漫画家・東村アキコ、お笑いプロ社長のいま――売れない芸人を養分にする“スター”の特性

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今週の有名人>
「結果が出なくても、ハハハッ」東村アキコ
『マツコ会議』(7月23日、日本テレビ系)

 昨年亡くなった作家・瀬戸内寂聴さん。ある文芸評論家が講演会で、「女性の私小説は瀬戸内センセイ1人でやりつくした感があるので、あの人を凌ぐ作家は出てこないだろう」といった話をしていたが、確かに寂聴さんは常人とは明らかに違うところがあると思う。

 寂聴さんの人生に大きな影響を与えた男性は2人いる。1人は寂聴さんが離婚して、子どもを置いて家を出るきっかけになった年下の男性。もう1人は寂聴さんの小説家デビューを支えた、才能はあるのにどうも売れない小説家の既婚男性である。

 小説家の男性のサポートで、見事に小説家としてデビューを果たした寂聴さん。男性を師として仰いでいたが、いつの間にか、男性よりも売れっ子となっていく。そんな中、よせばいいのに離婚のきっかけとなった男性に連絡をしたところ、彼はすっかり落ちぶれていた。

 同情した寂聴さんは、小説家の男性と若い男性をふらふらする。結局、小説家の男性と別れ、年下の男性と暮らし始め、事業に乗り出した彼のためにせっせと貢ぐが、男性は若い女と結婚。こうして2人は別れたものの、男性は会社の経営に失敗し、自殺してしまったそうだ。寂聴さんは、この三角関係を描いた小説『夏の終り』(新潮社)が評価され、作家としての地位を不動のものにしたことでも知られている。

 本人にその意図があるのかどうかはわからないが、寂聴さんのようなスターというのは、結果的に周囲の人の運や生命を吸い上げて、すべてを肥やしにしてしまう人をいうのではないだろうか。ここまで強い人はそうそういないが、漫画家・東村アキコもそのタイプの人なのかもしれない。

 7月23日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演した東村センセイ。代表作『東京タラレバ娘』(講談社)は、アメリカの権威ある漫画賞「アイズナー賞」を受賞、世界30カ国で読まれているそうだ。同番組は「ちょっと変わった一般人や各界のルーキー」が出演する機会が多く、東村センセイのようなすでに地位を確立した漫画家が出ることは珍しい気がするが、なんと彼女は、2016年にお笑い事業を始め、19年には新宿・歌舞伎町にお笑い劇場まで作ったという、駆け出しのお笑いプロダクション社長でもあったのだ。

 東村センセイがお笑い事業に進出したのは、特にビジョンがあったわけではなく、“周囲の売れない芸人に頼まれたから”という軽い気持ちからだったそう。芸人が奮起して売れてくれれば、社長である東村センセイにもメリットがあるのだろうが、芸人たちは劇場があることで安心してしまって、“何がなんでも売れてやる!”というようなガッツはないとのこと。

 売れない芸人を抱え、地価の高い場所に劇場を持てば、東村センセイの経済的負担は大きくなる。「これ(原稿)1枚いくらだなって思いながら描いてるんですけど、それがこの劇場にスーッて吸い取られていく」とお金が流れていく様子を表現していた。

 売れていない芸人が、テレビに出て芸を披露するというのは大きなチャンスといえるだろうが、東村センセイと一緒に出演していた東村プロ所属の芸人はなんだか影が薄く、芸をしていない東村センセイのほうが、はるかに存在感があるように見えた。

 番組司会のマツコ・デラックスは、「東村さんが頑張れば頑張るほど、東村さんの面白さしか見えなくなる」「芸人さん、殺していますよ」と話しており、確かに東村センセイが主役で、芸人たちがバックコーラスのようだった。

 出演していた芸人は、なぞかけのルールがわかっていないなど、正直「やる気ある?」と疑いたくなるレベルだったが、東村センセイがフォローして笑いを取るので、なんとなく「それでいい」という雰囲気になってしまう。東村センセイは本職の芸人に「(芸人を)甘やかしすぎ」「先生は潰していますよ、若手を」と言われるそうで、東村センセイの優しさは、仇になっているといえるだろう。

