ガーシー、切り抜き部隊が続々と「一発BAN」もゲリラ配信で徹底抗戦

 先日の参院選比例代表で初当選を果たした、暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和の周辺が騒がしい。20日に複数の「切り抜き動画」のチャンネルがBAN(アカウント停止)されるなど“包囲網”が狭まるなか、視聴者の「捨てアカ」を使ったゲリラ配信で楽天・三木谷浩史会長らの暴露をすると息巻き、徹底抗戦の構えを見せている。

 現在、東谷のYouTubeアカウントはメインチャンネル…

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叶姉妹の人生相談が「人を傷つけない」ワケ――ポスト瀬戸内寂聴としての腕前

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今週の有名人>
「責任と覚悟をちゃんと持って、人様には迷惑をかけない」叶姉妹
『マツコ会議』(7月16日、日本テレビ系)

 新聞や雑誌には、よく人生相談のコーナーがある。読者のお悩みに、作家やコラムニストなどの有識者が答えるというものだが、答える側の個性や性格が明らかになって面白い読み物だなと思う。しかし、今の時代、「人生相談されること」を仕事にするのは、大変なことではないだろうか。

 『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)で、ぺこぱのポジティブな漫才が話題を呼んだあたりから、「人を傷つけない笑い」という言葉が聞かれるようになり、エンタメ界はそちらの方向に舵を切っているように見える。それは歓迎すべきことだが、その一方で、完全に「人を傷つけない」ことはとても難しいのではないかとも思う。なぜなら、いくら「人を傷つけないように」とこちらが心を砕いたとしても、傷つくかどうかを最終的に決めるのは、受け取る側だからである。

 人生相談においても、相談者には、傷つきやすい人もいれば、そうでない人もいる。ただ話を聞いてもらい、優しい言葉をかけてもらいたい人もいれば、実質的なアドバイスがほしい人もいるだろう。そのあたりの相談者のニーズを読みつつ、読者にも「なるほど、その通りだ」と思ってもらえるような客観的な意見を言わなくてはいけない。やはり、悩み相談を受けるのは、相当難しい仕事といえるのではないだろうか。

 そんな中、オーディオストリーミングサービス「Spotify」で、昨年8月から配信が始まったトーク番組『叶姉妹のファビュラスワールド』の人生相談が、今、大人気だそうだ。開始早々、ポッドキャストのランキングでたびたび1位を取り、視聴者からは「聞くだけで自己肯定感が上がる」「癒やされる」などの声が上がっているという。

 その評判を受けて、7月16日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)には、叶姉妹がリモート出演した。番組では、どんなお悩みが寄せられているかの実例と、叶姉妹の姉・恭子サンの回答を紹介していた。

 例えば、「常に周りの人、特に職場(の人)の顔色を伺いながら生きています。自己肯定感高く、周りに気を使いすぎず、ポジティブに生きるコツを知りたいです」というお悩みに対し、恭子サンは「今は自分の周りにどんな方たちがいるのか表面的にしか知らない方が多すぎる」とし、「だから、その方たちに自分がどういうふうな目で見られているのかなんて、全く気にする必要がない」「『風が吹いているわ』というふうに思っておけばいい」と回答。

 また「正しい人との距離感の取り方を教えてほしい」というお悩みに対しては、「距離感なんてないの」「なぜかというと、その方のパーソナリティーや環境や、取り巻くこともいっぱいあるでしょうから、距離感を取るなんてそんな難しいことできない」「自分と空気、自分と物質という考えでいい」と話していた。

 正直、私にはあんまりピンとこないが、“人の目を気にする必要はない”“他人を空気や物質と思え”という教えは、人間関係について考えすぎてしまい、がんじがらめになっている人には、待ちに待った言葉なのかもしれない。あるリスナーは「自分本位で考える、自分がどうしたいのかを、明確にお姉さまのほうが話してくれて、そこですごい共感ができる」と話していた。

 叶姉妹は「私たちは絶対に決めつけとか、押しつけとかしない」「いろんな方がいろんな感じで捉えてくださっている」「正解(の回答)をしなくていい」と言っている。なので、叶姉妹のアドバイスの“真意”というものが、完璧にはつかみきれないのだが、リスナーの女性の「自分本位で考える」という解釈には違和感があった。

 自分本位というのは、他人の気持ちではなく、自分の気持ちを中心とした物事の考え方を指し、どちらかというと“自分勝手”寄りの言葉である。確かに恭子サンは「もっとみなさん自由に」と言っていたし、叶姉妹としても、人目を気にするな、他人なんて空気と思えというような発言をしているので、自分中心の考え方をしているように感じる人もいるだろう。

 しかし、その一方で、こうも言っている。「もっと自由に、もっと心を解き放していいのですよって話しているのですが、その中には責任と覚悟をちゃんと持って、人様には迷惑をかけない」「これが基本の叶姉妹のポリシーの一つです」。

 つまり、より多くの自由を謳歌するために、背負わなければならないものもあると言っているわけだ。

 繰り返しになるが、叶姉妹は言葉をかみ砕いて説明しないので、責任や覚悟が具体的に何を指しているのかはわからない。なので、単なる私の推測になってしまうが、先ほど例に出した「自己肯定感高く、ポジティブに生きるコツは?」というお悩みに対する、恭子サンの回答の意味について考えてみよう。

