北山宏光退所のキスマイ、7人体制ラストシングル“販売方法”にファン激怒「意味わからない」

 北山宏光が8月31日をもってグループを卒業するKis-My-Ft2(以下、キスマイ)。7人体制最後となるシングル「ともに」のリリースが決まったものの、その発売方法が「謎すぎる」として、ネット上で激怒するファンが相次いでいる。

 6月7日に北山が退所を発表すると同時に、夏のリリースを目指して制作中であることが明かされた「ともに」だが、当初、一部ファンから「タイトルが嫌。そもそも、北山くんとは離れるのに『ともに』ってどんな冗談だよ」と否定的な声も出ていた。

 しかし、公式モバイルサイト「Johnny’s web」のブログで8日、北山がメンバーに対して「話し合いを続けていく中で僕は『友達』になりたいと話しました」と脱退の経緯を明かしたことから、ファンの間で“「共に」と「友に」をかけているのだろう”との推測が広まっている。

 さらに20日には、リリース日が8月3日であることに加え、販売方法が「ジャニーズショップ オンラインストア限定」であることが発表に。キスマイのファンクラブ会員のみが購入できる「ファンクラブ限定特典版」と、非会員でも購入できる「一般特典版」があり、後者を購入する場合も「ジャニーズショップ オンラインストア」のアカウント登録が必要だという。

キスマイ「ともに」は、大切なファンだけに向けた曲?

 なお、キスマイにとって、昨年12月にリリースした30枚目シングル「想花」以来、半年以上ぶりのCDリリースとなるが、今回は「Special Single」という扱い。CDショップや一般のECサイトに流通しないため、31枚目にはカウントされないようだ。

 「ジャニーズショップ オンラインストア」では今月20日より購入申し込みを受け付けており、「数量限定のため、期間内でも予定数に達し次第、受付を終了する場合がございます」とあるが、23日現在、まだ申し込み可能となっている。

 この限定的な販売方法に対し、ファンからは「メンバーで話し合って、きっと一番いい方法を決めたんだと思う」「売上や連続記録は関係なく、大切なファンだけに向けた曲なんだろう」と理解を示す声が上がる一方で、「全然意味がわからない。7人のラストシングル、店頭に並べてほしかった」「北山くんがもうジャニーズ辞めるからって、この仕打ちはひどい」と批判が相次いでいる。

キスマイ、「Lemon Pie」「Sweet Melody」は未音源化のまま

 また、ドラマや映画の主題歌として起用されたキスマイの楽曲「Lemon Pie」と「Sweet Melody」の音源が、なぜかいまだリリースされていないことから、「退所前に出さないと、みっくんの声が入った音源、アルバムにも入れられないんじゃないの?」「どう考えても新曲よりこっちが先でしょ! 運営が何考えてるのか全然わからない」と疑問の声も目立つ。

 ちなみに、「Lemon Pie」は今年1月に放送された藤ヶ谷太輔主演の連ドラ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)、「Sweet Melody」は先月公開された映画『おとななじみ』の主題歌。後者はYouTubeでMVが公開されているが、「Lemon Pie」はそれすらないため、「Lemon Pieどこいった?」と戸惑うファンは少なくないようだ。

 ファンと運営が噛み合っていないようにも見えるが、北山本人はこの事態をどう受け止めているのだろうか。

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『ペントレ』SNS社会の“闇”描く「現代編」…思い出される山田裕貴の「祈り」のメッセージ

 「こんな世界、もう終わればいい」――今まで乗客たちを引っ張ってきた人物のセリフとは思えない絶望的な言葉。『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』はまもなく最終回を迎えるが、6月16日放送の第9話は、どのような結末を迎えるか先の読めない終わり方となった。

 山田裕貴主演のTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン』は、2023年春、乗っていた電車が突如車両ごと荒廃した未来…

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SixTONES・京本大我は「がめつい人」! Travis Japan・宮近海斗が苦言呈す

