豚のおっぱい、山羊のキンタマ……“食べ物界の一発屋”獣肉を食らう!!

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ワニ、トド、マンボウ……。メニューには妙な肉ばかりが並ぶ。
ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。  東京・高田馬場に、「豚のおっぱい」や「山羊のキンタマ」を食べられる店がある。分かってる、こんなもの食べずとも、普通の食べ物のほうがおいしいに決まってる。ゲテモノは悲しいかな、試しに“ネタとして食べる”、食べ物界の一発屋である。でも、一度は食べたい。一度経験して、「私、山羊のキンタマ、食べたことあるもんね!」と声高らかに自慢したい。ただそれだけのために獣肉酒家「米とサーカス」へ行くことにした。待ってろ、おっぱい、キンタマ。  高田馬場駅前の路地を数秒歩くと、突然妙な建物が現れた。 niku_1.jpg  妙なのは建物だけじゃない。店員さんも何かがおかしい。 niku_2.jpg  店の中も徹底的に怪しく、
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すぐ裏に山手線が走っているとは思えない異空間ぶり。
 メニューはなぜか絵本を改造して作られている。
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表紙は絵本そのまま。中身がメニューになっている。
 雑多なサーカス小屋をイメージしたというが、それにしてもあまりに前衛的な店構えにメニューの珍しさがいささか霞む。しかし、私はおっぱいやキンタマを食べに来たのだ。こんなところで負けるわけにはいかない。気を引き締めて、お目当ての珍味をオーダーした。挑戦したのは、豚のおっぱい・鹿のタン・熊の味噌焼き・山羊のキンタマ、の4品。 ■『いや~ん 豚オッパイ炒め』(480円) niku_5.jpg  オーナーの宮下慧さん曰く「リピーターがかなり多い」とのこと。一口かじってみると、やや豚の臭みはあるものの、歯ごたえコリコリでタンのような食感。噛むと、口いっぱいに脂の旨みがとろけて、うまい。うおォン!  ちなみに、こんなに安いのは、豚には一頭あたり12~14個もおっぱいがついていて、入手しやすいからだという。 ■『エゾ鹿の舌 塩焼き』(720円) niku_6.jpg  豚のおっぱいよりもやや硬く、少し獣臭さがあり、好き嫌いが分かれる味。鹿は部位によって味が大きく異なり、「鹿のレバーは、ペーストにしてみたり、味噌で焼いてみたりと工夫したけど、どうしても臭みが抜けず、定番メニューにするのはあきらめました」(宮下さん)と、調理に苦労しているそうだ。 ■『野趣あふれる熊の味噌焼き』(980円) niku_7.jpg  「熊はものすごくクセのあるお肉です」(宮下さん)と聞いておそるおそる口にしたのだが、味噌の染み込んだ肉の味がじゅわっと広がり、これまたうまい! うおォンうおォン! 肉を柔らかくするため、味噌とみりんに漬け込んで柔らかく調理されている。ラム肉に近いが、ラムよりも万人受けする味かもしれない。  だが、冬眠前が一番おいしく、冬眠明けは脂がのってなくて淡泊と個体差があるようだ。 ■『まさに珍味な山羊の金玉』(950円) niku_8.jpg  4品の中で、最も口にするのに勇気を要する一品である。なにしろキンタマ。しかも、なんの調理もなされていないお刺身として出てきてしまった。