「おもしろくてあたりまえ」という壁を越える、若手コント師の傍若無人ぶり『ANNお笑いオールスターウィーク』

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オールナイトニッポン公式サイトより
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  夏休みの終わり、やり残した宿題などうっちゃっておけとばかりに、『オールナイトニッポン』を笑いの波が席巻した。「人気お笑い芸人12組総登場! おもしろくてあたりまえ!」という、恐ろしく逃げ場のないキャッチコピーを引っ提げ、『オールナイトニッポン45周年 お笑いオールスターウィーク』というこれまた大仰な名のもとに、8月27日(月)~9月1日(土)の一週間、ニッポン放送の深夜帯は芸人の声で埋め尽くされた。  いま現在、レギュラー編成されているナインティナイン、Hi-Hi、オードリーに加え、千原ジュニア、ハライチ、サンドウィッチマン、バカリズム……というラインナップを見ると、「特別な一週間」というよりはむしろ、「なぜ最初からこの人たちをレギュラーにしなかったのか?」という印象を受ける。この並びこそが、数多のお笑い芸人を育ててきた、本来あるべき『オールナイトニッポン』の姿なのではないか、と。   番組を聴き進めていくにつれ、それは確信に変わると同時に、お笑い芸人がラジオをやる難しさも浮かび上がらせる。最大の問題は、今回のキャッチコピーにもなっているように、「おもしろくてあたりまえ」という感覚である。これはもちろん、土曜の大トリを担当したCOWCOWのネタ「あたりまえ体操」から持ってきたコピーだが、芸人のラジオを聴く際のリスナー側の感覚を的確に表してもいる。放送の中で、千原ジュニアやバカリズムら多くの芸人が、このコピーの「ハードルの上げ具合」に関してツッコんでいたが、これは局側の無茶振りでもなんでもなく、実際に芸人ラジオのリスナーが潜在的に設定している厳しいハードルを言い当てているに過ぎない。  逆にいえば、いま多くのラジオ番組がミュージシャンや声優をパーソナリティーに選んでいる理由の一つもここにある(もちろん「固定ファンを連れてこられる」という理由が第一だが)。芸人以外には、この「おもしろくてあたりまえ」というハードルが、リスナーの中に設定されていないのである。おもしろければそのほうがいいのは当然だが、それがあたりまえだとは思われていない。ミュージシャンや声優は、おもしろいことを言うプロではない。普段はあまり素のしゃべりを聴く機会のないミュージシャンや声優が身近な話をすれば、それだけで充分価値がある。しかも、彼らには声質という武器がある。もちろんデーモン小暮や大槻ケンヂなど、芸人に勝るとも劣らぬおもしろさを発揮するミュージシャンが時に出現するが、近年その確率はけっして高くない。  そしてもう一つ、いま芸人がラジオをやる上でハードルとなるのが、テレビの存在である。そんなのは前からあるじゃないか、と思うかもしれないが、いわゆる「芸人のフリートーク」がここまでテレビの中心を占めるようになったのは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)以降のことだ。つまり、テレビでも芸人のしゃべりを聴く機会が格段に増えているわけで、そうなると同じ芸人がラジオでしゃべる価値とはいったいなんなんだろう、ということになる。たとえば今回、月曜日の『オールナイトニッポン』を担当した千原ジュニアは、後輩芸人を二人呼んで2時間フリートークのみという番組形態をとっていたが、その中で披露された「女芸人10人と飲みにいった話」は、テレビですでに聴き覚えのある話だった。もちろん、内容的にはやはりおもしろいし、売れっ子なのでトークのネタがかぶることは仕方のないことだろうが、番組全体が、準備してきた話をする『すべらない話』的な空気に包まれており、聴き手との間に「パーソナリティーとリスナー」というよりは、「テレビタレントと視聴者」というべきよそよそしい距離感を感じさせた。  