ヘンダーソンにモグライダー…『ラヴィット!』が若手芸人の“取扱説明書”に

 毎日、多数の若手芸人が出演しているTBS系の朝番組『ラヴィット!』。勢いのある売れっ子芸人はもちろん、まだまだ知名度が低いが、コアなお笑いファンの間では高く評価されている芸人を起用することもめずらしくない。

 8月10日放送回では、VTR企画に大阪を中心に活動するお笑いコンビ・ヘンダーソンが登場。モーニング娘。’22の石田亜佑美、牧野真莉愛とカードゲームを紹介した…

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日本ハム新庄剛志監督、愛犬「ヲォルク」の初めての健康診断を報告

犬や猫のペット情報メディア いぬねこ+より】

 日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督が8月12日までにInstagramを更新。愛犬「ヲォルク」くんが初めて健康診断に行ったことを報告しました。

 この日の投稿で新庄は、赤いTシャツを着てヲォルクくんを小脇に抱えた写真をアップすると共に、以下のように綴っています。

「いつも可愛くて動きやすくて 色使いがいい#リルワンスター着させてもらってます この投稿は宣伝です!! 皆さんもおひとついかがですか!! ちなみにヲォルクは今日初めての健康診断行って来ます!!」(絵文字省略)

 ブランドの宣伝投稿だったようですが、ヲォルクくんの情報に注目するファンも多く、コメント欄には「ヲォルクくん健康診断いってらっしゃい!」「可愛いヲォルクくんとリラックスモードでとてもいいですね」「ヲォルクくん初めてドキドキの健康診断ですね」といったコメントが寄せられています。

サマーカットになった新庄剛志の2匹の愛犬

 新庄剛志の愛犬は前述のヲォルクくんと、チワワの「ちゅん」ちゃんの2匹。元々はちゅんちゃんと一緒に暮らしていましたが、今年3月にヲォルクくんが仲間入りしました……

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白石麻衣の予想は豆柴! 犬好きが選ぶ「国民的人気犬ランキング」を発表

犬や猫のペット情報メディア いぬねこ+より】

 8月11日放送のバラエティ番組『ウラ撮れちゃいました』(テレビ朝日系)で、「犬好きが選ぶ国民的人気犬ランキングBEST10」が発表され、話題になっています。

 この企画は、番組が犬好きの方々の好…

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絶好調の山崎賢人、曲がり角の広瀬すず…「令和のビッグカップル」の対照的な今

 7月に熱愛&半同棲を「文春オンライン」(文藝春秋)にスクープされて世間を驚かせた俳優の山崎賢人と女優の広瀬すず。星野源&新垣結衣に匹敵する令和のビッグカップルで「近い将来の結婚もあり得る」とささやかれているが、タレントとしての2人の現状は対照的なようだ。

 先日、山崎は10月スタートのTBS系日曜劇場『アトムの童』に主演することが発表された。現代のゲーム業界を舞台に若きゲーム…

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無印良品「冷やして食べる」カレーも! プロが選ぶ“夏におすすめ”レトルトカレー12選【成城石井、カルディ】

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

成城石井、カルディ、無印良品「夏におすすめ」レトルトカレー12選!

 暑い夏は、ピリッと辛い物が食べたくなる季節ですよね。しかし、猛暑の日は自炊するのも面倒……そんな時に役立つのは、レトルトカレー! 昨今は定番の欧風カレーだけでなく、スパイスカレーやインドカレーなど、さまざまな種類のレトルトカレーが手頃な価格で買えるので、自宅で本格的な味が楽しめちゃうんです。

 そこで今回は、レトルトカレーの品揃えが充実している成城石井、無印良品、そしてカルディコーヒーファーム等で販売されている商品から、猪坂先生がおすすめをチョイス。「栄養がたっぷり摂れるカレー」「夏に食べたいスパイスカレー」という2つのテーマに合わせて、各店2品ずつ選んでもらいました。

