ビートたけしが画策する『美川憲一・小林幸子のニ人紅白歌合戦』とは!?

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「茨の木」、『美川憲一 全曲集~金の月・柳ヶ瀬ブルース~』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  先日、ビートたけしが客員編集長を務める東京スポーツの取材があり、さまざまな話を聞いたが、紙幅の都合上、東スポには掲載できないこんな話があった。 「美川憲一と小林幸子が紅白を落選したけど、実はTBSでこのニ人だけの紅白ってのをやろうとしてるんだ。紅白で使おうとした衣装を着せて対決。イントロかかったらやめて、また違う衣装になって、最後には禿げヅラまでかぶせちゃう」  たけし独特のシャレなのか本気なのかわからない話だが、大手芸能プロの言いなりになって小林を落選させたNHKに弓を引く意味でも、ぜひ実現してほしいものだ。  今年、小林は紅白34回連続出場に執念を燃やして、紅白恒例の“巨大衣装”を発注していたが、事務所幹部の泥沼解任騒動で、紅白に影響力を持つ芸能界の大物に嫌われた結果、落選。3年ぶりの出場がウワサされていた美川も、小林のとばっちりを食って落選した。  すでに小林と美川の過去の豪華衣装対決を収めた『二人だけの紅白歌合戦!』(コロムビアミュージックエンタテインメント)というDVDは発売されているが、ヒットしているという話は聞かない。しかし、テレビでの「二人の紅白」ならば、怖いもの見たさで人気を集めるような気がする。それも低視聴率記録を更新し続ける、たけしととんねるずの石橋貴明がMCを務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS)でやってほしい。  この番組、TBSの日曜のゴールデンタイムの視聴率が何をやっても取れないことから、番組編成局がたけしに頼んで、石橋とのコンビで、10月からスタートさせた番組だった。ところが、初回視聴率と8.8%と期待外れ。2回目以降は5%台に落ち込み、12月2日に放送された2時間スペシャルは5%を割って、4.6%とゴールデンの新記録を作った。  4日放送のスペシャルでは、若手お笑い芸人たちがさまざまな“スナックを舞台にしたコント”を披露するという企画が盛り込まれていたが、これは筆者だけではなく、お笑い好きのマスコミ関係者も“最高に面白かった”と絶賛した。にもかかわらず、あの視聴率。筆者がたけし贔屓ということもあるが、あまりの視聴率の低さに、ビデオリサーチの調査方法に問題があるのではないか、と訝しがってしまう。  日曜の夕方に放送されている日本テレビの長寿番組『笑点』の平均視聴率は今も18%を超えている。『笑点』の大喜利はマンネリ化して、面白くもなんともないのに、お年寄りがテレビにかじりついている時間帯だ。これは、以前から言われていることだが、視聴率調査に協力してくれる世帯にはお年寄りがいる家が多く(若い人しかいない世帯はそもそも日中に家にいる時間が少なく、ビデオリサーチの調査依頼を引き受けにくいとの説もある)、そのお年寄りが見る番組の視聴率が伸びやすいという状況を反映しているのではないか。  一方、たけしたちが『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』でやろうとしていることは、「実験的な笑い」をテーマにしているだけに、お年寄りには理解しにくい。しかし、視聴率が上がらないと番組は継続できない。ゆえにたけしが語った、美川と小林の「二人の紅白」は、お年寄りを引きつけるのには格好な企画になるのではないか。あまりのふざけっぷりに反感を買う可能性はあるが、それもまた、たけしらしい。是が非でも視聴率がほしいTBSにとっても、紅白落選で暗い年末を迎える小林と美川にとっても、朗報になる企画だ。なにより、いびつな視聴率至上主義、大手芸能プロ偏重主義に陥ったテレビ界に、一石を投じることになるはずだ。 (文=本多圭)

