
さすが、いい子ちゃんキャラを演じて
いるだけあります。
公開中の映画『悪の教典』の特別上映会が18日に都内で行われ、AKB48から38人が参加。中心メンバーの大島優子がその内容にショックを受けて途中退場し、「この映画が嫌いです」と発言したことが大きく伝えられている。
「この上映会は、AKB48側がメンバーに“勉強させたい”として申し入れたと報道されていますが、もちろん実際は東宝側のプロモーションの一環です」(映画ライター)
貴志祐介のベストセラー小説を原作とした『悪の教典』は、共感能力に欠けたサイコパスの教師がクラス中の生徒を惨殺するというストーリー。主人公の“ハスミン”こと蓮実教諭を演じた伊藤英明が淡々と殺戮に及ぶ演技も、映画のセールスポイントとなっている。
「それを暴力描写に定評のある三池崇史監督が映画化しているのだから、年端もいかない少女たちに見せれば、ある程度の拒否反応が出るのは織り込み済み。だいたい『この大量殺人映画、大好きです!』なんてAKB48が言うわけがない。『悪の教典』は先月30日にも女子高生限定の試写イベントを行っていますし、若い女の子に作品を見せてこうした“ドン引き”のリアクションを引き出す作戦なのでしょう。ショッキングなバイオレンス映画であることをPRしたい東宝サイドは、今回の騒動にもほくそ笑んでいるはずですよ」(同)
12年前には、東映の『バトル・ロワイアル』が国会で問題視され、話題を呼んで大ヒットにつながったこともあり、ネット上では今回の騒動そのものが「仕組まれた“炎上商法”なのでは?」と疑う声まで出ている。
10日に封切られた『悪の教典』は初週2位、20億円超えも視野に入る好スタートを切っているが、この騒動でさらに多くの観客が劇場を訪れることは間違いなさそうだ。
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「生存率は50~60%」急性呼吸不全を発症した中村勘三郎、本当の病状

「週刊新潮」11月22日号 中吊り広告より
注目記事1
「苦悶する『中村勘三郎』集中治療室の『人工肺』」(「週刊新潮」11月22日号)
注目記事2
「丹羽前駐中国大使 送別会の問題発言をすべて書く」(「週刊現代」12月1日号)
注目記事3
「高岡早紀7分間『精飲SEX』の失神アクメをスッパ抜く!」(「週刊アサヒ芸能」11月22日号)
注目記事4
「『日本人女性の外性器』私たちはここに感動しました」(「週刊現代」12月1日号)
特別付録
「各誌の解散・総選挙特集を読んでみた」
ようやく解散・総選挙になった。安倍晋三自民党総裁との党首討論で解散を明言するという奇襲攻撃に出た野田佳彦首相は、なかなかの迫力だった。慌てた安倍総裁は支離滅裂な受け答えで、この人の胆力のなさを暴露してしまったが、近年にない面白い国会中継であった。
都知事選挙とのダブルになったが、都知事選への関心が急速に失われ、これで自民党が推し、維新の会も推すであろう猪瀬直樹副知事の当選はほぼ間違いないだろう。
しかし、石原慎太郎前都知事と橋下徹大阪市長の変節はどうしたことだろう。あれだけ政策が合わなければ一緒にはやれないと言っていた橋下市長が、原発政策ひとつ取ってみても大きく違う石原たちと手を組むとは、野合などというレベルの話ではない。
橋下の正体見たりである。石原も持論をねじ曲げてまで橋下の軍門に下るとはどういう了見なのか。晩節を汚す、とはこういう生き方をいう。
だが、これだけはハッキリしている。もし万が一石原が総理になったら、橋下の言うことなど一顧だにしないだろう。新潮(11月8日号)が書いたように「『石原総理』なら譲らない『反米』『反中』『核武装』」を推し進め、日本を「別の国」にしてしまうはずだ。
今回の総選挙は、この石原・橋下連合がどこまで票を集めるのかが最大の関心事である。週刊朝日は「緊急議席予測」で政治評論家の森田実、野上忠興、選挙プランナー三浦博史に票読みをさせている。
森田は民主は75、自民は230、国民の生活が第一が15、みんなの党が25、維新が66と読む。
野上は民主党が70、自民党が227、国民の生活が第一が33、みんなの党が30、維新が65。
三浦は民主は92、自民は253、国民の生活が第一が11、みんなの党が23、維新が46である。
3人とも自民党が復活し、公明党と合わせると過半数に届くと見ている。
朝日の連載「ギロン堂」で田原総一朗は、小泉純一郎元首相の郵政民営化イエスかノーかの選挙の時のように、TPP参加か否かを争点に掲げ一点突破しようと、野田首相は考えているのではないかと見ている。だが、TPPを争点にするのは無理があるだろう。
現代は、選挙後に「安倍-橋下連立政権」ができるのではないかと読む。票読みでは、民主党が50議席の大惨敗、自民党は200議席に届かず、維新は75議席獲得するとしている。
新潮は「断末魔の『年内解散』」の中で、野田首相が突然解散に踏み切ったのは「約束は守る『良い人』でいたいから」だと、野田に近い民主党関係者に語らせている。
しかし、その結果は惨憺たるものになるという見方が多い。TPP参加をマニフェストに明記すれば、さらに十数人の離党者が出てくる。時間的にその選挙区へ候補者を立てられないから、
「仮に60以上の空白区を抱えたまま総選挙に突入したら悲惨ですよ。当然、比例区にも影響が出る。(中略)当選できるのはせいぜい60名程度。180人は落選すると言われています」(民主党関係者)
逆に浮かれているのは、安倍総裁。早くも「組閣名簿」を周囲に漏らしているというのだ。官房長官に側近の菅義偉幹事長代行、外務大臣に谷内正太郎元外務省事務次官、財務大臣に盟友の麻生太郎元総理だそうだ。
二審で無罪になった小沢一郎「国民の生活が第一」代表だが、こちらは年内選挙だと政党交付金がゼロだから「カネの問題が重くのしかかってくる」(政治部記者)そうだ。