――栄養面から見て、夏にカレーを食べるメリットはなんですか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) カレーはエネルギー源となるご飯(お米)と、体を作るたんぱく質(肉や魚介類)、体の調子を整えてくれるビタミンやミネラルなどを含む野菜類を1皿で摂ることができます。そのため、「暑さで食欲が落ちやすい」「夏は栄養バランスが崩れがち」という人には、特におすすめしたいメニューです。

 ルーに含まれるスパイスには、消化を促進したり、食欲を増進させたりする働きがあるだけでなく、自律神経の働きを高める作用も期待されています。夏場は室内と屋外の温度差が大きく自律神経が乱れやすいので、スパイスが効いたカレーは夏にピッタリではないでしょうか。

 ちなみに、カレーのような辛いものを食べると汗が出ると思いますが、蒸発するときに皮膚の体温を奪ってくれるんです。そうすると、爽快感や涼しさを感じられるので、カレーは暑い時期におすすめの料理だといえます。

――それではまず、夏はもちろん1年中食べたい「栄養がたっぷり摂れるカレー」を教えてください。

成城石井:「成城石井desica ココナッツ風味香るグリーンカレー」(150g、453円/税込み・店頭価格、以下同)

猪坂 たんぱく質源となる鶏肉と、ビタミンやミネラル、食物繊維を含むヤングコーン、赤ピーマンなどの具材がたっぷり入ったグリーンカレー。爽快な辛さの青唐辛子や、東南アジアの柑橘類であるコブミカン、ココナッツ、レモングラスなどによって、本場の味わいに仕上げられている点もうれしいですね。

成城石井:「成城石井desica 旨みたっぷりホタテバターカレー」(180g、572円)

猪坂 ホタテがたっぷり入っているので、普段あまり魚介類を食べない人におすすめ。ホタテ以外にも、抗酸化作用の強い成分を含むトマトやたまねぎ、くるみなども入っています。特に夏は、紫外線によってお肌がダメージを受けやすい季節ですが、抗酸化作用を持つ成分はバリア機能があるので、美容を気にする人も積極的に取り入れてみてください。

無印良品:「素材を生かしたカレー バターチキン」(180g、350円)

猪坂 定番&人気の「バターチキン」カレーは、主原料が鶏肉であるため、たんぱく質をしっかり摂取できます。さらに、ビタミンやミネラルを含むたまねぎやカシューナッツ、トマトなどが含まれているのもいいですね。特にトマトは味の違うものが3種類使用されており、酸味や甘味、旨みをバランスよく味わえる商品だと思います。

無印良品:「素材を生かした ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー」(300g、350円)

猪坂 商品名の通り、じゃがいも、にんじん、たまねぎなどの野菜が“ごろごろ”と入った一品。ビタミンB1が豊富な豚のひき肉も使用されているものの、これだけではたんぱく質が少なめなので、食べるときはゆで卵などを追加するといいでしょう。

カルディ:「北海道から 北海道産牛すじカレー」(180g、383円)

猪坂 牛すじがたっぷり入ったカレーなので、たんぱく質をしっかり摂取できます。ただし、含まれている野菜の量が少ないため、より栄養バランスを整えるためには、ご飯は白米ではなく雑穀米や玄米にしたり、副菜としてサラダをプラスしたりして、ビタミンやミネラル、食物繊維を補うようにしましょう。

カルディ:「カルディオリジナル インドカレー キーマカレー」(180g、267円 ※店頭セール価格)

猪坂 ヨーグルトやスパイスが配合された、本格的なキーマカレー。鶏のひき肉が入っており、たんぱく質の摂取に役立つ商品です。また、たまねぎやトマト、生姜、にんにくなどの野菜が入っているのもポイントが高い。目玉焼きを添えると、味がまろやかになるだけでなく、たんぱく質やビタミン類の補給にもなるのでおすすめですよ。

――続いて、「夏に食べたいスパイスカレー」はどれですか?