 「人からどんなふうに見られているかを気にしない」ことは、仮に他人が自分を高く評価していなかったとしても、その評価に縛られない自由の行使と言えるだろう。しかし、そういう生き方をして、人との距離を縮めないようにしていると、職場でなんとなく浮いてしまう可能性がないとは言えないし、上司によってはウケが悪いこともあるので、そのあたりを受け入れる覚悟はいる。

 また、職場で浮いていると、なんとなく疎外感を覚えて、ネガティブになってしまうかもしれない。会社というのは本来、給料に見合った働きをする場所なので、メンタル面で仕事に悪影響を及ぼすのはNGだろう。しかし、仕事の責任を全うする働きをするのなら、誰にも迷惑はかけないわけだから、その態度を貫けばよい。叶姉妹の意図するところはこんなことではないだろうか。

 こうやって考えていくと、叶姉妹の言う“自由”とは、自分本位のものではなく、自分のやるべきこと(仕事)をやった上で堂々と行使するものであり、自分と周囲(職場)、どちらにも恩恵をもたらすものと言える。繰り返すが、これは私の単なる推測にすぎないが、少なくとも叶姉妹は「自分本位でいい」とは言っていないように感じるのだ。

 自分に本気でない男性に時間を費やしている女性のお悩みに対して、恭子サンは「女性の人生をパールのネックレスにたとてみて。一粒一粒、川に捨てていってるようなもの。だんだんと捨てすぎてることを、ご自身が気づかない時に、最後に残るものはそれをつないでいた紐だけなんですよね。だから、ご自身の人生が真珠の玉をいくつ無駄にしないかを、よくよく考えてみたらいかがでしょうか?」と、たとえを使いながら、アドバイスしている。

 たとえというのは話をわかりやすくする効果もあるが、実は話の焦点をぼんやりさせる働きもある。なので、感覚が鋭敏な人は、叶姉妹の話から、より多くの教えをキャッチするだろうし、そうでない人はざっくり理解するだろう。

 先ほどの「自己肯定感高く、ポジティブに生きるコツは?」という悩みの回答の捉え方が、あるリスナーと私で違ったように、叶姉妹の人生相談は「人によって気づく点が異なる」ため、結果として「人を傷つけない」回答になっているのではないか。

 人生相談といえば、昨年亡くなった瀬戸内寂聴さんの独壇場だった。寂聴さんの人生相談の特徴は、夫を亡くして悲しみに暮れる女性が寂庵を訪れた際に「あなた、きれいだから恋愛でもしなさい」と勧めるなど、笑いを交えながら、「欲望を解放せよ」とする回答に特徴があったように思う。

 それに対し、叶姉妹が勧めるのは自由と責任。恋愛や結婚を重要視しなくなってきた現代に、ちょうどフィットしているのではないだろうか。ポスト寂聴さんは叶姉妹で決まりな気がする。

SATUSSY(韻踏合組合)が見てきた約20年のラップとポリコレ

 ラップとポリティカル・コレクトネス――同居することはあれど、完全に溶け合うのは難しい。歯に衣着せぬ生々しいラップのリリックには、差別用語や暴力的な表現を躊躇なく使う曲が数多く存在する。しかし、その刺激こそラップの魅力のひとつでもある。ただ、誤解しないでほしいのは、ラップは無知や差別、そして暴力を推奨していない。むしろ、メディアが伝えない現実を音楽にして広め、被差別や暴力に対抗、もしくは消化…

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KinKi Kids、吉田拓郎にいら立ち!? 『LOVE LOVE あいしてる』最終回前に知りたいエピソード

 KinKi Kidsと吉田拓郎が司会を務めてきた音楽番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)の最終回が、7月21日に放送される。

 同番組は、1996年10月から2001年3月までレギュラー放送され、17年7月には『LOVE LOVE あいしてる 16年ぶりの復活SP』として復活。そして今回、5年ぶりに『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』と題して放送されるが、吉田は今年いっぱいで芸能活動の終了・引退を発表しており、同番組が最後のテレビ出演になる。さらに、『LOVE LOVE あいしてる』自体も、26年の歴史に幕を下ろすこととなった。

 フジテレビの公式サイトでは、「今回の特番が実現したきっかけ」が明かされている。なんでも、今年の年始にKinKi Kids・堂本光一が、吉田に「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」とメッセージを送ったそう。吉田はこれを受け、KinKi Kids・堂本剛ら出演者、そして番組プロデューサーにも連絡し、放送が決まったのだとか。

 “共演者”という域を超えた交流がうかがえるが、これまで、KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)では、2人から吉田にまつわるエピソードがたびたび語られてきた。『LOVE LOVE あいしてる』の最終回放送に合わせて、その内容を振り返ってみたい。

KinKi Kids、吉田拓郎にイラッ!? 結婚の話題に「なんで?」

 『KinKi Kidsどんなもんヤ!』19年6月17日深夜の放送には、光一と剛が揃って番組に登場。かつて放送されたKinKi Kidsの冠番組『堂本兄弟』(フジテレビ系、01〜14年、04年に『新堂本兄弟』に改題)の共演者である、篠原ともえと高橋みなみが結婚したことに触れつつ、リスナーからの「この流れに乗って、KinKi Kidsのお2人も幸せも掴んでください」というメッセージを紹介。

