
第63回 NHK紅白歌合戦
今年のNHK『紅白歌合戦』で、“K-POP枠”が消滅することが正式決定されたという。
昨年は東方神起とKARA、少女時代の3組が出場したが、竹島をめぐる日韓関係の悪化により「出場させるのは視聴者の反感を招く」(同局関係者)と結論づけた模様だ。
放送時間は午後7時15分から同11時45分までで、震災復興をテーマに掲げた昨年と同じ過去最長タイ。NHKの松本正之会長本会長は、今月6日の定例会見で「ロンドン五輪で日本の選手団が史上最多38個のメダルを獲得して、日本に大きな力を与えた。今度は歌で力強く踏み出そうとメッセージを伝えたい」とコメント。日本人歌手中心の選考になると暗に示した。
音楽業界関係者は「韓国人アーティストの大半は、日本での活動は単なるビジネスと割り切っている。祖国に帰れば『独島は我々のもの』と言ってはばからない者もいる。そんなアーティストを生放送に出して、万が一、政治的なメッセージを送られでもしたら、受信料の不払い騒動どころじゃなく、国際問題になる。NHKの判断は賢明ですよ」と話す。
古くから「芸能の世界は政治の話は持ち込まない」という暗黙のルールがあるが、もはやそれどころではない。竹島問題を機に、日韓両国の文化交流が途絶えかかっているのは紛れもない事実だ。K-POP排除――。『紅白』という日本の看板番組が下した決断の持つ意味は大きい。
投稿者「kitamura」のアーカイブ
「聞ける雰囲気じゃないよ!」引退を発表した阪神・金本知憲の“最大タブー”となった離婚情報

『金本知憲―心が折れても、あきら
めるな!』(学習研究社)
12日に兵庫県内で会見し、今季限りでの引退を発表した“アニキ”ことプロ野球・阪神タイガースの金本知憲。阪神の生え抜きではないが、広島から移籍してきた2003年に18年ぶりのリーグ優勝に貢献し、連続フルイニング出場の世界記録を達成するなどファンから愛され、金本が背負う背番号6を永久欠番にする動きもある。そんな金本の離婚情報を「週刊文春」(文藝春秋)9月27日号が報じた。
金本といえば、07年から09年までは年俸が当時球界最高額の5億5,000万円(推定、以下同)で、10年は4億5,000万円+出来高、11年は3億5,000万円+出来高、今季は2億2,000万円+出来高と、ここ3年は年々ダウンしているものの、懐具合はかなり潤っていたようだ。しかし、同誌は昨年、金本が財テクにハマるも08年9月に発生したリーマン・ショックの影響でのかなりの損失を出し、共同出資者とトラブルになっていることや、兵庫県芦屋市に新築した自宅をほとんど住むこともなく売りに出すなど、カネに困っていると報じていた。
そして、今号によると、09年ごろから自宅マンションで妻の姿が見られなくなったというのだ。お手伝いの女性が炊事や洗濯をするようになり、若い女性が出入りすることもあって、妻とは離婚したものの、小学生の娘のことを考え、同じマンションの別フロアに住んでいるという。
この話が事実なら大ニュースだが、タイミングがタイミングだけに、どこも報じることができないようだ。
「今年の阪神はまったく優勝争いに絡むことなく、5位に低迷。甲子園のみならず、昨年までなら阪神ファンで盛況だった神宮球場のヤクルト戦まで観客動員が落ち込んでいる。そこで、今シーズン終了までは金本を使った“引退ビジネス”で観客動員をアップさせようという狙い。このタイミングで離婚について書いた記者とメディアは確実に出入り禁止にされる。それにここ数年、金本はなかなかまともに報道陣の取材を受けず、かなり扱いが難しかったので、とても離婚について聞ける雰囲気ではなかった」(スポーツ紙デスク)
金本といえば、09年1月に大手レコード会社・エイベックスのマネージメント部門と契約して芸能活動のサポートを受けており、「なかなかしゃべりが立つので、引退後は解説者のみならず、バラエティ番組でも引っ張りだこだろう」(同)というが、馬車馬のように稼がなければならない事実もあるようだ。
「どうやら、元妻からはかなりの額の慰謝料と養育費を請求されており、財テクで損失を出したおかげで、来年の税金の支払いも厳しいようだ。芸能界を引退したものの、飲食店経営などでまったく生活に困っていない島田紳助とも親交のある金本だが、紳助のみならず、このご時世だけに、ポンと金を出してくれるタニマチがいるとは思えないのだが……」(週刊誌記者)
金本の“第2の人生”は、なかなか苦しいスタートとなりそうだ。
輝く絶対領域、吉木りさがセクシーコマンドーに! 実写版『地球防衛軍』は面白すぎて上映時間が倍増

“B級映画の巨匠”河崎実監督と地球防衛軍の切り札・ペイルウイング役
の吉木りさ。人気ゲームに新たな世界観を与えた画期的な実写化企画だ。
の吉木りさ。人気ゲームに新たな世界観を与えた画期的な実写化企画だ。

空飛ぶ女性兵士なのに、ミニスカという素晴らしい設定。
「パンチラしそうで、パンチラしない。そこがいいです」と河崎監督は解説。
「パンチラしそうで、パンチラしない。そこがいいです」と河崎監督は解説。

