「橋下徹は損得勘定が発達している人間」“行列仲間”丸山和也氏が書いた暴露本の中身

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 昨年12月に大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を苦に自殺した事件を受けて、大阪市教育委員会は体育科とスポーツ健康科学科の定員120人の募集を取りやめ、普通科として入試を行うことを決定。24日の協議で橋下徹市長は、体育科を志望している受験生に配慮し、大阪府に対し、体育科のある府立高校の定員を増やすよう要請した。 「募集取りやめというあまりにも強硬な橋下流のジャッジに各方面からは反対の声が上がったが、結果は橋下氏の完勝。市長の権限を最大限に発揮できた」(全国紙社会部記者)  問題がひと段落すると、橋下市長は自身のTwitterに見解やメディア批判を何度も書き連ねているが、そんな橋下氏に対し著書で堂々と物申したのが、日本テレビ系のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』で弁護士時代の橋下氏と共演していた、弁護士の丸山和也参院議員だ。  丸山氏は発売中の著書『愛と野望の橋下徹 ホントに君で大丈夫?』(講談社)で、『行列──』で共演した際に触れた橋下氏の“素顔”をたっぷり綴っている。  同書によると、橋下氏は降板した弁護士の代役として登場し、茶髪に色つきメガネの風貌やテレビ向きのキャラが、番組の制作サイドや当時司会を務めていた島田紳助に気に入られ、あっという間にレギュラーに。当時は自身の法律事務所を経営していたが、「稼げないヤツはうちの事務所にはいらない」というスタンスで、丸山氏は番組内のトークの端々や日常会話から「ドライな現実主義者で、勝ち負けと損得勘定が発達している人間」という印象を抱いたという。  また、丸山氏が出馬し当選した07年の参院選前に橋下氏から「先生、民主党から一緒に出ませんか。これからは民主党ですよ」と出馬の誘いを受けたことや、昨年7月に「週刊文春」(文藝春秋)で愛人スキャンダルが発覚したが、かつて橋下氏が同番組の収録中に「大阪の弁護士のほとんどは愛人を持っている」と発言。このコメントはカットされたが、丸山氏が「で、あんたはどうなんだ?」と聞くと橋下氏は「僕も絶対にバレなかったら、(浮気)するんですけどね~」と笑っていたことを明かしている。 「橋下氏は“牙”をむいた“敵”にすぐにかみつくのでやっかいな存在だが、弁護士の大先輩にも当たる丸山氏にしたら反論されるのは大歓迎で、出版に踏み切ったようだ。タイトルは『ホントに君で大丈夫?』としているが、著書の中では『誰がやっても政治は変わらない』というあきらめに似た心理状況に、彼は風穴を開けてくれた』と綴るなど、それなりに評価もしている」(出版関係者)  丸山氏の著書をめぐり、丸山VS橋下の公開討論会でも実現すれば盛り上がりそうだが、自身のTwitterも含め、橋下氏がどんな反応を見せるかが注目される。

