Sexy Zoneの歴史とは、苦難の歴史である――「意地でも連続1位死守」への困惑

 6月7日、Sexy Zoneニューアルバム『Chapter II』が発売された。

 シングル、アルバムともに、デビュー以来「オリコン週間ランキング」連続1位記録を更新中なだけに、その売り上げと順位が気になるところだが、5月に発売された最新シングル「Cream」では、あわや記録ストップの危機に瀕し、追加特典が急きょ発表されたことも記憶に新しい。

 「Cream」は、初日(2日付)こそデイリーで首位に輝いたが、3日~6日付までの間、1位を獲得したのはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの新曲「16BOOSTERZ」だった。

 セクゾ、ピンチ! である。「2011年のデビュー以来の連続1位記録が、ついに途絶えてしまうのか!?」と心がざわついた。

 そんな中、6日に所属レコード会社から、「Cream」の3形態同時予約購入特典に、オンラインファンミーティングが追加されること、対象店舗での購入で告知ポスターが当たる抽選会を実施することが発表された。ファンミーティング参加のためのシリアルコード登録期間は7日いっぱい、抽選会もまた7日のみで実施され、1枚購入につき1回参加できるという。

 レコード会社が、初動集計での逆転1位を獲りに来ているということは、誰の目にも明らかだ。追加特典の発表で、Sexy Zoneのファン=“セクラバ”の間にも「本当にヤバいのか」という空気が漂っていた。

 このデイリーチャートの動向からの特典追加に、セクラバはすごく頑張ったのだろう。SNSでは「追いCream」報告が相次ぎ、ウィークリーチャートが発表されると、21万枚超を売り上げた「Cream」が見事1位を獲得。連続1位記録も更新される結果となった。

 意地でも1位を獲る――そういう姿勢はもちろん大切なことだと思う。しかし、それはときにファン、もしかしたらメンバーにも負荷がかかることもあるだろう。

 思えばSexy Zoneの歴史とは、苦難の歴史でもあった。11年11月16日発売のデビュー曲「Sexy Zone」をめぐる騒動がその始まりだ。

 オリコンのデイリーチャートで、AKB48の派生ユニット・Not yetに1位を獲られ、2位スタートだったSexy Zone。初回限定盤4種+通常盤の5形態での発売に加え、フラゲ日にあたる15日には、ラゾーナ川崎で握手会を含めた即売イベントを実施したにもかかわらず……である。

 この結果を受け、関係者は、(これはやばい……)という空気に包まれたのかもしれない。所属レコード会社の公式サイト上では、週末2日間の緊急握手会の開催と、グッズ抽選会の実施が告知された。しかもこの握手会にはA.B.C-ZとKis-My-Ft2のメンバーも緊急参加し、2グループのファンも駆けつけたというから驚きだ。こうしたなりふり構わぬ手法により、Sexy Zoneはどうにかウィークリーチャートで1位を獲得することができたのである。

 この長時間にわたる突発的なイベントにより、当時、まだ小学生だった最年少のマリウス葉は「さすがに眠そうだった」というレポートも目にした。ファンからは、握手会商法も含め、「そこまでしなければならないのか」という批判の声が上がっていたものだ。

打倒ミスチルで気合を入れすぎた? 「君にHITOMEBORE」はCD等20種展開!

 また、8thシングル「君にHITOMEBORE」でも、ファンを困惑させる商法が炸裂した。同じくシングル初動連続1位記録を持つMr.Childrenと同週のリリースということで、レコード会社が気合を入れすぎてしまったか、初回限定盤4種、通常盤、Sexy Zone Shop盤が3種という、CD8形態での展開を実施。

 これだけでも“すごすぎる”のだが、表題曲の音源と待受画像や特別映像などが収録された「ミュージックカード」A・Bの2タイプが、待受画像の絵柄違い6種類ずつ計12種類、300円という安価で販売されたのだ。Sexy Zoneは、CDとミュージックカード合わせてなんと実質20種類という発売形態でミスチルを圧倒、合計30万枚を超える初週売り上げを記録し、初週1位を獲得した。