同じように「日本維新の会」も、支持率低下と選挙資金の捻出で頭が痛いと書いている。
「240人を擁立するには、供託金だけで7億2,000万円が必要。維新にはそんな資金力はないので、橋下さんは候補者自身で賄うことを求めている。が、いざ選挙となった時、“やっぱり資金が捻出できない”という人が続出し、候補者の数が減る可能性もある」(市政担当記者)
総選挙後、野党に転落した民主党の顔になるのは、細野豪志政調会長だと読む。政調会長に決まった直後に若手・中堅議員十数人を集めて、勉強会=派閥をつくったそうだ。
週刊ポストは選挙よりも、民主党が大敗しても党に残る資金は200億円もあるというところに注目したり、民主党政権ができてからの官房機密費が、使われた13億3000万円を差し引いても30億円ぐらい残るのだから、即刻返納せよと、独自の視点で特集を組んでいる。
読んで感じるのは、今回の総選挙がさらなる政治混迷の始まりになるということである。ウルトラ保守の安倍や石原も嫌だが、民主党にはこりごりだし、女房にまで見捨てられた小沢一郎に入れる気にはならない。さて、どうしたものだろうか。
さて、現代が始めた「外性器」シリーズは、そこそこの注目を集めているのだろう。今週は週刊大衆でも、トップで「30カ国『行った!見た!試した!』世界の女性器大研究」をやっている。
今週、現代は女性たちの座談会を組んでいるが、これが意外に面白い。
「北原 週刊現代が『外性器』の特集をはじめて、何に感動したかといえば、まずこんなに堂々と『外性器』という言葉を、太文字でドンと出したことなんです。
なし子 袋とじでもない、普通のページで(笑)。
北原 そうそう。私は『女性が自分の欲望に素直になったらいけないのか、もっと自由に性を楽しんでもいいじゃないか』という疑問を持って、96年に女性目線で選んだバイブなどを女性向けに販売する『ラブピースクラブ』を立ち上げたんです。ところが、創業以来、取材を受けたりしたとき困っていたのが、私が『マンコ』と発言した部分がそのまま誌面に書いてもらえないことなんですよ。
ユキ 普段は、私たちみんな、そう言っているんですけどね。
満子 よそで友達と話すときは『あそこ』とかになるんですけど。ここではそう言うと怒られて(笑)。
北原 『なんで隠す必要があるの? おかしいじゃん』ってね(笑)。でもこのシリーズを読んで『普通に「外性器」「女性器」ならよかったんだ』と目から鱗が落ちたというか。いままであえて『マンコ』とはっきり言うことで世間の雰囲気に立ち向かってきたんだけど、メジャーな週刊誌が毎週『外性器』『女性器』と太文字で書いている。これでみんなが普通に『外性器がさあ』と言える世の中になるなら、面白いことになるぞ、と感じましたね。
なし子 でも、外性器特集と言いつつ、載っているのは膣のなかの写真だったりするんですよね。やっぱり外の写真はだめで(笑)」
北原というのは北原みのり、性教育の著作がある。なし子はろくでなし子、漫画家。ユキは25歳、満子は20代とある。
この外性器特集は、現代がリサーチした結果、女性読者が多くいることがわかったとリードに書いてある。
外性器という言葉が定着するのか? 私はもう少しキレイな言葉がいいと思うのだがね。
もう一本の軟派記事はアサ芸。女優・高岡早紀(39)のAVについての特集を組んでいる。篠山紀信が撮ったヘア・ヌード写真集の高岡の迫力バストは、その華麗な男性遍歴とともに語りぐさになっているそうである。
その魔性の女&美巨乳・高岡が、来年夏頃公開される映画『モンスター』で大胆な濡れ場に挑戦しているというのだ。
原作は百田尚樹の小説で、その大胆な艶技は、沢尻エリカが主演した『ヘルタースケルター』を凌ぐという。
そのために映画や、その後のDVD発売をめぐって、争いまで勃発しているというのである。
どんなシーンがあるのか。アサ芸からアノ場面を引用してみよう。
「国道沿いのラブホテルに吸い込まれる1台の車。人目を忍ぶようにホテルに入っていったのは、高岡早紀(39)と30代後半の男だ。場面が室内に切り替わる。と、円形のベッドをピンク色の照明が照らす中、男が高岡を抱いてキス。そして慌ただしくベッドに押し倒す。男の舌先を吸い返しながら、ハア、ハアと息を乱す高岡。男の手が豊満な乳房に伸びる。
「イヤ……」
そう言って高岡は手を振りほどこうとする。だが、男の手は離れない。それどころか、高岡の豊乳をグニュン、グニュンと執拗に操みしだくのだ。
やがて高岡は、体を起こされてワンピースを脱がされる。セクシーなTバックのパンティと、白い上乳がまる見えのピンクのハーフカップブラ姿だ。たちまち興奮した男のキスを背中に受けた高岡は、快感でビクンッと体を震わせる。
ブラが外されると神々しく輝く高岡の裸体があらわになる。何かに取りつかれたように、優しく円を描くように豊乳全体を操む男。(中略)
「男の人って、我慢できないんでしょう」
「口でしてあげる」
高岡はベッドに戻るとこう言って男の足元にひざまずき、男の腰のバスタオルを剥ぎ取る。ウブな感じを装おうとしたが、股間に顔をうずめ、くわえ始めると、舌を自然と駆使してありったけのテクで男を責めたてる」
アサ芸健在である。
3本目は現代の告発記事。11月14日に閉会した第18回中国共産党大会だが、それとともに北京を去った初の民間駐中国大使・丹羽宇一郎前大使が、在北京日本人記者クラブが主催して開かれた送別会で、以下のような問題発言をしたと報じている。
宴もたけなわになり、花束贈呈に続いて丹羽大使の締めの挨拶になった。
「日中関係の局面は、ここ最近で大きく変わった。これ以上中国と関係が悪くなったら、40年前の国交正常化前に戻ってしまう。そんな中で北京を離れるのは。正直言って心残りだ」
と、全体的な所感を述べていたが、まもなく離任という安心感もあってか、発言内容は次第に過激になっていったというのだ。