「森光子さんの遺産は、少年隊・東山へ?」ジャニーズ事務所で勃発した新たな内紛

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「恋人以上、夫婦未満」からの
贈り物にヒガシは――?
 SMAP、嵐ら数多くの男性アイドルグループを抱えるジャニーズ事務所だが、ジャニ―喜多川社長が81歳と高齢なこともあり、注目されているのがその後継者争いだ。 「以前はマッチこと近藤真彦か少年隊の東山紀之といわれ、ジャニーズの実務を取り仕切っているジャニ―氏の姉・メリー喜多川副社長が東山を見込み、自分の娘で関連会社社長の藤島ジュリー景子氏と“政略結婚”させようとしていたので、東山が後継者争いでリードしていた。ところが、ジュリー氏はフジテレビの社員と結婚し、東山は女優の木村佳乃と結婚。そのため、メリー氏はジュリー氏をジャニー氏の後継者に据えようとしているが、そこに割って入ったのがSMAPの敏腕チーフマネジャーのI女史といわれている」(芸能プロ関係者)  ジュリー氏とI女史のバトルは水面下でかなり激しく繰り広げられており、「紅白の白組の司会にジュリー氏は嵐、メリー氏はSMAPを推したが、一昨年・昨年と務めた実績で嵐に決定。さらに、初出場の関ジャニ∞も押し込んだため、I女史はかなりご立腹だったようだ」(同)。  そして、そんなジャニーズで11月10日に心不全のために亡くなった女優の森光子さんの遺産をめぐって、新たな“内紛”が勃発しそうなことを「週刊文春」(文藝春秋)の12月20日号が報じている。  森さんといえばジャニーズの所属タレントたちにとって母親同然の存在だったが、同誌によると、森さんはメリー氏と半世紀以上にわたる親交があり、子どもがいなかった森さんは生前、メリー氏に財産の一部を「ジャニーズの若い子たちを育成するために使ってほしい」と話し、メリー氏はその意向に賛同。「ジャニーズ=森基金」として運用しようとしていたという。  ところが、今年に入って森さんの体調がすぐれなくなってから2人は疎遠になり、森さんが生前したためた遺書に「財産の一部を東山紀之に譲る」とあったため、メリー氏が激怒。今月7日の森さんの本葬ではジャニーズの代表として弔辞を読んだのは、かつて森さんの“永遠の恋人”と呼ばれた東山ではなくマッチ。東山は囲み取材も受けずに会場を後にしたが、その背景には森さんの遺産問題があったようだ。 「相変わらず儲かって仕方ないように見えるジャニーズだが、このところ新しく売り出したグループが不調。来年も新しいグループを売り出す予定なので、金はいくらあっても足りない。そこで、メリーさんが森さんとの“友情の証し”として森さんの遺産での育成をもくろんでいたが、このままでは大きくもくろみが外れてしまう。東山としては、森さんの遺書のせいで遺産を受け取ろうが受け取るまいが、メリー氏との関係が悪化することは必至。現在は事務所の登記簿に名前こそ出ていないものの、マッチらとともに“役員待遇”のようだ。新体制になったら、その待遇もなくなってしまうのではといわれている」(音楽関係者)  おそらく、天国の森さんは、メリー氏と東山の関係悪化に心を痛めているに違いない。

米国銃乱射事件の影響で、伊藤英明主演『悪の教典』に公開打ち切りの可能性が浮上

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映画『悪の経典』公式サイト
 世界中に衝撃を与えた銃乱射事件が、日本にも意外な影響を及ぼしそうだ。  惨劇が起きたのは14日朝。米東部コネティカット州の小学校でアダム・ランザ容疑者(20)が同州のサンディフック小学校に侵入し、銃を無差別に乱射。児童20人を含む26人が死亡した。  州警察などによると、ランザ容疑者は銃を4丁持ち、防弾チョッキを着用。当時、小学校には5~10歳の児童が通っており、事件発生時はちょうど朝礼の時間だった。2つの教室で銃が乱射され、目撃者の中には「銃声が100発程度聞こえた」と証言する者も。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、容疑者は教室に侵入し、教師や児童を無差別に殺害後、自殺したと伝えている。  同日、オバマ米大統領はテレビ演説を行い「胸が張り裂ける思いだ」と涙をぬぐい「このような惨事が二度と繰り返されぬよう政治的立場を超えて協力し、措置を講じなくてはならない」と声明。米国では11日にもオレゴン州のショッピングモールで男が乱射し2人を殺害する事件が発生しており、銃規制に関する議論が再燃しそうだ。  そんな中、思わぬ影響を受けそうなのが、現在公開中の伊藤英明主演の映画『悪の教典』だ。観客動員100万人を突破する大ヒット作。一方で暴力的な描写は議論を呼び、試写会に訪れたAKB48・大島優子はパニック状態に陥り「私はこの映画が嫌いです」と公然と批判した。  映画ライターは「伊藤さん演じる教師が、逃げ惑う生徒の大半を次々と猟銃で殺していく。殺され方もかなりエグイ。救いのない映画ではありますが、それがある種の爽快感を生み出しているのも事実」と語る。  しかし、米国で起きた銃乱射事件を受けて、配給会社の東宝には「この時期に公開を続けるのはいかがなものか?」という電話が殺到しているという。 「昔から、米国で起きたことは日本でも10年後に起こると言われていますしね……。心配する人がいるのも仕方ないかもしれません」(映画関係者)  昨年3月の東日本大震災後には、地震を連想させる描写のある映画はことごとく公開中止に追い込まれた。『悪の教典』も打ち切りになる可能性はゼロではなさそうだ。