JYJ エイベックス敗訴で活動“解禁”も「K-POPブームは完全に下火に……」

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『JYJ WORLDWIDE CONCERT IN SEOUL DVD』
(malaysia)
 日本における独占的マネジメント権を主張するエイベックスと係争中だったK-POPアイドルグループのJYJが同社に勝訴したと、18日付の韓国有力紙「中央日報」の日本語サイトが報じた。JYJの所属事務所であるC-JeSエンターテインメントによると、東京地方裁判所はエイベックスに対し、JYJのマネジメント権を認めず、C-JeSに対して約6億6,000万円の賠償金を支払うことを命じる判決を下したという。また、同事務所のペク・チャンジュ代表の名誉を毀損したとして、ペク氏に対しても約100万円の賠償金の支払いが命じられた。  言うまでもないが、JYJとエイベックスの争いは東方神起の分裂に端を発したもの。韓国における東方神起の所属事務所であるSMエンターテインメントと対立したジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が、2009年に東方神起を脱退してJYJを結成。しかし、東方神起はもとより、少女時代など人気タレントを数多く擁する大手芸能プロのSMはその権力を背景に各方面に圧力をかけ、JYJの活動をことごとく妨害する挙に出た。そのあおりを受ける格好で、JYJと日本で東方神起をマネジメントするエイベックスとの間にも、同様のトラブルが持ち上がっていた。 「当初は、エイベックスはJYJと日本でのマネジメント契約を結んでいたんです。JYJにはドラマに出演するなど、日本で一番人気だったジェジュンが所属していただけに、分裂後の東方神起よりもむしろJYJに肩入れしようとしていたフシさえありました。ですが、SM側からの圧力があったのでしょう。さらに、C-JeSのペク代表に、俳優のクォン・サンウに対する強要罪の前科があることも発覚。これ幸いとばかりに、エイベックスは『企業倫理上問題がある』と、専属契約を盾に一方的にJYJの日本での活動休止を発表しました。これにJYJ側が反発し、契約解除を求めてエイベックスと争っていたわけです」(レコード会社関係者)  2人組になった東方神起を猛プッシュするためもあったのだろう。エイベックスは、JYJが日本で活動できないよう、さまざまな妨害を行ってきたという。 「昨年、JYJが日本で開催した東日本大震災の被災者支援のためのチャリティーイベントでも、横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナに圧力をかけ、会場を使用させないよう画策したり、イベントの告知もメディアに露出せないよう各マスコミに要請したりしていました。それだけなく、自社から発売されたにもかかわらず、JYJのDVDをオリコンランキングに記載させないといった露骨な妨害工作を行ったほど」(同)  事実上、韓国と日本の芸能界から締め出されたJYJは、南米やヨーロッパなどでのライブ活動を余儀なくされる。新たなファン層の開拓にはつながったが、最も人気の高い国での芸能活動ができなかっただけに、彼らが被ったダメージは大きかった。だが昨年12月に、09年から長らく続いてきたSMとの法廷闘争で調停が成立したことによって、状況が一変する。JYJの韓国での芸能活動がクリアになったのだ。 「こうした動きに呼応するかのごとく、ジュンスに日本人が楽曲提供をしたり、ジェジュンの主演映画の日本公開が決まったり、彼のインタビュー記事が雑誌に掲載されたりと、昨年末からJYJの日本での露出が急に増えてきました。そこに、今回のエイベックスの敗訴ですからね。偶然とは思えないほど」(同)  めでたく日韓での芸能活動が可能なったJYJだが、竹島問題をめぐる日韓関係の悪化などで、K-POPブームは完全に下火状態。果たして、成否のほどは?

アカデミー賞11部門にノミネート アン・リー監督最新作『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』