味噌や塩で味付けされているわけでもない、まっさらなキンタマ……。これはキンタマだと思うから食べづらいのだ。目をつぶって、キンタマであることは忘れて――と心の中でぶつくさ言いつつ、一枚口に含んでみると……とろとろっと舌の上で溶けたミルキーなその味は白子そのもの。すごいぞ、キンタマ。もちろん精力増進の効果があるとのこと。  今回食べた4品は、当初想像していた以上にどれも食べやすかった。特に、豚のおっぱいに至ってはゲテモノ感ゼロ。おっぱいのくせに。ゲテモノとしてのプライドを問いただしたいくらいである。  ところで、おっぱい、鹿、熊、キンタマ、と立て続けに食べると、最後のほうは胸焼けと同時に、なんだかやけに体全体が熱を帯びて発汗したのをここに記しておく。これはつまり、アレがアレでアレしたということで、皆さまにおかれましては、“そういう用途”で使うのも頭に入れておかれますよう。 ●ドキドキ度 ★★★★★ いろいろな意味でドキドキする店である。食べ過ぎるとドキドキと発汗し、お店のチャレンジ精神にもドキドキさせられる。まず、食材を仕入れるルートは、「“ゲテモノ”でGoogle検索をして調べています」(宮下さん)。そんなんでいいのか。さらには、「以前、虫料理も出そうとしたのですが、調理場がものすごく臭くなっちゃって……虫なんて食べるもんじゃないですね(苦笑)」と言い出す始末。虫料理は、こういったイベント(※記事参照)で十分である。 (取材・文・撮影=朝井麻由美) ●『米とサーカス』 <http://kometocircus.com/> 新宿区高田馬場2-19-8。JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線 高田馬場駅より徒歩1分。営業時間は月~土17:00~7:00、日17:00~24:00。ちなみに、常に期間限定の新作メニューの研究を重ねていて、現在はウーパールーパー料理を開発中だそう。 【散歩師・朝井がゆく!】バックナンバー 【vol.15】ご当地検定だと思ったら大間違い!? 意外とガチな「甲賀流忍者検定」 【vol.14】まるでUFOキャッチャー!? ゲーム感覚で楽しめる‟釣り居酒屋” 【vol.13】工場長のテンションにも注目!? おもしろ消しゴム工場見学! 【vol.12】“新秋葉電気鉄道”出発進行! 鉄ヲタ大満足の鉄道居酒屋 【vol.11】ドレスコードはバンドT! ROCKにキメる『ジャケ弁講座』に潜入 【vol.10】かわいいメイドさんの正体はガンマニア!? シューティングメイドカフェ 【vol.9】ドヤ顔からてへぺろまで!? 自分にそっくりな石像が見つかる「五百羅漢」 【vol.8】ドラクエ好き女子ライターが教える、ドラゴンクエスト展のマニアな楽しみ方 【vol.7】麺の気持ちになれるアトラクションまで!? 「カップヌードルミュージアム」が楽し過ぎる! 【vol.6】「舌の上でプチプチと......」知られざる珍味"蝉フルコース"にチャレンジ 【vol.5】お坊さんは隠れた名カウンセラー? お寺で人生相談 【vol.4】"ライター"のプライドを懸けて「売り込みナイト」にガチで挑戦! 【vol.3】なんとも言えない高揚感に体が火照る!? 話題のアニソンバーで熱唱! 【vol.2】ベタなトルコをお気軽エンジョイ! 「東京ジャーミイ&トルコ文化センター」 【vol.1】サブカルイベントゆえのゆるさ!? 『ART MAP in 阿佐ヶ谷』を歩いてみた

