『キラーカブトガニ』公開でサメの時代は終わったんだとさ!

 ようみんな、知ってるかい?

 そうだ今年は卯年で元号は令和を迎えてもう5年が経っていて、おっさんのうだつは相変わらず上がらないしサイゾーの原稿料も上がらないし(好き勝手やらしてもろてるのでそれは当たり前であると言うキートン山田風ツッコミ)、そしてサメの時代は終わったんだとさ!

 干支にサメがいないのは勿論の事であるので、始まりも終わりもまた巡り来る事も決してない…

続きを読む

乃木坂46で一度も選抜メンバーに選ばれなかった「山崎怜奈」の快進撃

 1月14日、元乃木坂46の山崎怜奈が自身のツイッターを更新。昨年9月、所属事務所の乃木坂46合同会社を退社していたことを発表した。そんな彼女は今、「元乃木坂46」という肩書きがいらないほど勢いが止まらない。

 乃木坂時代から冠ラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)を担当したり、各局のクイズ番組に出るなど精力的に活動していたが、今はさらに『サンデー…

続きを読む

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』この物語は、映画業界の性暴力告発劇だけには留まらない

バフィー吉川の「For More Movie Please!」
第1回目は『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』をget ready for movie!

 2017年に起こった、ハリウッドの性暴力問題ーー事件の背景にあった知られざる出来事をまとめたノンフィクション本『その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたち…

続きを読む

業務スーパー「ちょっと贅沢なとろけるプリン」でポテトサラダを作ってみた! 予想しなかった結果に感動

料理がまったくできない主婦の私。もう何年も夫が料理を担当していますが、子どもの成長とともに「いやでも作らなあかん時」に見舞われるように……。そこで「かんたん」「ラクチン」とTwitterで話題のレシピにチャレンジしていきます!

今日のレシピ:【とろけるプリンポテトサラダ】業務スーパー

 業務スーパで「ちょっと贅沢なとろけるプリン」(税抜き298円)を買って自宅で封を開けようとしたところ、パッケージに、プリンのアレンジレシピとしてポテトサラダが掲載されているのを見つけました。ポテトサラダにプリンとは不思議な組み合わせ……味の想像がつきません。「おいしくなかったらどうしよう」という不安を抱えながらも、冒険心からチャレンジしてみました!

材料 分量
ジャガイモ 350g
きゅうり 50g
少々
ベーコン 100g
ホールコーン缶 20g
*マヨネーズ 50g
*とろけるプリン 50g
*塩 ひとつまみ
*粗びき黒こしょう 適量
*酢 大さじ1と1/3

(レシピは「ちょっと贅沢なとろけるプリン」パッケージより)

 いつものポテトサラダを作る要領で準備完了。

(1)ジャガイモを茹でて粗熱を取る
(2)きゅうりはスライスしてから塩をふり、水洗いしてから水気を切る
(3)ベーコンを炒め、(1)(2)*と混ぜ合わせたら完成

 個人的にはもっとプリンを入れてみたかったのですが、失敗するのが怖いので規定の量を守りました。

 心なしかいつもより、見た目が濃厚なクリーム色に感じます。

 果たして、ポテトサラダにプリンは合うのだろうか……。さっそく食べてみましょう!

 とってもなめらかでプリンの食感はありませんが、カスタードの香りがふんわり口の中に残ります。もともと甘さ控えめのプリンなので、さほど甘い感じもしません。普通のポテトサラダがおしゃれに変身!

 いつものポテトサラダに飽きてしまった人は、試してみる価値ありです。ちなみに、予想していなかったのですが、なぜかうちの子どもたちからのウケが抜ぐんで感動! 完食してくれたのは、プリンの濃厚な香りとなめらかな食感がポイントだったのではないかと思います。

【総評】
もう一度作りたい度:★★★★☆(極端な味の変化はなし)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★☆(作り方はいつものポテトサラダとほぼ同じ)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★★(子どもたちからは大ウケだったのは意外!)