あゆ、ISSA、ファンモン……‟元”人気アーティストの前途は多難!?(12月上旬の人気記事)

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 12月上旬の人気記事を紹介する、日刊サイゾー人気記事ランキング。今クールは、ファンモン解散の真相や、朋ちゃん&あゆの歌唱力、AKBに手を出したISSAの今後など、ミュージシャンの方々のゴシップが人気を集めました。それでは、早速ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 「“メンバーが住職に”は本当か」ファンキーモンキーベイビーズ解散理由に疑問の声 DJケミカルとはなんだったのか――。 第2位 華原朋美と浜崎あゆみ『FNS歌謡祭』の“生歌”が浮かび上がらせた「明と暗」 ともちゃん、今度こそ大丈夫だよね? 第3位 AKB48増田有華に手を付けた“天才肌のヤリチン”ISSAを待ち受ける「謹慎の日々」 新手の美人局みたいな話だね。 第4位 『黒子のバスケ』騒動で露呈した、大手同人企業・スタジオYOUの権利意識 こんな騒動の最中、『黒子』新刊は過去最高の売り上げ更新中。 第5位 故・中村勘三郎さんをバックアップし続けた“芸能界のドン”との意外な関係 人間力ってやつですか。 次点 ボクシング亀田の“御用紙”デイリーで、元世界王者・畑山氏が異例の痛烈批判「こんな試合でいいのか」 ダメだろ! 次々点 「1泊2食500円」の宿でリゾート会員権購入を迫る!? “Tポイント”メール勧誘手口に苦情が殺到中 みなさん、気をつけましょう。

お笑い評論家・ラリー遠田が見た『THE MANZAI 2012』徹底批評!

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『THE MANZAI 2012』公式サイト
 12月16日、年間で最も面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2012』が東京・台場のフジテレビで行われ、ハマカーンが優勝を果たした。ハマカーンは浜谷健司、神田伸一郎の2人組。安定感のあるネタ運びで大きな笑いを巻き起こし、エントリー総数1740組の頂点に立った。  ハマカーンが決勝大会で披露した2本のネタはいずれも、ネタの途中で役柄に入ったりせずにしゃべりだけで構成される、いわゆる「しゃべくり漫才」だった。近年の若手お笑い界では、漫才の中でコントに入る「コント漫才(漫才コント)」が主流になっていて、しゃべくり漫才を演じる漫才師は少なくなっていた。そんな中でハマカーンは、従来のしゃべくり漫才のスタイルを一段進化させて、独自の型を作り出すことができた。  既存のしゃべくり漫才の多くは「ボケ主導型」と「ツッコミ主導型」に分けられる。会話の主導権を握っているのがボケ側かツッコミ側か、ということだ。ボケ主導型の漫才では、ボケ役が初めから「おかしな人」として登場して、ところどころにボケをまき散らしながら話を進めようとする。ツッコミ役は、それらのボケをひとつひとつ拾い上げるようにして、丁寧にツッコミを返していく。  一方、ツッコミ主導型の漫才では、ツッコミ役が中心になって話を進めることになる。それに対してボケ役は強引に割り込んだり、細かく茶々を入れたりしながら、ツッコミ役が話を進めるのを邪魔しようとする。この2つの漫才スタイルに共通しているのは、ボケ役が「非常識」を代表して、ツッコミ役が「常識」を代表している、ということ。それぞれがどっしりと構えているから、受け手は常識を体現するツッコミ側に感情移入して、落ち着いた気持ちで漫才を楽しむことができる。  ハマカーンの漫才も、一見するとツッコミ役の神田が話を進める「ツッコミ主導型」の漫才に見える。ただ、この漫才では、神田が全面的に「常識」を引き受けているとは言いがたい。1本目の漫才のテーマは「相方への不満」。冒頭、神田は相方である浜谷への不満があると切り出す。その内容は「女子は家を出るのに時間がかかるんだから、遅刻ぐらいで文句を言うな」「違う味のアイスを一緒に食べているんだから、『ひとくち食べる?』と聞いてほしい」など、女子が言うようなことばかり。女性っぽい一面を打ち出して「相手の気持ちをくみ取れ」と言う神田に対して、浜谷も最初は「お前、女子じゃねえだろ!」と力強く文句を言っている。この時点では、見る者の多くはどちらかと言えば浜谷のほうに共感しているはずだ。  ただ、神田はそんな浜谷に対しても臆することなく、堂々と持論を貫く。そして、「浜谷のほうが腕力があるんだから、自分の荷物を持ってほしい」ということを提案した神田に対して、浜谷が反論する。 「じゃあいいよ! 俺、『腕力』優れてるからお前の荷物持ってやるよ。その代わり、お前は俺に金をよこせ! お前のほうが『財力』優れてるんだからよ!」  これは、理屈としては正しい。ただ、相方に「金をよこせ!」と何度も大声でわめき散らす浜谷の姿は、それはそれで異様だ。ここで浜谷もふと我に返り、「私はいったい何を言っている……」と反省して遠くを見つめる。浜谷は言葉尻を捉えて神田を追い詰めようとしたが、思わぬ勇み足で逆に気まずい状況に追い込まれてしまった。  このとき、浜谷に感情移入していたはずの視聴者は、不意にはしごを外される。女性っぽいことばかり言っている神田が「非常識」なのだと思っていたら、浜谷もいつのまにか別の意味での「非常識」を体現していた。ここからはむしろ、おかしかったはずの神田のほうが常識的に見えてくる。浜谷はどんどん常識を取り戻せなくなって路頭に迷い、その情けない姿が笑いを誘う。  ハマカーンの漫才で表現されているのは、日常会話のリアリティだ。私たちがふだん会話をするときには、一方的にボケ続ける「ボケ役」や、ただつっこむだけの「ツッコミ役」など存在しない。会話の流れによって、主導権を握る人は移り変わっていくし、誰がまともで誰がおかしいのかは決まっていない。1人が妙なことを言うときもあれば、別の人がもっとおかしなことを口走ってしまうこともある。それらすべてをひっくるめて、人と人との会話は面白い。ハマカーンは日常会話のスリリングな面白さのエッセンスを抽出して、漫才の形にまとめることに成功した。  いわばそれは、攻撃側と守備側が固定されている「野球」型の漫才ではなく、攻撃側と守備側がめまぐるしく入れ替わる「サッカー」型の漫才だ。どんな体勢からでも笑いが取れるハマカーンの最新型しゃべくり漫才は、漫才の歴史に名を残す極上の逸品だ。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)

