朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? - Business Journal(2月21日)
朝日新聞東京本社(「Wikipedia」より)

 朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。  朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。  ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。  この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。  しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。 ●朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?  これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る。  確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。  テレビ朝日と朝日放送の関係を見ても、朝日放送はテレビ朝日の子会社ではない。朝日新聞とテレビ朝日の関係については、かつてテレビ朝日は朝日新聞から34%の出資を受け、定款変更などで拒否権を持たれて支配された会社だったが、朝日新聞が創業家の村山家が保有する株式を相続対策としてテレビ朝日に引き受けてもらって以来、会社法の決まりで出資比率を下げなければならず、テレビ朝日は朝日新聞の支配権が完全に及ぶ会社ではなくなった。この「資本の論理」を朝日新聞社の経営トップが理解していないのである。  世間一般の企業の事例をご紹介しよう。例えば、グループ企業の多いトヨタ自動車を見てみよう。グループ最大手の自動車部品メーカーのデンソーは売上高の半分をトヨタに依存しているが、トヨタの支配権が完全に及ぶ子会社ではなく、持ち分法適用会社である。トヨタはデンソーを支配すべく、社長や会長を送り込もうと画策しているが、デンソーはしたかたにそれを拒否するケースもある。特に社長ポストはトヨタに絶対に渡さない動きが強まっており、トヨタが送り込もうとすると、機先を制して先に役員人事を決めてしまい、トヨタが入り込めないようにすることすらある。  デンソーは、売上高の半分をトヨタに頼っているとはいえ、見方を変えれば、半分はトヨタ以外の自動車メーカーとの取引であり、「トヨタ色」がつきすぎるのも得策ではないからだ。 ●テレ朝のしたたかさ  朝日新聞とテレビ朝日系列も、同じような関係だ。現場の人的つながりやビジネスでは強い関係があるが、朝日新聞は「資本の論理」ではテレビ朝日系列を支配できなくなっており、役員人事は意のままに動かせないのである。それを一番理解して巧みに役員人事に活用しているのが「脱子会社」に成功したテレビ朝日の早河洋社長である。朝日新聞との無益な摩擦を避けるために、朝日新聞側からは一旦役員を受け入れても、早河氏の判断で即座に役員を異動させる。  先に述べた久保田泉氏は朝日新聞常務を退任後、テレビ朝日専務に天下ったが、わずか1年で退任に追い込まれた。「自分に意見してくる久保田氏を嫌った早河氏が、久保田氏を東北の系列局である東日本放送社長に送り出そうとしたが、久保田氏がこれを蹴ったために退任した」(朝日新聞関係者)という。 「親・子会社」というこれまでの朝日新聞とテレビ朝日の関係であれば、不祥事でもない限り、親会社の常務から引き取った人物をわずか1年で異動させることなどは絶対にできなかった人事であろう。今年は、朝日放送が和気氏を受け入れるか否かの人事が注目される。 (文=編集部) ■おすすめ記事 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? - Business Journal(2月21日)
朝日新聞東京本社(「Wikipedia」より)

 朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。  朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。  ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。  この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。  しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。 ●朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?  これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る。  確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。  テレビ朝日と朝日放送の関係を見ても、朝日放送はテレビ朝日の子会社ではない。朝日新聞とテレビ朝日の関係については、かつてテレビ朝日は朝日新聞から34%の出資を受け、定款変更などで拒否権を持たれて支配された会社だったが、朝日新聞が創業家の村山家が保有する株式を相続対策としてテレビ朝日に引き受けてもらって以来、会社法の決まりで出資比率を下げなければならず、テレビ朝日は朝日新聞の支配権が完全に及ぶ会社ではなくなった。この「資本の論理」を朝日新聞社の経営トップが理解していないのである。  世間一般の企業の事例をご紹介しよう。例えば、グループ企業の多いトヨタ自動車を見てみよう。グループ最大手の自動車部品メーカーのデンソーは売上高の半分をトヨタに依存しているが、トヨタの支配権が完全に及ぶ子会社ではなく、持ち分法適用会社である。トヨタはデンソーを支配すべく、社長や会長を送り込もうと画策しているが、デンソーはしたかたにそれを拒否するケースもある。特に社長ポストはトヨタに絶対に渡さない動きが強まっており、トヨタが送り込もうとすると、機先を制して先に役員人事を決めてしまい、トヨタが入り込めないようにすることすらある。  デンソーは、売上高の半分をトヨタに頼っているとはいえ、見方を変えれば、半分はトヨタ以外の自動車メーカーとの取引であり、「トヨタ色」がつきすぎるのも得策ではないからだ。 ●テレ朝のしたたかさ  朝日新聞とテレビ朝日系列も、同じような関係だ。現場の人的つながりやビジネスでは強い関係があるが、朝日新聞は「資本の論理」ではテレビ朝日系列を支配できなくなっており、役員人事は意のままに動かせないのである。それを一番理解して巧みに役員人事に活用しているのが「脱子会社」に成功したテレビ朝日の早河洋社長である。朝日新聞との無益な摩擦を避けるために、朝日新聞側からは一旦役員を受け入れても、早河氏の判断で即座に役員を異動させる。  先に述べた久保田泉氏は朝日新聞常務を退任後、テレビ朝日専務に天下ったが、わずか1年で退任に追い込まれた。「自分に意見してくる久保田氏を嫌った早河氏が、久保田氏を東北の系列局である東日本放送社長に送り出そうとしたが、久保田氏がこれを蹴ったために退任した」(朝日新聞関係者)という。 「親・子会社」というこれまでの朝日新聞とテレビ朝日の関係であれば、不祥事でもない限り、親会社の常務から引き取った人物をわずか1年で異動させることなどは絶対にできなかった人事であろう。今年は、朝日放送が和気氏を受け入れるか否かの人事が注目される。 (文=編集部) ■おすすめ記事 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? - Business Journal(2月21日)
