
『月刊MEN 向井理』
(ポニーキャニオン)
俳優の向井理と女優の国仲涼子の熱愛が報じられた。13日発売の女性週刊誌「女性セブン」(小学館)が、2人のデートの様子を伝えている。同誌によれば、10月中旬に鎌倉市のレストランで食事をした後、横浜市内の家具店「IKEA港北」でショッピング。さらに11月上旬にも、人気鉄板焼き店で食事をしていたという。
「2人の事務所ともノーコメントを貫いていますが、『またか!』という感じです。向井は一見“草食系”のようですが、これまでにも共演者を食ってきた芸能界屈指のヤリチン。国仲とも、今年1月に放映されたドラマ『ハングリー!』(フジテレビ系)で共演しています」(週刊誌記者)
実際、向井の“共演者キラー”ぶりは凄まじい。真偽はともかく、ウワサになったものまで含めると、まず2009年に『アタシんちの男子』(フジテレビ系)で共演した堀北真希、10年には映画『パラダイス・キス』の北川景子、同じ年の12月には初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。』の椿木琴乃、同時期に出世作となった『ゲゲゲの女房』(NHK)で夫婦役を演じた松下奈緒、さらにその後、『ハチミツとクローバー』(フジテレビ系)で共演した原田夏希といった具合……。
「まあ、すべてが実際に付き合ったというわけではないでしょうけどね。ウワサだけなら、綾瀬はるかの名前も挙がったことがあります。ただ、椿木とは“お泊まりデート”が報じられたことがあるし、原田についてもたびたびデートが目撃され、“本命彼女”と目されていました。今回、国仲との熱愛が事実だとすれば、原田とは破局していたことになりますね。大学時代の同級生によると、あのルックスだから学内での女子人気も高く、かなりのヤリチンだったという証言もあるほど」(同)
ヤリチンぶりが露呈されるにつれ、マスコミなどへの態度が横柄になってきたと不評の向井。11日に行われた映画『きいろいゾウ』の完成披露会見では、共演者の宮崎あおいを背後からハグする一幕も見られた。共演者キラーの次なるターゲットは、宮崎なのだろうか?
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音楽界はSM天国!? 福山雅治S男疑惑で浮上した「愛好家の名前」

「Beautiful life/GAME」(ユニバーサルJ)
福山雅治が四つん這いの男を鞭打ったSMの夜――そんな衝撃的な見出しを掲載したのは、週刊文春12月13日売り号。実際の記事内容は若干トーンダウンしており、福山が今年4月にSMバーに仕事関係者と連れ立って訪れ、遊び半分で男性を鞭打ったというのが真相のようだ。ハードなSM趣味の持ち主、とは断定できない内容だった。
「43歳の今も独身を貫く福山さんには、女性とのさまざまな交際話が持ち上がっていますが、SMに関しては初めて聞きました。彼の付き合い方はあくまでもオーソドックスで、自宅で静かに過ごすスタイル。脚フェチを公言するなどの得意の下ネタは、あくまでも男性向けの“分かってる”アピールで、実際は性的に淡白なタイプでは?」(別の週刊誌記者)
どうやら、福山がSM趣味にどっぷりハマっている可能性は薄いようだ。一方、音楽界に広く目を向けると、男女問わず、かなりの数の愛好家がいるという。
「脱税問題で騒がれたGはハードな大人の玩具ユーザーで、手錠やバイブなどが事務所地下の特別ルームに完備されているそうです。大切な部分にダイヤを入れるなどの“改造”も施しているため、かなりのSと見て間違いないでしょう。あと、Sといえば、有名バンドのYから独立したY。彼の場合も自宅兼アトリエに道具類を揃えており、何人かの“奴隷”を抱えていると聞きました」(都内のSM愛好家)
もっとも「SMの王道はMにある」との言葉があるように、M男として夜な夜なSMクラブに出没するミュージシャンも少なくないようだ。
「最近子息が生まれた元アイドルのHは、鏡張りの部屋で肉体を誇示しながら、年配の女王様に鞭打たれるのが好きでしたね。有名DJのIは好奇心からか、しばしば五反田の有名女王様のもとに通っていました。いつもは奔放な言動で人気を集めるIですが、その時は押し黙って正座していたそうです。大御所系では、ギターマニアとしても知られる有名歌手のS。彼はハードなスカトロマニアで、最近体調を崩しているのはプレイの後遺症ではないかと心配しています」(六本木有名店の元女王様)
女性ミュージシャンにもSM好きは少なくないという。休業中の人気歌手Oや、近々休業に入るYなどはM女傾向が強く、特にOは「首絞めファック」の愛好家というから、ファンならずとも心配になるところ。どんな性的嗜好を持っていても個人の自由であるが、楽しみの範囲にとどめ、くれぐれも「プレイ中の事故」だけは避けてもらいたい。
(文=越谷友紀)
上原あずみ「フライデー」でついにAV出演を公言 異例の“裏→表”転身は成功するか

『MUTEKI』オフィシャルサイトより
14日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)に、元歌手の上原あずみの袋とじヌードが掲載されている。併せて、芸能人限定AVメーカーMUTEKIからデビューすることが告知されている。