高橋ジョージ・三船美佳にささやかれる“離婚説”の衝撃「なぜか楽屋が別に」

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「Birthday Party / TIME MACHINE」
(ジェネオン・ユニバーサル)
 “おしどり夫妻”と呼ばれている高橋ジョージと三船美佳に“離婚説”が流れているという。事の発端は、ある番組での“楽屋”がきっかけだそうだ。 「基本的に2人は夫婦での出演が多いので、特番でもいつも同じ楽屋なんですけど、ある年末特番の収録のとき、なぜか別々の部屋だったんです。しかも、行き来している様子もなくて、スタッフみんな『変だな?』って思ってたそうです」(テレビ局関係者)   2人は今年、仙台放送開局50周年記念番組『<ジョージ&美佳>アメリカ感動ロード~音楽がくれた勇気~』などで、相変わらずの“アツアツ夫婦”っぷりを披露したり、三船の携帯着信音が高橋の代表作『ロード』であることをアピールしたり、とにかく、今まで以上に“おしどり”ぶりをアピールしていたのだが……。 「今までも、まさかこの2人が離婚なんて――という夫婦が離婚してきてますし、その楽屋話だけでなく、2人の“不協和音”を感じているマスコミ関係者は結構いますよ」(週刊誌記者)  そのひとつに、今年、不妊治療を経て出産した東尾理子&石田純一夫妻の存在があるという。 「彼らが妊娠&出産の話題を出したことで、番組の“夫婦”枠は、彼らが最優先されるようになりました。そこで、高橋さんは役者業に力を入れるようにしたりいろいろと工夫をしているようですが、なかなか以前ほどは“夫婦”として声がかからなくなりました。三船さんは、ピンでの仕事は多いみたいですけどね(笑)」(芸能事務所関係者)  夫婦での格差が離婚への第一歩というが、果たしてこの2人の“ロード”の行く末は──?

設楽統の「出演本数1位」でバナナマンが“中堅芸人”枠から一歩抜け出した!?