「もう言い訳できない……」いよいよ“本当の1ケタ”に突入したNHK大河『平清盛』の暗い見通し

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NHK大河ドラマ『平清盛』公式サイトより
 26日放送のNHK大河ドラマ『平清盛』の平均視聴率が、2度目の1ケタ台となる9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。同ドラマの視聴率はロンドン五輪開催中の5日の放送で過去最低の7.8%を記録したが、今回は五輪が閉幕しており、言い訳ができない状況での視聴率1ケタ台。いってみれば、これが真の実力、“本当の1ケタ”である。 「五輪閉幕後初の放送となった前回が10%台だったので、関係者もホッと胸をなで下ろしていましたが、ついに出たという感じですね。まあ、今回は裏番組の日本テレビ系『24時間テレビ』に視聴率を食われたから仕方ない、という声もあるのですが、昨年の大河は2ケタ台だったわけですから、そんな言い訳は通用しません」(テレビ情報誌編集者)  あの手この手のテコ入れ策を講じてきたが、もはや視聴率が下げ止まらないといった体である。“禁断の1ケタ台”を2度も記録した今、このまま“1ケタ街道”をひた走ることになるのだろうか? 「その可能性は高いですよね。今回は、ここ最近の大河とは違った硬派路線を目指したという触れ込みでしたが、結局『画面が汚い』『ひとりよがりな内容で、面白みに欠ける』という批判が相次いだだけでした。それに硬派路線という割には、主演の松山ケンイチをはじめ、キャストも若者におもねった陣容じゃないですか。これじゃ民放のドラマと変わりはありません。一見、NHKらしからぬ冒険を試みているようですが、実際は民放ドラマをなぞったような安易なドラマ作り。そこらへんを視聴者に見透かされているのではないでしょうか。だから、視聴率が一向に上向かない。NHKには、もはや大河ドラマを作る能力がないのでは」(同)  『平清盛』には1話8,000万円、トータルで40億円もの巨額の制作費がかけられているという。無論、国民の受信料である。今後もさまざまなテコ入れ策を講じて、視聴率の下げ止まりを食い止めたいところだが、現状を見る限りでは見通しは暗い。  五輪も閉幕し、24時間テレビも終わった今、次は何を視聴率低迷の言い訳にするのだろうか?

「これでもまだ起用しますか?」佐々木希 仕事激減の裏に、テレビ局を駆け回った怪文書の存在が!?

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素行の悪さはお墨付き?
 佐々木希の仕事激減の原因は、怪文書だったのだろうか?  6月ごろ、テレビの情報番組やスポーツ紙などに謎の封書が届いていた。差出人は「真実(まことみのる)」とだけ書かれており、中身はA4の紙一枚。佐々木希のプライバシーに関する記述が並んだ後、交際中だとする男性が実名で記されており、最後は「これを読んでもまだ彼女を起用しますか?」と結ばれていた。この交際相手が何者かは書かれていなかったが、同姓同名に暴力団と交際のウワサも根強いコワモテ実業家がおり、その人物を指していると思えるような内容ではあった。  佐々木といえば、ここのところ仕事激減が話題となっている。MCを務めていたバラエティ番組『みんなのアメカン』(日本テレビ系)は秋の改編を待つことなく8月で打ち切り。3月にもMCを務めていた音楽番組『レコ☆Hit’s!』(同)が終了したばかりで、昨年は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のレギュラーも降板。CMは現在も多数出演しているが、これがそのまま継続するかどうかは分からないからか、最近は映画の試写会などの小さな仕事にも精を出し始めている。 「CMが残って番組から消えるというのは、本人の素行に問題があるというケースがあります。CMは違約の場合の条項が契約に含まれているので、基本、問題が起こる前に降板させることはないんです。でも、番組のほうはコンプライアンスがうるさくなった昨今、プロデューサーらが自らの出世に響くのを恐れて先に先に対処しますからね。試写会などのイベントは文字通り単発なので、これも問題なし。ヤンキー上がりの彼女だけに、交際相手がヤバい人物だという話が事実なら、干されているのは事実なのかもしれません」(テレビ関係者)  もちろん、怪文書が事実であるという確証は何ひとつない。佐々木はアドリブトークに極めて弱く、バラエティ番組のスタッフ受けが悪いという話も有名で、「ルックスは可憐でもしゃべらせたらダメ」という悪評が仕事減につながった可能性も大きい。  一方で今月、閉鎖が決まった彼女のアパレルブランド「Cotton Cloud」についても、関与した人間に良くない筋がいたことが原因とする妙なウワサもある。表向き「芸能活動とデザイナーの両立が困難になってきたこと」が理由となっているが、仕事減の中での閉鎖には別の理由があるともっぱらだ。  先日はフランス映画の試写会でパートナーの存在を聞かれ、「6歳ぐらいからの親友」と同性の幼なじみを挙げ、恋人の存在がないことを強調していたが、これだけの美人で24歳という年頃。ロマンスがまったくないわけもないのだろうが、果たして……。 (文=鈴木雅久)