今回登場した12組の中でも、比較的メジャーな芸人たちからは、いずれもそういった「あまりテレビと変わらない」印象を受けた。それはテレビでの露出が多い以上避け難いことではあるが、ラジオをやるならば、テレビよりも深いか鋭いか、あるいはなんらかの意外な側面や思いきった切り口を見せることで、リスナーとの距離感をグッと詰めてほしい、というのが聴き手側のわがままな本音である。  その点、まだあまり正体の知られていないマイナー芸人のほうが、固定したイメージのないぶん、奔放にラジオのフィールドを駆け回り、リスナーとの一体感を獲得することができるのかもしれない。結果、この一週間を通じて最も面白かった芸人は、火曜日の『オールナイトニッポン0』を担当した、12組の中で最もマイナーなラブレターズだった。彼らは『キングオブコント2011』決勝における、直立不動でふざけた校歌を歌うシュールなコントで知られる若手二人組だが、正直それ以外にはまだ何も知られていないといったほうが正しいかもしれない。しかし、彼らはその知名度のなさとラジオの自由さを逆手に取るように、「過剰に卑屈でありながら極度に上から目線」という倒錯したキャラクターを2時間にわたり演じきることで、『オールナイトニッポン』の歴史に見事な爪痕を残した。  金切り声が特徴的なツッコミの溜口は、冒頭から自分たちを、売れっ子芸人が並ぶ今回のラインナップ中の「ローテーションの谷間」だと卑屈に認め、かと思えばリスナーからの温かい励ましのメールを「普通のメールだなぁ~」と一刀両断。「リスナーを育てるのがパーソナリティーの役目だから」と分不相応な上から目線を提示した上で、「覚悟を決めてメールを送ってほしい」「簡単に送りすぎ」「質の高いメールを」と厳しいリクエストを次々とリスナーに突きつける。さらにはリスナーから大喜利の答えを募集しつつ、寄せられた答えにはダメ出しを連発、なのに最後に自ら提示する模範解答は人一倍ショボいという、傍若無人なスタンスでグイグイと聴き手を巻き込んでいく。『キングオブコント』で見た優等生的な印象(単に学ランをきっちり着ていたから、というだけかもしれないが)からはまったく想像もできない荒くれぶりで、爆笑問題や伊集院光を通り越してもはや毒蝮三太夫に向かっているのではないか、というくらいの思い切った毒舌をまき散らすその様子には、不快感どころか爽快感しか感じない。それを止めるでもなく流すでもなく適度に泳がせる相方の塚本の手綱さばきも見事で、リスナーも嬉々としてその設定に乗ることによって、溜口の奔放なキャラを中心に番組が形作られていく感触があった。時にラジオにおいては、パーソナリティーの強引さが、聴き手にカリスマ性と身近さを同時に感じさせることがあるが、この番組はまさにその好例といえる。  芸人はラジオで、テレビの裏話や自らの近況報告をするものだ、と思っている向きは多いかもしれない。特に『オールナイトニッポン』はビートたけしやとんねるずの時代から、そういう傾向が強かった。しかしその一方で、このラブレターズのように、2時間まるまる強烈なキャラクターを演じきって全体をコントとして成立させてしまう、という手法が、テレビとは違う面白さを生み出す可能性だって充分にある。果たしてこのキャラクターを毎回演じきれるのか、売れっ子になってもやり続けることができるのかというのが、レギュラー化へ向けての壁になるだろう(一回限りの面白さというのも確実に存在する)が、「おもしろくてあたりまえ」という芸人に課せられたハードルを越えて、ラブレターズがラジオの自由さと前向きな展望を見せてくれたのは間違いない。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) ■ラジオ批評「逆にラジオ」バックナンバー 【第3回】五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』 【第2回】局アナの枠を飛び出した、マジカルな思考回路の冒険『安住紳一郎の日曜天国』 【第1回】予測不能な「集団的笑い」の境地『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』

