BL史上初の快挙! 20年続く雑誌「MAGAZINE BE×BOY」の歩み

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「MAGAZINE BE×BOY」2013年04月号
 ついにBL界にも20年越えの雑誌が登場! リブレ出版の発行する月刊誌「MAGAZINE BE×BOY」が3月7日発売の4月号で創刊20周年を迎えた。ボーイズラブを扱う雑誌は数あれど、20年続いたものは初めてとなる。これまでの歩みについて、話を聞いた。  あまりBLには明るくない筆者だが、「MAGAZINE BE×BOY」が歩んできた道のりは、決して楽なものではなかったことは察しがつく。  「MAGAZINE BE×BOY」が創刊されたのは1993年のこと。当時の出版元は青磁ビブロスだった。この会社は97年にビブロスに改称し、「全国統一オタク検定試験」を実施して話題になったが、06年、グループ会社であった自費出版系出版社・碧天舎の自己破産に引きずられて連鎖倒産してしまう。しかし、人気の高かったボーイズラブ系の事業は新会社・リブレ出版に継承されて今日まで続いてきたのである。まさに、苦難を乗り越えて現在があるといっても過言ではない(倒産後にビブロスの社長だったY氏がゴールデン街で女の子をナンパしながら、「俺はすぐ復活してやる」と飲んだくれていたという目撃談が出版業界で話題になった)。  それはさておき、編集の岩本朗子さんは、立ち上げ時の苦労を次のように語る。 「最初は予算的な制約が厳しかったですね。ページ数は180ページを超えたらダメ。それに、原稿料に充てられる金額はわずかでしたし」  そんな厳しい環境でも雑誌作りは楽しかったと語るのは、長らく編集長を務めた現・リブレ出版社長の太田歳子さんだ。 「それまで、おおっぴらに“男同士(の恋愛)が好き”という話ができる友達がいなかったんです。でも、入社してみたら皆さん、隠語で何か話している。それが、カップリング名だと理解できるようになるにつれて、“なんて開放的!”とうれしくなりましたね」  とはいえ、予算はもちろんのこと、業務は過酷。しかし、そんな日々も「神に感謝した」と太田さんは話す。 「深夜に、こんなに好きな本に囲まれて仕事ができるなんて、私はなんて幸せなんだろうと思って、窓を開け月に向かって大声で『ありがとう』って叫んじゃいました。近所の人に怒られましたけれど」 ■アメリカに行ったら万歳三唱で出迎え  2人は読者への感謝も忘れない。かつては、北海道から編集部を訪ねてきたり、毎週2時間電話してくる読者もいたのだという。 「(毎週2時間電話してくる読者は)ずっと入院されている方で病院からお電話を下さっていて、その方の頭の中では『MAGAZINE BE×BOY』のストーリーやキャラクターが現実の世界みたいに展開されていたんです。その時、作品の持つ力を実感しました。『自分はいつ死んでもいいと思っているが、○○作品の続きが気になる』とおっしゃって。BLでしか癒やせない何かがあると感じますよね。BLは愛を描いているから。こんな世の中でも……ちゃんと愛があるんだって思ったんです。そこに、ものすごく救われるんだろうな、と。私自身がそうだったので……。BLを本当に支えているのは読者さんですから。これからも何かあったら、いろいろ言ってきてほしいなと思います。どんな読者さんでもありがたいです。クレームはちょっとつらいんですけどね」(太田さん)  いまやリブレ出版の読者は国内だけでなく海外にも広がっており、アメリカのYAOIコン(年1回のBLイベント)を訪れた時には、会場入りした作家と編集部は万歳三唱で出迎えられたのだとか。 「海外の読者さんだと、送料も含めると本の値段は日本の倍以上。それでも買ってくれているのは、信頼してくれているんだなって思います。アメリカだけでなく、中国の読者さんからも感想のお手紙がきますし、すごくいい文化交流ですよね。BLに携わる日本人は、誇りに思っていいんじゃないでしょうか?」(岩本さん)  毎日雑誌を作っていて、気がついたら20年が経っていたと感慨深く語る2人。記念すべき創刊20周年特大号は、創刊から20周年の表紙を一挙公開する企画や、巨匠・魔夜峰央氏も執筆する豪華仕様だ。それにしても、もはや雑誌から「編集部に遊びにおいでよ」の文句がなくなったこの時代に、こんなに読者との距離感が近い雑誌はうらやましい。 (取材・文=昼間たかし)

