「恋愛成就」「女人守護」のパワースポット神社に知られざる落とし穴! 願い事を叶えるお守りの本当の意味

――女性メディアですっかり定番となった「パワースポット」について、歴史や神話、民俗学に詳しく、書籍も数多く手掛ける上江洲規子氏が知られざる一面を明かす!

 近年のパワースポットブームで、神社は特に注目されている。とりわけ女性に人気なのはやはり、女性の守護に霊験あらたかな神社だろう。しかし、「女人守護」という耳当たりの良い言葉に惹かれて、気安く願い事をしても良いものだろうか。もしかしたら、大きな落とし穴が口を開いているかもしれない。

出雲大社が「縁結び神社」なのはムリなこじつけ?

 そもそも、神社の霊験とはどのように定められたものなのだろう。実は、その根拠は曖昧なものも多い。

 出雲大社は御祭神の大国主命が多くの女性から愛されたことや、神無月に日本中の神々が出雲に集まって縁結びの相談をするという俗説から、縁結びの神社とされている。しかし、吉田兼好は『徒然草』第二百二段に「十月を神無月と言ひて、神事に憚るべきよしは、記したる物なし。もと文も見えず。但し、当月、諸社の祭なき故に、この名あるか。この月、万の神達、太神宮にあつまり給ふなどいふ説あれども、その本説なし」と書いている。

 太神宮とは伊勢神宮のこと。つまり、神無月に万の神々が集まるのは伊勢神宮だというのだ。さらに「その本説なし」、信じるに足る根拠がないとも言っている。古来出雲地方には、旧暦10月に神々が集まるという信仰はあったようだが、日本全国から、また縁結びの相談をするためであるとする典拠はない。

 天満宮が学問の神様なのは、祭神の菅原道真公が当代きっての秀才だからだが、そもそも全国に天満宮が建立されたきっかけは、彼が雷神となって宮中に祟りをなしたからだ。

 天満宮は本来、祟り鎮めの神社だったとされる。神社の霊験は、本来的な意味を外れたこじつけもあるのだ。

京都の「女人守護」で有名な神社は……

 京都に本社を置く、とあるゲームメーカーの旧社屋が高級ホテルとして生まれ変わったとこの春ニュースで報じられたとき、京都の事情に詳しい人々は戸惑いを隠さなかった。なぜなら、この建物は「五条楽園」と呼ばれた土地にあるからだ。

 五条楽園は江戸時代後期から大規模な遊廓として栄え、少なからぬ遊女たちがこの地に沈んだ。遊郭には用心棒が必要で、彼らが遊ぶ花札を製造するメーカーが、この地に生まれたのも偶然ではない。

 京都で女人守護の社として有名な神社も、五条楽園の中にある。つまり、この神社が守護した女人とは、遊女たちであったと考えるのが自然だろう。

 民俗学者の柳田国男や折口信夫らは、日本における遊女の発端は、神女に近いものだったと指摘する。たとえば「日本書紀」きっての女傑でもある神功皇后が海外から凱旋した際、摂津の住吉大社に田植女(※編注:田植えをする女性)を召した。彼女たちはのちに遊女になったとされるため、現代の住吉大社御田植祭でも、芸妓たちが重要な役割を担う。

 歴史学者の網野善彦氏は、遊女らは多少とも聖性を持つ集団であったと思わなくてはならないが、14世紀を境に女性の社会的地位が低下して、遊女が蔑視されるようになったとする。さらに江戸時代になると、遊廓に囲い込まれた花街は「悪所」と呼ばれるようになっていく。

 それでもなお、太夫などのごく一握りの花形遊女たちは美貌と教養を兼ね備えた高嶺の花で、丁重に扱われ、彼女たちと遊ぶためには大散財せねばならなかった。しかし、多くは身分の低い遊女たちだ。ヘトヘトになるまで客をとり、果てには性病にかかったり、望まぬ妊娠をしたりして、短い命を散らすこともあった。

 遊女たちが苦界から抜け出したくても、年季が明けるか、お金持ちに身請けされるのでなければ、身動きがとれない。ほとんどの遊女が親に売られている。借金が足かせとなっているのだ。身請けは遊女の同意が建前だが、実際は強要されての身請けもあったようだ。

 そんな遊廓に鎮座する神社が、「女性を守護する神社」に育っていくのは自然な成り行きだろう。社伝によれば豊臣秀吉により現在の地に遷されたとか。移転の理由は説明されていないが、本来市場の守護神であった神社が、多くの遊女がお参りするうちに、女人守護の意味合いが強くなっても不思議はない。

