
『蒼井優 今日、このごろ。』
(宝島社)
実力派俳優・鈴木浩介との熱愛が報じられた蒼井優。報道の直後には、鈴木の二股疑惑や略奪愛疑惑などが報じられたが、お互いが公式HPで交際を発表するなどの対応をし、その騒動は落ち着いたかに思われた。
「今も2人は鈴木さんのマンションで半同棲していますよ。蒼井さんのマンションは、多くのマスコミ関係者に知られているので、なかなか帰れないみたいです」(芸能関係者)
実際、2人の2ショットを撮影した「フライデー」(講談社)以外にも数社が張り込みをしていたという。
「ある女性週刊誌は、フライデーよりも2カ月くらい前から張り込みをしていたそうです。ただ、かなりの厳戒態勢ぶりにあきらめたとも聞きました。なんでもパトカーを呼ばれたり、彼女のマネジャーとトラブルになったこともあるそうですよ」(同)
そんな中でも奇跡的な2ショットを撮影した「フライデー」はさすがというしかないが、この2人の交際自体、実は舞台関係者の間ではすでに知られていたことだったという。
「実は、年明けから2人が同じ服や靴を身に着けていたんです。ベタなお揃いの格好ですよ(苦笑)。誰が見ても“付き合ってるのかな?”という感じだったので、鈴木さんに聞いたら、“あんまり人に言わないでね”と言われたそうです。ただ、何回か2人を目撃した人によると、毎回ペアルックだったそうで、それを伝え聞いたマスコミが張り込みを始めたみたいです」(同)
つまり、本人たちの“ペアルック”によって交際が発覚したというのだ。意外と乙女チックな交際発覚だったワケだ。
投稿者「kitamura」のアーカイブ
追悼・山田五十鈴──反骨の大女優の最高傑作はこれだ!『女ひとり大地を行く』

『女ひとり大地を行く』(新日本映画社)
今月、95歳で世を去った女優・山田五十鈴。戦前から70年あまりにわたって活躍し、女優として初の文化勲章を得た彼女の死は、一つの時代の終わりを感じさせる。それでも、生涯にわたって数多くの映画・ドラマに出演した彼女の作品は、決して色褪せることがない。
そんな彼女の作品群の中でも、とくに今の時代だからこそ見るべき! という作品がある。それが、亀井文夫監督作『女ひとり大地を行く』(1953)である。日本炭鉱労働組合北海道地方本部加盟の炭鉱労働者が1人33円ずつ資金を出し合い、300万円を集めて制作したという、まさに働く者たちの映画だ。撮影は、夕張炭鉱などでスタッフが寝泊まりしながら進められたという気合いの入りぶり。
物語は昭和7年。秋田県で農業を営む宇野重吉と山田五十鈴の夫婦は、凶作による生活苦に陥る。そのために、宇野は我が身を売って北海道の炭鉱のタコ部屋へ送り込まれるのである。しかし、地獄のようなタコ部屋生活の果ての爆発事故で彼は死んでしまった。夫を追いかけてきた山田は、二人の子どもを抱えて夫の死んだ土地で女炭鉱夫として生きていくことを決意するのだ。
こうして物語は、戦中から戦後へと山田演じる女の一代記として綴られていく。小さな子どもを抱え気丈に生きる時代から老いて死の床に着くまでの長い期間を、一人で演じきっているのは、感嘆するよりほかない。なにより、当時の山田は、すでに文字通りの大女優。まだ戦後の混乱が冷めやらぬ時代とはいえ、それなりのブルジョアだったはず。にもかかわらず、完全にプロレタリアートな女性になりきっているのだから、その演技力は計り知れない。山田は戦後動乱期の大労働争議として、歴史に刻まれている東宝争議の際に、経営側に毅然として戦いを挑んだ反骨精神の持ち主としても知られている。戦前から大衆の支持を得た理由である類い希なる妖艶さ、それに反骨精神、単なる「大女優」という言葉ではくくれない、いくつもの要素が彼女の世界観を豊かなものにし、女の一代記をサラリと演じさせているのである。
まさに、山田の代表作として数えてもよい作品なのだが、公開当時はまったくヒットしなかったそうで、知名度は高くない。現在、DVD化されているのも、ある意味奇跡的といえる。しかし、日本が戦後の動乱期に等しい混迷の時代に突入した今、この作品は再び鑑賞すべき価値を得ているのではないだろうか。
この映画の監督である亀井文夫は、劇映画よりもドキュメンタリーで知られた人物で、
原爆被災者に密着した『生きていてよかった』(56)などの作品で名高い。プロレタリアートが新たな世界を生み出す理想を夢見ながらも、組織の汚さにも気づいていた亀井だけに、山田の周囲の、炭鉱に暮らす人々の描写も目を見張る者がある。物語の中で描かれる、儲け一辺倒の会社の方針に抗議し首を切られそうになった仲間を守るための、炭鉱労働者たちの一致団結っぷり。ストライキを求める労働者たちの熱意に、ビビる組合の幹部たち(なんか、高そうな背広を着ているあたりが亀井らしい演出)。働く者の権利を守るために、挫折することなく希望を持ち続けている登場人物たちの姿を見ていると「なんて、組織された労働者だ。こんなヤツら現実にいたら、とっくに革命が起こっているよ」と、ツッコミを入れながらもなぜか、感動してしまう。
山田の凄まじいまでの演技力、それに加えて、炭鉱労働者たちが会社にも権力にも屈することなく戦っていく様の2つに感動できるからこそ、この作品は素晴らしい。ただ、DVDになっているのは132分版でオリジナルの最長164分版は、観賞できる機会がないのが惜しいところ。山田の偉業を顕彰する意味でも、ぜひ上映の機会を設けてもらいたい。
(文=昼間たかし)
朝日新聞を指弾、野田政権を絶賛……ナベツネがYC総会で怪気炎!