BL史上初の快挙! 20年続く雑誌「MAGAZINE BE×BOY」の歩み

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「MAGAZINE BE×BOY」2013年04月号
 ついにBL界にも20年越えの雑誌が登場! リブレ出版の発行する月刊誌「MAGAZINE BE×BOY」が3月7日発売の4月号で創刊20周年を迎えた。ボーイズラブを扱う雑誌は数あれど、20年続いたものは初めてとなる。これまでの歩みについて、話を聞いた。  あまりBLには明るくない筆者だが、「MAGAZINE BE×BOY」が歩んできた道のりは、決して楽なものではなかったことは察しがつく。  「MAGAZINE BE×BOY」が創刊されたのは1993年のこと。当時の出版元は青磁ビブロスだった。この会社は97年にビブロスに改称し、「全国統一オタク検定試験」を実施して話題になったが、06年、グループ会社であった自費出版系出版社・碧天舎の自己破産に引きずられて連鎖倒産してしまう。しかし、人気の高かったボーイズラブ系の事業は新会社・リブレ出版に継承されて今日まで続いてきたのである。まさに、苦難を乗り越えて現在があるといっても過言ではない(倒産後にビブロスの社長だったY氏がゴールデン街で女の子をナンパしながら、「俺はすぐ復活してやる」と飲んだくれていたという目撃談が出版業界で話題になった)。  それはさておき、編集の岩本朗子さんは、立ち上げ時の苦労を次のように語る。 「最初は予算的な制約が厳しかったですね。ページ数は180ページを超えたらダメ。それに、原稿料に充てられる金額はわずかでしたし」  そんな厳しい環境でも雑誌作りは楽しかったと語るのは、長らく編集長を務めた現・リブレ出版社長の太田歳子さんだ。 「それまで、おおっぴらに“男同士(の恋愛)が好き”という話ができる友達がいなかったんです。でも、入社してみたら皆さん、隠語で何か話している。それが、カップリング名だと理解できるようになるにつれて、“なんて開放的!”とうれしくなりましたね」  とはいえ、予算はもちろんのこと、業務は過酷。しかし、そんな日々も「神に感謝した」と太田さんは話す。 「深夜に、こんなに好きな本に囲まれて仕事ができるなんて、私はなんて幸せなんだろうと思って、窓を開け月に向かって大声で『ありがとう』って叫んじゃいました。近所の人に怒られましたけれど」 ■アメリカに行ったら万歳三唱で出迎え  2人は読者への感謝も忘れない。かつては、北海道から編集部を訪ねてきたり、毎週2時間電話してくる読者もいたのだという。 「(毎週2時間電話してくる読者は)ずっと入院されている方で病院からお電話を下さっていて、その方の頭の中では『MAGAZINE BE×BOY』のストーリーやキャラクターが現実の世界みたいに展開されていたんです。その時、作品の持つ力を実感しました。『自分はいつ死んでもいいと思っているが、○○作品の続きが気になる』とおっしゃって。BLでしか癒やせない何かがあると感じますよね。BLは愛を描いているから。こんな世の中でも……ちゃんと愛があるんだって思ったんです。そこに、ものすごく救われるんだろうな、と。私自身がそうだったので……。BLを本当に支えているのは読者さんですから。これからも何かあったら、いろいろ言ってきてほしいなと思います。どんな読者さんでもありがたいです。クレームはちょっとつらいんですけどね」(太田さん)  いまやリブレ出版の読者は国内だけでなく海外にも広がっており、アメリカのYAOIコン(年1回のBLイベント)を訪れた時には、会場入りした作家と編集部は万歳三唱で出迎えられたのだとか。 「海外の読者さんだと、送料も含めると本の値段は日本の倍以上。それでも買ってくれているのは、信頼してくれているんだなって思います。アメリカだけでなく、中国の読者さんからも感想のお手紙がきますし、すごくいい文化交流ですよね。BLに携わる日本人は、誇りに思っていいんじゃないでしょうか?」(岩本さん)  毎日雑誌を作っていて、気がついたら20年が経っていたと感慨深く語る2人。記念すべき創刊20周年特大号は、創刊から20周年の表紙を一挙公開する企画や、巨匠・魔夜峰央氏も執筆する豪華仕様だ。それにしても、もはや雑誌から「編集部に遊びにおいでよ」の文句がなくなったこの時代に、こんなに読者との距離感が近い雑誌はうらやましい。 (取材・文=昼間たかし)

気がついたら口座が空っぽ!? 巧妙なセブン銀行ATMスキミングの手口

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 2月26日、BIGBOX 高田馬場にあるセブン銀行のATMでスキミングが行われる事件が起きた。スキミングとは、キャッシュカードやクレジットカードの磁気データを読み取る行為のこと。データが取れれば、簡単に偽造カードが作れるのだ。さらに、カードの暗証番号がわかれば、お金を引き出すのは造作もない。  通常、スキミングは店員が隠れてスキミングマシンにカードを通す手法が多いのだが、今回の事件が珍しいのは正規のATMが現場になった点。正規ATMのカード挿入口の手前にスキミングマシンを設置したのだ。コンパクトな上に本体と色を合わせてあるので、わかりにくくなっている。正常な状態とスキミングマシンが付いている状態を見比べれば違いがわかるが、その場では絶対に気がつかない。そもそも、気がついてもATMが変わったくらいにしか思わないだろう。さらに、暗証番号を盗むためにカメラも設置している。ATM側面上部に適当な書類を入れる箱を付け、ピンホールカメラを忍ばせたのだ。カメラのレンズ径はわずか数ミリ。下からのぞいたとしても、すぐには気がつかない。  結局、早稲田駅や西武池袋本店など合計4カ所のATMに同種のスキミングマシンが設置されていたことが判明。設置されている時間帯に利用された回数は約3,200件。これまではATMを疑ったことなどないだろうが、誰もが被害に遭いかねないスキミング事件が起きた以上、今後は注意する必要がある。  カード挿入口に変なものはないか? カメラを仕込めそうな後付けした物はないか? などを確認したい。暗証番号を入力する際、手や体で隠すように押すのもいい。しかし、海外ではATM全面を覆うようなスキミングマシンも作られている。今後、ATMの防犯カメラを活用し、抜本的な監視が必要になるかもしれない。  ちなみに今回の事件では、セブン銀行が「お客様へのご負担がないよう対応いたします」としているため、万が一被害に遭っても、致命的なことにはならないだろう。  さらに種明かしをすると、今回のスキミングで収集されたのは、海外ATMで取引するためのデータ。つまり、海外で利用可能なカードの情報をゲットして、海外のATMでお金を引き出そうとしたのだ。確かに、防犯カメラのない新興国で引き出されたら、警察もトレースすることができない。しかし、警察によると今回の事件では、そのようなこともほぼ起きないという。特に、国内のATMで不正利用される可能性は極めて低いとのことなので、とりあえずは安心か。今回は、海外の犯罪組織が実行したと思われるが、国内の人間が周到に準備してスキミングを実行したら、即預金を引き下ろされる可能性はある。やはり、ATM利用時には、スキミングに注意するに越したことはないようだ。 (文=柳谷智宣) 「賢いネットの歩き方」過去記事はこちらから

