『君の名は。』テレビ的視点で解釈する新海誠・メガヒットの法則

 放送作家の深田憲作です。

企画倉庫」というサイトを運営している私が「あの企画はどこが面白いのか?」を分析し、「面白さの正体」を突き止めるための勉強の場としてこの連載をやらせてもらっています。

 今回のテーマは「新海誠監督のアニメーション映画『続きを読む

『バビロン』は『ラ・ラ・ランド』とは真逆な漫☆画太郎的ギャグ満載の傑作

 2月10日より映画『バビロン』が公開されている。

 注目は、やはり『セッション』『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』と立て続けに絶賛を浴びたデイミアン・チャゼル監督の最新作であること。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーなど豪華キャストも集結しており、第95回アカデミー賞では作曲賞と美術賞と衣装デザイン賞にノミネートされている。

 だが、この『バビロン』の評価…

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メルカリだけでなくAmazonにも「まつ毛美容液の偽物が出回ってる」アイリストが警鐘

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 ええ~~~~~!? 私が使っていたまつ毛美容液、偽物だったのォ~~~~~~~~~~!?!?!?!?!? 以前、このコラムで紹介したまつ毛美容液「エマーキット」を1カ月使っていたのですが、ぜーんぜんまつ毛が伸びなかったのです。過去に使用した際は、毛がぐいんぐいん伸びたものでした。それなのに、1カ月たっても効果を感じません。

 今回エマーキットを買ったのはメルカリだったけど、も、もしや……偽物だった!?  製造元である「水橋保寿堂製薬」の公式サイトには、箱にシリアルナンバーやQRコードが印字された「真贋承認シール」が貼られているのが正規品の見分け方だと書いてありました。だから一応、パッケージにQRコードがついているかどうかを出品者に確認した上で、定価6,050円のところを5,500円と、結構お高めの価格で仕方なしに購入したのに……。

 そういえば、QRコードをスマホのカメラで読み込んだら、中国語のサイトが出てきたんですよねえ……。でも、エマーキットはもともとアメリカ発の美容液。今、日本で買えるものは、水橋保寿堂製薬が日本人の肌に合うように改良したものだそうなので、同じように中国でも改良版が売られているのかな? とのんきに思っていたのですが、まさか……。

 この一件ですっかり自信をなくしてしまった私ですが、さらに追い打ちをかける出来事が。まつ毛パーマをするためにサロンに行ったところ、アイリストさんに「まつ毛が弱ってるから、美容液を使ったほうがいいですよ」と言われたんです。ガガガガ―ン! 1カ月エマ―キットを使っていたのに、そんなことを言われるなんて、やっぱあれは偽物だったのお~~~!? 

 藁にもすがる思いで、「まつ毛美容液は取り扱っていないんですか?」と聞いてみると、アイリストさんは奥から、「ラッシュアディクト」という商品を出してきて、「これ……ちょっと高いんですけど、効果は抜群です」と一言。

 ほうほうほう!? 値段を聞くと、「1万1,000円」とのこと。確かにおたけぇ~~~~~!! でも、お店で購入したものなら、偽物ってことはないし安心。ただ、お店で購入する場合、まったく割引がないんじゃないの? ネットでもっと安く売ってるところがあるかも!

 そこで、「ちょっと見てみます」と言いながら、私はAmazonを開きました。えーっと、ラッシュアディクトは……定価通り1万1,000円。レビューを見ると、「すごく伸びた」と書いてあります。でも、「☆4」なのはなぜ? 気になったので「☆1」の評価を確認してみると、以下のことが書かれていました。

「今回安かったためこちらで購入しましたが、以前買った商品とロットナンバー部分の印字が違いました。筆の長さ、太さも大きく、毛先が少し乱れており、沢山の液が着いてしまうため、目に混入しました。(中略)1週間経過したところで抜け毛が目立ってきたので、我慢の限界が来て『正規品、シリアルナンバーの称号方法を紹介』している他店にてラッシュアディクトを購入しました。毛先も上質で、シリアルナンバー印字部分も以前と同じ物でした」

「返品も出来ませんし、製品保証番号も切り取られ箱にも入っておりませんでした。レビューで高評価つけられていたものもあり購入を決めましたが間違いなく偽物です。お気をつけ下さい」