巨大昆虫との激闘シーンを撮り終えた吉木りさ。「虫は大の苦手ですが、
やっつける爽快感が勝ってましたね」とコメント。
やっつける爽快感が勝ってましたね」とコメント。

世界的に人気のあるゲームシリーズのワールドプレミアということで、
ちゃんとレッドカーペットが。本編中で吉木りさは英語の台詞も披露。
ちゃんとレッドカーペットが。本編中で吉木りさは英語の台詞も披露。

メイキング風景。森次晃嗣や堀内正美に演出する河崎監督。
円谷プロ作品マニアには堪らないものがあります。
円谷プロ作品マニアには堪らないものがあります。
新しくなった東京拘置所でムショ飯を食う

やって来たぜ、東京拘置所!
珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第19回は、「東京拘置所」に行ってきました。
■拘置所の敷地内に入れるイベントが!
拘置所や刑務所に対して、どんなイメージを持っているだろうか?
拘置所、刑務所なんて、安部譲二の小説『塀の中の懲りない面々』や花輪和一の漫画『刑務所の中』、はたまた映画『ショーシャンクの空に』など、小説や漫画、映画の世界では結構なじみがあるものの、普通に生活している一般人にとってはまず縁のない世界だろう。とはいえ、ちょっと魔が差したりしたらイヤでも入れられてしまうんだけど。まさに日常と壁一枚へだてたワンダーランドだ。
そんな拘置所や刑務所の中に入ることのできる機会があったとしたら……イヤイヤ、ガチで収監されるのはイヤだけど、ちょろっと中をのぞける機会があったら、のぞいてみたいでしょ?
つーわけで、今年の3月に新庁舎が完成したばかりの東京拘置所の敷地内に一般人が入ることができる初のイベント「東京拘置所矯正展」が開催されると聞きつけ、早速突撃してきた。
■チー様に拘置所が熱狂
大幅な改修工事後「周囲に威圧感を与えないように」ということで外塀が取り払われており、かなり開放的な印象……だが、肝心の庁舎自体は脱走等をガッチリ防げそうな、ズドーンとそびえ立つ「要塞」といった感じの建物。うーん、カッコイイ! 普通に観光スポットとしても成り立ちそうなほどナイスな建造物だ。

まさに要塞……カッコイイ。
さて、この「矯正展」だが、全国の刑務所で受刑者が制作した「刑務所作業製品」の展示・即売などを行うことによって、拘置所や刑務所といった矯正施設への理解を深めてもらうためのイベント……という情報を聞いていたので、わりと真面目でおごそかなイベントなのかなと予想しながらやって来たのだが、到着した会場は妙な熱気でムンムンだった!

拘置所でのイベントなのに大熱狂。

イベントの趣旨が……。
集まった来場者たちからは「千春ーッ!」「チー様!」といった声援が上がっているし……。そう、今回の矯正展ではオープニング・テープカットのゲストとして歌手の松山千春さんが招かれていたのだ(しっかし松山千春のこと、ファンは「チー様」って呼ぶんだねぇ)。

松山千春が登場! 連行されてるわけじゃないよ。
「いやー暑いですね、お前らは髪の毛があるからいいけど、オレは直接日光が当たるから暑くて暑くて……」
お上の施設でやってるイベントとは思えない、いきなりのツルッパゲ・ジョークで会場は、はやくもつかみはオッケーのドッカンドッカン状態。たたみかけるようにチー様は、
「今日は別に、オレが収容されるってわけじゃないですからね」
「この新しくなった東京拘置所も、塀もなくなって気軽に立ち寄れるようになってね……気軽に立ち寄っちゃマズイか」
などと、職員たちがビミョーに苦い表情を浮かべる中、拘置所ギャグを飛ばしまくり。ご機嫌になったチー様は、唐突に名曲「大空と大地の中で」をアカペラで歌い上げる。

チー様熱唱!
「いつの日か幸せを自分の腕をつかむよう〜♪」
予定していなかった歌の披露にちょっといい雰囲気にはなったものの、そこまでのトークをフォローしきれてはいなかった気が……。
その後、チー様が各ブースを回って刑務所作業製品を視察するという予定になっていたのだが、ウワーッと殺到した熱狂的なファンたちで大混乱状態に。途中で中止となり、早々に帰っていった。普段、受刑者たちをビシビシ仕切っている職員さんたちも、熱狂的なファンには勝てなかったようで。

ザ・パニック
■受刑者のアイドル・オン・ステージ
もちろん、チー様が帰ってからもみどころは満載。まず向かったのが、メインステージで行われていたPaix2(ぺぺ)という女性デュオのライブ。なんでも、刑務所などへの慰問活動(プリズンコンサート)をメインに活動しており「受刑者のアイドル」なんて呼ばれているんだとか。シャバでライブを観る機会はあまりなさそうだし、これは観るしかッ!

「Live in Tokyo」の間違いじゃないの? と思いきや、
「Live in 東拘(東京拘置所)」ってことか。
……と、思ったもののPaix2のライブ時間になった途端、急に大雨が降り出したのだ。野外ステージ前で待機していた観客たちも屋根のある場所に避難してしまい、ステージ前はガラガラに。タイムテーブルは決まっちゃってるので、そんな状況でもライブをはじめるしかないのだけれど、さすがにコレはやりづらい。

突然のどしゃ降りだが……。
しかしそこは、さらにライブをやりづらい刑務所での慰問で鍛えられているふたり(刑務所では座席を立つことも、声を出すことも禁止されてるらしいから……)。大雨などモノともせず、満面の笑みで元気いっぱいライブを開始。「テントの中からでもいいから手拍子して下さ〜い!」などと盛り上げていく。
やがて雨も収まっていき、ステージ前にお客さんが少しずつ戻ってきた。そこで最後の曲。刑務所でもいつも歌っているというキラーチューン「元気だせよ」。……刑務所で元気だせるかなぁ?

