ナイナイ岡村「AKB柏木合コンスクープの裏に、芸能事務所の力関係が見える」

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『壁掛 AKB48ー05柏木 由紀 
カレンダー 2013年』
(わくわく製作所)
 2月6日に発売された「週刊文春」(文藝春秋/2月14日号)が、アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が、同グループの峯岸みなみらとともに、Jリーガーとの合コンを行っていたとのスクープ写真を掲載し、話題を呼んでいる。  これについて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史は、本日(2月8日)1時から放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、 「(時間軸的には)先に写真を入手した柏木ネタを掲載した2月14日号の前号に、峯岸の“お泊まりデート”という過激なネタのほうを先に掲載したことについて、文春の(柏木への)やさしさを感じた」 と発言。「本来であれば階段をのぼるように、先にライトな柏木ネタを報じた後で、過激な峯岸ネタを持ってくるのが自然だが、芸能界をよくわかっている大人の方が調整し、逆にしたのではないか」とも言い、柏木の所属事務所・ワタナベエンターテインメント(ナベプロ)の芸能界における影響力の大きさを示唆した。  また、一部の弁護士などから、「アイドルグループの運営元がメンバーに対し恋愛を禁止することは、人権侵害だ」との主張が出ていることについても岡村は、「芸能界の汚さをわかっていない発言だ。芸能界というのは、アイドルがデビューする時には、事務所から恋人と別れさせられる世界であり、みんなそんな世界であることを承知の上で入ってきており、アイドルに人権なんてない」と反論した。  加えて、同誌前号(2月7日号)でEXILEの弟分・GENERATIONSのメンバー白濱亜嵐とのお泊り愛をスクープされ、丸刈りにした峯岸みなみについて、「自分のことばかり考え、相手(=白濱)のことを考えていない行動。そんなことをしては、相手が悪者になってしまう」と批判した。  岡村は、「今回の一連の騒動を受け、もうAKBが率先して、『恋愛禁止などという“しばり”は、もうやめます』『ばんばん恋愛します』と言ってくれれば、ファンも『自分たちにもチャンスがある』と思えるようになり、芸能界はもっと活気づくだろう」とも話し、AKBの“恋愛禁止の禁止”に期待を寄せた。  このほかにも岡村は、「ここ最近文春が芸能スクープを連発している背景には、某有力写真週刊誌の先鋭チームがごそっと文春に移籍したためだという噂を耳にした」とも言い、一連の文春のスクープは、同誌の取材力底上げによるものである可能性がうかがえた。 (文=編集部) ■おすすめ記事 桜宮高校体罰自殺問題、顧問をかばう声も…保護者の本音と、橋下市長国政出馬のサイン iPod、ソーシャルゲームのヒットに見る、家電メーカー復活のカギ? コンビニのエロ本が売り場から消える日 メインは中高年で熟女系が人気 中国、大気汚染深刻化で日本製空気清浄機販売が急伸、中国製は大苦戦 次世代技術の結晶「初音ミク」を、“文化”にまで昇華させた者は単なるオタク?

ナイナイ岡村「AKB柏木合コンスクープの裏に、芸能事務所の力関係が見える」

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『壁掛 AKB48ー05柏木 由紀 
カレンダー 2013年』
(わくわく製作所)
 2月6日に発売された「週刊文春」(文藝春秋/2月14日号)が、アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が、同グループの峯岸みなみらとともに、Jリーガーとの合コンを行っていたとのスクープ写真を掲載し、話題を呼んでいる。  これについて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史は、本日(2月8日)1時から放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、 「(時間軸的には)先に写真を入手した柏木ネタを掲載した2月14日号の前号に、峯岸の“お泊まりデート”という過激なネタのほうを先に掲載したことについて、文春の(柏木への)やさしさを感じた」 と発言。「本来であれば階段をのぼるように、先にライトな柏木ネタを報じた後で、過激な峯岸ネタを持ってくるのが自然だが、芸能界をよくわかっている大人の方が調整し、逆にしたのではないか」とも言い、柏木の所属事務所・ワタナベエンターテインメント(ナベプロ)の芸能界における影響力の大きさを示唆した。  また、一部の弁護士などから、「アイドルグループの運営元がメンバーに対し恋愛を禁止することは、人権侵害だ」との主張が出ていることについても岡村は、「芸能界の汚さをわかっていない発言だ。芸能界というのは、アイドルがデビューする時には、事務所から恋人と別れさせられる世界であり、みんなそんな世界であることを承知の上で入ってきており、アイドルに人権なんてない」と反論した。  加えて、同誌前号(2月7日号)でEXILEの弟分・GENERATIONSのメンバー白濱亜嵐とのお泊り愛をスクープされ、丸刈りにした峯岸みなみについて、「自分のことばかり考え、相手(=白濱)のことを考えていない行動。そんなことをしては、相手が悪者になってしまう」と批判した。  岡村は、「今回の一連の騒動を受け、もうAKBが率先して、『恋愛禁止などという“しばり”は、もうやめます』『ばんばん恋愛します』と言ってくれれば、ファンも『自分たちにもチャンスがある』と思えるようになり、芸能界はもっと活気づくだろう」とも話し、AKBの“恋愛禁止の禁止”に期待を寄せた。  このほかにも岡村は、「ここ最近文春が芸能スクープを連発している背景には、某有力写真週刊誌の先鋭チームがごそっと文春に移籍したためだという噂を耳にした」とも言い、一連の文春のスクープは、同誌の取材力底上げによるものである可能性がうかがえた。 (文=編集部) ■おすすめ記事 桜宮高校体罰自殺問題、顧問をかばう声も…保護者の本音と、橋下市長国政出馬のサイン iPod、ソーシャルゲームのヒットに見る、家電メーカー復活のカギ? コンビニのエロ本が売り場から消える日 メインは中高年で熟女系が人気 中国、大気汚染深刻化で日本製空気清浄機販売が急伸、中国製は大苦戦 次世代技術の結晶「初音ミク」を、“文化”にまで昇華させた者は単なるオタク?

次世代技術の結晶「初音ミク」を、“文化”にまで昇華させた者は単なるオタク?

