前回、グッチさんの一言で我に返った。電車男作戦の軌道を戻さなければいけない。私は彼女と駐輪場から移動した。途中、ふと自分の肘を見ると大きくすりむけている。幸い血は出ていない。血を出して同情誘え…血を出して同情誘え…血を出して同情誘え…脳内掲示板の住人が騒ぎ出す。すると、グッチさんがハンカチを差し出してきた。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! 無事、軌道修正! 心の中で・・・
前回、電車男作戦実行中に想定外の出来事発生! いいわけ なんかたのむ… 脳内住人からのレスはなかった。私は急いでビデオカメラを取り出し、「映画の撮影中なんですよ。学生…自主映画なんですけど」決して上手くはない言い訳を男性は信じたようで、なんだというような顔で駐輪場を出て行った。セーフ、そう思った時である。タナカとグッチさんがエキサイトしている。タナカは完全に酔っ払い役を・・・
夫の愛人の名前を知りたい…。そんなごく普通の依頼だった。しかし、なかなか有力な手掛かりが掴めない。そうしているうちに期限が3日後に迫る。最後の手段は、対象者自身から情報を引き出すことだった。
とどのつまり、「ナンパ」と言えば分かりやすいだろうか?失敗は許されない為、ナンパのシチュエーションを考えては却下、考えては却下を繰り返した。そして最終的に考えついたのが「電車男作戦」である。私が電車男役、酔っ払って女性に絡む男性役を後輩のタナカ。そして、対象者の女性を電車男の相手の「エルメスさん」に見立て、作戦を実行。
依頼者:「妻のクローゼットにこんな服が入ってたんです……」そう言いながら、1枚の写真を取り出したのは30代の男性(Aさん)。その写真には薄いピンク色のナース服が写っていた。これの何が問題なのだろう?「私の妻はナースではないんです!」興奮気味に語ったAさんの話によると……。ある日、自分の服が見つからず、奥さんのクローゼットの中を探していた。その時、奥の方に隠すようにしまってあった、写真のナース服を偶然発見したそうである。しかし、自分の前で奥さんはナース服を着た事はないどころか、Aさんはそのような服を持っていることさえ知らなかった。しかも、時折り服が無くなっているという――。