 なお、その後、ミュージックカードは、購入者のダウンロード率の低さや、まとめ買いのしやすい販売形式そのものが疑問視され、楽曲の売り上げ枚数に合算されなくなり、時代の徒花のようにその役割を終えた。近年の「追いデレラ」(※)や、Snow ManとSixTONES同時デビューでの売り上げ合戦のような現象の際にこれがあったら、どんなエグい数字を叩き出していたことだろうか……。
※King&Princeから、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退する5月22日を前に、デビューシングル「シンデレラガール」のミリオンセラーを達成させようと、ファンの間で広まった運動

 Sexy Zoneの苦難は、CD売り上げの1位死守だけではない。とにかくSexy Zoneはデビュー後の数年間、なにかにつけて「こねくり回される」ことが多いグループだった。これはジャニー喜多川前社長が提唱した、Sexy Boyz結成などの「Sexy Family」構想や(後年、美 少年が一時期、「Sexy美少年」というグループ名になったこともその名残だろうか)、大型ユニット「Twenty Twenty」との連動なども影響してのものだと思うが、Sexy Zoneはメンバー編成の変動が激しく、ファンを(メンバーをも?)混乱させた。

 例えば4thシングル「Real Sexy!」のMVやステージでのパフォーマンスでは、佐藤勝利・中島健人・菊池風磨の3人と、松島聡・マリウス葉の2人が、衣装も含め、なんとなく2分割されたような編成に。年長3人側には岩橋玄樹や神宮寺勇太、岸優太といった“目立つ”ジャニーズJr.が、“目立つ”ポジションに配置され、見ようによっては、年少2人よりも“目立つ”という異例の事態が発生していたのだ。

 これもまた、Jr.を含めた「Sexy Family」としての見せ方だったのかもしれないが、やはりこの格差やJr.目立たせすぎ問題は、ファンから批判の声も多かった。そして7thシングル「男 never give up」から、Sexy Zoneはしばらくの間、正式に佐藤・中島・菊池の3人体制での活動に突入するなど、ますますファンの混乱を招く売り出し方をしていた。

 先に触れた1位死守のための苦闘に加え、ジャニーさんの思い付きによるメンバー編成の変動に振り回され続けたメンバーたち。やはりSexy Zoneの歴史は、苦難の歴史と言わざるを得ない。

Sexy Zone、ニューアルバム『Chapter II』にもさまざまな特典が

 そんな紆余曲折アリアリの歴史を経て、古巣のポニー・キャニオンから巣立ち、現在はジャニーズとユニバーサルミュージックがタッグを組んで新設したレーベル「Top J Records」で、22年末に脱退したマリウスを除く4人で活動を続けるSexy Zone。

 「Cream」の購入特典追加の一報を受けたとき、「ピンチの時にはやはりこうなるのか」と、過去の記憶がふと頭をよぎった。

 なお、『Chapter II』は、初回A・B+通常盤の3形態に加え、カードやクリアファイルなどの予約特典、グッズの抽選プレゼントやライブ会場販売分への開場限定特典など、さまざまな特典がすでに用意されている。

 オリコンでの初日セールスは、11.5万枚で1位となった。このまま安泰なのか、シングルに続き、念には念を入れて追加特典が投入されたりするのか。アイドルウォッチャーとして、非常に気になるところだ。

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『マリオ』が首位獲得! 3位『岸辺露伴』はこれから伸びる? 映画館動員ランキング

 公開5週目を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、5月26日~6月1日)で1位を獲得した。同作は4日までに動員767万人、興収109億円を記録している。

 任天堂の世界的人気ゲーム『スーパーマリオ』を、任天堂と『ミニオンズ』『SING/シング』のイルミネーションが共同制作でアニメ映画化した同作は、世界累計興収でも13億ドルを突破。アニメ映画全世界興収成績歴代1位の『アナと雪の女王2』(14億5000万ドル)にあと約1億ドルまで迫っている。アメリカでの興収が落ち着きを見せているため、今後は日本での伸びが記録達成のカギとなるだろう。

 2位には『ワイルド・スピード』シリーズの第10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が入った。同作はヴィン・ディーゼル扮する主人公・ドムの前に、激しい恨みを抱き、復讐に燃える最強の敵が現れ、壮絶な戦いを繰り広げるさまを描くアクション・アドベンチャー超大作。公開17日間で動員178万人、興収27億円を突破。シリーズの古参ファンからは辛口意見もあるようだが、誰でも楽しめるエンタテインメント作品ということで、日本でも興収を伸ばしている。