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『バナナ炎 Vol.10』(アニプレックス)
 メディアの調査・分析を行うニホンモニターが発表した「2012年テレビ番組出演本数ランキング」によると、バナナマンの設楽統が今年最も多くテレビに出演したことがわかった。設楽の出演本数は611本、2位にはハリセンボンの近藤春菜、3位には有吉弘行が続いた。9位のテリー伊藤を除き、その他はすべてお笑い芸人。“芸人強し”の印象だ。 「設楽は今年、朝の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で初司会を務めたことが大きい。帯番組なので、これだけで250本近くは稼げます。さらにバラエティ番組にも多数出演しており、納得の数字ですね」(テレビ情報誌編集者)  とはいえ、同番組の視聴率は不調のフジを象徴するがごとく、2~3%と苦戦中。それでも一部メディアの試算によると、設楽の収入はなんと約2億8,000万円だという。 「設楽がピンで出演する場合、ギャラが100万円以上で、朝や深夜番組はそれぞれ7~8掛けと報じられていますが、コストカットに努めているテレビ業界を考えると、そこまで多額であるかどうか……。それでも設楽の司会ぶりは知的な雰囲気を醸し出していて、意外にハマっている感じです。この司会で仕事の間口が広がるという好循環をもたらしている。これで視聴率が上がれば、言うことないんでしょうけどね」(同)  現在、バナナマンとしてのレギュラー番組は6本だが、設楽は単独で前述の『ノンストップ!』と『Asian Ace』(TBS系)の2本の司会を担当している。お笑い芸人の出世の手段として、司会は有望なルートでもある。ビートたけしやタモリ、明石家さんまといったビッグ3は言うに及ばず、とんねるず、ダウンタウン、ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号も然り。それほどまでに、芸人にとって“仕切り能力”とは貴重な資質。このまま設楽が順調に司会業をこなしていくなら、中堅芸人から一つ図抜けた存在となり、来年の今頃にはバナナマンの冠番組がゴールデンで放送されているかも!?

復帰宣言のリア・ディゾン 米国はもちろん日本の芸能界にも居場所なし!?

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『リア・ディゾン in USA/FINAL』
(マクザム)
 2010年12月末に離婚しアメリカに帰国していたタレントのリア・ディゾンが、母国アメリカで活動を再開したと自身のブログで発表した。かねてより、ニューヨークで演劇学校に通っていたことが伝えられていたが、学校を卒業しニューヨークでエージェントとも契約、女優・タレントとして活動していくという。   リア・ディゾンといえば、自身のウェブサイトに掲載されていた画像が日本や韓国、台湾のネットユーザーの間で話題を呼び、“グラビア界の黒船”として日本でデビューするや、瞬く間に人気を集めた。歌手としても、07年には『NHK紅白歌合戦』に出場。翌年には人気絶頂の中、スタイリストのBUN氏と“できちゃった結婚”を発表し、09年に女児を出産後は女優としても活動した。だが、10年に離婚すると、演技の勉強のためにアメリカへ帰国し、そのまま休業状態だった。 「日本でデビューする前のリアは、アメリカでレースクイーンやカタログモデルぐらいのキャリアしかなかった、いわば“素人”。いくら演技の勉強をしたからといって、大したキャリアのない彼女がショービジネスの本場ニューヨークで簡単に仕事を得られるでしょうか。そもそも演技を勉強したといいますが、同校関係者の『在籍はしているが、あまり登校はしていない』との証言もあり、怪しいものです」(芸能ライター)  そんなことを見越してか、所属事務所によると、日本からもオファーがあれば活動を行うとしている。実は昨年にも、CM出演を皮切りに日本で芸能活動を再開する話もあったという。 「東日本大震災による原発事故で、リアが放射能を恐れて芸能界復帰が立ち消えになりました。そもそも、リアは自分のことを勘違いしている節があって、しょせんはグラドルとしての人気しかないのに、歌手や女優といったアーティスティックなところを目指そうとする。当時は所属事務所もほとほと手を焼いていたものです。また、08年の結婚報告会見では、事前に事務所サイドが質問事項を用意してひんしゅくを買うなど、メディアとの関係もあまりよくありません。日本でもオファーがあれば、なんて言いますが、今の芸能界に彼女の居場所なんてありませんよ」(同)  “最悪でもママタレ”とでも考えているのだろうか。だとすれば、日本の芸能界もナメられたものだが……。