 光一と剛はこれに「大きなお世話」と反論していたが、実は吉田からも「篠原が結婚したね。次は君たちの番だね」というメールが届いていたそう。剛は「なんで篠原が結婚したら、次俺らの番になるの?」「何の順番なん?」と苛立ちを隠せない様子で、リスナーからも「悪気はないだろうけど、余計なお世話」と苦言が漏れていた。

KinKi Kids、『LOVE LOVE あいしてる』ハワイロケを回想

 『KinKi Kidsどんなもんヤ!』20年12月14日深夜の放送にもKinKi Kidsが2人で登場し、『LOVE LOVE あいしてる』の思い出を語った。吉田が“ハワイ好き”ということで、同番組では1997、98年にハワイロケが行われていたが、剛は「拓郎さんが船酔いしたのとかも思い出になってる」とのこと。光一も当時を振り返りながら、「青春やな、青春してるなあ~」としみじみ語っていた。

 また、剛はこの旅で吉田から、「下の世代の人たちに対して、しなきゃいけないこと」を教わったとか。光一も「ありがたい」と感謝を伝えていた、その内容とは……?

KinKi Kids・堂本光一、「ここぞというとき」吉田拓郎から届く言葉

 最後は、今年2月7日深夜の放送を振り返りたい。この日は光一が出演し、前述した“年始のメール”についてトーク。リスナーから「吉田拓郎さんがラジオで、元旦に最初にメールをくれたのが光一さんだったと言っていました。『電話に出られなくてすみません』と送ってきたという光一さんに『出ろよ、出る気ないだろ?』と笑っておられました」とメッセージが届き、光一が弁解することに。

 なんでも、吉田から電話があったのは「朝方」だったといい、「出る気はありますよ!」と主張。一方、吉田は「ここぞというとき」に連絡をくれるそうで、光一は「本当にありがたいですよね」と感謝していた。

 この時、「またご一緒できる機会を楽しみにしています」と吉田にメッセージを送っていた光一。『LOVE LOVE あいしてる』では、どんなやりとりが見られるのか楽しみにしたい。

LE SSERAFIM ガラムの早期脱退は「日本デビューへの布石」

 20日、6人組K-POPグループ、LE SSERAFIM(ル セラフィム)がキム・ガラムの脱退を発表した。所属事務所HYBEと傘下レーベルSOURCE MUSICはガラムとの専属契約を打ち切ったと報告、今後は5人で活動を続行するという。

 LE SSERAFIMは今年5月2日に1stミニアルバム『FEARLESS』でデビューするや、韓国のチャートで歴代ガールズグループデビュー…

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あびる優が告発、才賀紀左衛門の「子ども連れ去り」はレアケースではない――元夫を罪に問えず「わが子から引き離された母たち」

 あびる優が、ニュースサイト「文春オンライン」の7月20日付け記事で、前夫で格闘家の才賀紀左衛門による娘の連れ去りを告発した。現在7歳になる娘は、才賀とその交際女性の3人で生活しているが、21年4月に東京高等裁判所により、親権者があびるになることが決定したという。

 あびると才賀は2014年に結婚。翌15年5月に娘が誕生したが、19年に離婚。このとき、親権は才賀が持つと公表された。その後、あびるは親権者変更を求める調停を起こし、昨年、正式に親権者があびるに決定。娘の引き渡しが確定したものの、現在に至るまで才賀は行動に移していないという。

 あびるは、こうした状況について「文春オンライン」の取材で、「違法な“連れ去り”状態にあるのです」と才賀を糾弾している。

 このニュースが報じられると、ネット上は騒然。「裁判で決まったのなら素直に子どもを優さんに引き渡すべき! これ略取・誘拐罪になるんじゃないのかな?」「親権が法的に正式に認められた。強制的に執行のようなことはできないんだろうか」と、法律について疑問を抱く声や、「才賀の親権が棄却された、というのは、生育環境に問題があると見なされた。なかなかないことだと思う」「法的にはあびるに戻すように結論が出たが、娘に毎日あびるの悪口を言って、刷り込みを頑張ってるかもしれない」などと、才賀に否定的なコメントも多い。

 今回の告発で注目を集めた子どもの「連れ去り」だが、実はこうしたケースは少なくない。サイゾーウーマンでは、離婚前に夫が子どもを連れ去り、親権を争うもそのまま会えなくなった女性や、〜〜〜の女性などにインタビューを行っていた。全十回の連載「わが子から引き離された母たち」のうち、元夫の連れ去りを罪に問えなかったという女性を、この機会に再掲したい。


(初掲:2021年9月20日)

 『子どもを連れて、逃げました。』(晶文社)で、子どもを連れて夫と別れたシングルマザーの声を集めた西牟田靖が、子どもと会えなくなってしまった母親の声を聞くシリーズ「わが子から引き離された母たち」。

 おなかを痛めて産んだわが子と生き別れになる――という目に遭った女性たちがいる。離婚後、親権を得る女性が9割となった現代においてもだ。離婚件数が多くなり、むしろ増えているのかもしれない。わずかな再会のとき、母親たちは何を思うのか? そもそもなぜ別れたのか? わが子と再会できているのか? 何を望みにして生きているのか?

第5回 キャサリン・ヘンダーソンさんの話(後編)

▼前編はこちら

「『あなた犯罪者じゃないのに、なぜ2年間も子どもたちに会えないの?』と、私の国の友人たちから言われます」

 そう嘆くのは、高校生の娘と中学生の息子、2人の子どもを持つ、キャサリン・ヘンダーソンさん。彼女の祖国、オーストラリアでは共同親権、共同養育が当たり前、別れた後に子どもに会えなくなる母親は約1%にすぎないという。

 彼女はなぜ、遠い日本の地で、わが子と生き別れになってしまったのか――。後編では、生き別れになってしまうまでのことを聞く。

子どもに会えなくなるなんて、思ってもみなかった

――日本には戻ったんですか?