 東村センセイは「夢を追うのは自由だし、夢を追うことが人生そのものの人って、いっぱいいるじゃないですか。結果が出なくても。ハハハッ」と笑った後で、「1人だけでも、1%だけでも、もしかして売れる可能性がね、あるんだったら、この劇場を作った甲斐がある」と芸人に奮起を促し、その後で「私の本音だけど、この劇場で赤字を作っているからこそ、漫画で頑張ろうと思って、漫画を頑張って描き続ける良さもある」とお笑い事業が自分のモチベーションアップにつながっていることを明かした。

 頂点を極めてしまうと、どうしてもハングリー精神というか、ガッツがなくなる。だからこそ、あえて採算が取れないことがわかっているお笑い事業に金をつぎ込むというのは、恐れ入る。そして、東村センセイのような人は売れない芸人を見て、そこからインスピレーションを得て、新たな代表作を描き上げるのではないだろうか。

 寂聴さんが、自身の恋愛を小説にして、いつの間にか小説家の男性を凌ぐ大作家になってしまったのと同じように、東村センセイも売れない人をネタもしくは養分にして、大輪の花を咲かせるような気がする。それがスターになる人の特性なのかもしれない。

 マツコとの掛け合いも面白かったし、東村センセイはかなりテレビ向きな気がする。最近のテレビはどうも毒気が足りなくてつまらないと思っている人も多いはず。手始めに『上田と女が吠える夜』(同)への出演なんていかがでしょう。テレビ業界のみなさま、この逸材を見逃す手はないと叫びたい気持ちでいっぱいだ。

「ジャにの」LINEスタンプが不評!? 古臭い“クソルール”健在のナゼ

 YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーである嵐・二宮和也ら4人がメインパーソナリティーを務める今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)。8月27~28日の放送を前に、7月21日には公式LINEスタンプ「24時間テレビ45愛は地球を救うスタンプ」がリリースとなったが、ネット上ではそのデザインに不満の声が相次いでいる。

 『24時間テレビ』のスタンプは毎年恒例と…

続きを読む

元フジ・久代萌美アナ、夫のYouTubeが不調? 再生“10万回未満”でも「稼いでます」!

 フリーアナウンサーの久代萌美が、お笑いタレント・おばたのお兄さんのYouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」に登場。久代アナは、2020年に結婚した夫でYouTuberグループ「北の打ち師達」のはるくんについて言及したが、ネット上ではツッコミの声が寄せられている。

 久代アナは、7月17日と18日にアップされた動画に登場。1本目の動画では、今年3月にフジテレビを退社後、フリーアナウンサーとして吉本興業に所属した経緯などを明かしていた。また、おばたのお兄さんが「旦那は稼いでますか?」と直球な質問をした際、「旦那は……稼いでます」と返す場面もあった。

「はるくんの収入に『ビックリしました』という久代アナいわく、『給料制ではなくて、“1つの案件で1本いくら”という形』『テレビとはケタが違くて』とのこと。その上で、『すごくしっかりしているし、頭もいいです。私よりちゃんとしてます』とはるくんを絶賛しており、結婚生活は順調なようです」(芸能ライター)

 続く2本目の動画では、はるくんとの出会いについて、「私面食いなんで、一目惚れ。顔面が好きだった」とぶっちゃけ。一方、周囲からは「お金持ちだから結婚したんでしょ」と言われるのだとか。

「“YouTuberには将来性がない”として、『絶対に途中で離婚する』とまで言われるそうですが、久代アナははるくんと出会った時、彼がYouTuberだと知らなかったそう。そのため、『職業で結婚したわけではないし、お金があるから結婚したわけではない』『10年後、実際に仕事がなくなっても、(収入が)0円になっても構わない』と熱く語っていました」(同)

 しかし、一連の内容についてネット上では、「結局、お金の話してるじゃん。全然説得力ないな……」「『稼いでます』とか言うから、『お金持ちだから結婚した』と思われるのでは?」などと、ツッコミの声が飛んでいた。

 そんなはるくんが出演するYouTubeチャンネル「北の打ち師達」は、このところ不調が続いているのだとか。

「北の打ち師達は10年11月から活動しているベテランYouTuberで、チャンネル登録者数は118万人(7月28日現在)。かつては100万回再生超えの動画も珍しくなかったですが、ここ1年ほどは、再生回数が10万回に満たない動画が目立つように。直近で100万回再生を突破したのは、今年4月17日にアップされた人気YouTuber・東海オンエアとのコラボ動画のみで、以前のような勢いが失われているのは明らかです」(同)