7月13日に開催された読売七日会と東京読売会の合同総会で、渡邉恒雄・読売新聞グループ本社会長が行った挨拶が業界で話題になっている。「この合同総会は全国の読売新聞販売店(YC)店主が集うものですが、そこで行われるナベツネさんらしいリップサービスに溢れた挨拶は、例年、業界で注目を集めています」と話すのは経済誌編集長。
「まず注目すべきは、この6月に東京本社の専務に昇格した山口寿一氏の人事に触れていることです。彼は昇格と同時に新たに設置された経営戦略本部長も兼任しているのですが、こうしたことに言及するということは、次期社長は山口氏が当確だと見ることができそうです。もっとも、山口氏は東京本社内では“小皇帝”と呼ばれ、渡邉会長に次ぐ独裁者として恐れられているほどですから、さほど意外な人事ではないのですが」(同)
販売店向けの挨拶だけに、消費増税にも触れられている。
読売がかねてより増税論を主張しているのは周知の通りだが、挨拶では新聞・出版物に対する軽減税率を強く主張。また、原発再稼動の必要性を強調したり、近著『反ポピュリズム論』(新潮新書)をPR。小泉改革を「大衆迎合的劇場型政治」とバッサリ斬り捨て、野田政権を「社会保障と税の一体改革しかり、原発再稼動しかり、読売の主張に近い政治決断を行っています」と大絶賛している。
「一般的な興味としては、例のジャイアンツの契約金問題についても言及していましたね。朝日新聞が6選手に合計36億円の契約金を支払ったと報じたことを、誤報だと強く批判。正しくは12億5,000万円だと言い張っているのですが、そもそも契約金の最高標準額は6人だと9億円ですからね。仮にナベツネさんの言う金額だとしても、標準額を超過しているじゃないかと(笑)。朝日新聞に対しては損害賠償訴訟を起こす、と断言しています。さらに、秋山耿太郎・朝日新聞会長をもはや信頼できないと強く批判する一方で、新任の木村伊量社長については、今回の契約金報道には無関係だったと思われると擁護しています。ナベツネさんは、よほど秋山さんのことが嫌いなんでしょうね(笑)」(同)
そのほかにも、東日本大震災の影響で発行部数1,000万部を割ってしまったが今年11月までには回復すると、並々ならぬ部数への執着も見せている。この挨拶を見る限り、読売新聞におけるナベツネ氏の独裁ぶりは、まだまだ続きそうである。
朝日新聞を指弾、野田政権を絶賛……ナベツネがYC総会で怪気炎!

7月13日に開催された読売七日会と東京読売会の合同総会で、渡邉恒雄・読売新聞グループ本社会長が行った挨拶が業界で話題になっている。「この合同総会は全国の読売新聞販売店(YC)店主が集うものですが、そこで行われるナベツネさんらしいリップサービスに溢れた挨拶は、例年、業界で注目を集めています」と話すのは経済誌編集長。
「まず注目すべきは、この6月に東京本社の専務に昇格した山口寿一氏の人事に触れていることです。彼は昇格と同時に新たに設置された経営戦略本部長も兼任しているのですが、こうしたことに言及するということは、次期社長は山口氏が当確だと見ることができそうです。もっとも、山口氏は東京本社内では“小皇帝”と呼ばれ、渡邉会長に次ぐ独裁者として恐れられているほどですから、さほど意外な人事ではないのですが」(同)
販売店向けの挨拶だけに、消費増税にも触れられている。
読売がかねてより増税論を主張しているのは周知の通りだが、挨拶では新聞・出版物に対する軽減税率を強く主張。また、原発再稼動の必要性を強調したり、近著『反ポピュリズム論』(新潮新書)をPR。小泉改革を「大衆迎合的劇場型政治」とバッサリ斬り捨て、野田政権を「社会保障と税の一体改革しかり、原発再稼動しかり、読売の主張に近い政治決断を行っています」と大絶賛している。
「一般的な興味としては、例のジャイアンツの契約金問題についても言及していましたね。朝日新聞が6選手に合計36億円の契約金を支払ったと報じたことを、誤報だと強く批判。正しくは12億5,000万円だと言い張っているのですが、そもそも契約金の最高標準額は6人だと9億円ですからね。仮にナベツネさんの言う金額だとしても、標準額を超過しているじゃないかと(笑)。朝日新聞に対しては損害賠償訴訟を起こす、と断言しています。さらに、秋山耿太郎・朝日新聞会長をもはや信頼できないと強く批判する一方で、新任の木村伊量社長については、今回の契約金報道には無関係だったと思われると擁護しています。ナベツネさんは、よほど秋山さんのことが嫌いなんでしょうね(笑)」(同)
そのほかにも、東日本大震災の影響で発行部数1,000万部を割ってしまったが今年11月までには回復すると、並々ならぬ部数への執着も見せている。この挨拶を見る限り、読売新聞におけるナベツネ氏の独裁ぶりは、まだまだ続きそうである。
想像を超えるミラクル・ショー! ロボットレストランに潜入

ロボットレストランとは一体……!?
珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第18回は、話題沸騰中の「ロボットレストラン」に行ってきました。
■うわさのロボットレストランとは……?
先日からネットを騒がせている、とあるレストランをご存じだろうか。料理が激ウマ? 雰囲気がすごくイイ? 超リーズナブル? ……そういう類の話題ではない。そのレストラン、とにかくいろんな意味で相当どーかしているらしいのだ。その名も「ロボットレストラン」! ロボットが料理を作ってくれるのか、ウェイトレスがロボットなのか、はたまたレストラン自体が変形してロボットになってしまったりするのか……店名からして謎は深まるばかり。
7月18日のオープンに先駆け、超爆乳の巨大女ロボットを搭載したトレーラーが都内各所に出没して「なんだアレは!?」と、Twitter上などで話題騒然となっていた「ロボットレストラン」だが、その宣伝方法だけではなく、お店自体もメガトン級にスゴイらしいのだ。こ……コレは行くっきゃ騎士(ナイト)!