『大病院占拠』櫻井翔は、演技がヘタなのか? ドラマ評論家が語る「欠点」と「持ち味」

 嵐・櫻井翔が主演を務める連続ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)の第3話が、1月28日午後10時から放送される。

 『大病院占拠』は、櫻井演じる休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が、大病院「界星堂病院」を占拠した謎の武装集団「百鬼夜行」と攻防戦を繰り広げるノンストップ籠城サスペンス。

 同枠でスマッシュヒットを記録した唐沢寿明主演『ボイス 110緊急指令室』(同)の制作陣が集結した同作は、視聴者の期待値が高かったものの、実際にスタートしてみると、SNSでは櫻井の演技力への不満が爆発する事態となっている。

 緊迫したシーンが続く中、櫻井の演技が浮いて見えるのか、「笑ってしまう」「おままごとみたい」など、ツッコミが続出。中には、別の役者をキャスティングすべきだったという辛辣な意見も見られる。

 『木更津キャッツアイ』(TBS系)、『謎解きはディナーのあとで』『家族ゲーム』(ともにフジテレビ系)など、これまで、数々のヒットドラマに主演してきた櫻井。彼の演技力はプロの評論家の目にどう映るのか――今回、過去にサイゾーウーマンが配信した、ドラマ評論家・成馬零一氏の「嵐・櫻井翔『先に生まれただけの僕』で持ち味になった、役者としての『欠点』」という記事を再掲載する。
(編集部)


(初出:2017年10月30日)
嵐・櫻井翔『先に生まれただけの僕』で持ち味になった、役者としての「欠点」

 日本テレビ系で土曜午後10時から放送されている『先に生まれただけの僕』は、総合商社から高校に出向してきた35歳の青年が、校長として経営を立て直そうとする異色の学園ドラマだ。主人公の鳴海涼介を演じるのは、嵐の櫻井翔。脚本は木村拓哉が型破りの検事を演じた『HERO』(フジテレビ系)や、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)といった作品で知られる福田靖。

 福田の脚本は、明るい社会派とでも言うようなテイストで、少し癖のある型破りの変人キャラの主人公が周囲をかき乱しながら、問題を解決していくという物語を得意としている。本作も、商社マンが校長として学校の経営に挑むという物語を入り口に、今の学校が抱える奨学金制度やいじめの問題などを扱い、重たい題材を軽快に見せることに成功している。その意味で福田作品で一番近いのは、沢村一樹演じる医師が病院の立て直しを行う『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)ではないかと思う。

 しかし、普段の福田脚本にある全編を通しての喉越しの良さが、今作では感じられない。見ている時の緊張感も後味の悪さも普段とは段違いだ。理由はチーフ演出の水田伸生の演出だろう。坂元裕二・脚本の『Mother』(日本テレビ系)や『Woman』(同)を筆頭に、ハードな社会派ドラマを得意とする水田の映像は暗くて重苦しいものとなっている。

 福田のライトな脚本を、水田が重苦しく演出しているため、チグハグなところがいくつかあるのだが、それが予定調和で終わらない緊張感をドラマに与えていて、面白い相互作用を起こしているように思う。コメディ色の強い脚本家・宮藤官九郎と『ゆとりですがなにか』(同)を手掛けた時も、宮藤の軽さと水田の重々しい演出が相互作用を起こして面白いドラマとなっていたが、本作にも同じことがいえるだろう。

 とはいえ、軽さと重さという正反対の要請が脚本と演出から来るのだから、演じる役者は大変ではないかと思う。特に、櫻井翔が演じる鳴海というキャラクターはこの作風の象徴のような存在で、軽さの中に重たい内面が見え隠れする難しい役どころだ。そのため、演技のさじ加減が難しいと思うのだが、鳴海の中にある分裂した要素を見事に統合している。これは櫻井にしかできないことではないかと思う。

 俳優としての櫻井翔を初めて意識したのは2002年の『木更津キャッツアイ』(TBS系)だ。

 本作は5人の若者の青春群像劇で、櫻井が演じた「バンビ」というあだ名の青年は、1人だけ童貞で、他4人とは違って大学生でもあり、体育会系のグループの中に1人だけいる繊細で頭のいい醒めた男の子という立ち位置だった。しかし、実際に出来上がった作品では、そういうキャラ設定はあまり生きてなくて、仲間に溶け込んで一緒に盛り上がっている末っ子の弟分的な立ち位置となっていた。それはそれで、当時の櫻井の持つ初々しいかわいらしさが出てきて魅力的だったので結果オーライだったが、バンビを演じるには、当時の櫻井には演技力が足りなかったのだろうと今は思う。