げーんーきーだーせーよー!
ところでライブ中、すごく気になったのはステージ前に陣取って振り付けを完全コピーしているおじいちゃんがいたこと。ま……まさか塀の中でライブを観てファンになった方なのではッ!?
■オレんちの食事よりもウマいぞ「プリズン弁当」
続いてのお目当ては、この手のイベントでの定番「B級グルメ」。最近のブームのせいで、どこのお祭りに行ってもいろんな地方のB級グルメの屋台が出ているが、さすが東京拘置所でのイベント、ほかでは絶対にお目にかかれないB級グルメ(?)が販売されていた。その名も「プリズン弁当」!

おそらく、刑務所内で受刑者たちが食べているメニューを模した弁当ということなのだろう。麦まじりのご飯に豚の味噌焼き、切り干し大根、漬け物と、町のお弁当屋さんでもかなりオカズが豪華になっている昨今において、相当ショボイ。350円と安めな値段であることを考えても、町中で売られていたらおそらく買わないであろう内容。
ところが、完全にネーミングの勝利! ほかの有名B級グルメを差し置いて、信じられないような大行列ができていた。えーっ、みんなあのショボイ弁当(失礼)そんなに食いたいの!? まあ、ボクも「プリズン弁当」という名前のみに惹かれて30分並んで買ったけどね。(「何かくれるの? 何かくれるの?」と、タダで何かもらえると勘違いして並んでたオバハンも結構いたけど)

すさまじい行列が……ショボイ弁当なのに。
さて、肝心の味はというと……見た目のショボさに反してすごく美味しいの。本当にこの通りのメニューが刑務所内で出されているのかどうか定かではないけど、このレベルのメシがコンスタントに出てくるなら「とりあえず屋根があってメシが出てくるから……」と何度も犯罪を繰り返して刑務所に戻ってきてしまう人がいるっていうのもちょっと納得してしまう。
……だって、ビンボー男子のひとり暮らしの食生活なんて、コレよりはるかに悲惨よ。

これが「プリズン弁当」だ!
■ボクの犯罪的な性格が白日の下に……!?

各刑務所で製作された「刑務所作業製品」が販売されている。

こんな芸術的な製品も。サイズ等、オーダーメイドできるらしいですよ。

どさくさに紛れて自動車も売られていたけど……
コレは刑務所関係ないよね?
ブランニュー・東京拘置所の初イベントということで、かなり気合いを入れて開催された「矯正展」だけに、ほかにもいろんな催し物が盛りだくさんだったのだが、中でも特に心をわしづかみにされたのが「性格検査体験コーナー」。
要は、受刑者の性格診断で使用されているのと同じ検査方法によって自分の性格を知ることができるということなんだけど、コレ、心の中のものすごーくヤバイ部分が白日の下にさらされちゃったりするんじゃないの!? こ……怖いわー!

せ……性格検査……。
知りたいような、知りたくないような自分の心の中。でもまあ、取材だからと覚悟を決めて検査を受けてみることに。
検査の方法は、「どんなひどいことをされても相手をうらまない」「どんなに腹が立ってもいつもニコニコしている」といった質問に対し、マークシートで「はい」「いいえ」「?」を選んでいくというもの。コレ、「いいえ」にマークしたら明らかに結果が性格悪い方向に行くと思うんだけど……でも「どんなひどいことをされても相手をうらまない」「どんなに腹が立ってもいつもニコニコしている」ヤツなんているか!?
そんな感じで「こっちにマークしたら性格悪いことにされるだろうなぁ……」と思いつつも、正直にマークしていく。さて、その結果は……コレがなかなか出てこなかったんだ。マークシートを読み込む係の人が機械に慣れてないんだか、機械が調子悪いんだかで全然結果をもらえやしない! イライライライラ! 会場を再び一回りして戻ってきてもまだ結果が出ていない。結局、1時間近く待たされてやっと結果の紙をもらうことができた。……ったく! ……ったく!
そんで、その結果は……。

「怒りっぽさ」「良く見せたい気持ち」が最高レベル……当たってるやんけ!
とまあ、いろいろな催し物があって予想外に楽しめた「東京拘置矯所正展」。ただひとつ残念だったのは、拘置所の敷地内や周辺施設には入ることができたものの、肝心の庁舎や受刑者が収容されている部屋に入ることができなかったということ。まあ、セキュリティーとかいろいろ問題があんでしょうけど、それでもせっかく東京拘置所でやってるイベントなんだから、そこまで見たいよ!
うーん、やっぱりさらに詳しく中までウォッチするためには実際に収容されるしか……それはイヤだーっ。

こんな模型は展示してありましたけど、やっぱり実物が見たいよ!
(取材・文・写真・イラスト=北村ヂン)
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「もう上しか見えないんです」 アクションもこなす癒やし系美女、水崎綾女の素顔にドキドキ!