 一方の久代アナは、フリーアナウンサーになってから、各局の人気バラエティに出演している。

「フジテレビ時代、同局の『さんまのお笑い向上委員会』『ワイドナショー』といった人気番組で進行やアシスタントMCを務めていた久代アナですが、フリーになってからも『ダウンタウンDX』『踊る!さんま御殿!!』(ともに日本テレビ系)、『水曜日のダウンダウン』『プレバト!!』(ともにTBS系)などに出演。今のところ、自身のフリー転身がうまくいっているようなので、はるくんの収入を気にしていないのかもしれません」(同)

 フリー転身後も、しっかりと“稼いで”いそうな久代アナ。引き続き、幸せな結婚生活を送ってほしいものだ。

お笑い芸人を次々と襲うストレス、うつにもなる“ネタ”との闘い

 2021年キングオブコントファイナリスト、3人組コント芸人「ジェラードン」のツッコミをしている海野さんが、21年12月に体調不良を理由に一時活動休止。そして22年7月11日のステージから活動復帰を発表し、その3日後の7月14日に再度休養する為に活動を休止することを自身のTwitterで報告した。

 休養する理由としては「アゴに出来た脂肪種」の手術や術後の療養の為に休むというも…

続きを読む

なにわ男子、デビューコンサートの“風船”がメルカリで1万5,000円!? 高額転売相次ぐ

 7月27日、なにわ男子による全国ツアー『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』が大阪城ホールで幕を開けたが、ネット上では一部ファンの“マナーの悪さ”が問題視されているようだ。

 今月13日に発売した1stアルバム『1st Love』を引っ提げ、全国9都市を巡る今回のツアー。なにわ男子にとって、昨年11月12日のCDデビュー以来初となる記念すべきコンサートでもある。

 当初は今月23日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕する予定だったが、メンバーの大橋和也が新型コロナウイルスに感染したことを受け、23、24日の2日間で開催予定だった東京公演は11月2、3日に延期が決定。あわせて、26日に大阪城ホールで開催予定だった公演も9月23日に振替公演が行われることになるなど、アクシデントに見舞われながら、ようやく27日に幕を開けた。

 初日に参加したファンのレポートによると、コンサートは最新アルバムの収録楽曲を中心に構成され、途中、大橋の声がかすれ、歌いにくそうにしていた場面もあった様子。ネット上では「大橋くんの喉の調子が心配」「コロナの後遺症じゃないといいけど」などと心配する声も見受けられるが、「無事7人そろって初日を迎えることができて本当によかった」と喜ぶ声や、「盛りだくさんの内容で最高のデビューコンでした」「衣装もセトリも構成も大満足。キラキラがたくさん詰まっててめちゃくちゃ素敵なライブだった」との感想が寄せられており、評判は上々のようだ。

 しかしその一方で、賛否を呼んだ演出もあったとか。

「『1st Love』というタイトルにかけたのか、アリーナの座席が“ハート形”に並んでいるエリアがあり、それを囲むように花道が作られていたそう。ファンからは『ステージ構成がハートでかわいすぎた』『コンセプト徹底しててさすが』などと好意的な意見もある一方、『ハートの真ん中の席の人は埋もれそう』『花道が遠いところがあるから、普通の座席配置がよかった』などとネガティブな声も上がっており、その反応はさまざまです」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、ライブ中はマスクの着用や大声での声援や歓声は控えるよう呼びかけられていたが、実際には大声を上げる人もいたほか、会場内での写真撮影は禁止されているものの、SNS上にステージや客席の写真をアップする人や、演出に使用された落下物を転売サイトで売買するケースも見受けられるなど、一部ファンの行動も物議を醸しているという。

「アンコールでデビュー曲『初心LOVE』を歌唱中、天井からツアーのロゴが入ったピンク色のハート形の風船が落ちてきた際には、ビニール袋やバッグに何個も風船を詰め込む人がいたとか。なお、フリマアプリ『メルカリ』にはこの風船が多数出品されており、中には1万5,000円という高値で取り引きされているものもあります。こうした状況を受け、ネット上では『風船、売るな。売るなら拾うな!』『なにわちゃんで金儲けとか最低』『売る人も売る人だけど、買う人も買う人だと思う』『なにふぁむ(ファンの名称)民度低すぎ』と苦言が飛び交っています」(同)