 それは09年の『ザ・クイズ・ショウ』(日本テレビ系)にも同様のことがいえる。この作品で櫻井は、軽薄なトーンで人の心の闇をえぐっていく冷酷なクイズ司会者を演じた。ニュース番組の司会をやるような知性派の櫻井に、露悪的なトリックスターを演じさせたいという作り手の意図はわかるのだが、与えられた役柄の奥にある「凄み」を、櫻井が演じきれているとは思わなかった。

 櫻井の演技は基本的に軽くて平坦だ。その軽さは、例えば映画『YATTERMAN~ヤッターマン~』の主人公・ヤッターマン1号やドラマ『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)の皮肉を言う執事のような、記号的なキャラクターを演じる際にはすさまじいポテンシャルを発揮する。

 しかし、軽い振る舞いの中に複雑な内面を抱えた人間を演じるとなると、裏側にある奥行きをうまく出せず、単純に軽くて薄っぺらい人間に見えてしまう、ということが初期の作品では続いていた。

 そんな中、大きな転機となったのは13年の『家族ゲーム』(日本テレビ系)だろう。本作で櫻井は何を考えているのかわからない不気味な家庭教師を演じ、この役には今までとは違う説得力があった。これはキャリアを積んで、櫻井の演技力が上がったからともいえるが、櫻井が30代になったことも大きいのではないかと思う。

 櫻井と同世代にあたる、30代で頭角を現した若手政治家やベンチャー企業の若手社長といわれている人たちを見ていると、年齢よりも幼く見えて心配になるが、ネットの普及以降に思春期を過ごした人間が持つ、合理的な考え方とフットワークの軽さに可能性を感じることも多い。そんな彼らと『先に生まれただけの僕』の鳴海は重なるものがある。

 その意味で、櫻井が演じてきた頭でっかちな青年は、今の30代にとってはリアリティのあるロールモデルとなっているのだろう。櫻井の軽くて平坦な芝居は、かつては欠点だったが、今はその軽さこそが役柄の説得力につながっているのだ。
(成馬零一)

メーガンは本当に“多様性のシンボル”なのか?Netflix『ハリー&メーガン』にモヤつく理由

 「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 今回はいつものインタビュー形式から少々趣向を変えて、イギリス王室を離脱をめぐってすったもんだあったヘンリー王子とメーガン夫人を追ったドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』(Netflix)について、堀江宏樹氏のレビューをお届けします!

 Netflix特別製作のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』を拝見して、モヤモヤがいっそうひどくなってしまった視聴者の一人です。インスタグラムで知り合い、メッセージ交換で親しくなってから、初リアル……と「普通の人」ぶりを執拗にアピールしたエピソード1。

 しかし、実際の「普通の人」は彼らみたいに、デートで使う飛行機代だけで何十万円もかけても平気なワケがありません。2022年の夏、カナダのある都市からロンドン行きのビジネスクラスの切符代は5500ドル程度だったようです(筆者調べ)。日本円で約75万円なり。

 チャールズ国王と故・ダイアナ妃の間に生まれた「第二王子」である「ハリー」ことヘンリー王子と、その妃となったメーガンさんの結婚生活は、どうしてこれほどまでにトラブル続きなのでしょうか。

 歴史的な観点から見たところ、彼らが「貴賤結婚(morganatic marriage)」のカップルであったことが大きいでしょうね。貴賤結婚という文字面のインパクトに、たじろく読者もいるでしょうが、「社会的階層と経済的な格差に大きな隔たりのある相手同士が結婚すること、そしてそれによって生じる問題」を指しています。

 イギリス王室では、20世紀中盤、英国王エドワード8世が退位してまで、離婚歴のあるアメリカ人の平民女性ウォリス・シンプソンとの結婚を強行した「王冠をかけた恋」が有名ですね。

 ヨーロッパの王室の歴史を遡ると、ちらほらと貴賤結婚の実践者は見られます。インパクトがあるのは、19世紀前半、オーストリア帝国の皇帝の皇子のヨハン大公が、山村の郵便局長の娘、アンナ・プロッフルと結婚した“事件”でしょう。

「王室の縮小」を掲げるチャールズ王の方針で、ヘンリー王子とメーガンさんの間に生まれたアーチーくんなどにも王室のメンバーであると証明する爵位(タイトル)が与えられない可能性が浮上していますが、身分違いの結婚をしたヨハン大公とアンナの息子にも同じように爵位が与えられず、「王室のメンバーとして認めない」という決定が下されました。