大きな瞳と厚めのくちびる。セクシーでいて、どこかホッとするような癒やしのオーラも併せ持つ。いま注目の女優、水崎綾女。現在放送中の『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)では、敵の幹部エスケイプ役でおなじみ。ほとんどのスタントを自らこなす、アクション女優だ。話題の映画『ユダ』では3,000人の中からオーディションで主演を射止めるなど、演技力と存在感も作品ごとに増している。
まもなく公開になるオムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~/見つめられる淑女たち』の一編、『乳房』では、乳房が膨らんでいく夢に悩まされる中学生の寛次が出会う、理髪店の女主人かな江を演じた彼女。その素顔は、女優の仕事に真面目に取り組む、かわいらしい23歳の女性だった。
――三浦哲郎「乳房」をはじめ、永井荷風や坂口安吾など昭和の文豪の短編を映画化するという、面白い企画のオムニバス映画ですね。
水崎綾女(以下、水崎) オムニバスですけど物語が続いているわけではなく、それぞれ個性のある作品になっているのが、見ていて面白いなと思いましたね。監督もキャストの方たちも豪華なので、そこに入れていただけてありがたかったです。原作の『乳房』は、撮影が終わってから読みました。原作を読むとそっちばかりに気を取られてしまいそうだし、台本にある情報を読み取れなくなってしまうのは嫌だったので。撮影が終わってから読んだら、原作にかなり忠実な脚本だったんだなって、演じた感じに近くてちょっとホッとしましたね。自分の解釈が違っていたとしても、それはそれで面白いと思いますけど。
――新婚早々に旦那さんが戦地に赴くことになり、ひとりで理髪店を切り盛りしている女主人。演じたかな江について、どう思いましたか?
水崎 戦争はもちろん嫌なことだけど、好きな人と離れ離れになっていることもすごく切ないなぁ、って思いましたね。メールもウェブカメラもある、現在の遠距離恋愛の気持ちでは演じられない。そこはもう、想像力をフル活用して演じました。

――ひとり暮らしの若い奥さんということで、近所に住む中学生の寛次から意識されるようになります。
水崎 私、5人姉妹の4番目なんです。男の子とあまり接する機会がなかったので、撮影中よりも空き時間のほうが緊張しちゃいました。「何を話したら楽しんでくれるのかな」みたいなことばかり考えていたんですよ。でも、寛次役の影山(樹生弥)くんは本当にあっけらかんとしてて。監督に「(きれいな女の人と一緒にいるんだから)お前、もうちょっとありがたがれよ」っていつも言われてたのがおかしかったですね(笑)。
――お店で2人きりのときに空襲があり、怯えるかな江が思わず寛次に体を寄せるという、見ていてドキドキするシーンもありました。
水崎 理髪店のシーンは、本物の床屋さんを昭和っぽくして使っているんです。狭い空間の中にスタッフさんがいっぱいいるので、空気が薄くなったのか、本当に2人でハアハア言ってたんですよ(笑)。自然と汗ばんでたこともあり、それが空襲の緊張感を出すのに役立ったかなと思います。寛次に対して大人として振る舞っていても、空襲はやっぱり怖い。あのときだけ年上ということを忘れているような感じ。でも、寛次に悩みを相談されたときの対応はやっぱりお姉さん。その二面性がうまく出せたらいいなと思いました。
――そんな水崎さんですが、最近はあちこちで見かけるほど大活躍ですね。
水崎 みなさんそう言ってくださるんですけど、私の中では特に忙しくなったとも感じていないんですよ。ここ最近のお仕事がメインキャストが多いので、そう見えるのかもしれないですけど。昔はグラビアのお仕事をたくさんやらせてもらったし、今は女優としていろんな役をいただけているので。そう言われてみたらそうだな、ぐらいの感じなんです。
――水崎さん自身の意識は、ずっと変わらないんですね。
水崎 私こそ、仕事に関してはあっけらかんとしているのかも(笑)。ひとつひとつの役に一生懸命。この仕事はメインどころだからいつもより頑張る、というのは違うと思うから。この『BUNGO』でも、素敵な役者さんたちが脇を固めていますよね。そっちにスポットが当たればその人が主役にもなり得るわけですし。物語って、誰にスポットが当たっているかの違いだと思う。主役だから頑張る、とかいう気持ちはないんです。
――プライベートな時間とのバランスは取れていますか?