看板もすさまじいインパクト。
さて、問題の「ロボットレストラン」があるという新宿・歌舞伎町へやって来たところ、この不景気な時代にあって、依然ネオンがギラギラビカビカで活気のある不夜城・歌舞伎町の中でもケタ外れにビッカビカなお店が。ムムム、ここかッ!? うわさによると、総工費100億円をつぎ込んだともいわれている、この「ロボットレストラン」。一体、いかなる店なのか!?

『スター・ウォーズ』のストーム・トルーパーっぽい人が
客引きをしていた(ロボットではないよね?)
■いきなりギラギラ&ビカビカ過ぎ!
店内に足を踏み入れると、いきなり上半身が爆乳ギャル、下半身がロボットという、21世紀のマーメイドとでもいうべき巨大なロボット女がお出迎え。このロボ女、機械化された下半身に取り付けられたタイヤで、縦横無尽に動き回ることができる『装甲騎兵ボトムズ』のアーマードトルーパーもビックリなマシーンなのだ。

高さ約3メートルほどの巨大ロボ女が!

待合室からもう、狂おしいまでにギラギラ!
そして、いよいよショーがスタート! 爆音で流れる和風アレンジのロックと共に、おっぱいをブルンブルン振り乱したギャルたちが登場し、和太鼓&ドラム、マーチングバンド、フラッグ・パフォーマンスを繰り広げる。中でも圧巻だったのが、ターンテーブルの上に乗せられた4台のドラムがグルングルン回転しながらの演奏。もちろん照明は、そこいら中がギラギラのビカビカで、調子悪い人が来たら泡吹いてぶっ倒れちゃうんじゃないかというくらいのド派手っぷり。

爆音と共に飛び出してきたおっぱいギャルたち。

パフォーマンスのテーマは「女戦」。

4台のドラムセットがグルングルン周りながら演奏を繰り広げる。

ホール中を舞い踊る龍!

なぜかマーチングバンドまで登場。
パフォーマンスの完成度も高く、オリエンタルな雰囲気で外国人が見たら大喜びしそうな内容ではあったものの、ここまでロボット要素は一切ナシ。あれ、ロボットは? ロボットレストランなのに……!?
■遂にロボットが登場
結局、ロボットの出番はないままに前半のショーが終了。これはもしかして、客引きのために店先に鉄道模型は置いてあるものの、そのほかには鉄道要素がまったくない「鉄道喫茶」的なことなのか? ……と若干不安になっていると、スタッフから「この前をロボットが通りますんで、少し後ろに下がって下さい」との指示が。うおおおおっ! 遂に出てくるのか、ロボットッ!

動くぞ、コイツ!?
再びBGMが爆音で流れ出すと、巨大女ロボにギャル(ホントの人間ね)が2人、タンデム状態で乗り込み、動き出したッ! これはまさに「巨大女ロボ、大地に立つ!!」。もしくは、ギャル(ロボ)、ギャル、ギャルのギャル三連星だ。
目がチカチカするほどの照明の中、巨大女ロボが客席の前をグイングイン動き回り、ももいろクローバーZの「Z伝説〜終わりなき革命〜」……っぽいBGM(絶対インスパイアされてるハズ!)に合わせてギャルたちが踊りまくる! 現実離れしまくった光景は、エレクトリカルな竜宮城とでもいうべきか。うーん、ここは天国……!? 想像を遙かに上回るショーに思考回路はショート寸前。の……脳がしびれるッ!

ロボット自体も電飾でビッカビカ!
さらにたたみかけるように突入した「戦争ダンス」(なんちゅう名前だ!)なるパフォーマンスは、アーミー風のセクシー衣装のギャルが踊り狂う中、第二次世界大戦中のアメリカ軍主力爆撃機・B-29を思わせる戦闘機が動き出す……ギャルを鈴なり状態でぶら下げて。

うわーっ! 店内でバイクを乗り回すアーミーギャル。

B-29(?)に鈴なり状態でギャルがぶら下がって登場。
驚いているヒマもなく、ステージ後方の扉がバカーンと開き、電飾全開の戦車まで登場。当然こちらもギャルを満載! まさに『馬鹿が戦車でやってくる』ならぬ「ギャルが戦車でやってくる」状態だ。

ギャルが戦車でやってくる!
お客さんたちの頭上を通り過ぎるB-29&鈴なりギャルズ(尻がホント頭のすぐ上に!)、そして目の前のフロアを進んでいくエレクトリカル戦車。さらに客席を取り巻くように小型ロボに乗ったギャル達もギュンギュン回る。BGMはもちろん(?)「檄!帝国華撃団」(『サクラ大戦』の主題歌)……これが「鋼鉄に武装する乙女」ってヤツか!? 戦争……というよりは、もはやハルマゲドンだよ!

小型ロボットに乗ったギャルも。

いいなぁ~、このロボット。
■総工費100億円ってホント!?
しかし、バブル全盛期ならともかく、こんだけ不景気だといわれている時代に、総工費100億円(!?)のバブリーにもほどがあるお店をどうして作ってしまったのだろうか!? お店のスタッフさんを直撃してみた。
「さまざまなエンタメ系飲食店を手がけてきたオーナーが、その総決算としてやりたいことをすべて詰め込んだのがこのロボットレストランなんです」
確かに、ロボット、おっぱい、バイク、戦車、飛行機と、男の夢とロマンが過剰なまでに詰め込まれているすさまじいショーだった。ところで、総工費100億円というのはホントなの?
「このビルを建てるための用地の買収や、建設費などを含めての値段ですが、確かにそれくらいはかかっていると聞いています」
ちなみに、あの巨大女ロボットは1台数千万クラスの開発費がかかっているとのこと。これだけお金をかけたショーを、フード、ドリンク付き3,000円で見られるというのは明らかに安い! ……というか、採算取れているのか心配になってしまうほどだけど。
さ、最後にお願いがあるんですけど……。このロボット、乗っちゃダメっすか?
「いいですよー!」