 Travis Japanの宮近海斗、七五三掛龍也、吉澤閑也が、6月20日午後10時から公式インスタグラムでライブ配信を実施。Travis Japanメンバーとプライベートでも交流のあるSixTONES・京本大我も飛び入り参加し、さらに配信を乗っ取った。

 配信開始から6分を過ぎ、宮近の携帯へSixTONES・京本大我から着信が。電話に出た宮近が「今インスタライブ中です」と伝えると、配信を見ていた様子の京本は、「めちゃくちゃ止まるのよ、見てて。動画がバグってるのよ」と、不具合を指摘。SNSでも状況を調べたらしく、「そういうファンの人が多数いるのよ。聞こえてる人もいると思うんだけど、もしかしたら俺みたいなかわいそうなトラジャ民がいるから……」と報告した。

 これに吉澤は「めちゃくちゃいい先輩。めちゃめちゃ優しい」と感激。宮近も、「この間バスジャックしてたと思えないほど優しい」と、京本がバスジャック犯を演じたドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)を引き合いに出しながら喜びをあらわに。

 その後、一度配信を切ってから再開し、電話越しに京本も参加しながら4人でトーク。急きょの出演となった京本は「俺がバスジャックもして、インスタライブもジャックした」とジョークを言うと、宮近は「俺らと会わないで1日(オフを)とった甲斐がありましたね」と返答。というのも、京本はドラマ撮影の合間のオフに、宮近らから一緒にディズニーランドに行かないかと誘われていたとのこと。

 京本は、「バスジャック(犯)やって、休みで、バスジャックだったんだけど、気持ちどうやってつなげるんだよ! 夢の国に行って!」と、誘いを断った理由を明かしたのだった。

SixTONES・京本大我、Travis Japanとコラボを拒否? 「安売りしたくない」

 その後、Travis Japanの新曲「Keep On Smiling」(6月5日配信リリースの『Moving Pieces EP』収録曲)の振り付けを吉澤が担当したという話題となり、宮近が「どうですか? 京本さん的には」と質問すると、京本は「どんどんキャッチーになっていってて……」「曲の中でもどんどん成長していってる感じがして……」とベタ褒め。

 そんな中、七五三掛が「今度、共演したときに一緒に踊ってもらおうよ」と、Travis JapanとSixTONESが出演する7月12日放送の『2023 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)でのコラボを提案。すると京本は、「俺と一緒にやる需要をしっかり生み出してくれるんだったら」「安売りしたくないから。あんまり……」とやんわりと拒否した。

 また、視聴者からのコメントをきっかけに、七五三掛が自身の髪色の話をし始め、ゆるいトークを繰り広げると、しばらく聞いていた京本が「え、あのー、楽屋?」「世界(に配信されているわけ)だから。今」と先輩風を吹かせてツッコミ。

 さらに、「#トラジャのインライ」がTwitterの日本トレンドに入ったと吉澤が報告すると、京本は「なんでもアクシデントはプラスに捉えないと……」ともアドバイス。

 一連の京本の発言を受け、SixTONESのドーム公演を見学したという宮近は、「あんなかっこよくクールにやってるのに、すっごいがめつい人みたい、今」「後輩のインスタライブにのさばって『楽屋?』みたいなツッコミできる俺、ここでアプローチしていこ! みたいな感じじゃないですか」と冗談めかしながら苦言を呈した。

 これに京本は笑いつつ、「俺、今年の目標が1日10人ファン増やすだから」「これもブランディングの一環だから」とコメント。宮近から「芸歴18年の人がブランディングがどうのとか言わないですよ」とツッコまれていたのだった。

 この配信にネット上では、「見られないトラジャ担がいたので改善した方がいいかもとわざわざ教えるために連絡してくれたって優しすぎる」「大我くんって親切だし気遣いがすごい」「“京本会”特有の温度感を感じてよかったな〜〜〜! 先輩感強めの大我くんも、ちゃかの切り込み方も、しめしずの見守り方も、全部かわいい」「大我くんとトラジャの素敵な関係が見れて楽しかった」などのコメントが寄せられていた。

