
怖いな~、嫌だな~、六本木。
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
六本木のクラブ「フラワー」で起こった“集団襲撃事件”で、飲食店経営の男性が撲殺されたが、親しい警視庁の捜査関係者からは「あれは人違い殺人だ」という情報を入手した。
9月2日未明に、六本木のクラブ「フラワー」に目出し帽を被った約10人の男たちが、金属バットや鉄パイプのような凶器を持って突入。VIP席にまっしぐらに向かい、そこにいた一人の男性客をめった打ちにして、一瞬にして逃走。ヤクザ映画の一場面のような惨劇は、六本木の街を震撼させた。
襲われて死亡した男性は、渋谷区や杉並区内で焼肉店やキャバクラを十数店舗経営する藤本亮介さん(31)。すでに犯人グループの何人かの画像を警視庁が公開。一昨年、歌舞伎役者・市川海老蔵の“殴打事件”で世間に名を知られた関東連合のOBらが含まれる、暴力団関係者ではないかとみられた。殺された藤本さんは関東連合と親しかったものの、仲間割れした挙げ句のトラブルだの、ドラッグの売買によるトラブルだのといったウワサや臆測が流れていた。
ところが、捜査が進むうちに、犯人グループが狙っていたのは藤本さんではなく、山口組系の極心連合会の組員だったことが判明。先の捜査関係者は「去年の暮れに起こった“六本木襲撃事件”に似ている」と言う。
昨年12月14日未明に六本木のキャバクラで、元極心連合会の組員と山口組系の組員3人が、関東連合と中国残留孤児で構成されているチーム「怒羅権」とみられる男たちに襲撃されて瀕死の重傷を負うという事件があった。
襲った犯人グループの中に住吉会系の暴力団関係者がいたことから、あわや山口組と住吉会の抗争に発展するのではと危惧されたが、トップ同士の手打ちで収まった。しかし、事件はいまだ未解決。今回も犯人グループが襲おうとしたのは極心連合会の組員だという。ところが、間違って藤本さんを撲殺してしまった。なぜ間違って殺してしまったのか? 藤本さんは7月頃に足に大けがをして、事件当時も足を引きずって歩いていたというが、くだんの組員も同じように足を引きずって歩いているという。しかも、2人の風貌はそっくりだというのだ。
犯人たちが一般人である藤本さんを誤って撲殺してしまったとしたら、その罪の意識は重いはず。1日も早く自首をすべきだろう。また、警視庁はこれ以上、世間を怯えさせないためにも、関東連合関連組織の壊滅に本腰を入れてもらいたい。
(文=本多圭)
投稿者「kitamura」のアーカイブ
フェンシング銀メダリスト・太田雄貴の熱愛報道が消化不良になったワケとは──

『太田雄貴「騎士道」』(小学館)
ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダルの太田雄貴の熱愛が、4日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で報じられた。
お相手は、ファッション誌「CLASSY.」(光文社)などで活躍するモデルの檀原彩。2人は北京オリンピック翌年の2009年春ごろに知り合い、昨年夏ごろから同棲をスタート。双方の両親公認の交際だったというが、記事を読み進めていくと、今年の春ごろに檀原が「彼の競技の負担になりたくない」とロンドン五輪を前に破局を切り出したとある。
週女記者の直撃にも檀原は「もうお別れしたので、お話しできることはありません」とコメントしているが、それでも週女は2人が五輪後に再びヨリを戻したとハッピーエンドで結んでいる。
思わず「一体どっちなんだよ!」と突っ込みたくもなるが、これにはやむにやまれぬ事情があったという。舞台裏を知る人物が明かす。
「実はこの2人の交際ネタ、昨年冬には仕込んでいたそうです。その時は『太田が檀原にハマリまくっていて、フェンシングの練習もろくにしてない』というものだった。その時は本当に付き合っていましたし、報じればスクープだった」
ところが、五輪イヤーということで「もう少し様子を見てみよう」ということに……。
「もしかしたら、太田クンがメダルを取るかもしれませんしね。そしたら、団体でまさかの銀メダル。彼の熱愛ネタの価値は跳ね上がりました」(出版関係者)
うれしい誤算ではあったが、再度2人を取材すると「破局した」「仲の良い友達に戻った」という頭の痛い話が聞こえてきた。結果、熱愛報道は消化不良な内容になってしまったという。
とはいえ、五輪前にスクープしていれば、太田のロンドンでの活躍はなかったかもしれない。ある意味、銀メダルをアシストしたのは“あえて待った”週女だったのかもしれない!?