 3位には高橋一生が主演する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が初登場。同作は荒木飛呂彦氏の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』(同)を実写化したNHKドラマシリーズの劇場版。人の心や記憶を本にして読むことができる特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴(高橋)が、美の殿堂・ルーヴル美術館を舞台に、“黒い絵”の謎が引き起こす恐ろしき事件に挑むさまを描く。

 コアなファンを多く持つ『ジョジョ』の関連作品とあり、公開前からその内容やクオリティへの臆測がネットで飛び交っていたが、公開されてみると評判はまずまず。「謎が謎を呼ぶ展開に引きつけられ目が離せなかった」「原作を丁寧に実写化している」「静かで美しい映画だった」「原作へのリスペクトがあった」と肯定的な感想が散見される。興収こそ10日間(+先行)で6億6430万円と地味だが、口コミ効果も期待でき、ロングランで数字を伸ばしていく可能性は大いにあるだろう。

 4位は青山剛昌氏原作の人気テレビアニメの劇場版シリーズ第26弾『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』が入った。同作はシリーズで初めて興収100億円の大台を突破したことで話題になったが、5日までに125億6000万円を記録し、観客動員数も886万人を突破している。

 5位は鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみが出演する『劇場版TOKYO MER -走る緊急救命室-』。4日までに動員306万人、興収40億円を突破しており、SNS上では「めちゃくちゃ感動した」「ずっと緊張の連続でハラハラした」と称賛の声が並ぶ。

映画ランキング7位『最後まで行く』は、綾野剛のサイコ演技が見もの

 6位にはスマホゲームから生まれたメディアミックスプロジェクト『アイドリッシュセブン』初の劇場ライブ『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bitBEYOND THE PERiOD』がランクインした。同作は昨年末の『ブラック・オア・ホワイト ライブショーダウン』で音楽バトルを繰り広げた「IDOLiSH7」「TRIGGER」「Re:vale」「ZOOL」の4グループが同じステージに立ち、ダイナミックなパフォーマンスを披露する。

 公開16日間で動員34万人、興収6億1299万円と数字はそこまで高いものではないが、二次元アイドル人気は高まりを見せており、今後も類似の作品がチャートを賑わせそうだ。

 7位は岡田准一、綾野剛、広末涼子が出演する『最後まで行く』が入った。同作は2014年の同名韓国映画をリメークしたノンストップ・クライム・サスペンス。事故を起こした刑事がその隠ぺいを図るも、謎を秘めた監察官に追い詰められていく様子をスリリングに描く。公開から17日間で動員33万人、興収4億3871万円を記録と、岡田主演作にしてはさびしい数字だが、ネット上の評判は悪くなく、綾野のサイコな演技も見ものだ。

 8位は北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮らが出演する『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』で、9位はアニメ作品『THE FIRST SLAM DUNK』。

 そして10位は、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスPROVIDENCE』が入った。同作はProduction I.G制作の人気アニメ・シリーズの劇場版SFサスペンス・アクション。『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』と第3期テレビシリーズ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』をつなぐエピソードが描かれる。

 今回もランキングの半分をアニメ作品が占めるなど、アニメ強しの1週間だった。

【全国映画動員ランキングトップ10(5月26日~6月1日 、興行通信社調べ)】

1位  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
2位  ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
3位  岸辺露伴 ルーヴルへ行く 
4位  劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)
5位  TOKYO MER -走る緊急救命室-
6位  劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
7位  最後まで行く
8位  東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-
9位  THE FIRST SLAM DUNK
10位 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

中学受験、大手塾を辞めたのは間違い? 家庭学習で合格した私立の「大学進学実績」に不安

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験の弊害に、「小学校生活が勉強一色になってしまう」ということがある。確かに、大手塾に通い中学受験を目指す場合、小学6年生は週に4日は通塾、週末は模試や振り返りテストなどに追われることになる。長期休み中ともなると、それこそ朝から晩まで勉強漬けという暮らしをしている子も少なくないのが現状だ。