「相手はカナダ在住の元タレント?」国税査察のGACKTに、今度は“隠し子”疑惑

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『Until The Last Day 』
(エイベックス・エンタテインメント)
 8月28日、世田谷区にあるGACKTの自宅ビルに東京国税局の査察が入ったことは既報の通り(http://www.cyzo.com/2012/09/post_11358.html)。このスキャンダルは、明日9月6日発売の一部週刊誌にも取り上げられるようで、騒動はさらに拡大しそうだ。   週刊誌の取材に対して、GACKTのマネジメントを取り仕切る実姉は、査察が入ったことも認め、その目的はファンクラブの運営金などに関する脱税容疑の反面調査だったとしているという。いずれにせよ、GACKTは自分自身でアーティスト活動のみならず、ファンクラブの運営にも関与していたとされるのだから、その責任からは逃れられないだろう。  さらにGACKTにはもうひとつ、私生活に関する「ある疑惑」が噴出している。  国税が査察に入ったことを受け、GACKTの自宅やGACKTがレギュラー出演するドラマ『悪夢ちゃん』を10月から放送予定の日本テレビに、右翼が街宣をかけたのだが、彼らが糾弾していたのは「脱税問題」だけではなく、「隠し子問題」もあったのだ。  街宣活動をした政治結社「白皇社」幹部によると、「GACKTには子どもがいる。4歳になる女の子で、認知はしていないし、母親である女性に口外することも禁止している。その自分勝手な姿勢は許せない」というのだ。  実は、右翼の街宣活動に先立って、当編集部にもこの女性と親交があるという人物から情報提供がなされていた。これも同じく「GACKTには隠し子がいる」というもの。母親である女性の名前を具体的に挙げ、現在女性が住んでいる住所も開示してくれた。 「女性は元タレント。深夜番組にレギュラー出演していた女性グループの一人です。GACKTと交際後、意図せずに妊娠してしまったようですが、出産し、一人で育てていくことを決めた。女性は国内にいるとGACKTに迷惑がかかると思ったのか、GACKTから指示されたのかわかりませんが、海外で出産。4年ほど前だったと思います。今はカナダに住んでいて、GACKTも入籍や認知はせずに、経済的には不自由なく暮らせるようバックアップしているようです」  この女性は確かにカナダに実在し、メールで連絡を取ることができた。だが、本人は「そんな事実はありません」と言葉少なに否定するだけだった。  GACKTといえば、かつて年上の韓国籍女性と結婚していたことを告白しているが、それ以降は「結婚もしない。子どももつくらない」と宣言していた。最近は、明らかにプロモーション目的とわかる、ICONIQとの「ヤラセ熱愛報道」(http://www.cyzo.com/2012/06/post_10848.html)もあったが、相当モテるであろう私生活の女性関係は謎に包まれたままだった。  右翼までも噛み付いた「隠し子」問題。GACKTのマネジメント事務所に真偽を確認すると「個人かつ私人のプライバシーに関することですので、回答できません」と、完全否定とはいかなかった。だが、ファンとしては気になるこの疑惑についても、近々週刊誌が大々的に報道するといわれている。GACKT周辺から湧き上がった騒動の嵐は、しばらく続きそうだ。 (文=編集部)

青学中等部の壮絶イジメ 主犯格の母親“女優K”は今日もテレビで……(8月下旬の人気記事)

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 夏休みも終わって、いよいよ9月。2012年も残すところ4カ月となりました。あまりに早い時の流れに置いていかれないためにも、チェックしておきたい日刊サイゾー8月下旬の人気記事ランキング。はりきってどうぞ! 第1位 青山学院中等部の壮絶少女暴行事件 主犯格の母親・大物女優“K”の芸能生命終了か “後追い”がないのは圧力ですか? 第2位 「なぜ仕事が減っているのか」小林幸子に続いて“お家騒動”の美川憲一 そのキナ臭いウワサとは……? 演歌界も大変ね。 第3位 ももクロもしょこたんも「ムッ!」 小林幸子のKYぶりに批判が続出! みんなが怒ってるのは、そういうところだよ! 第4位 「歌っている最中に続々と観客が帰ってゆく……」a-nation大トリ・浜崎あゆみのステージが地獄絵図に もう目も当てられない? 第5位 「ネタのために寝た!?」ピース綾部祐二 64歳・藤田紀子との“30歳差熱愛”は本気なのか ガチなの? 次点 「ターバン姿で国歌斉唱」の湘南乃風HAN-KUN、その意外な評判とは? これは選んだほうが悪い! 次々点 「そのままになりそう!?」秋ドラマ月9に復帰のSMAP木村拓哉 不安視される“汚れ役” 期待しているよ!