 彼女たちがこの神社で何を祈ったのかはわからないが、「好きな人と結婚できますように」といった、夢見がちなものではなかったと想像できる。戦国時代に日本へ持ち込まれたとされる梅毒が、多くの遊女の命を奪ったことから、当病平癒を祈った可能性も高い。そしてそれは、吉原遊郭に鎮座する吉原神社など、ほかの遊廓のそばにある女人守護の神社にも同じことが言えるだろう。

 むろんそれでも女性の守護神であることは間違いがなく、女性の幸せを祈っていけないわけではない。鎌倉時代以前は、少なからぬ教養高い遊女が天皇や上皇、女院に仕えていたとされるし、さまざまな境遇の遊女がいたであろうに、ただ「遊女だから」と哀れむのもおかしな話だ。

 しかし、江戸時代以降には、苦しい思いをした遊女たちが数多くいた。彼女たちに一切心を寄せることなく、「好きな人と結ばれたい」ましてや「好きな人を略奪したい」などと祈ったとして、長く遊女たちを見守ってきた神の同情を得られるだろうか。

 遊女ではない女性たちの守護神も、女人の願い事を叶えてくれると人気だ。

 海女の歴史は古い。今から約二千年前、垂仁天皇の皇女である倭姫が、伊勢の国で海女が獲った鮑(アワビ)を召し上がられたとされるし、『魏志倭人伝』にも海女に関する記述がある。海女たちが身につけるお守りは、五芒星と縦四本横五本の格子で、通称を「セーマンドーマン」と呼ばれる。

 セーマンは安倍晴明、ドーマンは晴明のライバルで在野の陰陽師だった蘆屋道満を意味するとされるから、陰陽道を起源とするのかもしれない。このお守りは「女性の願い事に霊験あらたか」として人気だが、海女たちは本来もっと明確で、限定された願い事のために肌身に付けた。

 その願い事とは「トモカズキ除け」だ。トモカズキは「伴潜き」とも書くように、海女と一緒に潜水する海の魔物。海女が一人で海に潜っていると、手招きしたり、鮑などの海産物を差し出したりして、岩場の影に招き寄せようとする。

 つい手を伸ばしたり、近寄ったりすると、捕まえられて海面に浮上できなくなり、ついには命を落とすのだという。

 現代的に考えれば、潜水中に血中の酸素濃度が低下し、幻覚を見たのだろう。しかしトモカズキに命を奪われた海女は、自身もトモカズキになると信じられており、この難を避けるためのお守りとして、セーマンドーマンが伝わっているのだ。

 むろん、意味を拡大解釈して、「女性の命を守護してくれるお守り」と受け止めることもできる。しかし、恋愛成就を願ってセーマンドーマンを手にした人は、アテが外れた気分になるのではなかろうか。

 どんな神社にも歴史があり、そこで祈りを捧げてきた人たちがいる。ただ手を合わせる機会があるだけでもありがたいものではあるが、この神を敬ってきた人たちにも思いを馳せ、心を添わせてこその「神社の霊験」だろう。神社の歴史や意味を考えたうえでお参りすれば、霊験はさらにあらたかになるに違いない。

上江洲規子(かみえしゅう・のりこ)
歴史、特に古代史や神話のほか日本文化やリクルートなどの分野で執筆を手掛けるライター。古代史は博物館をめぐって発掘調査の研究成果からアプローチするだけでなく、「日本書紀」や「古事記」はもちろん、「風土記」「古語拾遺」「先代旧事本紀」などの史料も参考にしている。民俗学者・田中久夫氏の「御影史学研究会」にも参加し、日本の民俗も勉強中。

■参考文献
角川学芸出版『徒然草』今泉忠義訳注 平成20年10月20日改定九十四版発行
明石書店『中世の非人と遊女』網野義彦著 1994年6月25日 第一刷発行
明石書店『女人差別と近世賤民』石井良助著 1995年2月15日 第一刷発行

万引きGメン衝撃! 「玄米泥棒」主婦の犯行を暴露したまさかの人物とは?

 こんにちは、保安員の澄江です。

 再燃する新型コロナウイルスの猛威や終わらぬロシアによるウクライナ侵攻、安倍晋三元首相の銃撃事件など、世の中は不穏なことばかりで憂鬱な日々を過ごしています。この先の世界は、どうなっていくのか。そんな不安を抱えながら巡回にあたっても、万引き犯は自然と目に入ってくるもので、ここのところ捕捉なく終わる日は少ないです。

 捕らえた被疑者を事務所に連行して話を聞けば、さっき出会ったばかりの人から、さまざまな不満や不安を吐露されることになります。慣れていることとはいえ、それを受ける心の負担は大きく、ときには耳を塞ぎたくもなりますが、被疑者から逃がれるわけにもいきません。この人の話を聞くのは、これが最後。そんなふうに値打ちをつけて、被疑者の状況に則した言葉を選んで、再犯しないよう願いながら接しているのです。