成城石井:「成城石井desica 6種野菜と9種スパイスのトマトカレー」(180g、453円)

猪坂 クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、メース、ターメリック、オレガノ、ブラックペッパー、クローブ、シナモンという9種類のスパイスが含まれた、トマトベースのカレーです。しかし辛さは控えめなので、誰でもおいしく食べられる点もうれしい。また、じゃがいもやトマト、にんじん、かぼちゃ、パプリカ、たまねぎなど、スパイスのみならず野菜もたっぷり入っている点もいいですね。

成城石井:「成城石井desica 有機キヌアとガルバンゾビーンズのスパイシーカレー」(200g、453円)

猪坂 こちらも、ブラックペッパーやコリアンダー、カルダモン、赤唐辛子、オールスパイス、ホワイトペッパー、クミン、シナモン、ターメリックなど、さまざまな香辛料を配合。具材としては、ひよこ豆やキヌア、トマト、たまねぎなど植物性の食材が中心なので、夏バテ気味でお肉は避けたいという人でも食べやすいでしょう。

無印良品:「素材を生かした 冷やして食べる チキンジンジャーカレー」(180g、350円)

猪坂 「夏に食べたい」というテーマなら、無印良品の冷やして食べるカレーがおすすめ! 「チキンジンジャーカレー」は、生姜やターメリック、唐辛子などが入っているので、適度な辛さを楽しめます。鶏肉がたっぷり入っていて、たんぱく質を補給できる点もいいですね。

 ご飯だけでなく、そうめん、冷やしたうどんにもピッタリなので、どうしても食欲がないときは、麺類にかけたほうが箸が進みそう。夏バテで栄養不足が気になる人は、ぜひ一度試してみてください。

無印良品:「素材を生かしたカレー スパイシーチキン」(180g、350円)

猪坂 ブラックペッパーと赤唐辛子の刺激が特徴的なカレー。コリアンダー、ターメリック、カルダモン、シナモン、クローブなど、さまざまなスパイスの豊かな香りを感じることで、食欲低下も防止できるでしょう。

カルディ:「カルディオリジナル カラダよろこぶ ジンジャーとスパイスのチキンカレー」(180g、347円 ※店頭セール価格)

猪坂 血流を促進し、発汗を促す成分を含む生姜が入ったスパイシーなチキンカレー。食べると体がポカポカしてくるので、冷房の強い室内に長時間いることが多く、冷えを感じるという人に特におすすめです。

カルディ:「カルディオリジナル 和山椒キーマカレー」(180g、324円)

猪坂 和のスパイスである山椒がきいた、ちょっと変わった一品。山椒以外にも、コリアンダーやターメリック、カルダモン、フェンネル、メッチ、コショウ、ニンニクなどの香辛料が使用されており、さわやかなスパイス感を味わえます。かつおや昆布がベースに使われたカレーなので、さっぱりと食べられる点も夏向きですね。

 暑さで食欲が落ちやすい季節ですが、そんな時こそきちんと栄養補給しなければ、体調不良を招いてしまいます。スパイシーなカレーで食欲を取り戻して、元気に過ごしていきましょう!
(文:佐藤真琴)

猪坂みなみ(いのさか・みなみ)
管理栄養士。大学卒業後、大手食品メーカーにて商品企画や研究開発などに従事。ダイエットアドバイザー、料理研究家助手、医療ヘルスケアベンチャー企業の商品企画職等を経て、現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営や、ヘルスケア領域の新規事業開発アドバイザリー、法人向けの健康経営サポート等を行う。
HP「Diet Solution Lab

Snow Man・深澤辰哉、ViVi「国宝級イケメン」2位は「営業妨害」! 複雑な心境告白

 Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)。8月11日は深澤辰哉と佐久間大介が登場した。

 オープニングでは、セカンドアルバム『Snow Labo. S2』が9月21日に発売することを報告。同作にはさまざまなジャンルの楽曲が収録されており、メンバー9人が1人1ジャンルを担当して選曲を行ったそう。候補となる曲をいくつか絞ったところで、それぞれプレゼンテーションを行い、全員で話し合いながら収録曲を決めていったという。