朝日新聞東京本社(「Wikipedia」より)

 朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。  朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。  ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。  この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。  しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。 ●朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?  これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る。  確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。  テレビ朝日と朝日放送の関係を見ても、朝日放送はテレビ朝日の子会社ではない。朝日新聞とテレビ朝日の関係については、かつてテレビ朝日は朝日新聞から34%の出資を受け、定款変更などで拒否権を持たれて支配された会社だったが、朝日新聞が創業家の村山家が保有する株式を相続対策としてテレビ朝日に引き受けてもらって以来、会社法の決まりで出資比率を下げなければならず、テレビ朝日は朝日新聞の支配権が完全に及ぶ会社ではなくなった。この「資本の論理」を朝日新聞社の経営トップが理解していないのである。  世間一般の企業の事例をご紹介しよう。例えば、グループ企業の多いトヨタ自動車を見てみよう。グループ最大手の自動車部品メーカーのデンソーは売上高の半分をトヨタに依存しているが、トヨタの支配権が完全に及ぶ子会社ではなく、持ち分法適用会社である。トヨタはデンソーを支配すべく、社長や会長を送り込もうと画策しているが、デンソーはしたかたにそれを拒否するケースもある。特に社長ポストはトヨタに絶対に渡さない動きが強まっており、トヨタが送り込もうとすると、機先を制して先に役員人事を決めてしまい、トヨタが入り込めないようにすることすらある。  デンソーは、売上高の半分をトヨタに頼っているとはいえ、見方を変えれば、半分はトヨタ以外の自動車メーカーとの取引であり、「トヨタ色」がつきすぎるのも得策ではないからだ。 ●テレ朝のしたたかさ  朝日新聞とテレビ朝日系列も、同じような関係だ。現場の人的つながりやビジネスでは強い関係があるが、朝日新聞は「資本の論理」ではテレビ朝日系列を支配できなくなっており、役員人事は意のままに動かせないのである。それを一番理解して巧みに役員人事に活用しているのが「脱子会社」に成功したテレビ朝日の早河洋社長である。朝日新聞との無益な摩擦を避けるために、朝日新聞側からは一旦役員を受け入れても、早河氏の判断で即座に役員を異動させる。  先に述べた久保田泉氏は朝日新聞常務を退任後、テレビ朝日専務に天下ったが、わずか1年で退任に追い込まれた。「自分に意見してくる久保田氏を嫌った早河氏が、久保田氏を東北の系列局である東日本放送社長に送り出そうとしたが、久保田氏がこれを蹴ったために退任した」(朝日新聞関係者)という。 「親・子会社」というこれまでの朝日新聞とテレビ朝日の関係であれば、不祥事でもない限り、親会社の常務から引き取った人物をわずか1年で異動させることなどは絶対にできなかった人事であろう。今年は、朝日放送が和気氏を受け入れるか否かの人事が注目される。 (文=編集部) ■おすすめ記事 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? - Business Journal(2月21日)
朝日新聞東京本社(「Wikipedia」より)

 朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。  朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。  ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。  この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。  しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。 ●朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?  これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る。  確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。  テレビ朝日と朝日放送の関係を見ても、朝日放送はテレビ朝日の子会社ではない。朝日新聞とテレビ朝日の関係については、かつてテレビ朝日は朝日新聞から34%の出資を受け、定款変更などで拒否権を持たれて支配された会社だったが、朝日新聞が創業家の村山家が保有する株式を相続対策としてテレビ朝日に引き受けてもらって以来、会社法の決まりで出資比率を下げなければならず、テレビ朝日は朝日新聞の支配権が完全に及ぶ会社ではなくなった。この「資本の論理」を朝日新聞社の経営トップが理解していないのである。  世間一般の企業の事例をご紹介しよう。例えば、グループ企業の多いトヨタ自動車を見てみよう。グループ最大手の自動車部品メーカーのデンソーは売上高の半分をトヨタに依存しているが、トヨタの支配権が完全に及ぶ子会社ではなく、持ち分法適用会社である。トヨタはデンソーを支配すべく、社長や会長を送り込もうと画策しているが、デンソーはしたかたにそれを拒否するケースもある。特に社長ポストはトヨタに絶対に渡さない動きが強まっており、トヨタが送り込もうとすると、機先を制して先に役員人事を決めてしまい、トヨタが入り込めないようにすることすらある。  デンソーは、売上高の半分をトヨタに頼っているとはいえ、見方を変えれば、半分はトヨタ以外の自動車メーカーとの取引であり、「トヨタ色」がつきすぎるのも得策ではないからだ。 ●テレ朝のしたたかさ  朝日新聞とテレビ朝日系列も、同じような関係だ。現場の人的つながりやビジネスでは強い関係があるが、朝日新聞は「資本の論理」ではテレビ朝日系列を支配できなくなっており、役員人事は意のままに動かせないのである。それを一番理解して巧みに役員人事に活用しているのが「脱子会社」に成功したテレビ朝日の早河洋社長である。朝日新聞との無益な摩擦を避けるために、朝日新聞側からは一旦役員を受け入れても、早河氏の判断で即座に役員を異動させる。  先に述べた久保田泉氏は朝日新聞常務を退任後、テレビ朝日専務に天下ったが、わずか1年で退任に追い込まれた。「自分に意見してくる久保田氏を嫌った早河氏が、久保田氏を東北の系列局である東日本放送社長に送り出そうとしたが、久保田氏がこれを蹴ったために退任した」(朝日新聞関係者)という。 「親・子会社」というこれまでの朝日新聞とテレビ朝日の関係であれば、不祥事でもない限り、親会社の常務から引き取った人物をわずか1年で異動させることなどは絶対にできなかった人事であろう。今年は、朝日放送が和気氏を受け入れるか否かの人事が注目される。 (文=編集部) ■おすすめ記事 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? - Business Journal(2月21日)