「だいたい日本政府は、『尖閣諸島について領土問題は存在しない』なんて言ってるだろう。いまどき『領土問題がない』なんて言ったら、世界中の笑いものだよ。こんな主張は、パンツを穿いてないのに、自分だけパンツを穿いてると主張しているようなものじゃないか。外国から見れば、日本がオチンチン丸出しで騒いでいるようなものなんだよ。つまり日本は裸の王様だ。こんな主張は、早く止めるべきだ!」
この発言に会場は凍りついたというのだ。
大使という肩書きで、日本の外交政策に楯をつく発言をしたというのは、確かに問題があるのだろう。それに例えに品がない。
もっと問題なのは、この発言を複数の記者が本社に送ったのに、過激な発言過ぎると掲載を見送ったことである。
丹羽大使(当時)とは、北京で会ったことがある。その前に南京で「南京大虐殺記念館」を見てきたので、私は反中国主義者ではないが、あれを見せられると、私のような者でも中国への嫌悪感を抑えられなくなったと話した記憶がある。
丹羽大使はそうですか、と頷いていた。民間大使らしく、気さくでソフトな話しぶりが印象に残っている。
日中関係が厳しい中、大使という重責から解き放たれたために、口が滑ったのだろうか。こういうことは新聞か雑誌に書いて、信を問うべきが筋であろう。
2本目は新潮の中村勘三郎の病状記事。文春もやっているが、新潮のほうが内容が濃い。
ところで、昨年の11月21日に立川談志師匠が亡くなって1年になる。早いものだ。毎年この頃になると、今日の高座で「芝浜」をやってくれるかなと期待しながら落語を聞きに行ったものである。
私事で恐縮だが、談志師匠を偲んでプロデュースした本『立川談志を聴け──涙がこぼれた「富久」を私は一生忘れない』(山本益博・プレジデント社)が先週初めに発売された。
中で、私と山本さんとで師匠の思い出を語り合っている。
談志師匠は若い人たちをかわいがった。爆笑問題の太田光もそうだが、一番かわいがり、人間としても役者としても評価していたのは中村勘三郎だったと思う。
その国民的な歌舞伎役者・十八代目中村勘三郎が病気で、それも重篤だというのである。
勘三郎は今年6月に食道がんが発見され、7月には無事手術も終わり、経過良好と見られていた。ところが急変し、その病院では設備が整っていないために転院したというのだ。
勘三郎はARDSを発症し、心肺停止に陥る恐れがあるので「エクモ」を使うためにICU(集中治療室)に運ばれたそうだ。
「『ARDS』とは『急性呼吸促迫症候群』の略称。『エクモ』とは、体外式膜型人工肺という医療装置のことだ。今年9月、いつ心肺停止に陥るやもしれぬ重篤な急性呼吸不全でこのICUに担ぎ込まれてきた患者こそ、他ならぬ勘三郎、その人である。彼がこの7月、食道ガンの切除手術を受けたことはご承知の通り。だが、施術した病院から、新たに別の病院へ転送されていた事実はほとんど知られていない。一体、何があったのか。転院先の大学病院の関係者が明かす。
『勘三郎さんは、手術後、重い肺炎を羅ってしまったのです。その後、さらに重篤なARDSを発症し、もはや酸素マスクや人工呼吸器など、肺に酸素を送り込む器具では酸欠状態が改善できず、予断を許さない容体に陥りました。これは肺で酸素と二酸化炭素を交換する場所である肺胞が浮腫を起こして機能しなくなり、“肺水腫”となる病態を指します。そこで体外に導いた血液に、直接、酸素を送り込む人工肺のエクモを使うことになったのです』
このエクモ、国際的な運用指針では、人工呼吸器による治療で低酸素状態が治らず、死亡率が8割以上と想定された時に使用を決断するとされている。いわば人工呼吸のための“最終手段”といった代物だ」(新潮)
談志師匠と同じ病気である。師匠が「寂しいからお前も来いよ」と呼んでいるのではないか。だが、まだ勘三郎は57歳。早すぎるよ師匠、もう少し待っててください。そう祈らずにはいられない。
勘三郎は女性にモテることでも当代一流だった。
「“遊びは芸の肥やし”とよくいう梨園の世界だが、その中でも勘三郎のモテぶりは海老蔵を凌駕するとさえ言われる。過去に浮名を流した相手として、道ならぬ恋に悩み、泥酔の末、京都のホテルで自殺未遂騒動まで起こした宮沢りえがよく知られている」(同)
それ以外にも牧瀬里穂や米倉涼子などとも浮き名を流した。
事務所の社長がこう語る。
「急性呼吸不全を発症したのは、8月末です。一般に生存率が50~60%以下だと言うのもその通り。この病気には薬もない。でもね、肺以外はいたって健康なんです。だから本人も必死になって復帰を目指し、頑張っているのです。ご飯を自力で食べられることもあるんですよ」
新潮も勘三郎の回復を祈り、こう結んでいる。
「勘三郎本人は寝たり覚めたりで、意識清明と混濁状態を繰り返す日々とされる。万一を案じ、病院につめている家族・親族が見守る中、苦悶の病床で強い意志のもと、懸命に生きる勘三郎。本人はもちろん、家族や関係者は今も奇跡を信じているのである」
今週は解散・選挙がらみの記事が多かったが、こうしたものは新聞、テレビが連日報じているから、どうしても後追いにならざるを得ない。それならば、ほかの話題を読ませてもらいたいと思うのは、読者の身勝手だろうか。
(文=元木昌彦)
『僕の中のオトコの娘』監督・窪田将治と、女装娘(じょそこ)──その素晴らしく曖昧な世界

同性愛か異性愛かは問わず、女装趣味の男子を女装娘(じょそこ)といい、いまや認知されつつある存在になった。『失恋殺人』『CRAZY-ISM クレイジズム』などの話題作でおなじみの窪田将治監督最新作『僕の中のオトコの娘』は、その女装娘が主人公という、ちょっと異色の青春ムービーだ。12月1日の公開を目前に控えた監督に、撮影のことから女装娘の世界についてなど聞いてみた。
――どういういきさつで、女装娘をテーマに映画を撮ることになったのですか?