 2人いわく、一番プレゼンが上手だったのは阿部亮平だったとか。誰がどの楽曲を担当したかは詳しく語られなかったが、佐久間いわく「あの人がこのジャンルいく?」というギャップもあるようで、深澤も「めっちゃおもろいと思うよ」と自信満々に発言。

 なお、リード曲の「JUICY」は、Snow Man公式YouTubeチャンネルに「Music Video YouTube Ver.」と「Dance Practice」動画がアップされており、“バランすのダンス”と命名された、岩本照振り付けの片足で踊るサビのダンスについて、「あれ意外とムズいんだよな」と深澤。佐久間も「あれはね、Snow Manでも結構ヨロヨロっとなっちゃう」と語り、MV撮影でも失敗することが多かったとか。今後、生放送の歌番組などで披露する機会があれば、「本当に緊張する」と2人とも話していた。

 また、MVには円卓を囲んで全員で食事するシーンもあったが、これはスタッフから「普通に楽しんで! まじで食べてね」という指示があったため、深澤は「純粋にただの“メシ会”みたいな感じで楽しんだ」そう。最近はご時世的にも9人揃って食事に行く機会がないため、佐久間も「うれしかった」とか。

 その後、近況やリスナーからのメールを紹介する「素のトーク」のコーナーでは、佐久間がスマートフォン用CDレコーダー「CDレコ」のイメージキャラクターに就任したことを受け、リスナーから「メンバーの反応はいかがでしたか?」と質問が寄せられた。

 単独でのCM出演が初めてということもあり、佐久間は「めっちゃうれしかった」と素直に喜び、マネジャーがみんなの前で「こういうCMが決まりました!」と“発表会”をしてくれたと報告。マネジャーから佐久間のCM出演を聞いた際、深澤は「最初は嘘ついてんだって思った」と冗談めかしたが、「聞いてうれしかったですよ、僕たちも」とみんなで佐久間を祝福したようだ。

 一方で深澤は、女性ファッション誌「ViVi」2022年9月号(講談社)にて発表された人気投票企画「2022年上半期国宝級イケメンランキング」の「ADULT部門」で第2位に選ばれており、佐久間が「メンバーの反応や感想が知りたいです」というリスナーからのお便りを紹介。

 30歳以上のタレントが選出対象となったこの人気投票。1位に輝いたのは俳優・山田裕貴で、ジャニーズ勢からは2位の深澤のほか、3位にKis-My-Ft2・玉森裕太、6位には嵐・櫻井翔がランクインしている。この結果に深澤は、「2位っていうのがいいよね、逆に」「びっくりしてますよ、正直」と喜び、自身につけられた「3枚目と2枚目の両A面イケメン」というキャッチコピーも、「上から言うって感じじゃないけど“『ViVi』最高!”って感じ」とかなり気に入っている様子。

 しかし、佐久間に「いいんですか? 『バラエティとかで頑張りたいんだ』って言ってたじゃん」と言われると、「ちょっと妨害はしてるよね。俺の仕事のスタイルの」「営業妨害されてます」と「ViVi」のキャッチフレーズにおどけていた。

 なお、佐久間はこの結果を受けて「嘘だろうな(笑)」と思ったと正直な感想を口にしたが、深澤自身も「いや、(ランクインしている)メンツを見て、うん……。いろんな先輩もいるし、かっこいい方もいる中で、ちょっとやりすぎだなって」と、うれしい反面、複雑な心境でもあると告白していたのだった。

 この放送にリスナーからは「さすがのSnow Manでもあの“バランすのダンス”は難しいのね」「お仕事決まった発表会するSnow Man可愛すぎないか?」「『両A面イケメン』はまじで秀逸すぎるキャッチコピー」「ふっか、30歳になってからまじでビジュアル爆発してる気がする!! 」「あらためて2位おめでとう!」「深澤の時代がきたね(笑)」といった声が寄せられていた。