「通っているまつ毛エクステで普段購入してるが、買い忘れたため、こちらで購入。しばらくしてサロンのスタッフに『美容液なくなってます? 今日買われます?』と聞かれ『普段の使ってますよ』と伝えると、『新しく生えてきてるまつ毛が細いから効いてないですよ』と。慌ててサロンで購入しました。1カ月後にまつ毛は復活。サロンと同価格でしたが粗品。最悪」

 えええええ!?!?!?!?!? Amazonにすら偽物があるのかーい! やっぱりサロンで売られているもの以外はあまり信用できないのかも。低評価レビューを見ていた私に、アイリストさんが申し訳なさそうに言いました。

「最近、偽物が多く出回っているのでお気を付けください……」

 まつ毛のプロであるアイリストさんも警鐘を鳴らすくらいですから、私は安心安全のサロンで購入することに。肌に直接使うものなので、粗悪品だったら大変ですし、皆さんもお気を付けください……。

 

電子書籍『“買い物狂い”の散財日記~千葉N子のリアルな家計簿大公開~』発売中!

 2020年3月から連載中の人気コラム『“買い物狂い”の散財日記』が、ここでしか読めない書き下ろしエピソードを大量に収録して初の書籍化! 

 “買い物狂い”の千葉N子氏が、日々の散財ぶりはもちろん、フリマアプリの活用法や通販サイト利用時の注意点など、知っておけば必ず得をする買い物術から失敗話までを赤裸々に綴ります。さらに、“買い物狂い”のひと月の散財リストや1年の散財額も大公開! 物欲が刺激されること間違いなしの一冊です。

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平野紫耀人気絶大で事務所大損害、『水ダウ』裏切りあるか?週末芸能ニュース雑話

記者I 関東甲信に大雪が降ったり、途端に暖かくなったりで体調を崩す方も多いようす、サイゾー読者の皆様もどうかご自愛下さい。そんなところで今週はジャニーズ×Twitterトレンド速報の話題から。2日放送の『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)で、永瀬がメンバー5人でプリクラを撮ったと話し、そのきっかけが神宮寺勇太からの提案だ…

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性虐待された父親を「許すのも、許さないのもつらい」——傷を背負いながら介護をする女性

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 両親から虐待され、実家を離れていた黒沢美紀さん(仮名・45)は30年ぶりに地元に戻った。「何かあったら助けちゃる」と思っていたが、脳梗塞で倒れた父・昇二さん(仮名・75)からは、感謝の言葉どころか暴言を吐かれた。再び転倒し入院している昇二さんのために動く自信がなくなっている。

「お父さんに戻ってきてほしい」と願う母

「もう、私は父のために動くことはできないかもしれません。今も『母のために』と言い聞かせて動いています。今日も母に付き添って父の面会に行ってきましたが、両親は久しぶりに会ってうれしいのか、笑顔で言葉を交わしていました」

 昇二さんは老いて暴力をふるわなくなったが、母の良江さん(仮名・70)には聞くに堪えない暴言を吐く。それなのに、良江さんは病気に振り回されていたときの記憶があいまいになっているのか、昇二さんに暴力をふるわれていたことをあまり覚えていないようだ。

「それに、母は驚くくらい“スルースキル”を持っていて、父の暴言をスーッと聞き流しているんです。私なら父のような夫のそばにいるのは、絶対に無理だと思うのですが」

 昇二さんが入院して、一人暮らしになった良江さんを心配していたが、特に問題なく生活しているという。美紀さんや妹の理香さん(仮名・43)が、「お父さんのいない自由を知ったら、お母さんはお父さんともう一緒に住みたくなくなるんじゃないの」と心配していたが、良江さんは「お父さんには帰ってきてほしいわぁ」と答えたという。

親を許すのも、許さないのもつらい

 それにしても、だ。なぜ、そこまでされた昇二さんを「助けちゃる」と思えたのか――。美紀さんは「親を憎むことの罪悪感が、自分の中にずっとあったんだと気づいた」という。

「どんなにひどい父でも、私はこの人の娘だから。父がことあるごとに妹と私を比べ、アホ呼ばわりしたり、怒鳴りつけたりして、自分のことを受け入れてくれないさびしさもあったのだと思います」