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永山絢斗、復帰はいつに? 映画業界での前向きな評判

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――6月16日、大麻取締法違反(所持)の疑いで永山絢斗容疑者が逮捕されました。2024年放送の大河ドラマ『光る君へ』は降板となりましたが、出演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』は、予定通り6月30日に公開されると発表になりました。

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キスマイ・北山宏光、退所理由は“仕事格差”報道を否定! 「俺、そんな人間じゃない」

 8月31日をもってKis-My-Ft2(以下、キスマイ)を卒業し、ジャニーズ事務所からも退所する北山宏光。テレビ情報誌「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社、6月21日発売号)のグループ連載「Kissまであと何マイル?」で、今回の発表について言及した。脱退、退所理由をめぐってはさまざまな報道がなされているが、本人は一部の記事内容をキッパリと否定。ファンの間で話題になっている。

 6月7日、ジャニーズ事務所は北山のキスマイ卒業と事務所退所を報告。その際に発表したコメントでは、16歳でジャニーズに入所した当時を振り返った上で、「芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」(原文ママ、以下同)などと、今回の決断の理由を明かした。

「キスマイは2011年8月10日に『Everybody Go』でCDデビューを果たして以降、7人で活動を続けてきただけに、多くのジャニーズファンに衝撃が走りました。また、北山の卒業を前に、メンバー全員で作詞を担当したSpecial Single『ともに』の発売が決定。6月20日、リリース日が8月3日であることや、一般のCDショップ・ECサイト店での取り扱いはなく、『ジャニーズショップ オンラインストア』限定での販売となることが明かされ、同日午後6時より予約受付がスタートしています」(ジャニーズに詳しい記者)

キスマイ・北山宏光、玉森裕太や藤ヶ谷太輔との“仕事格差”に不満説を完全否定

 そんな中、北山は翌日発売の「週刊TVガイド」に掲載された「Kissまであと何マイル?」にて、「突然の発表で驚かせちゃったと思う」とファンを気遣いつつも、「別に俺、死ぬわけじゃないからね(笑)」と冗談交じりに話している。

 また、自身に関する報道もチェックしていたのか、「たまにさ、仕事量が不満で…とか、格差がどうの、みたいな記事を見るけど、そんなことはない。俺、そんな人間じゃないから」と断言した。

 なお、退所を報告した際、「今後の活動についてはみなさんに伝えられる具体的な内容はまだ決まっていませんが、夢を見させてくれたメンバーと数々のサポートをして下さったジャニーズ事務所、そして巡り会えた全ての方々に心より感謝し、少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います」と決意表明していた北山。今回の連載でも、「逆に、北山は何をやるんだろう? って思ってくれたらうれしいし。応えられるように、おもしろい事やらないとね、と思ってる」と前向きな言葉を残した。

「北山の退所説は、6月の正式発表よりも前に一部メディアが報じていました。騒ぎの大きなきっかけは、今年3月9日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が『昨年秋頃から、北山は今後の活動について、事務所と話し合いを重ねているところ』と伝えたこと。これを受け、ファンは戦々恐々としていたんです。3~4月にかけては一部のネットニュースが『文春』の記事を取り上げ、中には退所理由として、北山がキスマイのフロントメンバーである玉森裕太、藤ヶ谷太輔との“仕事格差”に不満を抱いていた可能性を指摘する報道もありました。北山はこうしたニュースを目にし、事実ではないと主張したかったのかもしれません」(同)

キスマイ・北山宏光の報道否定に「スッキリした」とファン感激

 今回の北山のインタビューを受け、ネット上のファンは「『俺、そんな人間じゃないから』ってハッキリ否定! 北山宏光は漢だね。北山さんの未来に期待してる」「仕事格差とかの臆測記事について完全否定してくれてスッキリした」「北山くんはそんな人じゃないってみんな知ってるけど……はっきり言ってくれてありがとう」「サラッと否定するところがカッコいい」と感激。

 ごく一部からは、「雑誌じゃなくて、Johnny's web(ジャニーズ公式モバイルサイト)のブログで言ってほしかった」「一部の記事を否定すると、じゃあ否定しないのは本当のことなのかって臆測を呼ぶのでは……」とシビアな意見も出ていたが、概ね好意的な声が多い印象だ。

 キスマイは今後、6月28日放送の音楽特番『テレ東音楽祭2023夏~思わず歌いたくなる! 最強ヒットソング100連発~』(テレビ東京系)や、7月1日の『THE MUSIC DAY 2023』(日本テレビ系)への出演が決まっている。北山がメンバーとどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、当日のオンエアを楽しみに待ちたい。

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『鬼滅』続投の櫻井孝宏…『モノノ怪』後任次第で冨岡義勇降板ある?