『YOUは何しに日本へ?』YMOの最高傑作を探すマニア外国人一家のレコード旅、反抗期と離婚

日本盤の帯付きレコードにこだわるマニアなデンマーク人

 8月8日放送『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)に、驚くような理由でデンマークからやってきた家族が登場した。

――YOUは何しに日本へ?
父 「イエロー・マジック・オーケストラのレコードを買うために。ユキヒロ・タカハシ、サカモトたちのね」

 …

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韓国、“政治的な扇動”が問題に……『キングメーカー 大統領を作った男』に見る選挙と社会の分断

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。そんな作品をさらに楽しむために、意外と知らない韓国近現代史を、映画研究者・崔盛旭氏が解説する。

ソル・ギョング、イ・ソンギュン出演『キングメーカー 大統領を作った男』

 韓国のニュースや新聞には、「갈라치기(カルラチギ)」という言葉がたびたび登場する。囲碁の「割り打ち(相手が隣り合う隅を占めた時に、相手の勢力圏を分割するために中間に打つ手)」に由来するとされるこの言葉は、相手の集団や主張に亀裂を入れ、分裂を煽り、弱体化させる戦法を指して使われる。

 反共産主義に対する弾圧が激しかった時代は、共産主義者を表す「アカ」のレッテルを貼ることによって人々を分断。近年では、女性差別撤廃を訴えるフェミニズム運動において、男性と女性が互いに憎み合うよう仕向ける。こうした行為がまさに「カルラチギ」である。

 社会の分裂や格差をもたらす政治的な扇動、誹謗中傷は、今や韓国社会の至るところに蔓延し、深刻な社会問題となっているが、カルラチギがもっとも露骨に横行するのは「選挙」である。

 政策や公約を提示し、徹底的に議論する姿は、今の韓国ではもはや見られない。相手の弱みをしつこく攻撃し合う(時には弱み自体を作り上げる)ネガティブキャンペーンばかりが飛び交う昨今の選挙は、まさにカルラチギの見本市のようだ。

 保守派と進歩派が互いに「土着倭寇(保守派の原点は親日派である、という主張から派生した保守派を揶揄する言葉)」と「従北勢力(北朝鮮に対する進歩派の穏健な態度を見下す言葉で、<アカ>の代わりにも用いられる)」と罵り合い、「慶尚道(キョンサンド=保守派)」と「全羅道(チョルラド=進歩派)」のように東西の地域が対立し合うのも、選挙の時期ならではである。

 今年に入って行われた大統領選挙では、「이대남(イデナム、反フェミニズム・保守的傾向の20代男性)」と「이대녀(イデニョ、進歩的傾向の20代女性)」がそれぞれ支持する候補をめぐって衝突し、カルラチギを繰り広げたことも記憶に新しい。

 国土も小さく、人口もたいして多くない韓国において、カルラチギの風潮は一体いつから始まったのだろうか? 韓国現代史を振り返ってみると、その起源は李承晩(イ・スンマン)政権の時代にさかのぼることができるが、本格化したのは、権力維持のためなら手段を選ばなかった朴正煕(パク・チョンヒ)軍事独裁政権時代である。

 中でも、金大中(キム・デジュン、のちに大統領となるが当時は国会議員)との選挙戦は、カルラチギの風潮を浸透させたばかりか、熾烈にして最悪なものだったことはよく知られている。だが、パク・チョンヒ側の数々の不正に対し、キム・デジュン側がどう立ち向かったかは、これまであまり語られてこなかった。

 そんな中で公開された映画『キングメーカー 大統領を作った男』(ビョン・ソンヒョン監督、2022)は、まさにキム・デジュン側の視点から、選挙戦での内部事情に迫った作品。当時、選挙で落選を繰り返していたキム・デジュンが、ある人物との出会いをきっかけに立て続けに当選を果たし、やがて党の大統領候補に選ばれるまでの様子が描かれている。