 加えて、子どもたちは常に偏差値という数字で、今現在の自分の立ち位置を突き付けられる。毎週のように出てくる数字のアップダウンに一喜一憂しているご家庭は多いものだ。

 かつて中学受験生の母だった啓子さん(仮名)は、もともと「中学受験賛成派」ではあったものの、このシステムには「反対派」。現在、高校1年生の一人息子・大樹くん(仮名)には、もっと伸び伸びと小学校生活を楽しんでほしいと望んでいた。

「はっきりいって、今の公立教育には期待できません。それゆえ、早い段階から私立中高一貫校に行かせたいと思っていました。でも、塾に長時間拘束されて、一度しかない子ども時代を過ごすのは違うという思いもあったんです」

 大樹くんは、5年生の年末までは中学受験専門塾に通っていたそうだ。その後、その大手塾を退塾し、家庭学習だけで中学受験に臨んだという。

「退塾の理由は、親子ともども塾の方針についていけなくなってしまったからです。塾からは当然のように、通常クラスのオプションとして、さまざまな講座を勧められ、5年生の年末年始にも冬期講習の案内が届きました。私も息子も『そこまでする必要ない』という考えだったので断ったところ、室長に『このままだと成績は伸びませんよ』って言われてしまい……。でも、子どもが楽しみにしている行事が満載の年末年始まで、塾に缶詰にならないと合格できないなんて、そんな中学受験を受けるべきなのだろうかと、疑問を抱くようになったんです」

 そこで啓子さんは、大樹くんを「新タイプ入試」という方法で受験させることにしたそうだ。

 「新タイプ入試」とは、今はやりの受験で、「思考力・判断力・表現力」のポテンシャルを合否基準にする選抜方法を指す。自分なりの考え方を発表することに重きを置いており、小学校で学んできた基礎的な教科試験や作文、面接などを組み合わせて行われることが多い。学校によって、さまざまな入試形態があるが、従来型の知識の深さを問う入試ほどには塾漬けにならずに済むというメリットがある。

「『新タイプ入試』の存在を聞いた時、『これだ!』って思いましたね。この選抜方法であれば、塾に長時間拘束されずとも、上質な教育をしている私立中学に行かせられるので、迷わず退塾させました」

 そして、大樹君はプレゼン型入試を実施している学校を受験し、合格。現在、その学校の高1である。ところが、啓子さんはここに来て、その選択に自信がなくなってきたと打ち明ける。

「大樹の学校は、いい学校だとは思います。ただ、偏差値はお世辞にも良いとはいえません。当然ながら、大学合格実績も芳しくはないです。学校側は入学前の説明会で『プレゼン型入試の子たちは伸びる力があるので、うちに任せてくれたらMARCH以上の大学に合格させます』と大見栄を切っていたんですけどね。学校の思惑とは裏腹に、今年の実績も良いとはいえませんでした……」

 啓子さんによると、成績上位の子たちは中学受験で一般入試を突破して入学した子たち。しかも、高偏差値校を不合格になった子が多いのだそうだ。

「特進組は、中学受験で基礎学力をしっかり付けてきた子たちで占められていて、『大学受験はリベンジしたい』という強い思いを持っているんです。実際、良い大学に行くのは特進組の子だけ。考えてみれば、大樹は勉強らしい勉強もせず、今の学校に入ったも同然で、高校受験もない。大学受験も“何とかなる”くらいな感じで、勉強する素振りはなく、当然、普通クラスに在籍しています」

 さらに最近、啓子さんは中学受験塾時代のママ友たちから他校の様子を聞き、落ち込んだという。

「大手塾で入試まで頑張り、4科受験をした子たちは、それぞれが高偏差値の学校に入学。もちろん、どこも目を見張るくらいの大学合格実績のある学校です。先生方が大学入試に熱心なのはさることながら、生徒も受験勉強に慣れているからなのでしょう。それに、親子ともに、中学受験の延長線上に大学受験を見据えている感じをヒシヒシと感じて、急に自分の選択に自信がなくなっちゃったんです。やっぱり、大学受験は、今も詰め込み型教育を受けてきた子たちが優位なんですね」