「“話題になればいい”という強み」AKB48の成功とエイベックスの凋落──明暗を分けたメディア対応術

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本人が一番分かってるんじゃない?
 AKB48の前田敦子“卒業”報道が過熱し、スポーツ紙や夕刊紙ばかりか、キー局のニュース番組でも取り上げられる事態に。これに対し、8月30日売りの「週刊新潮」(新潮社)が「誰も批判しない『前田敦子』卒業バカ騒ぎ」と題して批判的な記事を掲載した。同誌の記事では、雑誌メディア“御用化”の極め付きであるとし、JR秋葉原駅構内に各社がご祝儀広告を出したことを問題視している。 「記事の中では、文藝春秋が3枚の『お付き合い広告』を出したと嫌みたっぷりに書いていますが、AKB48関連のスクープでは『週刊文春』が『週刊新潮』を圧倒していますから、負け惜しみと言えなくもないですね(笑)」(別の週刊誌関係者)  「週刊文春」とAKB48の関係は、これまでの芸能マスコミの中では異例のものだ。週刊文春は個別メンバーの異性問題などを次々とスクープする一方、グラビアページではAKB48の撮りおろし写真が掲載され、別部署からは単行本まで発売されている。ここには、秋元康周辺による独特のメディア対応術が見られるという。 「AKB48にまつわるメディア対応は秋元康事務所が取り仕切っているのですが、メンバーのスキャンダル報道が出ても、一定の抗議はするものの、最終的には『秋元康への中傷や批判でなければ黙認する』というスタンスに見えますね。メンバーはそれぞれ芸能プロに所属しているので、異性問題などが出るのは事務所の管理が悪い、という理屈があるようです。個別の対応やクレームも、それぞれの所属事務所が行っているようです」(同)  AKB48の場合、そうした“ユルい”メディア対応が功を奏し、テレビ・新聞・雑誌など全メディアで“卒業”や“組閣”のニュースが大々的に出る結果となった。これに対し、従来型のコワモテ型のメディア対応で存在感を落としているのが、大手レコード会社のエイベックスだ。 「エイベックスはバーニングプロダクションなどのやり方を踏襲し、所属歌手やバンドの悪いニュースを出したメディアを徹底して締め出すことで、にらみを利かせています。しかし、今のようにタイアップを取ってもヒットにつながらず、広告宣伝費があまり使えない時代には、悪いニュースでもどんどん出して話題になったほうがCDや配信の売上につながるという面もある。実際、エイベックスの浜崎あゆみの場合、スポーツ新聞などに提灯記事がたくさん出たのに、最新アルバムの売れ行きはサッパリ。ニュース化することで話題を作り出すマーケティングにおいては、秋元さんのほうがエイベックスよりも数段上でしょう」(同)  CDのパッケージ販売に頼れなくなったエイベックスをはじめとするレコード会社では、社内のマネジメント部門を増強するなどして、総合芸能会社化を急いでいる。しかし、そうした業態では所属タレントや歌手を守ることが最優先されるため、“話題になればいい”式のマーケティングには対応できない可能性がある。現時点では、運営会社とマネジメントを分離させている秋元方式に分がありそうだ。 (文=志波道夫)

「汗と涙の血税が……」横領と賄賂で集めた大金を局部整形に費やした中国女性官僚

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イメージ画像 photo by Philip Jägenstedt
from flickr
 政府や公共機関の腐敗が深刻な問題となっている中国。中央規律検査委員会によると、2010年に汚職で処罰された公務員は計14万6,500人以上に上っている。最近でも、遼寧省丹東市鳳城市のトップが約25億円と共に米国に渡るという、巨額汚職事件が発覚したばかりだ。  そんな中、北京市第一中級人民法院で懲役9年の判決が下された、ある女性官僚に話題が集まっている。  49歳になるこの女性官僚は、北京市朝陽区の農村工作委員会の幹部を務めていた2006年1月から2010年8月の間に、約220万円の公金を横領し、さらに約19万円を関係各所から賄賂として受け取っていたとされる。  彼女は、同じく起訴された同委員会書記と共に、委員会の金庫のカネを自由に使える立場にあったのだという。そんな彼女が、横領と賄賂で得た大金の多くを費やしたのが美容だったという。中でも彼女が凝っていたというのが、なんと女性器の美容整形。彼女は陰部の色素除去や大陰唇の切除などに約100万円を投じていたというから驚きだ。  汚職官僚にも、女心というものがあるということか……。しかし、金額こそほかの汚職事件に比べて大きくはないものの、自分たちの汗と涙の結晶たる税金を股間に注がれた人民たちは怒り心頭の様子。中国版Twitterの「微博」には、「こいつのマ○コは税金で作られた公共物ってことだな。誰も利用したくないだろうが」「こいつのマ○コは反汚職博物館に入れて展示すべき。俺は見たくないが」「50近くのババァのマ○コに税金が投入されるとは……。これ以上の無駄遣いを俺は知らない」などといった辛辣なコメントが並んでいる。  100万円もかけた女性器のビフォー・アフターも気になるところだが、彼女が牢獄で過ごすこととなる9年間は、少なくとも活躍の場はなさそうだ……。 (文=牧野源)

「見ててイラつくだけ!?」女優・綾瀬はるかの“天然キャラ”に、女性からブーイングが噴出!