 同作は実在の人物名を使わず、あくまでも、歴史的事実に映画的想像力でフィクションを混ぜた「ファクション(fact+fiction)」と位置付けているが、ほとんどが実際に起きた出来事である。

 日本では、ちょうど本日8月12日から公開となった同作。今回のコラムでは、日本では詳しく知られていないこの時代の歴史的な出来事をたどりながら、映画に描かれている人物について紹介したい。

 政治家として世の中を変えたい一心で選挙に挑み続けるも、落選続きでなかなか前に進めないキム・ウンボム(ソル・ギョング)のもとに、彼と志を共にしようとする男、ソ・チャンデ(イ・ソンギュン)が現れる。選挙参謀になったチャンデは、正当な戦法を求めるキム・ウンボムの意に反して狡猾な戦略を次々と編み出し、劣勢の状況にもかかわらず次々と当選させていく。

 そしてついに、キム・ウンボムは党を代表して大統領選挙に出馬する候補にまで選出される。本格的な選挙戦が始まる中、キム・ウンボムの自宅で予期せぬ爆破事件が発生。容疑者としてソ・チャンデが浮上したことで、2人の関係は揺らぎ始める……。

 本作が韓国で公開されたのは、今年3月9日の大統領選挙投票日を2カ月後に控え、国中が選挙で熱くなっていた1月。選挙に対する国民の関心の高まりに合わせて公開すれば、興行的に有利になると考えるのは当然だが、カルラチギの応酬に対して一石を投じる目的もあったかもしれない。

 だが結果は、映画が提起する問題意識を受け止めるコメントが散見された一方で、映画そのものを「アカの扇動映画」だと警戒し、罵倒する声も少なくなかった。

 現在もなお反共精神が韓国に深く根付いていること、そして想像をはるかに超えてカルラチギが韓国社会に浸透していることに失望を禁じ得ないが、反共精神はどうしてここまで国民の意識に深く刻み込まれてしまったのだろうか? 『キングメーカー』のストーリーに沿って、カルラチギが本格化した時代を振り返りながら考えてみたい。

 本作の主役は「キム・ウンボム」と「ソ・チャンデ」という2人の男である。先述したように実在の人物の名前ではないが、キム・ウンボムはキム・デジュン元大統領をモデルにしている。

 映画の冒頭で描かれるように、1961年、江原道の北部にある麟蹄郡(インジェグン)の補欠選挙で、キム・デジュンは初めて当選し、国会議員として政界に足を踏み入れた。そして彼は、パク・チョンヒから全斗煥(チョン・ドファン)、盧泰愚(ノ・テウ)まで30年余り続いていく軍事独裁政権と命をかけて闘い、民主化の実現に多大な貢献をする。

 日韓の外交問題にまで飛び火した「金大中拉致事件」(73年)、大統領になって積極的に推し進めた「日本大衆文化開放政策」(98年)、初の南北首脳会談(2000年)の実現などに関わったこともあり、キム・デジュンは日本でも非常によく知られている大統領だが、1971年の大統領選でパク・チョンヒに肉薄した後、実際に大統領になる97年まで26年もかかっていることを考えると、苦労の絶えない政治家人生を送ってきたと言えよう。

 そしてもう一人の主役「ソ・チャンデ」こそ、本作の実質的な主人公である「キングメーカー」だ。モデルになったのは嚴昌録(オム・チャンロク)という実在の人物で、キム・デジュンのブレーンとして、それまで「アカ」のレッテルを貼られ、ネガティブキャンペーンの犠牲となって落選が続いていた彼を初当選させ、政治家としての土台を作ったとされている。

 当時、ずる賢い人を指す「狐」を用いて「選挙の狐」と呼ばれたオム・チャンロクは、選挙では奇抜でずば抜けた戦略を打ち出したと同時に、対抗するパク・チョンヒも真っ青になるほど汚い手段もちゅうちょなく利用した。そんな活躍をしたにもかかわらず、政治の表舞台に出ることなく、資料もろくに残っていないオム・チャンロクに光を当てたことが、この映画のすぐれた点だろう。