水崎 気をつけているのは、プライベートのときは、なるべく仕事を忘れるようにすること。普通の女の子でいることも大事だと思っているんです。ボーッとする時間を増やしたり、自分の好きなことをしたり。家に帰っても台本をずっと開けているかっていったら、そんなことないんです。それぐらい切り替えをちゃんとしないと、けっこう引きずられるタイプ。家に帰ったら仕事のことは忘れて、ゆっくりお風呂に入り、次の日に備える。次の日のセリフを確認する程度ですね。
――好きな映画のジャンルや俳優さんは?
水崎 プライベートでは、なんにも考えなくても楽しめるような映画が好きなんです。やっぱりアクションが好きなので、ものすごいお金がかかっていそうなハリウッド映画とかをよく見に行きますね(笑)。お仕事として見る場合は、俳優さんに注目することよりは、「この役、素敵だな」って思うことのほうが多いです。
――これから先、どんな女優さんになっていきたいですか?
水崎 私は今、年を取るのがすごく楽しみなんです。年を重ねていろんな経験を積んだほうが、演技に深みが出る。そう考えると年を取るのがすごく楽しみになるし、10年後も同じように「年を取るのが楽しみ」って思っていたい。過去にもあまりとらわれたくないんです。今なら『BUNGO』での演技が一番いいし、これを経てまた違う作品をやったときは、その作品が最高になっているのが理想的。それは『BUNGO』を経験したからこそできた演技だと思うから。この仕事が大好きなので、10年、20年と続けていきたいなって思います。
――その年齢の水崎さんにしか、できない役があるでしょうからね。
水崎 もう上しか見えないんです。いろんな役をやって素敵になったら最高だし、もし失敗したとしてもそれもOK。「うまくできなかったな」と思ったとしても、できないってことを知ることができたわけだから。次はうまくできるように頑張れる。
――前向きですね。昔からそういう性格ですか?
水崎 いえ、全然。10代のときは悩んでばかりでした。1つダメ出しされると10、ときには100へこんじゃう。通知表にも「できるのに気にしすぎです」って、いつも書かれてたぐらい(笑)。前の私は自分に厳しくて、むしろ痛めつけてばかりでした。でも自分の人生だから、自分が主役ですよね。自分がかわいがってあげなくてどうするの、って思ったんです。もちろん今も悩むことはあります。悩んで解決するんだったら、いっぱい悩む。でも、悩んで解決しないことだったら、その自分を放っておいてみる。そうするようにしたら、すごく楽になって、人見知りもなくなりました。最近は、誰かに話すようにもなりましたね。

――5人姉妹ということで、なんでも言い合う性格なのかなと思ってました。
水崎 4番目なので、昔は「自分は、いらない子なんじゃないか」なんて思っていたこともありました(笑)。相談もあまりしなくて、家族からは「なんでもいつもひとりで決めつけるの」ってよく言われてましたね。でも今は昔より自分に優しくなったし、人を信じられるようになったのかなって思います。
――今は、家族や姉妹のみなさんとどういう関係ですか?
水崎 今は家族となんでも話せるんですけど、何に出たかとかはあまり話さないので、そのことだけは相変わらず怒られます(笑)。「放送日ぐらい教えてよ」って。でも自分から言うのも、なんか恥ずかしくって。
――「ブログに書いてあるから見てよ」みたいな?
水崎 うん、そういうタイプなんですよね(笑)。
――最後に日刊サイゾー読者にメッセージをお願いします。
水崎 『BUNGO』は、日本文学が好きな方も、文豪の作品をあまり読んだことのない方も、幅広い世代の方に楽しんでもらえるオムニバス映画です。私が出演した『乳房』は、男性に思春期を思い出してもらえる一編。思春期を過ぎた男性のみなさんが、あの頃の気持ちを思い出してくれたらうれしいですね。大人のお姉さんの色気にドキドキしてください!
(取材・文=大曲智子/撮影=後藤秀二)
●みさき・あやめ
1989年4月26日生まれ、兵庫県出身。グラビアアイドルとして活躍した後、女優として活動の場を広げる。2007年、テレビドラマ『キューティーハニー THE LIVE』(テレビ東京系)でアクションを経験し、アクション女優としての技術も上昇中。現在、『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)、『つるかめ助産院~南の島から~』(NHK)に出演中。立花胡桃の私小説を原作にした主演映画『ユダ』は、2013年1月公開予定。
●『BUNGO~ささやかな欲望~』
・「見つめられる淑女たち」―『注文の多い料理店』監督:冨永昌敬 出演:石原さとみ 宮迫博之/『乳房』監督:西海謙一郎 出演:水崎綾女/『人妻』監督:熊切和嘉 出演:谷村美月
・「告白する紳士たち」―『鮨』監督:関根光才 出演:橋本愛 リリー・フランキー/『握った手』監督:山下敦弘 出演:山田孝之 成海璃子/『幸福の彼方』監督:谷口正晃 出演:波瑠 三浦貴大
※3作品ずつ、2編に分けての上映
9/29(土)より、角川シネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
(C)「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会
公式サイト <http://bungo-movie.jp>
「もう上しか見えないんです」 アクションもこなす癒やし系美女、水崎綾女の素顔にドキドキ!

大きな瞳と厚めのくちびる。セクシーでいて、どこかホッとするような癒やしのオーラも併せ持つ。いま注目の女優、水崎綾女。現在放送中の『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)では、敵の幹部エスケイプ役でおなじみ。ほとんどのスタントを自らこなす、アクション女優だ。話題の映画『ユダ』では3,000人の中からオーディションで主演を射止めるなど、演技力と存在感も作品ごとに増している。
まもなく公開になるオムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~/見つめられる淑女たち』の一編、『乳房』では、乳房が膨らんでいく夢に悩まされる中学生の寛次が出会う、理髪店の女主人かな江を演じた彼女。その素顔は、女優の仕事に真面目に取り組む、かわいらしい23歳の女性だった。
――三浦哲郎「乳房」をはじめ、永井荷風や坂口安吾など昭和の文豪の短編を映画化するという、面白い企画のオムニバス映画ですね。
水崎綾女(以下、水崎) オムニバスですけど物語が続いているわけではなく、それぞれ個性のある作品になっているのが、見ていて面白いなと思いましたね。監督もキャストの方たちも豪華なので、そこに入れていただけてありがたかったです。原作の『乳房』は、撮影が終わってから読みました。原作を読むとそっちばかりに気を取られてしまいそうだし、台本にある情報を読み取れなくなってしまうのは嫌だったので。撮影が終わってから読んだら、原作にかなり忠実な脚本だったんだなって、演じた感じに近くてちょっとホッとしましたね。自分の解釈が違っていたとしても、それはそれで面白いと思いますけど。
――新婚早々に旦那さんが戦地に赴くことになり、ひとりで理髪店を切り盛りしている女主人。演じたかな江について、どう思いましたか?
水崎 戦争はもちろん嫌なことだけど、好きな人と離れ離れになっていることもすごく切ないなぁ、って思いましたね。メールもウェブカメラもある、現在の遠距離恋愛の気持ちでは演じられない。そこはもう、想像力をフル活用して演じました。