 ライブやイベントで配られた非売品がフリマアプリに高額出品されるのは今に始まったことではない。2020年10月に嵐が東京・国立競技場で無観客ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』の収録を行った際には、演出に使用された風船を偶然拾った人々がメルカリに出品し、1~3万円の高値で売買されていた。

「コロナ禍以降、感染リスクを避けるためにジャニーズ事務所はコンサートで風船や銀テープなどを使用する演出を中止してきましたが、6月に北海道で開幕したSexy Zoneの全国ツアー『セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ』から銀テープが復活。こちらも同様にメルカリで多数取り引きされています。KinKi Kids・堂本光一など、過去に銀テープの転売行為に苦言を呈してきたタレントもいますが、こうした演出がある以上、転売行為自体はなくならないでしょうね」(同)

 本人たちの名誉のためにも、ファンにはしっかりマナーを守ってライブを楽しんでほしいところだ。

嵐・相葉雅紀、TOKIO・松岡昌宏に「すみません、すみません」と平謝りのワケ

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)。7月27日放送では、これまで登場したさまざまなゲストを紹介しながら、未公開トークがオンエアされた。

 その中で、視聴者から特に反響が集まっていたのが、6月1日放送回にゲスト出演した嵐・相葉雅紀と松岡昌宏のエピソード。相葉は松岡を「松兄」と呼び始めた最初の人物であり、プライベートでも交流がある様子。未公開シーンでは、松岡が相葉とゴルフに行った際に「こいつ、迎えに行ったことある」と話し出し、相葉は食い気味に「はい。すみません、すみません」とうつむきながら平謝りする場面があった。

 松岡は、「こいつ、ひどいんだよ~」と訴えながら、相葉の“やらかしエピソード”を暴露。当時、自宅から近いところに住んでいた相葉を車で迎えに行き、15分たっても現れなかったため電話をかけると、相葉は「すみません! うわぁ、すみません!」と慌てていたそう。

 そんな相葉に松岡は優しく「大丈夫だよ。そういうこともあるために、俺は(時間に)余裕持ってるから。全然大丈夫よ。ゆっくり、焦らなくていいから」と声をかけ、相葉は「わかりました!」と勢いよく電話を切ったとのこと。そこから10~15分ほどで相葉はやってきたものの、髪の毛がびしょびしょに濡れた状態で、「すみませんでした!」と謝ってきたのだとか。

 その時、松岡は「あ、シャワー浴びたんだ……」と思ったようだが、「全然いいのよ」とフォロー。しかし、「じゃあ行きましょう!」と意気揚々と車に乗り込もうとした相葉が手ぶらだったため、「お前今日、どこでなにやるの?」と質問を投げかけたところ、相葉は「ゴルフですよね?」と返答したそう。松岡に「バッグは?」と聞かれ、ようやく相葉は荷物を忘れたことに気がつき、「あー!」と大慌てで自宅に戻ったという。

 松岡が相葉のこの一連の行動を、「シャワー浴びたての姿を俺に見せにきた」と笑いながらからかうと、相葉は「あー恥ずかしい!」とタジタジに。当時の状況について、「人ってそうなるんですよ! パニックになっちゃって、なにしていいかわからなくて。『とりあえず、シャワー浴びよう』ってシャワー浴びちゃった」と話し、あらためて松岡に「申し訳なかったっす」と謝っていた。

 また、この日はフジテレビ公式動画配信サービス「FOD」などで配信されている、番組収録直前の様子も地上波初公開。相葉は、楽屋からスタジオまでエスコートしにやってきた国分太一と、ジャニーズ事務所の先輩との交友関係についてトークを展開した。

 国分と相葉は、若い頃は「飲みにも行ったし、いろんなところに遊びにも行った」仲だそうで、相葉は今回の収録の数日前に松岡と食事に行ったことを報告。さらに、国分から現在も交流のある先輩について聞かれた相葉は、「ゴルフは木村(拓哉)さんに連れて行ってもらいました」とも語り、国分が「ちょっと待てよ!」と木村のモノマネを披露する場面も。「全然似てない」「怒られますって、今のクオリティはさすがに」と相葉は苦笑いを浮かべていた。

 この日の放送に視聴者からは、「松兄が迎えにきたのに、寝坊してシャワーして出てきた話……やっぱり何度聞いても笑っちゃう」「ゴルフバッグ忘れたのは初めて聞いた!」「松岡さんの人間としての大きさと相葉くんの可愛らしさにほっこり」「松兄と相葉くんの雰囲気も、太一くんと相葉くんの雰囲気も好き」「木村拓哉さんにゴルフ連れて行ってもらった話、もっと詳しく聞かせてほしい」という声が集まっていた。

ナチス体験者が語る『ファイナル アカウント』 怪物よりも恐ろしい存在とは?

 この世界には、モンスターよりも恐ろしいものがいる。そんな現実世界に実在する、モンスターよりも恐ろしいものの正体を暴いてみせたのが、ドキュメンタリー映画『ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言』(原題『Final Account』)だ。第二次世界大戦中、600万人ものユダヤ人が大量虐殺された「ホロコースト」の目撃者たちの証言集となっている。

 アドルフ・ヒトラー率いるナチ党…

続きを読む

元オセロ・中島知子、テレビ本格復活で「トークの切れ味ほぼ変わらない」評判! 仕事急増の可能性

 元オセロ・中島知子が、ここのところタレント業に積極的だ。7月9日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)、25日放送の『ぜにいたち』(ABEMA)と、徐々にテレビ出演が増えているのだ。今年4月には『有吉ゼミSP』(日本テレビ系)で現在生活する大分での暮らしぶりを密着されていた。

 口火を切ったのは、昨年12月30日放送の『ぐるナイゴチ大精算3時間半スペシャル』(日本テレビ系)。もともとレギュラーを務めていた中島だったが、この日の年内の最終戦のスペシャルゲストとして登場したのだ。

 中島が“ゴチメンバー”だったのは2002年から05年までの丸4年。その後、11年の家賃滞納騒動、同居していたという女性占い師による洗脳騒動を機に状況が一変。番組の休演が相次ぎ、13年4月、所属していた松竹芸能を離れてフリーに。また20年、共に活動してきた松嶋尚美と協議の末、オセロを解散している。

「中島が『ぐるナイ』に再び登場したのは、事前告知もない、まさにサプライズ。視聴者は16年ぶりの番組復帰に驚きましたが、業界的にもこれは大きなインパクトだったのです。なにより、コンプライアンス遵守を最優先事項とする日テレに戻ってくるとは衝撃でした」(放送作家)

 占い師による洗脳騒動のさなかにあった12年5月、バラエティ番組『芸能★BANG+』(同)が、渦中の占い師が登場するとあおってPR。だが、結局出演したのは「その占い師と同居経験がある別の占い師」だった。これに視聴者から局に抗議が殺到。7月にはBPOの放送倫理検証委員会の審議対象となったことを重く見た同局は、同番組を打ち切りに。こうした経緯もあり、日テレでの登場はさらなる驚きを与えたようだ。

 『ぜにいたち』では、過去の最高月収などを暴露して盛り上げていた中島だが、「トークのキレ味も以前とほぼ変わらなかったことから、現場感覚をさらに取り戻せば仕事が一気に急増する可能性もある」(同)とのこと。

「現在、大分在住の中島ですが、在京テレビ局からの仕事の依頼があれば積極的に受けるという話もしているので、再び東京進出するパターンも考えられます。しかし一方で、いまだに『青森在住』のタレント・王林のように、地方に住んでいることが最初のトークの糸口になったりセールスポイントになることも。このまま大分に住んでいたほうが、何かとネタもあり、共感を得られやすいのでは」(同)

 さらにもう1人、久しぶりのテレビ出演を果たしたのが、モデルでタレントの梨花だった。

「16日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)、21日には『櫻井・有吉 THE夜会』(同)に相次いで出演。移住先であるハワイ生活にまつわる話や、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)での名物企画『格付けしあう女たち』のバトルの裏話などを話していました。3年ぶりのバラエティ出演を果たしたわけは、22日に同時発売された7年ぶりの著書『わたしのユリイカ』『What I’m doing 私がしていること73こ』(SDP)の宣伝のため。いずれも、このほど重版が決定したそうです」(芸能ライター)

 同著の発売を記念した取材会では、テレビへの本格復帰は「ない」と言っていたが……。

「ハワイに移り住んだのは、現在10歳になる息子の子育てのため。ですからオファーがあっても、なかなか来られないのが現実とは思いますが、芸能界と完全に距離を置いているわけではない。こうした宣伝のために、今後もテレビに出る可能性はあります」(業界関係者)