朝日新聞東京本社(「Wikipedia」より)

 朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。  朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。  ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。  この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。  しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。 ●朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?  これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る。  確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。  テレビ朝日と朝日放送の関係を見ても、朝日放送はテレビ朝日の子会社ではない。朝日新聞とテレビ朝日の関係については、かつてテレビ朝日は朝日新聞から34%の出資を受け、定款変更などで拒否権を持たれて支配された会社だったが、朝日新聞が創業家の村山家が保有する株式を相続対策としてテレビ朝日に引き受けてもらって以来、会社法の決まりで出資比率を下げなければならず、テレビ朝日は朝日新聞の支配権が完全に及ぶ会社ではなくなった。この「資本の論理」を朝日新聞社の経営トップが理解していないのである。  世間一般の企業の事例をご紹介しよう。例えば、グループ企業の多いトヨタ自動車を見てみよう。グループ最大手の自動車部品メーカーのデンソーは売上高の半分をトヨタに依存しているが、トヨタの支配権が完全に及ぶ子会社ではなく、持ち分法適用会社である。トヨタはデンソーを支配すべく、社長や会長を送り込もうと画策しているが、デンソーはしたかたにそれを拒否するケースもある。特に社長ポストはトヨタに絶対に渡さない動きが強まっており、トヨタが送り込もうとすると、機先を制して先に役員人事を決めてしまい、トヨタが入り込めないようにすることすらある。  デンソーは、売上高の半分をトヨタに頼っているとはいえ、見方を変えれば、半分はトヨタ以外の自動車メーカーとの取引であり、「トヨタ色」がつきすぎるのも得策ではないからだ。 ●テレ朝のしたたかさ  朝日新聞とテレビ朝日系列も、同じような関係だ。現場の人的つながりやビジネスでは強い関係があるが、朝日新聞は「資本の論理」ではテレビ朝日系列を支配できなくなっており、役員人事は意のままに動かせないのである。それを一番理解して巧みに役員人事に活用しているのが「脱子会社」に成功したテレビ朝日の早河洋社長である。朝日新聞との無益な摩擦を避けるために、朝日新聞側からは一旦役員を受け入れても、早河氏の判断で即座に役員を異動させる。  先に述べた久保田泉氏は朝日新聞常務を退任後、テレビ朝日専務に天下ったが、わずか1年で退任に追い込まれた。「自分に意見してくる久保田氏を嫌った早河氏が、久保田氏を東北の系列局である東日本放送社長に送り出そうとしたが、久保田氏がこれを蹴ったために退任した」(朝日新聞関係者)という。 「親・子会社」というこれまでの朝日新聞とテレビ朝日の関係であれば、不祥事でもない限り、親会社の常務から引き取った人物をわずか1年で異動させることなどは絶対にできなかった人事であろう。今年は、朝日放送が和気氏を受け入れるか否かの人事が注目される。 (文=編集部) ■おすすめ記事 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 ■特にオススメ記事はこちら! 不倫告発された新婚スターとは? 「池田大作死亡ネタ」を繰り出す最強芸人とは? - Business Journal(2月21日)
『40th anniversary limited
box set“LINK”(DVD付)』
(SMR/郷ひろみ)より
 2月21日発売の「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)から、忙しいビジネスパーソンも要チェックの記事を早読み。今回は、日本屈指のスタータレントの不倫疑惑から覗いてみよう。  先日のG20では、「エコノミーポリシー・オブ・ジャパン(日本の経済政策)」が話題となり、ここから先1カ月は「侍ジャパン」で日本は大盛りあがりすることは間違いない中、「ミスター・ジャパン!」のこの人に不倫疑惑が噴出。文春が、郷ひろみの愛人ネタをスクープしている。  郷といえば、1970年代から今日まで、常に第一線で活躍。よわい57歳ながら、若々しい表情と鍛えられた身体で、歌って踊れる「永遠のアイドル」ぶりを発揮している。  私生活でもアグレッシブで、昨年3月には24歳年下の女性と3度目の結婚。先月には、帝国ホテルで400人を集め披露宴を開いたばかり。しかし、二谷友里恵との一度目の結婚時、披露宴のテレビ中継の視聴率が47%を超えたのに比べて、今回はかなりの地味っぷり。これには、二谷と離婚後もトラブルを起こし、2度目の結婚では、富豪の娘と結婚して逆玉に乗ったものの、5年弱で離婚していることなども影響しているのか。郷の人気とイメージは、確実に低下していることを感じさせてきたが……そんな新婚の郷に、今回は不倫騒動が勃発した。  文春によると、現在の奥さんと婚約中に、郷と肉体関係を持ったという女性の知人が告白している。女性と郷は、2011年の夏頃に、モデルなどが参加した合コンで出会い、メル友になったという。その後、昨年2月に、女性は郷から誘われ、お台場にある会員制ホテルで食事をし、そのまま体の関係を持つに至った。数週間後にも、六本木の高級賃貸マンションで再び関係を持ったとのこと。女性の知人は「けっきょく、自分がやりたいときにだけ呼ぶ」「“セフレ”だってもう少しまともに扱ってもらえますよ」と、郷のこの女性に対する態度を厳しく非難している。  また、女性の知人は、郷の鍛えられた身体について「上半身はすごく鍛えられているのに、下半身はあまり筋肉がついておらず、おじいちゃんのようだったそう」と、キツイ一言も。