「えーっと……」ドーム公演で見せたAKB48大島優子のニューヘアに、ファンは激しく戸惑い中

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右サイドに毛がない。(c)AKS
 「えーっと……なんというか、気づいた時には愕然としましたね」  渋い表情でそう語るのは40代の男性AKB48ファンだ。  人気アイドルグループAKB48の、夢の東京ドーム公演が24日から3日連続で行われた。“不動のセンター”前田敦子の卒業を間近に控え、ファンのボルテージも最高潮だったが、そんな中、今年の選抜総選挙で1位に返り咲いた大島優子の髪型にファンから戸惑いの声が飛び出したのだ。  右のもみあげ部分を大胆に刈り上げ、ツーブロック風のヘアスタイルにイメチェンしていた大島。巨大ビジョンにそのアップが映ると、4万8,000人に膨れ上がった会場は騒然。大島のイメチェンついて、MCを務めたHKT48の指原莉乃は「東京ドームでテンションが上がりすぎて、頭の一部を剃ってしまった人」と暴露。大島とユニット曲を歌った小嶋陽菜も「あー、私も見たわ。びっくりしたー」と語った。  大島本人は仕上がりにご満悦だというが、一部ファンからは「さすがにちょっとやりすぎだろ」「何か勘違いしているんじゃないかな?」「アイドルらしい髪型に戻してほしい」という意見が噴出。AKB48に近い関係者は「彼女は男っぽい性格で、自分が『こうだ!』と決めたら、考える前に行動してしまう。あのニューヘアも運営側には事後報告だったそうです。とにかく彼女は生粋の目立ちたがり屋。今回の髪型がファンの間で賛否両論呼んでいることにも、“してやったり”の表情を浮かべています」と話す。  逆にいえば、アイドルらしからぬ“刈り上げヘア”で注目を集めてしまった以上、次の髪型も無難にするわけにはいかなくなった。次はベリーショートか金髪か、はたまた坊主か──。

「えーっと……」ドーム公演で見せたAKB48大島優子のニューヘアに、ファンは激しく戸惑い中

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右サイドに毛がない。(c)AKS
 「えーっと……なんというか、気づいた時には愕然としましたね」  渋い表情でそう語るのは40代の男性AKB48ファンだ。  人気アイドルグループAKB48の、夢の東京ドーム公演が24日から3日連続で行われた。“不動のセンター”前田敦子の卒業を間近に控え、ファンのボルテージも最高潮だったが、そんな中、今年の選抜総選挙で1位に返り咲いた大島優子の髪型にファンから戸惑いの声が飛び出したのだ。  右のもみあげ部分を大胆に刈り上げ、ツーブロック風のヘアスタイルにイメチェンしていた大島。巨大ビジョンにそのアップが映ると、4万8,000人に膨れ上がった会場は騒然。大島のイメチェンついて、MCを務めたHKT48の指原莉乃は「東京ドームでテンションが上がりすぎて、頭の一部を剃ってしまった人」と暴露。大島とユニット曲を歌った小嶋陽菜も「あー、私も見たわ。びっくりしたー」と語った。  大島本人は仕上がりにご満悦だというが、一部ファンからは「さすがにちょっとやりすぎだろ」「何か勘違いしているんじゃないかな?」「アイドルらしい髪型に戻してほしい」という意見が噴出。AKB48に近い関係者は「彼女は男っぽい性格で、自分が『こうだ!』と決めたら、考える前に行動してしまう。あのニューヘアも運営側には事後報告だったそうです。とにかく彼女は生粋の目立ちたがり屋。今回の髪型がファンの間で賛否両論呼んでいることにも、“してやったり”の表情を浮かべています」と話す。  逆にいえば、アイドルらしからぬ“刈り上げヘア”で注目を集めてしまった以上、次の髪型も無難にするわけにはいかなくなった。次はベリーショートか金髪か、はたまた坊主か──。

道徳崩壊の中国 老人路上放置死亡事件の背景に高齢者犯罪の増加?