あっちゃん卒業でAKB48に異変! 古参メンバーの生存競争・グループ若返りが始まる!?

早く卒業しちゃったほうがオイシイかも?
(撮影=後藤秀二)
“不動のセンター”前田敦子が卒業したことで、AKB48に微かな異変が生じている。事情を知る人物が語る。
「東京ドーム公演の成功とあっちゃんの卒業で、AKB48の歴史にひと区切りついたことは間違いない。そのタイミングで、古くからのファンが離れていっている事実もある。現在、プロデューサーの秋元康さんが“次なる一手”を熟考中。なかなか妙案は思いつかないそうですが、“若返り”というキーワードは頭の中にあるようです」
そうなった時に困るのが“中間世代”だ。先日のドーム公演初日でチーム間の大規模シャッフルが行われ、地方組や研究生の昇格が発表された。一方で、今年の選抜総選挙11位の宮澤佐江が中国・上海を拠点とする「SNH48」へ、同17位の高城亜樹がインドネシア・ジャカルタの「JKT48」に移籍することが発表されたが、その裏にはやむにやまれぬ事情もあるという。
「今のAKB48で安泰なのは、“神7”と呼ばれる上位7人くらいのもの。それ以下の子は、今後どうなるかわからない。宮澤も高城も中途半端なポジションな上、女優やタレントとして独り立ちしているわけではない。年齢も20歳をオーバーしている。今後、AKB48が若返りを図った時、真っ先にリストラされるのがこの世代。本人にしてみれば海外移籍は本意ではないでしょうが、今後のことを考えると、ここで1発、目立つ必要があった」(芸能プロ関係者)
秋元氏の頭の中にも“若返り”というキーワードがあるだけに、なおのことだ。あっちゃんの卒業を機に、古参メンバーの“生き残り”をめぐる争いがスタートしたようだ。
尖閣問題に憤怒した蒼井そらが、中国での活動を停止?

『ネイキッドビーナス蒼井そら』
(ビーエムドットスリー)
中国ネット界を激震が走った。今月初め、中国版Twitter「微博」では1,300万人のフォロワーを誇り、絶大な人気を誇る蒼井そらが、尖閣諸島の領有を主張する中国への抗議として、中国での活動から撤退するとの情報が流れたからだ。ネット上で拡散した、彼女が日本メディアに語ったものだとされる内容は以下の通りだ。
「私は本日、中国の微博から正式に引退しました。もう中国でのいかなる活動も行いません。私は自分の国への支持を実際の行動で表します」
尖閣諸島問題に端を発した今回の反日デモでは、「尖閣は中国のもの、蒼井そらはみんなのもの」という横断幕も見られたほど。それだけに、人民たちの動揺は大きかった。「微博」上では、「中国が好きだと言っていたのは結局、金儲けのためだったのか」「ついに本性を現しやがったな」といった、彼女へのバッシングがあふれた。その一方で、「自分の国を愛すのは当然のこと」といった寛容な書き込みや、「私は何があってもあなたを愛し続ける」といった永遠の愛を誓うラブコールも見られた。
一方の蒼井は、今回の尖閣諸島問題の摩擦で反日感情が高まって以降、「微博」ではしばらくダンマリを決め込んでいた。そのことが、中国撤退発言の信憑性を高めたと思われる。ところが、今月4日、何事もなかったかのように「微博」の書き込みが行われたことで、蒼井の中国撤退発言は何者かが悪意を持って流布したデマだったことが判明。ちなみに、その書き込みは以下の通りだ。
「長い間、更新しなくてごめん。私は元気。中国に行きたい。仕事ではなく、旅行に行きたい。私におすすめの観光スポットを教えて」
ちなみにこの書き込みには、多くのネット市民が「尖閣諸島!」と返答。つまり、尖閣諸島は中国の領土というわけである。
最近でもAKB48が中国進出に踏み切ったばかりだが、中国で芸能ビジネスを展開する場合、政治外交問題は今後も大きなチャイナリスクとなりそうだ。
(文=牧野源)
移籍の最大理由は不安定な雇用関係? コアマガジン→ワニマガジン大量移籍問題の真相

ワニマガジン公式サイトより