それでも、若い女性をはべらせられる肉体と甲斐性を持っている郷はすごい! と、羨ましがる世の中年男性は多いのではないだろうか。  ちなみに、文春の記事では「不倫関係にあった」と書かれているが、この時期、郷は現在の妻と正式に結婚していたわけではないので、この表現が適当かは不明。もちろん、モラル的に十分問題があることは間違いない。  ところで、郷といえば、芸能マスコミに絶大なる影響を誇り、“芸能界のタブー”ともいわれる、大手芸能事務所の看板タレント。AKB48のスキャンダルにも次々と切り込むタブーなき文春は、この大手芸能事務所にも勇ましくケンカを売ったようだ。  だが一説によると、郷は近年、この事務所から独立を考えているため、両者の関係は微妙とも。そのため、普段なら所属タレントのスキャンダルの火消しには躍起になるこの大手芸能事務所は、今回の郷の火遊びの“消火活動”はあえて怠ったと見るのは考えすぎだろうか。 ■長井秀和は“最強の芸人”となった  続いては、新潮から。かつての女性スキャンダルが影響してか、いまやすっかりテレビから消えてしまったお笑い芸人の長井秀和が、自身の所属する宗教団体「創価学会」の池田大作名誉会長を笑いのネタにしたという。  新潮によれば、長井が所属事務所のライブの際「対立候補はお祈りで落選」「池田大作は生きているか死んでいるかわからない」と、“学会ネタ”を連発していたとか。  長井といえば、久本雅美や彦摩呂などと並び、学会関連のビデオなどにも堂々と出演してきた“学会タレント”のひとり。しかし、新潮によれば、07年フィリピン滞在中に17歳の少女にわいせつな行為をしたと報道された一件が、「学会は清潔感を重んじる団体なので、長井の淫行疑惑は許し難い」として、かつては長井のギャグ「間違いないっ!」を本部幹部会で使っていた池田名誉会長の庇護もなくなったという。  対して長井も、信仰心が揺らいだのか、今回のように学会ネタを繰り出して、同団体を刺激するような言動を行なってきた。11年には、ネット放送であるサイゾーテレビ「長井秀和の英語で間違いナイト」で、長井自身が「(私は)ある宗教団体に属しているが、最近はイベントに呼ばれない。地域の座談会にも呼ばれない」と告白。番組アシスタントに「例えば、教師になりたい人はその配属先が重要になるが、私たちの宗教団体には政治団体もあるから口利きが効く」と勧誘する一幕も。また、学会員であれば、そのパイプを利用しテレビなどに出演しやすくなるという噂についても「そんなにない。どちらかといえば、広告代理店の(タレント)査定の中に、宗教に入っているかどうかというのがあり、入っていると意外にCMに出られないとかがある」と、かなり突っ込んだ話もしている。  欲にいう“学会タブー”を乗り越え、いまや“最強の芸人”となった長井だが、危なすぎて、テレビからお呼びがかかることはますますなくなりそうだ。   ■NHKが安く見える!? 民放キー局の高収入  新潮からは、もうひとつ。みんな大好き「人様の懐事情」である。  国税庁の民間給与実態統計調査によれば、11年の民間企業に務める人の平均給与は409万円。そんな中、新潮では、国民からの受信料で成り立っているNHK職員の平均給与がなんと1185万円だと報じている。しかし、NHK執行部が組合に対し高額な給与の見直し案を提示し、NHK職員は戦々恐々としているというのだ。この案では、5年で基本賃金10パーセント削減を目安に引き下げるという。 「マスコミは高給取り」という世間のイメージを裏切らないかのように、最近女子アナの給与が週刊誌を騒がせることが多い。カトパンことフジテレビの加藤綾子アナの年収は、1600万円とも報じられた。「ダイヤモンド・ザイ・オンライン」(ダイヤモンド社)の「年間給与額の高い会社ベスト20社」によると、平均給与はフジテレビで約1510万円、日本テレビが約1425万円、TBSが約1377万円、テレビ朝日が約1303万円と、在京キー局の年収は軒並み1000万円を超えている。  縁故入社が多いといわれ、新規参入を拒む法律に守られ、まさに既得権益化している業界ならではの高待遇だ。庶民の味方面した番組づくりも、自分たちの高収入を維持するためのパフォーマンスなんだ、くらいに思っておいたほうがいいかもしれない。  さて「週刊文春」で長年連載されている密かな人気コーナといえば「淑女の雑誌から」。今回は、少しだけ興味のあったSMプレイを彼氏と試し、自分のM気質に驚いたという淑女の告白が目を引きました。こちらも要チェック。  是非、両誌をご購読あれ! (文=本多カツヒロ) ■おすすめ記事 学費週38万円!ラーメン界のドンが経営する学校…戦闘機から製麺機を開発? 朝日新聞とテレ朝系列、無能役員押し付け合いでゴタゴタ…広告額でも読売に敗北? 楽天・三木谷社長、安倍政権中枢進出で政商への道着々!?カジノ解禁にも意欲 iPhone販売不振、早くも日本企業に打撃…中国経済下押し懸念も 東大は滑り止め?ハーバード大志望学生増は素晴らしいことである

神田うの、テレビでのガサツな振る舞いが示す破壊力と自己肯定感の強さ

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 超人気アイドルメイドが社長に就任?! 老舗メイドカフェが生き残れた理由とは? 橋下徹市長、初めて市民を敵に回した桜宮体罰自殺問題をミスリードするメディア? ドコモにソフトバンク、割安なスマートTV本格開始へ…YouTubeもTVで ■特にオススメ記事はこちら! 神田うの、テレビでのガサツな振る舞いが示す破壊力と自己肯定感の強さ - Business Journal(2月20日)
『うのはUNO』
(ベストセラーズ/神田うの)
 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、視るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。   嫌われている女の代表格。それが神田うの、である。  その傍若無人な物言いで一躍有名になり、妊婦ヌードで話題を呼んだり、バッシングされたり、一部の女性からは信奉されたりと、大忙しな女である。  確かに、うのの発言はいちいち鼻につく。午前中の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ)にも出演しているのだが、まあ、その物言いは「超」がつくほど傲岸不遜なのだ。  この番組は完全に女性向けにつくってあり、テレビ東京の深夜番組『極嬢ヂカラ』にちょっと似ている。「暇こいて自分を持て余している女向け」といった風合いなのだが、セレブ風な女の美容法だのお気に入りだのを滔々と垂れ流すコーナーがある。美の秘訣というテイのVTRが流されるのだが、うのはワイプに映っていないときも黙っちゃいない。 「あーこれ知ってるぅ~」 「私も使ってるぅ~」 「コレ、いいんだよぉ~」  美の秘訣を取材してまとめてきたスタッフ、思いっきり形無し。うのが知ってるなら、全部うのに取材すればいいじゃん、みたいな。VTRゲストのありがたみゼロ。スタッフがガックリと肩を落とす音まで聞こえてきそうである。これが神田うの、なのだ。思ったことをそのまま口にしてしまう素直さは、鈍感力であり、破壊力でもある。 ●ゆるぎない自己肯定感の強さ  先日は、同番組で危険なネット通販を特集していた。