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フィギュア『キャラクター
ボーカルシリーズ01 初音ミク』
(グッドスマイルカンパニー)
 前々回の『初音ミクを生んだ“革命的”技術を徹底解剖!ミクミクダンス、音声、作曲…』、前回の『キャラ設定はない?ボカロPが語る「初音ミクの作り方」〜AKBファンと同じ?』に続き、今回も「初音ミクとは何か?」に迫るべく、楽器メーカーのエンジニア、初音ミクのファンやボーカロイド愛好家に行った、インタビューの内容を書かせていただきます。  そして本シリーズの最後として、「なぜ初音ミクは、最高水準の技術に支えられるまでに至ったのか?」「なぜ文化にまで昇華されたのか?」などについて、まとめさせていただきます。 【楽器メーカー技術者Oさん(仮名)へのインタビュー】 ーー最近の楽器メーカーは、ボーカロイド(ボカロ)という新しいメディアの登場を、どのように考えているのでしょうか? Oさん 正直、「現状では、状況を見守る以上のことはできない」が答えになると思います。  初音ミクで採用されている、ボーカロイド音源については、ヤマハさんが事実上の独占状態ですし、ヤマハさんが、初音ミクでこれからどのようなビジネスモデルを展開する予定なのかは、わかりません。 ーー情報処理技術を前提とするボーカロイド音源やMIDI音源によって、従来の楽器は、その存在意義を失なっていくことにはならないでしょうか? Oさん 確かに、マイコン等によって音声が自由につくられる以上、未来の楽器が、従来のギターやドラムのような有体物である必要は必ずしもない、ともいえそうですね。  しかし、演奏の世界においてボーカロイド音源やMIDI音源を中心とする楽曲作成は、まだまだメジャーにはなっていないと思います。  ですから、我々は現在、「アコースティック感覚の電子楽器」の製品開発を行っているのです。 ーーアコースティックとはなんですか? Oさん 電気的な処理によって作り出された音ではなく、楽器本来の音のことです。多くの人は、ドラムを叩けば1つ音しか出ないと思っていますが、実は、ドラムは叩き方の強弱やスピード、叩く位置によって、無限のパターンの音をつくり出すことができるのです。ピアノもギターも同様です。私達はこのような、楽器本来の音を再現できる電子楽器の開発を進めています。  併わせて、現実のピアノやギターと同じ演奏感覚で扱えるようなインターフェースの研究も行っています。楽器は、決められた音を出すだけの道具ではなく、楽器からの振動を、直接身体で感じて楽しむものでもあるからです。 ーーでは、当面はアコースティック感覚の電子楽器の開発に注力していくのですか? Oさん 難しい質問ですね。「楽器は音が出れば良く、インターフェースなどは、どうでもよい」と考える世代が現れていることを考えると、このような製品開発にはリスクがあるかもしれません。だからといって、従来の楽器が完全になくなっていくと考えることも難しいのです。  何しろ、楽器とは数百年の時を経て、なおかつ生き残ってきた究極のインターフェースですからね。 ーーアコースティック感覚の電子楽器を志向するということは、演奏の形もこれまでと同様のままであるということになりますか? Oさん 必ずしも、そうとも言えないと思います。まず、巨大ディスプレイに表示される初音ミクはもちろんですが、 ・自分の素顔をまったく見せないままで演奏 ・自分のシルエットだけを見せて演奏 ・楽器の形をした物体を「持っているだけ」、演奏する「フリすらしない」 など、ボカロでない演奏であっても、その表現方法は実に多様化しています。 ーーそれでは最後に。ボカロは次世代の楽曲として主流となると思いますか? Oさん わかりません。ボカロが当然となっている若い世代にとっては、ボカロは別段異様なメディアではありません。このような世代もいずれは中高年世代となるわけですから、ボカロと従来の楽曲は、今後も矛盾なく併存していくのではないかと思っています。 ーー本日は、お忙しい中、ありがとうございました。

【ボカロファンへのインタビュー】

 さて、ここからは、ボカロを愛好しているAさん、Bさん(ともに仮名)へのインタビューを紹介します。別段「隠れていた」というわけではないでしょうが、少し探してみると、私の周りにも結構な数の初音ミクファンを見つけることができした。 ーーこれは「隠れ蓑(みの)」ならぬ、「隠れミク」だななどと考えつつ(後で調べたら「隠れミク」は慣用名称となっていました)、インタビューをさせていただきました。 ーーボカロに対して、どのような魅力を感じますか? Aさん 独特のリズムに魅了されます。特にアップテンポの曲は人気があり、変拍子の曲も面白いです。 ーー変拍子ですか? Aさん 厳密に言うと曲の途中で拍子を変えることですが、例えば7/4拍子などでつくられた曲などもあります。 ーーそんなリズムの曲が成立するのですか? Aさん 複雑なリズムがもたらす感覚は、好きな人にはたまらないものなのです。理解できない人には、永遠に理解できないとは思いますけど。 ーーほかには、どのような魅力があるでしょうか? Aさん 歌詞というか、言葉に魅了されます。これまでの歌では決して表現されることのなかった言葉が胸を打つのも、ボカロならではの魅力であると思います。  このような言葉がメディアミックスを生み出してもいます。例えば、ボカロ曲の内容を受けた小説が発刊されたり、演劇になったりもしてもいます。 ーーさいたまスーパーアリーナで開催された、1万人の観客を動員した初音ミクコンサートに行かれたそうですが、やはり男性が多いのですか? Bさん 先日行ったコンサートは、初音ミクだけではなく、アニソン(アニメソング)の歌手も出演されていたこともあり、男女比率は7:3くらいでした。初音ミクだけのライブだと9:1となり、やはり男性が多いです。時間は3~4時間程度でした。 ーー観客の世代としてはどうでしょうか? Bさん そうですね。入場料が7000円程度ということもあり、大学生、若手の社会人の世代が多かったように思います。全体としてはハイティーンから30歳代前半といった感じだったと思います。もちろん年配の方もいらっしゃいましたが。 ーー初音ミクのファンであることをカミングアウトするのは、恥ずかしいことなのですか? Aさん まだ一般的に受け入れられていないため、少なくとも初対面の人には言いづらいです。少しでも自分を知っている人でないと、あらぬ誤解を受けそうという恐怖はあります。  なぜなら、中高生時代には、いわゆる「『オタク』というレッテルを貼られること=いじめの対象」となるという現実的な脅威がありました。自分は、その時代の恐怖体験を今なお引きずっているのだろうと思っています。 Bさん 私は、初音ミクの文化を認めないなら、そこで生まれた優れた音楽を自己否定することなり、自分がその音楽を楽しむことができなくなります。そんなことは嫌です。  私自身は、初音ミクのファンであることを恥ずかしいと思いませんが、それをカミングアウトするか否かは、次元の異なる話ではないか、と考えています。これは、「私がどう思われるか」という話ではなく、「相手がどう思うか」という問題だと思うのです。  相手がいわゆるオタク文化に寛容であれば、ボカロ好きを隠す理由はありませんが、相手がそうでない場合は、オタク文化に触れていること自体を隠す(=ボカロ好きであることも隠す)ことになっても良いのかな、と。  なぜなら、オタク文化に不寛容な人に、わざわざ苦痛(不快な気分にさせる等)を与える必要はないと思うからです。 ーー 色々なご意見をいただき、誠にありがとうございました。 ●まとめ  今回、3回にわたり初音ミクについて考察してきましたが、最後に筆者が至ったボカロに対する感想を述べさせていただきます。 【1】初音ミクを具現化しているボカロ技術は、最先端マルチメディア&ネットワーク技術の集大成である。  前回、前々回でご紹介させていただきました通り、初音ミクを支える三大技術は、エンジニアとしての私を震撼させるすごい技術です。  ・歌唱音声技術は「コンピュータにしゃべってもらう」程度の技術とは次元の異なる高みーー「コンピュータに歌ってもらいたい」ーーというエンジニアたちの執念の産物です。  ・また、動画映像技術は「絵心」を母親の胎内に置き忘れてきた私にすら、たった一枚の絵を描くことなく初音ミクのアニメーションの作成を可能にさせました。  ・そして、ソフトウェアのインストール後30分で、生まれて初めての作曲を完了してしまったという、作曲演奏技術に至っては、もう「魔法」と断言してよいと思います。