 啓子さんはそう感じているようだが、大学受験が、従来型の学力試験を経て中高一貫校に入学した子に有利ということはない。当然ながら、中学受験の選抜方法よりも、その後の各人の努力の差によるところが大きい。

 しかし、啓子さんの言いたいこともわからなくはない。今現在の日本の大学受験は「塾歴社会」とも呼ばれている。高学歴を手に入れようとするならば、中学受験塾に通って高偏差値の中高一貫校に入り、そのまま大学受験専門塾に通うというのが、ある意味、スタンダードな方法だからだ。難関大学進学は、この小学生からの「塾漬け生活」に耐えられた(あるいは楽しめた)者だけが手にできる栄冠という見方も、できなくはないのが現実だ。

「私たち親子は中学受験のつらさから逃げただけなのかもしれません。“たられば”ですけど、あの時、塾を辞めずに受験にまい進していたら、また違った結果になったのかなぁと思って、最近、よく眠れないんです」

 大樹くんの大学受験がどうなるのかは現時点では何ともいえない。啓子さんの選択が本当の意味で良かったのか悪かったのか、その判定を下すにはまだ早すぎるだろう。

 しかし、啓子さんの話を聞きながら、子育てとは、つくづく難しいものだとため息をついてしまったのも事実である。

 良かれと思いながら子育てに励んでも、親も人間。時として“過去の選択”に悩み、自信をなくしてしまうこともある。個人的には、その気持ちも子育ての一環。その時、一生懸命に子どものためを考えて下した決断ならば、それが一番良かったのではないかと思う。しかし、進学後に、“たられば”にとらわれてしまう親がいるのも、中学受験の一側面であることは頭に入れておくべきなのかもしれない。

『まつもtoなかい』中居×香取の初回以降、テレ東除く「民放最下位」続く原因を考察

 ダウンタウン・松本人志と中居正広がMCを務めるトークバラエティ『まつもtoなかい』(フジテレビ系)。過去2回の特番を経て、今年4月30日から毎週日曜午後9時枠でレギュラー放送されているが、「中居と同じSMAPの元メンバー・香取慎吾がゲスト出演した初回は視聴率が好調だったものの、以降は苦戦が続いている」(スポーツ紙記者)という。

 同番組は、松本と中居が2人のゲストを招いてマッチングさせ、良質なトークやパフォーマンスを引き出していくといったコンセプト。レギュラー放送の初回は、香取と中居のマッチングトークが実現するというスペシャルな内容となった。

「2016年12月末にSMAPが解散し、香取は翌年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛とともにジャニーズ事務所を退所。中居も20年3月末にジャニーズを離れましたが、香取との共演は約6年ぶりでした」(芸能ライター)

 業界内外から大きな注目を集めた『まつもtoなかい』初回は、平均世帯視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。この日、同時間帯にオンエアされた民放番組の中では、TBS「日曜劇場」のドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(福山雅治主演)第2話が記録した13.1%に次ぐ成績だった。

「しかし、実はそれ以降『まつもtoなかい』の視聴率はかなり苦戦しています。上沼恵美子と北川景子出演の第2回(5月7日放送)は5.2%、トータス松本と安藤サクラ出演の第3回(同14日放送)は4.9%、V6の元メンバー・岡田准一と広末涼子、Snow Man出演の第4回(同21日放送)は5.1%、そして郷ひろみと古舘伊知郎を迎えた最新の第5回(6月4日放送)は4.8%を記録し、いずれもテレビ東京を除く民放番組の中で最下位でした」(前出・スポーツ紙記者)

『まつもtoなかい』スペシャルなマッチトークが売りも、岡田准一と広末涼子は映画の宣伝

 松本と中居という当代きっての人気タレントを司会に置きながら、悲惨な状態が続いていることに、フジ側も頭を抱えていそうだが……。

「まず、初回の“中居×香取”のインパクトが強すぎて、以降のゲストはどうしても地味な印象。また、そうでなくとも同番組は“意外な組み合わせのゲスト”をマッチングさせることで“ほかでは聞けないようなトーク”を展開する……というのがウリとみられていただけに、ネットユーザーからは『物足りない』との声も聞こえてきます」(同)