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イメージ画像 photo by Gwydion M. Williams
from flickr
 道徳崩壊が問題となっている中国で、「またもや」といった事件が発生した。8月27日、北京市朝陽門付近の交差点で、自転車に乗った老人が路上に転倒。周囲には多くの目撃者がいたにもかかわらず、路上に真っ青な顔色で横たわる老人は放置され続け、その後、死亡したのだ。  この老人は、現場から30メートルほどの距離にある団地に家族と住んでいる70歳前後の男性で、近所の野菜市場でスイカを買っての帰宅途中だったとみられている。  老人が転倒したのは朝7時半ごろ。何かにぶつかった様子はなく、真横に突然倒れたという。当時は通勤時間帯で通行人も多く、さらに時間が経過するに従って野次馬も集まってきたが、路上で微動だにしない老人に手を貸そうとする者は誰一人としていなかったという。  救急車が駆けつけたときには、老人が転倒してから2時間以上が経過していた。路上で強打したとみられる後頭部からの出血は路上で固まっており、老人はすでに息を引き取っていたという。  多くの目撃者がいながら、瀕死の老人が路上で2時間以上も放置され、ひとつの命が失われてしまうとは、まさに異常事態。ところが、広東省ブロック紙社会部記者は、中国特有の事情をこう話す。 「中国ではこのところ、倒れた老人を助けた人が、逆に加害者として訴えられ、高額な示談金を請求されるという詐欺が横行しているんです。ほかにも高齢者による詐欺や強盗などといった犯罪が頻発しており、老人だからといって、無防備に手を貸せないんです。その背景には、高齢化と福祉の未整備がある。老後の保障もなく、困窮した老人が犯罪に手を染めるケースが増えているんです」  社会のひずみが人間不信を蔓延させ、人命が犠牲になってしまうとは、もはや皮肉としか言いようがない……。 (文=牧野源)