マッチVS東山 森光子が残した、ジャニーズ後継者争いの新たな火種

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「週刊新潮」12月20日号 中吊り広告より
佳作1 「『中村勘三郎』最後の女は『石川さゆり』その前に『椎名林檎』」(「週刊新潮」12月20日号) 佳作2 「他人には言えない『大金持ちの相続』」(「週刊現代」12月22・29日号) 佳作3 「森光子『東山紀之』への遺言状」(「週刊文春」12月20日号) 特別企画 「選挙予想で一番当たったメディアはどこだ!」  「暗い日曜日」を口遊んでいる。1933年にハンガリーで生まれた歌で、シャンソンのダミアが唄って有名になり、日本では浅川マキの歌がよく知られている。  亡くなった恋人を想い嘆き、悲しみのあまり自殺を決意するという歌詞で、当時のハンガリーにはナチ・ドイツの侵攻が迫っていたため、真偽のほどは定かではないが、この曲を聴いた人が次々に自殺し、政府が放送禁止にしたといわれている。  昨夜(12月16日)の総選挙開票速報を見ていて、ふとこの歌を思い出したのだ。とんでもない選択を日本人はしてしまった、そう思わざるを得ない。  自公で325議席。それに日本維新の会の54議席を合わせれば圧倒的な数になり、その数はかつてないほどの力を安倍晋三総理に賦与することになるはずだ。  景気浮揚対策との名目で大企業やゼネコンへのカネのばら撒きが始まり、消費税は予定通り上がり、TPPに参加し、社会福祉や脱原発は等閑(なおざり)にされる。対米従属をさらに強め、自衛隊を国防軍にし、集団的自衛権行使を容認する国家安全保障基本法を制定し、そのすぐ先には安倍のライフワークである憲法改正がある。普通に戦争ができる国に変容させ、力を背景にして中国、韓国と渡り合えば、最悪の事態も起こりうる。  この予測が私の馬券予想と同じように外れてくれることを願うが、事はそう簡単にはいくまい。  参議院選挙が来年夏にあるから、それまで安倍は動かないと見る向きがあるようだが、どうだろうか。私は、彼が抱えている病が気がかりである。  どれほどの重さかわからないが、病を抱えた人間は物事を性急に行う傾向がある。私は小学校、高校で2度の肺結核にかり2年間を棒に振ったことがあるからよくわかるのだが、刹那主義に流れやすくなる。また病のために政権を投げ出さなくてはならなくなるという不安から、できるうちにやってしまおうという想いにとらわれ、後先考えずに突っ走ってしまうのではないか。  しかし、それを牽制する勢力は党内には見当たらないし、弱小政党に成り下がった民主党では、反対しても、安倍は歯牙にもかけないだろう。安倍、石原慎太郎、橋下徹という右派トライアングルへの対抗勢力は、ほとんどないに等しいのだ。  戦後初の大政翼賛政治が現実のものとなるのである。投票率が60%を下回り戦後最低だったが、投票に行かなかった10%が自民党以外に票を投じていれば、ここまでの自民党大勝はなかったはずだ。  この体制はおそらく任期一杯まで続くであろう。ねじれを解消するために参議院選挙と同日選挙という憶測も流れていたが、自公だけで参議院で法案を否決されても衆議院で再議決できる議席数があるから、今の議席を減らすような危険は冒すまい。  憲法改正には批判的な公明党が離れたとしても維新と手を組めば、改憲の是非を問う国民投票の発議を衆議院で可決することができる。  このように大きな危惧のある自民党大勝を、東京新聞だけが「維新含め改憲派3分の2」と大きく打ったが、ほかの新聞はただ伝えただけである。  ほとんどの週刊誌も、議席数がどうなるかに終始して、そうなればどういう恐ろしいことが起きるのかを伝えてはこなかった。メディアの怠慢ここに極まった。戦後レジームからの脱却を目指すという安倍だが、それは誤った戦争へ突き進んだ戦前への回帰にならないのか。  もうどうともなれ、という気持ちが強い。これからは土蔵の陰でひっそり猫でも抱いて生きていこう。  先週、ポストの週刊誌、夕刊紙、新聞の「予想獲得議席」一覧がわかりやすくていいと書いたが、そこに確定した議席数を入れ、どこが一番当たったかを見てみた。  結論から言うと、ズバリ賞は毎日新聞だった。なんといっても自民党の議席数を293(実際は294)と予測しているのだ。民主党も69(実際は57)と出している。公明党の31をズバリ当てたのはAERA。ここは日本未来の党の9も当てている。  維新は54だったが、これに一番近かったのが週刊朝日の52。みんなの党の18をズバリ当てたのは朝日新聞と夕刊フジ。やはり自民党を当てた毎日新聞が7党の議席数をズバリかほぼ近い数字で当てており、トップに輝いた。おめでとう! 朝比奈豊毎日新聞社長。  さて、今週は選挙疲れかめぼしい記事がなかったので、すべてを佳作とした。  その1番手は、先日亡くなった女優・森光子の後日談。  ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長、メリー喜多川副社長と森が仲がよかったことはよく知られている。  きっかけはジャニーの父親が興業の仕事をしていた頃、当時大阪で活動していた森を「踊りがいい」と評価し、大ファンになったからだという。特にメリーとは仲がよかったのに、森の死後に異変が起きた。森死亡の連絡が、メリーに届くのが遅れたのだ。  森の所属事務所の社長で甥でもある柳田敏朗社長が、体力の衰えていく森をほかの人間に会わせないようにしたことから、メリーも会いに行けず、最近疎遠になっていたことから起きたことのようである。  異変の2番目は、青山斎場で営まれた本葬で起きた。  ジャニーズ事務所を代表して弔辞を読み上げたのは、森とは46歳の年齢差があるにもかかわらず「恋人以上、夫婦未満」と公言していた東山紀之ではなく、近藤真彦だったのだ。  東山と森との“関係”は本当のところどうだったのだろうか? 森と同じマンションの住民の証言している。 「東山さんは、多いときは週に四回くらいの頻度で森さんの自宅へいらしてましたよ。自分の車で深夜にこっそりやってきて、泊まって朝帰っていくんです。そういうのを知っているから、このマンションの人は、『二人は男女の関係』と信じていましたし、『森さんが若くて肌つやがいいのは、そのせいだ』と言っていました」  では、なぜ東山から近藤にしたのか。森と親しかったテレビ関係者がこう語っている。 「森さんが生前にしたためた遺言状に『遺産の一部を東山紀之に譲る』と残したというのです。