 加えて、あまりに高速になったパソコンの演算能力と、優れたマルチメディアデバイス、膨大な情報転送を可能とするインターネット回線、そして情報圧縮転送技術がなければ、初音ミクは、あなたの自宅にやってくることもなかったでしょう。 【2】かかる最先端技術を、研究機関などに閉じることなく、(サブ)カルチャーとの見事な融合を果たし、アミューズメントの一大産業にまで発展させたのは、若い世代の人間である。  このようなコンピュータの人工歌唱を「気持ち悪い」と切り捨てることは簡単なことですし、「そんな市場はない」との経営的な判断をする方が楽に決まっています。  しかし、我が国には、 ・この得体の知れないボーカロイドという技術を信じ、それを文化として昇華するまでコンテンツ(ボカロなど)をつくり続けたボカロP ・そのボーカロイド技術を心の底から愛して研究開発を続けたエンジニア ・技術開発に出資を決断した経営者 ・信じられないほど高機能なソフトウェアを無償で公開するプログラマー ・ボカロのコンテンツを発表する場を提供するプロバイダ ・N次創作を支えるコミュニティメンバー そして、 ・その文化を、辛抱強く、しかし温かく見守り続けたファン の、初音ミクを守る「7人のサムライ」がいたのです。  彼らの、技術力、企画力、創作能力、コミュニティ力、そして、新規の文化をすぐに取り入れられる柔軟性、そしてN次創作を許容できる認容性。 ーー本当にすごいじゃないか、この国の若者たち。  彼らは、世界に対して胸を張って自慢できる若者たちであると、私は断言します。 【3】ボーカロイドや初音ミクコンサートなどを異端視する人は多い。しかし、その理由は観念の域を出ず、論理的でない  第一にボカロを異端視する人は、きちんとこのボカロ文化と正面から向き合っていないのではないかと思います(それを一概に「悪い」とは言いませんが)。  私は、このコラムの執筆が決まってから、中学2年生の娘に、初音ミクの歌を5曲選曲してもらい、人生最初のボーカロイドの試聴に挑戦しましたが、結論から言いますと「歌詞が、全くわからん」という感想でした。楽曲の嗜好以前の問題でした。初音ミクの歌より「TOEICリスニング」のほうがはるかに簡単と思えるくらいでした。  私は、娘に対して、 「YouTubeとかニコニコ動画では、歌詞がタイトル(字幕)で出てくるから、みんな歌詞を理解できるのだよね。最初から歌詞は聞き取れないよね」 と言ったのですが、娘はキョトンとした表情をして、不思議そうに尋ね返してきました。 「なんで? 字幕なんかなくても、最初から歌の内容は聞き取れるよ」  そう言った娘の顔は、特別な勉強をすることなく、毎回TOEICスコア900点台を叩き出していた、あの同僚の顔とそっくりでした。  なんてこった。娘は「ボーカロイドに愛される中学生」であり、私は「英語」ばかりではなく「ボーカロイドにも愛されないエンジニア」であったのです。 ーーなんか、面白くない。  私は、昨年のコラムの執筆開始時から、正月休みの全期間を通じて、娘の選曲した5曲、 『千本桜』 『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』 『はちゅねミクのうた』 『ブラック★ロックシューター』 『初音ミクの暴走』 を、何度も何度も聞きまくり(多分、200回以上は繰り返したと思う)、ようやく歌詞の9割を聴取できるに至りました。  何事も「正面から向きあうこと」でなんとかなる(場合もある)のです。  歌詞が理解できてくれば、「おお、これはこれで、実に味わいのある歌だ」と、縁側でお茶菓子を嗜むご老公のような気分で、初音ミクを楽しむことができるようになりました(もちろん、私にははなはだしく聞くに堪えない曲もありますが)。  さて、話を戻しまして、ボカロ曲を「気持ち悪い」、初音ミクのコンサートで「愛しているよー!ミクー!!」と絶叫する観客を「怖い」と思う人がいるのは、当然だと思います。正直、これだけの徹底した調査とインタビューを実施したと考える、この私でさえも、まだ「引きます」。

 しかし、初音ミクが気持ち悪くて、アニメ映画やアイドルのコンサートなら気持ちが悪くない、というのは論理的に筋が通らないのです。これに対しては、「それは、『質の問題』ではなく『程度の問題』なのだ」とおっしゃる方もいると思います。  そこで、以下に一つテーゼを提示しますので、ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。 「私は、ディズニーランドで、嬌声を上げながら、ネズミのぬいぐるみに抱き付いていく成人女性に対しても、同程度に『引きます』」 【4】あなたが「初音ミク」を理解できないのは仕方がない。しかし彼らの邪魔をしてはいけない。  私が生まれて初めてワープロで実験レポートを提出した時、友だちは私をオバケのように見ました。  私が電子メールの便利さを周囲に説いて回ったとき、「オタク」のレッテルを貼られて、大変冷たい対応をされました。  また、私が、自分のパソコンで統計処理ソフトを自作して、バイト先の学習塾の生徒の成績管理に使った時、人でなしのように言われました。  上記と同様に、みなさんが、新しい技術または文化である「初音ミク」を理解できなかったとしても、それは仕方のないことだと思います。  しかし、初音ミクの技術は、未来の情報処理技術の根幹です。  さまざまな分野(人工同時通訳、自動音声応対システム、VR(Virtual Reality)遠隔医療、QOL(Quality Of Life技術)への適用が考えられ、それらの技術の進歩は、人類の幸福に資するはずです。一人のエンジニアとして、これらの技術の発展を邪魔するものを、私は許しません。  そして、新しい文化をつくり出して、発展させ続けている若者たちに、冷水をぶっかけるようなマネをしないでください。新しいメディアの先行者であり続けようとし、そして常に冷遇され続けた私には、もうわかっているのです。  間違っているのは、いつだって、新しい技術とメディアを忌避する「あなた」です。 (文=江端智一) ※本記事へのコメントは、筆者・江端氏HP上の専用コーナーへお寄せください。 ■おすすめ記事 コンビニのエロ本が売り場から消える日 メインは中高年で熟女系が人気 NTT社長、ドコモのiPhone導入に期待を表明「ニーズに応えることも必要」 バレンタインに異変? 友チョコ、ファミチョコ、豪華女子会で男いらず? 気になる男性をオトすテクニックとは? マックが急速にカフェ化 セブンにローソン、モスもコーヒー導入の背景