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(c)2012 Twentieth Century Fox
 今週も数多く封切られる新作映画のうち、人気小説を原作とし映画ならではの表現が印象的な洋画と邦画2作品を紹介したい。  1月25日公開の『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』(2D/3D上映)は、先頃発表されたアカデミー賞候補作品のうち11部門でノミネートを果たしたことでも話題のアン・リー監督最新作。1960年代のインドに生まれたパイは、父親が経営する動物園でさまざまな動物たちと触れ合いながら成長し、初恋も経験する。16歳になり、カナダへの移住を決めた両親と共に動物たちを乗せた貨物船でインドを出発するが、洋上で嵐に遭遇して船が沈没。荒れる海の中、ただ1人救命ボートにしがみついて一命を取りとめたパイだったが、ボートにはシマウマ、ハイエナなどのほか、体重200キロを超すベンガルトラがいた。  カナダの作家ヤン・マーテルによる世界的ベストセラー小説を、『ブロークバック・マウンテン』(05)でアカデミー賞監督賞を受賞した名匠アン・リーが映画化。腹を空かせた猛獣との過酷な洋上サバイバルは映像化困難と思われていたが、最新CGで本物と見分けがつかないリアルさで描かれたベンガルトラ、巨大タンクでの実写とCGを合成した海の多彩な表情、演技未経験ながらエモーショナルな表現が見事な主演のスラージ・シャルマ、そしてもちろんリー監督の巧みな演出によって、娯楽性と芸術性を高いレベルで併せ持つ傑作が誕生した。3D上映で鑑賞すれば、迫ってくるトラや荒れ狂う波の恐ろしさ、幻想的に輝く夜の海と生物の美しさをよりリアルに体感できるだろう。  もう1本の『さよならドビュッシー』(1月26日公開)は、『桐島、部活やめるってよ』(12)の橋本愛が主演した音楽ミステリー。裕福な家に生まれ、ピアニストを目指して音楽高校に通う遥(橋本)はある夜、祖父と従姉妹のルシアと火事に遭い、1人だけ生き残る。顔面も含む全身の大やけどから、数度の皮膚移植と高度な整形手術で元通りの外見を取り戻した遥。ピアニスト・岬(清塚信也)のレッスンを受けながら、コンクール優勝に向けて懸命に努力するが、遥の命を狙うかのような出来事が続き、ついには重大な事件が発生する。  心身に傷を負い陰のある難役を、ときに繊細に、ときに凛々しく演じた橋本愛が圧倒的に素晴らしく、彼女のファンなら言うまでもなく必見。イケメンの現役ピアニスト、清塚信也が本格的な俳優デビューを飾り、劇中のピアノ曲も実演している。監督は、俳優としても活躍する利重剛。中山七里による原作小説は「このミステリーがすごい!」第8回大賞を受賞しているが、映画版で謎解きに過度に期待すると肩すかしを食らう。とはいえ、ドビュッシーの「月の光」や「アラベスク」といった名曲をたっぷり聴かせながら、秘められた謎に迫っていく構成は、クラシックとミステリーを両方楽しみたい、という欲張りな観客のニーズに応えてくれるかも。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』作品情報 <http://eiga.com/movie/57676/> 『さよならドビュッシー』作品情報 <http://eiga.com/movie/77386/>

飽和する日常系アニメに新星現る? 『琴浦さん』が面白い!

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『琴浦さん』公式サイトより
 1月スタートの新作アニメ『琴浦さん』が、大きな話題を呼んでいる。  他人の心の声を聞くことができてしまう超能力少女・琴浦春香と、彼女のことが大好きなクラスメート・真鍋義久をはじめとする周囲の人々が織り成す日常を描いた本作。そのポップな絵柄や、『みなみけ』『みつどもえ』『ゆるゆり』を手掛けた監督・太田雅彦&シリーズ構成・あおしまたかしコンビがスタッフの中核にいることから、放送開始前は“今回もゆる~い内容の作品なのだろう”と、原作を知らない多くのアニメファンは予想していたはずだ。  しかし、いざフタをあけてみれば、想像以上にハードな人間ドラマと微笑ましい日常ドラマがサンドウィッチ状になったメリハリの利いた作風に多くの視聴者は衝撃を受け、その面白さを話題にするコメントがネット上に一気に拡散。  「ニコニコ動画」では70万再生を突破(ちなみに2012年春アニメ『Fate/Zero』第2期は、およそ35万再生)。同人誌で『琴浦さん』を発行していたところ、現在の担当編集者に声をかけられ、本作で商業デビューを果たした漫画家・えのきづによる原作コミック(マイクロマガジン社発行)の注目度も急上昇。在庫切れが発生し、緊急増刷がかかったほどだ。「知る人ぞ知る面白いコミック」として漫画読みの間では密かに人気があった本作にとって、今回のアニメ化はすでに大成功を収めたといってもいいだろう。  そんな本作の主人公・琴浦さんがうっかり他人の内面を「一方的に」覗き見てしまい、その内面にショックを受けてしまう姿は、Twitterやブログなど、一方的に発信されるSNSツールに翻弄される我々視聴者の姿とダブって見えるのは筆者だけだろうか。これらのツールを使ったことのある読者なら、本来なら直接誰かに言うべきではない自分の内面をつぶやいてしまい、それを読んだ他人から予想だにしない反応がきた。もしくはそんな誰かのつぶやきを目にしてしまい、気まずい気分になってしまった、という経験がある人も少なくはないだろう。  琴浦さんの能力は、問答無用で目に飛び込んでくるSNSツールのようなものだ。SNSツールを通じて他人の悪意や目をそらしたい言動に直面した時、我々はデバイスをOFFにすればいいが、琴浦さんは常時ON状態。望むと望まざると善意も悪意も等しく渦巻く他者の内面と対峙してしまう。  他人の心を読み取れてしまうがゆえに己の家庭を崩壊させ、行く先々で気持ち悪がられるという不幸な生い立ちを送ってきた彼女は、時に涙を流し、時に笑顔で過酷な現実を受け入れていく。琴浦さんの優しくも強いその生きざまは、他人の言葉に一喜一憂し、常に誰かの目線を意識しながら生きる我々そのものであり、彼女に共感し共に悩み戦ってくれるESP研究会の仲間と過ごす「日常」は我々の希望なのだ。  これまで数多くの日常系アニメを手掛けてきた太田監督とあおしま氏が、ここまである種のリアリズムを伴った「日常」を描こうとしている点は非常に興味深い。本作が描こうとしているのは、決して「サディスティックな目線で愛でられるべき不幸な少女の物語」ではなく、「他人の善意も悪意も可視化された世界の中で生きていかざるを得ない我々の希望を描く物語」なのだ。  飽和状態と思われた日常系アニメシーンに颯爽と登場し、あっという間に話題をさらった『琴浦さん』。過酷な現実をスパイスに、どこまで幸福な日常を描くことができるのだろうか? (文=龍崎珠樹) 「週刊アニメ時評」過去記事はこちらから