“悪質巨額脱税疑惑”の板東英二が雲隠れ中「恥ずかしくて、もう表に出られない?」

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板東英二オフィシャルブログ「ブレイクしたいねんっ!!」
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  昨年末に、名古屋国税局から約7,500万円の申告漏れを指摘されていたことが発覚した板東英二だが、本人からは関係者などにも何の釈明もなく、雲隠れ状態が続いているという。レギュラーを持つテレビ局にも、まともな説明や謝罪がないことから、TBSは板東が長年レギュラーを務めてきた『世界ふしぎ発見!』を降板させることを決定した。  しかし、すでに修正申告も済ませたというのに、雲隠れしている理由が見つからない。以前、板東を番組で起用したテレビ朝日の元プロデューサーは「板東の脱税の手口は、イベント会社にテレビ番組の企画や制作を発注したように装い、架空の外注費用を発生させ、実際にはその費用を裏金としてキックバックさせていたという悪質な方法ですからね。しかも、タレント仲間に迷惑をかけている。恥ずかしくて、表に出られないんじゃないですか」と言う。  板東は、一昨年の夏に暴力団との関係を認めて電撃引退した島田紳助の、財テクの指南役ともいわれたが、実際は紳助に投資話を持ちかけて、大損させたといわれている、ほかにも、業務提携しているスターダストプロモーション所属のタレントの野々村真にも、投資話で損をさせていたという情報もある。  しかし、紳助はすでに引退。野々村は身内のようなもの。彼らに恥じて、雲隠れする必要はないと思う。ところが前出の元プロデューサーは、「投資話は、紳助や野々村だけではありませんよ。明石家さんまも被害者ですよ」と言う。  この元プロデューサーによれば、さんまと板東が番組を一緒にやっていた時に、板東がさんまに投資の話を持ちかけて、出資させていたという。だが、その後、さんまが儲かったという話は聞こえてこないとか。それだけに、さんまは板東の被害者だというのだ。  当サイトでも報じていたが(http://www.cyzo.com/2013/01/post_12349.html)、申告漏れが明らかになった後、日本テレビの『踊る!さんま御殿!!』のキャスティングに、板東の名前が挙がったことがあった。その日のテーマは「お金にせこい人 対 ゆとりのある人」。あまりのタイミングの良さに気まずいと思ったのか、板東は出演を断って、代わりに錦野旦が出演したという。テーマが問題ではなく、さんまに合わせる顔がなかったのかもしれない。  それにしても、引退するならともかく、いまだにだんまりを決め込み、雲隠れしているというのは、ほかに何か問題を抱えているんではと勘ぐりたくもなる。  1月末には「女性セブン」(小学館)が、板東が赤坂の高級すし屋で、奥さんと食事して、店から出てくる現場写真を掲載した。前出の元プロデューサーは「赤坂の寿司屋で目撃されたということは、東京にいるんだと思いますよ。板東は乃木坂にマンションを持ってますからね」と言う。  国税庁のPRキャラクターも務めていた板東。そのギャラには、税金が充てられていた可能性も高い。テレビ局など関係者のみならず、国民の前でもしっかりとした説明が求められている。 (文=本多圭)

市川猿翁の“正確すぎる”入院スクープをリークしたのは、歌舞伎界「反・香川照之」勢力だった!?

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香川照之 公式サイトより
 4月の歌舞伎座リニューアルオープンを前に、またしても歌舞伎界から心配なニュースが飛び込んできた。「女性セブン」(小学館)が、歌舞伎役者の市川猿翁が肺炎のため入院中であることをスクープ。松竹は「重篤ではない」というものの、持病のうつ病も悪化し、深刻な状態であるとの見解を示した。  これに伴い、名古屋市の御園座は1日、市川猿翁が出演予定だった『三月大歌舞伎』(2~26日)の初日を休演することを発表。復帰の時期は未定で、代役は香川照之こと市川中車が務めることとなった。  梨園関係者は「市川海老蔵さんの父・團十郎さんの葬儀も終わり、ようやく歌舞伎座の呪いから解放されたと思っていたのに……。聞けば、女性セブンの記事はほぼ当たっていて、体調は芳しくないようだ。特にうつ病の悪化が著しく、いきなりお弟子さんを怒鳴りつけたり、『嫌だ、嫌だ』と暴れ回ったりすることもあったとか。“先祖返り”とでもいいましょうか。とても人前に出せる状態ではないそうです」と明かす。  一方で猿翁の病状が“ほぼ正確”に漏れた背景には、猿翁を囲う中車とそれに反発する勢力のお家騒動と見る向きもある。  実際、女性セブンの記事は中車に批判的で、猿翁の病状が悪化したのは「中車のせいだ!」と言わんばかりの内容だ。 「反対勢力は猿翁さんが亡くなった場合、新参者の中車が一族の主導権を握ることを恐れているんです。長年、絶縁状態にありましたが、昨年歌舞伎界に復帰して以降、猿翁さんをNHKの特番に出演させるなど影響力を強めていますからね。なんだかんだ言って、歌舞伎界は“血の世界”。猿翁さんの息子である中車が市川家を動かしていくのは当然なんですが、古参のお弟子さんなんかは、事あるごとに不平不満をこぼしていました」(別の梨園関係者)  つまり、女性セブンの記事は“反中車勢力”が猿翁亡き後のことを考え、今のうちに影響力を削いでおこうと意図的に流したものだというのだ。芸能界以上に魑魅魍魎が巣喰う世界といわれる歌舞伎界。役者として華やかな活躍を見せてきた香川も、面食らっているに違いない。