 夫は、「縁を切っていい。それだけのことをされているのだから」と言ってくれた。でも、昇二さんを憎むのもつらいし、しんどいのだ。

「許すのもつらい。でも許さないのもつらいんです」

 人を憎むと自分のことが嫌いになるし、エネルギーを割くことになる。憎んでもむなしいだけ。憎むのが嫌になったから、昇二さんのことを「嫌いやけど、何かあったときには助けちゃろう」になったのかもしれない、と洞察する。

 「本当は、父のことをどう思っているのか」――美紀さんは自問する。父は、自分のした性虐待で、自分がどれだけの苦しみを負ったのかも知らないだろうし、自殺を図ったことも知らない。言ったとしても、父が謝罪するとは思えないし、それでさらに傷つけられるだろう。母は子どもたちのことを愛したかったのに、病気のために愛することができなかった。でも、父は人から愛されたことも、人を愛したこともなかったのだろう……。

 いまだにフラッシュバックを起こしそうになる自分を、父の前に差し出すのは違うんじゃないかとも思える。自分のことは守らないといけないとも思う。夫は、「最大の復讐は幸せになること」と言ってくれた。

 昇二さんの退院はそう先ではない。良江さん一人ではどうにもならないから、美紀さんが助けてあげるしかない。良江さんには会いたい。でも昇二さんには会えない。

「なぜ自分に与えられたのはこの人だったんだろう。なぜ自分がこんなに重い十字架を、この人のために背負わなければならなかったのか――」

 これから先、昇二さんや良江さんが、そして美紀さんの気持ちがどうなるかはわからない。昇二さんが亡くなったとき、どんな気持ちになるのか。亡くなった後も、きっと葛藤は続くだろう。

続きは2月26日公開

「ルフィ」グループの死刑判決はあり得る! 元極妻が断言するワケ

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

「ルフィ」グループの死刑判決はアリ

 2月9日早朝、特殊詐欺事件に絡む窃盗容疑で、指示役「ルフィ」らのグループの主要メンバー4人のうち、残っていた2人の容疑者がフィリピンから帰国しましたね。

 報道によると、このグループによる被害総額は60億円以上で、1月に狛江市で90歳女性が殺害された強盗殺人事件への関与も疑われているようです。

 デジタル時代ならではの犯罪といえますが、今後の捜査はどうなりますかね。グループはロシアが開発した内容を解析しにくいメッセンジャーアプリ「テレグラム」をメインに使っていたといわれ、「フィリピンからの殺人指示の立証は難しい」という見方もあるようです。

 私は、「ルフィ」グループの死刑判決はアリと思います。今まで証拠がなくても「推認」だけで有罪判決を受けている例は結構ありますからね。わかりやすいのが工藤會のトップの裁判です。すべて状況証拠と推認だけで死刑までいってしまいました。いわば「福岡県警方式」です。もともとは警察庁の指示でしょうが、「とにかく暴力団は悪いから、証拠なんかなくても有罪でいく」という論理なのでしょう。

 一昨年の工藤會の判決については、慎重な意見も出ています。例えば、南山大学の丸山雅夫先生は、東海テレビのインタビューに対して「(推認のみの判決は)今後、警察・検察の追い風になる判決」「やみくもに暴力団つぶしに走れるかというと、組織犯罪処罰法のような法律の要件にあてはまらないと立件できませんので、慎重に運用していかなければいけない」と解説されています。

 こうした分析は、もっと重視されてほしいですね。

 ちなみに工藤會トップの2人の控訴審の初公判は9月13日に決まったようで、こちらも注目しています。まだ真冬なのに秋の話題です。

 工藤會については、地元・福岡県に本社のある西日本新聞がずっと取材してきましたが、死刑事件の記事を1冊にまとめた『落日の工藤会』(KADOKAWA)が3月に出版されるそうです。

 まあ記事はだいたい読んでましたから内容はわかってますし、特に今すぐ読みたいわけでもないのですが、SNSではすでに結構話題ですね。まだまだ工藤會は人気があるんですね。

 この本に限らず、不良の本や映画は相変わらず需要があるようで、最近では「同和のドン」こと「自由同和会」創立メンバーの上田藤兵衞(うえだ・とうべえ)さんの評伝『同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史』(講談社)が話題ですね。