う……うれしいッ! この日ほど、ライターになって
よかったと
思った日はありませんでしたよ。
■ロボットレストラン
住所:東京都新宿区歌舞伎町1ー7ー1 新宿ロボットビルB2F
電話:03-3200-5500(予約 9:00〜24:00)
営業日、ショーのスケジュールなどはサイトを参照して下さい。
<http://www.shinjuku-robot.com/>
(取材・文・写真・イラスト=北村ヂン)
●「突撃取材野郎!」バックナンバー
【第17回】東京に宇宙人がいた!? 宇宙村レポート
【第16回】東京スカイツリー開業! その時、東京タワーは……
【第15回】着ぐるみってどうやって作ってるの? 着ぐるみ制作会社に潜入!
【第14回】プロマイドの殿堂・マルベル堂で俺プロマイドを作る
【第13回】名古屋駅より徒歩5分。1泊1,500円〜のバカ安ホテルに泊まる
【第12回】大阪にそびえ立つ変な形の謎タワーに登ろうとしてきた!
【第11回】藤子不二雄Aだらけの町・富山県氷見市!
【第10回】ファン狂喜乱舞モノ!? 藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた
【第9回】男だけど女声を使いこなす"両声類"になりたい!
【第8回】SM雑誌だらけの図書館!? 風俗資料館
【第7回】 テレクラは今こんなことになっている2010
【第6回】『東京都北区赤羽』の作者と行く赤羽ディープスポットめぐり(後編)
【第5回】『東京都北区赤羽』の作者と行く赤羽ディープスポットめぐり(前編)
【第4回】手塚、藤子、赤塚、石ノ森......漫画界の巨匠たちも食べた伝説のラーメン屋
【第3回】「激安宿に泊まりたい!」ドヤ街で一泊1,000円代の宿に泊まってみる
【第2回】「甘酸っぱい思い出のシンボル......」僕らの愛したブルマーは今どこに
【第1回】アイドル小明と行く、サブカル魔窟『中野ブロードウェイ』
想像を超えるミラクル・ショー! ロボットレストランに潜入

ロボットレストランとは一体……!?
珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第18回は、話題沸騰中の「ロボットレストラン」に行ってきました。
■うわさのロボットレストランとは……?
先日からネットを騒がせている、とあるレストランをご存じだろうか。料理が激ウマ? 雰囲気がすごくイイ? 超リーズナブル? ……そういう類の話題ではない。そのレストラン、とにかくいろんな意味で相当どーかしているらしいのだ。その名も「ロボットレストラン」! ロボットが料理を作ってくれるのか、ウェイトレスがロボットなのか、はたまたレストラン自体が変形してロボットになってしまったりするのか……店名からして謎は深まるばかり。
7月18日のオープンに先駆け、超爆乳の巨大女ロボットを搭載したトレーラーが都内各所に出没して「なんだアレは!?」と、Twitter上などで話題騒然となっていた「ロボットレストラン」だが、その宣伝方法だけではなく、お店自体もメガトン級にスゴイらしいのだ。こ……コレは行くっきゃ騎士(ナイト)!

看板もすさまじいインパクト。
さて、問題の「ロボットレストラン」があるという新宿・歌舞伎町へやって来たところ、この不景気な時代にあって、依然ネオンがギラギラビカビカで活気のある不夜城・歌舞伎町の中でもケタ外れにビッカビカなお店が。ムムム、ここかッ!? うわさによると、総工費100億円をつぎ込んだともいわれている、この「ロボットレストラン」。一体、いかなる店なのか!?

『スター・ウォーズ』のストーム・トルーパーっぽい人が
客引きをしていた(ロボットではないよね?)
■いきなりギラギラ&ビカビカ過ぎ!
店内に足を踏み入れると、いきなり上半身が爆乳ギャル、下半身がロボットという、21世紀のマーメイドとでもいうべき巨大なロボット女がお出迎え。このロボ女、機械化された下半身に取り付けられたタイヤで、縦横無尽に動き回ることができる『装甲騎兵ボトムズ』のアーマードトルーパーもビックリなマシーンなのだ。

高さ約3メートルほどの巨大ロボ女が!

待合室からもう、狂おしいまでにギラギラ!
そして、いよいよショーがスタート! 爆音で流れる和風アレンジのロックと共に、おっぱいをブルンブルン振り乱したギャルたちが登場し、和太鼓&ドラム、マーチングバンド、フラッグ・パフォーマンスを繰り広げる。中でも圧巻だったのが、ターンテーブルの上に乗せられた4台のドラムがグルングルン回転しながらの演奏。もちろん照明は、そこいら中がギラギラのビカビカで、調子悪い人が来たら泡吹いてぶっ倒れちゃうんじゃないかというくらいのド派手っぷり。

爆音と共に飛び出してきたおっぱいギャルたち。

パフォーマンスのテーマは「女戦」。

4台のドラムセットがグルングルン周りながら演奏を繰り広げる。

ホール中を舞い踊る龍!

なぜかマーチングバンドまで登場。
パフォーマンスの完成度も高く、オリエンタルな雰囲気で外国人が見たら大喜びしそうな内容ではあったものの、ここまでロボット要素は一切ナシ。あれ、ロボットは? ロボットレストランなのに……!?
■遂にロボットが登場
結局、ロボットの出番はないままに前半のショーが終了。これはもしかして、客引きのために店先に鉄道模型は置いてあるものの、そのほかには鉄道要素がまったくない「鉄道喫茶」的なことなのか? ……と若干不安になっていると、スタッフから「この前をロボットが通りますんで、少し後ろに下がって下さい」との指示が。うおおおおっ! 遂に出てくるのか、ロボットッ!

動くぞ、コイツ!?
再びBGMが爆音で流れ出すと、巨大女ロボにギャル(ホントの人間ね)が2人、タンデム状態で乗り込み、動き出したッ! これはまさに「巨大女ロボ、大地に立つ!!」。もしくは、ギャル(ロボ)、ギャル、ギャルのギャル三連星だ。
目がチカチカするほどの照明の中、巨大女ロボが客席の前をグイングイン動き回り、ももいろクローバーZの「Z伝説〜終わりなき革命〜」……っぽいBGM(絶対インスパイアされてるハズ!)に合わせてギャルたちが踊りまくる! 現実離れしまくった光景は、エレクトリカルな竜宮城とでもいうべきか。うーん、ここは天国……!? 想像を遙かに上回るショーに思考回路はショート寸前。の……脳がしびれるッ!

ロボット自体も電飾でビッカビカ!
さらにたたみかけるように突入した「戦争ダンス」(なんちゅう名前だ!)なるパフォーマンスは、アーミー風のセクシー衣装のギャルが踊り狂う中、第二次世界大戦中のアメリカ軍主力爆撃機・B-29を思わせる戦闘機が動き出す……ギャルを鈴なり状態でぶら下げて。

うわーっ! 店内でバイクを乗り回すアーミーギャル。

B-29(?)に鈴なり状態でギャルがぶら下がって登場。
驚いているヒマもなく、ステージ後方の扉がバカーンと開き、電飾全開の戦車まで登場。当然こちらもギャルを満載! まさに『馬鹿が戦車でやってくる』ならぬ「ギャルが戦車でやってくる」状態だ。

ギャルが戦車でやってくる!
お客さんたちの頭上を通り過ぎるB-29&鈴なりギャルズ(尻がホント頭のすぐ上に!)、そして目の前のフロアを進んでいくエレクトリカル戦車。さらに客席を取り巻くように小型ロボに乗ったギャル達もギュンギュン回る。BGMはもちろん(?)「檄!帝国華撃団」(『サクラ大戦』の主題歌)……これが「鋼鉄に武装する乙女」ってヤツか!? 戦争……というよりは、もはやハルマゲドンだよ!

小型ロボットに乗ったギャルも。

いいなぁ~、このロボット。
■総工費100億円ってホント!?
しかし、バブル全盛期ならともかく、こんだけ不景気だといわれている時代に、総工費100億円(!?)のバブリーにもほどがあるお店をどうして作ってしまったのだろうか!? お店のスタッフさんを直撃してみた。
「さまざまなエンタメ系飲食店を手がけてきたオーナーが、その総決算としてやりたいことをすべて詰め込んだのがこのロボットレストランなんです」
確かに、ロボット、おっぱい、バイク、戦車、飛行機と、男の夢とロマンが過剰なまでに詰め込まれているすさまじいショーだった。ところで、総工費100億円というのはホントなの?
「このビルを建てるための用地の買収や、建設費などを含めての値段ですが、確かにそれくらいはかかっていると聞いています」
ちなみに、あの巨大女ロボットは1台数千万クラスの開発費がかかっているとのこと。これだけお金をかけたショーを、フード、ドリンク付き3,000円で見られるというのは明らかに安い! ……というか、採算取れているのか心配になってしまうほどだけど。
さ、最後にお願いがあるんですけど……。このロボット、乗っちゃダメっすか?
「いいですよー!」

う……うれしいッ! この日ほど、ライターになって
よかったと
思った日はありませんでしたよ。
■ロボットレストラン
住所:東京都新宿区歌舞伎町1ー7ー1 新宿ロボットビルB2F
電話:03-3200-5500(予約 9:00〜24:00)
営業日、ショーのスケジュールなどはサイトを参照して下さい。
<http://www.shinjuku-robot.com/>
(取材・文・写真・イラスト=北村ヂン)
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【第17回】東京に宇宙人がいた!? 宇宙村レポート
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【第6回】『東京都北区赤羽』の作者と行く赤羽ディープスポットめぐり(後編)
【第5回】『東京都北区赤羽』の作者と行く赤羽ディープスポットめぐり(前編)
【第4回】手塚、藤子、赤塚、石ノ森......漫画界の巨匠たちも食べた伝説のラーメン屋
【第3回】「激安宿に泊まりたい!」ドヤ街で一泊1,000円代の宿に泊まってみる
【第2回】「甘酸っぱい思い出のシンボル......」僕らの愛したブルマーは今どこに
【第1回】アイドル小明と行く、サブカル魔窟『中野ブロードウェイ』
視聴者が求めているのは徹底したリアリティー? 夏ドラマ初回レビュー(後編)

とりわけ視聴者から好評価を得ている
『トッカン 特別国税徴収官』(公式サイトより)。
7月1日スタート『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)から、7月20日スタート『黒の女教師』(TBS系)まで、20作品以上が出揃った7月クールの連続ドラマ。
低予算ドラマが多いと言われているせいか、はたまた暑くてドラマを見る気にならないのか、なぜか毎年、低視聴率に悩まされがちな“夏ドラマ”だが、今年こそは打破できるのか!? 前編に続き、「夏ドラマ初回レビュー~後編~」と題し注目作を振り返ってみたい。
■夏のドラマは、なぜ数字が取れない?
まず、7月クールの連ドラの初回平均視聴率のトップ10は以下の通り(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1位『京都地検の女』(テレビ朝日系)16.0%
2位『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日』(日本テレビ系)15.2%
3位『GTO』(フジテレビ系)15.1%
4位『サマーレスキュー~天空の診療所~』(TBS系)14.7%
5位『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)13.9%
6位『遺留捜査』(テレビ朝日系)13.3%
7位『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)13.0%
8位『トッカン 特別国税徴収官』(日本テレビ系)12.9%
8位『黒の女教師』(TBS系)12.9%
10位『息もできない夏』(フジテレビ系)12.1%
15%を超えた作品が3作品あったが、これは初回のみの話。好発進の仲間由紀恵主演『ゴーストママ捜査線』も2話では11.0%まで下降したほか、初回14.7%だった『サマーレスキュー』も2話で11.6%に。豊川悦司&芦田愛菜主演『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)に至っては3話で8.6%まで落ち込み、高視聴率が期待されていた作品はことごとくボロボロ……。15%はおろか、二ケタが取れるかどうか危うい状態となっている。毎年、なぜか全体的に視聴率が低迷しがちな夏ドラマだが、今年も例外ではなさそうだ。
そんな中で最も支持を集めたのは、名取裕子主演の人気シリーズ8作目『京都地検の女』。深夜の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を除くとすべて刑事ドラマというテレビ朝日は、今期も独自路線を突っ走り続けている。
トップ10の中でも、とりわけ視聴者から好評価を得ているのが、税務署を舞台にした『トッカン 特別国税徴収官』。税金の取り立てに奔走する主演の井上真央のオドオドした演技が好評で、「画も地味で内容も暗いのに、真央ちゃんの演技のおかげで引き込まれる」「一生懸命なぐー子(井上の役名)がかわいくて、愛しくなります!」といった感想が多い。さらに脇も北村有起哉、鈴木砂羽、木南晴夏といった演技派俳優陣が固めているためか、内容そのものよりも、とにかくキャストの演技を賞賛する声が目立つ作品となっている。
とはいえ、今のところ『京都地検の女』を除くと、どの作品もどんぐりの背比べ状態といえるだろう。
■「体中がむずかゆい!」月9の王道復活に賛否
フジの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、小栗旬演じるIT企業社長の資産家と、石原さとみ演じる暗い就活生が衝突を繰り返しながらも惹かれ合うさまを描く“現代版『プリティ・ウーマン』”とのこと。近頃、『ラッキーセブン』『鍵のかかった部屋』など、ベタな恋愛路線を避けていた月9だが、久々のいわゆる“トレンディードラマ”の復活に、バブル世代の女性は歓喜。「月9の王道LOVE! やればできるじゃん」「月9はこうでなくっちゃ!」と喜びの声がこだました。
しかし、“やり手社長感”をベタに演出するシーンや、“運命の出会い感”を200%出すカメラワークなど、どこもかしこもコテコテな演出ゆえ、当然、拒否反応を示す視聴者も多く「15分見て、体中がむずかゆくなって見るのやめた」「女はともかく、普通の顔して見られる男っているの?」とリタイアした人も少なくないようだ。また、ベタな展開や、主人公が金持ちという設定に関して「韓流っぽい。さすがフジ!」と揶揄する声も多く、現段階では意見の分かれる作品となっている。
また「面白そう!」と放送前の期待度がダントツで高かった『黒の女教師』は、ゆえに初回放送後「がっかりした」という声が多く上がってしまった。初回は、榮倉奈々、小林聡美、市川実日子演じる教師が、女子高生に脱法ハーブの売買をさせていた男を懲らしめるという話だったが、「脱法ハーブを吸うシーンで、火がまったくついてなくて萎えた」「ドラマは面白いのに、榮倉ははっきり言ってミスキャスト」などの否定的な感想が。
一方で、「パンツスーツの榮倉のおみ足が美し過ぎる!」「榮倉の回し蹴り最高! あれが見られるなら毎週見る」「俺も蹴られたい!」と一定層にはピンポイントで響いたようで、足フェチにとって最高のドラマになりそうだ。
■「茶髪OK」の警察学校にリアリティーはあるのか!? 『ビギナーズ!』に難色
ジャニーズ主演ドラマが続く「木曜ドラマ9」枠の今期は、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)主演の『ビギナーズ!』を放送。警察学校を舞台にした青春ラブコメディとのことだが、ヒロインに旬の女優・剛力彩芽を置くも、初回8.5%と撃沈してしまった。
感想を見ると、今時の髪形の藤ヶ谷に対し「ジャニーズは、茶髪で警察学校に入るような中途半端な役作りなんですか? 以前、三浦春馬くんでやった警察学校のドラマ(『陽はまた昇る』<テレビ朝日系>のこと)はみな黒髪短髪でした」「ベタ過ぎる上に、ドラマの作りが大雑把過ぎて入り込めない」という厳しい意見も多く、今後、どれだけリアリティーを出せるかが課題の様子。
また、校内での体罰や、生徒による覗きなどがコミカルに描かれているため、「警察学校がこんなにユルくてふざけてるなら、税金返してほしい! 明日、警察学校に問い合わせてみる!」と憤る女性視聴者も出現。年金不正受給問題や、増税などでデリケートな時期のせいか、人によっては警察学校への誤解につながる可能性もありそうだ。
漫画が原作の『走馬灯株式会社』(TBS系)は、冒頭から怪しげな表情を浮かべる香椎由宇のアップと、その後ろで水滴を垂らす首吊り死体というショッキングな画からスタート。自分の一生の走馬灯のDVDを見られる会社を中心に展開していくのだが、初回放送時に早くもネットで物議が……。
初回は、赤ん坊の時期に誘拐され母親がすり替わった男性が、その一部始終をDVDで見てしまうというストーリーであったが、視聴者から「物心付いてない時の光景が走馬灯に出てくるのって、おかしくね?」「視界が映像になるなら、瞬きがあるはず」などという意見が圧倒的であった。『ビギナーズ!』同様、リアリティーが問われてしまった同作だが、ドラマを見る上で「たかがドラマ」「作り物」だと割り切って見るか、細部までリアリティーにこだわるか。視聴者としてのスタンスを、あらためて考えてみてもいいかもしれない。
ほかにも、AKB48・チーム4のメンバーを中心にフレッシュな顔ぶれが並ぶ『マジすか学園3』(テレビ東京系)や、関ジャニ∞の丸山隆平が女性経験のないサラリーマンを演じる『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)、Hey! Say! JUMPの知念侑李やジャニーズJr.らが出演する青春ドラマ『スプラウト』(日本テレビ系)など、アイドル勢も多数活躍する夏ドラマ。今期、まだどのドラマも見ていない人は、一話完結で頭を使わずに見られる『GTO』や、『走馬灯株式会社』あたりから見始めてみてはいかがだろうか。
(文=林タモツ)
視聴者が求めているのは徹底したリアリティー? 夏ドラマ初回レビュー(後編)