――ひとり暮らしの若い奥さんということで、近所に住む中学生の寛次から意識されるようになります。
水崎 私、5人姉妹の4番目なんです。男の子とあまり接する機会がなかったので、撮影中よりも空き時間のほうが緊張しちゃいました。「何を話したら楽しんでくれるのかな」みたいなことばかり考えていたんですよ。でも、寛次役の影山(樹生弥)くんは本当にあっけらかんとしてて。監督に「(きれいな女の人と一緒にいるんだから)お前、もうちょっとありがたがれよ」っていつも言われてたのがおかしかったですね(笑)。
――お店で2人きりのときに空襲があり、怯えるかな江が思わず寛次に体を寄せるという、見ていてドキドキするシーンもありました。
水崎 理髪店のシーンは、本物の床屋さんを昭和っぽくして使っているんです。狭い空間の中にスタッフさんがいっぱいいるので、空気が薄くなったのか、本当に2人でハアハア言ってたんですよ(笑)。自然と汗ばんでたこともあり、それが空襲の緊張感を出すのに役立ったかなと思います。寛次に対して大人として振る舞っていても、空襲はやっぱり怖い。あのときだけ年上ということを忘れているような感じ。でも、寛次に悩みを相談されたときの対応はやっぱりお姉さん。その二面性がうまく出せたらいいなと思いました。
――そんな水崎さんですが、最近はあちこちで見かけるほど大活躍ですね。
水崎 みなさんそう言ってくださるんですけど、私の中では特に忙しくなったとも感じていないんですよ。ここ最近のお仕事がメインキャストが多いので、そう見えるのかもしれないですけど。昔はグラビアのお仕事をたくさんやらせてもらったし、今は女優としていろんな役をいただけているので。そう言われてみたらそうだな、ぐらいの感じなんです。
――水崎さん自身の意識は、ずっと変わらないんですね。
水崎 私こそ、仕事に関してはあっけらかんとしているのかも(笑)。ひとつひとつの役に一生懸命。この仕事はメインどころだからいつもより頑張る、というのは違うと思うから。この『BUNGO』でも、素敵な役者さんたちが脇を固めていますよね。そっちにスポットが当たればその人が主役にもなり得るわけですし。物語って、誰にスポットが当たっているかの違いだと思う。主役だから頑張る、とかいう気持ちはないんです。
――プライベートな時間とのバランスは取れていますか?

水崎 気をつけているのは、プライベートのときは、なるべく仕事を忘れるようにすること。普通の女の子でいることも大事だと思っているんです。ボーッとする時間を増やしたり、自分の好きなことをしたり。家に帰っても台本をずっと開けているかっていったら、そんなことないんです。それぐらい切り替えをちゃんとしないと、けっこう引きずられるタイプ。家に帰ったら仕事のことは忘れて、ゆっくりお風呂に入り、次の日に備える。次の日のセリフを確認する程度ですね。
――好きな映画のジャンルや俳優さんは?
水崎 プライベートでは、なんにも考えなくても楽しめるような映画が好きなんです。やっぱりアクションが好きなので、ものすごいお金がかかっていそうなハリウッド映画とかをよく見に行きますね(笑)。お仕事として見る場合は、俳優さんに注目することよりは、「この役、素敵だな」って思うことのほうが多いです。
――これから先、どんな女優さんになっていきたいですか?
水崎 私は今、年を取るのがすごく楽しみなんです。年を重ねていろんな経験を積んだほうが、演技に深みが出る。そう考えると年を取るのがすごく楽しみになるし、10年後も同じように「年を取るのが楽しみ」って思っていたい。過去にもあまりとらわれたくないんです。今なら『BUNGO』での演技が一番いいし、これを経てまた違う作品をやったときは、その作品が最高になっているのが理想的。それは『BUNGO』を経験したからこそできた演技だと思うから。この仕事が大好きなので、10年、20年と続けていきたいなって思います。
――その年齢の水崎さんにしか、できない役があるでしょうからね。
水崎 もう上しか見えないんです。いろんな役をやって素敵になったら最高だし、もし失敗したとしてもそれもOK。「うまくできなかったな」と思ったとしても、できないってことを知ることができたわけだから。次はうまくできるように頑張れる。
――前向きですね。昔からそういう性格ですか?
水崎 いえ、全然。10代のときは悩んでばかりでした。1つダメ出しされると10、ときには100へこんじゃう。通知表にも「できるのに気にしすぎです」って、いつも書かれてたぐらい(笑)。前の私は自分に厳しくて、むしろ痛めつけてばかりでした。でも自分の人生だから、自分が主役ですよね。自分がかわいがってあげなくてどうするの、って思ったんです。もちろん今も悩むことはあります。悩んで解決するんだったら、いっぱい悩む。でも、悩んで解決しないことだったら、その自分を放っておいてみる。そうするようにしたら、すごく楽になって、人見知りもなくなりました。最近は、誰かに話すようにもなりましたね。

