キスマイ・北山宏光の退所は6月濃厚、秋に6人体制でお披露目ツアーか

 Kis-My-Ft2・北山宏光がジャニーズ事務所を退所する方向で話が進められていることを4月26日の「文春オンライン」が報じているが、どうやら6月退所の方向で話が進んでいるという。

 ジャニーズ事務所では昨年11月に副社長だった滝沢秀明氏が退社し、King & Princeからは平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人、元V6・三宅健、ジャニーズJr.のIMPACTors…

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Creepy Nuts ・DJ松永、業界では不信感MAXに――寝坊での遅刻癖に「仕事をしたいと思えません」

 ヒップホップ・ユニット「Creepy Nuts」DJ松永の“遅刻癖”が、ここのところひどいらしい。京都・舞鶴市で4月29日に行われた音楽フェス『MAIZURU PLAYBACK FES.2023』に出演予定だったものの、“大遅刻”。やむなく相方のR-指定だけ出演したという。

「Creepy Nutsは午後2時10分、昼からの登場でしたが、DJ松永は午前10時40分に『すごい勢いでめちゃくちゃ寝坊した!ハンパねぇ!』とTwitterに投稿。すでにこの時点で、予定時刻通り会場に着くことができない時間だったようで……。なお翌30日、宮城で開かれたロックフェス『ARABAKI ROCK FEST.23』には出演していました」(芸能ライター)

 ネット上では、DJ松永の仕事に対する責任感の欠如を問う声であふれているが、そもそも彼が遅刻魔であることは業界では有名な話のよう。

「4月22日放送のラジオ『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)では、パーソナリティ―の田中みな実がDJ松永に不満をぶつけていました。というのも、この日、彼はゲストとして登場したのですが、寝坊のため収録の入り時間より20分遅れて局にやって来たのです。田中はその放送の中で『寝坊って何? どういう生活を刻んでらっしゃるんですか?』と、あきれていました。ただ、それに対して松永はヘラヘラ笑っており、特に反省する素振りはありませんでしたね」(同)

 Creepy Nutsは今年3月末で、シリーズ通じて5年続いてきた『Creepy Nutsのオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送)が終了しているが、その理由についてDJ松永は、「いろいろお仕事させていただくなかで、もうちょっとゆっくり時間を使ったり、音楽の仕事にトライ&エラーできるような時間をつくろうってなって。 ちょっとここいらで働き方みたいなものを見直してもいいかなと、俺とRで話し合って決断しました。 音楽に費やす時間を増やそうということで」などと語っていた。働き方を見直した上での、遅刻連発というわけだ。

 さらに、DJ松永の仕事に対する姿勢に世間から批判が集まっているのは、遅刻だけではない。

「彼は以前、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演した際、吉田羊と共演したドラマの撮影で、『セリフを覚えるシステムを知らなかった』と台本を読まずに現場入り。その場で覚えるため、朝から入っていた吉田を昼すぎまで待たせたと、笑いながら明かしていたのです」(同)

 この発言にネット上では、「人間としてどうかと思う」など否定的な意見が噴出していた。

「これまでの行動を見る限り、積極的に彼と一緒に仕事をしたいとは思えません。DJ松永は2019年9月にロンドンで開催された世界最大のDJの大会『DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIP』に日本代表として出場し、バトル部門で優勝した名実ともに“世界一のDJ”です。しかし、その名誉を汚してしまうほどの目に余る生活態度があらたまらない限り、音楽イベントはもちろん、テレビ番組も声をかけづらくなるでしょう」(テレビ業界関係者)

 業界からの不信感がいよいよMAX状態のDJ松永。果たして自らの態度を猛省し、遅刻魔の汚名を返上することはできるのだろうか。

天才であることを諦めた南キャン山里がとった異常な変化

 『だが、情熱はある』(日本テレビ系)は、南海キャンディーズ・山里亮太とオードリー・若林正恭の半生を描くドラマだ。第4話では、山里(森本慎太郎、SixTONES)がコンビを解散し、ピン芸人・イタリア人になった経緯が描かれた。一方、若林は相変わらず虚無な日々を送り続けていた。

山里が味わった絶望

 大学も卒業し、芸人一本の生活となった山…

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『らんまん』ついに告白はしたものの…万太郎以上に心配な竹雄問題(第5週)

 自由民権運動に打ち込む早川逸馬(宮野真守)と出会い、自由に生きたいという気持ちが強くなる万太郎(神木隆之介)と綾(佐久間由衣)。植物学の道を進む決意をする万太郎と、諦めていた酒造りをしようと決めた綾の「お互い、今日選んだ道を悔やまんこと」と約束する指切りでまず泣き、2人を見守り「後ろは、わしがおりますき」と言い切る竹雄(志尊淳)でもうひと泣き。月曜の最初の5分ですでに涙腺の蛇口がばーんと開…

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フジテレビの『まつもtoなかい』は日曜21時の“日本テレビ1強”を崩せるか?