 今回は、家族経営の小規模スーパーを悩ませる万引き常習者について、お話ししたいと思います。

万引き犯は「絶対来る」――水曜日消える30キロの玄米

 当日の現場は、東京とさいたまの境目に位置するスーパーJ。住宅街の一角にある家族経営の小規模スーパーです。今回は、決まった商品を定期的に盗まれて困っているという相談をいただき、その犯人の発見と摘発の依頼を受けました。

 この日の勤務は、午前10時から午後8時まで。いつもより勤務時間が長いのは、1回の依頼で確実に仕留めたいからだそうで、なるべく費用をかけずに常習者を退治したいという意向があるようです。最寄駅からバスに揺られて、勤務開始予定時刻より早く現場に到着した私は、詳しい話を伺うべく、開店準備に勤しむ社長兼店長に声をかけました。

「おはようございます。保安の者です」
「保安? ああ、Gメンさんか。あんた、この仕事は長いの?」
「はい、もう40年以上にもなりますが……」
「ほお! それはスゴイな。今日、絶対に来るよ。それだけのキャリアあれば大丈夫だよね? 警備に金を使えるような店じゃないから、きっちり頼むよ」

 おそらくは50代前半くらいでしょうか。どことなくNHK党の立花孝志党首に似ている社長兼店長は、私のことを品定めしながら言いました。

「決まった商品が盗まれていると聞きましたけど、なにを盗られているんですか?」
「外の売場にある30キロの玄米(9,680円)なんだけどね。そんなに売れる商品でもないので、盗まれるようになってしばらくは店頭に1袋だけしか出さないようにしてきたんだけど、決まって水曜日になくなっているんだ」

 この店は、売場面積を広げるため、5キロ以上の精米や調味料の徳用ボトル、トイレットペーパーなど、大きな商品の多くを屋外の売場に陳列しています。従業員が屋外の売場に立つのは、品出しとカゴの整理の時くらいで、ほぼザル状態(なんでも盗める状態にあること)にあるといえるでしょう。

「なるほど。大きいものだから目立つと思いますけど、大体の時間はわかります?」
「少ない人数で回していることもあって、正直、目が届かなくてさ。全然わからないよ。気になる怪しい人がいるわけでもないから、おたくにお願いしたの。今日、水曜日だし、絶対に来ると思うんだよね」

 さまざまな状況から犯行を予測し、満を持して依頼されたことを知って、失敗が許されない事態に追い込まれていることに気がつきました。店内の状況をいえば、店が狭く、棚も低いため、ひとつ間違えれば存在に気づかれる状況にあります。

 今回の目的は、玄米泥棒の摘発。今日1日、玄米に集中すると決めた私は、売場に出ることなく、事務所の中からモニター監視する了解を取り付けました。おそらくは、20年くらい前の防犯システムでしょうか。カメラの性能は悪く、解像度の低いモニターを使用しているため、ひどく目が疲れますが、玄米に手を付ける人がいれば、すぐにわかる状況です。

 午後4時40分頃。すっかり飽きてしまい、眠い目をこすりながらモニター監視を続けていると、派手なグリーンのワンピースを着たショートカットの女性が、陳列される玄米袋の脇にカートを横付けしました。そっと売場に入って、客の振りをしながら様子を窺います。すると、どことなく若い頃の三原じゅん子さんに似ている雰囲気を有する小柄の女性は、その場にしゃがんで両手で玄米袋を抱きかかえました。

 30キロの商品なので一気には持ち去ることはできず、少し持ち上げてから横にスライドさせるという動きを繰り返して、カート下段に載せるべく奮闘しています。店員を呼んで助けを求めれば、すぐに済む話ですが、周りを見ても姿はないので、自分の手で載せることに不自然さはありません。でも、30キロの玄米と女性のイメージが合わず、犯行に至る気配も感じます。それからまもなくカゴを手に取り、カート上段に載せた女性は、そのまま屋内の売場に入っていきました。

 重そうにカートを取り回しながら、もやしとキャベツ、それに複数の冷凍食品をカゴに入れた女性は、素早く買い回りを終えてレジ列に並びます。玄米の精算を見届けるべく注視すると、カート上段のカゴにある商品の精算を終えた女性は、下段にある玄米の精算はしないまま外に出ていきました。

 お会計で2,000円ほどしか出していないので、玄米袋の支払いを済ませていないのは明らかです。特に挙動も見せずに、堂々と店を出ていく女に、そっと近づいて声をかけました。