「AKB・ジャニーズは全滅!?」フジテレビきくちP“口パクを受け入れない”発言は英断か

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『MUSIC FAIR』フジテレビ
 5日、フジテレビの“きくちP”こと、きくち伸プロデューサーが自らのブログ「きくちPの音組収録日記」で、自らが担当する同局『MUSIC FAIR』では、“『僕らの音楽』『堂本兄弟』同様「口パク」を受け入れない”との意向を表明し、話題になっている。  きくちPといえば、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』などを担当し、現在、音楽番組プロデューサーとしては第一人者といえる人物。そんなきくち氏の発言は、業界内外に大きな影響を与えそうだという。 「きくちさんは番組名を限定していますが、実質的にはフジのすべての音楽番組から“口パク”が排除されることになりそうです。もともときくちさんは“生歌”志向が強く、昨年の『FNSうたの夏まつり』『FNS歌謡祭』で不完全な状態の浜崎あゆみに生歌を披露させ、大きな話題を呼びました。フジが“生歌”主導になれば、おのずと他局の口パクに対しても視聴者の目は厳しくなっていくでしょうね」(テレビ誌記者)  一方で、この発言は昨今の音楽番組では恒常的に“口パク”が採用されていることの証左でもある。テレビ朝日の看板音楽番組『ミュージックステーション』は生放送にもかかわらず口パクを多用していることで知られており、過去にジャニーズの山下智久が誤ってマイクスタンドを倒してしまったにもかかわらず、歌声が放送され続けたこともあった。 「ジャニーズやAKB48グループ、少女時代やKARAといったK-POPも含め、激しいダンスをしながら歌唱するパフォーマンスグループに“完全生歌”を強いるのは現実的には不可能でしょう。もしかしたら、そうしたアーティストはテレビから全滅するかもしれない」(同)  こうした動きは、業界内でも音楽番組の“健全化”につながると歓迎する向きがほとんど。だが、きくち氏の言説に異を唱える声もある。 「言ってることはカッコいいのですが、実際には番組から人気アーティストに『口パクでいいから出てくれ』とお願いすることのほうが多いし、そのための録音にかかる費用を番組側で負担することだってある。音楽的な実力だけでなく、アーティストの“華”や“トーク力”をフィーチャーして、音楽番組のバラエティ路線を確立したのが当のきくちさんですから、ハシゴを外されたような気分ですよ」(制作会社スタッフ)  いずれにしろ、しばらくは“口パク番組”と“生歌番組”が並び立つ状況になりそうなテレビ界。視聴者は果たして、どちらを選ぶだろうか?