 もちろん。私は学校で働いていて、生徒たちに対する責任がありますから。そのまま子どもとオーストラリアに住むことは考えませんでした。もしオーストラリアでそれをやると、アブダクション(誘拐)と見なされて罰せられます。でも今思えば、弁護士事務所に行くことを彼に予告してしまったのは、失敗でした。

――なぜ予告したんですか?

 離婚する気はなかったし、嘘はつきたくなかった。それに「隠すべきではないな」って思ったんです。そもそも私、離婚しない方法を考えるために、弁護士事務所に行くつもりでしたし。でも彼は、私の予告を宣戦布告と捉えたんでしょう。このままだと、キャサリンに子どもを連れていかれてしまうと。

――彼は、どんな手を打ってきたんですか?

 私が弁護士事務所を訪れる前日の18年1月17日、「明日、弁護士事務所に持っていってください」と敬語で言われて、記入済みの離婚届を渡されました。その届の親権者は私になっていました。

――とすると、その離婚届は使わなかったんですね。使っていたら、子どもたちの親権は、あなたのものだったのでは?

 そうなんです。でも私、そのとき、離婚する気がなかったし、日本の単独親権制度の怖さがよくわかっていなかった。まさかその後、会えなくなるなんて思ってもみなかった。だから、区役所に提出しなかった。

――では、彼が子どもたちを連れ去ったのはいつですか?

 その前に彼は離婚協議書の草案を作成して、私に渡しました。そこには、養育費の金額とかの条件がいろいろ書いてあった。彼が作った草案に私が目を通して修正した後、2月21日に承認しました。そして、その後すぐ、私が仕事から帰ってきたら、彼が家からいなくなっていました。何も言わずに。彼の荷物もない。数日前に「これが新住所」と記されたメールが届いただけ。

――そのとき、子どもたちは連れ去られたのですか?

 いえ、子どもはまだ家にいました。だから、次の日から、私ひとりで子どもの世話をしなければならなかった。それで、私の母が子育てを手伝うために、オーストラリアから来てくれました。

――それから彼とは、どんな関係だったんですか?

 次の週は息子の誕生日だったので、「家族4人でレストランに出かけましょう」と提案しました。すると、彼は来ました。でも、その食事は本当につらかった。私たちを捨てた彼とは会いたくなかった。彼が許せなかった。

――それでも、子どもたちのために頑張ったんですね。その後は? レストランでお別れしたんですか?

 私たち3人の車に無理やり、彼が乗り込んできて一緒に家に帰ろうとした。「俺の家に帰るだけなのに何が悪いんだ。キャサリンが俺に指図することはできない」って言って。でも、私、我慢した。息子の誕生日なのに、ケンカするところを見せたくなかったから。

――迷惑に感じたでしょう?

 そう思った。だって彼、その日、午後10時半を過ぎても帰らなかったんですよ。私は翌日学校があるから早く寝たかったし、鍵をかけたかった。だけど、帰ってくれなかったので、寝られなかった。

――で、その後の彼は?

 子どもたちに会いに、週3回のペースで来るようになりました。

――それは意外な展開です。

 子どもたちと一緒に出かけたり、なぜか息子と2人でシャワーに入ったり。その上、使用済みの自分のタオルを、「これ俺のタオル」だと言って置いていったり。

――帰るのも遅いのですか?

 そうなの。私は朝が早いから、早く帰ってほしかった。だけど、彼は「これは俺の家だ」と言って、別居先の家になかなか帰っていかない。だから、子どもが宿題できなかったりしたこともしばしばあった。

――彼が何をしたいのか、わからなくなってきました。

 4月、彼は行動を起こしました。別居をやめて戻ってきて、私と子どもたちの仲を引き裂く工作を始めたんです。まだ母がいるときに。そして私がいないときに、いろいろと私の悪口を言って、子どもたちが私を嫌いになるようにしていたんです。

――片親疎外(PAS)ですね。でも、子どもたちと一緒に住んでいるなら、効果が薄いのでは?

 そうでもなかった。毎日毎日、私の悪口を言われ続けると、子どもたち、信じるようになった。親子関係は良好だと思っていたので、気がついたときはショックだった。

――いつ気がついたんですか?

 毎年8月、子どもたちを連れてオーストラリアに行っていたんですが、その年、出発の1カ月ほど前に息子にこう言われました。「マミーに連れ去られるから行けない。パパが裁判を起こしたら2年かかる。そうすると私たちはパパに2年間会えなくなる」って。

――それはショックですね。

 そのとき、私は「連れ去り」とは何かを知りませんでした。まだ8歳の息子がなぜそんな言葉を知っているのかなと思い、「連れ去りって何?」と聞いたんです。すると息子は「わからない」って。そばにいた娘は、やりとりを見て、「まずい」という表情をしました。2人に彼が「連れ去り」の話をしたのだと思います。

――ひどいですね。

 当時、父がアルツハイマーにかかっていて心配だった。だから、子どもたちをオーストラリアに連れていって、顔を見せたかった。でも、子どもたちは彼の言葉を信じてしまって、一緒に帰ってくれなかった。悲しかった。でもどうしようもない。だから、私ひとりで、2週間ほどオーストラリアに帰りました。

――引き離すことに彼は必死ですね。

 そうなの。もしオーストラリアで同じようなことをすれば、彼が親権を失います。別れても、共同で責任をもって養育するのが当然だから。もし相手の合意を得ずに子どもを連れていったら、実子誘拐として罰せられます。

――オーストラリアでは、離婚はどのように進められるのですか?