――5人姉妹ということで、なんでも言い合う性格なのかなと思ってました。
水崎 4番目なので、昔は「自分は、いらない子なんじゃないか」なんて思っていたこともありました(笑)。相談もあまりしなくて、家族からは「なんでもいつもひとりで決めつけるの」ってよく言われてましたね。でも今は昔より自分に優しくなったし、人を信じられるようになったのかなって思います。
――今は、家族や姉妹のみなさんとどういう関係ですか?
水崎 今は家族となんでも話せるんですけど、何に出たかとかはあまり話さないので、そのことだけは相変わらず怒られます(笑)。「放送日ぐらい教えてよ」って。でも自分から言うのも、なんか恥ずかしくって。
――「ブログに書いてあるから見てよ」みたいな?
水崎 うん、そういうタイプなんですよね(笑)。
――最後に日刊サイゾー読者にメッセージをお願いします。
水崎 『BUNGO』は、日本文学が好きな方も、文豪の作品をあまり読んだことのない方も、幅広い世代の方に楽しんでもらえるオムニバス映画です。私が出演した『乳房』は、男性に思春期を思い出してもらえる一編。思春期を過ぎた男性のみなさんが、あの頃の気持ちを思い出してくれたらうれしいですね。大人のお姉さんの色気にドキドキしてください!
(取材・文=大曲智子/撮影=後藤秀二)
●みさき・あやめ
1989年4月26日生まれ、兵庫県出身。グラビアアイドルとして活躍した後、女優として活動の場を広げる。2007年、テレビドラマ『キューティーハニー THE LIVE』(テレビ東京系)でアクションを経験し、アクション女優としての技術も上昇中。現在、『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)、『つるかめ助産院~南の島から~』(NHK)に出演中。立花胡桃の私小説を原作にした主演映画『ユダ』は、2013年1月公開予定。
●『BUNGO~ささやかな欲望~』
・「見つめられる淑女たち」―『注文の多い料理店』監督:冨永昌敬 出演:石原さとみ 宮迫博之/『乳房』監督:西海謙一郎 出演:水崎綾女/『人妻』監督:熊切和嘉 出演:谷村美月
・「告白する紳士たち」―『鮨』監督:関根光才 出演:橋本愛 リリー・フランキー/『握った手』監督:山下敦弘 出演:山田孝之 成海璃子/『幸福の彼方』監督:谷口正晃 出演:波瑠 三浦貴大
※3作品ずつ、2編に分けての上映
9/29(土)より、角川シネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
(C)「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会
公式サイト <http://bungo-movie.jp>
「主題歌がバンプ以外なら監督しない!?」有名映画監督がBUMP OF CHICKENを寵愛する理由とは?

映画『永遠の0』公式サイトより
V6の岡田准一が主演の映画『永遠の0』(2013年公開)の主題歌が、BUMP OF CHICKENに決まった。
「作品の監督は山崎貴さんで、山崎さんの強い希望で彼らに決まりました。監督は『BUMP以外はありえない。彼ら以外なら、この作品は監督しない』とまで言っていたそうです。相当、気に入ってるみたいですね」(映画関係者)
BUMP OF CHICKENと山崎監督との関係は長い。2006年に彼らの12枚目のシングル「涙のふるさと」がロッテのお菓子「エアーズ」のタイアップ曲に採用され、そのCMを監督が撮影したところから始まっている。
「そして、翌年公開の映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌に『花の名』が採用されました。この曲は、監督とメンバーが一晩話し合って、脚本や仮編集状態の映像を元に書き下ろされました。また、歌詞の一部が映画のキャッチコピーとして使われるなど、まさに“山崎&BUMP”コンビの作品でしたね」(音楽関係者)
そして、今年公開された映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』でもBUMP OF CHICKENが主題歌を担当している。
「その主題歌のPVも監督が作成するなど、とにかくベッタリな印象ですね。先日までツアーが行われていたのですが、監督がスタッフを連れて見に行ってたそうですし、これからの山崎監督の作品の主題歌は全部彼らじゃないかってくらい入れ込んでます」(映画スタッフ)
先日の撮影時には、そのBUMPからコーヒーのケータリングが差し入れされていたという。
「主演の岡田クンも彼らが好きなのか、『うわ! マジっすか!』って相当テンションが上がってましたよ」(同)
今年は紅白にも出場するというウワサのBUMP OF CHICKEN。人気監督から寵愛されているとなると、その人気は衰えそうにもない。
「セリフを覚えるまで山にこもる」三谷幸喜最新作『清須会議』主演が役所広司に決定