若松孝二監督が銀幕に遺した“高貴で穢れた楽園”芸能ものの血が騒ぐ男たちの饗宴『千年の愉楽』

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生まれつき容姿に恵まれた半蔵(高良健吾)だが、それゆえ女難が次々と降り掛かる。
信頼できる女性はオリュウノオバ(寺島しのぶ)だけ。
 2012年10月17日、日本映画界は偉大なるゴッドファーザーを失った。17歳のときに家出して上京、ヤクザ時代には拘置所暮らしを経験し、ピンク映画界へ転身、映画を武器に闘い続けた若松孝二監督がそのドラマチックな人生に幕を降ろした。若松監督にとって映画製作は食べていくことであり、同時に自分の中に渦巻く社会への怒りを吐き出すための手段だった。相反する2つの事象を、持ち前のエネルギーできっちり飼い馴らしてみせた。タブーの中に潜む人間の本質を突き詰め、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08)、『キャタピラー』(10)、『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12)などの問題作を次々と放った。『海燕ホテル・ブルー』(12)のようなエロい作品もいっぱい撮った。怒ると怖い監督だったが、同時に“父性愛”に溢れた人で、自分の映画に関わった人々や上映会に集まったファン、「若松作品を観るのは初めて」という若い観客に対して、分け隔てなく温かく接する人だった。原発事故、白虎隊、731部隊、沖縄戦など新しい企画を温めていた矢先の訃報となってしまった。  2011年に撮り終えていた『千年の愉楽』が若松監督の最後の作品となった。同名の原作小説は芥川賞作家・中上健次が故郷・和歌山の“路地”と呼ばれる被差別部落を舞台に描いたもので、“高貴で穢れた血”を受け継ぐ男たちが生まれは死に、生まれては死に……を繰り返す神話的ストーリーとなっている。図らずも若松監督は“輪廻転生”をテーマにした作品を最後に残したことになる。
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「ひとりで戦っているヤツは嫌いじゃない」という若松監督の出演要請に応えた高岡蒼佑。
スマートに生きることができない哀しい男・三好を演じる。
 時代は不詳。路地で唯一の産婆であるオリュウノオバ(寺島しのぶ)の目を通して、“高貴で穢れた血”を受け継ぐ中本家の男たちの物語が紡がれていく。中本の男たちはみんな美貌に恵まれているが、同時に若死にするという悲しい業を背負っている。寂しがり屋の半蔵(高良健吾)は、人肌を求めるあまり地元の女全員に手を出してしまった色男。トラブルを起こして大阪の工場に勤めに出ていたが、しばらくして若い女・ユキノ(石橋杏奈)を身籠らせて路地に帰ってきた。母親代わりのオバは家庭を持てば半蔵のビョーキも治まるだろうと安心するが、半蔵は人の良さからまた悪い遊びを再開してしまう。人妻に手を出して、刀傷沙汰に巻き込まれる。半蔵の叔父に当たる三好(高岡蒼佑)も似たような人生を辿る。路地ものゆえに思うような職に就けず、それならばとワルぶってみせる三好。「体から火を噴くように生きたいんじゃ」と言いながら、ヒロポンや盗みに熱中する。三好もまた女性関係でトラブルを招く。中本の男たちを生まれた瞬間から知っているオバは、業に抗うように生き、結局は業に絡めとられていく彼らの生き様と死に様をただただ見守るしかない。中本の血が流れる達男(染谷将太)は気のいい若者だ。達男も同じような人生を進むのか。達男の若いピチピチした肉体を見ていたオバは、思わず後ろからハグしてしまう。大自然の中で重なり合うオバと達男。男と女の営みが続いていく……。  中本の男たちに流れる“高貴で穢れた血”とは何だろうか? 中上作品において路地とは被差別部落を指しているが、中上健次の実際の故郷とは異なり、若松監督が『千年の愉楽』のロケ地に選んだ場所は海に面した美しい集落だ。若松監督が描く路地は、社会からはみ出したヤツらが集う一種のユートピアのように感じられる。中上健次が『千年の愉楽』で綴った“高貴で穢れた血”を、若松監督は映画化することで“芸能ものの血”に塗り替えたように思える。“高貴で穢れた血”と河原ものをルーツに持つ“芸能ものの血”はきっとどこかで繋がっているのだろう。若松監督が“芸能ものの血”を受け継ぐ男たちに選んだのは『軽蔑』(11)に続いての中上作品への主演となった高良健吾、2011年当時Twitter騒動で渦中の人となっていた高岡蒼佑、そして『ヒミズ』(12)や『悪の教典』(12)などの話題作に出演し、将来を嘱望されている若手男優の染谷将太だ。
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半蔵、三好と同じ血が流れる達男(染谷将太)。
汗ばんだ達男の裸体を眺めていたオバは、ついムラムラッとしてしまう。
 若松組に初参加となる3人の男優たちは、劇中すっぽんぽんになる。公開中の『横道世之介』で爽やかなイメージを振りまいている高良健吾だが、本作では路地きっての好色男・半蔵として3Pなどの過激なFUCKシーンに挑戦。Twitter発言で所属事務所を辞めたばかりだった高岡蒼佑は、薬物や窃盗にしか生き甲斐を見いだせず、商売女との快楽に溺れる三好に成り切ってみせる。染谷将太は寺島しのぶとの青姦プレイに励む。男たちは生まれたままの姿で、欲望に身を任せて、あるがままに生きる。若松監督が描く路地は、どこか哀しいユートピアだ。路地内にいる限りは差別を意識することなく過ごすことができるが、路地内でいつまでも惰眠を貪り続けると淀んだ閉鎖環境の中で窒息死しかねない。路地から旅立って、外の世界で生きることができたなら、半蔵や三好はもっと違った人生が開けたかもしれない。達男は路地を飛び出して新天地を求めるが、やがて彼もまた自分の体に流れる血や背負った業と向き合わざるを得ない時がやってくる。  若松監督を家長とする映画の撮影現場では、俳優たちは役を通して自由になり、スタッフは仕事を介して一心同体になることができた。期間限定ゆえの理想郷だった。若松監督は自分のアイデンティティーを見つめ、社会の常識と闘うための“夢の砦”の数々を残して去っていった。お別れの夜、青山の葬儀所には涙雨が降り続けた。明るい黄色いバラやカーネーションで埋め尽くされた祭壇は、豊満な女体をイメージしたものだった。女体の股間部分に置かれた遺影の中でサングラス姿の若松監督は笑っていた。若松監督は亡くなったのではなく、お母さんの子宮の中へ、本当のユートピアへと帰っていったんだなぁと思った。 (文=長野辰次) sennen_yuraku4.jpg 『千年の愉楽』 原作/中上健次 脚本・監督/若松孝二 出演/寺島しのぶ、佐野史郎、高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太、山本太郎、原田麻由、井浦新、増田恵美、並木愛枝、地曵豪、安部智凛、瀧口亮二、岡部尚、山岡一、水上竜士、岩間天嗣、大谷友右衛門、片山瞳、月船さらら、渋川清彦、大西信満、石田淡朗、小林ユウキチ、大和田健介、真樹めぐみ、大西礼芳、石橋杏奈 配給/スコーレ 3月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー (c)若松プロダクション <http://www.wakamatsukoji.org/sennennoyuraku>