 例外を除いて1年間、離婚する前に別居しなければならない。それが法律で決まっている。その間に、しっかりとした話し合いが行われるんです。その間に、考え直したり、お金のことを決めたり、養育計画を作り上げたりする。そうした決まり事を経たあと、弁護士とかに見せにいってOKが出たら、やっと離婚できる。オーストラリアは親権のことを何年か前に「ぺアレント・レスポンシビリティ(親責任)」とした。親が子どもに対して責任を持つ。だから、子どもから逃げることはできない。

 日本では紙一枚だけで離婚できるから、責任を取らなくても離婚ができる。親権のことも紙一枚で決められてしまう。オーストラリアでは、親権のない親が子どもに会えなくなっても知らんぷり、という日本の離婚制度とは全然違う。

――彼が子どもたちを実際に連れ去ったのはいつですか?

 私がオーストラリアから戻って約8カ月後の19年4月16日、彼に子どもたちを連れ去られました。

――その日の経緯を教えてください。

 私が朝起きて職場に行って、夕方自宅に帰ってきたら、全部なくなっていました。テレビ、電子レンジ、炊飯器、車、ソファ。全部なくなりました。お皿、コップ、鍋、ポット。全部なくなっていた。それに子どもたちもいなくなっていた。

――1日でそういうことができるのは、あらかじめ計画してないと無理ですね。

 でも裁判では、子どもは14歳と10歳で、まだ未成年だから連れ去りじゃない、それに物を持ち出すのは犯罪ではないと判断された。私の許可なしに盗んだのに。

――日本人として申し訳ない。

 彼だけじゃなくて、裁判所や日本の法律が、私を悪い目に遭わせている。

――そもそもビジネスで忙しくなったんだったら、彼には子どもを育てる時間もないじゃないですか? 行動が矛盾しているように思います。

 そうなの。彼が本当にやりたかったのは、自由な時間を持つこと、ビジネスをすることでしょ? でも子どもを連れ去って、子どもの世話をしなくちゃならなくなった。だから、今はそれができなくなった。それに家族を壊してしまって、子どもたちや私を傷つけた。男として父親として、完全な失敗。子どもに自分のお母さんを嫌いにさせるのってすごい。本当に恥ずかしい。全然尊敬できない。

――彼は、なぜ子どもたちをあなたに会わせることを、そんなに拒否するのでしょうか? 会わせたほうが楽なのではないかと思いますが。

 「キャサリンが家庭を壊した犯人だから、キャサリンが悪い。だから、子どもと会う資格がない」というストーリーを彼は裁判で言い、子どもにも家で言い続けました。だから、私に会わせるとストーリーが壊れる。それが嫌。

 もし私に会わせたら、「お母さんはあなたたちを愛してるよ」っていうことを、子どもたちが思い出すでしょう。そうすると、2人は母親と一緒に住みたがる。それを恐れて、完全に私と会わせないようにしている。私が本当はいい母親だから、こういう状態になったんだと思います。

――その後、どうなりましたか?

 20年11月に判決が出て、親権者は彼になりました。連れ去りしたこと、片親疎外をしたことを罪に問うことはできなかった。それとは別に、面会交流の調停で、後日、ビデオレターを見せることが決まっていました。

――そのビデオレターは、どんな内容だったのですか?

 私から子どもたちに向けたメッセージで、長さは20分間です。そのビデオレターを、私の弁護士が子どもたちにオンライン(Zoom)で見せる予定でした。

――子どもたち、喜んだでしょう?

 いいえ。Zoomにつながった子どもたちの反応は、そうではありません。娘が私の弁護士に「私たちには見る義務があるのですか?」と言ったんです。弁護士が「別に」と答えると、娘は「私たちは見るのを拒否します。私たちはビデオを見たくない。お母さんの顔を見ると、気持ち悪くなるから」と言って、ビデオレターの視聴を拒否されてしまいました。Zoomにつないでいたのは、たったの10分間でした。

――言わされてるようですね。

 20年12月の調停で、調停委員にこう言われました。「子どもが嫌がっているなら、面会は無理です。子どもたちは、あなたに会わなくても大丈夫。子どもの将来を考えて、会いにいくのを遠慮してください」と。そうして、「今後、面会交流はなし」という判断が出た。私はすごくショックを受けて、足がゼリーみたいにグニャグニャになって、立って歩くことすらできなくなった。そのとき、待合室で2時間ぐらい泣きました。

 21年1月、追い打ちをかけるように、彼のほうから通知が来た。そこには、次のように書いてあった。婚姻費用(離婚前に配偶者と子どもたちに払う生活費)を払え。4人で住んでいた家から1週間以内に立ち退けと。1月にその手紙が来て、その後、ショックのあまり体調を崩し、約7週間、家から出られなくなった。

 3月になってようやく、家を出られるようになった。だけど、通勤中にパニック状態になって、たどり着けなかったり。学校に着けたとしても、その途端にすごくストレスを感じて、保健室で休んでいたりしました。「生きているのは嫌。子どもがいない人生はいらない」って、そういうことばかり考えてしまう。

 オーストラリアにある自殺防止の公共電話サービスに電話したり、カナダのカウンセラーにオンラインで相談に乗ってもらったり、漢方薬で症状を抑えたりしていて、今はこうしてやっとインタビューに答えられるようになった。

――子どもたちとは、まったく会っていないのですか?