コンビニのエロ本が売り場から消える日 メインは中高年で熟女系が人気

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コンビニ
明確な区分けがなされるコンビニの雑誌棚。
コンビニ歴 21 年・バイヤー歴 15 年の筆者が、コンビニを選ぶ視点からお得情報、裏ワザまでを伝授! バックヤード事情を見れば、毎日の生活が変わるーー? <今回のテーマ> コンビニとエロ本  闇夜にひっそりとたたずんでいたエロ本の自動販売機もほとんど世の中から消えてしまった昨今、成人指定雑誌(以下、エロ本)の購入先はコンビニ、という人も多いのではないだろうか?   一般の買い物と違い、エロ本はコンビニの中では買う時にお客様の心の揺れが最もある商品で、「買っていることを、なるべく知られたくない」「購入が恥ずかしい」などと考えるお客様が大多数。  購買を少しでもカムフラージュしたいという心理が働くので、 圧倒的にほかの商品と一緒に買われる“ついで買い”の多い商品となっている。もちろんエロ本と重ねて買うことでカムフラージュしやすい、一般雑誌と一緒に買われることが最も多い。実際には何と併買しようが、結局店員は商品を手にとって会計しているので、そんな努力もあんまり意味はないのだが、店側としては買い上げ単価がアップするので、エロ本目的のお客さまはありがたい商品なのだ。  ちなみにエロ本に関する、一般的な購買行動としては、 ・女性店員、特に若くて好みのタイプがレジにいる場合は絶対買わない。 ・いつも利用している店舗では買わないで、わざわざ少し離れた他店に行く。 ・必ずJANコードの付いている裏表紙にひっくり返してレジに持っていく。 の3つがオーソドックスである。  現在、有害指定図書(不健全図書)や地方自治体の青少年保護などの条例により、18歳未満に販売できず購買層が限られており、近年ではそうした取り締まりも一層強くなってきた。05年ごろからは成人指定雑誌専用コーナーが設置され、中身が読めないようにシールの貼り付けが義務付けられている(ただしレディースコミックは、女性誌コーナーで展開される上、中身が読める状態で販売されているけど)。  コンビニでのエロ本売り上げは、現状1店舗 1日平均1~2冊。本雑誌の全体売り上げの約10%を占めている。ただし、フランチャイズオーナーが成人指定の商品を扱うことに消極的だったり、小中学校のスクールゾーン内にあるなど家主の都合でエロ本をまったく取り扱わない店舗もあるので、大手チェーンでは店舗比率で50〜60%程度での展開となっている。そのため、取り扱ってる店での売り上げ比率はもっと高くなる。  だが、コンビニの雑誌全体の売り上げは、ここ10年間、前年比90%強とか減少傾向にあり、苦戦が続いている。それでもエロ本の売り上げは、2年前までは前年比95%前後と一般誌よりは高い水準で推移してきたが、ここにきて、スマホやタブレット端末の隆盛により、前年比85%強と逆に売り上げの低迷が加速しているようだ。  こうした状況の中で、スマホ・タブレット端末をまだ持っていない50〜60代が主力購買者層で、ターゲットニーズに合った人妻・熟女系エロ本の売り上げが高く、品ぞろえの約半分を占めるようになった。また、家族持ちだと自宅で保管することが難しいので、出張など独りで過ごす時間が増えるであろうビジネスホテルに近い店舗では、チェーンの大小に限らず、よく売れているようだ。  一方、スマホやタブレット端末を使って、世に氾濫する過激な無料のエロ動画を見ている40代以下の層に対してエロ本出版社では、エロ本のおまけにDVDをつけるなどで対応している。だが、これも行政指導が厳しく、また、リスク回避のためにどうしてもモザイクが濃くなるので、お客様からの支持がどんどん無くなっているようだ。スマホやタブレット端末が高年齢者層にも行き渡ることが見込まれる今後、エロ本の販売もますます厳しくなることが予想される。  地方自治体の青少年保護育成条例とは別に、時代の流れにより、売り上げが急激にダウンし、エロ本がコンビニ店頭からほとんど姿を消す日もそう遠くないのかもしれない。 (文=渡辺広明/流通クリエィティブディレクター) ■おすすめ記事 NTT社長、ドコモのiPhone導入に期待を表明「ニーズに応えることも必要」 次世代技術の結晶「初音ミク」を、“文化”にまで昇華させた者は単なるオタク? 気になる男性をオトすテクニックとは? マックが急速にカフェ化 セブンにローソン、モスもコーヒー導入の背景 バレンタインに異変? 友チョコ、ファミチョコ、豪華女子会で男いらず?

新宿、渋谷で話題のロボットレストラン宣伝カー、総工費100億円の謎を直撃取材!

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ロボットレストラン
ロボこえぇぇ! でもちょっと行ってみたい。
(「ロボットレストランHP」より)
人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活!   今週は、鮫肌文殊氏が、東京新宿にオープンしたロボットレストランの総工費100億円について、疑惑を直撃した! [回答者]ロボットレストラン予約センター 様  最近のテレビバラエティは、昔のようにあざとい引っ張り方をすると視聴者が嫌がるため、そうした手法は自粛傾向にある。番組のオープニングのVTRで肝心のところをマル秘マークのテロップで隠しながら「衝撃映像100連発!」って煽りまくるとか、CM前に「この後、いったいどうなってしまうのか!?」とナレーター渾身のシャウトが入るとか、まあ見ているだけで暑苦しくなる過剰演出気味なアレがアウトなんですわ。  いくら番組側が煽り立てても、現代日本の視聴者は、老若男女テレビを見るプロばかりなので「はい、はい、煽るだけ煽っておいて、どうせたいしたこと無いんでショ?」と冷めた目で見られるのがオチである(実際たいしたことない事が多いしね)。  大昔、私の担当していたある番組では、オープニングVTRで「この後、凄いことが起きる!」ってガンガン煽っておいて、結局、番組のエンディング直前、最後の最後にその衝撃映像を寸止めで見せてから「この続きは来週!」(笑)。なんと週をまたいで引っ張ったことさえあるものなあ。よくそんなムチャクチャが許されていたものである。今、そんなことやったらツイッターだなんだで、非難轟々お祭り騒ぎであろう。  まだネットも普及していなかった時代、そんなドイヒーな引っ張りを見せられても「チックショー、まんまと騙されてしまったぜ。ま、来週また見りゃいっか」とあきらめてくれるオトナな余裕が、視聴者の皆さん側にもあったんだと思う。どの業界もそうでしょうが、今やちょっとでも非を見せた相手には、よってたかって正論ふりかざしてボッコボコに叩きまくる時代ですから。まあ、それにしても昔のテレビの煽り方はヒドすぎた。完全なオオカミ少年。そりゃ視聴者もテレビ離れしちゃいますって。  そんな風に反省しきりなタイミングで見つけた、ここんとこ新宿や渋谷の街なかを凄い音量で走りまくっている宣伝カー。なんだありゃ。見ると、ロボットレストランと書いてあり、巷で話題らしい。中でも目を引くのがその宣伝カーの車体にでっかく書かれたそのキャッチコピー。「総工費100億円」……また大きく出たものである。正直、昔の煽りすぎなテレビバラエティのノリを思い出して嬉しくなっちゃう大風呂敷っぷり! いいね~!  だから直接、ロボットレストラン予約センターに聞いてみた。 『最近、街中でロボットレストランの宣伝トラックをよく見るんですが、車体に書かれてる「総工費100億円」って本当なんですか?』 担当者 ロボットレストランというお店が新宿の歌舞伎町にありましてですね。そちらの総工費ということになります。 ――それは分かるんですが、レストランのどこに100億円もかかるんですか? ロボットもビルも含めてということですか? 担当者 はい。そうです(キッパリ)。 ――ちなみに、ロボット自体の金額はどれぐらいするんですか? 担当者 ロボットは何体もあるんですけれども、1体1億円ぐらいからとなっております。 ――1体1億円!? そんなにかかるんですか? 担当者 正味、実際に出るのが6台とですね、あとお客様に自由に乗って楽しんでいただくために2台置いてあります。あと他にも別のロボットが多数あります。  なんと! 巨大ロボットが一体1億円もするとは! そんなにかかってるなんて……。1億円を全く感じさせないチープな作りなんですけど(笑)。で、肝心なところをスバリ聞いた。 ――そのロボット1体1億円として、10体動いたとしたら10億円じゃないですか。で、残りの90億円は何に掛かっているんですか? 担当者 あのー。お店に来ていただければ分かると思うんですが、非常に(お店の内装が)派手なんです。そのようなところで総工費が100億円ということになっております。是非見てみてください。さくら通りというところにございます。  最後は、セールストークをされてしまったぜ。でも、担当者の話によればロボットも含めて総工費100億円はマジだそうである。こりゃこの目で見て「これだったら100億かかるわ」と確かめるしかないようだ。噂によればけっこうセクシーな要素もあるらしいし。誰か一度、一緒に行ってみませんか? (文=鮫肌文殊/放送作家) ■おすすめ記事 柏木由紀まで坊主に !? 政務官のクビを取った新潮に対し、文春はまたもAKBスキャンダル! 米司法省、不当格付けの疑いでS&Pを提訴へ 営業的配慮で割高格付けか 今年こそ自分を変えたい人が考えるべき3つのこと 東芝、半導体業界“弱者”再編・連合を尻目に、ひとり勝ちの兆し?工場売却へも意欲 金融庁、円滑化法終了受け、再生ファンド設立を検討〜地銀の債権放棄を後押しか