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『映画 ひみつのアッコちゃん 公式ビジュアルブック』
(小学館)
 「潜在視聴率No.1」といわれる女優・綾瀬はるかの天然ぶりに、“ブーイング”が噴出している。  綾瀬といえば、計算なのか素なのかわからない天然トークで有名。今年5月に行われた主演映画『ホタルノヒカリ』の舞台挨拶では、途中までは普通だったものの、締めのところで「最後まで楽しんで帰ってきてください!」とやり、会場を失笑させた。  8月16日の映画『あなたへ』の舞台挨拶では、天下の高倉健を相手に大ボケを連発。撮影時にホテルの部屋に戻ると、テーブルの上に健さんからフルーツの盛り合わせと手紙が置かれていたそうだが、手紙が達筆すぎて読めず、綾瀬は「てっきり料理長からもらったのだと思っていたら、翌日、高倉さんがくれたと聞いて、慌てて(手紙を)取りにいきました」と語った。  同28日に行われた主演映画『ひみつのアッコちゃん』公開直前プレミアムイベントでもやらかした。司会者の「変身できるなら何になりたいですか? では、綾瀬さんお願いします!」という声掛けに、綾瀬はマイクを口に近づけ「はいっ!」とにっこり微笑むも、一向に話そうとせず沈黙。  これには出演者、観客も「?」。共演の塚地武雅も「今、話し掛けられてるよ!」とツッコむしかなかった。  こうした天然キャラは男性の興味をそそる一方で、女性ウケはあまり芳しくない。「絶対計算でしょ!」「見ていて鼻につく」「もういい加減にしてほしい!」という声が次々と噴出している。綾瀬を知る関係者は「そうは言われても、彼女は素の天然なんですよね(笑)。むしろ、本人は天然キャラといわれることが嫌で『全然普通ですよ!』と言い返すこともある」と弁明するのだが……。  SMAP木村拓哉をして「あんなに見ていて飽きない子はいない」「最高にイジリがいのある女」と“称賛”される綾瀬。今後も数々の“伝説”を作っていきそうだ。

「見ててイラつくだけ!?」女優・綾瀬はるかの“天然キャラ”に、女性からブーイングが噴出!

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『映画 ひみつのアッコちゃん 公式ビジュアルブック』
(小学館)
 「潜在視聴率No.1」といわれる女優・綾瀬はるかの天然ぶりに、“ブーイング”が噴出している。  綾瀬といえば、計算なのか素なのかわからない天然トークで有名。今年5月に行われた主演映画『ホタルノヒカリ』の舞台挨拶では、途中までは普通だったものの、締めのところで「最後まで楽しんで帰ってきてください!」とやり、会場を失笑させた。  8月16日の映画『あなたへ』の舞台挨拶では、天下の高倉健を相手に大ボケを連発。撮影時にホテルの部屋に戻ると、テーブルの上に健さんからフルーツの盛り合わせと手紙が置かれていたそうだが、手紙が達筆すぎて読めず、綾瀬は「てっきり料理長からもらったのだと思っていたら、翌日、高倉さんがくれたと聞いて、慌てて(手紙を)取りにいきました」と語った。  同28日に行われた主演映画『ひみつのアッコちゃん』公開直前プレミアムイベントでもやらかした。司会者の「変身できるなら何になりたいですか? では、綾瀬さんお願いします!」という声掛けに、綾瀬はマイクを口に近づけ「はいっ!」とにっこり微笑むも、一向に話そうとせず沈黙。  これには出演者、観客も「?」。共演の塚地武雅も「今、話し掛けられてるよ!」とツッコむしかなかった。  こうした天然キャラは男性の興味をそそる一方で、女性ウケはあまり芳しくない。「絶対計算でしょ!」「見ていて鼻につく」「もういい加減にしてほしい!」という声が次々と噴出している。綾瀬を知る関係者は「そうは言われても、彼女は素の天然なんですよね(笑)。むしろ、本人は天然キャラといわれることが嫌で『全然普通ですよ!』と言い返すこともある」と弁明するのだが……。  SMAP木村拓哉をして「あんなに見ていて飽きない子はいない」「最高にイジリがいのある女」と“称賛”される綾瀬。今後も数々の“伝説”を作っていきそうだ。

まるで電波少年!? 『ココロコネクト』ドッキリ事件が業界を巻き込み大炎上中!