AKB48は新曲を提供するか!? レコチョク新サービス導入の「背景」

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レコチョク
 海外では広く普及している音楽の定額聴き放題サービスが、日本でも本格展開される。配信大手のレコチョクは1月23日、iPhone/Android搭載スマートフォン向けの定額サービス「レコチョクBest」を3月上旬より開始することを発表。月額980円で、Jポップを中心とした100万曲以上の楽曲が自由に楽しめるという。 「ガラケー向けの着うたフルで急成長したレコチョクは、スマートフォンの普及とともに売上を大きく落としていたため、いずれは定額サービスを打ち出すと予想していました。しかし、楽曲の権利者が複数にわたるケースの多い日本では、利害調整が難航するとみられており、この時期の発表は意外の感もありますね。今夏にも予定されている、世界ナンバーワンのシェアを持つ定額サービスSpotifyの日本版開始をにらんだ対抗策でしょう」(音楽事務所社員)  複数のレコード会社関係者の証言によれば、昨年夏からSpotifyの代理人が大手レーベルや音楽事務所を訪れ、同サービスへの楽曲提供の依頼を重ねている。海外版よりも高い楽曲使用料が提示されている模様で、権利者の多くも前向きに交渉のテーブルに着いているという。当初の予定よりも早くサービスが始まる可能性が出てきたため、ソニーグループを中核とするレコチョクが定額サブスクリプションサービスの開始を急いだ面もあるようだ。 「レコチョクのサービスには日本のメジャーレーベルがすべて参加を表明しており、オールジャパン的な意気込みも感じさせます。しかし海外版のSpotifyのように、シングルなどの最新曲が聴き放題の対象となるかどうかは未知数ですね。たとえばキングレコードが、はたしてAKB48の新曲をサービスに乗せるかどうか。シングル曲の即時提供は当面見送られ、アルバム中の数曲が提供されるとの見方が業界内では有力です」(同)  もっとも、現在の音楽業界ではCDや音楽配信の売上高が年々低下しており、多くのバンドや歌手がコンサートのチケットやグッズの販売収入を収益の柱にしている。そんな中、「もはやシングルやアルバムは、コンサートチケットを売るための宣伝物」(チケット会社幹部)との声も出始めている。CDの売上がさほど見込めない歌手やバンドが「新曲は宣伝」と割り切り、レコチョクに提供するケースも増えそうだ。 (文=志波道夫)