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『壁掛 AKB48-05柏木 由紀 
カレンダー 2013年』
(わくわく製作所)
 2月6日発売の「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)から、忙しいビジネスパーソンも要チェックの記事を早読み。今回は、新潮渾身のスクープとなった、徳田毅代議士の女性スキャンダルと、またも飛び出た「文春×AKBのゴシップコラボ」をチェック!  先週は、「坊主事件」にまで発展した「AKB48・峯岸みなみの朝帰りスクープ」を飛ばした文春にお株を奪われた新潮だったが、今週はやってくれた。  去る2月4日、国土交通省政務官だった徳田毅議員が「過去の女性問題」を理由に辞任したが、具体的に「女性問題」の内容が明かされることはなかった。永田町周辺では「今週発売の文春か新潮が、スキャンダル記事を書くようだ」と囁かれていたが、徳田議員に引導を渡したのは、新潮だった。「徳田毅代議士が慰謝料1000万円の『未成年女性』泥酔姦淫」という記事がそれだ。  記事によると、徳田議員は2004年、東京・赤坂で会食を共にした19歳の女性に飲酒をさせ、その後、バーに連れていき、酩酊するまで飲ませて、高級ホテルに連れ込んだという。さらにホテルの部屋で、徳田議員は抵抗する女性を抑圧して、性行為に及んだというのだ。女性はそれから3年後の2007年、こうした不法行為を行った徳田議員に対して、2000万円の損害賠償請求を求める民事訴訟を起こしている。また、この行為が行われたのは徳田議員の新婚時代で、盛大な披露宴から半年あまりのことだったというから、徳田議員のモラルの低さは人並み外れているといえるだろう。  女性の訴えに対して、徳田議員は答弁書の中で「未成年とは知らなかった」「お酒は女性がすすんで飲んだ」「性行為は合意の上」……と不法行為を否定したというが、新潮はこれをもって、先日、準強姦罪で実刑判決を受けた内柴正人被告と同様の主張である、と一刀両断している。 ●守秘義務を盾に説明義務を放棄  女性の訴えに対して、結果的には、徳田議員は1000万円を支払い、和解に持ち込んでいるが、新潮の記事に登場する、この女性の彼氏という人物は、徳田議員から直接謝罪がないことに対して、いまだ怒りが収まっていない様子だ。 「こうした裁判の和解では、その後、お互いのプライバシーを守るために、和解内容に守秘義務を課すのが普通です。実際、徳田議員側はこの守秘義務を盾に、新潮の取材や官邸への説明に応じていないようですが、そのために一方的に叩かれまくられる状況を生んでしまった。女性が訴えでた内容が真実であるならば、今後、議員辞職も避けられない。『真実ではない』と守秘義務を破って釈明をしたとしても、それはそれで約束違反だというそしりは逃れない。いずれにせよ、政治生命は大ピンチです」(全国紙政治部記者)  この新潮が発売される3日前には政務官辞任を決めた徳田氏。その決断の早さで、スキャンダルが安倍内閣に飛び火するのは避けられたかもしれないが、自身に対する火の粉は、それくらいでは払うことはできなさそうだ。  それにしても、5年前に和解に持ち込み、「終わったこと」と思っていた騒動が、「待ってました」とばかり、政務官就任直後のタイミングで再燃してしまうのだから、今回の件は、法的手段を使おうが、カネの力を使おうが、過去の過ちや汚点は決して消えることはないという教訓を与えてくれたのではないか。政治家のみならず、誰もが心しなければいけない点だ。  4カ月前には、第三次野田内閣の田中慶秋法務大臣の「暴力団スキャンダル」をスクープして、そのクビを取った新潮。06年の第一次安倍内閣時には、閣僚が次々とスキャンダルに襲われ、支持率低下を招いたという苦い経験を持つ安倍晋三首相にとっては、脅威の存在となりそうだ。 ●なんと、峯岸がゆきりんを…  一方で、出版業界内では「文藝春秋は安倍晋三の著書『美しい国へ』の発行元でもあるから、『文春』では安倍内閣のスキャンダルはやりにくいはず」などと囁かれているが、文春にはそんな“業界の仁義”など通じないはず。新潮に負けじと、安倍内閣には、バッチリ切り込んでくれることだろう。というのも、AKB48の写真集を出しておきながら、AKB48メンバーの恋愛スキャンダルを独走状態で連発しているという実績があるのだから。  その文春、先週の峯岸ネタに続き、今週もやってくれた。今回は、グループ随一の清純派である“ゆきりん”こと柏木由紀が、Jリーガーと合コンをしていたというスクープ写真を繰り出してきた。  この合コンは、1月12日の深夜に行われて、女性陣は柏木のほか、峯岸みなみ、AV女優の明日花キララら、男性陣はセレッソ大阪の扇原貴宏、杉本健勇らが出席し、朝までどんちゃん騒ぎが行われていたらしい。しかも、この合コンに柏木を誘ったのが峯岸というのだから、柏木ファンから「ゆきりんまで巻き込むな、坊主!」と、峯岸が袋叩きに合わなければいいが、と心配してしまう。  恋愛禁止のAKB48において、合コンまでが禁止されているかといえば微妙。昨年、同じく文春に合コン騒動が報じられたAKB48の佐藤亜美菜や近野莉菜は、運営サイドからのお咎めはなく、彼女たちからもファンに謝罪はなかった。 「しかし、ゆきりんの場合は意味が違う。彼女は自分自身で、恋愛を捨てて、AKB48とファンのために生きるということを標榜して人気を集めてきたんです。かつてスポーツ紙のインタビューでも『365日追いかけられても、写真誌にスキャンダルを撮られることはないですよ』と宣言していました。恋愛禁止というルールの肯定派でもある。それなのに、自分で高いハードルを設けた挙げ句、自分でつまずいてしまったのだから、自責の念は強いでしょう。『たかが合コン』とは言えないはず。だからといって、彼女の坊主頭は見たくないですが……(涙)」(あるAKBファン)  果たして、柏木は自分自身でどういう決着をつけるのか。  くしくも、2月6日は柏木のソロ・デビュー曲の発売日。新潮の“徳田スキャンダル”よろしく、文春が1カ月も前の合コンネタをこの時期にぶつけたのは、歌手活動の出鼻を挫こうという意地悪なのか、逆宣伝になるという優しさなのか。そして、来週はAKB48の誰のスキャンダルを出してきてくれるのか、文春に期待したい。 (文=編集部) ■おすすめ記事 衝撃の事実が発覚!? あのロボットレストランは総工費●●億円だった!! 米司法省、不当格付けの疑いでS&Pを提訴へ 営業的配慮で割高格付けか 今年こそ自分を変えたい人が考えるべき3つのこと 東芝、半導体業界“弱者”再編・連合を尻目に、ひとり勝ちの兆し?工場売却へも意欲 金融庁、円滑化法終了受け、再生ファンド設立を検討〜地銀の債権放棄を後押しか