数カ月前から業界内で大きな話題となっていた、コアマガジンエロマンガ部門の編集と漫画家の、ワニマガジンへの移籍問題。8月後半から、その全貌がいよいよ明らかになってきた。渦中の人物であるコアマガジンの編集S氏は、部下と漫画家を引き連れてワニマガジンへの移籍を完了。ワニマガジンの「快楽天」10月号には、新雑誌「エロマンガシンドローム」の予告が掲載されており、移籍組は早くも雑誌を立ち上げることが明らかになっている。一方のコアマガジンは「メガミルク」が休刊、「コミックメガストア」と「漫画ばんがいち」を維持するのがやっと、という状態に追い込まれているという。
「今月のコアマガジン各雑誌を見れば一目瞭然ですが、実力のある漫画家が、ごっそり抜けています。ほとんどの漫画家は、編集について移籍をしたそうです」(エロ漫画編集者)
従来、実力のある漫画家を数多く抱え、コアマガジンとライバル関係にあったワニマガジンだが、そのライバルがすべて仲間となり、ひとり勝ちの時代がやってきたという具合だ。
では、今回の大量移籍の背景にあるのは何か?
「今回の移籍は、編集S氏に部下と漫画家が一緒についていった構図です。S氏は業界でも人格者として知られており、会社内でも、漫画家や部下の待遇のことで上と対立することもしばしばでした。もともと、コアマガジンは強烈な実力主義をとっており、雑誌を立ち上げないと正社員になれないというのが不文律でした。ですので、どんなに実力のある漫画家を育てて単行本で売り上げを出そうとも、“雑誌を立ち上げていない”という理由で、契約社員のままという優秀な編集者が何人もいたんです。対してワニマガジンは、コアマガジンよりも正社員になれるチャンスが多い。そのために、一緒になって移籍を決意したようです」
と、別のエロ漫画編集者は内情を暴露する。さらに、漫画家がごっそりと抜けてしまったコアマガジンでは「時々でいいから、ウチでも描いてください」と移籍を決意した漫画家に頭を下げて歩いているという話も。
「まだ、移籍をするかどうか迷っている漫画家もいるようですが、ワニマガジンでは近々、“決起集会”的な漫画家と編集者による宴会が予定されているそうです。そこに出席する、しないが、まさに死に別れになるでしょうね」(同)
ひとり勝ちとなったワニマガジン。しかし、これは新たなエロ漫画業界の危機の始まりという声もある。
「ただでさえワニマガジンの支配力は強いのに、これ以上寡占化が進めば、エロ漫画全体が似たような色に染められてしまいます。そうなれば、やがてはエロ漫画そのものが飽きられる時がくるでしょう」(書店員)
やはり、今回の騒動は「終わりの始まり」なのか? エロ漫画の未来は明るくない。合掌。
(取材・文=三途川昇天)
「性表現ガイドライン」の疑問にGREEが回答 「遵守に努めていただけるようお願いしていきます」

GREE公式サイトより
一部の開発者から「キャラクターの表現が制限される」と不安の声が上がっているソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」などを運営する、大手インターネット企業・グリー株式会社の、開発者に向けた「GREEデジタルコンテンツ内の性表現に関するガイドライン」。前回に引き続き、今回はガイドラインに関するグリーからの回答を報告する。
──「強調表現」について、イラストのポーズをかなり制限する可能性があると思われますが、どうお考えでしょうか?
グリー広報 当社としましては、お客様へサービスの品質・内容の向上、安心してご利用いただけるコンテンツを提供する上で、必要かつ適切と考えられる事項についてガイドラインを作成しました。そのガイドラインを公開し、審査基準の明確化を図り、濫用による弊害の防止に努めています。
──「未成年を想起させる表現により、児童ポルノの可能性があると当社が認めた場合は、禁止表現とします」とありますが、イラストである以上「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」第2条における児童ポルノの定義「写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物」と整合性が取れませんが、どうお考えでしょうか?