「それ以前に上原あずみの名前は出さずに、MUTEKIからは“超有名アーティスト、驚愕のAVデビュー”と銘打ち、『AZUMI COLORLESS』というタイトルで有名芸能人がAVデビューすることは発表されていたんですけどね。経歴やパッケージ写真からはどう考えても上原あずみだし、ネット上などでは周知の事実だったのですが、今回の『フライデー』の記事でハッキリしたわけです」(AVライター)
上原といえば、デビューした2001年に1stシングル「青い青いこの地球に」がアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のエンディングテーマに起用され、オリコン9位にランクイン。続くシングル「無色」と同名アルバムも共にオリコン5位と、透明感のあるボーカルとかわいらしいルックスで人気を集めていた。
だが、06年を最後に作品のリリースが途絶え、表舞台から姿を消し、一昨年には“愛人詐欺”に関与していたとの疑惑が週刊誌などで報じられ、再び注目を集めた。報道によれば、愛人契約詐欺グループの首謀者と手を組み、複数の一般男性から約2,000万円をだまし取っていたということだが、刑事事件として上原が逮捕されたわけではないため、真偽のほどは定かではない。また疑惑発覚の直後、「重大な契約違反があった」として所属事務所を解雇されている。
まさに転落の人生といっていいが、こうした元芸能人にAVデビューを持ちかけるのがMUTEKIの得意とするところ。これまでにも吉野公佳や濱田のり子、鈴木早智子、小松千春、西本はるか(元パイレーツ)などのそうそうたる有名芸能人をAVデビューさせ、そのたびに話題をさらってきた。今回の上原のデビューも当然、話題になっているのだが、これまでとは少々趣が異なる。
「実は、上原はすでに無修正AVに出演しているといわれているんです。『長原ゆい』名義で数本出演しており、口内発射や野外露出、中出しとハードな内容で、しかも無修正。“表から裏へ”というのはあっても、その逆はAV業界でも珍しい。上原には5,000万円もの多額の借金を抱えているというウワサもありますが、裏AV出演だけでは返済できなかったのでしょうか。もっとも、上原もMUTEKIも、裏AV出演は『別人だ』と否定するのでしょうが……。ただ、MUTEKIの作品は“表”でモザイク入りですからね。ネット上で上原の無修正動画がいくらでも観られる現状で、果たしてニーズがあるのでしょうか」(同)
人気歌手から詐欺事件への関与疑惑、裏AV出演と、落ちるところまで落ちてしまった感のある上原だが、今回のMUTEKIからの“表AV”デビューが再起へ向けた一歩といえるかどうか……。
オリラジ藤森をめぐる“バーター報道”でフライデーが文春に抗議書を送付! 全面戦争へ──

いくらチャラ男でも、妊娠・中絶を
笑いにしちゃダメでしょう。
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾について、写真週刊誌「フライデー」(講談社)が吉本興業の依頼を受けて女性スキャンダルをもみ消したなどと「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた一件が、ついに老舗出版社同士の全面抗争に発展した。
事の発端は文春の12月6日号。TBS・田中みな実アナとの交際が報じられた藤森の顔色がすぐれないのは、田中アナとの密会がフライデーされたからではなく、別の女性スキャンダルを抱えていたからだと指摘。同誌によると、藤森は6月に大阪のクラブで知り合った佐々木希似の20代モデルAさんを妊娠させ、中絶手術費&慰謝料として計350万円を支払ったという。
と、ここまでなら藤森のスキャンダルということになるが、話はそれだけでは終わらない。
Aさんによると、藤森との直接交渉の際に証拠を残そうとフライデー編集部に取材を依頼し、編集部も張り込み撮影やICレコーダーによる録音を行ったという。しかし、そのことを知った吉本興業がフライデー側と交渉し、Aさんとのスキャンダルを潰す代わりに、田中アナとのツーショットを撮らせるという条件で“手打ち”。結果、あの藤森と田中アナの密会がスクープされたと報じたのだ。
スポーツ紙デスクは「業界用語でいうところの“バーター”と呼ばれる取引です。この業界ではよくある話ですが、それをわざわざ報じることは極めて異例」と話す。
当然、フライデーは文春の報道に激怒。「報道が事実であればまだいいですが、記事は事実誤認だらけ。吉本側と話し合いはしたが、バーターは成立していない。田中アナとのツーショットはきちんと張り込んで撮ったもので、ヤラセではない」とは内部関係者の弁。
ブチ切れたフライデー編集部は、今月12日に内容証明と抗議書を文春編集部に送付したという。
「14日発売のフライデー最新号では、藤森と田中アナの密会が撮られた舞台裏を明かしている。通常、こういった話は表に出さないものだが、フライデーの文春に対する怒りは相当のもの。1つ1つ、事実を開示して、文春の取材の不当性を証明するつもりのようだ」(ワイドショー関係者)
文春VSフライデー。スクープ誌同士のガチンコバトルの勝敗はいかに。
より自然で鮮明なHFR 3D映像で、作品世界に没入!『ホビット 思いがけない冒険』