窪田将治監督(以下、窪田) 7年前に友達と新宿で飲んでいて、そこで仲良くなったカップルに連れて行ってもらった店が、女装バーだったんですよ。ママもお客さんもみんな女性の格好してたので、最初はゲイバーかなと思ったんです。で、話をしていくとスゲー面白くて、実は女装バーだったという。これは映画になるんじゃないかと思いました。

窪田将治監督
――女装娘のどんなところに興味を持ったんですか?
窪田 女装娘たちは、すごく曖昧なんですよね。「好きなのは男? 女?」って聞いてみると、必ず「どっちでしょう?」って、含みを持たすんです。店の決まりで、答えを言ってはいけなかったりするようで、そういうのも面白くて。
――それで今回、映画になったのですね。
窪田 当時は、一般的には(女装娘というものが)知られてなかったじゃないですか。でも、この1~2年でメディアに女装家が出たり、タレントが女装したり、そういうのが出てきて、そろそろイケるんじゃないかと思って動きだしたら、実現しました。
――撮るにあたっては、綿密にリサーチされたそうですが。
窪田 撮ったのは1年前なんですが、7年前に最初に訪れた女装の店にも行きたかったんですが、もうなくなっていたんです。だから別の店に行って、今どんな感じかなと。当時行った店とはちょっと違ってまして、女装だけでなく、同性愛者やいろんな人がごちゃごちゃ混ざっていて。いろいろな人たちに話を聞きました。
――実際に話を聞いた女装娘の中で、登場人物のモデルになった人はいますか?
窪田 この作品では、女装という狭い世界で奮闘する人間を描きたかったのですが、その狭い世界というのは、僕がいる映画界と同じだと思っています。主人公の謙介は女装という狭い世界で頑張っていて、僕は映画界という小さい世界で頑張っていて、周りにいろいろ言われながらもやりたいことをやっている。だから、そういう意味でのモデルは僕ですね。
――映画を見た女装娘の人たちの反応は、いかがでした?
窪田 まず脚本を書いた時点で、どこまでがアリなのか、読んでもらったんですよ。そしたら、「あり得る」という反応だったので大丈夫かなと。実際に完成した映画を見てもらったら、ものすごく共感したとか、身に染みたとか、中には「もっと大変よ」と言う人もいて、反応はいろいろでしたね。でも、好意的に受け止められています。
――主役の謙介を演じた川野直輝さんは、オーディションで?
窪田 いや、違います。どのキャストも、オーディションはしてないです。ただ、主役を決めるのは、ものすごく難航しました。いろんな名前が出ましたが、なかなかハマらず、1年ぐらい探しました。そんなとき偶然、あるマネジャーさんに相談したら、「川野直輝ってどうですか?」みたいな話をされたんですよ。それでいろいろ見てみたら、面白そうかなと。主人公がちょっとネクラなので、そういう感じがしないといけないし、女装したときに映画的に見栄えがしないといけないといった条件にハマりそうな気がして選びました。

――映画の題材が題材なだけに、川野さんは大変だったと思うのですが。
窪田 後から本人に聞いたら、主役だし、面白そうだと思ってくれていたようですけど。役づくりのために、お店にも行ったみたいです。実際に仕事をしてみたら、よく考えていて、すごくよかったですよ。一緒に仕事していて面白かったです。
――謙介を女装の世界に導いたカレン役の草野康太さん、女装バーの静香ママ役の木下ほうかさんたちの女装娘ぶりもハマってましたね。
窪田 僕は、ほうかさんが出ている映画の中では、この作品が代表作なんじゃないかなと思ってるぐらい、いいんですよ(笑)。「あの人、本物?」なんて言う人もいましたから。ほうかさんもですが、草野さんにはこれまでに何本も僕の映画に出てもらっていて、どうしてもこういう役をやってもらいたかったんですね、個人的に。
――じゃあ、窪田監督からは特に注文もなく……。
窪田 演出ということでは、多少のことはしましたが。「しぐさに気をつけて」とは言いました。オカマの人も女装娘も、普通の女の子よりもしぐさがちゃんとしてたりするので、そういうところを気にしてやってくれるとうれしいとは言いました。

――この作品はカナダのモントリオール世界映画祭に正式出品されて、現地にも行かれたそうですが、どのような反響でした?
窪田 生まれて初めて、スタンディングオベーションをもらいました。カナダって同性結婚が認められている国で、そういう人たちが結構見に来てくれてて、「共感したよ」とか言ってくれました。終わった後は質問攻めですよ。すごい反響で、ほっとしましたね。
――カナダの観客や記者の人たちからは、どんな質問を受けましたか?
窪田 飲み屋のシーンで、後ろにインディアンのポスターが貼ってあったんですよ。僕はただ貼ってあるなぐらいにしか気にしてなかったのですが、それに対して「なんであそこにインディアンのポスターが貼ってあるのか、意味はあるのか?」って質問があったんです。女装というマイノリティーの世界とかけているのか、とか聞かれて。どこまで細かく見ているんだろうと思いましたね。
――3年連続正式出品ということもあり、現地では熱心な窪田ファンがいると聞いてますが。
窪田 今回の作品は4回上映されたのですが、毎回見た人も何人かいたそうです。今のところ結構好意的に受け入れられていますね。「来年も必ず戻ってこいよ」と言ってくれて、うれしかったですね。実のところ、今回の作品は(出品が)難しいんじゃないかと思っていたんです。女装娘という曖昧な文化って、外国の人にはわかりづらいから、受け入れられないと聞いていたので。だから、出品が決まったときは飛び上がるほどうれしかったし、現地に行くのは2度目だったんですが、行けてよかったです。
――日本ではもうすぐ公開ですが、この作品を通してメッセージなどあれば。
窪田 新しいことを始めるには年を取れば取るほど難しかったり、勇気が必要だったりするじゃないですか。女装という新しい世界で奮闘する、主人公の謙介から、そういうパワーを感じ取ってくれたらうれしいと思います。
(撮影・文=シン上田)
●くぼた・しょうじ
1974年、宮崎県出身。1997年日本映画学校卒業。在学中に脚本家・池端俊作氏、映画監督・細野辰興氏に師事。2006年に『zoku』で劇場映画デビュー。09年には女子プロレスを題材にした『スリーカウント』で長編映画デビューを果たす。10年の江戸川乱歩原作の『失恋殺人』はモントリオール世界映画祭“Focus on World Cinema”部門に正式出品され、高い評価を受けた。翌年、『CRAZY-ISM クレイジズム』を脚本・監督。『失恋殺人』に続いてモントリオール世界映画祭に正式出品された。その他、テレビ番組の企画・演出・構成など多方面で活躍中。
●映画『僕の中のオトコの娘』公開直前イベント“オトコの娘サミット”
日本初! 女装した男子、通称「オトコの娘」総選挙を開催。映画『僕の中のオトコの娘』監督・窪田将治氏をはじめ、当代一のドラァグクィーン・マーガレット氏、女装美少年総合専門誌「オトコノコ時代」編集長・井戸隆明氏など各界の「オトコの娘」専門家が奇跡の集結。専門家のオシメン&一般応募の「オトコの娘」がガチ対決。あなたの1票が世界を変える!! 果たして、結末は!? そして「オトコの娘」1年生も楽しめる「オトコの娘」トリビアも満載! さらに映画出演者も登場!? 何が起きるかわからないことだらけでお送りいたします。
オトコの娘サミット詳細ページ
<http://www.boku-naka.com/event.html>
【出演者】
窪田将治(映画『僕の中のオトコの娘』監督・脚本)
マーガレット(ドラァグクィーン)
三橋順子(性社会・文化史研究者、都留文化大学非常勤講師)
モカ(女装イベント『プロパガンダ』主宰・DJ)
井戸隆明(女装美少年総合専門誌「オトコノコ時代」編集長)
今野杏南(日テレジェニック2012)
沖直実(イケメン評論家)
石井涼太(舞台「男おいらん」主演)
木下ほうか(映画『僕の中のオトコの娘』静香ママ役)
ほか絶賛ブッキング中!!