グリー広報 ご指摘のとおり、日本の児童買春・児童ポルノ処罰法の規制対象は実在の児童に関する写真等に限定されており、漫画、イラスト等は対象となっていませんが、法令の趣旨を踏まえ、安心してご利用いただけるコンテンツを提供する上で、必要かつ適切と考えられる事項についてガイドラインを作成しました。
──今回のガイドラインは、どういった経緯で作成されたものですか?
グリー広報 ソーシャルゲームをはじめとしたコンテンツに対するさまざまなご指摘等に謙虚に耳を傾け、お客様へのサービスの品質・内容の向上、安心してご利用いただけるコンテンツを提供していくために、必要かつ適切と考えられる事項について、利用環境向上委員会による検討などを踏まえて作成しました。
──ガイドラインの作成過程を教えて下さい。
グリー広報 利用環境向上委員会をはじめ、社内で各種法令・条例を踏まえて、当社が運営するプラットフォームに提供されているコンテンツ向けに作成しました。
──デベロッパーが制作したデジタルコンテンツに対して、公開までにどういった立場の人物による、どのような審査を行っていますか?
グリー広報 利用環境向上委員会による検討などを踏まえて作成されたガイドラインに則したかたちで、社内の審査部門の担当者がコンテンツの審査を行っています。
──今回のガイドラインに関して、すでにデベロッパーから「キャラが描きにくくなる」との声がありますが、どのようにお考えでしょうか?
グリー広報 当社としましては、お客様へのサービスの品質・内容の向上、安心してご利用いただけるコンテンツを提供していくために、必要かつ適切と考えられる事項についてのガイドラインを作成しましたので、策定の趣旨および内容をご理解いただき、遵守に努めていただけるようお願いしていきます。
* * *
今回の回答に対して、新たな疑問も見えてくる。従来、IT業界では、ほかの業界に比べると、少し厳しめのガイドラインを策定する傾向がある。問題が起きる前に対応するのは企業の姿勢としては正しいが、それがどういった結果をもたらすのか。いずれにしても、今回の回答から見えてきた疑問点に対しては、あらためて取材してみたい。
(取材・文=昼間たかし)
マルサの強制調査に追い詰められたGACKT──次の焦点は“黒い交際”か!?

このスキャンダル、まだまだ続きそう……。
去る8月28日早朝、歌手のGACKTの自宅と事務所に東京国税局が強制捜査に入ったと「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が報じ、波紋を広げている。これに先立って日刊サイゾーが、強制調査の直前より右翼の街宣車が連日GACKT宅に押しかけていることを報じたほか(http://www.cyzo.com/2012/09/post_11358.html)、「文春」は“黒いカネ”が動いた背景事情として、GACKTにカナダ・バンクーバー在住の愛人と隠し子がおり、相当額を仕送りしているらしいこともスクープしている。
こうした中、GACKTと“闇の紳士”たちとの黒い関係も浮上している。「文春」では、トラブルを起こして沖縄などに逃亡するたびに、新たな“ケツ持ち”を見つけて芸能界にカムバックするGACKTの行動パターンが描かれているが、ある音楽関係者A氏によれば、最近までケツ持ちを務めていたのは、関西系有力組織の幹部だったという。以前、GACKTの誕生パーティーに出席したA氏が打ち明ける。
「パーティー会場には有名女優やタレントが数人いたのですが、ほかはすべて一見でスジ者とわかる人たちでした。中でもGACKTの兄弟分と称する人物と、彼のボスに当たる幹部の3人で、とても親しくしていましたね。彼らは数年間にわたってGACKTを守ってきたのですが、兄弟分が服役したこともあり、幹部とGACKTとの関係は急速に悪化したと聞いています」
“ケツ持ち”との関係悪化が、GACKTを金欠状態に追いやり、今回のマルサ強制調査や右翼の街宣活動の遠因となったのではないか――。現時点ではそうした因果関係は推測の域を出ないが、ここ数年のGACKTが事業の失敗や音楽活動の低迷、タニマチとの関係悪化などで苦境に追い込まれていたのは確かだ。
「GACKTといえば、大手美容チェーンの女性オーナーが金銭的なサポートをしていたことが知られています。しかし度重なる事業の失敗や、複雑な女性関係に愛想を尽かされ、女性オーナーによるサポート送金がストップ。穴を埋めるべく俳優業などに精を出しましたが、音楽ほどの実績は残せていません。所得はせいぜい数千万円レベルと見られ、事務所運営費用などを差っ引くと、実収入はサラリーマンに毛が生えた程度と推測できます。自らが喧伝するような豪華な生活を維持するには、通常の稼ぎではとても足りなかったでしょう」(別の音楽関係者)