 オム・チャンロクは、現在の北朝鮮にあたる咸鏡北道(ハムギョンブクドウ)出身とされている。高校の時に朝鮮戦争が勃発、朝鮮人民軍に徴集されるのが嫌で山に入り、反共遊撃隊として活動。そこで進撃してきた韓国軍に同行し、米軍部隊でも働いたが、負傷して除隊した。

 その後、江原道・麟蹄郡で知人の漢方薬屋の手伝いをしていたところに、キム・デジュンの補欠選挙が重なり、不正にまみれた当時の政治を打破しようと訴える理念に共感して近づいていったのが、まさに映画の冒頭で描かれていた場面である。

 そんなオム・チャンロクの腕が発揮されるのは、出馬する地域をキム・デジュンの出身地、木浦(モクポ)に移して挑んだ67年の総選挙からだ。その頃、パク・チョンヒ独裁政権は国務会議(大統領が主宰する閣僚会議)を木浦で行うなど、全国のどの選挙区よりも木浦に力を注ぎ、金と力を総動員して不正で卑劣な選挙戦を展開した。独裁に徹底抗戦の姿勢を曲げないキム・デジュンは、パク・チョンヒ独裁政権にとって、言葉通り「目の上の瘤」だったからだ。

 パク・チョンヒはキム・デジュンを落選させるため、莫大な資金を投入。情報機関「大韓民国中央情報部(KCIA)」も動員して、選挙工作に打って出た。一方のキム・デジュンは、いかに絶体絶命の危機であろうと、自分は汚い手を使うべきではない、「正義こそが正しい秩序だ」と主張したが、オム・チャンロクは「正しい目的のためなら手段は不問」と、不正には不正で対抗すべきだと説得した。

 その結果、キム・デジュン陣営は姑息な作戦を開始。パク・チョンヒ陣営の共和党が有権者にばらまいた衣服などの贈り物を、キム・デジュン陣営の民主党は、共和党に成りすまして有権者から回収してしまう。当然、有権者たちは共和党に不満を持つだろう。同じように、共和党のフリをして有権者に接近し、相手に安いタバコを与えた目の前で、自分は高価なタバコを吸う。こうした場面は劇中でコミカルに描かれているが、全て実話である。

 オム・チャンロクが考案したこれらの戦略は、マニュアルにまとめて党員たちに配られ、わざわざ講演会も行ったという。映画では描かれなかったが、支持者の家と不支持者の家を見分けるために、共和党がこっそり家々の壁に「○、△、×」とマーキングしていたのを、民主党が「○、×」を書き換えたり、「△」を消したりして混乱させたこともあった。

 これらの幼稚にも見えるやり方が功を奏し、共和党の印象は悪化。世論は一気に民主党のキム・デジュンに傾いていき、絶対的に不利だった激しい選挙戦に見事勝利。キム・デジュンは、次の目標を大統領選挙への出馬に定めた。

 そして1970年、大統領候補を選出する民主党の全党大会では、オム・チャンロクの戦略のもと、党員の家を直接訪問して支持を訴える作戦と、党内の力関係を巧みに利用した水面下での交渉の末、少数派で不利な状況だったにもかかわらず、キム・デジュンは見事候補に選出された。

 だが、ここから2人は決別へと向かうことになる。選挙戦真っ只中の71年1月、キム・デジュンの自宅で爆破事件が起きたのだ。世論を考えると、大統領候補者の家で起きた爆破は、敵対するパク・チョンヒ政権にとっても問題である。しかし、大々的な捜査の中で有力な容疑者として浮かび上がったのは、オム・チャンロクであった。