 たび重なる不倫報道の余波で、3月末をもって所属事務所・インテンションを退所した声優・櫻井孝宏。彼がアニメ『鬼滅の刃』シリーズ(フジテレビ系)に続投することが明らかとなり、ネット上では鈴木達央や広末涼子の現状と比較する声が相次いでいる。

 

 6月18日に「刀鍛冶の里編」が最終回を迎えた『鬼滅の刃』だが、放送終了後に続編「柱稽古編」の制作が発表に。同時に公式サイト…

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郡道美玲、にじさんじ卒業は妥当?WBCの炎上だけじゃない問題児ぶり

 VTuber・郡道美玲(ぐんどうみれい)が、所属グループ・にじさんじを卒業することがTwitterで発表され、理由を臆測するネットユーザーが相次いでいる。

  

 郡道は、“Sっ気溢れる男子校の女性教師”というキャラで、普段は数学と社会の非常勤教師として働いていることを本人が公表。2020年以降は麻雀の配信を積極的に行っており、プロ雀士・多井隆晴氏をはじめ有名雀…

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松本まりかもプチ炎上…プロ野球の始球式はタレントの「やりたくない仕事」か

 プロ野球が盛り上がりを見せ、さまざまなタレントが始球式を行う様子が連日メディアで報じられている。野球にさほど興味がない人でも、テレビやネットニュースで一度は見たことがあるであろう始球式。最近では、球団とさほど関係のないタレントでも呼ばれることが多くなっているという。

「そもそも始球式とは、球団に関連性の高い自治体の知事や市長が記念行事として行うのが普通でした。ですが、いつから…

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小沢一郎ら立憲民主党議員が野党候補一本化を求める「有志の会」が残念な理由

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 6月21日、国会は予定通りの会期で閉会しました。15日に岸田文雄総理が「今国会での解散は考えていない」と記者団に話したことで、ビュービュー吹いていた解散風が一気に収まり、小幅延長の話もなくなってしまいました。

 会期内に出せる不信任決議案は一度だけと決まっており、今回は16日に出されていましたから、もはや「会期末恒例」…

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上沼恵美子はなぜ、広末涼子を「純愛」と表現した? 既婚女性の不倫がステイタスだった時代

私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。

<今回の有名人>
「40過ぎても純愛やねんなって思ってしまう私って、おかしいのかしら?」上沼恵美子
『上沼・高田のクギズケ!』(6月18日、読売テレビ)

 女優・広末涼子とフレンチレストランオーナーシェフ・鳥羽周作氏のダブル不倫騒動。6月18日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演したMC・上沼恵美子(以下、えみちゃん)は、「40過ぎても純愛やねんなって思ってしまう私って、おかしいのかしら?」と発言していた。

 「おかしいのかしら?」という疑問表現から、えみちゃんが、自分の意見は世間で支持されない可能性があることに気付いていることがわかる。実際、ネットでは「不倫を美談にしている」とえみちゃんの意見に納得していない人も見られたが、私は彼女が広末の不倫を肯定するような発言をした気持ちがわからなくもない。

 なぜなら、不倫が露見すると芸能人(特に女性)が活動休止に追い込まれるようになったのはここ数年で、ある時期までは、特に既婚女性の不倫は、ある種の“ステイタス”とされていたから。その時の感覚が、えみちゃんには残っていたのではないだろうか。