 梨花が『ロンハー』で活躍していたのは04~05年頃。中島が『ぐるナイ』を卒業したのは05年。偶然にも16年前に活躍していた女性にスポットライトがあたった形となった。2人の今後の活動が楽しみだ。
(村上春虎)

朝ドラ女優・川栄李奈、山田涼介主演のフジドラマに出演決定! 「いわくつきの枠」と心配されるワケ

 Hey!Say!JUMP・山田涼介が10月期に主演する連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)で、元AKB48・川栄李奈がヒロイン役を務めることが発表された。川栄といえば、今年4月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でヒロインの1人を演じていたが、「フジテレビの新ドラマに起用されたこと関して、ネット上に心配の声が出ている」(芸能ライター)という。

 原作・井龍一氏、作画・伊藤翔太氏のコンビで「週刊ヤングマガジン」(講談社)や同社ウェブサイト「コミックDAYS」で連載された『親愛なる僕へ殺意をこめて』。このたび、タイトルはそのままに“二重人格サスペンスドラマ”として実写化され、山田は二重人格の大学2年生・浦島エイジを演じるという。原作には雪村京花、真明寺麗という2人のヒロインが登場するが、川栄は、麗の要素を持つドラマオリジナルキャラクター・ナミ役での起用が発表された。

「川栄の連続ドラマ出演は『カムカムエヴリバディ』後、これが初。同作は朝ドラ史上初めて、母、娘、孫それぞれの物語を、3人のヒロインがリレー形式で演じたことが話題に。川栄は、安子(上白石萌音)の孫で、るい(深津絵里)の娘であるひなた役を好演。ネット上の評判も良く、メディアでも好意的に取り上げられていました」(同)

 なお、川栄は20年の『いだてん~東京オリムピック噺~』、21年の『青天を衝け』と、NHK大河ドラマに連続出演するなど大作への出演が続いている。ネット上では、そんな川栄に対して「川栄ちゃんは朝ドラで大河でも、良い演技してた」「元AKBの中では間違いなく一番出世したんじゃない?」と評価する声が多数見受けられる。

「しかし今回、『親愛なる僕へ殺意をこめて』のヒロイン役に起用されたことには、ネット上で懸念の声が広がっています。特に川栄のファンは、漫画原作モノのオリジナルキャラクターは、原作ファンから批判を呼ぶことが多いためヤキモキしているのでしょう」(エンタメ誌記者)

 同作が放送されるフジテレビ系水曜午後10時のドラマ枠は、今年4月期に新設されたばかりで、“若者視聴者”をターゲットにしているというが、「数字面で苦戦しているいわくつきの枠」(同)のようだ。

 第1作目となった『ナンバMG5』(間宮祥太朗主演)は、全話平均世帯視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と不発。現在は、第2作目の『テッパチ!』(劇団EXILE・町田啓太主演)が放送されており、2週連続で世帯平均4%台を記録する“爆死ぶり”に加え、ネットの盛り上がりもイマイチの様子だ。

「同作は、陸上自衛隊の自衛官候補生たちの姿を描いた青春ドラマなのですが、公式サイトなどで“防衛省の全面協力”とうたっている割に、訓練シーンが緩すぎると視聴者の間で不評を買っています。また、虐待のトラウマに苦しむ自衛官候補生に対し、仲間たちが“荒療治”で罵倒を浴びせるという展開も、ネット上で問題視されました。『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、そんな問題作に続いて放送されるとあって、“今旬女優”の川栄が、好評を博した朝ドラの次に出演するにふさわしい作品になるのかと、ネット上では不安視されているわけです」(同)

 とはいえ、『ナンバMG5』に関しては、「作品の出来自体は評価され、若者視聴者にはウケがよかった」(前出・芸能ライター)という。コメディ調だった『ナンバMG5』、イケメン俳優だらけの『テッパチ!』とはまた違った雰囲気になるとみられる『親愛なる僕へ殺意をこめて』。若者ファンを獲得し、話題を呼ぶことはできるだろうか。

斉藤由貴の娘が歌手デビュー、RIKACO次男は米国作品に出演! 近頃の2世タレント

――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説!