 3月に、息子の小学校の卒業式に参加しました。私と校長先生といい関係をつくっていたので、それができた。でも、息子の入学した中学校がどこかは知らない。今はどこにいるのかすらわからない。

――今後、どうやって生きていきますか?

 今は、私が何をやっても、子どもに会うことができない。連絡先がわかっても、会うのを拒否されるでしょう。となると、子どもの気持ちの変化を待つしかない。でも、このようなインタビューを、たまたま子どもたちが見つけて読めば、私が何を考えていたかを知ることができるでしょ? そうすれば私の気持ちをわかってくれるし、きっと会いに来てくれる。私はそれを信じている。
(西牟田靖)

――連載「わが子から引き離された母たち」バックナンバーはこちら

――連載「別れた夫にわが子を会わせる?」バックナンバーはこちら

業務スーパー「買ってはいけない」商品は、揚げなす乱切り!? 業スーマニアが悪い口コミを斬る

――「月の食費5,000円」を掲げる節約大好き俳優・布川隼汰が、スーパーの購入品&節約料理を公開! 今日はどんな激安食材と出会えるでしょうか。

 この世に「完璧な商品」なんてものは存在するのでしょうか? 人に好き嫌いがある限り、全人類から100点満点をもらえるのは有り得ないことです。

 僕がこよなく愛する業務スーパーの商品にも、良い口コミもあれば悪い口コミもあり、「買ってはいけない」なんて紹介されている例もあります。今回はそんな「悪い口コミ」に焦点を当て、業スーマニアであるワタクシめが「いや、それならもっとこういう使い方があるよ!」と商品の可能性を広げて差し上げます。

 買ってはいけない業スー商品、俺の胸に飛び込んでこい!!

買ってはいけない業スー商品1.「ポテトサラダ 1kg」348円(税込)

 冷蔵保存の袋商品。ほかにも「マカロニサラダ」や2つを合わせた「ポテトマカロニサラダ」などがある。

悪い口コミ例

・食感がベチャッとしていてあまり良くない。
・少し甘くて、マヨネーズの味が薄い。

業スーマニアが「悪い口コミ」を斬る!

 まず食感についてですが、いわゆる「ホクホクのポテトサラダ 」とは違う食感なのは確か。どちらかというとマッシュに近い印象です。であれば、マッシュポテトとして扱ってあげればいいだけの話! マッシュポテトも立派な料理ですからね。一方、例えば細かく切った漬物をプラスしたり、フライドオニオンをかけたり、ほかの食感で楽しむ方法もあります!

 次に味について。ドレッシングが少し甘めで、給食に出てくるようなポテトサラダというイメージです。甘いのなら、甘さを生かす方法を考えるのが一家を任された料理人の腕の見せどころ! テレビで「芋が甘くておいしい~!」という食リポをよく聞く料理を考えたとき、最初に思いついたのが「コロッケ」! というわけで、今回は業スーのポテトサラダでコロッケを作っちゃいましょう!

解決レシピ「揚げないポテサラコロッケ」

(材料)
ポテトサラダ……300g
鶏そぼろ(業務スーパー)……30g
パン粉……30g
オリーブオイル……少々
黒胡椒……少々
ソース……お好みで

1.パン粉を乾煎りし、色がついてきたら火を止め、オリーブオイルを少量和える。
2.ポテサラと鶏そぼろ、胡椒を耐熱容器に入れ、500Wで3分チン。
3.粗熱を取ったポテサラをラップで成形し、パン粉をまぶしたら完成!

◎ワンポイント
・熱々のまま食べたいorまぶす作業が面倒な方は、上からパン粉をかけるだけでOKです!
◎感想
 これは新たな食べ物の誕生です! ポテサラでもあり、コロッケでもある……。あくまで使っているのはポテト「サラダ」なので、しっかり野菜の風味も感じられるし、鶏そぼろのおかげで肉感もプラスに。黒胡椒のアクセントでポテサラの甘みが上品に引き立ちます。

 ソースをかけるなら、辛めのウスターソースがおすすめ。見栄えを意識して丸く仕上げましたが、面倒くさかったので次からはパン粉ぶっかけるだけにすると思います(笑)。

 一般的なカレールー。甘口・中辛・辛口の3種類からなり、固形カレールーの中では断トツの安さを誇る。

悪い口コミ例

・カレールーのベースだけなのでおいしくない。

業スーマニアが「悪い口コミ」を斬る!

 業務カレーは、このルーをベースに、独自の配合を加える前提で作られているので、ある意味クセがないです。僕もそのままではあまり利用しないかもしれません。そんなアナタにおすすめするのが、業スーでも買える「うこん」! いわゆるターメリックです。これを駆使して自宅で簡単に本格派なカレーを作っちゃいましょう!

