口洋介との熱愛が発覚。筆者をはじめ、大多氏との不倫を取材していたマスコミ関係者の間では、“不倫スキャンダル”を回避するために江口が身代わりになった、というのが一致した見解だった。というのも、江口は大多氏によって“トレンディ俳優”として売り出してもらったという恩義があり、恩人を守るために一肌脱いだのではないかと思えたのだ。  結局、保奈美は離婚する気がない大多氏をあきらめて、94年にF1解説者の川井一仁氏と結婚するが、いくら取材しても結婚生活の実態が見えてこない。“偽装結婚”のウワサも流れたほどだが、案の定、3年後に離婚。その後、保奈美は川井氏の友人だったとんねるずの石橋貴明と“電撃でちきゃった婚”を発表したが、周囲からは祝福されるどころか、大ひんしゅくを買ってしまった。  なぜなら、保奈美は翌年1月から放送されるNHK大河ドラマ『元禄繚乱』の収録中だったからだ。「女優としての自覚が足りない」と事務所の先輩の和田アキ子にもバッシングを受けて、大河終了後に芸能界から消えた。休業扱いではあったが、事実上の芸能界追放といっても過言ではない状況だったのだ。  石橋との間には3人の女子が生まれて、保奈美は育児に専念した。筆者は偶然、ハワイのマウイ島のホテルで、保奈美と石橋が子どもを連れているところを目撃したことがある。後輩タレントには偉そうにしている石橋が、保奈美の前では頭が上がらず、保奈美に言われるがまま子どもの面倒を一人でみていた。保奈美の尻に敷かれた石橋のだらしなさもさることながら、“女って、子どもを産むと強くなるんだ”とつくづく感じたものだ。  子育てがひと段落した保奈美は、石橋の事務所「アライバル」に所属。昨年の大河ドラマ『江』で女優復帰。そして、今年の秋にはNHKよりギャラが数段高い民放のドラマに14年ぶりに出演することになった。  ここ数年、レギュラー番組が増えない石橋が、家庭内でますます肩身が狭くなるのではと老婆心ながら危惧する次第だ。 (文=本多圭)

テレ朝社長の責任問題にも発展? 波紋を広げる「古舘プロジェクト」の裏稼業

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テレビ朝日『報道ステーション』
 先週発売された「週刊新潮」(新潮社)に「『テレビ朝日』 看板番組の裏の顔 『報道ステーション』は闇金融に手を染めた」というタイトルの記事が掲載され、業界内では大きな話題になっている。  「新潮」によれば、『報ステ』のキャスターを務める古舘伊知郎が所属する「古舘プロジェクト」の佐藤孝社長が、赤坂のコリアンクラブのママたちに億単位の金を貸しては、高い利息を取っていたという。同社も佐藤社長も、貸金業者としての届け出はなく、いわゆる闇金融で、赤坂のコリアン街では佐藤社長は“闇金の帝王”と呼ばれる存在だったと、報じているのだ。  実は、筆者も親しいテレ朝の元プロデューサーから、佐藤社長が赤坂のコリアンクラブのママに1億円投資していたという情報を提供されていた。しかし、真相は投資ではなく、佐藤社長が貸し付けた金だったようだ。  “闇金”の資金源は、報ステの制作費だという疑惑も浮上している。事実だとすると、古舘プロジェクトの取締役でもある古舘のキャスタ―生命が危ぶまれる。さらに佐藤社長と蜜月関係といわれている、テレ朝の早河洋社長の責任も問われそうだ。  『報ステ』は、久米宏の『ニュースステーション』の後に、同番組の初代プロデューサーで、当時常務だった早河洋社長が、古舘を起用して立ち上げた肝いり番組。久米の時は彼が所属する「オフィス・トゥー・ワン」が制作に関わっていたが、『報ステ』になってからは、古舘プロジェクトが制作を請け負っている。古舘プロジェクトには 『報ステ』の制作費だけで、テレ朝から年間20億円支払われているという。そこからの利益で、佐藤社長は毎晩のようにコリアンクラブで飲み歩いているらしいのだ。  昔、日本テレビの『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』を筆頭に、多くのバラエティ番組を制作していたテレビ制作会社「I」のオーナーだったSが、毎晩銀座に繰り出して、“夜の銀座の帝王”と呼ばれ浮かれていたが、Sが使った遊興費はタレントのギャラの上前をはねた金だったことで、業界内ではひんしゅくを買っていた。  佐藤社長の場合は、古舘が政治の腐敗や社会の不正義について、弱者代表になりきって、日本の不幸を一人で背負っているような表情で熱く語っている番組の制作費で豪遊し、闇金をしていたという疑惑が持ち上がっているのだから、Sのケースよりも深刻だ。さらに佐藤社長が取り立てトラブルの現場に、ヤクザの組長を同行したという情報がある。これには、暴力団排除条例を担当する警視庁組織犯罪対策第3課も興味を示して、事実関係確認に動くという見方もある。  前出の元テレ朝のプロデューサーは「早河社長も、佐藤社長と飲食を共にしたり、盆暮れの付け届けをもらったりしています。彼の責任も問われますよ」と言う。昨今は視聴率も好調で、直近の期間では開局以来初の視聴率3冠王を獲得したテレ朝。視聴者の支持を裏切らないためにも、同局は徹底的に内部調査をし、古舘は『報ステ』内で真相を明らかにすべきだろう。 (文=本多圭)