20歳で3000人斬り、中3セックスマシーンカルテット……「men’s egg」最強ヤリマン列伝の衝撃

jf1302.jpg  普段、メンズファッション誌なんて読みそうもない(というか読まない)ボクが無理矢理メンズファッション誌を読まされて気になった企画を紹介するというこの連載。最初は右も左も分からないまま読んでましたが、さすがに何回かやってると気付くことがあります。それはメンズファッション誌には月刊のものと隔月刊のものがあるということ。  隔月刊のものはシレッと2カ月間本棚に並べられ続けてるので、いつもダブッて買いそうになっちゃうんですよ。で、今月は隔月刊の雑誌が出ない月なので、月刊で出ている定番メンズファッション誌ばかりがランクインしています。 【2月のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】 1位「神マンアーカイブス」(「men's egg」4月号) 2位「成人式Japan2013」(「SOUL Japan」4月号) 3位「女子ウケNo.1の“ジャニ系ヘア”最強説!」(「MEN'S KNUCKLE」4月号) ■ボクもジャニーズ系になれるんでしょうか?  まずは、恒例の「MEN'S KNUCKLE」のイカしたキャッチコピーから。 「優しさと前衛の合間にあるモーテーフィールド」(たぶんA.T.フィールドのパロディ) 「漢の黒肌は七難隠すって昔から言うだろ?」(コレ、顔はブサイクっていわれてるんじゃないの?) 「俗世のルールなどに縛られない美の王子」(この人、プロフィール見ると「職業不明」とのこと。王子だったらいいなぁー!)  うん、メンナクは今月も平常運転!  企画ページも「もしも彼女がオナラをしたら、どうするぅ!!」「ガールズトーク・うちらはこんな男が好き」など、ファッションに興味がない人間でも読みどころが満載。中でも、うだつの上がらない中学時代を過ごしてしまった人がこの春、高校デビューするための特集「目指せ一軍!春デビューしようぜ!!新生活応援白書」で紹介されていた「入学前にmixi(こういう層がいまだにmixi使ってるんだねぇ)で『○○高校25年度新入学組』というコミュニティを作る」なるテクニックには思わず「ほほーう」と唸ってしまいました。新入学生が注目するコミュニティをいち早く作ってコミュ主となることで、入学前から主導権を握れるらしいのだ。うーん、ボクも学生時代にこのテクニックを知りたかった! ……mixiどころかインターネットすらなかったけどね。 mennaku03.jpg  そんな今月号の「MEN'S KNUCKLE」で、本誌&別冊付録にわたって総力特集されているのが「ジャニ男」。ここで言う「ジャニ男」とは、ジャニーズ系サワヤカ男子のこと。いくらサワヤカであってもジャニーズ事務所に所属していないヤツは、ただの野良サワヤカ男子だという気もするのですが……。まあ細かいことは置いといて、「2013年すべての女子が求めている」という「ジャニ男」になるためのさまざまなテクニックを見ていこう。コレさえ読めば、オシャレビギナーでも簡単にモテ男デビューできるらしいぞ!  まずは「女子ウケNo.1の“ジャニ系ヘア”最強説!」。メンナク調べによると、ほとんどの女子が初対面時の髪型で「彼氏にすることがアリかナシか」を決めているという……(ホント!?)。髪を切るのは4カ月に1回1000円カットで、と決めているボク的には衝撃的すぎる情報ですが、そんな女子たち100人にアンケートした結果、最もウケがいいと判明した「ジャニ系ヘア」(100人にアンケートしたというわりに、内訳も、2位以下の髪型もまったく紹介されていないが)。  誌面では、「櫻井翔風」「松潤風」「山田涼介風」さらには「赤西仁×山ピーMIX」など、さまざまなジャニ系ヘアが詳細な写真入りで紹介されており、美容院に持ってってページを見せるだけで即座にジャニ男ヘアになれてしまうという実用性ありまくりな特集です。うーん、コレを真に受けてボクが1000円カットで「赤西×山ピーMIX!」とか注文した日にゃあ、美容師に抱腹絶倒されること必至だと思うけど……。  さらに、ただのジャニ男から一歩進んで(もう進んじゃうの!? フツーのジャニ男にもなれてないのに……)サワヤカな中にメンナク流の黒系ファッションを取り入れた「ジャニーズ系黒男子の組み立て方」。この特集、読めども読めども、どこまでがフツーのジャニ男で、どこからがジャニーズ系黒男子なのか、そしてジャニーズ系でない黒男子とはなんなのか、まったく理解できませんでした。  結局、イケメンが「オレがジャニーズ系だ!」と言い切れば、どんな服着てようがどんな髪型してようがジャニーズ系だってことなんでしょ? ボクらデニーズに男だけで集まっておかわり自由ドリンクのみで6時間粘ってる系童貞男子は、どんなに背伸びしてもジャニーズ系にゃあなれませんよ。 ■バカすぎてヤバすぎる新成人大集合  さて、久々にランクインしたのは悪羅悪羅(オラオラ)系メンズファッション誌「SOUL Japan」。  他のチャラチャラしたファッション誌たちとは一線を画した、街を歩いていたらヤクザかオレオレ詐欺師にしか見えない強面すぎるオニーサンたちが続々登場し、「首をアイスピックで刺された」「『喧嘩が強い』のにも、腕っ節が強いタイプとキ○ガイタイプの2通りいる」「中学の時の髪型は角刈りかアイパー」「20才までほとんど塀の中で過ごした」さらには喉元に「悪」「鬼」と刺青を入れた兄弟が「やっぱり『魔』って刺して合わせて『悪魔』と読めるようにすればよかったね」とか語り合ったりと、チョイ悪……どころではない、極悪なカミングアウトを繰り広げております。  そんな、読んでると金玉袋が縮み上がってくるような企画目白押しな「SOUL Japan」ですが、今月号ではちょっと微笑ましい特集も。それが「成人式Japan2013」!  まあタイトルそのまんま、今年の成人式レポートなんですが、もちろん「SOUL Japan」なので、ももクロとAKBを熱唱した阿蘇市のクレイジー市長とかが紹介されているワケではありません。要は、ワイドショーなどで毎年問題として取り上げられている、成人式に調子に乗ってアホな格好をしちゃってるバカ新成人の大特集。