解決レシピ「家庭とインドのミックス! 自宅で本格チキンカレー」

(材料)
業務カレー……100g(半箱)
鶏むね肉……250g
玉ねぎ……1個
トマト缶……200g(半缶)
にんにくチューブ……1cm
水……600cc
牛乳(豆乳でも)……150cc
無糖ヨーグルト……100g
うこん……小さじ1と1/2
一味唐辛子……小さじ1/2
塩……小さじ1

1.みじん切りした玉ねぎとにんにくチューブを、弱火で飴色になるまで炒める。
2.トマト缶、ヨーグルト、鶏むね肉、うこん、一味を加えて、中火で2分ほど炒める。
3.カレールー、水、牛乳を入れて弱火で15分~30分煮込んだら完成!

◎ワンポイント
・鶏むね肉はフォークで穴を開け、ヨーグルトにつけておくと柔らかくなります。そのままヨーグルトごとカレーへin!
・カレーは煮込んでいる間、数回かき混ぜるようにしましょう
◎感想
 インド風でありながら日本人の口にもなじむ、インド風チキンカレー! 手軽にスパイスカレーを食べているような感覚になれます。ヨーグルトや牛乳を足すことでバターチキンカレーに近いコクを出せます。あとは一味唐辛子の量で辛味加減を調整。このカスタマイズ感が楽しい。業務カレーのベースがあるので、全体のバランスを深く考えずに自分好みにアレンジできます!

 業務スーパーの冷凍野菜の中でも人気の高い1品。すでに油通しは済んでおり、カットもされているのでレンジで、温めたり、炒め物に入れるだけでいいという手軽さも魅力な商品。

悪い口コミ例

・水分が抜け、しわしわで見た目もおいしそうには見えない。
・油臭さがある。
・レンジで温めると、ベチャベチャになった。

業スーマニアが「悪い口コミ」を斬る!

 この商品にも悪い口コミがあるのか……というのが正直な印象。僕は買い物に行くたび購入している大好きな商品なので、ちょっとびっくりしました。

 しかし悪い口コミを見ていると、ある程度、調理方法でカバーできそうだなぁという印象を受けました。確かに生の状態のナスよりは食感が落ちるので、「無理に食感を追い求めるのではなく、逆にトロトロのナスにしてしまえばいいのでは?」という概念から生まれたのが次のレシピです! ぜひお試しあれ!

解決レシピ「トロトロナスとねぎマーボー」

(材料)
揚げなす乱切り……200g
鶏そぼろ(業務スーパー)……100g
にんにくチューブ……1cm
小ねぎ……30g

●水……50cc
●醤油……小さじ1
●鶏だしの素……小さじ1/2
●砂糖……小さじ1/3
●片栗粉……小さじ1/2
●一味唐辛子……小さじ1/3

1.フライパンに油を引き、にんにく、なす、鶏そぼろを中火で炒める。
2.●の材料を混ぜ合わせたものをフライパンに加え、弱火でふたをして火にかける。
3.5分ほど火にかけたら刻んだ小ねぎを加えてさっと和え、でき上がり!

◎ワンポイント
・調理時間を短くするには、●の材料を混ぜている間に、レンジでなすを加熱しましょう。そうすれば3つ目の工程の火にかける時間は1~2分で大丈夫です!
◎感想
 ご飯が進みまくる中華おかず! しっかり煮詰めることでナスがトロトロになる一方、おかげでねぎや鶏そぼろのアクセントがよく効きます。

 しかも、実はこのレシピ、耐熱容器に全部入れて加熱してもできてしまうというとんでもない裏ルートがあるんですよね……! もちろんフライパンで作ったほうがおいしくはできるのですが、もし時間がなかったり、面倒くさかったりしたら、究極の「ぶっこみレンチンver.」も作ってみてください。生ものを使ってないので、加熱が足りずに危険なこともありません!

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いよいよ開催! 『ニゲロック』色々モヤモヤする世の中、囚人パワーでぶっ飛ばせ!!
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TOKIO・国分太一が明かす、「オレってなんかカッコいいな」と感じる瞬間とは?

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が7月20日に放送された。この日の“友達ゲスト”は俳優の磯村勇斗。女性代表ゲスト枠「エンジェルちゃん」として、お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイも登場した。

 番組恒例の「友達ってことで聞いていいですか?」コーナーでは、この日もTOKIOや山崎からさまざまな質問が繰り出され、磯村の素顔が次々と明らかに。その中で、国分太一が「初体験のドキドキ教えて」と投げかける場面があった。

 この意味深な国分の質問に、山崎が「大丈夫ですか、この話!?」とツッコむと、国分は「違う」と苦笑いしながら下ネタではないと否定し、「例えば僕、オープンカフェ行ってパソコン開くって、すごいドキドキするんですよ」と説明。

 「今は当たり前に見られる光景」と指摘する松岡昌宏に、「そうそう」と同調しつつ、「でもやったことなかったし、やってる人を見ると『うわ~! 自然にこういうことできるんだ。かっけえな』って」思っていたと語った。

 TOKIOといえば、2021年4月からジャニーズ事務所の子会社として設立した「株式会社TOKIO」に所属。取締役社長は城島茂で、取締役副社長兼広報を松岡、取締役副社長兼企画を国分が担っている。また、今年5月には福島県・西郷村で新たなプロジェクト「TOKIO‐BA(トキオバ)」を始動させ、関連会社として株式会社TOKIO‐BAを設立。国分が取締役社長に就任し、自ら企画書やプロジェクトのロゴデザインをパソコンで作成したことをメディアのインタビューなどでも明かしている。