【MC】
静恵一(サミットクラブ)
11月20日 新宿ロフトプラスワン
OPEN 18:30/START 19:30
予約¥2000/当日¥2300(飲食別)
※女性・女装の方は、予約・当日料金¥1,500(飲食別)
→予約受付アドレス:bokunakaevent2012@gmail.com
お名前(ハンドルネームでも可)・枚数 を明記の上送信お願い致します。
<http://www.boku-naka.com/>
「NHK+白石さん+のだめ+バカリズム=?」 @NHK広報のツイートはなぜユルい?

『中の人などいない@NHK広報の
ツイートはなぜユルい?』(新潮社)
数ある企業の公式Twitterの中でも、1、2を争う人気アカウント「NHK_PR1号」。お堅いNHKらしからぬ“ゆるさ”を全面的に押し出し、日々、お叱りの声とも戦いながら、マイペースに更新。現在のフォロワー数は50万を超える。普段、わたしたちが持っているNHKのイメージとはあまりにかけ離れたツイートの数々に、戸惑いを覚えた人も少なくないだろう。このアカウント、NHKから委託を受けた広告代理店や放送作家がやっているのかと思いきや、「中の人」はれっきとしたNHK広報部の職員。近年バラエティ化が著しいNHKとはいえ、こんなお遊びが許されるなんて、いったいどういうことなのか――。
『中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?』(新潮社)は、そんなNHK_PR1号のつぶやきの秘密と正体に迫る一冊だ。
実はこのアカウント、もともとはPR1号が会社の了解なしに勝手に始めた非公式のもの。視聴者と直接コミュニケーションを取って、NHKに対するイメージを変えてもらおうと実験的に活用していたアカウントだったが、ある日、ネット管理業務を担当する同僚にそのユニークさを認められ、公式アカウントとなることを命じられるのだった。
あまり知られていないが、一応キャラ設定があるそうで、NHKの真面目なイメージ、「生協の白石さん」の誠実さ、のだめ(『のだめカンタービレ』)の天然さ、バカリズムの面白さ、そしてPR1号本人の性格を合わせたものだという。「3時ヽ(*´∀`)ノだよ!」「(* ̄ω ̄) チラッ。oO(2号先輩の机の上におせんべいがある…)」など、他愛のないことを顔文字とともに綴ったり、「きょうの『ピタゴラスイッチ』は“やくにたつあな”です。中にはあまり役に立たないアナも…うわやめろ何をする…んtんとどkzとどkz尾rまたはい異kk…」といった番宣なのにどこかツッコミたくなるツイートなど、言われてみればそのキャラ設定も分からなくもないが、それにしても遊びすぎなのではないかと、こちらが不安になってしまう。
これまで、NHKで中継していない小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還の様子を生放送している他のネット配信を紹介したり、「さかなクン」に“さん”を付けるかどうか論争、エイプリルフールの不適切発言など、数々の話題を振りまいてきたPR1号だが、その存在感をより印象付けたのは、やはり東日本大震災だろう。
いつものゆるキャラを封印し、NHKに届く最新情報を簡潔にまとめ、停電などでテレビが見られない人に向けてツイートするだけでなく、当時はまだ認めていなかったNHKの放送をネット上で動画配信しているサイトを知らせたり、政府の公式発表前に福島第一原発の爆発の可能性を示唆するツイートなども行ったが、緊急時とはいえ、多大な影響力を持つNHKの一職員が独断で情報を流す、という行為は前代未聞だし、この行為は賛否を呼んだ。だが、「クビになるかもしれない」という覚悟の上、それでも“たった一人でも助かるなら”“わずかでも事故の可能性があるのなら”ツイートすべきだと決断をしたPR1号の行為は、日々のユーザーとのやりとりの中で築かれた信頼関係に、非常時こそ真摯に向き合おうとする誠実さが感じられるものだった。
そして、それが最も象徴的に表れたのが、震災4日後にツイートされた、こんな文章だった。
「被災地では、被災された方も支援にあたっている方も疲労がたまり、たいへんお辛い状況かと存じます。孤立状態にある方も大勢いらっしゃいます。誰もが緊張しています。だからこそ、このアカウントでは、今後、出来る限り日常的なユルいツイートをします。ご批判もあるとは思いますが、ご理解ください」
未曾有の大震災を前に、誰もが底知れぬ不安と苛立ちを抱える中、ことネットの世界では攻撃的な発言で埋め尽くされていた。せめてPR1号のタイムライン上だけでもこの流れを変えたい、という思いでのツイートだったが、もちろん、これにも非難が殺到。「状況を考えろ」「ふざけるな」「不謹慎だ」――。しかし、「不謹慎なら謝ります。でも不寛容とは戦います」と、厳しい意見にも屈することなく、PR1号は自らの信念を貫いた。
ゆるキャラを装いながらも、ユーモアがあって大事な局面では上に頼らず自ら判断し、厳しい意見にも耳を傾ける――。NHK_PR1号のそんな姿は、報道だけでなく、真面目なドキュメンタリー番組から子ども向け番組、お笑い番組まで、実は幅広い間口を持つNHKの本当の姿を反映しているようにも思える。このアカウントの活躍によって、少なくともネットユーザーの間では、NHKのイメージが変わりつつあることは間違いない。