 紹介記事には「永田町(政界)、霞が関(官界)、経済界、任侠界を縦横無尽に飛び回る部落解放運動家──通称『同和のドン』と呼ばれるフィクサー」とあり、ヤクザではないですが、ヤクザ業界で知らない人はいません。1945年生まれで今もご健在 、ネットには亡くなる1カ月前の安倍元総理と撮った写真も出回っています。

 まあ不良的には「六代目山口組若頭から恐喝された人」ですね。この恐喝事件で若頭は有罪判決を受けて服役しています。失礼ながら上田氏は「ヤクザに脅されました。怖かったです」とおっしゃるような方ではないと思うので、早く読みたいです。

 あと、ご本人はすでに亡くなられているのに、定期的に出てくるテーマの一つに、中野太郎会長率いる中野会の事件があります。なんと中野会長に対する床屋さんでの銃撃事件をテーマにした映画が公開されてるそうです。

 これも拝見したいですね。現役のヤクザはカタギさんにいろいろ「解釈」されるのは微妙でしょうが、いろんな見方があっていいと思います。拝見できたら、感想も書かせていただきますね。

 最後に宣伝でスミマセン。以前ご紹介させていただいたグリコ・森永事件の真相に関する記事が『昭和の謎99』(大洋図書)に再録されています。内容は同じなのですが、ほかの記事も面白そうですよ。気になった方は、ぜひお手に取ってみてください。

ママ友ランチ会トラブル! 2歳児が生クリームを口に……自然派ママに非難された話

「子ども同士の付き合い」が前提のママ友という関係には、さまざまな暗黙のルールがあるらしい――。ママたちの実体験を元に、ママ友ウォッチャーのライター・池守りぜねが、暗黙ルールを考察する。

  「食育」という言葉が一般化して久しいが、ママにとっては、特に初めての育児の場合、子どもに何を食べさせればいいのか迷うケースがほとんどだろう。離乳食ひとつとっても、完全手作りにこだわるママもいれば、レトルト食品で済ませるママもいる。

 周りから見たら大差がないように見える家庭の食卓にも、ママたちそれぞれの葛藤が渦巻いているものだ。今回は、そんな「子どもが食べるもの」をきっかけに、ママ友間にちょっとしたトラブルが発生し、頭を悩ませているというお母さんの話を取り上げる。

キッズカフェに2歳児の食べ物を持ち込む“自然派”のママ友

 都下で2歳になる男児を育てている薫さん(仮名・36歳)は、週2回程度のパートをしながら、プレ幼稚園に息子を預けている。

「息子が通っているのは、教育方針に惹かれて遠方からの通園も多い人気園。家庭訪問や、平日の親子参加行事もあるので、ママさんは専業主婦がメインですね。私はどうしてもこの園に通わせたかったので、2歳のプレから息子を預けることに。そうすると、持ち上がりでそのまま園の年少クラスに入れますからね。実際、そういうご家庭が多いんですよ」

 2歳クラスは午前だけで終わることも多いため、近所のファミレスでママたちとランチをすることもあるという。そのメンバーの一人が愛理さん(仮名・38歳)。彼女は、薫さんと同じ2歳の男児と小1になる女児を育児中だ。

「ファミレスでランチをする時には、小学生の子どもがいる愛理さんが、“先輩ママ”として、みんなの育児に関する悩みや心配事を聞いてくれるんです。愛理さんの娘さんは保育園に通っていたそうですが、当時、愛理さんは仕事が忙しく、あまり面倒を見られなかったため、息子さんが生まれたのを機に退職。今は専業主婦で、息子さんを幼稚園に通わせていると言っていました」

 愛理さんの息子・K君は、アトピー体質のため、食べ物には相当、気を使っているそうだ。

「愛理さんは料理を作るのが好きで、マヨネーズなども手作りにこだわっていました。うちの園の給食は、園で栽培している野菜を使っていて、それが『選んだ決め手』とも言っていましたね。もともと愛理さんは、都心に住んでいたものの、上の子が小学校に入学するタイミングで、自然が多い都下に引っ越してきたそうなので、自然派の育児に熱心なママさんという印象はずっとありました」

 そんな愛理さんは、子連れでファミレスやキッズカフェに行くとき、K君が食べるものを持ち込んでいたという。

「愛理さんの息子は、食物アレルギーではないのですが、なるべく化学調味料や添加物が入っていない料理を食べさせたいみたい。まれにお店のメニューから注文する時も、2歳のK君に離乳食のおかゆを選んでいました」