約2年前に大手レコード会社エイベックスに移籍したものの、CDの販売不振もあり、音楽活動よりも俳優業に力を注ぐGACKT。しかし昨今のテレビ局が、音楽業界以上に“黒い交際”や“黒いカネ”に厳しいのは言うまでもない。身の潔白を証明できなければ、GACKTの前途は非常に厳しいものとなりそうだ。
(文=関根史人)
早くも続編製作決定! 名優デンゼル・ワシントン主演『デンジャラス・ラン』

(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー(PG-12)
今週紹介する新作映画2本は、架空のストーリーを楽しみながら現実の世界を垣間見ることができる、いわば“一粒で二度おいしい”お得感たっぷりの作品たちだ(いずれも9月7日公開)。
『デンジャラス・ラン』は、デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ主演のサスペンスアクション。CIAを裏切り各国で指名手配され、10年間逃亡を続けていた元工作員フロスト(ワシントン)が、南アフリカにあるCIAの収容施設(セーフハウス)に収監される。そこの管理を任されていた新人工作員のマット(レイノルズ)は、武装集団の襲撃を受けて味方が全滅する中、かろうじてフロストを連れて脱出。心理的な揺さぶりをかけ逃亡の機会をうかがうフロストと、彼を別の収容施設へ連行しようとするマットに、正体不明の勢力が迫る。
『トレーニング・デイ』(01)の悪徳警官、『アメリカン・ギャングスター』(07)のボスなどで強烈な悪役も演じてきた名優デンゼル・ワシントンが、本作でも元CIAの犯罪者役ですごみのある演技を披露。若手スターのライアン・レイノルズと共に、カーチェイス、銃撃戦、肉弾戦といった激しいアクションに挑んでおり、2人の関係性の変化に注目すればバディ・ムービーの発展形としても楽しめる。セーフハウスでの描写や実行する作戦などで元CIA関係者がアドバイスするなど、外交の裏側で実際に何が行われているのかをうかがい知ることができる点も見逃せない。
もう1本の『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』(R15+指定)は、喜劇俳優サシャ・バロン・コーエンが架空の独裁国家の元首に扮する風刺の効いたコメディ。世界一危険な独裁者アラジーン(コーエン)は、国連サミットに出席するためニューヨークを訪れるが、何者かに拉致されトレードマークのヒゲを剃られてしまう。隙をみて脱出するものの、人相が変わってしまったため誰からもアラジーンだと信じてもらえない。側近のタミール(ベン・キングズレー)は独裁者の影武者を立てて何やら陰謀を企てている様子。どうにかサミットに潜り込もうと、会場に食事を配達する予定の自然食品スーパーで働き始めたアラジーンは、博愛主義者の店主ゾーイ(アンナ・ファリス)と恋に落ちてしまい……。
コーエンは、2本の主演作『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(06)と「ブルーノ」(09)を通じ、架空のキャラを現実の社会で演じる独特なフェイクドキュメンタリーを世界に知らしめた。今作は純然たるフィクションだが、文化摩擦が生み出す気まずさを笑いに転化する“芸風”は健在。最近死去した北朝鮮の権力者のそっくりさんが登場したり、ハリウッドセレブが独裁者の夜のお供をする様子を描いたりと、キワどい笑いが続く。アラジーンの演説の中には「1%の富裕層が富を独占する、金融危機を招いた銀行を国税で救済する、選挙で投票数をごまかす」といった具合にアメリカを痛烈に皮肉る場面も。ユーモアに包まれた真摯なメッセージを受け止め、わが国を含む「民主主義国家を名乗っている国は、本当に“民主的”なんだろうか?」と自問するのも有意義だろう。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)
『デンジャラス・ラン』作品情報
<http://eiga.com/movie/56726/>
『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』作品情報
<http://eiga.com/movie/58128/>
“夢の神具”で谷桃子がスケスケに!? 男の欲望を満たす、禁断の新感覚ドラマって?