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『ココロコネクト』公式サイトより
 「ドッキリ」というと、古くから存在するバラエティ番組の演出の一つである。仕掛け人やスタッフが事情を知らないターゲットのタレントに対して、ウソの番組企画やいたずらを仕掛けて、そのリアクションを視聴者が楽しむという「ドッキリ」は、タレントの素の表情やリアクションが飛び出し、予測不能の笑いを生むことから、バラエティ番組の定番企画となっている。  しかし、ドッキリを仕掛けられることでタレントのイメージが崩れることや、ドッキリ企画を受けた事務所やテレビ局とタレントの関係が悪化することも少なくないことから、近年はイジられてナンボのお笑いタレントが、そのターゲットとなることが多い。つまり「ドッキリ」はリスキーな企画でもあるのだ。  そんな「ドッキリ」に安易に手を出してしまい、ファンのみならずアニメ業界を巻き込む大炎上を引き起こしてしまったのが、アニメ『ココロコネクト』(TOKYO MXほか)である。  7月からスタートした『ココロコネクト』は、人間関係に重大な影響を及ぼす超常現象に巻き込まれた高校生の男女5人の姿を描く、日常系SF。人気ライトノベルのアニメ化作品ということで放送前から注目を集めていた話題作であった。しかし、6月24日に開催された第1話先行上映会で番組スタッフが一丸となって用意したドッキリ企画が、今になって大きな問題を呼んでいる。  このイベントは出演声優のほかに、シークレットゲストとして声優・市来光弘が出演。「アニメのオリジナル企画がある」と聞かされていた彼は、てっきり「アニメのオリジナルキャラ」を演じることが発表されると思っていたのだが、事態は思わぬ方向に。突然「宣伝部長」に任命され、『ココロコネクト』公式Twitterアカウントのフォロワーを2万人以上にすること、そして、キャンペーンカーに乗って全国各地に赴き、プロモーション活動することを命じられたのだ(当然、アニメ本編への出演はない)。  実はこの企画、オーディション段階からの仕込みだったらしく、現場ではオーディション会場で必死に演技をする市来の姿も上映された。オーディションを受けた上でイベントに呼ばれた市来は本気で「アニメに出演できるもの」と信じていた模様で、ショックのあまりその場で崩れ落ちてしまうも、その姿に他の出演者やスタッフは爆笑。その意味では「ドッキリ大成功」だったといえるだろう。  しかし、その後、市来は周囲のスタッフや同業者に、ダマされた怒りと屈辱を何度も吐露。先輩声優・杉田智和や今井麻美のラジオ番組に出演した際には、彼らから同情とともに慰めの言葉をかけられ、特に杉田に関しては「俺がやられたら、その場の人間の顔全員覚えて帰る」と、『ココロコネクト』スタッフに対して怒りをあらわにする始末。そのほか、事態を知った業界関係者がこの「事件」について、Twitterで続々と発言。その大半が市来を擁護するものであったが、中には放送作家・稲葉央明氏のように「イジメやタチの悪いイジリやハラスメント以外の何ものでもないと思う」とスタッフを断罪するコメントも。現在この件に関して、関係者および発売元のキングレコードは一切の沈黙を貫いてはいるが、日増しに周囲の批判の声は大きくなるばかり。  今回の企画に関わった関係者は、この事態をどう沈静化させるつもりなのだろうか。なお、この炎上を受けて制作会社シルバーリンク代表取締役・金子逸人氏は「市来さんは14話から出演が決定しております」「これは企画当時より決定しておりました」とTwitter上で発言するも、直後に削除。現場の混乱具合がうかがえる。  ちなみにこの炎上事件の発端となったのが、主題歌を歌うユニットeufoniusのコンポーザー・菊地創氏がTwitter上で、歌手の桃井はるこに暴言を吐いたという事件だ。この一件をきっかけに、菊地氏の過去の問題発言がアニメファンによって発掘され、そこから今回のドッキリ企画についての発言も発見。そこから芋づる式に、関係者の発言や先述の市来のツイートも発掘されたというわけである。  くしくもアニメ本編のように、現実世界でも人間関係に大きな問題を発生させてしまった『ココロコネクト』。願わくば、物語のようにハッピーエンドになってほしいものである。 (文=龍崎珠樹) ■バックナンバー 【第20回】新ジャンル? 「不憫萌え」の女王・高垣彩陽の演技が光る話題作『ソードアート・オンライン』 【第19回】「売りスレ」では計測不能!? アニメDVDの売り上げを陰で支えるレンタル市場 【第18回】「求められるのは声優ソングばかり……」表舞台を追われたアニソン歌手の現在 【第17回】美少女たちが追いつめられる姿にゾクゾク!? リアル系ロボットアニメ『トータル・イクリプス』 【第16回】夏アニメの穴馬!? “いわく付き”SNSゲームアニメ『探検ドリランド』に熱視線 【第15回】 キーワードはホモソーシャルな描写!? 今夏は「乙女ゲーム原作アニメ」が熱い! 【第14回】「まるで90年代の夕方6時枠アニメ!?」『モーレツ宇宙海賊』の大器晩成ぶり 【第13回】もはや“声優アイドルフェス”!? アニソン重鎮不在の「アニサマ2012」に不安の声 【第12回】「期待外れ?」「これぞ京アニ?」 賛否両論『氷菓』の本当の見どころ 【第11回】「燃え上がれ、俺の小宇宙よ!」前作ファンもニヤリ『聖闘士星矢Ω』 【第10回】「見たかったのはコレジャナイ!?」声優アイドルアニメ『夏色キセキ』に早くも黄色信号 【第9回】大コケの『機動戦士ガンダムAGE』を徹底検証! 求められる新たな「ガンダム像」とは? 【第8回】アニメ業界の新トレンド!? “分割2クール作品”急増の裏事情 【第7回】ついに世代交代!? 若手アイドル声優が続々歌手デビュー 【第6回】AKB48 vs 声優アイドルユニット アニメ界もついにアイドル戦国時代突入か!? 【第5回】一流アニメファンなら女児向け作品もチェックせよ!? 『スマイルプリキュア!』 【第4回】過激なピンク描写が男子の下半身を直撃!『アマガミSS+ plus』 【第3回】今クール話題の学園モノを徹底分析!『男子高校生の日常』『Another』 【第2回】ロボット好き必見! 洗練されたメカたちが大活躍『輪廻のラグランジェ』 【第1回】水樹奈々が歌いながらバトル!? 「戦うヒロイン」アニメに大注目!