 ヨハン大公は、料理上手なアンナとの結婚生活にはとても満足していたようですが……。

 こういう“事件”が起きた場合、当初は大スキャンダルになるものの、歴史の表舞台からはカップルの名前はひっそり消えていく傾向があります。実家からはハレモノ扱いを受け、表に出てくることを禁じられてしまうからです。

 しかし、「メディアの世紀」である21世紀の王族・ヘンリー王子は、従来どおりに沈黙を続けなかったのでした。「沈黙は金」(正確には雄弁は銀、沈黙は金)は、19世紀イギリスの作家トーマス・カーライルが有名にした古いことわざで、言うまでもなく日本以外でも使われています。しかし、沈黙するだけでは「金(カネ)」は稼げませんからね……。

 もはや名ばかりの王族となったヘンリー王子には、メーガンさんとセット販売されるリアリティ・タレントとして生きていくしか、活路はないのでしょうか。『ハリー&メーガン』では、ほぼすべての質問への口火を切るのはメーガンさんでしたから、口下手でシャイなヘンリー王子の行く末には不安が募るばかりです。

 そうしたヘンリー王子が抱える鬱屈が、活動的なメーガン・マークルさんをより魅力的に際立たせたのでしょうが、彼女は妃殿下向けというより、活動家向けのパーソナリティの持ち主でした。また、彼女の“中流アメリカ人意識”はイギリス王族の出身であるヘンリー王子との結婚でも微塵も変化せず、結果的に、二人の結婚は「貴賤結婚」といわれる関係にありがちな問題を大いに抱え込むことになったのです。

「21世紀に身分の話!?」と思われるかもしれませんが、欧米社会において、生まれ育った家庭環境、そして社会環境はスティグマ(刻印)として生涯、その人につきまとう代物だと今なお、強く考えられています。これは厳然たる事実で、メーガンさんがこの番組の中でとった言動を見ていても、明らかです。

 彼女はあらゆる貧困を支援する立場を崩さず、“多様性のシンボル”として振る舞いたいようでしたが、自身がギャングの横行する貧民街の出身だと報道されたことにはたいそうご立腹で、自分が少女時代に暮らした街並みや、住んでいた家を母親とともに車で移動しながら、「素晴らしい場所!」とコメントする姿をわざわざ撮影し、見せてきました。古風なタイプで、規範を守り、成績はオールAの優等生の少女であったとも……。

 しかし、後に自身が認めているように、イギリスの上流階級の頂点に位置する英王室出身のヘンリー王子とメーガンさんには身分的、経済的な格差だけでなく、文化的な大きな落差があり、これはどうやっても解決できるものではなかったようです。これが彼らの結婚を「貴賤結婚」だったと認めざるをえない理由となって、彼らに大きな不幸をもたらしたと考えられます。

 誰しもそうですが、自分をこそ、平均的な人物だと考えがちです。

『ハリー&メーガン』の発言を見る限り、メーガンさんは、とりわけそういう傾向が強い上に、自分が宇宙の中心のように生きており、周囲の人々にもその“秩序”に従うことを求めているようです。

 そして彼女は、自分の価値観の外に決して出ようとしないのですね。自分の生まれ育った文化圏を“最上”として捉えるがあまり、そのポジションから見て“下”になる貧しい移民層の人々の支援では強く輝くことができるのですが、それよりも“上”の世界にはまったく順応できず、輝きを失ってしまっていたようです。

 たとえば、彼女はヘンリー王子が属するイギリスの上流階級の伝統、慣例、文化にはまったく無知であり、無知であることをむしろ誇っているかのようなそぶりが見られたのには閉口してしまいました。

 とくにひどかったのは、イギリス国歌さえも知らないのでグーグルで調べたという発言や、女王に謁見するときに女性が行わねばならない、「コーテシー(courtesy)」にのっとったお辞儀の作法を「中世みたい!」といって、バカにしたような笑みを浮かべたシーンです。ヘンリー王子が、この時、さすがに妻を擁護する言葉もなく、困ったような顔で沈黙したのは興味深かったですね。