「礼儀正しくて根性がある」“ヘキサゴンファミリーの生き残り”南明奈の飛躍ぶり

競艇 公式サイトより
いまや雑誌の表紙で見ない日はないというくらい、仕事が絶好調の南明奈。グラビアだけでなく、タレントとしてバラエティ番組やCMにも引っ張りだこなのだが、その中でも印象的なものに競艇のCMがある。
「彼女は2010年から出演していて、通常は2年契約なので今年で終わるのですが、想像以上に好感度が高いので、すでに契約を更新して、さらに2年延長するそうです」(広告代理店関係者)
確かに、彼女がCMで扮する“アッキーニャ”は、一度見ただけで視聴者に強いインパクトを与える。
「競艇のCMには、これまで遠藤久美子、優木まおみ、和田アキ子らが出演していますが、4年やったのは優木まおみだけで、関係者は『彼女の記録を更新するのは間違いない』と鼻息を荒くしています。それくらい、南のCMが人気なんでしょうね。実際、競艇場に来る女性は増えたそうですよ」(スポーツ紙記者)
また、一般の好感度だけでなく、アッキーナについては現場でも悪い評判は一切聞こえてこないという。
「彼女とは何度か仕事をしていますが、礼儀正しくて根性があるし、こちらの演出意図もよくくみ取ってくれるのでやりやすいです。実際、彼女の機転で番組の空気が救われたこともありますよ」(バラエティ番組ディレクター)
かつて島田紳助が率いた「ヘキサゴンファミリー」の女性陣で、唯一の生き残りともいえるアッキーナ、今後も活躍の場を広げそうだ。
「ドランク鈴木は群を抜いて性格が悪い」アンジャッシュ渡部が人力舎芸人の酒グセを暴露

撮影=尾藤能暢
アンジャッシュの渡部建が、下町の安くておいしい、でも意外と知られていない居酒屋を飲み歩くグルメバラエティ『ハシゴマン』(TOKYO MX/毎週木曜23:30~)。2011年10月にスタートした同番組がいよいよDVDとなり、11月21日に2巻同時リリースされる。
番組は、「ハシゴマン」と化した渡部が、芸人の「ハシゴボーイ」と、女性ゲストの「ハシゴガール」を引き連れ飲み屋をハシゴし、自由なペースで飲み、煮込みなどをつつき、会話をする。
それだけなのに、次第にたがが外れる出演者や、ひとクセある大将、突然話しかけてくるお客さん……それらが複合的に存在する空間が至極魅力的に感じられ、テレビの前で「今すぐ飲みたい!」とウズウズしてくることだろう。
いまやグルメ芸人としてもおなじみの渡部氏に、番組の魅力や、ブレイク中の相方について聞いた。
――自身のブログ「アンジャッシュ渡部建のわたべ歩き」で居酒屋を紹介されていますが、『ハシゴマン』はそれのテレビ版という感じでしょうか?
渡部建(以下、渡部) そうですね。休みの日に、町を決めてから、4~5軒下町の飲み屋に行くことがよくあって。それを番組にしちゃおうかって感じで始まりました。安くておいしい飲み屋を紹介するカタログ的番組であるのと、さらにほかでは見られないユルい展開や、出演者の酔っ払い具合なんかを楽しんでもらえればと思います。
――決まりごとは「1軒につき酒1杯と、おつまみ1品のみ注文」。とてもルールの少ない番組ですね。
渡部 最初は「女性ゲストがこれだけ飲んだら写真集が宣伝できる」とか、テレビっぽい企画も考えたんです。でも、それだと普通のバラエティになっちゃうし、空気感を楽しむ番組にしたかったのでやめました。それでも最初は「ただ飲むだけの番組が、面白いのだろうか?」っていう葛藤もあったんです。でも今は、もっと酔っ払って、もっと自由にやりたいと思ってます。
――そんな自由な番組が、いよいよDVD化されますが。
渡部 DVD1本に9軒分の飲み屋情報が入ってますし、お店情報のブックレットも付いてくるので、東京の飲み屋事情を知りたい方にはおすすめです。
――1、2巻に収録された6エリア中、町屋、北千住、鐘ヶ淵の3エリアにオアシズ・大久保(佳代子)さんがハシゴレディとして出演されてますね。
渡部 大久保さんは本当に酔っ払ってくれるし、この番組って男芸人が出ても、意外とセクハラみたいなことをしないんですけど、大久保さんはゲストのカワイコちゃんに、ぐいぐいエロく責めてくれるんです。男性視聴者の代わりをやってくれるという意味では助かってますね。ただあの人は、すっごい高いピンマイクをトイレに落として逆ギレしたりするし、もうめちゃくちゃでタチが悪いです。
――番組最多出演はドランクドラゴン・鈴木拓さんのようですが、今回のDVDには登場されてませんね。
渡部 もしかしたら、3巻以降に出てくるかもしれないですね。ただ、世間にあまりバレてないと思うんですけど、あいつって人力舎の中でも群を抜いて性格が悪いんですよ。番組では、そのへんがお酒の力で出ちゃってるので、DVDには入らないかもしれないですね(笑)。まあ、お酒の力でその人の意地の悪さや、逆に人のよさが出るところも『ハシゴマン』の魅力だと思うんですが。
――お酒の力といえば、ハシゴガールの緑川静香さんも、身の上話をしたあげく泣き出してましたね。
渡部 ほかにも、塚っちゃん(ドランクドラゴン・塚地武雅)が記憶をなくして、ハシゴガールに担がれて家に帰ったこともありますし、それに飯塚悟志(東京03)はいつもひどいですね。オンエアにはのってないですけど、とあるゲストとイチャイチャしすぎて、オールカットになった回もありましたよ。
――番組では、渡部さんは飲んでもしっかりされてますが、プライベートではお酒で失敗したこともあるんですか?