編集G 最近、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の影響から、視聴者の間では俳優でモデルの宮沢氷魚の評判が下がってるよね。元THE BOOMのボーカル・宮沢和史の息子で、当初は好感度が高かったのに、クズな役柄を演じているせいか、反感を買っているみたい……。一方で、本木雅弘の長男でモデルのUTAは評判良さそう。パリ・コレクションなど世界を舞台に活躍している彼について、映画字幕翻訳家の戸田奈津子が「ポテンシャルがある。このスタイル、お顔、そして英語ができる。私は彼を映画界の大谷(翔平)くんだと思う」と絶賛していたって。アイドルになってくれたらよかったのに〜。

しいちゃん アイドルの子どもといえば、斉藤由貴の長女・水嶋凜が歌手デビューするんだって。斉藤が1986年に発売したアルバム『チャイム』に収録されているバラード「予感」のカバーを9月6日に配信リリース。同日、初主演ミュージカル『シンデレラストーリー』も開幕するそう。

編集G 写真見たら斉藤に似てる〜! 水嶋凛というのは本名なの?

しいちゃん 「水嶋」は祖母の旧姓、「凜」はジブリ映画『千と千尋の神隠し』(2001年)に登場するキャラクターのリンが好きだったことから付けた芸名らしいよ。今春に美術大学を卒業したばかりの22歳で、21年にはすでに芸能界デビューを果たし、『ちむどんどん』にも出演。歌手デビューについて、「まだ新人でありながら色々なお仕事を経験できることは、とても恵まれている事だと深く感じています」とコメントしている。

編集G 『ちむどんどん』に出たんだ。新人でありながらそれだけの仕事ができるのは、母のコネ⋯⋯と思われるかもしれないし、いつか「母を超えた」と言われるようになってほしいね。

しいちゃん RIKACOと元夫・渡部篤郎との間に生まれた息子たちも芸能関係の仕事をしているよ。7月21日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲスト出演したRIKACOは、2人の息子が27歳と23歳になったとのことで、長男は「作家を目指していて、舞台の脚本を書いたり、演出をしたり、あとはYouTubeをいろいろ手伝ってくれたりしてますね」と紹介。次男は「渡部蓮」として、「今、モデルをやりながら、海外のお仕事をしたり、将来的には海外で活躍できるような役者さんを目指してます」と語ってた。

編集G へー。兄弟そろってクリエイティブ系統の職種を選んだんだね。

しいちゃん 教育方針については「息子たちには最初からカタカナを覚えるように英語を学ばせたいっていうのがあって、インターナショナルスクールに頑張って行かせてた」とのこと。次男の蓮は、米国レジェンダリー・テレビジョンが制作し、動画配信サービスApple TV+が配信する実写版ゴジラとタイタンシリーズ(タイトル未定)にメインキャストとして出演することが発表されてる。

編集G 写真を見ると、「メンズノンノ」(集英社)のモデルみたいなおしゃれ顔だ。やっぱり2世は生まれ持った素質からして芸能人になりやすいのかも。

しいちゃん 順調そうな2世ばかりではないよ。村上ショージの娘のTSUMIKI☆YANKE(つみき・やんけ)は、7月13日、YouTubeチャンネル「よしもと大阪芸人チャンネル」の生配信で「つみき」に改名したことを発表。彼女は、近畿大学文芸学部芸術学科を卒業した後、大阪NSCに入学し、「バターぬりえ」としてデビュー。18年3月に「ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅ」に名前を変えたものの、覚えてもらいにくいとの理由で昨年3月に「TSUMIKI☆YANKE」へと再び改名。

編集G ちょっ、ちょっと待って、なにひとつ名前が入ってこない。ひらがな3文字に改名にしたことで、認知度が高まればいいんだけど。

しいちゃん いろいろと頑張っているようなんだけどね。13年にはバラエティ番組発の賞レース『あらびき団 presents あら-1グランプリ2013』で芸人として初代チャンピオンになったものの、18年には芸人を引退。今後は文化人・芸術家・女優として活動すると発表し、19年にNetflix映画『愛なき森で叫べ』(園子温監督)に出演したよ。自身のYouTubeチャンネル「ラリヤーマリヤーうつたつ・ラリヤーマリヤーうつた」ではエピソードトーク、アニメーション、MV、短編映画などを公開している。

編集G 経歴の一貫性のなさに「なにがなんでも芸能界にかじりついてやる!」という気合を感じたよ。なにかしら当たるといいんだけど。2世は最初こそ話題性で注目されるものの、数年もたつと真価が問われる。実際、消えた2世も少なくないからね。チャンスを最大限生かして頑張って!