盛り上がりを見せる脱原発デモの行く末は? 成田闘争に見る、“未決着”市民運動の現在

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 毎週金曜日、首相官邸前には数万人ものデモ参加者が足を運び、「脱原発」の声を上げている。8月にはデモ主催者が野田佳彦首相と面会するという快挙を達成し、日本における市民運動が新たな局面を迎えたことは広く報道された。  しかし、複雑な思惑が入り乱れる原発問題が、早晩の解決を迎えるとは言い難い。現に、原子力の安全規制を担う新組織「原子力規制委員会」の人事は相も変わらず原子力ムラからの人選が濃厚となっているし、産業界では“脱原発は経済に悪影響を及ぼす”との声が強い。仮に野田首相が言う「脱原発依存」が正式に閣議決定されたとしても、避難生活を強いられている福島の人々は、場合によれば数年、あるいは数十年にわたって故郷を追われる。彼らが故郷に戻れる日が来るまで、原発問題は続いていくのだ。長期化するにつれ、現在盛り上がりを見せる脱原発運動はどのような形になっていくのだろうか……。  そのヒントとなる運動が、日本の玄関口である千葉県・成田空港で展開されている。  年間18万回も航空機が離発着し、旅客数は2,800万人を数える成田空港。いまやアジア有数の大空港であり、交通だけでなく物流の拠点としても欠かすことはできない。だが、この成田空港の内側に「民家」があることを知っている人はあまり多くないだろう。空港の内側に取り残された東峰地区、天神峰地区にこの民家は点在している。道路標識を見ると、「空港整備区域」と表示され、矢印は示されていないものの、地図を見ればしっかりと道が続いているようだ。 IMG_5377.jpg IMG_5404.jpg  空港の外側から、きれいに整備されたトンネルを潜り100メートルほど進むと、ぱっと視界が開けてくる。そこに現れるのは、雑木林に囲まれたいくつかの民家と野菜畑。四方を取り囲む塀のすぐ向こうは成田空港の敷地内であり、常に飛行機の轟音が響き渡っている。「第3誘導路粉砕!」という看板とともに、ここで生活を送っている人々がいる。  この奇妙な風景が生まれた原因は、40年以上前の活動にさかのぼる。  成田空港は「三里塚御料牧場」と呼ばれる皇室の広大な土地を払い下げられて、1960年代より建設が開始された。この土地を利用して40%の敷地は獲得できたものの、あと60%を得るためには、そこに住んでいた千数百人の人々を移転させなければならなかった。空港予定地の周囲では反対運動が噴出し、計画も二転三転。1966年に、政府は地元の合意も得ないまま、空港建設地を現在の三里塚・芝山地区に決め、強引に計画を推進することとなる。だが、当然この強硬な土地買収がうまくいくはずもなく、住人と政府側との軋轢は広がるばかりだった。  この新空港反対運動に、東京などの都市から学生や活動家らが参加するようになると、事態は混迷を極めてゆく。機動隊との衝突、過激派による放火事件、さらにはセクト間のいざこざなど、反対運動は激化の一途をたどる。三里塚闘争とも成田闘争とも呼ばれるこの運動の結果、警察・市民合わせて6人もの死者を出してしまった。 IMG_5387.jpg IMG_5391.jpg  このような経緯を経て、成田空港が開港したのは1978年。だが、開港から30年あまりの月日を経ても、買収に応じずいまだに生活を続けているのが東峰・天神峰地区の人々だ。  実際にこの地区に足を踏み入れると、ゲバ文字で書かれた看板のほかに「らっきょう田舎漬 小売販売します」といったものや、「オーガニック&スローフード」といった看板までも並んでいる。また、空港に隣接した別の未買収地域には、「三里塚空港粉砕!」の言葉とともに「TPP反対」といった最新のメッセージまでもが加えられていた。  また、東峰地区には、「東峰神社」と呼ばれる地域の神社も残されている。資料によれば、戦前に地元住民によってしつらえられたものだそうだが、空港の敷地を示す白い塀で四方を囲まれた境内は、異様な空間としか思えない。過激派の動きに備えてか、常時警備がなされているようで、そこに赴くと空港敷地内からは警備員が、道路側には警察車両がいつの間にか待ち構えていた。職務質問などはなされなかったが、正直、居心地がいい場所ではない。 IMG_5320.jpg  地域の住人に話を聞いたところ、現在でも十数名の人々が東峰・天神峰地区で生活を送っているという。ただ、かつてのように強硬な反対運動を続けているわけではないようだ。 「多くの住人が『闘争は終わった』という認識です。徹底抗戦をして飛行機を止めようと言っている人は極めて少数です」  彼によれば、空港側からも「ここに住み続けていい」という認定を得ており、警察からの圧力もないそうだ。では、いったいどうして彼らは、お世辞にもよい環境であるとはいえないこの地域に住み続けているのだろうか? 長い空白の後に、彼はためらいがちに答える。「……まあ、過去をそのまま引きずっているという面が強いのでしょうね」  当時を知る地元の元空港公団職員も「確かに、空港と住民との間に『ボタンの掛け違い』があった。公共事業の進め方として反省すべき点は多い」と過去の過ちをはっきりと認めている。昨年6月、空港公団では芝山町に「成田空港 空と大地の歴史館」を建設。成田空港の建設にまつわる反対運動の歴史をまとめた資料を展示している。そこに設置された記帳台には、はるばる福島から訪れた人もその心境を書いており、空港によって故郷を追われた人々に対するシンパシーを綴っていた。  安心して暮らせる社会を目指して脱原発に舵を切るのか、それともこれまで通り原発と共に暮らす経済優先の道を選ぶのか、その決着はまだ見えない。脱原発運動がどのような結果となるにしろ、「声を上げない」「政治に無関心」と言われていた国民が、10万人以上も集まって運動に参加しているという現実は、日本社会にとっても大きな意味を持つ。政府・市民双方が、成田闘争をはじめとする過去の政治運動の反省を踏まえ、このデモ活動が私たちの明るい未来につながることを期待したい。 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン])

「建築デザイナーとのツーショット」高嶋政伸と泥沼離婚裁判中の美元に飛び交う怪文書は不倫の証拠?