渡部 ありますよ。前に、お酒の席で「食にあふれ返ってる日本だけど、食べ物を残すのはよくない!」みたいなことで友達と口論になったんです。でもその後記憶がなくなって、家に帰ったらポケットにパンパンに唐揚げが入ってたことがありましたね。あとは、知らないおじさんのループタイとベストを着て帰ってきたり(笑)。一緒だった後輩に聞いたら、横にいたおっちゃんと「服を交換しよう!」ってなったみたいで。だから、僕の革ジャンやハットもなくなってたんですよ。
――(笑)。プライベートでは、誰と飲むことが多いですか?
渡部 人力舎の後輩を3人くらい連れていく感じですね。芸能界の友達は、芸人ばっかりなので。
――堀江貴文さんとも仲が良かったと聞きましたが。
渡部 昔は、堀江さんがしょっちゅうパーティーをやってたんで、そこに参加したり、おうちに行ったり、何度か遊んだことはあります。堀江さんは酔っ払うと穏やかになって、なんでも「いいよ」って言ってましたね。
――ところで、最近は『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などに出演中ですが、芸能界での自分の立ち位置って、どこだと思いますか?
渡部 “便利屋”じゃないですかねえ。役割を与えられて、制作意図をくみ取りながら、役を一生懸命まっとうする。悪く言うと、“テレビ制作の犬”ですよね。月曜日に「僕、烏龍茶が大好きでねえ」って言ってたのに、火曜日には「僕、烏龍茶が苦手なんですよ」って言ってますから。それをやり始めてから仕事も増えましたしね。ただ、相方もあんな感じでテレビに出るようになっちゃったので、どうやら最近、世間ではアンジャッシュがコントをしてるイメージがないみたいで。なので、ネタ番組にいっぱい出られたらうれしいですけどね。
――相方の児嶋一哉さんのブレイクをどう見てますか?
渡部 いや~、彼の本質を世間に浸透するくらいまで知ってもらえたのは、ありがたいですよ。ホントに周りの芸人さんのおかげだなって思いますね。児嶋のおかげで呼んでもらえる番組も、たくさんありますから。
――仕事以外で、児嶋さんとしゃべることはあるんですか?
渡部 遊びにも絶対行かないですし、楽屋でも全然しゃべらないですね。でも、『ハシゴマン』の1周年記念企画で、19年ぶりに2人で飲んだんです。考えてみたら、ネタ作り以外で2人で飲みに行ったのって、それが人生で2回目だったんですよ。
――ちなみに弊社では「サイゾーテレビ」というのをやってまして。そこでは渡部さんの事務所の後輩のキングオブコメディを前面に押し出してるんですけど。キンコメ・高橋(健一)さんのあの“ダメさ”も、児嶋さんみたいに世間に認知されてブレイクしないかなあ~なんて。
渡部 児嶋も高橋もダメではあるんですけど、高橋は生い立ちが良くないですからねえ。嫌いじゃないんですけど、人間的に卑しいじゃないですか。だから、残念ながら愛すべきポイントがないんですよ(笑)。逆に、高橋の全部が世間にバレたら、テレビに出れないんじゃないんですかねえ。あいつ見てると、親の教育や愛情って大事だなって思いますよ。
――なんだか湿っぽい話になったので、話を戻して、最後に『ハシゴマン』についてPRをお願いします!
渡部 とにかくお酒好きな方や、飲み屋情報に困ってる方、あと東京観光をする地方の方に、ぜひ買っていただきたいです。家でお酒を飲みながら、映像付きカタログだと思ってラクに見ていただけたら一番うれしいですね。沿線やエリアごとに収録されてるので、これ通りに店を巡っていただくのも楽しいと思いますよ。
(取材・文=林タモツ)
「海外の通信社があゆを撮影なんて、あるわけない」仕込みツーショットも虚しく……浜崎あゆみに迫る“退場の日”

『LOVE』(avex trax)
浜崎あゆみがバックダンサーと不倫交際していると「女性セブン」(11月29日・12月6日号/小学館)が報じて以降、浜崎本人とエイベックスが大慌てで「真剣交際」をアピールし、業界内の失笑を買っている。
「『女性セブン』の発売翌日には、海外通信社のカメラマンが撮影したとして、パリでのツーショット写真が一部スポーツ紙で公開されました。しかし、落ち目の日本人歌手を自発的に追いかける現地カメラマンなど、そうそういるわけがありません。“仕込み"である可能性が高く、不倫交際というマイナスイメージを払拭しようとするエイベックスの必死ぶりが目立っています」(週刊誌記者)
また、交際相手であるバックダンサーのマロちゃんこと内山麿我との関係について、「女性セブン」は、2007年頃より浜崎が一方的に内山に思いを寄せていた、との情報を紹介している。妻との離婚裁判に提出した陳述書で、内山は「自分は結婚しているから(嫉妬したあゆから)いじめを受けていた」と述べているという。
そもそも、浜崎は若い頃からひとりの交際相手に縛られるタイプではなく、いい男と見れば積極的にアタックしていたという。
「浜崎がデビュー前、新宿のナイトパブに勤務していたのは有名な話ですが、その頃には有力な客と片っ端から交際し、そのうちのひとりがエイベックス幹部だったのです。成功してからの浜崎は、デビュー前にオヤジとばかり交際した反動からか、自分よりも若い男性に目が向くようになったみたいですね」(同)
いずれにしても今回の不倫騒動は、浜崎あゆみの凋落を決定づける一撃となった、との見方が強い。進行中の離婚裁判とも関わるため、CMクライアントからも敬遠されそうだ。
「エイベックスはCDの売り上げ減を補うため、歌手やバンドをCMで売り出す戦略を打ち出しています。その中でも成功しているのはELTの持田香織ですが、浜崎あゆみは長年続いたパナソニックのCMが10年に終わったあとは、レギュラーのCMが定着していません。昨年オンエアされた栄養ドリンクのCMも、すぐに終わってしまいました」(音楽業界関係者)
最新CD『LOVE』の売れ行きは低調、CMでも稼げず、私生活でトラブル続出――。ゼロ年代のスター浜崎あゆみの“退場の日”が近づいている。