日本共産党ダミーサークルが部室を追い出される──書類提出の締切を守れず

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※イメージ画像 photo by sir.Kir from flickr
 昨年、東京大学教養学部学生自治会が、長らく加盟していた日本共産党系の全学連(全日本学生自治会総連合)からの脱退を決議。日本共産党が将来の幹部党員の養成所兼資金源を失った事件として、注目を集めた。  その東京大学から、ついに日本共産党が完全に拠点を失うことが明らかになった。さまざまな組織・政治団体の草刈り場としての側面もある東京大学の今後はどうなるのだろうか? ■「日が変わる前に提出した」と強弁する共産党  教養学部学生自治会が全学連を脱退。同時に、多くの党員・民青(日本民主青年同盟。共産党傘下の学生青年組織)同盟員からも三行半を叩きつけられた共産党。彼らが最後の拠点としていたのが、駒場キャンパスのキャンパスプラザB109号室にある「平和研究会」と「環境研究会『青空の会』」の部室だ。この同居する2つのサークルは、学内の共産党員で構成される、いわばダミーサークル。このサークルが、駒場キャンパスの部室割り振りを担当する学友会学生理事会から、部室取り上げ処分を受けることになってしまったのだ。  しかも理由は、部室使用継続申請書を、昨年12月7日の期限までに提出できなかったこと。すなわち、締切を守れなかったから、というから笑えない。  「青空の会」代表責任者の小西祐司(法学部4年)氏名義で配布されたビラによれば、共産党側は「締切間際でしたが、12月7日中に部室使用継続申請書を学友会ポストに提出したにもかかわらず、申請書の提出期限遅れを理由に部室取り上げとなっています」と主張する。  学友会は、キャンパスプラザが閉館される21時35分に受付を締め切ったとする。対して、「青空の会(と、平和研究会)」は、担当者が閉館後もキャンパスプラザの外のポストに投函できると勘違いしていたことが原因。同日の22時半頃、学生会館キャンパスプラザ運営委員に依頼して、館内の学友会のポストに投函した。その上で、同日23時52分に、謝罪と事情説明のメールを送信したとする。  整理すると「青空の会(と、平和研究会)」側は、閉館時間を過ぎてしまったが、12月7日中には投函した。キャンパスプラザ外のポストに投函すればよいと勘違いしていたのだから考慮してほしいと主張。対して、学友会側は閉館時間=締切なのは当然。さらに、前述の22時半頃、学生会館キャンパスプラザ運営委員に依頼した際に、締切を過ぎていることは説明していること。さらに、キャンパスプラザ外のポストは学友会のものではなく、提出先は学友会室か館内の学友会ポストに限られることは申請書にも記載し、再三にわたって説明していると、突っぱねたのだ。 ■実態は共産党・民青のオルグ部屋だと、元関係者も証言  次年度の部室の割り振りも決定し、1月18日を退去期限に定められた「青空の会(と、平和研究会)」は、同じく部室取り上げの通告を受けたサークル、フォイヤーヴェルク管弦楽団と平和研究会、青空の会の連名で異議を申し立て、評議員会(学友会の議決機関)を開催して公平な判断を下すよう要求するビラを各サークルに配布した(フォイヤーヴェルク管弦楽団は、今年度の学生会館の連絡委員を登録していなかったことが取り上げの理由と見られる。その後「東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団は、特定の政治的思想、信条とは一切関係ありません」として、共同申し立ての撤回を表明)。  