「こんなサイトが危ない」という話で、サイト内の表記をフリップで解説していたところ、うのが爆弾を放った。 「資本金200万なんておかしい。最低1000万だもん。怪し~い!!」  うっすら頭に疑問符が浮かぶ。資本金なんて、いくらでもできるんじゃないの…?  案の定、番組の最後にアナウンサーが訂正した。資本金は1円でも成立する、という事実。さすがのうのもちんまり反省するかと思いきや、「え~ッ! すご~い」と、のたまった。  あっぱれ! うの!! その自己評価のゆるぎない高さ。芸能界の荒波で、あなただったら生き残れる!! と思わず拍手をしてしまった。彼女の悪気のなさ、天然な我の強さは、確かに嫌われる要素なのだが、身近にいなければ害もない。おそらく直接被害を受けたのは、実の弟・ハマカーンの神田伸一郎ぐらいだろう。  TBSのトーク番組『アシタスイッチ』で姉弟共演を果たしたとき、その心の内を弟が吐露していた。「(お笑いに)向いてない、才能がない」と姉から浴びせられたという。その様子を見て、MCのひとり・チュートリアルの徳井義実が会心のひと言。 「姉ちゃん、ガサツやな~」  そう。神田うのは精神的にガサツなのだ。今の時代、自己肯定感が低くて、精神的に不安定な女も多い。この手の女ほど、表面的には強がったりするから厄介だ。  でも、神田うの級に自己肯定感の強い女ならどうか?  なんと言われようと、うのはうの。ウノはウノ。UNOはUNO。繰り返す意味は特にない。自己肯定感が低いゆえに他人評価を気にしすぎる面倒くさい女よりは、評価が己の中で完結している女のほうがわかりやすいし、ラクだ。  食わず嫌いせずに、テレビの中の神田うのを、もう少し観察してみてほしい。そして、今後、好きな女性のタイプを聞かれたら、「神田うの」と試しに答えてみてほしい。あなたの評価がガラッと変わるに違いない(いろいろな意味で)。 (文=吉田潮/ライター・イラストレーター) ■おすすめ記事 超人気アイドルメイドが社長に就任?! 老舗メイドカフェが生き残れた理由とは? 橋下徹市長、初めて市民を敵に回した桜宮体罰自殺問題をミスリードするメディア? ドコモにソフトバンク、割安なスマートTV本格開始へ…YouTubeもTVで 日本人が使いがちなネイティブに通用しない“英単語” ランニングは体に良い/悪い論争の結論、やっぱり走って損はない?

超人気アイドルメイドが社長に就任?! 老舗メイドカフェが生き残れた理由とは?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 神田うの、テレビでのガサツな振る舞いが示す破壊力と自己肯定感の強さ 橋下徹市長、初めて市民を敵に回した桜宮体罰自殺問題をミスリードするメディア? ドコモにソフトバンク、割安なスマートTV本格開始へ…YouTubeもTVで ■特にオススメ記事はこちら! 超人気アイドルメイドが社長に就任?! 老舗メイドカフェが生き残れた理由とは? - Business Journal(2月20日)
お帰りなさいませ、ご主人様・お嬢様!
お帰りなさいませ、ご主人様・お嬢様!
 2000年代に入り、秋葉原のイメージを「電気の街」から「オタクの街」へと決定的に変えた、一つの文化が誕生した。 ーーメイドカフェだ。  制服のかわいらしさやメイドが接客するという特殊なサービスがうけ、一時は秋葉原のみならず、東京の新宿や大阪の日本橋などさまざまな地域に店が生まれ、隆盛を極めた。メイドたちはアイドル化し、CDをリリースしたり、テレビ番組にさえ出演したりするなど華やかな展開までも見せた。  しかしその後、ブームに便乗しただけの、サービスの質の悪い店が乱立していく。中には風営法上の問題を引き起こしたり、ボッタクリ店が現れたりするなどもし、業界に対するイメージの劣化を招いてしまった。このような背景から長続きする店舗は多くなく、そのほとんどが一部の地域を除いて姿を消していった。    そんな中、オタク文化の中心地である秋葉原で、人気、知名度ともに頂点を極め、ファンに愛され続けている店がある。  それが@ほぉ~むカフェである。メイドカフェに行ったことがないという人も、名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。同店は秋葉原にオープンして今年で8年半となるまさに老舗で、メイドカフェの象徴ともいえる地位を築いている。その超人気店でトップメイドとして君臨していたのが、“ひとみん”ことメイドのhitomi氏だ。  昨年の11月、そのhitomi氏が、@ほぉ~むカフェを運営するインフィニア株式会社の社長に就任することが発表された。  人気メイドが社長に就任する?   老舗メイドカフェに、いったい何が?  事の真相を確かめるべく、新社長のhitomi氏に直撃インタビューを敢行した。
hitomi氏(写真/徳山喜行)
ーーまずは、hitomiさんが社長に就任された経緯を教えてください。 hitomi  私は今年でメイド歴丸8年になるんですが、@ほぉ~むカフェが開店して8年半なので、お店の歴史とほぼ同じ月日を歩んできたわけです。これまでずっと@ほぉ~むの親会社の社長にお世話になっていて、その方から仕事への取り組み方、考え方を教えてもらいながら私自身成長してきました。その間、通り魔事件や震災があったりしてバタついていた時期もあったのですが、最近秋葉原という街自体がちょっと落ち着いてきました。  それで今後お店をより良くしていくにはどうすればいいか、と話し合いが会社で持たれたとき、@ほぉ~むカフェの世界観とお客さまを楽しませるということを一番よく分かってお給仕し続けているのが私だと社長に判断していただいて、インフィニアの社長に任命されたのがきっかけです。 ーー一介のメイドから社長にというのは、かなり大胆な転身だと思うのですが、悩んだりはしなかったのですか? hitomi  少し考えましたけど、結局は誰にも相談せず、引き受けちゃいました。親にすら相談してません(笑)。今回社長になろうと決めたのは、タイミングも良かったのかもしれません。前は私自身が「こうなりたい」「ああなりたい」っていう目標を持ってお給仕していたんですが、気づいたら「もっとお店をこうしていきたい」だとか、「こうすればもっと良くなるんじゃないか」とか、お店中心の考えに変わってきていたんです。 ーー社長になったことで、変化したことはありますか? hitomi  どうすればお店がより良くなるか、どうすればご主人さま、お嬢さま(※編注:ご主人さまが男性客、お嬢さまが女性客を意味するメイドカフェ業界独特の表現)にもっと楽しんでもらえるか、メイド業界をどう盛り上げていくか、この気持ちに対しての責任はかなり増しました。 ーートップメイドとして現場を一番理解していて、上からの信頼も絶大だからということでの抜擢かと思うのですが、メイドと社長では会社の利益や営業戦略などに対する姿勢や責任が全然違ってきます。そういったところは大丈夫なんですか? hitomi  正直なところ、会社経営については分からないこともたくさんあります(苦笑)。でも、お給仕の合間であっても経営会議には全部参加して、議題に出たことは全てメモを取って、後で細かく確認して……と、勉強の毎日です。今はお店のシステム改善やグッズの企画制作、メニューの立案なんかに積極的に取り組んでいます。
思い切りキュートなhitomi社長
これぞ萌え!!