 映画で描かれる通り、KCIAの仕業ではないかとの疑いも出て、最終的にキム・デジュンの甥が「真犯人」とされたものの、真相はいまだ謎である。パク・チョンヒ陣営は、「選挙の狐」であるオム・チャンロクが世論の同情を買って支持率を上げようとした「自作自演」だと主張。本当であれば、キム・デジュンはそれを真っ向から否定するべきだが、それまでのオム・チャンロクのやり方を思うと、キム・デジュン陣営も「自作自演」の疑いを消し去ることができなくなっていたのである。

 KCIAの取り調べを受けた直後、オム・チャンロクは忽然と姿を消した。その背景にはいくつかの説があるが、かねてからオム・チャンロクの手腕を買っていたKCIAが、莫大な礼金を払って彼をパク・チョンヒ側に寝返らせたというのが定説になっている。また、いずれは自分も政治の表舞台へと野心を抱いていたオム・チャンロクが、比例代表の優先順位と幹事長のポストをキム・デジュンに要求して断られ、爆破事件の犯人と疑われたのも重なって寝返ったという説もある。

 いずれにしても、オム・チャンロクを欠いた状態での選挙戦は、急速に流れを変えていく。映画の終盤で描かれる、パク・チョンヒの出身地「慶尚道(キョンサンド)」と、キム・デジュンの出身地「全羅道(チョルラド)」の「地域間対決」というカルラチギが、一気に選挙戦の前面に現れたのだ。

 1980年に起こった「光州事件」で、なぜ光州が狙われたのかについて、その背景には光州が属する全羅道への根強い地域差別があったことは、以前のコラム『タクシー運転手~約束は海を越えて』で書いた通りである。私自身、「光州からの転校生と付き合ってはいけない」と親に叱られたことがあり、地域差別は国民に深く浸透していた。その決定的な要因となったのが、まさに71年の大統領選挙戦で煽られた「地域間対決」だ。

 オム・チャンロクがキム・デジュンと決別し、陣営から姿を消した直後にカルラチギが現れたが、これがオム・チャンロクのアイデアだったかどうかは定かではない。だが、彼が得意としたカルラチギが選挙に使われ、それによってキム・デジュンを「アカ」とするネガティブキャンペーンがさらに膨れ上がることとなったのは事実である。

 結局、71年の大統領選挙ではパク・チョンヒが勝利を収めたが、その差が僅差だったことから、キム・デジュンがいかに脅威になったかがわかるだろう。パク・チョンヒはその後、「キム・デジュン殺し」と呼ばれる弾圧を繰り返し、キム・デジュンは交通事故を装った暗殺未遂や拉致事件に巻き込まれるばかりか、政府転覆を図ったとして死刑宣告まで受けることになる。

 一方、パク・チョンヒ独裁政権は「死ぬまで大統領」が可能となる「維新憲法」への改憲を実現させるなど、さらに激しい暴走を繰り広げていく。

 このように、オム・チャンロクという存在は、韓国にとって「諸刃の剣」にほかならない。キム・デジュンの側に立ち、独裁の横暴に立ち向かう剣になったかと思えば、パク・チョンヒ側に立つと独裁の横暴を許す剣にもなってしまう。そして、その核にあるのは「カルラチギ」だ。

 ある新聞は、韓国におけるカルラチギの蔓延について、「イナゴの額のように小さく狭い国が、なぜこれほどまでに分裂しているのか」と嘆いていた。カルラチギという諸刃の剣によって犠牲となるのは、結局は「国民」自身なのである。

崔盛旭(チェ・ソンウク)
1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

みやぞんは『有吉ゼミ』で別荘をガチ購入するのか? 数千万円自腹でも問題ナシの事情

 お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で続けてきた“別荘探し企画”が、いよいよ佳境を迎えている。みやぞんが別荘探しを始めたのは2020年11月。あまりにも企画を引っ張り過ぎて、視聴者から「本当に買う気があるのか?」という疑問の声まで上がっていたが、先日の放送では「残り2回」と告知され、熱海・伊東エリアへGO。購入へのカウントダウンが始まった。

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