これに対して、元教養学部学生自治会委員長で、昨年の全学連脱退決議の主要メンバーだった何ろく氏(教養学部3年)は、共産党のやり方を批判するビラを配布。この中で「窓口の時間までで締め切られるのは自明のこと」「言い訳はおよそ通用するものではありません」「特定政党がダミーサークルを作って部室を確保するような、学生を欺く行為は許されるべきではない」と非難する。さらに「『青空の会』の人は、現在、法学部4年生です。1~3年生に動ける人がいないような『サークル』に部室を割り振っていいのでしょうか」と、共産党系ダミーサークルのお粗末な内情をも暴露する。  元・平和研究会の会員でもあった何氏によれば、部室は実質的に共産党と民青が利用しており、平和研究会も、青空の会も活動実態はほとんど存在しないと断言する。 「そもそも、平和研究会・青空の会には実態のある会員がいません。党員の中に、平和研究会担当があったといったほうがよいでしょう。青空の会については、実態ゼロでした。今回の彼らの弁明文書に書かれたものを読むと、要は、民青のやってる環境問題関係の活動が、すなわち青空の会の活動のようです。今回の騒動でも、平和研究会・青空の会の会員の存在を見ることはついぞありませんでした。人材が枯渇していることがうかがえます」  この部室を共産党と民青は、活動拠点として大いに活用してきた。駒場キャンパス近くのマンションには、共産党の東京都委員会が家賃を払う拠点もある。ここに連れ込んで、オルグしてメンバーに仕立て上げるのが、彼らの最終目標。部室は、その前段で関係性を築く場所として大いに活用されてきたのである。  このことは、以前にも問題になっており、2010年初めに同年度の部室を割り振る際にも学友会内部で「民青がダミーサークルを作ってB109を使っている」ことが問題になったが、この時は学友会内に党員がいたため「民青とは関係ない」というキャンペーンを張って、難を逃れている。そうしてまで確保してきた拠点を、ささいなミスで失うことになってしまったのだ。いま、党内で、どれだけ問題(というか、関係者の針のムシロっぷり)になっているのか……想像に難くない。 ■最後の日は、一人で荷物を運び出し……  一時は「部室に立てこもりか?」とのウワサも流れたが、協議の結果18日に一旦退去の上で23日に学友会が臨時の評議員会を開催し、再検討を行うことで合意。18日には、小西氏が一人で荷物を運び出す寂しい姿が見られたという。  23日に開催された評議員会では青空の会と平和研究会が、あらためて「部室継続申請を期限内に提出した」と主張し、「民青に彼らの部室として使わせていたというのは大きな誤解」とも発言したが、認められることはなく、部室取り上げが確定することとなった。  昨年の党員及び民青同盟員の集団脱党と、それに続く教養学部学生自治会の全学連脱退決議により、風前のともしびだった東大内の共産党勢力。  東京大学には、教養学部学生自治会のほかに本郷キャンパスの情報学環教育部に自治会があるが、こちらは長年にわたって政治色のカケラもない(昨年は自治会長選挙で立候補者ゼロで、仕切り直しという事態も……)。  つまり、今回、共産党系サークルが部室を取り上げられたことで、東京大学から学生運動は、ほぼ姿を消したといってよいだろう。前述の新左翼系をはじめ、右派系や新興宗教系のものまで、東大内部には依然としてさまざまなサークルが存在するものの、活発に活動しているところは、まずない。せいぜい、年に2度の学園祭、五月祭と駒場祭の時に、存在しているのがわかる程度である。  怪しいサークルも、大学生活の彩りと思う筆者としては、ちょっと寂しい気もする。 (取材・文=昼間たかし)