 メーガンさんは自分を「優等生」だと主張しますが、カメラを向けられると、その場を盛り上げるために口からあらぬ言葉がしゃしゃり出てしまう生粋のタレント気質なのかもしれません。とにかく、おおげさに両腕を広げ、「こういうお辞儀までする人もいる」と言ってから「中世みたい!」と付け足した彼女の様子には、あからさまな悪意が感じられました。

「なにもかも上手にこなせて当然」とされる王室の伝統と流儀の前に敗北し、「(私は)頑張ったけれど、それでも足りなかった」と涙するメーガンさんに、同情の余地はありますが、本当の意味で、馴染むための努力を行ったかどうかも私には疑わしく思える部分もあります。「家族を守る」と言葉面は立派ですが、ヘンリー王子が行う度重なる引っ越しなどに伴う莫大な金銭の支出以外、「家族を守る」という目標に具体的に取り組めていたかも疑わしいですね。感情の浮き沈みが台風に激しい妻にひたすら引きずられていただけ、というように見えてしまいました。

次回に続きます。

中学受験「第1志望校の不合格」を我が子にどう伝えるか? 合否発表でパニックになった母は、塾に電話を……

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 いよいよ今年も「2月1日」がやって来る。東京・神奈川の中学受験生にとっては決戦の始まりの日だ。例年、この1週間、多くの受験生は午前・午後と入試を受け続けるという超ハードスケジュールをこなすことになる。同時に合否という“運命の分かれ道”が次々と判明していくとあって、過酷な日々となるのは間違いない。

 合否が発表されるのは試験当日の夜か翌日の午前中というケースが多い。その時間、我が子は入試の真っ最中ということもあり得る。結果次第で、スケジュールが大幅に変わることがあるので、親が先に確認して、試験終了後の子どもに伝える場面も少なくない。

 合格ならば、親子ともども満面の笑み。しかし中学受験は、第1志望校に合格できる子は「3人に1人」ともいわれている。残念な結果を親自ら我が子に伝えねばならないこともあるのだ。

 2月2日の午前9時、B中学近くのカフェで、麻衣子さん(仮名)はスマホの画面を見てフリーズしていたという。息子・歩夢君(仮名)の本命校A中学の入試結果を見たのである。

「ウソでしょ? 歩夢が不合格? あんなに頑張っていた歩夢が? なんで?」

 歩夢君は低学年の頃より塾に通い出し、A中学を目標に日々努力を重ねていたという。塾の先生たちが「歩夢ならA中学は間違いなし!」と太鼓判を押すほど、成績には問題がなく、麻衣子さんも合格を信じて疑っていなかったのだ。

 こらえきれずこぼれ落ちる涙とはまた別に、頭の中では「どうしよう……。歩夢に何て伝えよう……」という悩みが駆け巡っていたそうだ。

 その時刻、歩夢君はB中学の入試を受けていたが、A中学の結果次第で、その日の午後、C中学の入試を受けるか否かを決める手筈だった。

 歩夢君は昨日のA中入試、今日のB中入試と、すでに2日連続で受験している。精神的にも身体的にも疲れが出る頃合い。それなのに、不合格を告げられた足でC中学に向かわなければならない事態に陥ったというわけだ。

 麻衣子さんの計算では、2月2日にA中学合格で受験終了となるはずだった。B中学は、A中学よりも偏差値が高いために、どちらかといえばチャレンジ受験だったそう。そこで万が一を考えて、C中学にも出願していたそうだ。

「正直、想定外でした。2月1日のA中学は合格できるだろうとの予測だったんです。C中学には出願していましたが、受験することになるとは夢にも思っていなかったので、気が動転していました。どうしていいかわからず、その場で、塾に電話したんです。そしたら、室長先生が開口一番『お母さん、勝負はこれからです。歩夢はこの試練を必ず、乗り越えます。冷静になりましょう』と言ってくださって。なんか、その言葉で心が落ち着いたんです……」