「お店の者です。お客さん、その玄米なんですけど、お支払されていませんよ」
「へ? 私、レジ通りましたけど」
「通って精算したのは、上のカゴだけでした。事務所でお支払いいただいてもらっていいですか」
「ああ、そうでしたね。ごめんなさい……」

 否定を続けることなく、すぐに犯行を認めて同行に応じてくれたので、拍子抜けした思いで事務所に向かいます。古めかしい扉のノブを廻して、事務所のなかに入ると、社長兼店長が腕を組んで待ち受けていました。私が売場で追尾していることに気づいて、到着を待っていたそうです。

「こんな若い女が犯人だとは想像していなかったよ。あんた、これ以外にも何度かやってるよな? 毎週水曜日にきて、玄米を持っていっているだろう?」
「…………」

 すっかり黙ってしまったので、事後処理を進めるべく身分証明証の提示を求めると、真っ赤な財布から運転免許証を取り出して提示してくれました。それによれば、女は31歳。この店の近くに実家があるそうで、そこで家族と一緒に暮らしていると話しています。商品を買い取れるか尋ねれば、現金は3,000円ほどしかないので、クレジットカードでしか払えないと答えました。ちなみに、このスーパーは現金取引のみで、電子マネーやクレジットカードを使うことはできません。

「今日、お金払わなかった理由は、なにかありますか?」
「実家で世話になっているんですけど、家賃を払わない代わりに食費を負担することになっていて、7人家族だから大変なんです」
「それで30キロもの玄米を……」
「はい。おいしくて体にいいから……。もし見つかっても、うっかりしていたと言えば大丈夫かなと思っていました。本当にごめんなさい」

 どうにもはっきりしませんが、悪いことをしたという意識はあるようで、過去の犯行について触れないまま軽々しく謝罪の言葉を口にした女は、お金を払うためにおばあちゃん(被疑者の母)を呼びたいと言い出しました。きちんと謝ったし、今回の代金(玄米1袋分)を払えば、それで済むと思い込んでいるようです。

 スマホ片手に、足を組んでメッセージを送った女は、家は近くだからすぐに来ると話しています。まるで反省の態度がないため、その様子を見ていた社長兼店長が、苦々しい顔で言いました。

「(犯行に)気づかないウチのスタッフも確かに悪いけどさ、こちらからすれば今日だけのことじゃないから、今回は警察を呼びますね」

 通報を受けてやってきた男女の警察官に、一連の流れを説明した店長は、過去の被害についても調べてほしいと訴えました。犯歴照会の結果は、該当なし。警察の世話になるのは初めてのようで、女性警察官から過去の被害について聞かれても、知らぬ存ぜぬを繰り返しています。

 すると、4歳くらいに見える女児を抱えた初老の女性が、店員の案内で事務所に入ってきました。

「ママ、ばあばとお金持ってきたよ。早く帰ろう」
「うん、ありがとう。お金払うから、ちょっと待ってね」

 どうやら状況説明を受けていないらしい2人は、警察官に囲まれる彼女を見て呆然としています。警察官の許可を得て、玄米の精算を受けることになると、大きな玄米袋を持ち上げた社長兼店長を見て女の子が言いました。

「ねえ、ママ。いつものお米、買ったの? 機械に入れるの、あたしも手伝うね!」
「う、うん……」

 図らずも子どもに犯行を暴露された女は、その後の調べで過去の犯行も認め、すべて弁償したうえで簡易送致されました。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

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福山雅治『ガリレオ』、新木優子加入に不満続出! ヒロイン交代で批判呼んだ人気ドラマシリーズ3作

 福山雅治が主演を務めるドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)シリーズの最新作『ガリレオ 禁断の魔術』が、9月17日に「土曜プレミアム」で放送されることがわかった。

 作家・東野圭吾氏による『ガリレオ』シリーズ(文藝春秋)が原作の本作は、主人公の帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学(福山)が科学的な検証を用いた推理でさまざまな難事件を解決に導くミステリー作品。『ガリレオ 禁断の魔術』で湯川の相棒役を兼ねたヒロイン・牧村朋佳を演じるのは、新木優子と発表されたが、「ネット上には“新ヒロイン”への不満が相次いでいる」(芸能ライター)ようだ。

「2007年10月期の連続ドラマ第1シリーズは、全話平均世帯視聴率21.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録する人気ぶりで、この時のヒロインは柴咲コウ演じる内海薫でした。柴咲は、08年10月公開の映画1作目『容疑者Xの献身』や、13年6月放送のスペシャルドラマ『ガリレオXX 内海薫 最後の事件 愚弄ぶ』にも出演しましたが、同4月期の連ドラ第2シリーズでは、ヒロインが吉高由里子演じる岸谷美砂に交代。こちらも全話平均19.9%を獲得したものの、ネット上では『湯川の相棒は内海が良かった』『柴咲に続投してほしかった』などと言われていました」(同)