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実際の写真。女性は美元に見えた。
 リゾート地での休日なのか。短パンにタンクトップという姿の長身美女の横に、同じくジョギングでもしてきたような涼しげな格好をする中年男性。カップルがリゾートホテルの屋外通路を仲良さそうに肩を並べて歩いている写真が5月、ある夕刊紙編集部に送りつけられた。  差出人は不明だが、同封のメモには「美元と●●●●、不倫」とだけ書かれており、確かに女性のほうは高嶋政伸と泥沼離婚裁判中のモデル、美元に似ている。伏せ字は男性名で、同姓同名の建築デザイナーが存在する。  出所不明、怪文書のたぐいではあるが、受け取った編集長は写真の人物の特定と、さらに撮影時期を調べるよう部下に指示した。しかし、調査中の編集者は現時点で「女性が美元である可能性は高いのですが、男性がデザイナーの方かどうかは写真では判別できず、また時期の特定も難しい。夏であることは服装から明白なので、一番近くても去年の夏ということになるんですが……」と行き詰まっている様子だ。  仮にこれが結婚後の美元であるとすれば不倫疑惑のワンシーンとして注目できるのだが、結婚前であれば単なる元カレとのデート写真。「それなら報道する価値はゼロに近い」と編集者。  美元は今年5月、老舗ホテルのリニューアルを記念したパーティーに、実はそのデザイナー男性と出席している。彼は同ホテルの内装を手がけているが、関係者によると2人の付き合いは高嶋との結婚前、5年も前にさかのぼるという。裁判中の高嶋よりよっぽど親しい間柄であることがうかがえるのだが、ある女性誌の記者がデザイナーとの親交について美元を直撃したところ、「顔も名前も知らない」となぜか完全否定。美元と親しいモデルでさえ「あの2人は仲がよい」と証言しているにもかかわらず、だ。 「むしろ何かやましい関係でもあるのかと思いますね。可能性としては、それを知っている高嶋サイドが美元の持ち物から写真を見つけて、編集部に送って報じさせようとしたのかも。これが表に出て得をするのは、高嶋さんですから(笑)」(同編集者)  最近はすっかりその姿を見かけることもなくなった美元だけに、前出編集長は「賞味期限切れかな」とこの写真のお蔵入りをほのめかしている。 (文=鈴木雅久)

「建築デザイナーとのツーショット」高嶋政伸と泥沼離婚裁判中の美元に飛び交う怪文書は不倫の証拠?

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実際の写真。女性は美元に見えた。
 リゾート地での休日なのか。短パンにタンクトップという姿の長身美女の横に、同じくジョギングでもしてきたような涼しげな格好をする中年男性。カップルがリゾートホテルの屋外通路を仲良さそうに肩を並べて歩いている写真が5月、ある夕刊紙編集部に送りつけられた。  差出人は不明だが、同封のメモには「美元と●●●●、不倫」とだけ書かれており、確かに女性のほうは高嶋政伸と泥沼離婚裁判中のモデル、美元に似ている。伏せ字は男性名で、同姓同名の建築デザイナーが存在する。  出所不明、怪文書のたぐいではあるが、受け取った編集長は写真の人物の特定と、さらに撮影時期を調べるよう部下に指示した。しかし、調査中の編集者は現時点で「女性が美元である可能性は高いのですが、男性がデザイナーの方かどうかは写真では判別できず、また時期の特定も難しい。夏であることは服装から明白なので、一番近くても去年の夏ということになるんですが……」と行き詰まっている様子だ。  仮にこれが結婚後の美元であるとすれば不倫疑惑のワンシーンとして注目できるのだが、結婚前であれば単なる元カレとのデート写真。「それなら報道する価値はゼロに近い」と編集者。  美元は今年5月、老舗ホテルのリニューアルを記念したパーティーに、実はそのデザイナー男性と出席している。彼は同ホテルの内装を手がけているが、関係者によると2人の付き合いは高嶋との結婚前、5年も前にさかのぼるという。裁判中の高嶋よりよっぽど親しい間柄であることがうかがえるのだが、ある女性誌の記者がデザイナーとの親交について美元を直撃したところ、「顔も名前も知らない」となぜか完全否定。美元と親しいモデルでさえ「あの2人は仲がよい」と証言しているにもかかわらず、だ。 「むしろ何かやましい関係でもあるのかと思いますね。可能性としては、それを知っている高嶋サイドが美元の持ち物から写真を見つけて、編集部に送って報じさせようとしたのかも。これが表に出て得をするのは、高嶋さんですから(笑)」(同編集者)  最近はすっかりその姿を見かけることもなくなった美元だけに、前出編集長は「賞味期限切れかな」とこの写真のお蔵入りをほのめかしている。 (文=鈴木雅久)