 既婚女性の不倫が、一部から好意的に捉えられた例といえば、90年代の松田聖子が思い浮かぶ。俳優・神田正輝と結婚し、出産した聖子は、全米デビューに備えて、お子さんを実母に預けて渡米。現代でも、女性が同じことをしたら周りからうるさく言われるだろうが、90年代のバッシングは現代の比ではなかった。

 そんな彼女を応援したのが、文化人と呼ばれる女性たちだった。「オトコが一旗あげるために、女房子どもを置いて渡米したら、それでこそオトコだと褒めるくせに、同じことをオンナがやると叩くのは女性差別だ」と聖子を擁護したのだ。

 聖子はその後、アメリカ人男性と不倫関係に陥り、またしてもバッシングされるが、ここでも女性文化人が「オトコがやることを、オンナがして何が悪い」と聖子の味方をし、聖子が男性とうわさになるたびに人気が上がるという、今では考えられない現象が起きていた。

 2000年代に入ると、民主党の姫井由美子議員(当時)が、「週刊文春」(文藝春秋)に不倫を報じられた。姫井氏は当時、「姫の虎退治」というキャッチフレーズを掲げ、自民党の大物議員・片山虎之助を破って初当選を果たした期待の新人だった。

 姫井氏には夫と子どもがいたが、年下の男性と不倫関係にあった。2人の間には金銭トラブルがあり、男性は不倫の証拠となる温泉旅行の写真を「文春」に持ち込む。この時、男性から「彼女はかなりのMで『ぶって、ぶって』とよくせがまれた」と性事情まで暴露された姫井氏は、「ぶって姫」というあだ名をつけられ、世間の笑いの対象にこそなったものの、「カネのためにオンナを売るオトコ」と男性が非難され、彼女自身はあまりバッシングされなかった印象がある。

 それでは、90~00年代は、不倫全般に寛容だったかというと、そうでもない。同じ頃、独身の佐藤ゆかり議員が、選挙に出る前、既婚男性と不倫関係にあったと「文春」にスクープされた。その証拠として、彼に送った熱烈なメールも掲載され、大きな話題になった。選挙中の記事ということで、よくあるネガティブキャンペーンとして受け止められた可能性も否めないが、佐藤議員を積極的に擁護する人はいなかったと記憶している。

 なぜ当時、独身女性の不倫は冷ややかに見られるばかりなのに、既婚女性の場合は擁護されたり、バッシングが少なかったりしたのか。それは日本独特の「男性に選ばれてこそ、一人前」という男尊女卑思考と無縁ではないだろう。

 「男性に選ばれてこそ、一人前」という視点で女性を見た場合、独身女性はたとえ本人に結婚願望がなかったとしても、勝手に「選ばれないオンナ」のカテゴリに入れられてしまう。一方、既婚女性は男性に結婚相手として選ばれ、不倫という形ではあるが恋愛対象としても選ばれた――ある種の甲斐性を持った女性と見なされたからこそ、一部でおかしな“尊敬”を集め、それほどバッシングされなかったわけだ。

 不倫という倫理にもとる行いを“純愛”と表現したえみちゃんの言わんとすることが、私にはわかるような気がする。

 えみちゃんはそもそも、既婚者でしかも不倫できるのは、それだけ魅力的な人と、広末を好意的に見ているのだろう。その上で、広末の不倫相手が大物映画監督やプロデューサーというような、彼女の仕事に直接的なメリットをもたらす存在ではなく、それどころかバレたら大変なことになる人物だと知り、彼女にピュアさを感じたのではないか。しかも広末は、ラブレターという不倫の証拠になるものまで残してしまうほど、相手に夢中になっていた。そこも含め、えみちゃんは、この不倫を“純愛”という肯定的な言葉で表現したと感じた。

 こうやって考えてみると、女性の不倫に対する世間の反応は、「その時々の社会が女性をどう捉えているのか」を反映しているといえる。広末涼子という、時代を代表するスターが不倫をして猛バッシングされるのは、「男性に選ばれてこそ、一人前」という価値観は薄れる一方、「妻とは、母とはこうあるべき」という別の抑圧も感じてしまう。今はボコボコに叩かれている広末だが、きっと復活を遂げると信じて、その日を待ちたいものだ。