電撃トレードのオリックス糸井嘉男外野手に同情論が噴出 来季メジャー絶望は“妥当”か“横暴”か

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「【プロ野球オーナーズリーグ】糸井嘉男 
北海道日本ハムファイターズ スター」
 23日、プロ野球・日本ハムとオリックスの両球団がトレード成立を発表。日本ハムは糸井嘉男外野手、八木智哉投手を放出し、オリックスから木佐貫洋投手、大引啓次内野手、赤田将吾外野手を獲得した。  球界でも珍しい大型トレードは大きな反響を呼び、特に昨年の日本ハムリーグ優勝の立役者ともいえる糸井の放出は、ファンならずとも驚きをもって受け止められている。  伏線はあった。  前日、糸井は代理人を通じて2013年シーズン後にポスティング制度を利用してメジャーリーグに移籍する意向を球団側に伝え、マスコミにもその情報を流していた。糸井の「来季メジャー」が既定路線として伝えられる中での突然のトレード成立は、糸井ら5選手にも、発表当日になってから知らされたという。 「移籍先のオリックス・村山良雄球団本部長は、糸井のメジャー移籍について、さっそく『本人も1年目からそんなつもりはないでしょう』と封印を明言。これで少なくとも糸井の来季メジャーは絶望となった」(スポーツ紙記者)  これに、ネット上の掲示板などでは議論が紛糾。メジャー移籍を“潰された”形となった糸井に対して同情論が噴出し、のちに糸井のほうから日本ハム側に「来季メジャーが不可能なら国内移籍を」と申し出ていたことが伝えられても、「人権無視」「野球界には職業選択の自由はないのか」「球団の横暴を許すな」などの意見が書き込まれ、騒動が収まる気配はない。  糸井が自由に海外移籍できるフリーエージェント(FA)の権利を獲得できるのは、順調に試合出場をこなしても2017年シーズン。現在32歳の糸井にとって、それはあまりにも遠い未来といえる。 「全盛期で海を渡りたい気持ちは理解できますし、不公平とも見えるかもしれない。しかし実際には、今でこそ一流の成績を上げている糸井も、レギュラーとして機能したのはわずか4年。しかも、プロ入り時に“希望する球団に入れる制度”である自由枠を使って入団しているわけですから、ほかの選手よりも制度の恩恵にあずかってきた側です。ポスティング制度やFA制度にも歪みはありますが、プロ野球は契約にのっとったビジネスの世界。客観的に見て、現状、糸井の移籍が容認されるべき根拠はひとつもありませんよ」(同)  だが、地上波での放送が激減し、球場への入場者も年々減少しているプロ野球界。問題の是非はどうあれ、今回のようにファン感情にそぐわない動きが続けば、右肩下がりは止まらないだろう。 「来年か再来年には、マーくん(楽天・田中将大投手)もメジャーでしょう。どれだけ人気と実力を兼ね備えたスター選手を育てても、全盛期に退団されてしまっては球団側もなすすべがない。それでも、“より高いレベルへ”“より高額の報酬を”という選手の向上心は、根本的には止められませんからね」(同)  日本のプロ野球は、出口のない迷路にはまり込んでしまったのかもしれない。

山岸舞彩 NHKから日テレ『NEWS ZERO』移籍決定も、周囲は「どうせ長続きしないよ……」

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山岸舞彩オフィシャルブログより
 フリーアナウンサーながらロンドン五輪NHK現地リポーターを務め、現在『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』のメインキャスターを担当している山本舞彩が、この4月から日本テレビ系のニュース番組『NEWS ZERO』に移籍することが明らかになったが、その顛末は決してスムーズではなかったようだ。 「昨年12月に、山岸が水面下でNHKとの専属契約を放棄し、日テレへの“移籍”を算段していることを『フライデー』(講談社)がスッパ抜きました。ところがNHK側にまったく筋を通していなかったことから、同局上層部が激怒。山岸の所属事務所であるセント・フォースとNHKとの話し合いは、かなり難航したようですね」(制作会社関係者)  そもそも局アナではない山岸がロンドン五輪に派遣された段階で、NHK内では批判的な意見が噴出しており、現場では今回の移籍劇を歓迎する向きも少なくないという。  晴れて『NEWS ZERO』の一員となる山岸だが、その先行きは明るいのだろうか? 「事務所側は、今までNHKの束縛によって不可能だった民放バラエティへの出演も画策しているはず。帯番組に加えてそうした仕事が増えれば、スケジュールは壮絶なものになる。“超”がつくほどの合コン好きである山岸が耐えられるとは思えません。まあ、どうせ長続きしないですよ。1年持てばいいほうじゃないですか?」(スポーツ紙記者)  これで4月からは、夜の報道番組に嵐・櫻井翔と“ミニスカギャル”山岸舞彩が並ぶことになる。どうあれ、これが日本の報道界の現状ということだろう。