2012 WARNER BROS.
ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』をピーター・ジャクソン監督が映画化し、世界中で熱狂的なファンを多数生んだ壮大なファンタジー3部作『ロード・オブ・ザ・リング』(LOTR)。LOTRの前日譚にあたる待望の新3部作がついに始動、その第1作となる『ホビット 思いがけない冒険』(2D/3D上映)が12月14日に日本公開となる。
舞台はLOTRより60年前の中つ国。かつてドワーフ王国があったエレボール(はなれ山)は、邪悪なドラゴンに支配されてしまった。ホビット庄で平穏に暮らしていたビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフに推挙され、王国の再建をかけエレボール奪還の旅へ出るドワーフらの一行に思いがけず参加。次々に危険が降りかかる旅の途中で、仲間とはぐれたビルボは、迷路のような洞窟でゴラムと遭遇。ゴラムが落とした指輪を手に入れるが……。
LOTRでビルボを演じたイアン・ホルムに顔立ちが似ていることもあり、英国人俳優マーティン・フリーマン(41歳)が本作の主役に抜擢されたが、全3部作のフロド役イライジャ・ウッドに比べるとフレッシュさに欠けるのが少々残念。とはいえ、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、エルフ族のヒューゴ・ウィービングとケイト・ブランシェットら懐かしい面々が次々と登場し、旅の気分も次第に盛り上がってくる。
最新のVFXを駆使したクリーチャーや背景、アクションシーンの緻密でダイナミックな映像表現は、本作でさらに磨きがかかった。パフォーマンス・キャプチャー技術でアンディ・サーキスが演じたゴラムの表情は、長時間のアップにも耐えるほど一層リアルかつ繊細に。ビルボとの「なぞなぞ勝負」でくるくる変わる感情が見事に描き出されるシーンでは、試写会場でも大いに笑いが起きていた。
なお、本作の映像を満喫するには、HFR 3D(ハイ・フレーム・レート3D)方式で上映される映画館での鑑賞がオススメだ。これは毎秒48フレームという現在の標準の2倍となるフレーム数で映写するもので、従来の3Dよりもさらに自然で鮮明な映像で作品世界に没入できる。3D映画にしてはカメラ移動やカット編集の多い本作のアクションシークエンスでも無理なく楽しめ、また背景を広く写す引きのショットでは細部までクリアで美しい絵画のようなシーンを堪能できる。対応する劇場が少ないのが課題だが、今後増えていくことを期待したい。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)
『ホビット 思いがけない冒険』作品情報
<http://eiga.com/movie/53762/>
下ネタで英語がみるみる身につく?『出ない順 試験に出ない英単語』

『出ない順 試験に出ない英単語』
(飛鳥新社)
出ました、笑いの殿堂入り英単語帳! 『出ない順 試験に出ない英単語』(飛鳥新社)は、その名の通り、絶対にセンター試験やTOEICにはまず出ないであろう単語が、しょうもないイラスト付きの例文で150例紹介されている。主にどんな単語かというと、“Dirty talk”、つまりは下ネタ。だが、あなどることなかれ。この例文のクオリティがかなり高いのだ。
例えば、<nipple=乳首>。この例文は、
“Why do you fiddle with nipple?”
“Because it's there.”
となっているのだが、訳は、
「なぜ乳首をもてあそぶのですか」
「そこに乳首があるからです」
単語をいくつか替えれば、どこかで聞いたことのある名言のはずなのだが、見事なまでに、その神聖さは崩壊。ほかにも<completely naked=真っ裸>では、
“The department manager tried to tackle the Santa Claus while completely naked.”