 実際、ネット上には「普通のゲストと普通のトークで、よくあるパターンの番組になってる」「組み合わせが微妙で、あまり興味を引かない」といった指摘が見られる。

「岡田と広末は一応“同い年かつ同時期にデビューした者同士”というゲストとして出演したものの、2人は5月19日公開の映画『最後まで行く』で共演していて、その宣伝を兼ねていました。そのため、『番組が始まってまだ1カ月もたたないうちに、映画PR目的のゲストをキャスティングするとかないわ』と、しらけてしまうネットユーザーも。そのほか、アーティストがパフォーマンスを披露するパートに関して『トークパートだけ見たいから、パフォーマンスゲストは不要』『トークと音楽のパート構成に違和感がある』『パフォーマンスゲストを削れば、まっちゃんと中居くんのトークも増やせそうなのに』といった不満も散見されます」(同)

 こうした声が届いたからか、第5回はトークパートのみで終わったものの、視聴率は最低記録を更新。このままだと今後も視聴率苦戦が続くとみられ、フジは早い段階で“テコ入れ”したほうがよさそうだが、何か策はあるのだろうか。

市川猿之助を失った澤瀉屋を救うのはやはり「あの親子」なのか

 東京・明治座の座長公演『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』に出演中だった人気歌舞伎役者の市川猿之助が救急搬送され、両親が亡くなるという悲劇から3週間。衝撃的な事件を受け、澤瀉屋(おもだかや)の存続が危ぶまれている。

 「事件が起きた5月18日は、猿之助のハラスメント疑惑を報じた『女性セブン』の発売日でした。直前に同誌から直撃取材を受けた猿之助は激しく…

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キスマイ・北山宏光、タッキー合流説のウラで……ジャニーズスタッフのTOBE移籍相次ぐ

 年末頃から、ひそかにささやかれていたKis-My-Ft2・北山宏光の退所が6月7日、ついに正式発表された。すでに各メディアでは、“タッキー”こと滝沢秀明氏と合流説も伝えられているが、現在のジャニーズ事務所と滝沢氏が代表を務めるアーティストプロデュース会社「TOBE」を取り巻く状況からして、「まったく不思議ではない」(ジャニーズに近い関係者)と言われているようだ。

 北山は今年8月末をもってグループを卒業、ジャニーズからも退所するという。事務所発表によれば、昨年の秋に北山から卒業の申し出があり、メンバーと何度も話し合いを重ねた結果、この結論に至ったとか。

「退所後については具体的に決まっていないとしながらも、発表の文章には『少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います』(原文ママ)とつづられており、何かしらの形で芸能界に関わっていくことは間違いなさそうです」(スポーツ紙記者)

キスマイ・北山宏光の卒業は、滝沢秀明氏退社の影響か

 また、北山が卒業を申し入れた時期からして、「滝沢氏が昨年10月にジャニーズを退社したことに影響を受けた可能性は高い」(同)という。滝沢氏は現在、今年3月に立ち上げた「TOBE」で、新人アーティストのオーディションを行っているが、北山には同社への合流説も浮上。滝沢氏は現役時代、北山をたいそう可愛がっていたのはファンなら誰もが知る話だけに、この説の信ぴょう性は高いとみられている。

「一部では、ジャニーズに在籍した振付師や、先月ジャニーズを退所した三宅健、Jr.ユニット『IMPACTors』のメンバーも合流するとうわさされていますが、実際にジャニーズ関係者がTOBEに移籍する動きは、水面下で相次いでいます。滝沢氏が前代表を務めた『ジャニーズアイランド』をはじめ、関連会社やジャニーズ本体で、滝沢氏に近かったスタッフは、現在社内で居場所を失っているような状況だそうで、次々とTOBEに転職しているんです。こうした現状に鑑みると、北山が即戦力のタレントとして、また、時には頼れる裏方として、滝沢氏の活動をサポートしていく流れはごく自然なものと考えられます」(前出・ジャニーズに近い関係者)

 北山が退所する約2カ月後には、今後の活動に関する具体的な情報が報じられているのだろうか――。

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『教場0』失速で『ラストマン』が逆転! 『あなして』独走…TVerドラマ人気ランキング

 在京民放キー局5社を中心として2015年10月に始まったTVer。参加局、取り扱う番組も増え、2023年3月には月間動画再生数が初めて3億回を突破し、TVer単体の月間アクティブユーザー数(MAU)も2739万の最高記録に達し、同4月にはアプリ累計ダウンロード数が6000万を超えるなど、もはや定番のサービスとなった。今や「見逃し配信」は当たり前となったが、やはりTVerではドラマが圧倒的に…

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安室奈美恵、ラストイヤーの花火イベント「大幅値上げ」で復帰説が再燃?