『監督の油―「ガマの油」
オフィシャルブック』(ポプラ社)
三谷幸喜原作の『清須会議』が来年映画化されるのだが、その主演がついに決まったという。
「これまでの三谷作品でもおなじみの、役所広司さんです。ほかには、常連の西田敏行さんも出演します。三谷さんいわく『信じられないくらいの豪華キャスト』というので、まだ発表されていないキャストが楽しみです」(映画関係者)
役所は、三谷の映画『笑の大学』や『THE 有頂天ホテル』でも主演を務めたが、どちらも役所以外にも主役クラスのキャストが出演していた。それなのに、三谷はなぜこれほどまで役所を重用するのだろうか?
「それは、役所さんの役に対する姿勢を三谷さんが買っているからだそうです。具体的にいうと、彼はセリフを覚えるときに、ひとりで山ごもりをしてるんです。『山は静かだからセリフが頭に入りやすいんです』と説明していました。家族もマネジャーも同行しておらず、相当ストイックですよ」(芸能事務所関係者)
そのストイックな姿勢が評価されたのか、今年の春には紫綬褒章が日本政府より贈られた。
「いまや三谷さんの作品で、役所さんは欠かすことのできない役者さんですからね。三谷さんが言うには『替えのきかない役者のひとり』だそうです」(同)
題材の『清須会議』とは、織田信長の後継者を決めるために開かれた会議のこと。三谷にとって、これだけ寵愛する役所の後継者を探すのは大変なことかもしれない。
大ヒットの『踊るFINAL』撮影現場秘話 “ぼっち”の織田裕二が唯一話しかけた相手とは……?

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
公式サイトより
織田裕二主演の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が公開されて2週間。早くも動員200万人、興行収入25億円を突破した。
「フジテレビとしては、本当は続編を作りたいんです。織田さんも本音はやりたいそうなのですが、『これで終わったほうがいい』という思いもあり、複雑な心境なんだそうです」(映画関係者)
そんな『踊る』の最後の撮影はどんな様子だったのか? 関係者に話を聞いてみると、「ムードメーカーのユースケさんが、とにかく女性警察官役の人たちに話かけて場を盛り上げてましたよ」という。
また、いわゆる“復帰組”の内田有紀なども、撮影で大いにはしゃいでいたそう。
「ちょうど撮影がバレンタインの日には、彼女は出演者はじめスタッフにもチョコレートを大量に配ってましたね。織田さんもかなりにやけた顔で『ありがとう』とい言って受け取ってましたよ」(同)
とにかく、撮影は和やかなムードの中で行われていたのだ。
「あの『スリーアミーゴス』も、終始アドリブの演技ばかりしていて、監督に『そこまでやらなくていいです!』って怒られてましたね。さすがの織田さんも、大先輩である彼らを、温かい笑顔で見守ってましたよ(笑)」(同)
そんな中、主演の織田はどうしていたかというと……。
「織田さんは、カメラが回っていないときには常に独りぼっちでしたね。人の輪から離れて、たばこを吸っていることが多かったです。そんな織田さんが唯一話しかけていたのが、前作から登場した小栗旬さんです。小栗さんはまだ『踊る』ファミリーの中に入りにくいのか、気を使っていたのかわかりませんが、あまり現場に馴染めていなかった。織田さんは、そんな小栗さんを見かねてか、寄っていっては熱い演技論を交わしてました」(同)
となると、気になるのは柳葉敏郎との“和解”の真相。
「そういった話もありますが、だったら2人のシーンを削ったりはしないと思うんですよね。結局、最後まで2人の間には溝があった気がしますね。でも、お互いプロですから、一度カメラが回ると、そういった確執は見せませんでしたけどね。ホントのところは誰にもわからないですよ」(同)
そんな話を聞くと、ますます“続編”が見たくなる……?
人民の愛国心はオイシイ!? 中国で“反日”月餅がブーム

日本の尖閣諸島購入で一気に火がつき、中国全土へと広がった反日デモは、一時、日中国交正常化以来最大といわれる規模にまで達したものの、次第に収束へと向かいつつある。
そんな中、くすぶる人民の反日感情を刺激してビジネスへと結び付けようという動きが活発化している。
旧暦8月15日(2012年は9月30日)の中秋節に、親戚や知人と月餅を贈り合う習わしがある中国では、目下、月餅商戦真っただ中だ。そんな中、広西省のある菓子店が、日本への罵詈雑言を書き込んだ月餅を販売し、話題になっている。
問題の“反日月餅”は、1箱4個入りで、価格は500円前後。一見するとなんの変哲もない月餅に見える。しかしよく見ると、月餅の表面にはそれぞれ「小日本を恨め」「小日本を打倒せよ」「小日本を噛み殺せ」「小日本を追い払え」という穏やかならぬ言葉が刻まれているのだ。これが、このところの反日感情の高まりと相まってネット上で話題となり、全国から注文が殺到。これまでに、すでに数千個を販売したというから、菓子店の思うツボといったところであろう。
ほかにも、浙江省杭州市のスポーツジムが「体を鍛えて日本の尖閣侵略に抵抗しよう」をキャッチフレーズに宣伝活動を展開したり、陝西省西安市にあるホテルが「釣魚島ホテル」と改名したりと、企業が人民のナショナリズムの高まりに便乗する例は枚挙にいとまがない。デモ参加者の中には、理性を失って暴徒化する者も少なくなかったのとは対照的に、そんな彼らをしたたかにもカモにしてしまう中国の商売人たちは、ある意味、理性的にすぎる……。
今後は、こうした“愛国商法”に味を占めた中国企業の扇動による反日デモが、頻発することになりかねない!?
(文=牧野源)