「部長は、真っ裸でサンタクロースを追いかけていた」
など、実に豊かな発想の例文で紹介され、不思議なほど頭にすっぽりと丸ごと英文が入り混んでくる。それゆえ、この英文を丸ごと覚えておいて、この試験に出ない英単語たちをちょっとだけ替えれば、実は受験にだって使えるハズ……なのだ!
本書では、アマチュア心臓バイパス手術が趣味で、歴史に残る大惨事を笑顔で乗り切る幸運児ボブと、「ぼんやりした不安」からつい服を脱いでしまう神経質な変態ウーマンの2人を中心に、電卓で鍛えたゴッドハンドを悪用する性技に長けた会計課長、新宿駅に行こうとしてかれこれ3年ほど都内をさまよっている変態通行人Aなど、実にどうでもいいキャラクターが次々に登場し、例文を紹介していく。
内容はくだらないが、これを何度も何度も読んで頭に叩き込み、臆することなく外国人にも使っていけば、気づけば妙な外国人の友達が増えていること間違いなし。また、親切にも、絶対に出題されない英単語、高確率で出ない英単語、普通に出る単語(とても普通とは思えない)に分かれているので、この順番に従い覚えていけば、効率的に怪しい英語が身につく仕組み。
なお、この本はまさかのCD付きで、真剣に聞きすぎないよう、集中力を妨げる工夫が、あれこれされているので、どうぞ耳を澄ませて集中してお聞きください。
(文=上浦未来)
アニメ界を駆け抜ける嵐! 勢いでアニメ戦国時代を突っ走るショートアニメの世界

TVアニメ『『てーきゅう』
今、ショートアニメが熱い! というわけで、今回オススメしたいのはテニス部員の女子を描きながらも、ほとんどテニス要素なしのギャグアニメ『てーきゅう』だ。本作は、通常5分枠内で放送されるショートアニメの中でも、さらにショートな3分枠で放送される超ショートアニメである。
その魅力はなんといっても、OPテーマを除けば実質の約90秒の本編で繰り広げられる怒涛のギャグとセリフの波状攻撃だろう。異常なテンポの良さで次から次へと展開する本作は、キャラの動きを追いかけるだけでも一苦労。ちょっと立ち止まって考える暇すら与えない構成を見ていると、だんだんと思考を放棄したくなること必至である。現在、ニコニコ動画では第1話から第4話までを無料で視聴できるが、それを立て続けに見ているとちょっとしたドラッグムービーを見ているような、ある種のトリップ感を味わえることだろう。
また、ファンシーな外見ながら、肉と金と女が好きという超俗物なキャラクター・うーさーの魅力が炸裂する『うーさーのその日暮らし』も出色のショートアニメだ。うーさーを演じるのは、クールなキャラクターからエキセントリックなギャグキャラまでなんでもこいの人気声優・宮野真守。彼の渋い演技とうーさーのビジュアルがシュールな笑いを生む本作は、宮野ファンならずとも彼の声の魅力にハートをつかまれることだろう。この作品も、ニコニコ動画でアーカイブ視聴が可能となっているので、興味がある読者はぜひとも一度うーさーの魅力に触れてほしい。
このようにテレビアニメの多様化が進む昨今、密かな盛り上がりをみせているショートアニメというジャンルだが、かつてはテレビ局のキャラクターなどを使った低予算アニメやアクの強い個人制作アニメなどが主流であり、言わばアニメファン向けの商売ができるコンテンツではなかった。しかし現在、アニメファン向けのショートアニメがテレビという媒体と並行してニコニコ動画をプラットホームとして発信されていることは、非常に興味深い。
短い放送時間内に怒涛の勢いで畳み掛ける『てーきゅう』は字幕コメント、弾幕コメントというニコニコ動画ならではの文化や「祭り」というネット特有の現象と非常に親和性が高いといえるし、『うーさーのその日暮らし』の独特の持つ独特のノリは同好の士と実況しながら視聴するのにちょうどいいアングラ感とテンポ感を持っている。
今回は上記の2タイトルをピックアップしているが、現在アニメファンに受けているショートアニメ作品に共通しているのは、いずれも短時間にインパクトと話題性を視聴者に提示する動画サイト時代ならではの作り方を追求しているという点だろう。
つまり、これらショートアニメ作品は、ネット配信のために作られたアニメだということだ。もはやアニメを放送するのに、テレビというフォーマットを想定する時代ではなくなったのだ。アニメーションが誕生して数十年。様々な表現が生み出され、進化を続けてきた日本のアニメ文化だが、ネット文化と結びついたショートアニメから、次世代の表現というものが生まれつつあるのかもしれない。
(文=龍崎珠樹)
◆「週刊アニメ時評」過去記事はこちらから
「ファンがいない」「需要がない」でも“コント日本一”バイきんぐの多忙で穏やかな日常

小峠英二(左)、西村瑞樹(右)
「キングオブコント2012」王者のバイきんぐが、12月26日にベストネタを収録した初のDVD『King』(アニプレックス)を発売。同大会決勝で高得点を叩き出した「卒業生」「ファミレス」をはじめ、10本のコントを収録。苦節16年の重みがギュッと凝縮されたような、珠玉のコント集となっている。
今年、正真正銘の「King」となった2人に、DVDのことや、今考えていることなどを聞いた。
――優勝後、まだ1日も休みがないと聞きましたが。
小峠英二(以下、小峠) テレビのレギュラーとかは特にないんですけど、ありがたいことに毎日お仕事いただいてますね。
西村瑞樹(以下、西村) それでも、スケジュール帳を見た時、空白があると不安になります。
――優勝以降、生活は豪華になりましたか?