 そのため、必然的に外で仕事をする機会も多くなった様子の国分は、いざ自分でもカフェで作業をしてみたところ、「『オープンカフェでパソコン開いてるオレって、なんかカッコいい』みたいに思ってる自分もいる」と照れながら告白。憧れていたカフェでの作業に恍惚感はあるものの、一方ではまだ「ちょっとドキドキする」という。

 なお、磯村の“初体験のドキドキ”は、現在公開中の主演映画『ビリーバーズ』の撮影で、「初めて土の中に埋められた」ことだとか。「エロのことを考えすぎてしまって反省する」シーンで首から下を全部埋められたそうで、「ここ(頭)までいったら死ぬなってわかるくらい怖いなって思いました」「呼吸をすると共に(胸が)締めつけられていくっていうか……」と、ハードな撮影を振り返っていたのだった。

 この日の放送に、視聴者からは「カフェでドヤ顔してる太一くん想像して笑った」「カフェでのパソコン、最初は確かに抵抗あるかも!」「カフェでも仕事してるって多忙だな~」「磯村くん『ビリーバーズ』どんな映画なの?」という声が集まっていた。

売れっ子の若手ジャニーズ・Z、「女性ウケが悪い」!? 業界スタッフからのリアルな“評価”

――業界関係者たちは、日頃いったいどんな思いを抱えながら芸能人と一緒に仕事をしているのか。芸能界で働く、業界のオンナたちが、あの芸能人の意外な素顔から職場の愚痴まで、ざっくばらんにじゃべり尽くす!

[今回の参加者]
A子:映画やドラマの撮影現場で働く30代。業界歴6年目
B子:A子の後輩で、業界歴2年目の20代前半

【今回のトークテーマ】ジャニーズタレントに関するリアルな“スタッフ評”

超人気者なジャニーズXは「いい人」と評判の一方、Yには「芸能人の中で一番嫌い」の声

A子 B子ちゃんは、一緒に仕事をしてみて「この人、パブリックイメージそのまんまだな」って感じたジャニーズタレントはいる?

B子 ある作品でご一緒したXさんは、まさに「イメージ通り」な方でしたね。下っ端のスタッフにも声をかけてくれましたし、撮影が終わって帰宅する際、車に乗り込んだ後にわざわざ窓を開けて、「ありがとうございました!」って言ってくれたこともありました。きちんとあいさつやお礼を伝えてくれるので、スタッフ内でも「いい人~!」と評判でしたよ。

A子 確かに、Xさんって超人気者だけど、悪い話はあまり聞いたことがないかも。些細なことかもしれないけど、あいさつしない人って案外いるもんね。

B子 撮影自体はわりとソロシーンが多かったんですが、現場では共演者やスタッフと積極的にコミュニケーションを取っていました。年下のキャストに、誕生日プレゼントとして某有名ブランドのかばんを渡しているところを見たときは、思わずほっこりしてしまいましたよ。ちなみに、センスも抜群でした。

A子 うわぁ、素敵~! もらった本人もうれしいだろうな。

B子 Xさんについて意外だったことを強いて挙げるなら、「存在感がなかった」ことですかね。オーラを消していたのか、撮影の合間、「あれ、そこに居たんですか!?」って存在に気づかなかったことが多々ありました(笑)。スターオーラを放たれるとそれはそれでこっちが萎縮してしまうので、ある意味ではありがたかったかも……。

A子 そんなXさんに比べて、同世代のYさんは、スタッフから結構嫌われている印象があるな。この間も、とあるスタッフが「苦手」って言ってた。

B子 彼、なにかとこだわりが強そうですし、監督やプロデューサーにも積極的に意見を言うタイプだから、「余計な口を挟むなよ」って鬱陶しがられていそうですね(苦笑)。

A子 彼が10代の時に一緒に仕事をしたっていう別のスタッフも、「今まで仕事をした芸能人の中で、一番嫌い」って話してた。Yさんも当時はまだ若かったし、ちょうどイキリたい年頃だったんだろうけど、何十年も前のことなのにいまだに「一番」に君臨し続けているところをみると、相当なことをやらかしたのかも。

B子 ジャニーズの若手では、Zさんもスタッフウケが悪いですよね。

A子 あまりいい印象を持っていないのって、特に女性スタッフに多くない? Zさん、売れっ子の1人なんだけどな……。

B子 とある作品で一緒に仕事をしたスタッフ仲間が、「初対面なのにいきなりタメ口を使ってきて嫌な感じだった」って言ってましたよ。本人のキャラクターも関係しているんでしょうけど……。

A子 ああ、想像がつくわ……。相手が自分より年上だったり、何回か一緒に仕事をしていて親しみを込めてタメ口で話しかけてくれるのはうれしいけど、初めましての状況でタメ口を使われると、ちょっと馴れ馴れしく感じちゃうよね。私たちは裏方だし、立場が下なのは十分わかっているけど、もし私が自分より年下のタレントに初対面でタメ口を使われたら、「もしかして、ナメられてる!?」って思っちゃうかも(笑)。

B子 相手はフレンドリーに接しているつもりなんでしょうけどね……(笑)。それこそ、先に挙げたXさんはZさんにとっては大先輩だけど、スタッフに対して敬語を使っていたし、やっぱりある程度の距離感って大事だなと感じました。

A子 逆に、私たちも言葉づかいや振る舞いには気を付けないとだね!