 結局、同6月公開の映画2作目『真夏の方程式』にも柴咲は登場しなかったが、映画3作目『沈黙のパレード』(今年9月公開予定)には出演することが明らかになると、ネット上のドラマファンは大歓喜。昨年4月時点では、「女性自身」(光文社)が『ガリレオ』新作の撮影に挑む福山と新木のツーショットを押さえて“新ヒロインは新木か”と伝えていたが、このたび、新木はスペシャルドラマのヒロインに起用されたことが正式発表された。

「新木が演じる牧村は、これまで連ドラや映画にも登場していた刑事・草薙俊平(北村一輝)の部下というポジション。湯川とともに、フリーライター・長岡修が殺害された事件の真相に迫っていくわけですが、またしてもネット上には『スペシャルドラマにも柴咲が出演できたら良かったのに』といった声が噴出しているほか、『柴咲の代わりが新木か……』『新木だとイマイチぱっとしないね』など、落胆している者もみられます」(同)

 シリーズを重ねる人気作は、このようにヒロインが途中で交代する例は珍しくないが、「そのたびにファンをガッカリさせている」(同)という。木村拓哉が主演を務めた『HERO』(同)シリーズもその一つだ。

「正義感の強い検察官・久利生公平(木村)が主人公の同作は、01年1月期に連ドラ第1シリーズを放送後、特別ドラマ(06年7月)や映画1作目(07年9月)が制作され、これらのヒロインは松たか子演じる雨宮舞子でした。一方、14年7月期放送の連ドラ第2シリーズ、15年7月公開の映画2作目は、ヒロインが北川景子による麻木千佳に変更。ネット上では今でも『久利生の相棒はやっぱり雨宮』『キムタクと松さんの掛け合いが好きだった』『北川景子は演技力もなくてビックリした……』などと語られています。やはり松演じる雨宮は根強い人気を誇っているようです」(スポーツ紙記者)

 最近だと、木村にとってジャニーズ事務所の後輩にあたる嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)シリーズも同様に物議を醸した。

「裁判有罪率99.9%といわれるほど、無罪を勝ち取ることが困難な刑事裁判で、型破りな弁護士・深山大翔(松本)を中心とした弁護士チームの面々が、事件に隠された0.1%の真実を追求する同作。16年4月期に放送された連ドラシーズン1のヒロインは立花彩乃(榮倉奈々)でしたが、18年1月期のシーズン2は尾崎舞子(木村文乃)に交代し、さらに21年12月公開の劇場版とその直前に放送されたスペシャルドラマ『完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』のヒロインは、河野穂乃果(杉咲花)へと替わりました」(映画誌ライター)

 榮倉から木村へ、木村から杉咲へとヒロインが替わるたび、ネット上では「榮倉ちゃんが良い」「榮倉ちゃん帰ってきて!」「何度もヒロインを交代させるくらいなら、榮倉ちゃんを再登板させてほしい」という声が続出。ヒロインが3度変わっても、やはり“初代こそ至高”と評されてしまうようだ。

「そのほか、07年4月期に戸田恵梨香(神崎直役)と松田翔太(秋山深一役)がダブル主演した連ドラ『LIAR GAME』(フジテレビ系)は、映画1作目『LIAR GAME The Final Stage』(10年3月)とシーズン2(09年11月~10年1月)は同コンビが続投。しかし、2作目映画『LIAR GAME -再生-』(12年3月)は、戸田と入れ替わる形で、多部未華子が原作にはないオリジナルキャラクターとなる新ヒロイン・篠宮ユウ役に抜てきされました」(同)

 漫画家・甲斐谷忍氏の『LIAR GAME』(集英社)を実写化した同作は、原作ファンも多く、また直役の戸田、深一役の松田というコンビも支持されていただけに、ネット上では「多部ちゃんは好きだけど、『LIAR GAME』は戸田ちゃんのままで良かった」「多部ちゃんが演じたキャラは不評だったし、戸田ちゃんがいなくなって寂しかった」「『LIAR GAME』といえばやっぱり戸田ちゃん」などと、やはり初代ヒロインを推す声が多数上がった。

「長年続いた人気作でも、例えば『踊る大捜査線』(同)シリーズの刑事・恩田すみれ(深津絵里)のように、最後までヒロインが変わらなかったケースもあり、実際にファンからは好評を得ている。主人公とのやりとり、関係性に魅力を感じる視聴者も多いようですし、途中でヒロインが替わると波紋を呼びやすいのかもしれません」(同)