小峠 いえ、今は引っ越すための物件探しをする時間もなくて。変わったのは、上京以来16年間使っていたせんべい布団を、「京都西川」の布団に買い替えたくらいです。
西村 僕も、家でご飯を作らなくなったくらいですね。前はいっぺんに5合くらい炊いて、一食分ずつ冷凍してたんですけど。
――芸能人っぽいエピソードが見当たらないですね(笑)。でも、ファンは急激に増えたんじゃないですか?
小峠 僕らのファンなんかいないです。
――いやいや、時の人じゃないですか。
西村 今も変わらず、出待ちとかいないですよ。ハゲたおっさん2人ですから、誰も待たないでしょ。
――で、でも、西村さんはたまに「ジョン・トラボルタに似てる」って言われてるじゃないですか!
西村 今の時代、需要ないですよ。誰がトラボルタを欲しがってるんですか。
――なんか、すいません。メディアでは、小峠さんがやっていた害虫駆除のバイトがクローズアップされがちですが、西村さんもコールセンターでクレーム処理のアルバイトをされていたとか。
西村 はい、「キングオブコント」の前までやってました。ある商品の故障などのクレームを受け付けてましたね。
――どんな商品ですか?
西村 それは守秘義務というのがあって、言っちゃダメなんです。もし言ったら、すごい額の賠償請求が来てしまうので。
――じゃあ、せめてヒントを。
西村 えーと、硬くて……いや、これ以上はまずいっす。ノーヒントでお願いします。やばいやばいやばい。
――残念です(笑)。12月26日に初のDVD『King』をリリースされますが、見どころを教えてください。
小峠 いろんなタイプのネタが入ってます。最近、テレビでもネタをやらせていただく機会が増えたんですけど、あれはテレビ用に短くしてることが多いんです。DVDにはフルバージョンが入ってるので、ファミレスのネタとかも、テレビの短い尺より絶対にこっちのほうが面白いんですよ。ぜひコントそのものが持ってるポテンシャルを、このDVDで見ていただきたいです。
――DVDを拝見して、あらためてお2人の声の大きさを実感しました。お2人のコントのスタイルに、例えば「大声系コント」のようなキャッチコピーは付いてたりしますか?
西村 今は特に言われてないですね。ただ、昔はこいつが僕の足の裏を舐めたりとか、汚いネタばっかりしてたので、「汚ねえ系コント」って言われてたことはあります。ウケないから、そういうネタはもうやめましたけど。
――以前は随分攻めてたんですね。
西村 当時は、お客さんにまったくウケなくて、一回でボツになったネタがむちゃくちゃありましたね。
小峠 僕が大工の棟梁で、こいつが新人大工という設定で。新人大工が釘を誤って飲み込んだから、その釘を取るためにこいつを四つん這いにさせて、僕が上からかんなで削って取り出すっていうネタとか。あと、ヤクザがダーツ屋に行って、矢じゃなくてサングラスをひたすら30個くらい投げるネタとか。そういうのはバカみたいにスべったので、一回しかやってないです。
――幻のネタですね(笑)。ところで、もうすぐクリスマスですが、お2人はクリスマスの思い出はありますか?
小峠 当時付き合ってた彼女から、クリスマスプレゼントに服をもらったんです。その数日後に些細なことでケンカをして、ムカついたので、もらった服を袋に詰めて多摩川に捨てに行ったことがありますね。でもすぐに後悔して、次の日に結構な川下まで探しに行きましたけど。
――それは彼女への当て付けで?