 無事に入試後の歩夢君と落ち合えた麻衣子さんは、努めてあっけらかんと、こう言ったそうだ。

「歩夢、昨日のA中、ダメだったよ!」

 「マジかよ……」と言ったきり、黙り込んだ歩夢君。そのまま、2人横並びで駅までの道をゆっくりと歩き出したという。

「歩夢、泣いてもいいよ!」
「泣くかよ……」
「そっか、勝負はまだ終わってないもんね?」
「……」

 駅舎が見えてきた頃、麻衣子さんは歩夢君に、

「これからC中に(受験しに)行く? それとも帰って、明日のA中2回目入試の対策する?」

と話しかけたという。すると歩夢君はボソッと、

「(C中を)受けに行くしかねえだろ」

とつぶやき、親子はC中学に向かったそうだ。

 当日の夜発表で出されたC中学の結果は合格。翌日、歩夢君はA中学の2回目入試を受け、受験日程はそこで終了した。

 A中学から出てきた歩夢君は、麻衣子さんに晴れやかな顔で、

「今の俺にできることは全部(解答用紙に)ぶつけてきた。やるだけやったと思う」

と伝えたそうだ。

 A中学の2回目入試の結果は合格。歩夢君は見事、リベンジを果たしたのである。後日、麻衣子さんは歩夢君に、A中学を落ちた後、そのままC中学の午後入試に向かうと決めた理由を聞いてみたという。

 歩夢君は「室長の指令通りにしたまで。俺、あの人のことは信用してるから」と打ち明けてくれたそうだが、室長は受験直前、教え子たちにこんな教えを与えていたという。

「たとえ何が起ころうとも、自分が決めたスケジュールを粛々とこなすように。今、やるべきことをやれ。結局は、冷静な人間が勝利を手にする。以上」

 麻衣子さんは、当時のことを「子どものほうが冷静でした。不合格でパニックになったのは親である私のほう」と振り返る。

「A中に合格できたのはもちろんうれしいですが、なにより、歩夢はこんなにも成長したんだなぁ、私よりも大人かもしれない……って実感できたことに喜びを感じたんです。良い師に巡り会えたことも、中学受験したからこそですし、不合格は人を強くするってことも学びました。受験生活はつらいことも多かったんですが、今では、受験させてよかったなぁって思います」

 今年も、中学受験をめぐって、さまざまなドラマが展開されるだろう。3人に2人は第1志望校に落ちるという現実はあるにせよ、中学受験は子どもたちの人生にとって得難い体験を与えていると思う。

 合否はどうしたって気になるだろうが、どのような結果が出るにしても、この受験本番の1週間、子どもたちが大きく成長するのは間違いない。親御さんには、それを間近で見つめながら、最後までお子さんに温かく寄り添っていてほしいと願っている。

King&Prince・平野紫耀の医療ドラマが白紙報道! 「日テレ4月期土曜ドラマ」は、坂口健太郎主演作で内定か

 今年5月22日をもってのKing&Prince(以下、キンプリ)脱退と、ジャニーズ事務所からの退所が決まっている平野紫耀。これまで俳優として数々のドラマや映画に出演してきた平野だが、マスコミ関係者の間では「脱退と退所の影響で“白紙化”が報じられた平野の幻の主演ドラマが話題を集めている」(スポーツ紙記者)ようだ。

 平野は岸優太、神宮寺勇太とともにキンプリを離れ、以降、グループは永瀬廉、高橋海人の2人体制となる。昨年11月4日にこの“分裂”が発表された後、同月20日にニュースサイト「日刊大衆」は、平野の主演ドラマが白紙になった……と伝えていた。

「『大衆』によると、平野は日本テレビ系『土曜ドラマ』枠で主演するはずだったとか。同枠では現在、ジャニーズの先輩にあたる嵐・櫻井翔の主演ドラマ『大病院占拠』を放送中ですが、次の4月クールに平野の“医療ドラマ”が内定していたそうなんです。しかし、平野が5月にはキンプリおよびジャニーズから去ると決まったため、ドラマの主演は取り消しになったとのこと」(テレビ誌ライター)

 この報道が出て以来、ネット上のキンプリファンは、日テレに対し、「紫耀くん主演の医療ドラマやろうよ!」「4月クールが無理なら7月クールでも」「紫耀くんの白衣姿見たいです」と訴え続けている。

「そんな中、マスコミ関係者の間では最近、4月期の日テレ『土曜ドラマ』枠で放送されるという作品の情報が飛び交っています。主演はこの枠では珍しくジャニーズタレントではない、トライストーン・エンタテイメント所属の坂口健太郎で、巨匠・手塚治虫氏の名作マンガ『ブラック・ジャック』(秋田書店)のような“医療モノ”だとか。今後、これが公式発表された暁には、キンプリファンから『本当は紫耀くんがこの役をやるはずだった』という怒りの声が噴出しそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 坂口にとっては気の毒でしかない話だが、「そもそも、平野キャスティングの医療ドラマは企画として本格的に始動していたわけではない」(テレビ局関係者)との指摘も。