……こういうメディアが持ち上げるから、いつまでたってもバカ新成人って減らないのね。  ボクも毎年、バカ新成人の珍奇っぷりを見るのを楽しみにしているんですが、最近は各テレビ局自粛しちゃってるのか、映像にぼかし入れすぎてて今ひとつエンジョイできないんですよ。その点、「SOUL Japan」の特集では、ぼかしなんて一切ナシ! クリアーな画像でバカ新成人たちの珍妙ファッションを堪能することができます。 soulj03.jpg  それにしても、平成も25年目になるというのに、バカ新成人たちはどいつもこいつも昭和のヤンキーファッションのまんま。羽織袴に色とりどりのリーゼント、角刈りスーツにグラサン、刺繍入れまくりな特攻服、さらには20歳だっつーのにいまだに変型学ラン着てるヤツまでいる始末。今年新成人ってことは、こういうファッションがはやった当時、まだ精子にもなってなかったハズなのに! 基本的に、「SOUL Japan」のモデルたちってガラは悪いものの、B系やギャング系のオシャレな格好をしてるもんですが、こちらのバカ新成人たちにはスタイリッシュさはゼロです。  興味深いのは、よーく見ていくと、同じバカ新成人でも地域ごとに特徴があるということ。たとえば横浜ではチームごとに集まって集合写真を撮っているところ、埼玉は暴走族ごとに集まり、北九州ではなぜか出身中学ごとに集合してるのだ。  「リーゼントの盛りっぷりは当代一!八児中軍団」「リーゼントでキメた吉田中&沼中連合」「拡声器片手に騒ぎまくりだった若松中&向洋中連合」「紅白に染め上げた袴で目出度さ満点!湯川中軍団」等々……いっくら怖い顔でキメていても「○○中軍団」って言われちゃったら、どーしても微笑ましい気持ちになってしまいます。中でもグッときたのは「グリーン袴の緑丘中軍団」全員緑の羽織袴で揃えているんですが「緑丘はやっぱ緑!」じゃないだろ。  さらに福井県には全員ウド鈴木、もしくはダンス甲子園の頃のLLブラザーズ的な(伝わるかなぁー?)、頭頂部のみ残した髪を日章旗に染め上げたスゴイ軍団もおりました。この手のヤンキー文化圏の人たちって、どーしてやたらと愛校心や愛国心が強いんですかね? 学校なんてロクに通ってなかったでしょうに。 ■5年で3000人と……最強ヤリマン登場  毎度毎度、読モたちがオナニーやAVの話で盛り上がる企画を掲載して、結局イケメン読モもモテない童貞男子も頭の中は同じエロバカでいっぱいなんだな……と思わせてくれる「men’s egg」ですが、今月号ではさらにサブカル童貞寄りの特集が。それが、各界の注目女子を紹介する「2013このコがすごい!大賞」。なんといっても、アイドル部門でのっけから東京女子流が登場してますからね。メイン読者層がチャラ男&ギャル男というメンエグで、女子流ちゃんを目にする日がやって来るなんて……。  で、東京女子流や台湾からやって来た話題のウェザーガールズくらいなら一般誌でも紹介されそうですが、これらと同列にBiSやアリス十番、放課後プリンセスなど、結構マニアックなアイドルを紹介しているのがメンエグのスゴイところ。ちょっとしたサブカル誌でも、なかなかあり得ない組み合わせですよ。しかも扱い方も、武道館ライブを即完した女子流ちゃんも、キャパ100くらいのライブハウスで活動している放課後プリンセスも同じ1ページ枠。アイドルに対して平等に愛をふりそそいでいるのか、よく分かってないだけなのか……?  そんな今注目のアイドルちゃんたちが載ってるかと思えば、メンエグ本領発揮のエロバカ特集も全開です。特にヤバイ内容だったのが、神のマンコを持つ女子を紹介する(最低のコンセプトだなぁー)「神マンアーカイブス」のリニューアル第1回。  今回は「トンデモネーくらいのヤリマン」が登場している。ボクも時々、ヤリマンたちが語り合うトークイベントを主催しているんですが、そんなに有名な人(ヤリマン)が出演しなくても、なぜか毎回満員になるんですよね。それくらい男子たちに夢を抱かせてくれるヤリマンですが、メンエグの連れてきたヤリマンはハンパなかった。なんと20歳にして経験人数3000人超え!  初体験年齢こそ15歳という常識の範囲内であるものの(それでも早いけどね)いきなり4Pデビューということで、初めての男が誰だかわからないという始末。そんで16歳でデリヘルデビュー、17歳で童貞喰いにハマり、19歳で「○○(地名)のファーストフード」という通り名をつけられ、20歳にして3000人斬り達成。……つーか、15~20歳で3000人て、年間600人、1日約1.6人ペースじゃないか! どんなヤリマンだ。「私、酔っぱらっちゃうと誰とでもヤッちゃうんだよねー」くらいの、ちょっとしたヤリマンだと夢も股間も膨らむけど、ここまで過剰なヤリマンは恐怖心しか感じませんな。なにやら、かなりの相手とハメ撮りをし、男の名前ごとにフォルダ分けして画像を保存しているとのこと。  彼女の他、中学3年生にしてすでにガンガンのヤリマンという4人組「中3セックスマシーンカルテット」も登場。「体を売って小遣い稼ぎ」「いかなるブサイク相手でも股を開いてしまう鬼のヤリマン」「13歳の時、先輩にデリヘルに売られた」「段ボールハウス生活をしながら80人と」というすさまじすぎるエピソードを持つ4人組。……というか、中学生のこんなヤバイ話、載せていいんでしょうか。  イヤー、マニアックなアイドル特集で思わず仲間意識を持っちゃったけど、やっぱりこういう文化圏で暮らしてる人たちとは、お友達になれそうにありません。お願いだからアイドル現場に来ないでッ!(……というか、東京女子流もよく取材オッケーしたな) menegu03.jpg  ところで、メンエグといえば気になるのが「マンカスを食うのがだーい好き」という最強変態読モ・たあはむなんですが、今月号ではギャルに金玉を蹴り飛ばされている写真がチョロッと載っている程度でほとんど登場していません。「読モ情報」によると、ポーズや表情の引き出しが切れてしまい、最近では撮影のたびにカメラマンに説教されているとのこと。えーっ、このまま消えてしまうのか!? 頑張れ、たあはむ! 日刊サイゾーでは、今後もたあはむの動向に注目していきますぞっ。 (文・イラスト=北村ヂン)