小峠 いや、自己満足です。僕、「0か100か」ってところがあるので、そういうことをしでかす時があるんですよ。ひどいですよね。
西村 僕は、数年前のクリスマス・イブに、芸人10組くらいで、今までボツになった中で一番ひどいネタをやるっていうライブに出たんです。イブだし、そんなライブだしで、お客さんもあまり入らなくて。えらく寂しいクリスマスになりましたね。
――ちなみに、どんなネタをやったんですか?
西村 ホントにメディアとかに言えないような、危ないやつですよ。
――気になるので、教えてほしいです。
西村 ●●(自粛)から、爆弾を落とすネタで。どっちがボタンを押すかケンカして……。
――わあーわあー! 聞いてすみません。今年のクリスマスは、恋人と過ごしたりしないんですか?
西村 僕、3年くらい彼女いないので。
小峠 僕は半年くらい付き合ってた子と、3週間前に別れました。
――小峠さんは、なぜこんな調子のいい時期に別れてしまったんですか?
小峠 すごく勝手な意見なんですけど、好きという気持ちがあまりなくなってしまって、2カ月間くらい会ってなかったんです。このまま言わへんのは逆に失礼やろと思いまして、3週間前にちゃんと言いました。
――どんなふうに言ったんですか?
小峠 最初はできるだけ傷つけたくなかったので、「今、大事な時期やから、お笑い以外考えられへん」って言ったんです。でも「それでも待つよ」みたいなことを言われたので、最終的には「厳密に言うと、頑張れば少しは会う時間はあるけど、忙しい合間を縫って会おうとするまでの気持ちがない」と伝えましたね。泣いてましたけどね……。
――彼女の、どんなところが好きだったんですか?
小峠 料理がすごく得意な子で。家に行った時に、ちゃちゃっとパエリアかなんかを作ってくれて、すごく感動した思い出がありますね。彼女がきっかけで、料理が上手な女性っていいなあと思うようになりました。
西村 そんないい女を捨てるなんて、罪な男ですよ。ねえ(ニヤニヤしながら)。
――では最後に、芸人として今後、挑戦してみたいことを教えてください。
小峠 スカイダイビングをしてみたいです。よろしくお願いします。
西村 僕は、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)が大好きだったので、ああいう身体を張った番組に出たいです。芸人になったからには、人間性クイズをやったり、空に飛ばされたりしてみたいですね。
(取材・文=林タモツ)
●バイきんぐ
小峠英二、西村瑞樹からなるお笑いコンビ。1996年結成。「キングオブコント2012」において、歴代最高得点での優勝を果たす。
バイきんぐ・夜ふかしの会、DVD発売記念合同インストア・イベント決定!!
<http://contentsleague.jp/news/20121128-01>
楽屋オチを吹き飛ばす、ネガティブ若様ご乱心の新境地『オードリーのオールナイトニッポン』

『オードリーのオールナイトニッポン』
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。
芸人はまずネタで世に出て、キャラで認知され、フリートークでようやく本当に売れる。いまお笑い界はほぼそのワンパターンなサイクルで回っているが、意外と3段目の話術のハードルが高いというのは、近年のコンテスト決勝進出者の「その後」を見れば明らかだろう。『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送 土曜深夜1:00~3:00)は、2009年10月、前年末の『M-1グランプリ』準優勝の勢い冷めやらぬ中、およそ理想的と思われるタイミングでスタートした。
それは大きなチャンスであると同時に、フリートークの実力を試される高いハードルでもあった。オードリーの場合、ネタの中に春日という強烈な個性が存在していたため、ネタとキャラがセットで(というか、ネタの中でキャラが)ブレイクし、1・2段目のハードルは一気に飛び越えた感があった。しかし、2人のしゃべりを基盤とするラジオという場、しかも毎週2時間という長丁場では、ネタという緻密な構築物を連発し続けることもできず、春日というキャラクターのゴリ押しも飽きられる危険性が高い。結果、ネタでもキャラでもなく、「何をしゃべるか」という勝負になる。
だが正直、番組開始当初のオードリーの勢いであれば、何をしゃべってもよかったのだと思う。その時点で注目を集めている人たちが楽しそうに話していれば、ファンは無条件でついてくる。ファンの数が多ければ、それで十分に通用する。実際、『オードリーのANN』は異様に楽屋オチ的な内輪話の多い番組で、売れない頃に劇場で共演していたショーパブ芸人たちの話が、毎週のように繰り出されていた。「バーモント秀樹」や「ビトタケシ」といったモノマネ芸人の名前が当然のように連呼され、彼らの話をするとき、オードリーの2人はいつも爆笑している。個人的にはその状況に「置いてけぼり感」を感じることが多かったが、内輪話が多いのは『ANN』の伝統でもある。とんねるずもビートたけしも内輪話は多かったし、それが面白かった。