 『ガリレオ』の新ヒロイン・牧村にも放送前からネガティブな声が寄せられてしまっているが、それを黙らせるには湯川と“最強の名コンビ”になるしかなさそうだ。

【付録レビュー】「リンネル」9月号、ミッフィー「保冷ビッグトート」は大量量! かわいいのにマチたっぷりで機能性も抜群

 いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

今月の付録:「リンネル」2022年9月号「保冷ビッグトート」

お得度:★★★☆☆(ビックサイズが良い)
使いたい度:★★★★☆(マチたっぷりが便利!)
おしゃれ度:★★★☆☆(シンプルなデザイン)

 「リンネル」(宝島社)9月号の付録は、「miffy 保冷ビッグトート」。ミッフィーの刺繍がかわいく、大容量がうれしいバッグです。

 ミッフィーのデザインは顔と「miffy」の文字だけでシンプル。バッグの色も黒が基調で大人っぽいので、家族全員で使えそうです。

 刺繍のミッフィーに寄ってみました……やっぱり、かわいい!

 刺繍された部分はポケットになっているので、カードやスマホなどが入れられて便利です。車の鍵を入れておくのも良いですね♪

 サイズは、高さ33cm×幅44.5cm。保冷トートでこの大きさはありがたいですよね。

 もちろんファスナー付き! 持ち手は十分な長さがあり、肩がけしやすいのも良いポイントです。

 マチはたっぷり17cm。

 お肉のパックも縦に入れず、そのまま入れられるサイズです。気になる汁漏れの心配なし!

 1Lのペットボトルを2本いれてみましたが、余裕がありますね。まだまだたっぷり入りそうです♪

 十分な大きさの保冷トートなので、保冷剤を入れて、BBQやピクニック、海や川へ遊びに行くときにも使えそうです。お出掛けが増える季節に便利な、使える場面の多い付録だと思います!

 気になる方は、ぜひお早めに♪

スリコ(3COINS)「ペット用サコッシュ」を背負った姿がかわいすぎる!? 散歩必需品も入って機能性もバッチリ!

 オシャレなグッズから便利グッズまで、思った以上に何でもそろう「スリーコインズ」。「コスパ最高!」なグッズもあれば、「これってどうなの?」なグッズもちらほら……。そんなスリコワールドを、ズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でバシッとレビューしていきます。

今日のスリコアイテム【ペット用サコッシュ】

便利度:★★★★☆(散歩用グッズを収納できる!)
コスパ:★★★☆☆(値段に合った質感)
おしゃれ度:★★★★☆(カジュアルデザインが◎)

 そのままの姿も愛くるしいワンちゃん&ネコちゃんですが、動物用の衣類などを着せるとよりキュート度がアップしますよね。スリーコインズではお手頃価格でペットが身につけられるアイテムを多数販売中。中でも「ペット用サコッシュ」は、かわいさと機能性を兼ね備えた人気グッズです。

 カーキとアイボリーの2色から、今回はちょっぴりボーイッシュなカーキをチョイスしてみました。サイズは約8.5(縦)×13cm(横)で、肩・おなかのベルトは38~54cmの間なら調整可能。体重およそ3~5kgの小型犬や猫に対応しています。

 サコッシュはチャックを開ければ中に物を入れられる仕様。ポリ袋やペット用のおやつなど、散歩に必要なグッズを運ぶのにも便利です。

 試しに商品をパッケージから取り出してみると、ベルト部分は思ったよりも長さを変えられる印象。ペットが多少成長してきても、適した大きさに合わせてあげられるのは助かりますね。

 サコッシュ部分もポリエステル100%の生地で柔らかな肌触り。重さも軽いので、長時間つけていてもペットの負担にはならなさそうです。

 購入者からも「ちっちゃいサコッシュを背負ってる姿がかわいすぎ……」「カジュアルなデザインだからデニム系の服と合わせて着せてる!」と好評の声が多数。ぜひスリコの「ペット用サコッシュ」で、自慢のペットをおしゃれに彩ってみてください。

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

『24時間テレビ』またもてんやわんやの夏へ 二宮和也は厳戒態勢、某局は“監視体制”?