 放送作家の深田憲作です。

 「企画倉庫」というサイトを運営している私が「あの企画はどこが面白いのか?」を分析し、「面白さの正体」を突き止めるための勉強の場としてこの連載をやらせてもらっています。

 今回のテーマは「フジ…

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メルカリで対応に困ったコメントとは? 「どうしても欲しい」「発送前ならなんとかして」

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 前回、エルメスの「トゥアレグバングル」が売れて、千葉N子のジュエリー特売会は終わったと思っていたんだけど……ついこの間、「モアサイト」がメルカリで売れたので、その備忘録を書こうと思います。

 ところで、皆さん、モアサナイトって知っていますか? モアサナイトとは、宇宙から降ってきた隕石から発見された鉱物。1893年、アメリカのアリゾナ州でフランスの化学者アンリ・モアッサン氏によって発見されました。

 そう、この子は、地球上で天然に産出されることはごくまれで、隕石の中から出てくる珍しい子なのです。非常に硬度が高く、ダイヤのような美しさから、宝石としての価値を見出され、チャールズ&コルバード社によって人工的に生産されるようになったのだとか。今では、ダイヤモンドを上回る輝きといわれており、アメリカをはじめ、世界中でジワジワと人気が出ている石です。

 私もその昔、「ダイヤよりもきれいですって!? パッと見ではダイヤと変わらないですって~~~~~!? それなのにお値段は10分の1以下! これは買うっきゃない!!」そう思い立ち、モアサナイトのルース10カラット(でかければでかいほうがいいと思ったのよね)を10万円で購入したのです。ところが……。

 この石を愛してやまないジュエリーブランド・アベリに持って行って加工してもらおうとしたら、「アベリでは取り扱いがない石なので、承れません」なーんて言われちゃって、仕方なく懇意にしている宝石店に連絡したら、加工賃27万円と言われてしまったのよ!

 アベリさんで作ってもらえないならなんの意味もない……。私はべこべこに凹み、その後、モアサナイトのルースを宝石箱の奥深くにしまい込んだってわけ。

 それから数年。メルカリに初めは5万円で出品したものの、全然売れなかったので3万5,980円まで徐々に値下げしていったのよ。それでも売れなかったので、「しょうがない、リングにでもするか」と思っていました。

 そんなある日のことです。不意に「この石はまだありますか」とのコメントが届きました。「ありますよ」と返信すると、その人はすぐに決済してくれたんです。「値下げして」と言ってこない取引なんて久しぶり……。まあ、売れたのはいいことだと思って梱包し、さっさと発送してから数時間後、ほかの商品にこんな問い合わせのコメントが入りました。

「あの10カラットのモアサナイトが欲しいです」
「販売価格よりも高くなってもかまいません!! どうしても欲しいんです!!」

 そ、そんなこと言われたって、もう売っちゃいましたよ……。対応に困りつつ、すでに商品を購入者の元へ発送した旨を伝えると、以下のように返事が届きました。

「発送前ならなんとかしてもらえるかなと思っていたのですが……すみません。またモアサナイトを出すことになったらよろしくお願いします」

 くうう~~~、もう少し早くこの人がモアサナイトにコメントしていれば、もしかしたら購入してくれた人と競り合いになり、値段を吊り上げても高く売れていたかもしれない……! その昔、あたしゃアメリカの人気テレビドラマシリーズ『ミステリーゾーン』のDVD全巻をめぐり、競りをして通常よりも4万円も高く買ったことがあるのよ……。

 それにしても、数年間見向きもされなかったモアサナイトが、なぜこんな大人気になったのかしら……? 売れたのはうれしい一方、不思議でならないわ?

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胃痛を訴えていた父の意外な死因とは? 「もし……」を考えるときりがない

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 宮坂志満さん(仮名・60)は自宅で父が急死し、刑事による事情聴取と捜査員による家じゅうの捜索を数時間受けることになった。

子どものように「私をひとりで置いていかないで」と泣いた

 父の遺体は、検死のために運び出された。

「これも事件性がないか、死因を調べるためということでした。問題がなければ返されるとのことでしたが、早くてもその日遅く、もしかすると翌日になるかもしれないと言うんです」

 父の遺体が帰って来なければ、通夜や葬儀の段取りもできない。携帯も押収されていたので、そこに登録されている親戚や友人に父の死を知らせることもできない。もちろん、父をゆっくりと偲ぶ気持ちにもなれない、宙ぶらりんな状態のまま待機するしかなかった。

 母も、つい昨日まであんなに元気だった父も、自分をひとり置いていなくなってしまった。子どものように、「行かないで。私をひとりにしないでよ」と言いながらただ泣いた。宮坂さんの胸に空いた穴は大きくなっていき、体を吹き抜ける風は強くなっていった。

意外だった父の死因

 検死が終わったと連絡が来たのは、夜になってからだ。検死の書類や押収されていた携帯電話、通帳を引き取りに、警察まで出向かなければならない。遺体はそのときに葬儀社が引き取り、霊安室に安置してもらうように言われた。

「警察で待っている間、事件を起こした家族を引き取りに来ているような、落ち着かない気分でした。警察ではとても故人を悼むという感じにはなれなせんね。父がベッドに倒れ込んでいたときに、救急車を呼ばなかったのはとにかく私の判断ミスだと自分を責めていました。せめて病院で亡くなっていれば、こんなことはなかったでしょうから」

 それだけに、宮坂さんが気になっていたのが父の死因だ。検死結果を聞いて、宮坂さんと娘は意外な思いで顔を見合わせた。

「死因は心臓でした。これまで父は心臓トラブルなどまったくなかったし、もしかしたら脳かと疑っていたくらいでしたので、心臓が原因だとは思いもしませんでした。最後も『胃が痛い』と言っていましたし。でも娘いわく、『胃が痛いと言っていたのは、本当は心臓が痛かったのを、胃痛だと思い込んでいたんじゃない?』と。ここのところ、時々胃の痛みを訴えていたのも、心臓の不調だったのかもしれません」

 もしあのとき、救急車を呼んでいても、本人が胃と言っていたら、病院でもまず胃を検査しただろう。だから、最終的にはやはり間に合わなかったかもしれない。もし管につながれて、生命だけ維持するようなことになったら、もっとつらかっただろう。まさしくピンピンコロリだったのだから、あれでよかったのかもしれない。気休めだとわかっていながら、自分を慰めてみたりもする。

 死亡推定時刻は、宮坂さんがドアの外から父の様子を伺った時間の少し後だった。あのとき、ドアを開けて確認していたら――「もし……していれば」を考えるときりがない。父が眠ったような表情だったのが、せめてもの救いだ。

火葬が追い付かない

 霊安室に安置された父は、部屋で亡くなっていたときと同じ表情で、口も開いたままだった。警察で検死されるとき、もはや父は“モノ”だったのかなと思う。病院なら、何らかの処置をしてから出してくれたはずだ。せめて口くらい閉じてあげてほしかった。

 「多死社会」を象徴するように、今年に入って火葬場が追い付かないくらい、亡くなる人が多いと葬儀社の担当者は言った。一時期は、2週間待ちだったという。父も、火葬まで6日も待たされることになった。

「首都圏の端っこにあるうちの市でも、こんな状態です。そういえば、都内の友人のところも1週間待ちだと言っていましたが、混んでいたのは都内だけではなかったようです。母のときは、1日置いて通夜、葬儀ができていたことを考えれば、多死社会がこれほど進行しているんだと実感しました。コロナが猛威を振るっていたときは別枠で火葬していたので、一般の人はこれほど待たなかったそうです。これから私たち世代が亡くなる頃は、いったいどうなるんだろうと思いました」

 そのうえ霊安室を使うのに、1泊1万5,000円取られたと苦笑する。10日待てば、霊安室だけで15万円だ。6日で済んだのはまだ幸運だった。自宅に置くこともできないことを考えると言い値を受け入れるしかないとはいえ、あまりの金額にため息が出る。

続きは5月7日公開

「現役組長ラーメン店主射殺事件」を元極妻が解説! ヤクザをやめたくてもやめられないワケとは?