 そんなある日、薫さんと愛理さんは、ママ友の家で行われる持ち寄りの子連れランチ会に参加。薫さんは、愛理さんが食育にこだわっていることを知っていたが、2人を招いたママは、愛理さんとはあまり交流がなかったという。

「家に招待をしてくれた早苗さん(仮名・35歳)は、息子が通っていた親子水泳教室で一緒だったママさん。早苗さんは2歳になる息子を、私たちが通っている園に入れたいと思っていたそうで、『幼稚園の雰囲気を教えてほしい』と、ランチ会を企画したんです」

 薫さんはこのランチ会を楽しみにしていたというが、スタート時から冷ややかな空気が漂ってしまった。

「早苗さんが用意したジュースを、『家では子どもに、甘い飲み物を与えていない』と断ったんです。その時、早苗さんに、愛理さんが子どもの食べるものにこだわりがあることをそれとなく伝えればよかったのですが……ママ同士の会話が盛り上がる中、ちょっとしたトラブルが起きてしまって」

 それは、愛理さんの娘が遊びに飽きてぐずりだした際に起こったという。

「気を利かせた早苗さんは、『おやつ食べる?』と言って、用意していたシュークリームをお姉ちゃんに出していました。おなかが空いていたのか、勢いよくシュークリームをほおばるお姉ちゃんを見て、K君も一緒に生クリームをペロっと舐めてしまったんです」

 その様子を見た愛理さんは、慌ててK君からシュークリームを取り上げた。「『2歳で生クリームなんてまだ早いのに』と怒りながら、K君の口元を拭いていました」と語る薫さん。しかし、愛理さんの怒りは収まらなかったそうだ。

「帰り道、愛理さんから『私が子どもの食べ物に気を付けているというのを、早苗さんに伝えておいてほしかった』と非難されました。『だいたい2歳児に甘いものを与えないのは、当たり前じゃない』と、早苗さんにも怒りの矛先を向けていたんです。でも、それは家庭によって違うはず。実際、うちは甘いものも結構食べさせちゃっていますし、早苗さんが悪いわけではない。愛理さんは『2歳児のいる会に甘いものを用意するほうがおかしい』みたいな口ぶりでしたけど、そういう暗黙のルールはないと思うんです……」

 乳幼児に何を食べさせるのか、頭を悩ませているママは多い。食物アレルギーがある場合は当然だが、初めての育児では慎重になってしまうものだ。しかし一方で、特に気にしていないというママもおり、子どもが口にするものをめぐっては、人によって考え方がまったく異なるといえるだろう。

 特に生クリームやチョコレートといった甘いものは、小学校に入学するまで控える家庭もあれば、1歳の誕生日から解禁という家庭もある。育児書ではよく、「1歳から少量ずつ与え始めてもよい」というアドバイスが載っているが、「なぜそうなのか」という明確な指針がないので、ママも振り回されやすいのだろう。

 今回のケースの場合、家に招いた側の早苗さんは、薫さん、愛理さん親子をもてなそうと思って、ジュースやシュークリームを用意していた。最初に「おやつに甘いものを出そうと思っているけれど、食べられるか」という一言があればよかったが、愛理さんと特に親しいわけではない早苗さんは、確認ができなかったのだろう。

 ママ友付き合いが長いと、おやつや飲み物に何を出せばよいのか、それとなく暗黙のルールが出来上がるものだが、初めての訪問の場合、それはやはり難しい。愛理さんがキッズカフェに食べ物を持ち込むほど、K君の食べるものに神経を使っていたのを知っていたならば、やはり薫さんが早苗さんにその旨を伝えるべきだったと思う。

 今回、薫さんが話してくれたエピソードは、ママ友間でよく起こるトラブル。ファミレスのように個別でメニューを頼むような場面は別にして、ママ友宅での集まりや公園でのピクニックなどでは、子どもの年齢や、食べられないもの、与えていないものを事前に確認する――これは面倒であってもママ友付き合いにおいては重要だ。乳幼児以外でも、小学校低学年ならば、「子どもに炭酸飲料を飲ませているか否か」など、トラブルになりそうな火種はいくつもある。

 愛理さんは「2歳児のいる会に甘いものは用意しない」が暗黙のルールだというが、それは、薫さんが言うように家庭ごとで方針が違うので、ややズレた考え方のように思う。ただ、子どものおやつや飲み物について、相互で確認し合うのは、ママ友間の付き合いを円滑にするための暗黙のルールといえよう。

『ブラッシュアップライフ』低視聴率も「Tver」健闘! タイムリープものの弱点克服なるか?

 2月5日に放送された安藤サクラ主演のドラマ『ブラッシュアップライフ』第5話。“3周目の人生”が展開されたが、視聴者の間では賛否が分かれたようだ。

 同作品はお笑い芸人・バカリズムが脚本を担当。来世でオオアリクイになるのを阻止するため、記憶をそのままに同じ人生を繰り返して徳を積むことを目指す女性・近藤麻美(安藤)の奮闘を描く “地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー”。

※本記事は『ブラッシュアップライフ』第5話のネタバレを含みます

 第5話では、3周目の人生の中で、テレビ局に勤務することになった近藤が、自身の経験を基にしたドラマ『ブラッシュアップライフ』のプロデューサーに就任。しかし、ドラマのストーリーが企画会議の中で大幅に変更され……という内容だった。

「今回の近藤は徳を積むために、2周目の人生の中で友人・森山玲奈(黒木華)がしてしまった不倫を未然に防ぐことに成功。また2週目に引き続き、近藤の祖父・原田信博(綾田俊樹)が服用する薬の“飲み合わせの悪さ”に気づき、延命させることができました」(芸能ライター)

 このような展開にネット上では、「毎回のループで違うところがあって面白い」「ループものなのに、これだけ飽きさせないのはすごい」という好意的な声がある一方で、「さすがにちょっとマンネリっぽくなってきたかな」「中だるみしてる」「全6話くらいがちょうどよさそう」など、ネガティブな意見も見られ、賛否両論の状態となっている。

「もともと、スタート当初は『女性がわちゃわちゃしゃべってるだけじゃん』『地味すぎる』など、芳しくない評価も多かった同ドラマですが、1月22日に放送された第3話で、最初の人生と2周目の人生を比較する描写をはじめ、さまざまな伏線回収がなされました。この展開が好評を博し、ネット上は『見れば見るほど面白くなってくる』『伏線があったのか。見返さなきゃ!』と大盛り上がりしていたんです」(同)

 なお、視聴率は初回が5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が6.3%、第3話で5.2%で数字を落としたが、第4話で6.4%、第5話では6.3%と持ち直している。一方、見逃し無料配信動画サービス「Tver」では、今期放送中の民放プライム帯の連続ドラマで、トップのお気に入り登録数を誇っている状況だ。

「ただ、第5話の内容は“引き伸ばし”のように感じてしまった人も少なくなかったよう。タイムリープものなので、そこが弱点になってしまうのも致し方ないですが、食傷気味となっている一部視聴者たちの離脱を踏みとどまらせる“神展開”は用意されているのか、気になるところです」(同)

 低視聴率ではあるものの、「Tver」での健闘から、冬ドラマイチの話題作になれる可能性を秘めている『ブラッシュアップライフ』。第6話以降の展開に注目したい。

【アラフォー婚活ルポ】彼氏はデートを拒否……誕生日目前ですべてがダメに

――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

【アラフォー婚活ルポ】彼氏はデートを拒否……誕生日目前ですべてがダメにの画像1

 20代男子にセフレにされかけた痛い経験をバネにして「婚活の鬼」になった私。マッチングアプリを中心に行動中! 付き合い始めた年下彼氏と結婚観が一致しないことに不安を覚えながら、病院に行くとあばら骨が折れていたことが発覚。禁酒や婚活どころじゃない修行僧のような生活をしていると、彼から連絡が来て……。

210話『彼氏はデートを拒否……誕生日目前ですべてがダメに』

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――続きは2月15日公開!

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『ブラッシュアップライフ』話題の夏帆は「スポンサー受けがいい」理由

 話題作に次々と出演している女優の夏帆に、再度注目が集まり始めている。2022年には、ドラマ『silent』(フジテレビ系)に桃野奈々役で出演。聴覚障害者の女性を表情豊かに演じ「ギャラクシー賞月間賞」の受賞にも選考理由に夏帆の演技が記されるほど貢献した。

 演技派女優として、確固たるポジションを得ている夏帆。現在も、安藤サクラが主演を務める『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ…

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