 8月27日、28日に放送予定の日本テレビ系チャリティー番組『24時間テレビ~愛は地球を救う~』。今年は、YouTubeチャンネル「ジャニのちゃんねる」メンバーの嵐・二宮和也、Hey! Say! JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨、KAT-TUN・中丸雄一がパーソナリティを務め、チャリティーマラソンのランナーをお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が担当する。

 番組テ…

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阿部サダヲ“佐伯”の正体とは? 違和感と謎が深まる『空白を満たしなさい』

 NHK総合の土曜ドラマ『空白を満たしなさい』の第3話が7月16日に放送された。第3話では謎に満ちた「復生者」という存在について多くのことが明らかに。しかし復生者に対する世間の反応が見えてくるたびに、作品全体にただよう“違和感”も鮮明になっていくようにも感じられた。

 このドラマは、2011年から2012年に『モーニング』(講談社)で連載されていた平野啓一郎による同名の長編小説…

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吉岡里帆が盲信的な女性を熱演する、凄惨な沖縄戦を描く力作『島守の塔』

 7月22日より『島守の塔』が公開されている。本作は約20万人、実に県民の4人に1人が犠牲となったという、太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた映画だ。

 本作で重要なのは、『二十四の瞳』(1952)や『この世界の片隅に』(2016)がそうだったように、戦争に参加する軍人ではなく、知事や警察部長や県職員、つまりは「…

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TKO・木本武宏、投資持ちかけられた芸人から「リーク相次ぐ」! “松竹の悪手”で芸能界追放待ったなし?

 ウェブサイト「日刊大衆」のスクープにより発覚した、TKO・木本武宏の投資トラブル。木本は親交のあるタレントや関係者、後輩芸人らに投資話を持ちかけて出資金を集めたものの、一緒に投資を進めていた人物と急に連絡がつかない状況になったという。スポーツ各紙の続報によると、集めた総額は5億円とも7億円ともいわれており、今後、警察沙汰に発展する可能性もあるとのこと。

 すでに木本は複数のレギュラー番組の打ち切りや降板が発表され、所属事務所・松竹芸能との契約打ち切りも「待ったなし」に見える状況だが、一方で投資に関しては、木本自身も被害者であるという報道も多々見受けられる。にもかかわらず、ここまでスピーディーに“芸能界追放”の動きが見られる理由について、業界内では「『事務所の対応が悪い』の一言に尽きる」(スポーツ紙記者)と言われているようだ。

 7月19日以降、ネットニュースを中心に、木本の投資トラブルに関する報道が噴出。木本から投資話を持ちかけられたという芸能人や関係者の存在も浮上し、「身内からのリークが相次いでいる状況」(同)だという。

 こうした事態を受け、木本がレギュラー出演する番組は、次々に打ち切りや降板を発表。木本がMCを務める『週末情報ライブ キモイリ!』(KBS京都)は、今月23日放送回で終了し、8月6日以降は新番組を放送することが決定。また同じくMC担当番組『アプリ学院!』(BS11)も、8月に放送される4回分は代役MCを立てる形で収録し、9月からは新番組に差し替えるそうだ。

「一方で、木本の投資トラブルには、別の男性投資家が関与しているといい、『木本自身も被害者』『だます意識はなかったはず』との見解を示す記事も散見されます。おぎやはぎの矢作兼は、21日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)内で、詳細はわからないとしつつも『(木本は)詐欺をやるようなタイプじゃない。人をだますようなタイプじゃない』とフォローしていました」(芸能ライター)

 木本にも同情の余地がある状況だと思われるが、あっという間にレギュラー番組の打ち切りや降板が決まったのは、「松竹芸能の悪手が影響している」(前出・スポーツ紙記者)との指摘も。

「松竹サイドは、事態が公になって以降も、各局の問い合わせに対して『事実関係を確認中』と答えるのみで、今後の活動について明確な回答を避けていたようです。“投資詐欺疑惑”もささやかれる中、それすら否定しないという曖昧な状況だけに、局としては厳しい判断を早く下すしかなかったわけです」(同)

 業界内では現在、「松竹サイドはもはや、木本を切りたがっているのでは」とうわさされる状況だという。

「もし木本を守りたいのであれば、松竹はせめて『悪意を持って、周囲に投資話を持ちかけた』という詐欺疑惑についてだけでも、明確に否定すべきでした。ただ木本は、業界関係者や芸人仲間から『真面目でいい人』として知られており、彼をフォローする声も多い。それだけに、松竹に騒動の対応を任せるのではなく、自らの口で即座に釈明していれば、ここまでの大ごとにならずに済んだはず」(芸能プロ関係者)

 今後、木本が記者会見などを行うかもしれないが、「時すでに遅し」で、芸能界追放は免れないのだろうか。

『トップガン マーヴェリック』が『タイタニック』超え、『トイ・ストーリー』他アニメ作品がTOP5を席巻! 映画動員ランク

 1986年に公開されたトム・クルーズの代表作『トップガン』の36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、7月2〜8日)で1位に輝いた。

 同作の全米興収は、7月3日の時点でパラマウント・ピクチャーズの歴代記録を保持する『タイタニック』(1997年)を超えて6億192万ドル(約782億円)を突破。日本でも公開7週目にして84億円を突破するなど、大ヒット中だ。

 公開8週目に入っても勢いは止まりそうにないが、夏休み期間中の7月から8月にかけては、邦画・洋画ともに注目作が続々と公開される。はたして、いつまで1位をキープできるだろうか?