ーー近年の秋葉原は、歩行者天国での過激な路上パフォーマンスが社会問題となり禁止になったり、凄惨な通り魔事件が起きたりと、悪い意味で注目を浴びる場所でした。その影響で、歩行者天国は一時期中断されました。その一方で駅周辺が洗練され、観光地化が進み、外国人も多く訪れるような場所となりましたが、実際に変化などを肌で感じることはありますか? hitomi  『電車男』のブームをピークに、通り魔事件や震災などもあって、秋葉原に対する国内での注目度は下がっていたかなと感じます。ご帰宅(=来店)されるご主人さまの人数にも、影響は出ていました。でもご帰宅される人数は徐々に回復傾向にあります。それは、秋葉原独特の文化が広く認知されてきて、アニメなどのサブカルが見直されたこともあって、秋葉原の文化が一つのファッションみたいになってきたからじゃないかって思います。  また、メイド自体が、すごく一般化したんだと思います。というのも、前はメイド服を着てアキバを移動するだけでも人だかりができたんですが、今はそんなこともありません。メイドになりたいという子たちの考え方も、前とはずいぶん違うと思います。前はコスプレ好きだったり、アニメや漫画好きのオタク気質のある子だったり、ちょっと変わった子が多かったんですよ。もちろん今もその傾向はあるんですが、今はアイドルや、メイドの制服を着ることに憧れて応募してきてくれる子がすごく増えました。私たちそのものに憧れて応募してきてくれる子もいるんです。  ただ、応募してくる子に限らず、秋葉原に女の子の姿がとても多くなりましたね。これはAKB48なんかのアイドルブームの影響も大きいんじゃないでしょうか。秋葉原がアイドル好きな子たち、アイドルに憧れる子たちが訪れる街にもなったんだなって思うんです。ご帰宅されるご主人さまとお嬢さまの比率も、今じゃ6:4くらいで、お嬢さまが増えてきているんです。 ーーhitomiさんも、アニメとかオタク文化が好きなんですか? hitomi  メイドになりたての頃は、あんまり詳しくなかったですね。でも応募する際に好きなアニメとか履歴書に書いた方がいいのかなって思ったので、『サザエさん』って書いて提出したんです。今じゃネタです(笑) ●テーマパークとしての、@ほぉ~むカフェ ーー一時期のブームに乗じて、たくさんのメイド関連の店が生まれましたが、その多くが姿を消していきました。@ほぉ~むカフェが生き残ることができた要因は、なんだと思いますか? hitomi  確かにメイドカフェは一時期よりも減りましたが、秋葉原には今でも「メイド」という言葉がつくお店が100店舗くらいあるみたいで、そのうちメイドカフェは60店舗もあるそうです。そんな中で、@ほぉ~むがやってこられたのは、ブランド力が大きいんじゃないかと思います。  私たちは@ほぉ~むカフェを、メイドカフェである以上に、一つのテーマパークと考えているんですよ。ディズニーランドが夢と魔法の国なように、@ほぉ~むも特別な空間なんです。例えば、あるご主人さまが初めてのご帰宅をされたとします。初ご帰宅なら、私たちはもちろん初対面です。でも私たちはご主人さまに仕えるメイドである以上、ご主人さまのことはなんでも知っているような仲でなくてはいけませんよね? だから私たち、はそのようにお迎えするんです。ご帰宅された以上、ここはテーマパークなので「仕事が大変だぁー」とか、三次元的なこと(※編注:現実に戻るようなこと)も言いません。こういった設定を提供するのがとても大切で、普段ではできないこと、体験しないことを@ほぉ~むカフェで楽しんでもらいたいんです。    お茶を飲むだけだったり、普通に女の子とおしゃべりがしたいだけなら、@ほぉ~むである必要はありません。私たちは、お金と時間を費やしてご帰宅していただけるご主人さまに対して、最高の時間をプレゼントするためのお給仕をしているんです。 ーー「愛込め」(※編注:注文メニューを給仕する際、メニューに対して愛情の魔法をかけるという独特のパフォーマンス)も、最高の時間をプレゼントする一つの方法なのですか? hitomi  はい! 最初は一緒に「萌え萌え~♪」なんてやるのは恥ずかしいと思われるご主人さまもいらっしゃるんですが、一緒にやってもらいます。チェキ撮影(※編注:お気に入りのメイドとツーショットで写真撮影すること)の際は、ご主人さまに猫耳を着けてもらったりもします。これは着けたらかわいいからっていうのもあるけど、それ以上に、ご主人さまのためを思って勧めてるんです。そうした方が絶対に思い出に残りますし、結果的に楽しんでもらえます。 「愛込め」って、最初はお店になかったんですよ。実はこれ、私が考えたものなんです。大阪に修学旅行に行った際、飲食店のおばちゃんが料理を出してくれる際に「愛情込もってるからね!」って言ってくれたのがとても印象に残ってて、その後メイドを始めて、ご主人さまにどうすればもっと楽しんでもらえるかを考えたとき、大阪でのことを思い出して自分なりの表現にしてお店でやったのが始まりなんです。 ●今後の経営について ーー秋葉原だけで60店舗近くメイドカフェがあるとのことですが、ほかの店とのつながりなどはあったりするのですか? hitomi  お店単位で考えると、それほどつながりはありません。@ほぉ~むカフェを、メイドカフェ業界の中だけで完結させたくないんです。 ーー秋葉原では、道端でビラ配りをするメイドさんの姿が名物みたいになっていますよね。@ほぉ~むカフェではやっていないようですが、何か理由はあるのですか? hitomi  メイドの格好をした娘のビラ配りは、確かにアキバの象徴のようにもなっているんですが、@ほぉ~むカフェではオープン以来一度もビラ配りをしたことがないんですよ。これは経営理念でもあるんです。ビラ配りをしてしまうと、どうしてもメイドカフェに対して水商売のキャッチ的なイメージを持たれてしまったり、ビラそのものがすぐに捨てられてゴミになって、街の美化に影響が出てしまったりします。メイドカフェが一般化してきたとはいえ、まだまだ業界に対して悪い印象を持たれている方は多いので、イメージダウンにつながってしまうようなことは行いません。