(文=越谷由紀)
前代未聞の異常事態!? 習近平体制発足で、党大会終了も厳戒態勢続く北京

『習近平が仕掛ける新たな反日』
(徳間書店)
11月8日から北京で行われていた中国共産党の第18回党大会は、最高指導者に習近平を選出するという予想通りの結果で幕を閉じた。党大会開催に当たり、北京市内では厳戒態勢が敷かれ、街の各所に治安要員を配備、地下鉄駅で行われた乗客の持ち物検査においては、はさみや爪切りりも没収の対象となった。
テロ対策や治安維持のためのこうした措置は、北京五輪や毎年の全国人民代表大会など、国家的イベントのたびに取られてきた。しかし今回は、いまだに厳戒態勢が解除されていないのだという。
「市内を走るタクシーは、車内から銃撃されたり危険物を投げられたりすることを防ぐ目的で、党大会の2週間ほど前から窓を開けることが禁止された。しかし、党大会が終わった今でも、タクシーの後部座席の窓を開ける手動レバーは取り外されたままで、窓を開けることができないんです」
そう話すのは、北京市に住む日本人駐在員だ。また、北京市の女子留学生もこう話す。
「党大会に際して、市内中心部で灯油やガソリンの携行缶販売や刃物類の販売が制限されましたが、北京市民はこうした措置には慣れていて、今回も『党大会だから仕方ない』と不便に耐えていました。しかし、党大会後もなかなか平常化されない中、『なにか変だ』と不穏な空気を感じている人も少なくありません」
党大会終了後も続く厳戒態勢について、広東省ブロック紙の社会部記者はこう話す。
「党大会での人事の結果は、胡錦濤が属する青年団派の完敗。胡錦濤政権下で起きた反日デモへの対応の甘さを、習近平率いる太子党に突かれたことも大きなダメージとなったといわれているが、そもそも反日デモの暴徒化を仕組んだのは習近平一派だという話もある。 その証拠に、反日デモ後に設置された日本大使館周辺のバリケードが、習近平政権発足直後に取り払われている。一方、そんな権謀術数にはまってイニシアチブを奪われた青年団派は、今度は習近平新体制の出鼻をくじこうと、はかりごとを企てているという情報もあり、新政権は警戒を強めているのでは」
指導者たちが権力闘争ばかりに執心し、民を案じないのは、どこの国も同じ!?
(文=牧野源)
“超絶かわいい”人気モデル・本田翼が初主演『FASHION STORY Model』

宣伝・配給:ユナイテッド エンタテインメント/
(c)2012F.S.フィルムパートナーズ/企画:オールインE
今週も続々と封切られる新作映画の中から、新進スターのフレッシュな魅力と、ハラハラドキドキの緊張感が楽しめる2作品を紹介しよう(いずれも11月17日公開)。
まず1本目の『ボディ・ハント』は、『ウィンターズ・ボーン』(10)でアカデミー賞主演女優賞ノミネートのジェニファー・ローレンスが主演するサスペンススリラー。高校生のエリッサ(ローレンス)は母サラ(エリザベス・シュー)と2人で、森に囲まれた郊外の一軒家に引っ越してきた。格安の家賃で借りられた理由は、4年前に隣家で起きた惨殺事件。その家で1人暮らす孤独な青年ライアン(マックス・シエリオット)と、新生活を始めたエリッサは次第にひかれ合う。だが、隣家には隠された秘密があり、エリッサの身にも危険が迫る。
『ターミネーター3』(03)を監督したジョナサン・モストウによる原案を、英国出身の新鋭監督マーク・トンデライが映画化。手持ちカメラのドキュメンタリー風映像を効果的に使い、ヒロインの心情の変化を巧みに映し出す。注目は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『ハンガー・ゲーム』(12)と話題作への出演が続き、早くも大スターの仲間入りを果たしたジェニファー・ローレンス。豊かな胸が強調された白のタンクトップ姿で魅力を発散させながら、アクションシーンなどを熱演している。彼女のファンならもちろん必見だし、サスペンス映画やホラー映画好きを喜ばせる仕掛けもしっかり用意されている。
もう1本の『FASHION STORY Model』は、「non-no」(集英社)の専属モデルで、女優、タレントとしても活躍の場を広げている本田翼が映画初主演を果たした青春ドラマ。あるファッション誌の駆け出し専属モデル・雛子(本田)にとって、ナンバーワンモデルのミホ(加賀美セイラ)は憧れの存在。だがある日、編集長・森崎(手塚理美)から抜擢され、ミホとコンビで撮影をすることに。モデル業を続けることに不安も感じていた雛子は、ミホやほかのモデル仲間もそれぞれ悩みや葛藤を抱えていることを知る。
若い女性の憧れの職業、ファッションモデルの世界をドキュメンタリータッチでリアルに描いた作品。本作が劇場映画デビューとなる中村さやか監督は、メインキャストを含むモデルたちへの入念な取材やワークショップ等を重ねて、彼女らの素の部分や内面に迫った。見どころも当然、現役モデルたちが大挙出演している点で、モデル役は言うにおよばず、ファッション誌を作るスタッフ役も美女揃い。女性観客は憧れの業界を身近に感じながら、一方で男性は目の保養をしながら、仕事や恋愛に悩む彼女たちのストーリーを楽しめるだろう。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)
『ボディ・ハント』作品情報
<http://eiga.com/movie/77479/>
『FASHION STORY Model』作品情報
<http://eiga.com/movie/58058/>
堂本光一の“失言”で見えた、ジャニタレと赤西の深まる溝(11月上旬の人気記事)

11月上旬の人気記事を紹介する、日刊サイゾー人気記事ランキング。今クールは、堂本光一の“コワ~い一言”や、芸能人のみなさんの恋愛事情が人気を集めました。それでは、早速ランキングをチェックしていきましょう!
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