自伝にステージパパの「解説と補足」が! 石川遼を悩ませる、父・勝美氏の“毒親”ぶり

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スランプの原因はやっぱりパパ?
 先日、アメリカツアーを終えて帰国したプロゴルファーの石川遼。“特別招待枠”で出場したマスターズや、ギリギリで出場枠に滑り込んだ全米オープンといったビッグタイトルは予選落ち。久々の国内復帰となったVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントでも74位タイでまたしても予選敗退と、不調が続いている。  昨年からは、ずっとコーチを務めてきた父・勝美氏以外に、初めてプロコーチの佐々木孝則氏がツアーに帯同。4月に発表した、交際中の中学時代の同級生との婚約もあり、「親離れがきっかけになって、スランプから抜け出せるのでは」という見方もあった。しかし、最近では「実は、まだ親離れができていない」という声が上がっているのだ。  現に、7月末に発売された『石川遼自伝 僕の歩いてきた道』(講談社)には、その“父子密着”ぶりが表れている。  この本では、遼自身が少年時代から現在にいたるまでを振り返っているのだが、日曜の夕方は家族そろって『笑点』(日本テレビ系)を鑑賞し、謎かけを行って“発言力”を磨いたり、高校1年のときにプロ転向を父に宣言すると、「スポンサー企業の年輩の方々をおまえがご接待できるのか? 遼は日経平均って分かるか? 説明できないだろ(後略)」と言われ、その後一週間かけて日経平均を勉強するなど、中には凡人には真似できない石川家のオリジナリティあふれる教育法も。しかし、遼は「将来、何を目指すにしても一流にならなければ意味がない」と教育を施してきた父に対する感謝を綿々と綴る。さらに、感謝を超えて、まるで“フォロー”するような言葉も目立つのだ。  例えば、「僕だって、父の意見に反発したこともあった。それは刃向ったというよりは、父の意見が正確すぎて、僕に言い返す余地がまるでないことが気にくわなかっただけだ」と、いたって普通の反抗期についても自分の非を認め、「断言できるのは、父が僕のゴルフの才能に賭けていたわけではないことだ」と、父に過度な期待があったわけではないと言い切っている。以前、「遼で飯食ってんだから、余計なことを書いたらどうなるかわかってるんだろうな」というマスコミに対する勝美氏の発言が報道されたことがあったが、遼が書く勝美氏は、そういったマスコミで語られる“息子を支配しようとする父親像”を否定するような内容である。  しかしこの本がすごいのは、そういった遼のフォローも空しく、すべてを父が覆してしまう点。マスターズ優勝という大きな夢を掲げ、美しく自伝は締められるのだが、なぜか最後の最後に、「解説と補足」という勝美氏による謎の章が設けられているのだ。  その内容は、“いかにプロゴルファーに必要な人間力をしつけてきたか”というもの。しかも、遼自身が父への感謝も織り交ぜながら自伝内で取り上げているエピソードが完全に重複しており、自分のおかげ感をアピールしているようにしか読めない“毒親”感に溢れている。  婚約発表時の週刊誌のインタビューでも、「彼女はいい子だけど、本当に彼女と結婚するのかは分からない」と、遼の婚約発表を全否定するような発言を残した勝美氏。その上、「遼はいま飛び立つ飛行機のような状態。そこに彼女というお客さんをひとり乗せても十分に飛ぶだけの力はついたのだと思う」と、婚約者を客に例える無神経さを見せた。  父による「解説と補足」がつきまとう限り、遼の苦難が続くのは目に見えているが、親離れを父が許す日は、まだまだ遠いのかもしれない。 (文=須田林)