とりわけ視聴者から好評価を得ている
『トッカン 特別国税徴収官』(公式サイトより)。
7月1日スタート『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)から、7月20日スタート『黒の女教師』(TBS系)まで、20作品以上が出揃った7月クールの連続ドラマ。
低予算ドラマが多いと言われているせいか、はたまた暑くてドラマを見る気にならないのか、なぜか毎年、低視聴率に悩まされがちな“夏ドラマ”だが、今年こそは打破できるのか!? 前編に続き、「夏ドラマ初回レビュー~後編~」と題し注目作を振り返ってみたい。
■夏のドラマは、なぜ数字が取れない?
まず、7月クールの連ドラの初回平均視聴率のトップ10は以下の通り(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1位『京都地検の女』(テレビ朝日系)16.0%
2位『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日』(日本テレビ系)15.2%
3位『GTO』(フジテレビ系)15.1%
4位『サマーレスキュー~天空の診療所~』(TBS系)14.7%
5位『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)13.9%
6位『遺留捜査』(テレビ朝日系)13.3%
7位『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)13.0%
8位『トッカン 特別国税徴収官』(日本テレビ系)12.9%
8位『黒の女教師』(TBS系)12.9%
10位『息もできない夏』(フジテレビ系)12.1%
15%を超えた作品が3作品あったが、これは初回のみの話。好発進の仲間由紀恵主演『ゴーストママ捜査線』も2話では11.0%まで下降したほか、初回14.7%だった『サマーレスキュー』も2話で11.6%に。豊川悦司&芦田愛菜主演『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)に至っては3話で8.6%まで落ち込み、高視聴率が期待されていた作品はことごとくボロボロ……。15%はおろか、二ケタが取れるかどうか危うい状態となっている。毎年、なぜか全体的に視聴率が低迷しがちな夏ドラマだが、今年も例外ではなさそうだ。
そんな中で最も支持を集めたのは、名取裕子主演の人気シリーズ8作目『京都地検の女』。深夜の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を除くとすべて刑事ドラマというテレビ朝日は、今期も独自路線を突っ走り続けている。
トップ10の中でも、とりわけ視聴者から好評価を得ているのが、税務署を舞台にした『トッカン 特別国税徴収官』。税金の取り立てに奔走する主演の井上真央のオドオドした演技が好評で、「画も地味で内容も暗いのに、真央ちゃんの演技のおかげで引き込まれる」「一生懸命なぐー子(井上の役名)がかわいくて、愛しくなります!」といった感想が多い。さらに脇も北村有起哉、鈴木砂羽、木南晴夏といった演技派俳優陣が固めているためか、内容そのものよりも、とにかくキャストの演技を賞賛する声が目立つ作品となっている。
とはいえ、今のところ『京都地検の女』を除くと、どの作品もどんぐりの背比べ状態といえるだろう。
■「体中がむずかゆい!」月9の王道復活に賛否
フジの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、小栗旬演じるIT企業社長の資産家と、石原さとみ演じる暗い就活生が衝突を繰り返しながらも惹かれ合うさまを描く“現代版『プリティ・ウーマン』”とのこと。近頃、『ラッキーセブン』『鍵のかかった部屋』など、ベタな恋愛路線を避けていた月9だが、久々のいわゆる“トレンディードラマ”の復活に、バブル世代の女性は歓喜。「月9の王道LOVE! やればできるじゃん」「月9はこうでなくっちゃ!」と喜びの声がこだました。
しかし、“やり手社長感”をベタに演出するシーンや、“運命の出会い感”を200%出すカメラワークなど、どこもかしこもコテコテな演出ゆえ、当然、拒否反応を示す視聴者も多く「15分見て、体中がむずかゆくなって見るのやめた」「女はともかく、普通の顔して見られる男っているの?」とリタイアした人も少なくないようだ。また、ベタな展開や、主人公が金持ちという設定に関して「韓流っぽい。さすがフジ!」と揶揄する声も多く、現段階では意見の分かれる作品となっている。
また「面白そう!」と放送前の期待度がダントツで高かった『黒の女教師』は、ゆえに初回放送後「がっかりした」という声が多く上がってしまった。初回は、榮倉奈々、小林聡美、市川実日子演じる教師が、女子高生に脱法ハーブの売買をさせていた男を懲らしめるという話だったが、「脱法ハーブを吸うシーンで、火がまったくついてなくて萎えた」「ドラマは面白いのに、榮倉ははっきり言ってミスキャスト」などの否定的な感想が。
一方で、「パンツスーツの榮倉のおみ足が美し過ぎる!」「榮倉の回し蹴り最高! あれが見られるなら毎週見る」「俺も蹴られたい!」と一定層にはピンポイントで響いたようで、足フェチにとって最高のドラマになりそうだ。
■「茶髪OK」の警察学校にリアリティーはあるのか!? 『ビギナーズ!』に難色
ジャニーズ主演ドラマが続く「木曜ドラマ9」枠の今期は、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)主演の『ビギナーズ!』を放送。警察学校を舞台にした青春ラブコメディとのことだが、ヒロインに旬の女優・剛力彩芽を置くも、初回8.5%と撃沈してしまった。
感想を見ると、今時の髪形の藤ヶ谷に対し「ジャニーズは、茶髪で警察学校に入るような中途半端な役作りなんですか? 以前、三浦春馬くんでやった警察学校のドラマ(『陽はまた昇る』<テレビ朝日系>のこと)はみな黒髪短髪でした」「ベタ過ぎる上に、ドラマの作りが大雑把過ぎて入り込めない」という厳しい意見も多く、今後、どれだけリアリティーを出せるかが課題の様子。
また、校内での体罰や、生徒による覗きなどがコミカルに描かれているため、「警察学校がこんなにユルくてふざけてるなら、税金返してほしい! 明日、警察学校に問い合わせてみる!」と憤る女性視聴者も出現。年金不正受給問題や、増税などでデリケートな時期のせいか、人によっては警察学校への誤解につながる可能性もありそうだ。
漫画が原作の『走馬灯株式会社』(TBS系)は、冒頭から怪しげな表情を浮かべる香椎由宇のアップと、その後ろで水滴を垂らす首吊り死体というショッキングな画からスタート。自分の一生の走馬灯のDVDを見られる会社を中心に展開していくのだが、初回放送時に早くもネットで物議が……。
初回は、赤ん坊の時期に誘拐され母親がすり替わった男性が、その一部始終をDVDで見てしまうというストーリーであったが、視聴者から「物心付いてない時の光景が走馬灯に出てくるのって、おかしくね?」「視界が映像になるなら、瞬きがあるはず」などという意見が圧倒的であった。『ビギナーズ!』同様、リアリティーが問われてしまった同作だが、ドラマを見る上で「たかがドラマ」「作り物」だと割り切って見るか、細部までリアリティーにこだわるか。視聴者としてのスタンスを、あらためて考えてみてもいいかもしれない。
ほかにも、AKB48・チーム4のメンバーを中心にフレッシュな顔ぶれが並ぶ『マジすか学園3』(テレビ東京系)や、関ジャニ∞の丸山隆平が女性経験のないサラリーマンを演じる『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)、Hey! Say! JUMPの知念侑李やジャニーズJr.らが出演する青春ドラマ『スプラウト』(日本テレビ系)など、アイドル勢も多数活躍する夏ドラマ。今期、まだどのドラマも見ていない人は、一話完結で頭を使わずに見られる『GTO』や、『走馬灯株式会社』あたりから見始めてみてはいかがだろうか。
(文=林タモツ)
友達5,000人! 『後輩力』カラテカ・入江が著書に記さなかった人脈作りの“本当の”ノウハウとは