では、彼らレジェンドの内輪話とオードリーの内輪話では何が違うのか? 単純にいってしまえばスケール感と豪快さで、前者の内輪話は「遊びは芸の肥やし」といわれていた世代ならではの、破天荒な言動を前提として成立していた。たけしやとんねるずは毎日のように夜の街に繰り出し、種々多様な人に出会い、いつも何かに巻き込まれていた。自らがそんな渦の中心にいつもいるから、彼らの話には当事者ならではの臨場感があって、リスナーをグイグイ引き込んでいく力があった。しかし、今の芸人にそういうタイプは少ないし、そもそもそんな時代でもない。
オードリーは、そんな大御所芸人たちが作ってきた『ANN』の伝統を、自身の特性とは無関係に、素直に受け継ぎすぎたのではないか。あるいは番組のスタートが人気急上昇期であったがゆえに、しゃべろうにも忙しすぎて社会ネタを仕入れる時間も遊ぶ暇もなく、身近なところから話題を拾っていくうちに、やがてそのパターンが定着したとも考えられる。
しかし、だからといって、オードリーが面白くないというわけではまったくない。オードリーにはオードリーならではの面白さがあって、近ごろ若林のフリートークにおいて、新境地が2方向に開拓されつつある。
ひとつはネガティブの権化である若林の「自己分析話」で、実は若林の場合、内輪どころか、もっと対象範囲を狭めて自分自身の内省的な話をしたほうが、ねじれた価値観が浮き彫りになって面白い。
例えば8日の放送では、「自分のようにネガティブな人間は、10いいことがあっても、1嫌なことがあったら、10いいことがあったのを忘れる」「1嫌なことがあったのをチョイスして数珠つなぎにしたのが人生だと思ってるから、『生きてて楽しくない』とかいいだす」と冷静かつ的確すぎる自己分析を披露。すると直後、急激にトップギアに入り、「ただのバカなんだよ!」「生きるセンスがない」と瞬時に自己嫌悪モードに突入。かと思えばその反動からか、究極のポジティブ人間である春日に対し、「お前は生きる才能がある」「生きるセンスがすごい」「生きるのに向いてる」と褒め言葉を連発。しかし話はそこで終わらず、続けて「春日さんは自分が好きじゃん?」と質問を投げかけ、「世界で一番自分が好き」という春日の期待以上の回答を受け取ると、「だからつまんないんだよね」と返す刀で一刀両断。もう誰が味方で誰が敵だか、どこをけなしてどこを褒めたいんだかわからないくらいにこじれた思考回路だが、この発想の転がり方は、あまりにもリアルにネガティブな人間の脳内の動きを言い表していて、怖いくらいに刺さってくる。
そして若林のもうひとつの新境地は、この11月から展開されている「キャバクラ話」である。春日ではなくて、若林のである。
キャバクラに行くこと自体、まったく若林の内向的なイメージにそぐわないが、それどころか若林は最近、一人のキャバ嬢にすっかりハマッているという。しかもそのお相手の「ゆめちゃん」というキャバ嬢は、若林いわく、「本仮屋ユイカが茶髪にして耳に4つピアス開けた感じ」という、いかにもキナくさいルックスの持ち主。さらには「歌手を目指している」「ボイストレーニングのためにカナダへ留学したくて、その資金を稼ぐためにキャバクラで働いている」なんていう眉唾ものの典型的なプロフィールが若林の口からポンポン飛び出してきて、挙げ句の果てには、「キャバクラで働くような子じゃない」「留学の資金援助をしたい」とまで言いだして、春日にたしなめられる始末。もちろん。その口調には冗談っぽいニュアンスも含まれているのだが、こういった若林の「ポジティブに生きようとする動き」の空回り具合も間違いなく面白く、今後の展開から耳が離せない。
そもそも、話が内輪ウケで閉じてしまうのは、パーソナリティーの2人だけが登場人物や事件をすでに知っていて、聴き手がそれらを知らないというケースが多い。すでに感覚を共有している2人に対し、聴き手は感覚も知識も追いつかぬまま置き去りにされるからだ。ならば逆に、話し手も聴き手も全員が知っている話をすれば内輪ウケにはならないのだが、その代わり全員にとって既知であるため、今度は聴き手を驚かせるのが難しくなる。