科学とエロの力で男の欲望を満たす、禁断のVシネマシリーズ「妄想科学」がリリースされた。第1弾『スケスケ透視メガネで覗かれた!』(ソフト・オン・デマンド)の主演を務めるのは、テレビやグラビアで大人気の谷桃子。
あるAV好きの童貞男が「透けるメガネ」を手に入れ、目の前の人たちが次々と下着姿に。谷桃子演じる幼なじみのことも、思わず舐めまわすように見てしまい……。
同シリーズには、「透けるメガネ」のほかにも、「透明マント」「タイムストップ」といった夢の神具が登場! そんな“下着ドラマ”のプロデュースを手掛けるのは、故・若山富三郎の長男で俳優の若山騎一郎と、故・上原謙の娘で、加山雄三の義妹にあたる女優の仁美凌。今年5月に入籍し、公私ともにパートナーであるこの濃い夫婦が作り出す新ジャンルのドラマ作品とは?
主演の谷桃子と、仁美凌プロデューサーに話を聞いた。
――「透けるメガネ」で下着が覗けちゃうなんて、夢のような作品ですね!
仁美凌(以下、仁美) みんな一度は考えたことがあると思うんです。ただ、全部叶っちゃったらストーリー性がなくなっちゃうので、メガネだったら「恋愛感情がある相手は透けない」というように、すべての道具に欠点を残しました。ただエッチなだけじゃなくて、淡い恋愛や、友情なんかも描いているので、ちゃんと面白い作品になっていると思います。
谷桃子(以下、谷) 普段、妄想しても叶えられないことが、現実になってしまう、夢と……ちょっと待ってくださいね。(突然、ケータイを取り出し、画面を見ながら)えっと……、あ! 夢とロマンが詰まった軌跡のドラマです!
仁美 え? 今、何見たの?
谷 忘れたらどうしようと思って、ケータイにメモってきたんです。「ロマン」って言葉が思い出せなくて(笑)。
仁美 そんなに用意周到な子だったんだ(笑)。
谷 あと、見たあとに温かい気持ちになるお話ですよね。ハプニングが起きたことによって、実は好きな人が身近にいることに気付けるのって素敵ですよね~。ほら恋愛って「フィーリング」「タイミング」「ハプニング」って言うじゃないですか。このドラマにはそれが詰まってます!
仁美 AVやVシネマって、基本的に男性の一方的な欲望だけで作られている作品が多くて、見ててイライラしてたんですよ(笑)。もちろん、この作品を見る方は男性が多いでしょうけど、主演の女の子も納得して演じられるような、無理のない作品にしたかったんです。
谷 確かに疑問を持って演じると、集中できなくて顔に出ちゃいますね。
――お2人がお仕事されたのは、今回で3作目だそうですね。
仁美 今まで、2つの時代劇に出ていただいたんです。桃ちゃんは、同性から見てもホンットに魅力的なんですよ!
谷 うんうん。……あ、自分でうんうんって言っちゃった! あははは!
仁美 この天然ぶりがいいですよ(笑)。制作側にいると、アイドルの子に対して「こいつ作ってんな」って腹立つ場面が多々あるんですけど(笑)、桃ちゃんはそれがまったくないんですよね。
谷 なんか褒められて気持ちいいなあ~(笑)。
――撮影で苦労した点はありますか?
仁美 桃ちゃんがすごい食べる子なんですよ!
谷 食欲を抑えるのに苦労しました。下着シーンの前って、あまり食べられないじゃないですか? でも、現場はロケ弁じゃなくて、凌さんがいつも温かいご飯を作ってくれるんですよ。それがホントにおいしくて……。
仁美 下着のシーンが終わった瞬間、すごい勢いで食べてたもんね(笑)。
――下着姿で、洋服を着ているかのように演じるのは難しくなかったですか?
谷 目の前で男性が興奮して鼻血出してるのに、「服着てるけど、何か?」って感じで、もう“無”です(笑)。アドリブも結構多くて、「好きなようにやってください」って言っていただいたので、部屋で虫を探すシーンでも、探しながらかかとを上げ下げしてお尻を震わせたり、遠いほうの手で物を取って胸を寄せたり……。私、グラビアのお仕事を5~6年やらせていただいてるんですけど、自然と「求められてるのはこれかな?」って分かるんです。職業病ですよね(笑)。
――お気に入りのシーンはありますか?