凛とするhitomi社長
社長イスもよく似合う
ーーかつてはテレビなどのメディア出演をしたり、CDをリリースするなどの芸能活動も積極的に行っていましたよね。それでメイドカフェの存在を知った人も多かったと思います。メイドル(※編注:メイドのアイドル)なんて言葉も生まれました。しかし今は、そういった活動があまり目立たなくなった印象を受けるのですが、実際どうですか? hitomi  CDは今でもリリースしていますが、以前のように大きな流通に乗せたりなどはしていません。ショップやイベントでの販売がメインです。今はカフェのサービスの質をさらに高め、それによって業界自体のイメージを変えることも含め、盛り上げたいと思っています。 ーー最近また秋葉原以外にも展開するような店が現れましたが、@ほぉ~むでは考えていないのですか? hitomi  今のところ予定はありません。秋葉原で凝縮させた方がよいと考えています。でも、海外展開ならあり得るかもしれません。今は海外メディアからの注目度が高くて、毎月3~4本、海外メディアの取材が入るんです。これは日本の観光庁や旅行協会が海外に紹介しても安心なお店として@ほぉ~むカフェに取材や撮影の依頼をしてくれるおかげなんですが、今は外国人のお客さまが、全体の2割を占めるほどになっています。 ーーhitomiさん自身は、今後も社長兼メイドとして店に立ち続けるのですか? hitomi  もちろんです! それが私の強みでもありますから。8年もメイドをやり続けると、いつ卒業するの? とか、やりきったでしょ? みたいなことをよく言われちゃうんです。でも私は一度も卒業しようなんて思ったことありません。お給仕を続けていくことで、もっともっとご主人さまの声を形にしていきたいし、「こうしたらいいな」「ああしたらもっと楽しんでもらえるかな」って頭の中で想像していることを、どんどん実現していきたいんです。  お給仕をしていると、どうしても「社長」とか言われちゃうこともあるんですけど、あくまでもお給仕しているときはメイドのhitomiでいたいです。だからお店では、これからもずっと“ひとみん”と呼んでくださいね。
(文=編集部)

■おすすめ記事 神田うの、テレビでのガサツな振る舞いが示す破壊力と自己肯定感の強さ 橋下徹市長、初めて市民を敵に回した桜宮体罰自殺問題をミスリードするメディア? ドコモにソフトバンク、割安なスマートTV本格開始へ…YouTubeもTVで 日本人が使いがちなネイティブに通用しない“英単語” ランニングは体に良い/悪い論争の結論、やっぱり走って損はない?

アマゾン、ネット通販で売上高国内トップと判明 激化する楽天との攻防

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) トヨタ、下請けへの値下げ強制の実態…協力金撤廃という朝日報道への疑念? あなたの仕事、時給換算すると? 出世したけりゃヤクザに学べ?“突っ込まれる”自己演出、正しい賄賂の贈り方… ■特にオススメ記事はこちら! アマゾン、ネット通販で売上高国内トップと判明 激化する楽天との攻防 - Business Journal(2月19日)
ウェブサイト「amazon.co.jp」より
 2月19日付日本経済新聞朝刊によると、米アマゾン・ドット・コムの2012年12月期の日本における売上高が、前年同期比で78億ドル(直近の為替レートで7300億円)となり、日本でネット通販事業を展開する企業としては最大となることが判明した(記事『アマゾン 日本で最大』)。同社の海外の国別売上高が公表されるのは初めて。売上規模では家電量販店のエディオンを上回り、小売業全体で10位前後に位置する格好となる。  日本のネット通販企業では楽天が最大手で、仮想商店街「楽天市場」や旅行予約「楽天トラベル」などネットサービス分野の12年12月期の売上高は2858億円。同社の売上高は、通販モールに出店した小売店などから得る手数料が中心であるため、主に自社で商品を仕入れて販売するアマゾンとはビジネスモデルが異なる。  楽天市場の12年12月期の流通総額は1兆3000億円程度。アマゾンの流通総額は非公開だが、通販モール事業「マーケットプレイス」なども合算すると、流通総額で楽天に匹敵する可能性もあるという。2000年に日本に進出したアマゾンは、書籍や家電製品、衣料品など5000万品以上を取り扱っている。  12年度の国内ネット通販市場は、前年度比15.9%増の約10兆2000億円となる見通しで(野村総合研究所調べ)、2桁成長が続くが、価格やサービス面での競争が激化している。そうした中、アマゾンは当日配送や顧客の購買データを基にお薦め商品を紹介する「レコメンド」機能などを武器に、同市場で存在感を高めている。  昨年7月に都内で開かれた国際電子出版EXPOで、講談社の野間省伸社長は、「楽天の三木谷浩史社長に、『打倒アマゾン』とプリントされたTシャツをもらった」と暴露し、話題となった。三木谷社長は社員に対し、「アマゾンの動向を注視せよ」と呼びかけているという。両社の攻防に注目が集まっている。 (文=編集部) ■おすすめ記事 トヨタ、下請けへの値下げ強制の実態…協力金撤廃という朝日報道への疑念? あなたの仕事、時給換算すると? 出世したけりゃヤクザに学べ?“突っ込まれる”自己演出、正しい賄賂の贈り方… 「消臭ポット」のエステートップが1年でクビ!? 新社長はヴィトン出身! ランニングは体に良い/悪い論争の結論、やっぱり走って損はない?