朝日に読売…消費増税に賛成し、自らは平然と軽減税率を求める大手新聞社の醜態

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) AKB河西「手ブラ写真集」騒動でわかった 隠蔽される少年への性的虐待 mixiは意外と稼いでる!? FacebookやTwitterへ原点回帰で反撃! 夢をかなえるのに才能は必要か? ■特にオススメ記事はこちら! 朝日に読売…消費増税に賛成し、自らは平然と軽減税率を求める大手新聞社の醜態 - Business Journal(2月5日)
日本新聞協会の秋山耿太郎会長が、
会長を務める朝日新聞東京本社。
(「Wikipedia」より)
 昨年8月に法案が成立し、現行5%の消費税率は、2014年4月に8%、15年10月には10%に引き上げられる見通しだ。大手新聞各社は消費増税に賛成しながら、新聞の購入金額には軽減税率を適用するよう主張し続けている。  軽減税率とは、本来の標準税率より低い税率のこと。新聞社は「自分たちだけは税金を安くしろ」と言っているわけである。例えば、読売新聞は1月9日の社説でこう書いている。 「税制改正では、生活必需品などの消費税率を低く抑える軽減税率の導入を明確に打ち出す必要がある。(中略)公明党が提示している2段階の導入論は、検討に値する。公明党前代表の太田国土交通相は『消費税率を8%に引き上げる段階で軽減税率の対象をコメ、みそ、しょうゆ、新聞などに限定し、10%への引き上げ時に対象を拡大する』との案を示した」  公明党の太田氏がそういう発言をしたのは事実だが、「コメ、みそ、しょうゆ、新聞」という並びには、少し違和感を感じる。  他紙も軒並み同じ論調だ。産経新聞の1月8日社説のタイトルは『軽減税率 8%からの導入決断せよ』だった。 「新聞に対する税率も、ドイツでは食料品と同じ7%だ。(中略)国民の『知る権利』にかかわる言論の多様性を確保し、活字文化を守るために『新聞への課税は慎重であるべきだ』という伝統による。知識への課税は活字文化を損なう恐れがあり、日本もこうした欧州の例に学んでほしい」 ●経営への影響大きい毎日は必死?  毎日新聞も昨年12月、総選挙の投開票日を5日後に控えた11日、「軽減税率で自公を評価」というタイトルの社説を掲載した。税制面で新聞業界を優遇してくれそうな政党を支持しようという露骨なものだ。リベラルで庶民的という定評があった毎日でさえ、このありさまである。しかも、毎日が新聞への軽減税率適用を求めた社説やコラムを掲げたのは、この日だけではない。 『一体改革は必要だ 欧州の実例に学ぼう』(2011年12月15日付社説) 『一体改革 与野党で問題点を洗え』(2012年1月12日付社説) 『「大人の自民党」が見たい』(2012年4月12日付「熱血!与良政談」与良正男) 『消費増税法案 複数税率の検討を』(2012年4月25日付社説) 『ケーキ? ビスケット?』(2012年4月27日付「発信箱」福本容子)  これだけ度重なると、悪質としか言いようがない。全国紙とはいえ、毎日の朝刊部数は約340万部といわれ、朝日と読売には大きく水をあけられている。増税分を転嫁できず自社で負担すれば、他紙よりも経営的に大きなダメージを受けると見られる。  さて、朝日新聞はどうかと言えば、これまでのところ、他紙のような露骨な主張はしていない。『消費増税と低所得層ー軽減税率は将来の課題に』(2012年5月20日付社説)では軽減税率を客観的に論じながらも新聞への適用には触れていない。しかし、素直に褒められたものではなかった。 ●ロビー活動にご熱心な朝日新聞社長  日本新聞協会の会長を務める朝日新聞の秋山耿太郎会長は昨年10月、第65回新聞大会で「知識課税の強化は活字文化の衰退を招く」とあいさつし、「経営を直撃する消費税の大波をどう乗り越えていくべきか。進むべき道を探り出していかねばならない」と述べた。軽減税率導入に向けた新聞協会のロビー活動は、昨年3月と6月にも大々的に行われており、そのたびに秋山会長が出席している。「業界の総意」という隠れ蓑を使って、朝日新聞としての本音を抑えていると考えるのは、勘ぐりすぎだろうか。それとも、朝日新聞社では、経営者たる会長の意見と論説含む編集陣の意見はまったく違うということなのか。 ●読売は財務省の天下り先?  みんなの党の山内康一衆院議員は2011年6月19日のブログで、「財務省主導の増税路線にマスコミも乗っかっています」「消費税が上がっても大手新聞社は困らないカラクリがあります」と書いている。その中身として「大手新聞は『新聞購読料は消費税対象外』という主張をし、その主張に財務省はOKを出している様子」と暴露している。もしこれが本当ならば、財務省と大手マスコミは蜜月状態といえよう。  実際、2010年11月には丹呉泰健氏が読売新聞の社外監査役に就任しているが、丹呉氏は09年の政権交代直前に財務事務次官となり、10年7月に退任した人物だ。読売が同氏の財務省に対する影響力を見込んでの人事であると見るのは普通だ。 ●国から守られ続けてきた大手新聞社  そもそも、自由競争の業界なのに、大手新聞ほど国から守られて生き延びている民間企業はない。古くは国有地を安く払い下げてもらい本社を建て、戦後はテレビ局を開設して電波利権まで手中に収めてきた。長らく官庁丸抱えの記者クラブで一次情報を独占し、役人提供のリリースに少し手を加えただけの原稿で紙面を埋めてきた。そして、現在も再販制度で新聞価格を高く維持している。記者出身の素人が経営者になっても、会社を存続できるわけである。  各社は新聞を軽減税率の対象にすべき理由として「活字文化の存続」や「知る権利」などを挙げているが、今や新聞社だけが情報取得手段の担い手ではない。インターネットの普及で、役所や企業も独自に情報を発信しており、記者会見にはフリーの記者も参加できるケースが増えた。フリージャーナリストの活動はネットによって飛躍的な広がりを見せ、情報は多様化している。中には新聞社の社説よりもはるかに説得力のあるものも多い。また、ネット中継や動画の進歩によって、速報性でもネットメディアは力を発揮している。新聞が軽減税率の対象になるとすれば、それは新聞社の既得権以外の何ものでもない。  さて、自民党と公明党は1月23日に与党税制協議会を開き、軽減税率は「消費税率10%への引き上げ時に導入を目指す」ことで合意した。これで、今回は新聞業界の要望が入れられる見込みはなくなったが、今後も新聞業界は恥も外聞もなくロビー活動を展開してくるだろう。彼らの動きに、目を光らせておかねばなるまい。 (文=横山渉/ジャーナリスト) ■おすすめ記事 AKB河西「手ブラ写真集」騒動でわかった 隠蔽される少年への性的虐待 mixiは意外と稼いでる!? FacebookやTwitterへ原点回帰で反撃! 夢をかなえるのに才能は必要か? 富士通、黒字見込みから一転、赤字1000億円へ…不振事の半導体は再編・減損 セイコー“総帥”名誉会長追放クーデター事件の全内幕!みずほコーポ銀が暗躍?