そこで内輪ウケを避ける別の方法として、上に挙げた若林の2例のように、「パーソナリティーの片方だけが知っていることを話す」という手法がある。例えば、最初に挙げた若林の自己分析話の例でいえば、若林のネガティブな思考回路を、正反対のポジティブ人間である春日はまったく共有できていない。だから若林は目の前の春日を納得させるために、手を替え品を替えいろんな角度から、自分の考えや感覚を伝えようと必死に説明を試みる。それにより、若林の冷静な分析力が生かされ、話は当事者ならではの熱を帯びる。もうひとつのキャバクラ話に関しても、春日はゆめちゃんのことを知らないから、彼女がどんな娘なのかという質問をリスナーになりかわって若林にぶつける。そして若林は春日の質問に答える形で、結果的にゆめちゃんの人物像をリスナーへ詳細に伝えることになり、その行間から若林独特のうぶな女性観が浮かび上がってくる構図になっている。つまりナビゲーターとしての春日が、リスナーの立場から若林の中だけにある閉じた情報や感覚を、外に向けて開いているのである。
オードリーはもともと非常に仲の良いコンビで、学生時代から多くの共通体験をしてきているから、これまではどうしても、2人がすでに共有している話をすることが多かった。しかしここへ来て、共有する過去話のストックが切れてきたり、別々の仕事が増えてきていることで、「片方がもう一方の知らない話をする」という場面が増えてきており、どうやらそれが、結果として内輪ウケを解消する方向へと機能している。番組開始から3年を経過し、むしろネタが切れてきたここからが、本当のフリートークといってもいい。
ラジオという一見閉じた(しかし本当は万人に開かれている)世界の中へとリスナーを引き込むための入り口として、どういう話題を選んでいくのか。フリートークというのはその名の通り、何を話そうと自由なはずなのだが、一度ひとつの方法を選び取ってしまうと、別の方法を選ぶのは意外と難しくなる。そんな状況の中、今のオードリーには、楽屋オチ以外の魅力的な選択肢が、次々と開けてきている感触がある。それは固定ファンへ向けられた放送が、新たに幅広い層へとアピールしていくために、間違いなく通らなければならない道である。
(文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>)
◆「逆にラジオ」過去記事はこちらから
「初めは客寄せパンダだった」“ビーチの妖精”浅尾美和の引退でビーチバレー人気急落の危機

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(ポニーキャニオン)
“ビーチの妖精”ことビーチバレーの人気選手、浅尾美和が引退を発表した。12日に行われた会見で、浅尾は「ロンドン五輪出場の可能性が途切れた後、国内ツアーの年間チャンピオンを狙ったが、9月のグランドスラム福井大会で敗れ、チャンピオンの可能性もなくなったときに気持ちがプツリと切れてしまった」と、引退を決断した理由を説明。また、結婚を前提に交際している一般男性の存在も明かした。
浅尾はインドアバレーボール出身で、三重県立津商業高校時代には「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)」に2年連続出場したこともある。高校卒業後は川合俊一氏(現日本ビーチバレー連盟会長)のスカウトを受け、ビーチバレーに転向した。転向後はツアーの優勝こそなかったが、選手活動と並行してタレント活動を行い、抜群のルックスとスタイルでビーチバレーの知名度向上に貢献した。
「国内でナンバー2~3の選手で、結局は念願の五輪に手が届かなかった。自身の能力の限界を自覚したことでしょうね。しかし、ビーチバレーへの貢献は、戦績以上に大きかった。スカウトした川合氏も『春高バレーで見たとき、一番かわいかったから、ビーチバレーを盛り上げるためにスカウトした』と、テレビで発言していましたから、そもそも純粋な競技面でそれほど期待されていなかった。要するに、初めは“客寄せパンダ”だったわけです。しかし、五輪にこそ出場できませんでしたが、国内で有数の選手になれたのは努力の賜物。タレント活動をしているので誤解されますが、練習にも熱心に取り組んでいましたよ」(スポーツ紙記者)
だが、人気ナンバー1の浅尾が五輪に出場できなかったために、ビーチバレーの人気がいまひとつ盛り上がらなかったことも事実。実際、ビーチバレー人気の凋落が著しい。全盛時には、1,000人以上の観客が押し寄せ、立ち見続出の賑わいを見せたものだが、最近の試合では客席もまばら。
「さすがに日本ビーチバレー連盟も危機感を覚えて、これまで禁止してきた撮影を携帯カメラに限っては認めたりもしました。また、却下されましたが、選手の水着を紐パンにしたらどうかという提案もありました。今となっては、浅尾の紐パン姿を見たかったというのもありますが(笑)。いずれにせよ、ビーチバレーを取り巻く環境が年々厳しくなっている中、浅尾の引退は連盟にとっては痛いでしょうね」(同)
引退後はルックスを生かしてタレント活動を行うことが予想される浅尾だが、引退会見では今後もなんらかの形でビーチバレーに関わっていきたい意向を示した。引退しても、ビーチバレー界には浅尾はまだまだ必要のようだ。