『カラテカ・入江のコンパライフ
女子もう帰っちゃうの?』
(日本文芸社)
「友達5,000人」を豪語するカラテカ・入江慎也が人脈を広げるノウハウを明かしたビジネス書『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』(アスコム)を出版。19日には都内で20代から30代のビジネスマンを対象に、自らが講師を務め後輩力(後輩としての力)を伝授した。
本書の帯には、なでしこジャパンの澤穂希が推薦文を寄せ、横綱・白鵬ら“大物”とも飲み仲間だという入江の人脈構築術は、確かに一聴の価値あり。この日も「行った先に何かある」という哲学に従い、誘いにはマメに応じて出掛けることや「ハラを見せる」といった友達作りの秘けつを披露し「話もダメな僕がテレビに出られているのは後輩力のおかげ。後輩力を身に付ければ誰でも成功できる。人間関係に悩む人に読んでもらいたい」とアピールした。
だが、入江を知るお笑い芸人に言わせると、同書には「肝心な部分が書かれていない」という。それは“斡旋力”だ。入江がダウンタウン・松本人志や今田耕司、雨上がり決死隊・宮迫博之、千原ジュニアら“実力者”の寵愛を受けていることは知られた話。その過程で必ず駆使するのが「合コン女の献上」だ。
前出のお笑い芸人は「入江は自ら“合コン王”を自認するだけあって、いろんな業界パーティーに顔を出しては、女性を物色している。それは自分のためではなく、先輩のため。ぶっちゃけ、入江の外見はイマイチでしょ(笑)。でも、巧みに『今度みんなで飲みませんか? 先輩も来ますんで』と相手のミーハー心をくすぐるんです。それで合コンを開いたら、とにかく先輩が女性を“お持ち帰れる”よう仕向けるんです。あくまで自分は黒子に徹し、先輩を気持ち良くさせる。この能力は天下一品ですよ」と明かす。
女性をうまく“献上”できれば、先輩芸人の冠番組に呼ばれることも多くなる。これが入江の処世術だ。時には女性側と「こんな飲み会とは聞いてない!」とトラブルになることもあるが、ここでも入江は「僕がうまくまとめますんで」と絶対に先輩の手をわずらわせない。「だから入江はかわいがられるんです」とは別のお笑い芸人。ここまでやってこその「後輩力」ということか。
友達5,000人! 『後輩力』カラテカ・入江が著書に記さなかった人脈作りの“本当の”ノウハウとは

『カラテカ・入江のコンパライフ
女子もう帰っちゃうの?』
(日本文芸社)
「友達5,000人」を豪語するカラテカ・入江慎也が人脈を広げるノウハウを明かしたビジネス書『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』(アスコム)を出版。19日には都内で20代から30代のビジネスマンを対象に、自らが講師を務め後輩力(後輩としての力)を伝授した。
本書の帯には、なでしこジャパンの澤穂希が推薦文を寄せ、横綱・白鵬ら“大物”とも飲み仲間だという入江の人脈構築術は、確かに一聴の価値あり。この日も「行った先に何かある」という哲学に従い、誘いにはマメに応じて出掛けることや「ハラを見せる」といった友達作りの秘けつを披露し「話もダメな僕がテレビに出られているのは後輩力のおかげ。後輩力を身に付ければ誰でも成功できる。人間関係に悩む人に読んでもらいたい」とアピールした。
だが、入江を知るお笑い芸人に言わせると、同書には「肝心な部分が書かれていない」という。それは“斡旋力”だ。入江がダウンタウン・松本人志や今田耕司、雨上がり決死隊・宮迫博之、千原ジュニアら“実力者”の寵愛を受けていることは知られた話。その過程で必ず駆使するのが「合コン女の献上」だ。
前出のお笑い芸人は「入江は自ら“合コン王”を自認するだけあって、いろんな業界パーティーに顔を出しては、女性を物色している。それは自分のためではなく、先輩のため。ぶっちゃけ、入江の外見はイマイチでしょ(笑)。でも、巧みに『今度みんなで飲みませんか? 先輩も来ますんで』と相手のミーハー心をくすぐるんです。それで合コンを開いたら、とにかく先輩が女性を“お持ち帰れる”よう仕向けるんです。あくまで自分は黒子に徹し、先輩を気持ち良くさせる。この能力は天下一品ですよ」と明かす。
女性をうまく“献上”できれば、先輩芸人の冠番組に呼ばれることも多くなる。これが入江の処世術だ。時には女性側と「こんな飲み会とは聞いてない!」とトラブルになることもあるが、ここでも入江は「僕がうまくまとめますんで」と絶対に先輩の手をわずらわせない。「だから入江はかわいがられるんです」とは別のお笑い芸人。ここまでやってこその「後輩力」ということか。