「何か吹っ切れた?」“天使の声”米良美一がバラエティ番組でブレイク中

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『名曲集 Vol.1』(Village Again / Lamela)
 最近、とんねるずの番組などを中心に、バラエティで大活躍の米良美一。  8月2日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「お台場横断ツッコミウルトラクイズ」では、なんとピンクの浴衣に、金髪のカツラ+大きな花をつけて登場していた。  しかも、途中、ベビーカーに乗せられて移動し、「おむつ替え」までされたり……あまりの過激な「笑い」で、多数の芸人が出演していたにもかかわらず、話題をほぼ独占してしまっていた。  思えば、6月14日に同番組の「食わず嫌い」コーナーに出演した際も、とんねるずにイジられまくり、いつもながらのテキトートーク炸裂のローラが対戦相手だったにもかかわらず、ネット上では「ハリセンボン春菜みたい」「毒キノコみたい」などの声が続出。米良さんのほうに注目が一方的に集まっていた。  米良さんといえば、言わずと知れた映画『もののけ姫』のテーマ曲でも知られる“世界的に有名なカウンターテナー”。説明不要のスゴイ人なのに、「こんな扱いでいいの?」「よく事務所がOKしたな」とは、先の「ツッコミウルトラクイズ」に出演している芸人たちもつぶやいていたことだ。  米良さん、一体どうなっちゃったの? 米良さんの個人事務所「ラ・メーラ」を直撃したところ、残念ながら今回は取材NGとのこと。  だが、テレビウォッチャーのある編集者は次のように話す。 「とんねるずの番組に限らず、米良さんは最近、関ジャニ∞の『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)とか、Sexy Zoneの『リアルスコープZ』(フジテレビ系)とか、ジャニーズ関連の番組にも出てますよ。やっぱり茶髪(金髪?)のカツラに大きな花をつけて、毒々しいキノコみたいな衣装を着ていて、楽しそうでした。何か吹っ切れたんでしょうか」  近年の米良さんの「ファッション」の奇抜さは、ネット上でも話題になっており、「攻めてる」「センスが良すぎる」という評価もある。  また、週刊誌記者は言う。 「2007年に『天使の声~生きながら生まれ変わる』(大和出版)を出版して以降、病気や生い立ちなどについても赤裸々に語るようになり、講演も多数行っています。もともと頭のいい人ですし、コンサートのMCなどでも、ときどきゾッとするようなブラックジョークを言ったりするので、あまり違和感はないですね」  米良さんの生まれ持った「個性的なルックス」+「奇抜なファッション」+「ブラックなジョーク&笑いのセンス」は、実はバラエティにピッタリのようで、最近は子どもにも人気者となってきているらしい。  前出の週刊誌記者は言う。 「小学生などがテレビで米良さんを見ると、『あ、メーラだ!』と言うんです。とんねるずがそう呼んでいることがきっかけでしょうけど、まるで何かのアイコンのようなインパクトがあるルックスに加えて、トークも面白いし、“実は『もののけ姫』などを歌っている、スゴイ人らしい”ということなどもあって、芸人以上に気になる存在になっているのだと思います」  一部では近頃の変貌ぶりを不安視する声もあるものの、バラエティでの潜在能力は未知数。今後の活躍に期待したいところだ。