それを知ったメリーさんが、話が違うとさらに怒った。というのも、森さんが元気な頃、『私が死んだら、子供もいないし、財産の一部はジャニーズの若い子たちを育成するために使って欲しい』と言っていたそうなのです。メリーさんはその意見に賛同し、『ジャニーズ=森基金』という形で、将来的に運営していきたいという考えを持っていた。年収十億円といわれるメリーさんにとって、それは金銭の問題ではなくて、友情の証。なのでメリーさんからすれば、森さんに裏切られたという思いがあるのではないでしょうか」  この背景には、ジャニーズ帝国の跡目争いが絡んでいるそうだ。東山が最有力だったのだが、女優の木村佳乃と結婚し、最近は森とも距離を置くようになっていたようだ。近藤はジャニーズ事務所の“長男”的な存在で、東山を脅かしているそうである。  大女優死してジャニーズ事務所紛糾の火種を残す。遺言状は森から離れていった東山へ、彼女からの最後のラブレターだったのだろうか。  お次は、私のような由緒正しい貧乏人には関係ないと読まなかった週刊現代の「日本の金持ちシリーズ」だが、今回が「第13弾」になる。  読み始めたら止まらなくなった。面白い!   皆さんは、愛知県犬山市にある犬山城が個人の所有と知ってましたか?  室町末期に建造され、日本最古の天守閣を持つこの城は、成瀬家の持ち物だそうである。成瀬家は城だけではなく、古文書から工芸品や絵画など数百点も所有している。今は12代になるが、一族は代々莫大な相続税の支払いに追われてきたそうだ。当主の長女・成瀬淳子がこう話す。 「12代当主の父・正俊が、11代当主の祖父・正勝から相続を受けた際には、相続税が1億円ほどにのぼりました。10年の分割払いで、土地を売るなどしてやっとのことでこれを払い終えたのですが、その直後、今度は祖母が亡くなって、再び1億円の相続税の支払いを求められました。父は明るい性格の人間でしたが、このときばかりは『税務署は、同じ城に二度も税金を払わせるのか!』と文句を言っていました」  彼女が父親の相続準備に入る頃は、次の相続税を払うために城か文化財を手放すしかないため、個人の所有をあきらめて財団法人を設立し、そこへ移管して相続税から解放される道を選ばざるを得なかったというのだ。  日本では100人が死亡した場合、課税対象になるのはたったの4人だそうだ。よほどの資産家でなければ相続税を払わなくていいのだが、課税されると最高税率が50%にもなる。  昔はそれから逃れるために架空名義を作ったり金の延べ棒にして隠す者もいたが、国税当局の取り締まりが厳しくなったため、今では海外移住するのが一般的な「逃税」のやり方だそうだ。親子で海外に移住し、5年以上日本を離れていれば国内財産以外は贈与税の対象にならない。  相続税だけではなく、所得税や法人税も安いシンガポールやオーストラリアに移住した金持ちのケースが出てくる。日本有数の資産家、イエローハット創業者の鍵山秀三郎はこう憤っている。 「国に税を取られても、それが社会にどう生かされるかわからないことが増えています。だからみな、相続税を払いたくないと思ってしまう。(中略)そもそも個人が築いた資産は自分の子孫だけでなく、社会や後世のために使うべきだというのが私の考え方です。相続税を重税課することは一時的な財政再建には役立つかもしれませんが、人々の公共意識を壊すことにもなりかねない。私はそう危惧しています」  しかし、国税は容赦ない。徹底的に調べ上げ、来たときには逃れる術はないようだ。かつては資産隠しに使われたスイスやケイマン諸島なども、続々と日本との租税条約などの締結に踏み切っているそうだ。  相続税を払いたくない金持ちたちと、払わせようとする国税とのいたちごっこはまだまだ続くようである。  今週いちばん読ませたのは、新潮の歌舞伎俳優の18大目・中村勘三郎の記事。惜しくも若くして亡くなってしまったが、彼のモテぶりはすごい。  新潮によれば今年の5月29日の夜、とある銀座のバーで人目も憚らず女性に甘い声を投げかけていた。女性は今年の紅白のトリを務める、石川さゆり(54)だそうだ。 「ほの暗い店内に置かれた横長のソファーに、肩を寄せ合うようにして腰掛ける男女。男性はゴルフウェアにチノパンというラフな格好だが、女性は黒っぽいアルマーニのスーツに身を包み、シックな雰囲気を漂わせている。シャンパンのグラスを傾けながら、談笑する2人。他の客は目に入らないかのように、自分たちだけの世界を作っている。  笑みを湛えていた男性がやがて真顔になり、相手の目をじっと見つめて、こう囁いた。『俺たち、もっと早く出会っていれば、よかったね』」  この逢瀬があってから半年も経たない12月5日に、惜しまれながら勘三郎は57歳で不帰の人になってしまう。  勘三郎の女性遍歴のスタートは12歳年上の女優・太地喜和子だというのが定説になっているようだが、文春によれば、そうではなく、15歳の時に映画『幻の殺意』で共演した吉沢京子だとしている。  太地と別れて以後も、大竹しのぶ、牧瀬里穂、樋口可南子、米倉涼子など枚挙に暇がない。中でも、宮沢りえとの恋愛沙汰は今でも語りぐさである。当時、りえは角界のプリンス貴花田(現・貴乃花親方)と婚約するが、すぐに破局してしまう。  傷心のりえが相談相手になってもらっていたのが、勘三郎(当時は勘九郎)だった。だが、恋の糸がもつれてしまったのだろうか、りえは勘三郎が宿泊している同じ京都のホテルで自殺未遂を起こしてしまうのである。  新潮は石川さゆりだけではなく、シンガーソングライターの椎名林檎とも深く付き合っていたと書いている。 「勘三郎さん、私は、世界で一番幸せな女です」  こういうメールを椎名は勘三郎に宛てて送っている。勘三郎も嬉しそうにみんなに見せていたそうだ。 「勘三郎さんが“俺はこの子が大好きなんだ。もう離したくない”と言って抱きしめたのには驚きましたね」(勘三郎の知人)  記事中には、勘三郎と椎名が「恋人つなぎ」している写真も載っている。なぜそんなに彼がモテるのか? 某芸能デスクがこう解説している。 「子どものような純真な目で相手を見つめながら、相談に乗る。すごく聞き上手で、かつHトークもうまい。女性を飽きさせず、皆メロメロになってしまうんですね」  これではモテるのは当たり前か。  歌舞伎を愛し、女を愛し、酒を愛した勘三郎は、いまごろ親しかった天国の立川談志師匠に「やけに早かったな、ままいいか」と迎えられて、酒でも呑んでいるのだろうか。  今年も惜しい人が次々に亡くなってしまった。 (文=元木昌彦)