谷 女性3人が下着で走ってくるシーンは、胸の揺れ方に拍手しちゃいました。(再び、ケータイの画面を見ながら)「胸が揺れて、心も揺さぶられる」みたいな!
仁美 うまいね。カンペ見てるけど(笑)。
谷 さっき電車の中でメモしてきたんですよー。
――ところで、公私ともにパートナーである若山さんと仁美さんは、演者でありながら、作り手としてご活躍されてますが、仕事中はどんな感じなんですか?
仁美 脚本を作る時なんかは、とにかく若山は脳が柔軟で、発想力がすごいんです。私はそのアイデアを聞いて「でもここ矛盾してない?」とかってダメだしすることが多いですね。24時間ほぼ一緒にいるので、仕事の話をしてはケンカばかりしてます(笑)。
谷 2人はバランスが取れてて素敵ですよ! 仁美さんは料理も上手だし、若山さんは幸せ者だなって思います。
――「妄想科学」シリーズは、第2弾以降も尾崎ナナさんをはじめ人気グラドルが主演を務めるそうですね。
仁美 第3弾まで撮り終わったんですが、1作目でも出てきた「透けるメガネ」と「透明マント」に加え、さらに「タイムストップ」という時間を止める時計も出てきます。
谷 えー、それ面白そう!
仁美 でも、いつも時間を止められるわけじゃないの。
谷 えー! なんで~? 興味津々! 出たら絶対買おうっと。
――ちなみにエッチな妄想ばかりしている男性を、谷さんはどう思いますか?
谷 私もホントに妄想が大好きなんです! だって、妄想なら何してもいいんですよ。なので、妄想が熟成するまで、とことん妄想しつくしてほしいなって思います!
(取材・文=林タモツ/撮影=尾藤能暢)
「来年秋まで予定は白紙!?」相次ぐ出演映画の公開延期で赤西仁が妻・黒木メイサの付き人になっちゃう!

もう十分反省した?
今年2月、所属するジャニーズ事務所への報告なしに女優の黒木メイサとデキ婚したためにペナルティーで干され、現在無職状態の元KAT-TUN・赤西仁。
それでも今年12月には、初のハリウッド作品となるキアヌ・リーブス主演の映画『47RONIN』が日本で公開予定だったため、日本国内でのPR活動に加わり、久しぶりにファンの前に姿を現すかと思われていた。しかし、北米公開が今年11月から来年12月に延期となることが発表されたため、日本での公開もそれ12月以降となってしまった。
「同映画は18世紀を舞台にした3Dアクション作品で、日本からは赤西のほかにハリウッドでも名の知られている真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウらが出演。予算オーバーを含め、製作上のトラブルはいろいろウワサされていて、再撮の必要もあるとのことで、いったんは来年2月に公開を延期すると発表された。しかし、ロンドンで行われるビジュアルエフェクトの作業がロンドン五輪のせいでできなかったことなどを理由に、さらに来年12月に延期された。1億7,000万ドル(約136億円)という莫大な製作費をかけているだけに、まさか公開中止ということにはならないだろうが……」(映画業界関係者)
仕事がない赤西は、身重の黒木のショッピングにピッタリ付き添う様子が報じられ、盟友の山下智久、錦戸亮、城田優ら「赤西会」の面々との夜遊びもすっぱりやめてしまったようで、このままではまるで黒木の付き人状態。「ジャニー喜多川社長は赤西を寵愛していただけに、とんでもない“背信行為”に怒り心頭で、今のところ仕事を入れるつもりはないようだ」(スポーツ紙デスク)という。このままだと、本当に妻の付き人になってしまいそうだが……。
「デキ婚以来、黒木の事務所でも、彼女に対してはまるで腫れ物を触るような扱い。それでも、来年のNHK大河ドラマ『八重の桜』への出演が決まるなど、相変わらず黒木は事務所の看板。それだけに、もともとわがままだった黒木の扱いがますます難しくなってしまった。来年の大河では長期間拘束され、出産後の育児もあり、かなりストレスがたまりそうだが、その点、夫である赤西は付き人としてはベスト」(週刊誌記者)
『47RONIN』の日本公開PRが行われるとすれば、早くても来年の秋以降。それまで、赤西は多忙な黒木に代わって子育てをせざるを得ない。それをチャンスととらえ、いま流行の「イクメン」として再浮上するチャンスもありそうだ。