AKB河西「手ブラ写真集」騒動でわかった 隠蔽される少年への性的虐待

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『卓上 AKB48ー132河西 智美
カレンダー 2013年』(わくわく製作所)
 版元・講談社の事情聴取という事態にまで発展したAKB48・河西智美の「手ブラ写真集」騒動。お得意のメディア操作で芸能マスコミは黙らせているものの、写真集が発売中止に追い込まれたうえ警察沙汰にまでなったわけだから、AKBや講談社の受けた損害・イメージダウンはけっして小さいものではない。  しかしそうなると、改めて不思議に思うのは、彼らがなぜこんな写真集をつくってしまったか、である。児童ポルノ法、そして青少年育成条例施行後、大手出版社も芸能界も児童ポルノには非常に神経をとがらせてきた。それが、今回は児童ポルノどころか、乳房との接触強要という性的虐待の疑いもある写真を堂々と表紙にしてしまったのだ。 「それは相手が男の子だったからですよ。マスコミは少女の性的描写については慎重ですが、少年となるとほとんど気にしない」(大手出版社社員)  実際、当初は講談社だけでなく他のメディアも今回の写真集の問題点にまったく気づいていなかった。スポーツ新聞などはAKB・講談社のパブリシティにのっかり、発売直前に堂々と問題の写真を掲載したうえ、「豊満バストの手ブラ披露!」「一糸まとわぬセクシー姿で悩殺」「超過激な手ブラショットを披露」などと煽り立てていたのだ。  また、熱烈なAKBファンで知られるマンガ家の小林よしのりにいたっては、問題発覚後も「この程度の写真が載せられないことにも十分驚いたが、写真集そのものが発売白紙というニュースにはつくづくあきれた」と手ブラ写真擁護論を展開している。  こうした少年ポルノへの甘い対応の背景にあるのは、「男の場合は性的虐待にならない」という先入観だ。 「男は常に女性との性的接触を望んでいる、女性とできるなんてラッキーだという思い込みがある。それが性的虐待を受けるわけがない、受けたとしてもたいしたことがない、という意識につながっていると思います」(児童虐待に詳しい心理カウンセラー)  以前、河西と同じAKB48の高橋みなみの母が、少年への複数回のわいせつ行為で逮捕された事件があったが、この時も同様の構図があった。淫行という重大な容疑で刑事事件になっているにも関わらず、メディアやファンの間では「しつこく性的関係を求めたのは少年のほうで、たかみなの母親はむしろ被害者」という見方が広がって、報道が尻すぼみに終わってしまったのだ。 「この時は、AKBサイドがメディアにそういう情報を流して報道を封じ込めた経緯がありましたが、その情報操作を受け入れたベースにはやはり、『男が性的虐待を受けるはずがない』という意識があったと思う」(スポーツ紙記者)  しかし、この「男が性的虐待を受けるはずがない」という先入観は、明らかに認識不足といわざるをえない。  例えば、アメリカの臨床心理研究家・リチャード・B・ガードナーが出版した研究書『少年への性的虐待』によれば、アメリカの一般男子大学生を対象とした調査で、16歳までに直接的な(接触のある)性的虐待を受けたと回答した数は全体の18%、接触のない虐待も含めると、被害者は28%にものぼるという。  また、同書は、有名なシアトルの小学校女性教師妊娠事件をはじめ、少年の性的虐待被害の具体的な事例を複数紹介しているが、その内容がすさまじい。同じような教師による男児への性的いたずらはもちろん、37歳の女性が近隣の少年をレイプしたケース、修道女が男児に1年間にわたって自分の性器を触らせ続けていたケース、さらには、母親の息子に対するセックス強要、さらには父親による息子への性的虐待……。  これらの現象は、女性が強く、ゲイの多いアメリカだからだと思われるかもしれないが、けっしてそうではない。日本でも2003年、アジア女性基金が行った「高校生の性暴力被害実態調査」では「無理やりセックスをされそうになったことがある」と回答した男子が2.7%、「無理やりセックスをされた」と回答した男子が1.5%。05年に実施された「青少年の性行動全国調査」では、「性的行為を強要されたことがある」と回答した高校生男子が1.2%、「相手の裸や性器を見せられた」と回答した男子が4.8%にのぼった。  しかも、こうした数字は氷山の一角だと専門家はいう。 「アメリカでも男児の場合は性的虐待を受けながら、自分自身がその被害者感情を抑圧し、体験を封印してしまうケースが多い。アメリカよりも閉鎖的な日本ではもっとこの傾向が強いですから、実際には10%近い男児が性的虐待を受けている可能性がある」  そして深刻なのは、こうした性的虐待を受けた少年たちが、女児のケースと同等かそれ以上にひどいトラウマを負っている可能性があることだ。先の『少年への性的虐待』でも抑うつ状態や性的不能になったケース、さらには自分自身が性的虐待の加害者になってしまったケースなどが多数紹介されている。  そう考えると、河西智美の騒動も「この程度の写真で……」の一言で片づけられる話でないことがよくわかるだろう。むしろ、今回の騒動を契機に、これまでひた隠しにされてきた少年への性的虐待の実態を明るみに出し、対策をきちんと考える必要があるのではないか。  もっとも、この国ではそれ以前に、どんなスキャンダルを引き起こしてもほとんど報道されることのないこの異常なAKBタブーをなんとかしなければいけないのかもしれないが……。 (文=須田 林) ■おすすめ記事 朝日に読売…消費増税に賛成し、自らは平然と軽減税率を求める大手新聞社の醜態 mixiは意外と稼いでる!? FacebookやTwitterへ原点回帰で反撃! 夢をかなえるのに才能は必要か? 富士通、黒字見込みから一転、赤字1000億円へ…不振事の半導体は再編・減損 セイコー“総帥”名誉会長追放クーデター事件の全内幕!みずほコーポ銀が暗躍?

本屋の棚はなぜ頻繁に入れ変わる? 青山ブックセンターさんを直撃取材!

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 「自殺者は部屋が汚い」特殊清掃人を変えた自殺と孤独死のリアル 太陽光発電買取価格引き下げで三菱商事・ソフトバンクに逆風!? グリーの“優れた”ビジネス…新パッケージガチャ、射幸性強くコンプよりお金つぎ込む人も続出 ■特にオススメ記事はこちら! 本屋の棚はなぜ頻繁に入れ変わる? 青山ブックセンターさんを直撃取材! - Business Journal(2月3日)
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うまいこと名前付けたって思ってそうな。
(「Wikipedia」より)
人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活!  今週は林賢一氏が、本屋さんの棚替え頻度について不満をぶつけた! [回答者]青山ブックセンター 六本木店 様  ほぼ毎日、本屋に行く。  たしかにAmazonは便利だけれど、やはり本をじかに触れて選書するという行為は捨てがたいものがある。あと単純に本を触るって気持ちよいし。  僕の本屋での行動パターンはこうだ。  お店に入ると、まずは積んである新刊本をチェックする。これは欠かせない。その後、雑誌棚をぶらっと散歩し、定期購読している雑誌が発売されているかをチェック。そして、文庫棚を冷やかす。最後は専門書の棚を散歩する。  みたいな、みなさんも本屋での行動パターンがそれぞれあると思う。そんな習慣が崩れる瞬間が、突然訪れる。  棚が変わっている。  そう、いきなり棚の中身が変わってゲシュタルト崩壊的な悲劇がやってくる。もう、どこがどこにあるか分からなくなる。  棚卸しかと思ったら、本屋では冊数の管理は行き届いているはずだから、どうもそれとは違うはずだ。 「あれ? 文学の棚はどこだろう?」「ん? この棚、新書になったのか」  などなど、新たな情報を頭に入れなくてはならないし、目指す棚を探すだけでも時間がかかる。 「これまでの俺の脳内棚を返して下さい!!!!!!!!」こう本屋の中心で叫びたくなってもしまう。なぜこんなことをするんだ?  そこで【青山ブックセンター 六本木店】に直接聞いてみた。 「よく棚の中身を入れ替えるのはなぜですか?」 担当者 えーっと、今年の1月初めにお店のレイアウト変更を行ったんですが、その件でしょうか? ──はい。A棚はこれまで文学だったのにビジネス書にしたり、B棚はスポーツ本だったのがマンガに変更、みたいな感じの変更って頻繁にありますよね? 担当者 そうですね、大きい変更は年に2回くらいですかね。 ──年に2回? 担当者 そうですね、大きいジャンルの入れ替えというのは、年に2回くらい行ってますね、はい。 ──これって、なぜ入れ替えるんですか? どのジャンルがどこにあるのか分からなくなることがあるもので……。 担当者 はい、申し訳ありません。そうですね、お客さまの流れだったり、反響とかいろいろ細かく毎月分析をしている中で、例えば今回ので言いますと、写真アートとデザインアートを一緒にご覧になる方が多いんですが、元々の場所がスゴくかけ離れていたので、今回は隣同士にしようとか、そういうことが多いですが。 ──常に改善しているってことですか? 担当者 そうですね、改善を。繰り返しになってしまっているんですけど。 ──年に2回くらいやっているから、ちょくちょく入れ替わってるように感じるんですね……。 担当者 はい。ただ、今回1月のレイアウト変更はだいぶ大きなものだったので、お客様にも分かりづらさがあったかと思います。 ──今回の変更のポイントは、どんな所ですか? 担当者 そうですね、例えば文芸書が一括りに変わって、ビジネス書も変わっています。 ──棚の位置を定期的に変え続けていると結局、元の位置に戻るってこともあるんじゃないですか? 担当者 まあ、何年か単位で見るとあるかもしれませんが、数カ月でってことはないと思います。 ──それは結局、元の場所の方が良かったから戻ってくるわけですか? 担当者 そうですね、まあ、話題書とかの動向も年々変わってきますので、それにも応える感じで考えているので、戻るってことはあるかと思います。まあ、本屋に限らずお店の方ではいろいろあると思うんですけど、うちの方は改善としかちょっと言いようがないのですが。日々改善しております。  改善してもらうのはいいことだと思うけれど、ヘビーユーザーにはあまり意味がない。年に2回も変更するのではなく「これがベスト」という配置で長年戦ってほしいものである。  例えば、料理屋さんが年に2回もレシピや味を変更するわけがないように、本屋も棚の変更はすべきではない、と毎日本屋に通っている身としては思ってしまう。  本屋さん! 【ベストな棚の位置を決める会議】みたいのをお客さん交えて公開で行うといいんじゃないんでしょうか、と謎の提案をして今回はドロン。 (文=酒平民 林賢一/放送作家) ■おすすめ記事 「自殺者は部屋が汚い」特殊清掃人を変えた自殺と孤独死のリアル 太陽光発電買取価格引き下げで三菱商事・ソフトバンクに逆風!? グリーの“優れた”ビジネス…新パッケージガチャ、射幸性強くコンプよりお金つぎ込む人も続出 さらに激化? 狙われている日本の水資源 バイアグラを部下に買わせ、愛人の指南で合併を決める大手新聞社長の性癖