「どうやら複数出ていたフラッシュアイデアの1つ……思いつきレベルの話だったようです。決して“坂口が平野の役を奪った”ということではないといえます」(同)

 キンプリやジャニーズからの離脱後、海外進出を視野に入れているという平野。次に彼が日本のテレビドラマで主演する日が訪れるのは、いつになるのだろうか。

松村北斗が『探偵ロマンス』にシークレット出演!? ファンが期待する2つの理由

 濱田岳主演のNHK土曜ドラマ『探偵ロマンス』に、SixTONESの松村北斗が“極秘出演”しているのではとファンがざわついている。

 同ドラマは、のちに江戸川乱歩として日本の探偵小説界にその名を刻むことになる平井太郎を主人公に、“知られざる江戸川乱歩誕生秘話”を描く作品。濱田演じる推理小説家志望の貧乏青年・平井太郎が名探偵・白井三郎(草刈正雄)と出会い、バディを組んで探偵稼業へ…

続きを読む

横尾渉の結婚で、Kis-My-Ft2「分裂説」に拍車――藤ヶ谷太輔、玉森裕太らは活動継続の意思も「キンプリ状態」に?

 1月26日、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)の横尾渉が、一般女性との結婚を発表。突然のニュースにファンは騒然とし、マスコミ関係者の間では「キスマイの“分裂説”に拍車がかかった」(週刊誌記者)とささやかれているようだ。

 横尾はグループの公式サイトでファンや関係者に向け、結婚を報告。「まだまだ未熟ではありますが皆様に楽しんでいただけるよう、ひとつひとつのお仕事に真摯に向き合い、さらに一層精進して参ります」とも表明している。

「ジャニーズをめぐっては、昨年10月末をもって、事務所副社長などを務めていた滝沢秀明氏が電撃退社し、翌11月の頭には、King&Prince(以下、キンプリ)メンバー3人の脱退・退所が決定と、“激震”続き。業界内外で、“退所ドミノ”が起こるのではないかと心配されていました。一方、マスコミ界隈でも、タレントの結婚のウワサは出ていなかっただけに、余計に衝撃が広がっています」(芸能ライター)

 なお、昨年12月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、業界内で「次に危ない」と目されるジャニーズグループの一つとして、キスマイの名前を挙げていた。

「しかし、グループの危機を疑われている空気を察したのか、最近はメンバーがそれを否定するようなコメントをよく出していたんです。例えば、同28日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)に出演した玉森裕太、二階堂高嗣、宮田俊哉は、玉森が“ジャニーズ入所20周年”であるという話題から、『“定年”までよろしくお願いします』(宮田)『お願いします』(玉森、二階堂)とやりとり。ネット上のファンも『定年までグループ活動を続けてくれそうでうれしい』と喜んでいました」(前出・週刊誌記者)

 また、今年1月4日放送の『1周回って知らない話 2時間SP』(日本テレビ系)に出演した藤ヶ谷太輔は、番組MCの東野幸治から「退所は考えたことあるんですか?」と踏み込んだ質問をされた際、「過去にはありましたけど、今時点、今現在は辞めようとは思ってないです」と回答。これに対しても、ネット上のファンの間で「安心した」という声が飛び交っていた。

「ただ、進退についてまったく言及していないメンバーもいますし、昨年末からキスマイについて言われていたのは解散ではなく“分裂”の末の退所。キンプリからは岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が抜け、以降は残る永瀬廉、高橋海人の2人体制になりますが、キスマイも同じような状態になるのでは……とみられていました。そんな中、横尾が結婚を発表。“去る前に身を固めておく”ということなのか……同グループの動向に、あらためて注目が集まっています」(同)

 横尾の結婚発表を受け、藤ヶ谷は祝福の言葉とともに「これからも、ファンの皆様に感謝を伝えながら、チームキスマイにしか出来ないエンターテインメントを沢山の方々に届けていこう」(原文ママ)と前向きなコメントを出しているが、横尾も同じ気持ちであることを祈りたい。