 2018年9月に引退してからも、今もなおファンを魅了し続けている伝説の歌姫・安室奈美恵。そんな安室に、一部ではまたしても“復帰”の噂が囁かれ始めているという。

 現在の安室は、芸能界からは完全に離れ、完全な一般人として生活している。東京や京都、沖縄などに居住しているといわれているが、実態はわからない。

「安室さんは、過去に親族に関するスキャンダルが報じられた際に…

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キスマイ北山「滝沢秀明と合流」説で思い出される、パワハラまがいの“キスの儀式”

 以前から年内退所と報じられていたKis-My-Ft2の北山宏光が6月7日、8月31日をもってジャニーズ事務所を退所すると正式に発表した。

 北山は2002年に入所して21年以上在籍。2005年からKis-My-Ft2として活動し、2011年に6年がかりでCDデビューを掴んだ。近年は俳優としての活動も目立ったが、「芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっと…

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キンプリ・永瀬廉、「普通の男の子やろ」! オフの日の過ごし方を明かす

 King&Prince・永瀬廉がパーソナリティを務めるラジオ番組『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)。6月7日深夜放送回では、最近のプライベート事情を明かした。

 梅雨シーズンを迎えたということで、永瀬は「雨の日のオフは最悪」と切り出すと、仕事が休みの日はおなかがすいて昼時に起きることが多いものの、雨だと出前が届くのに40~50分かかるため「待ってられん」と、自炊をしない永瀬は食べること自体を諦める時があるという。「1回、雨の日にオフが続いて、何も食えんくて。家にも食べるものなくて、断食みたいになってた時期あった」と明かした。

 そんな永瀬は「結構沖縄料理が好き」だといい、最近は親友2人と大阪から研修に来ている友達を含めた4人で、お気に入りの沖縄料理屋に行ったそう。

 4人で水族館を回った後に焼肉を食べ、夜に沖縄料理屋に行ったといい、そこで永瀬が出演しているドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)をみんなで見た後に「(永瀬の)家来て、4人で飲んで解散しました」と報告。「どう? 普通の男の子やろ(笑)。最高に楽しいのこういうのが」と、プライベートでは普通の生活を楽しんでいると語った。

 なお、沖縄料理屋では「お客さんが少なくなった時に、店員さんにリモコンをいただいてテレビを『ラストマン』にして。店員さんが気を利かせて音楽も消してくれて。ちゃんと4人で1時間、黙って最後までお酒飲みながら見てました」と回顧。

キンプリ・永瀬廉、ゲーム漬けの生活も告白

 また、最近はゲームにハマっており、仕事が昼過ぎに終わった日には「15時から(次の日の朝)4時までぶっ通しでしてました。12時間以上してした」とのことで、ゲーム漬けの生活になりつつあるという。ゲームにハマると、食事・お風呂・トイレの全てが面倒になるらしく、「晩飯抜きで、さすがに風呂には入ったけど。髪の毛は半乾きのままゲームしてました」「しばらく寝不足が続きそうです」と話していた。

 その後、永瀬が初めてアクションシーンに挑戦した5月14日放送の『ラストマン』第4話を見たリスナーからの、「めちゃくちゃかっこよくてトリ肌でした。廉くんが手錠をかけるときもかっこよくて涙が出ました。裏話があれば聞かせてほしいです」というメッセージを紹介。これに永瀬は、「うれしいよ。超楽しかったもん。あのアクションシーンかっこよかったね、俺」と自画自賛したのだった。

 この放送にネット上のリスナーからは、「本当に普通の男の子の過ごし方(笑)」「お友達と会って遊ぶ時間があって安心した」という声のほか、「ご飯はしっかり食べないとダメだよ!」「ゲームはほどほどにして、ちゃんと寝てね」など心配の声も寄せられていた。

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