「自殺者は部屋が汚い」特殊清掃人を変えた自殺と孤独死のリアル

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(「Thinkstock」より)
ーー『カンブリア宮殿』『ガイアの夜明け』(共にテレビ東京)『情熱大陸』(TBS)などの経済ドキュメンタリー番組を日夜ウォッチし続けている映画監督・松江哲明氏が、ドキュメンタリー作家の視点で裏読みレビュー! 【今回の番組】 1月20日放送『ザ・ノンフィクション 特殊清掃人の結婚』(フジテレビ)  名言の連発だった。  冒頭、いきなり竹内結子のナレーションで「ずっと一人で生きていくんだと決めていました」である。  さらに「仕事は現場が教えてくれるよ」「日本語の使い方間違えたら大変なことになるぞ」「弟子に必要としてるのは技術より人の心」と続くのだからたまらない。  僕はこの原稿の為に言葉をテキストに写しながら見ていたが、心のノートにも留めておこう。  『ザ・ノンフィクション 特殊清掃人の結婚』は、清掃会社の社長が恋人を家族に紹介するシーンから始まる。出前寿司を囲んで男の両親が「彼女が出来たということで幸せだよ」と笑う。で、カンパーイ。和やかな雰囲気だが、竹内結子の声は重い。独身主義者を貫いてきた男が結婚を決めた理由を、番組は彼の過去を振り返る形で描く。  男の仕事は特殊清掃人。孤独死や自殺した部屋の後始末をするのが彼の仕事だ。たとえば37歳の女性が自殺した場合。遺体からハエが異常発生したことにより、その死が判明した。そんな状況を「文字通り虫の知らせだ」と竹内結子は説明するが、「巧いこと言ってる場合か」とツッこみたくなるほどの酷い現場。対して社長は淡々と状況を説明する。自殺をする人の特徴は部屋が汚い。そうなると人を招くこともないから自分で考える時間が増えてしまう。外にも出ないから、深く考え過ぎて自殺を選んでしまう場合が多いのだ、と。  また、ある父親の死は「死のかたちは さまざま。時には幸せな孤独死もある」と紹介された。このケースは他の現場との違いが際立った。この状態を見て社長は「亡くなっている人はだいたい玄関に首が向いている。苦しんで出ようとするから。でもこの人は違う」と語る。娘からの手紙を大切に保管してある袋を見つけ、遺族に渡す。「こういう人だったよね」とまるで暖かい通夜のような会話を交わす家族たち。袋を抱きしめる姿が僕にはスローモーションのように見えた。  番組の中盤、個性の強いキャラクターが登場する。社長とは一回り以上も歳の違う25歳の若者だ。彼はミュージシャンをしながら「仕事として」と割り切って特殊清掃に就いた。「結構考えがドライなんですよ、僕」とキャメラの前で言えてしまうのだから相当な礼儀知らずだと映る。彼が仕事のトラブルが多そうなことは十分に分かってしまう。ある日は他人の駐車場に駐車してしまい、怒られてから移動したものの、なんとその際に接触事故を起してしまった。その結果、さらに相手を怒らせることに。彼は「やっちゃったものはしょうがない。勉強になったと……」言うのだが、それは事故を起こした人間が言う言葉ではない。社長は、怒られた経験がないからあやまるタイミングを知らないんだろうと分析する。  しかし、彼のように若くても感情を抑えられるからこそ、特殊清掃の仕事も出来るのかもしれない。だが、それではいけないと社長は言う。ある孤独死と対面した時、社長は耐え切れなくなって外に出た。その人の職業が「清掃業」だったからだ。自分の過去と重ね、感情移入してしまったのだ。一方、若者は黙々と仕事を続ける。この現場で二人の仕事に対する明確な差が浮き彫りになってしまった。  社長は行きつけの寿司屋に彼を誘う。「亡くなった人から何かを学べよ。俺はこの生き方で間違ってなかったのか教えて下さいって。現場で涙しながら作業するくらいになって欲しい。そうなった時にお前自身は大きく変わる」。この言葉を若者は黙って聞くが、僕には社長が自分自身に問いかけているかのようにも見えた。  そして若者は変わる。ある清掃の場で、依頼人が彼のことをこう語っていた。「ほかの業者は靴を脱がなかった。でも彼は靴を脱ごうとしてくれた」と。  さて、冒頭にある社長が結婚を決めた理由は、いくつもの死の現場とある若者の成長を通して見事に描かれていた。死に様を通して生き様を見せる、見事な構成だったと思う。そして不思議とポジティブな気持ちにもなれた。  ラストの「家庭を持てるような男になりたいって思うようになった」という言葉が、とても暖かく聞こえた。 (文=松江哲明/映画監督) ■おすすめ記事 さらに激化? 狙われている日本の水資源 本屋の棚はなぜ入れ変わる? 書店業績不振の裏にある緻密な分析 太陽光発電買取価格引き下げで三菱商事・ソフトバンクに逆風!? グリーの“優れた”ビジネス…新パッケージガチャ、射幸性強くコンプよりお金つぎ込む人も続出 バイアグラを部下に買わせ、愛人の指南で合併を決める大手新聞社長の性癖