尾上菊之助の挙式で思い出す「染五郎に捨てられた」女優・寺島しのぶの“復讐劇”

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寺島しのぶ 公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  歌舞伎俳優の尾上菊之助と、中村吉右衛門の四女・瓔子さんが2月26日に東京・神田明神で挙式したことが報じられたのが、この2人の結婚を聞いて、因縁めいたものを感じた。  吉右衛門と長年にわたり確執がささやかれているは、彼の実兄である松本幸四郎だが、その幸四郎の長男・市川染五郎と、菊之助の姉で女優の寺島しのぶとの間には、過去に歌舞伎界を揺るがす“破局スキャンダル”があったからだ。  1990年後半、染五郎が妹で女優の松たか子と共に、歌舞伎界だけではなく、芸能界からも脚光を浴びた頃、6歳年上の元女優との間に“隠し子”がいたことが発覚した。  その頃、菊之助は当時市川新之助を襲名していた市川海老蔵と、尾上辰之助(現・尾上松緑)の3人で“平成の三之助”と呼ばれ、歌舞伎界のホープとして期待された。その一方で、菊之助と海老蔵は夜な夜な六本木で遊び回っていた。2人が宮沢りえとの仲をウワサされたのも、この頃だった。  遊び呆けていた菊之助はその後、女優の江角マキコとの結婚がウワサされたが、江角はバツイチ。しかも、11歳も年上ということで、母親で女優の富司純子が結婚に反対したため破局したという。その後、知花くららとの熱愛もウワサされ、デート現場などを目撃されるなど、女性ネタについては事欠かなかった。  その弟の菊之助とは違って、姉の寺島は染五郎と真剣交際。約6年間、一途に結婚を夢見ていた。ところが03年、染五郎は高校時代の同級生で、資産家令嬢のS子さんと結婚。寺島は「30歳になったら、その人(染五郎)と結婚しようと決めていました。その思いが裏切られたというか……」と悲痛な思いを告白した。  当時、この“破局スキャンダル”を取材したマスコミ関係者は、寺島の落ち込みように「自殺するのでは?」と心配したほどだ。しかし、寺島は染五郎への思いを断ち切るかのように、映画『赤目四十八龍心中未遂』(03)や『ヴァイブレータ』(同)に出演。それまでのイメージからは想像できない大胆な演技を披露して、関係者を驚かせると同時に、女優として高い評価を得た。“梨園の妻”になることを夢見ていた寺島が、染五郎の裏切りを機に、女優として生きることを決意した証しだろう。筆者には、いわば染五郎への復讐と思えた。  染五郎との破局がきっかけで、女優として開眼した寺島は、10年に公開された故・若松孝二監督の映画『キャタピラー』で、ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。押しも押されもせぬ、演技派女優の地位を確立した。  その寺島は、弟である菊之助の挙式の際には、07年に結婚したフランス人の夫のローラン・グナシアさんとの間に生まれた長男を披露。菊之助の結婚により、尾上家と中村吉右衛門一家は結束し、松本家との確執はさらに強まるかもしれないが、家族との仲睦まじい姿を見せた貫禄ある寺島を見て、染五郎への復讐劇はすでに終わったようだと感じた。 (文=本多圭)

「ヤリチンだと思われて」蒼井優、綾瀬はるかと遊びつつ“本命彼女”を隠し続けた堤真一

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映画『俺はまだ本気出してないだけ』公式サイトより
 「してやられましたね……」。そうこぼすのは、某週刊誌デスクだ。“最後の独身大物俳優”と呼ばれて久しかった堤真一が1日、一般女性Aさん(32)と入籍したことを発表した。  堤は「4年ほど前に知り合い、時間をかけ、お互いの機が熟すのを待った上での入籍となりました」とコメント。実は交際4年であったことを明かしたのだから、マスコミ、中でも女性週刊誌は地団駄を踏む思いだろう。 「正直、今でも“元カノ”鈴木京香さんのことを忘れられないと思っていました。家庭を持つイメージがなく、昨年写真を撮られた蒼井優さんや、映画で共演した綾瀬はるかさんとも親密な関係でしたから。“死ぬまで遊ぶんだろうなぁ”と思っていましたね(笑)」(女性誌デスク)  仕事現場でも、「俺はフリー」をアピールしまくっていた。  映画『俺はまだ本気出してないだけ』の現場では、既婚者の山田孝之に「結婚はいいか?」としきりに質問。山田が「いいですよ」と答えると、堤は「そうか! 俺も早く結婚したいなぁ~」とニンマリ。だが、直後に「でも俺は『ヤリチン』とか言われてるからな。誰も寄ってこないだろうなぁ~」と自虐的に話していたというのだ。  映画関係者は「山田さんもリアクションに困っていましたが、あの発言を聞いたら、誰もがフリーだと思いますよ。でも、裏では“本気出して”付き合っていた彼女がいたのですから、驚きです」と苦笑いを浮かべる。  堤はAさんと会う時は個室の飲食店で、外出する際も極力ツーショットにならないよう徹底していたという。誰もが“名優”堤真一の演技にダマされていたというわけだ。