仏映画史歴代No.2ヒット! ありえない出会いが生んだ、人生の転機『最強のふたり』

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(C) 2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP
 今週紹介する新作映画2本は、人生を楽しむ極意をユーモアたっぷりに描き、笑いの中に自分らしく生きるためのヒントをちりばめた感動コメディだ(いずれも9月1日公開)。  『映画 ひみつのアッコちゃん』は、60年代に「りぼん」(集英社)に連載されテレビアニメ化もされた赤塚不二夫の少女漫画「ひみつのアッコちゃん」を、綾瀬はるか主演で実写化した作品。小学生の加賀美あつ子は、鏡の精からもらった「魔法のコンパクト」で22歳の女子大生アッコ(綾瀬)に変身。デパートの化粧品売り場で大好きなメイクを楽しんでいると、前日遊園地で出会った年上男性、化粧品会社勤務の尚人(岡田将生)と再会する。大人の常識にとらわれない発想が気に入られ、バイトとして雇われたアッコは、会社を立て直すため新商品開発に取り組む尚人を助けようと奮闘するが……。  「魔法で変身」という原作の基本コンセプトに、「メイクで美しく変身」「努力で願いをかなえる」という要素を巧みにオーバーラップさせたオリジナルストーリーが展開。時代設定は現代に置き換えられているが、綾瀬はるかの衣装に60年代ファッションのテイストを盛り込むオマージュも。共演陣には谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、香川照之など豪華な顔ぶれが揃った。メガホンを取ったのは『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』などコミックの実写映画化で定評ある川村泰祐監督。大人になり日々忙しく過ごすうちに忘れがちな、子どもの頃の純粋な想いや夢を思い出させ、“願い”がもたらすパワーに改めて気づかせてくれる快作だ。  『最強のふたり』は、実話に基づく笑いと涙のフランス製ドラマ。パラグライダーの事故で首から下が麻痺した白人の富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、スラム育ちで前科のある黒人青年ドリス(オマール・シー)を住み込みの介護人として雇う。社会的属性も趣味もまったく異なる2人だが、唯一の共通点は“偽善を嫌い本音で相手と向き合うこと”。衝突を繰り返しながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。そんなある日、ドリスの家族に重大な問題が持ち上がり、2人の関係は存続の危機に……。  重度の障害者を主人公に据えながら、表面的な美談でも同情を誘う悲話でもないのがいい。排泄の世話や性欲の処理といった話題もタブー視しないで取り上げているばかりでなく、2人のユーモラスなやり取りについつい笑わされ、気づくと目頭が熱くなっているという具合。本国フランスで同国映画史上歴代2位の興行成績を達成したほか、欧州各国で記録的ヒットを打ち立てたのは、昨今の経済危機と移民問題に苦しむ欧州の人々が本作に光明を見出したからという面もありそうだ。ただしそれだけではなく、「人生は気持ちの持ち方ひとつで好転する」という普遍的なメッセージが込められているからこそ、各国の幅広い世代に支持されるのだろう。アース・ウインド&ファイアーの懐かしいヒット曲が効果的に使われ、ポジティブ思考のドリスのキャラクターをポップに表現している点も好印象だ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『映画 ひみつのアッコちゃん』作品情報 <http://eiga.com/movie/57257/> 『最強のふたり』作品情報 <http://eiga.com/movie/57365/>