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

ヤクザウォッチャーからラーメン好きまで注目の事件

 連休前に、いきなりすごい事件が起こりましたね。4月22日に神戸市内のラーメン屋さんの大将が射殺されたのですが、この方が現役のヤクザ、しかもあの「弘道会」の傘下組織の組長だったことで、結構な騒ぎになってしまいました。

 弘道会とは、今の山口組のトップ(六代目山口組・司忍組長)の出身母体で、山口組の中核組織です。暴力団排除が厳しい昨今、三次団体とはいえ、山口組の傘下組織の組長がラーメン屋さんを経営できるのがまず驚きですね。

 しかも「口に拳銃を入れて撃たれた」(!)というマフィア映画みたいな話、地元やネットでは評判の「安くておいしいラーメン屋さんだった」説、「みんなに慕われるやさしい大将だった」説など、情報が多すぎて、ヤクザウォッチャーからラーメン好きさんまでいろんな人から注目されています。

「銃をくわえさせて」撃ったとは思えない

 報道によりますと、被害者の余嶋学さんは、ランチタイム前の仕込み中にお店で撃たれています。パートさんが出かけていて、1人の時を狙われたようです。防犯カメラには、黒い服の男性らしき映像も残っているんですね。

 余嶋さんのご遺体には目立った外傷はなかったそうですから、いきなりお店に入って「ズドン」だったのではないでしょうか。それが、たまたま頭に当たったのだと思います。

 パートさんが出た隙を狙ったのは、パートさんまで殺したら確実に死刑だからでしょう。「一人殺害」なら有期刑の望みもあります。つまり、あっという間の「仕事」でした。

 司法解剖で余嶋さんの頭から銃弾が出て、死因は脳損傷とされましたが、発見当初は頭から血を流していて病死も疑われたそうです。

 県警は「頭に弾丸をキチッと入れるなら、口から撃ったのだろう 」と判断したようですが、どうですかね。

 すでにいろんな臆測が飛び交ってますが、私は懲役太郎さんの説を取りたいです。

 普通(というのもアレですが)、銃口をこめかみや口に当てるのは、「脅し」なんですよ。さんざんヤキを入れてから、銃口を向けて「どうする?」と聞くんです。それで金庫の鍵の隠し場所とか親分の居場所とかを「吐かせる」んです。

 ボコられた段階でかなりメンタル弱ってますから、聞きたいことを聞ければ、わざわざ殺すことまではしないと思います。

ヒットマンは「六代目山口組関係者」?

 いろんなメディアがいろんなことを書いてますが、余嶋さんがラーメンの研究に熱心で、人柄がよかったというのは共通していますね。そして、ヤクザのシノギは厳しくて、ヤクザをやめたいけどやめられない……と周りに言っていたようです。

 やめられない理由はいくつかあったと思いますが、山健組系の多い神戸市内で唯一の弘道会系ということも理由のようです。山健組は弘道会と対立関係にあります。

 ラーメン屋さんは生活のために始めたようで、「神戸新聞」は 「すぐに開けられるから、ラーメン屋やってるやくざはけっこう多い」「ヤクザや警察関係者は余嶋組長の店と知っていた」「けっこううまいと話題になっていた」 などと「捜査関係者」の話を紹介しています。

 これが事実なら、余嶋さんはかなりムリしてましたね。調理器具の調達はともかく、定期的な食材の仕入れ、お店の賃貸契約や確定申告は現役ではできませんから、ほかの誰かの名義にしなくてはなりません。お店の前には黒塗りの高級車が長時間止まっていたり、車両特攻があったりしたようですから、まあいろいろあったのでしょう。

 また、弘道会が組葬を行ったことも報道されていますが、なぜか弘道会はこの件は様子見で、「待機」を指示しているとか。 本来は、自分たちの身内を殺されたので、すぐに犯人探しとカエシをすべきなんですが、なぜか待機指示なので、これまた臆測が飛び交っているようです。

 そして犯人ですが、もうネットでは同じ六代目山口組系組織の名前が出てますね。

 これが本当なら山口組同士という「身内の犯行」ですから、誰が責任を取るかでモメそうです。理由は「怨恨説」が強いようですが、どうでしょうか。

 引き続き、事件の行方を見守りたいですね。そして余嶋さんのお店のラーメンは安くておいしかったそうで、いろいろ残念です。衷心よりお悔やみ申し上げます。

映画『名探偵コナン』歴代ゲストで演技がうまかった芸能人は? 業界関係者が明かした2名

 テレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ26作目となる映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』にゲスト声優として参加している俳優・沢村一樹。ネット上では、「演技がうますぎてびっくり」などと評判を呼んでいるようだ。