マック赤坂、外山恒一、マタヨシ光雄……泡沫候補の政見放送が中国人民に与えた意外な影響とは?

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YouTubeより
 12月16日に投開票が行われた衆院選・都知事選は、自民党と猪瀬直樹の圧勝という下馬評通りの結果で幕を閉じた。  今回のダブル選挙には、隣国の人民たちも大きな関心を寄せていたようだ。注目点のひとつとなったのは、国防軍の創設や尖閣諸島への公務員常駐の必要性を公言し、中国では「極右政治家」として知られる安倍晋三氏の首相への返り咲きが実現するか否かである。 そして一方では、当選議員たちではなく、文字通り泡と消えた泡沫候補たちの戦いぶりにも注目が集まっていた。 「これが自由選挙というものか……」  中国版Twitter「微博」で、そんなコメントが付けられていたのは、動画投稿サイトにアップされた、都知事選候補者・マック赤坂氏によるNHKでの政見放送だ。内容は、スーパーマンの衣装を着込んだ赤坂氏が、自らが提唱するスマイルセラピーを大真面目に伝授するという、政見放送らしからぬものである。  しかしこれを見た中国人からは、「内容はどうあれ、人々に必死に何かを伝えようとする姿勢は、中国の政治家も見習うべき」「彼のような異端者でも国営放送で堂々と意見を述べることができるとは、素晴らしいこと」などといった称賛の声が寄せられているのだ。  さらにこの赤坂氏の動画をきっかけに、中国のネット上では日本の政見放送がプチブームとなっているようだ。動画投稿サイトにはこのほか、外山恒一氏やマタヨシ光雄氏などの有名泡沫候補や、都知事選に立候補した内田裕也氏など、過去に話題となった政見放送も中国語訳されてアップされており、多くの再生回数を記録しているのだ。  彼ら泡沫候補たちの戦いぶりに感化された人民が、民主化要求に目覚め、中国で本格的な自由選挙が実現したとすれば、没収された供託金も無駄ではない!? (文=牧野源)