嵐・相葉雅紀主演『ラストホープ』好スタートの裏に相葉主催の決起集会 ただし支払いは……

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「初回の視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で第2話は11.9%とやや下がりましたが、火曜9時の枠としては上々の滑り出しとなりました。やはり、『嵐』は大崩れしないですね」(フジテレビ関係者)  相葉雅紀主演のドラマ『ラストホープ』が順調な滑り出しを見せた。その裏には、主演の相葉の“決意”と“気遣い”があったという。 「実は、相葉クンのおじいさんが現在入院中で、たびたび彼もお見舞いに行っているんです。そのおじいさんも、彼が医者役をやることをすごく喜んでいて、おじいさんの期待に応えたいと頑張っているみたいですよ。ドラマが始まる直前も、マネジャーと一緒にお見舞いに行っていたみたいですからね。おじいちゃん子ですから、自然と気合が入るでしょうね」(芸能事務所関係者)  その気合は共演者も感じているようで、 「ある俳優さんは、『彼は明るくて陽気なイメージだったけど、医者役もなかなかいいじゃない』って、ボソッと言っていました。現在、7話くらいまで撮影しているのですが、実際、現場の雰囲気も相葉クンを中心にすごく明るくてやりやすいですよ」(ドラマスタッフ)  それもそのはず、初回放送が始まる前の週に、密かに主要なキャストを集めて決起集会をしていたのだ。 「集まったのは、相葉クンと多部未華子さん、小日向文世さん、高嶋政宏さん、北村有起哉さん、小池栄子さんの6人だそうです。相葉クンが『このドラマはチームワークが問われるドラマです。だから、僕たちも、もう一度チームワークを固めるために集まりましょう!』と声をかけたようです。それを聞いて、さすが主演だなと感心していたのですが、支払いは一緒にいたフジテレビのプロデューサーだったみたいです(苦笑)。支払いまですれば、完璧だったんですけどね」(テレビ局関係者)  その詰めの甘さ(?)が相葉クンらしいが、フジテレビとしては“月9”と共に視聴率の“ホープ”だけに、このまま順調にいってほしいところだろう。

がん手術の雨上がり決死隊・宮迫博之 完全復活で「和田アキ子の目にも涙……」

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『クイック・ジャパン79』(太田出版)
「復帰してからというもの、周囲に心配をかけさせまいと、今まで以上に盛り上げていますよ。いまだに心配する声もありますが、本人はもう病気のことは気にしていないようですね」(テレビ局関係者)  昨年の12月、早期胃がんのため休養した雨上がり決死隊の宮迫博之。がんは「胃角」と呼ばれる部位にあり、大きさは2センチ程度と小さく、腹腔鏡下幽門側切除の手術で胃の3分の2を摘出して、わずか2週間程度で退院した。 「いくら早期発見といっても、がんはがんですからね。本人も最初は相当落ち込んだそうですが、周囲はもっと落ち込んでいましたね。ただ、手術の経過も良く、見た目も少し痩せたかな、ってくらいであまり変わってないので、知らない人が見たら何も気づかないレベルですよ」(芸能事務所関係者)  先日、『快脳!マジかるハテナ』(日本テレビ系)の収録で一緒になったバラエティスタッフによると、 「カメラが回っていないところでも、お客さんに手を振るなど、今まで以上に愛想よくしていましたね。みんなに心配をかけさせまい、という気遣いでしょうね。復帰初回ということで、ゲストには和田アキ子さんや久本雅美さんら、あまりゲストで出ない人たちが出演してくれました。これも、宮迫さんへの“快気祝い”ということのようです。アッコさんも『元気そうでよかったわ』と胸をなで下ろしていました。目にはうっすら涙もあって、まさに“鬼の目にも涙”でしたね。もちろん、本業のトークのほうも問題なかったですよ!」  どうやら、完全復活と見てよさそうだ。