「4月14日に封切られた同作は、初日から3日間で興行収入31億4638万7340円、観客動員217万6407人を記録(興行通信社、以下同)する歴代最高のロケットスタートを切り、公開から18日間の累計興収は79億円を突破。シリーズ初の100億超えも射程圏内に入りました」(芸能ライター)

 物語の舞台は、東京・八丈島近海にある海洋施設「パシフィック・ブイ」。主人公・江戸川コナンの宿敵“黒ずくめの組織”によるエンジニアの誘拐事件が発生し、かつて組織に属していた灰原哀の身にも史上最大の危機が迫る……というストーリーだ。

「人気キャラクター・灰原がメインで、かつ黒の組織の核心に迫る内容が描かれるとあって、公開前からファンの注目を集めていた同作。沢村は、パシフィック・ブイの局長・牧野洋輔役を演じており、ネット上では『声の演技うまかった!』『本職の声優陣に混ざっても違和感がなくて驚いた』『さすがベテラン俳優』などと称賛されています。また、『最近のゲスト声優は演技がうまい』という声も続出しているようです」(芸能ライター)

 なお、『コナン』の劇場版に芸能人が起用されるようになったのは、2009年公開の13作目『漆黒の追跡者』からで、DAIGOが声優に初挑戦。しかし、『黒鉄の魚影』公開初日に、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で『漆黒の追跡者』が放送された際は、ネット上で「DAIGO、演技がヘタすぎ」「セリフが棒読みで内容が入ってこない」と酷評されていた。

 こうしたタレントの起用の裏側について、業界関係者は以下のように語る。

「『名探偵コナン』にゲスト出演するタレントたちは、ほとんどが物語のキーパーソンを演じます。その理由は、タレントを起用するとマスコミの注目を集めることできるので、映画会社がわざわざ依頼をしなくても、取材をしに来てくれるから。特に当時は“話題性”を重視し、製作側はタレントたちの『演技力』にはそこまで期待していなかったのでは。これまで『名探偵コナン』にゲスト出演したタレントたちは、声優としての技術はそこそこ、またはそれ以下といった印象でしょうか……。しかし、これは仕方がないこと。声だけで演じるのは、ドラマや映画での芝居とはまったく異なり、専門的な技術が必要なんです」(声優業界関係者)

 一方で、21年公開の『緋色の弾丸』に出演した浜辺美波、22年公開の『ハロウィンの花嫁』に出演した白石麻衣、そして今回の沢村のように、近年は演技を絶賛されたタレントも多い。そこで、これまでのゲスト声優の中で、特に演技が光った人物を聞いてみると……。

「まずは、『紺青の拳』(19年)に出演した山崎育三郎。シンガポールが舞台の本作で、山崎はコナンたちと敵対する実業家レオン・ローを演じました。日本語での芝居はもちろん、流暢な英語も披露し、秘書役の河北麻友子と合わせて非常によかったと思います。日本の声優が『流暢な英語をしゃべる』芝居をすると、大抵ヘタですから(笑)。“声優としての芝居”という観点で、合格点に達していたと思います」(同)

 もう1人は、『純黒の悪夢』(16年)に出演し、黒の組織の幹部・キュラソー役を務めた天海祐希の名前が挙がった。

「天海の声優としての芝居は実に素晴らしい。現役の声優ですら劣る人は大勢いると思いますよ。声優としての芝居がちゃんとできていたことに加え、自分自身でしっかりキャラクターを作り上げていた印象が強い。一流女優にこんなことを言うのはおこがましいですが、高いプロ意識が垣間見えました」(同)

 また、タレントがゲスト声優として映画などに出演する場合は、「彼女くらいの技術を磨いてから挑んでほしい」(同)との本音も飛び出した。

「昔から、タレントが大作アニメにゲスト出演するケースは多いのですが、近頃はきちんと“声優”としての技術を磨いてから挑戦する人が増えてきました。最近だと、3月に公開された『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』のKing&Prince・永瀬廉をはじめとする若手ジャニーズ勢は、とても良い芝居をしていましたね。対して、お笑い芸人の“声優”としての質は、昔から全体的にあまり良くありません。“ゲスト”という立場に甘えず、作品をより華やかに彩るよう、事前に技術をある程度学んでから挑んでいただきたいです」(同)

 芸能人が声優に挑戦するハードルは今後どんどん上がりそうだ。