トヨタ、下請けへの値下げ強制の実態…協力金撤廃という朝日報道への疑念?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) あなたの仕事、時給換算すると? アマゾン、ネット通販で売上高国内トップと判明 激化する楽天との攻防 出世したけりゃヤクザに学べ?“突っ込まれる”自己演出、正しい賄賂の贈り方… ■特にオススメ記事はこちら! トヨタ、下請けへの値下げ強制の実態…協力金撤廃という朝日報道への疑念? - Business Journal(2月19日)
「トヨタ総行動」参加者が掲げる旗(筆者提供)
 去る2月11日、愛知県豊田市で、トヨタ自動車が行っている非正規労働者や下請け企業に対する不当かつ理不尽な行為への抗議行動「トヨタ総行動」が開催された。  トヨタやその系列などでは、労働者に対して賃金面や労働環境について過酷ともいえる条件を強制し、また下請け業者に対しては単価の切り下げなどを実行させることによって、自社本体の利益確保を最優先させる施策を続けている。こうした労働者や協力業者を犠牲にすることによる利益追求の方法は、関係者などから「トヨタ方式」と呼ばれ、批判の対象となっている。  トヨタはこの不況下にもかかわらず、高い収益を上げている。2012年になってからグループ主要8社で大幅な増収が報告され、13年3月期決算では、トヨタ単独で1500億円の黒字になることがほぼ確実と見られている。トヨタ単独での黒字は5年ぶりとなる。  トヨタはこれまで、円高による採算の悪化を理由に、下請け業者に対して「円高特別協力金」と呼ばれる施策を進めてきた。協力金などというものの、その実態は下請け業者に対する単価の切り下げである。  下請け企業の契約更新は、春と秋の年2回。その際、トヨタは昨年2回、下請け業者に対して1.5パーセントを上限とした単価切り下げを要求。円高特別協力金とは、それに加えて「円高を理由に、さらに1.5パーセントの単価引き下げ」を提示していたものである。これを承諾しなければ契約を打ち切られてしまう可能性が高いため、下請け業者はこのトヨタの要求を受け入れざるを得ない。 ●単価切り下げ撤回は1次下請けのみ?  だが、昨年末にひとつの動きがあった。12年12月29日付朝日新聞で、12年10月から13年3月までの期間について、円高特別協力金による単価切り下げを撤回したと報じられた。記事によれば、円安が進んだことによって収益の改善が見込めるからとの説明が添えられていた。  ところが、この単価切り下げ撤回について労組関係者が確認したところ、明確な事実関係が得られていないという。愛知県労働組合総連合会(愛労連)議長の榑松佐一氏によれば、2〜3次といった下請け業者には、この単価切り下げ撤回の通達が伝わっていない可能性があるというのだ。 「実際に業者に話を聞いてみても、『よくわかりません』『(新聞報道のことは)知りません』という声ばかりなのです。そこで、朝日新聞社に確認したところ、『(単価引き下げ撤回は)間違いない』というのです」(榑松氏)  さらに、この点についてトヨタ本社に確認したところ「肯定も否定もしなかった」(榑松氏)というから、なんとも珍妙な話である。参加者のなかには、「あくまで臆測だが、トヨタは(単価切り下げ撤回は)1次下請けなどの一部の協力企業のみにとどめて、2次や3次などその他の業者には引き続き厳しい条件を突きつけようという気なのではないか」との声も聞かれた。 「トヨタは円高になった時には、単価切り下げを末端の下請けまで徹底しました」(榑松氏)というが、円安になっても、そのことには触れようともしないらしい。円安になれば、当然ながらトヨタは莫大な利益を手にすることができる。しかし、これまでトヨタ社を支えてきた下請け業者たちに対して、利益を還元しようという姿勢はまったく見えてこない。 ●賃上げせず内部留保を蓄積  トヨタについてはこのほかにも、約14兆1600億円にも及ぶ内部留保を蓄積しながら、それに見合った労働者の賃上げにはほとんど手をつけていないという状況も指摘されている。トヨタ本社の労働組合であるトヨタ自動車労働組合(約6万3000人)も、来る春闘については、「定期昇給優先」として、ボーナス5カ月プラス30万円という要求のみで、ベースアップの要求は行わない方針だ。  こうした要求について、トヨタについて長年取材を続けているジャーナリストの林克明氏は「(トヨタ自動車労組は)完全に御用組合化しているので、そういう要求しか出さない」と説明する。  冒頭の「トヨタ総行動」の会場となったトヨタ本社にほど近い山之手公園には、当日正午過ぎには500人を超える参加者が集まっていた。13時から集会が始まり、実行委員長の榑松氏のあいさつに始まり、各労組関係者や労働者らによる活動報告や決意表明などの後、13時43分頃にデモ隊がトヨタ本社に向けてスタートした。途中、何度か雪がちらつくなどの天候の崩れがあったが、14時21分頃にデモ隊先頭がトヨタ本社ビル前に到着。参加者はトヨタに対する抗議を口々に叫んだ後、そのまま流れ解散となった。  トヨタ方式については、社会常識としても、また人道的視点からも、その問題点はあまりに多く、そして大きいと言わざるを得ない。にもかかわらず、そうした問題点を大手メディアが取り上げることはほとんど無に等しい。今回のトヨタ総行動についても、大手メディアの記者や取材陣の姿は皆無であった。 (文=橋本玉泉) ■おすすめ記事 あなたの仕事、時給換算すると? アマゾン、ネット通販で売上高国内トップと判明 激化する楽天との攻防 出世したけりゃヤクザに学べ?“突っ込まれる”自己演出、正しい賄賂の贈り方… ランニングは体に良い/悪い論争の結論、やっぱり走って損はない? 日産経営危機の“元凶”元労組リーダー死去「社内にスパイがいて悪口はタブー」