 そんな注目作の一つが、今回2位に初ランクインした長編アニメ『バズ・ライトイヤー』だろう。同作は、ディズニーとピクサーが共同制作するフルCGアニメ映画で、『トイ・ストーリー』の人気キャラクターであるバズ・ライトイヤーを主役に据えたスピンオフ作品。7月10日までに動員50万人、興収7億円のヒットを記録し、好調な滑り出しを切っている。

 『トイ・ストーリー』は子どもも楽しめる作品だったが、『バズ・ライトイヤー』について、ネット上では「内容的には、とても大人向けの映画に思える」「アニメ映画というか、SF映画だった! 大人が見たほうが楽しめそう」などと、大人に鑑賞を勧めるような声が多い。

 一方で、「子どもにはわかりづらいけど、大人には物足りない。どっちつかずな感じ」「面白かったけど、もっと大人向けに寄せてもよかったのでは?」などと“中途半端”な印象を持った人も少なくない様子。人気作のスピンオフとあって、いいスタートダッシュを切ったものの、今後の勢いにはやや心配が残るかもしれない。

 3位には、公開2週目の『映画 ゆるキャン△』がランクイン。同名アニメ(テレビ東京系)の劇場版で、女子高生たちが“ゆるくキャンプをする”物語だ。7月16日、山梨県に「道の駅しもべオートキャンプ場〜ゆるキャン△の⾥」がオープンしたほか、静岡県「つま恋リゾート彩の郷」でも同作とのコラボが行われており、劇場以外の場所でもファンを楽しませているようだ。

 続く4位は、伝説のロックシンガー・エルヴィス・プレスリーの生涯を描く、オースティン・バトラー主演作『エルヴィス』が初ランクイン。ネットの評判が高く、「エルヴィスの存在は知っているが、彼の生い立ちは映画で初めて知った」「スターだからこそ波瀾万丈の人生だったんだなあ……」など、エルヴィスを知るきっかけになったという人の声も多い。

 5位は公開4週目の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が入っており、TOP5に3本のアニメ作品がランクインする結果となった。

 6位は、是枝裕和監督がソン・ガンホらと韓国で作り上げた『ベイビー・ブローカー』が公開3週目で入った。公開から17日間で興収6億840万円を記録しているが、前週3位からランクダウンしており、動員の伸びは芳しくない様子。

 7月6日配信のニュースサイト「文春オンライン」によれば、韓国では7月7日までに約125万人を動員したものの、観客からは「低評価」が付けられているとか。こうした状況も、日本の興行に影響を与えているのだろうか?

 続く7位には、クリス・ヘムズワースがマーベルの人気キャラクター“ソー”を演じる映画『マイティ・ソー』シリーズの第4弾となる『ソー:ラブ&サンダー』が初ランクインした。同作は、マーベルコミックスにおける“最凶最悪の悪役・サノス”との激闘の後、地球を離れて宇宙で自分探しの旅を続けるソーの前に、全宇宙の神々殲滅を誓う“神殺しのゴア”が現れ、再び壮絶な戦いに身を投じていくさまを描く。

 全米興収は1億4300万ドルを記録し、『トップガン マーヴェリック』を抜いて初登場首位に輝くなど、アメリカでの評判は上々。日本でも、累計動員35万9000人、興収5億8600万円とまずまずのスタートを切っているが、ネット上では「期待はずれだった」「最近のマーベル作品はイマイチだなあ」といった辛らつなコメントも多い。公開が始まったばかりだが、国内ではどこまで記録を伸ばせるだろうか。

 なお、8位は公開8週目のアニメ作品『映画 五等分の花嫁』、9位には公開9週目の『シン・ウルトラマン』が入っており、どちらもロングヒット中。10位には公開3週目の『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』がランクインした。

【全国映画動員ランキングトップ10(7月2日~7月8日 、興行通信社調べ)】

1位 トップガン マーヴェリック
2位 バズ・ライトイヤー 
3位 映画 ゆるキャン△
4位 エルヴィス
5位 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
6位 ベイビー・ブローカー
7位 ソー:ラブ&サンダー
8位 映画 五等分の花嫁
9位 シン・ウルトラマン
10位 それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル