Sexy Zone・松島聡、マネジャーは“お父つぁん”!? 「我が子のように見てくれてる」現状明かし、ファンも感謝

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)の7月11~14日の放送に松島聡が登場。14日は、Sexy Zoneの仕事が増えたことを自分事のように喜んでくれるマネジャーの言動について語り、大きな反響を集めている。

 きっかけとなったのは、松島が雑誌で「身近な人で憧れているのはマネジャーさん」と話していたとして、リスナーから「なにかマネジャーさんとの最新エピソードがあれば教えてください」というメールが届いたこと。

 7月8日に、単独で下着メーカー「ピーチ・ジョン」の秋の新作ルームウェアのモデルを務めると発表されたばかりの松島だが、“マネジャーの反応でうれしかったこと”として「『ピーチ・ジョンさんのCMが決まりました』っていうときに、僕よりも喜んでくれるっていうか。自分のことのように新しい仕事が決まるごとに喜んでくれる」「なんかそこまで本当に喜んでくれる方がいなかったから、すごいうれしかった」と明かした。

 さらに、今のマネジャーはSexy Zoneのグループの仕事やメンバーの個人仕事が決まったときに、全員に「集まって~」と呼びかけ、共有事項として「『(佐藤)勝利くん、○○のドラマが決まりました、このCMが決まりました!』って発表会をしてくれる」という。

 松島は、マネジャーがこの時間を作ってくれること自体を “愛”だと受け止めているそうで、メンバー同士も互いに「おめでとう」と喜び合えるいい機会になっていることから、「その空間がすごい良い」と語った。

 また、そのマネジャーは、最近メンバーの個人仕事が増えてきたことを「なんかSexy Zone、売れてきたなぁ……」としみじみと噛みしめているそうで、「それがなんか、Sexy Zoneの親じゃないけど、“お父つぁん”みたいな(笑)」存在だとか。松島はさらに、「ほんとに僕らを我が子のようにちゃんと見てくれてるし、喜んでくれるし、真摯に向き合ってくれてるし、かつファンの皆さんのことも考えてくれてる」ともコメント。

 仕事をする上で自分たちだけに任せてくれることもあれば、俯瞰から見た客観的な意見を言ってくれることもあるといい、松島はグループが所属するレコード会社「ユニバーサルミュージック」とレーベル「Top J Records」の名前を挙げつつ、「作品を作る上ではすごくいいチームが集まってるんじゃないかな、なんて思ってます」「だから僕らほんとにマネジャーさんに支えてもらってる」と語った。

 なお、最近は同い年や年下のマネジャーも入ってきているそうで、「環境が(デビューした)10年前とは違うなって」感じているとか。「それと同時に、自分も1歳ずつ年とってるんだなぁって(笑)。まだ24でピンピンしてますけど」と冗談めかしつつ、「こういう良い環境でお仕事できるって本当にありがたい」と感慨深げに話していた。

 この日の放送に、ネット上では「お仕事が決まったとき、聡くんより喜んでくれてメンバーのお仕事の発表会もするマネジャーさん、ありがとう」「マネジャーさんのおっしゃる『Sexy Zone、売れてきたなぁ』の重み!」「マネジャーさんのエピソード聞いて、なんて素敵な環境でお仕事できているんだろうって感動したよ!」など、大きな反響が集まっていた。

ダイアン津田VSとろサー久保田も…「芸人仲直り企画」ブームとおぼんこぼんの奇跡

 6月28日と7月5日の2週にまたがって『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)が放送したのは、「ダイアン津田・とろサーモン久保田のマジ喧嘩を仲裁」なる企画であった。

「モスバーガー」のモーニングをプロがおすすめ! “390円”メニューのうれしいポイント

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

人気バーガーチェーン「モーニング」をチェック! プロおすすめのメニューは?

 この連載で特に人気の「モーニングメニュー」比較。今回は、人気のバーガーチェーン「モスバーガー」「フレッシュネスバーガー」「ロッテリア」について、管理栄養士の猪坂みなみ先生が、朝からしっかり栄養が摂れるおすすめを紹介していきます。最後には「一番おすすめしたいモーニングメニュー」をズバリ答えてもらいました!

――バーガーチェーンのモーニングを食べる際に、気をつけたほうがいいことはありますか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) バーガーチェーンなどのファストフードで朝食を摂る一番の利点は、やはり手軽に栄養補給できる点ですね。「朝は時間がなくて朝食を抜いてしまいがち」という人も、お店を上手に活用すれば、しっかり朝食を摂ることができます。

 一方で気をつけたい点としては、メニューによって摂取できるたんぱく質や、野菜の量が少なめになってしまうこと。できるだけ肉や魚、卵、大豆、野菜などの栄養を摂れるメニューを選ぶようにしましょう。

――ではまず、「モスバーガー」のおすすめモーニングメニューを教えてください。

猪坂 「モーニング野菜チーズバーガー」(単品:390円、ドリンクセット:540円/税込み、以下同)」がいいですね。ポイントは、たんぱく質と野菜が摂れるところ。レタスやトマト、オニオンスライスなどの野菜がサンドされているので、ビタミンやミネラル、食物繊維を補給できます。

 また、カロリーハーフタイプのマヨネーズが使われているので、余計な脂質の摂取を抑えられるのもうれしい。さらに、パティやチーズからたんぱく質もしっかり摂れますよ。

 「モーニング野菜チーズバーガー」以外では、「モーニング野菜バーガー」(単品:360円、ドリンクセット510円)と、「ソイモーニング野菜チーズバーガー」(単品:410円、ドリンクセット560円)」も、たんぱく質の補給に役立つメニューです。

 普段、野菜をあまり摂取できておらず、食物繊維不足が気になる場合は、大豆を主原料として肉に近い食感が再現されている「ソイパティ」を使った「ソイモーニング野菜チーズバーガー」がおすすめ。ソイパティはたんぱく質だけでなく、食物繊維の供給源にもなります。

――続いて、「フレッシュネスバーガー」はどうですか?

猪坂 フレッシュネスバーガーのモーニングは、「パウンドケーキセット」か「ホットドッグセット」のどちらかを選べます。「パウンドケーキセット」はたんぱく質や野菜類が摂れないので、栄養バランスを考えるなら、「ホットドッグセット」がいいでしょう。

 その上で、たんぱく質を摂りたいなら「チーズドッグ」(単品:340円、ドリンクセット510円)、野菜も一緒に摂りたい場合は「ツナトマトドッグ」(単品:280円、ドリンクセット450円)がおすすめ。ただし、どちらも脂質が多いので、お昼と夜ごはんは和食など脂質の少ないメニューを選び、バランスをとるように心がけてほしいですね。

――最後に、「ロッテリア」のおすすめモーニングメニューを教えてください。

猪坂 レタスやトマト、スライスオニオンなどの野菜を摂取できる「ソイ野菜ハンバーガー」(単品:430円、セット:850円)がいいですね。野菜がしっかり摂れるだけでなく、カロリー50%カットかつノンコレステロールのマヨドレッシングが使われているのもうれしい。

 モスバーガー同様「ソイパティ」が使われていますが、これだけではややたんぱく質が足りないので、プロセスチーズや半熟タマゴをトッピングしたり、ドリンクに牛乳が入ったカフェラテを選んだりすることで、摂取量を増やせますよ。

――3店舗の中で「一番おすすめしたいモーニングメニュー」はどれですか?

猪坂 一番のおすすめは、モスバーガーの「モーニング野菜チーズバーガー」です! 1品で野菜とたんぱく質をバランスよく摂れるのが、ポイント高いですね。もちろん、今回紹介したフレッシュネスバーガーやロッテリアのメニューも、エネルギーやたんぱく質の補給に役立つので、お好きなものを選んでみてください。

 忙しい朝は、栄養バランスを考えながら朝食を摂るだけで素晴らしい! パンやご飯など糖質の多い食品だけでなく、たんぱく質の多い食材や野菜類を摂取することで、筋肉の分解を防ぎ、元気に1日を始められます。ぜひ、バーガーチェーンのモーニングメニューも活用していきましょう。
(文:佐藤真琴)

猪坂みなみ(いのさか・みなみ)
管理栄養士。大学卒業後、大手食品メーカーにて商品企画や研究開発などに従事。ダイエットアドバイザー、料理研究家助手、医療ヘルスケアベンチャー企業の商品企画職等を経て、現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営や、ヘルスケア領域の新規事業開発アドバイザリー、法人向けの健康経営サポート等を行う。
HP「Diet Solution Lab

King&Prince「ichiban」がぶっちぎりでトップに! 「ジャニーズダンス楽曲大賞2022上半期」ベスト3発表

 2022年も早いもので残り半年。上半期もたくさんのジャニーズ楽曲が発表されたということで、サイゾーウーマンでは、昨年末に引き続き、「ジャニーズダンス楽曲大賞2022上半期」を開催!

 今年上半期に発表されたジャニーズ楽曲の中から、振り付けやダンスパフォーマンスのベスト1を決定する(※ただしYouTubeで公式MVやパフォーマンス動画が公開されている楽曲限定)ファン投票企画で、KAT-TUNからなにわ男子まで、全17曲を対象にアンケートを行いました。

 上半期の1位に輝いたのは、果たしてどのグループのどの楽曲なのか?  いよいよ結果発表です!

対象となる楽曲のパフォーマンス一覧

【KAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Sexy Zone】

【A.B.C.-Z、ジャニーズWEST、King&Prince】

【SixTONES、SnowMan、なにわ男子】

(※アンケート実施期間:22年7月2日〜11日、回答数:5217票)
(原則として、アンケート回答は原文ママ)

1位:「ジャニーズダンス楽曲大賞2022上半期」King&Prince「ichiban」  1,712票

 

 2位以下を大きく引き離し、ぶっちぎりでトップに立ったのは、King&Princeの「ichiban」。6月29日に発売した4枚目のアルバム『Made in』のリード曲で、ラッパー・KREVAが「和でゴリゴリのHIPHOPでいく」というコンセプトのもと作詞・作曲しました。

 振り付けは、BTSやTWICEなども手掛ける世界的ダンサー・RIEHATAが担当。アルバム発売に先駆けて、同5日にグループ公式YouTubeチャンネルでMVが公開されると、5人の力強くキレのあるダンスが注目を集め、わずか1日で再生回数100万回を突破。ネット上ではプロのダンサーたちも次々に絶賛コメントを寄せています。

投票コメント

・ジャニーズと言われなかったらわからないくらいダンスの上手なメンバーが踊ってると思うHIPHOPナンバー最高です!

・レベルの違いを見せつけられた。もはやジャニーズの域には収まらない気がする。

・初めてichibanのダンスを見たときに、あまりのカッコ良さに倒れました。キンプリはキラキラ王子様感が強いけど、このオス感とのギャップがたまらない!!

・あんなに激しくて疲れるダンスなのにダンスの楽しさを忘れずに踊っているところや、このIchibanでTikTok総再生3億回突破が国内アーティスト最速など、さまざまな記録を残しているから。

・ゴリゴリのHIPHOPに挑戦したのはジャニーズ初。5人のダンススキルは、ジャニーズ1だと思う。

・ジャニーズに興味のない人達をも魅了してしまう圧倒的なダンスと楽曲

・ゴリゴリのHIPHOPでゴリゴリに踊っている姿が今までの王子様イメージを払拭しつつ、新しい一面を見せてくれていてこれからの活躍にわくわくしています。

・ヒップホップの重ための振付けで、今までにないかっこよさがあったし、メンバー全員が踊りこなしていたから。

・圧倒的なカッコ良さ。振り付けや曲も最高。今までのジャニーズのイメージを一新するだけの力がある。 逆にこの曲が選ばれなかったら驚く

・ジャニーズ初の全編ラップの曲というのも凄いし、その力強いラップに対してのダンスパフォーマンスが圧巻!世界的に有名な振付師RIEHATAさんが振付している激しいダンスを、楽しく踊っている姿がとても印象的だったから

・5人のダンススキルのレベルが上がってるのがとてもわかる楽曲。観ていて聴いていて心が躍る。 次々と新しい顔を見せてくれる

・とにかくカッコいい!! 細かいアイソレーションとか何気なくやってるけどかなりハイレベル!

・ジャニーズ史上、最高難易度の見応えのあるダンスだと思う。曲もラップ 和のテイストで凄く耳に残る。 特に髙橋海人君がラスサビでセンターで踊っているのが、異次元にカッコいい。

・本格的なダンスで、いい意味で裏切られた。彼らの努力がわかるしこれからの活躍が楽しみ!

・今までのジャニーズにない感じで引き込まれました。 他担ですがもう何度も見てます。

・難易度の高いダンスだから ジャニーズがあまりしないヒップホップ全振り。少なからずジャニーズの歴史をダンスで変えたグループ。

・世界で活躍するリエハタさんの振り付けでめちゃくちゃかっこいい!キンプリは全員ダンスのレベルが高く、難しいダンスなのに、しっかりと自分たちのものにしている。世界に通用するダンススキルだと思う。

・今までのジャニーズには無い「キンプリ風」と言っていいような新しいジャンルを創り出した。 かなりハイレベルなダンスに加え、難しいラップ調の曲も自分達のものにして歌いこなしてしまった。更に、恵まれ過ぎたビジュアルと表現力、彼らの持つカリスマ性は唯一無二のものだと思う。

・とにかくカッコよくて、HIPHOPの、ダンスの楽しさが伝わります!  難し過ぎて踊れないけど、踊りたくなる楽曲です。

・もうプロのHIP HOPダンサーレベルに上手い! 早送りかな? ってレベルのキレで人間の動きと思えない。ビートの乗り方、緩急の付け方、魅せる魅せる……ダンスだけでお金払いたいレベル。異次元。

 赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』(小学館)を実写化したSnow Man主演映画『おそ松さん』主題歌の「ブラザービート」が2位に。優里やVaundyなどのアーティストから、ポカリスエットのCMを手掛けるダンサーでコレオグラファーのyurinasiaによる、映画の世界観を表現した遊び心あふれる振り付けが特徴。明るく賑やかな楽曲に合わせて楽しげに踊る個性豊かな9人に「元気づけられた」という声が多く寄せられました。

投票コメント

・みんなのワチャワチャ感と息のあったダンス、楽しそうに笑顔で唄っている姿が、落ち込んでる時や辛いとき、勇気をくれるから

・老若男女、みんなが見ていて楽しい気分になるダンス! メンバーの表情からも、楽しさが伝わってきました。保育園児のこどもたちもこぞって踊っていて、キャッチー、けれどもよく見ると随所にスキルが見えるところが流石だと思います。

・本人たちのパフォーマンスだけじゃなく、踊ってみた動画が沢山アップされていた。さすが、上半期シングルランキング1位!

・独特なダンスに惹かれてつい踊りたくなってしまうから

・コミカルなダンスにも見えるがキレとノリとシンクロ度、更にそれぞれの個性がつまった素晴らしいパフォーマンスだと思う、さすがSnow Man

・Snow Manのダンススキルをもってこそのパフォーマンス。メンバーの楽しそうな動きから、かっこいい振りをしっかり魅せるところまで完璧です。

・頭にイーアールサンスーがずっと残るし、MVに仕掛けがたくさん詰まっていて何回見ても飽きない。ダンスのスキルも流石スノーマンという感じ!

・Snow Manの素の仲の良さが出ている曲! 癖のあるダンスもサラッとカッコよく踊るところがまたいい!

・ダンスのキレと多彩なフォーメーション 個々のソロと皆のわちゃわちゃ感が最高です

・観ていても楽しい。踊ってみても楽しい。曲を聴いていて踊りたくなる振り付け。最高!

・ブラザービートの曲を聴いていると楽しい気分になるし、歌詞もおもしろいです。自然と体が動いちゃいます。 コミカルな振り付けだけど、Snow Manが踊るとカッコいいんです。ぜひ指先まで、爪先まで注目して見てほしいです。 ダンスとSnow Manみんな笑顔で楽しんでいるのが推せます。

・唄は舌がもつれますが(笑)たのしくなる楽曲で、52歳の私も毎日ダンスプラクティスしてます! はまる!たのし!最高!

・TikTokとかでもジャニーズファンだけでなくみんなが踊ってたから。

・中毒性がある!

・メンバーがとても楽しそうにダンスしていて、こちらも元気がもらえる。バキバキのダンスではないけれど、メンバーのダンススキルや体幹あってこその振り付けで、フォーメーションも素晴らしい。この曲でSnowManにどハマりした。

 3位にランクインしたのは、なにわ男子のセカンドシングルで、4月期放送の道枝駿佑主演ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の主題歌に起用された「The Answer」。デビュー曲「初心LOVE」(2021年)は、キュートでキャッチ―なダンスが人気を呼んでいましたが、疾走感あふれるこの楽曲では、ダークファンタジーな世界観の中でクールなパフォーマンスを披露。前作とのギャップに心を掴まれた人が多いようです。

投票コメント

・なにわ男子の本気を見た! いつもと違う笑顔を封印した姿にギャップ萌えしました!

・デビュー曲と違ったかっこいいなにわ男子でびっくり!! ダンスもキレキレでうっとり!!

・カッコいい曲調に負けない、ダンスの力強さしなやかさを見れたパーフォーマンスだから!

・キラキラで可愛らしさが似合うグループと思っていたのが、180度違うキレキレのかっこ良さでダンスをサラリと踊っていて、凄いと思いました。

・ハードなダンスとメンバーの男らしさが出ていてゾクゾクした!

・なにわ男子の中でも激しくカッコいいダンスだから

・速いダンスでカッコよく、ダンスにも個性が出ていて何回も見たくなるから

・グループで一体化された動きがとても綺麗だしかっこいい 金田一少年の主題歌なだけあって振付がドラマのテイストに合っていてすごくよかった

・自分が踊れるようになったらいいな、と思えるかっこいいダンスだと思いました  全てが素晴らしい

・サビ前からサビにかけてのダンスがかっこいい

Netflix『ストレンジャー・シングス』シーズン4のトリビア10選! 墓場のシーンにあの殺人鬼の墓石が?【ネタバレ・考察】

 80年代のアメリカ、田舎町ホーキンスを舞台に、オタクな少年少女たちとその家族が身の毛もよだつ怪異や陰謀に立ち向かうスペクタクル・アドベンチャードラマ『ストレンジャー・シングス』。2016年からNetflixで配信されているオリジナルドラマで、80年代のポップカルチャーやファッションがふんだんに盛り込まれていることから、ノスタルジックな気分に浸れると中高年層を中心に大ウケ。役に共感できると若者層にも支持を得ており、世界中で大ヒットしている。



 5月27日にVol.1(第1~7話)、7月1日にVol.2(第8~9話)の2部作として配信されている『ストレンジャー・シングス』シーズン4は、コロナ禍の影響で3年ぶりの新シリーズであること、80年代のホラー映画へのオマージュが色濃く出ていることなどから、たちまち話題に。



 今月に入り同シーズンの視聴時間が10億時間を突破し、Netflixの英語作品としての最長視聴時間記録を更新。重要なシーンで流れるケイト・ブッシュの「神秘の丘(Running Up That Hill)」は、リリースから37年の時を経てUKチャートで1位を獲得。

 シーズン4のラストエピソードで登場人物のひとりが演奏する、メタリカの「Master Of Puppets」も、配信開始から10日間で音楽ストリーミングサービス・Spotifyにおける再生回数が1750万回を突破するなど、ドラマの人気が音楽界にも影響を与えていると大きな話題になっている。



 Netflixが力を入れ、1話当たり3,000万ドル(約41億円)もの制作費用をかけて作ったという『ストレンジャー・シングス』シーズン4。今回はそんな同作にまつわる10のトリビアをご紹介しよう。


1.『ストレンジャー・シングス』S4、悪役ヴェクナは特殊メイク

 今シーズン、ホーキンスの街を恐怖に陥れる悪役ヴェクナはCGを使わず、全身に特殊メイクを施し作り上げられた。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの夜の王や、テレビ映画『チェルノブイリ』(19)の特殊メイクを手掛けたバリー・ガワーに、製作総指揮者のダファー兄弟が「アイコニック(※誰にでもわかる)なヴィランを作ってほしい」と依頼。コンセプト・デザイナーが提案するヴェクナの絵をもとに作成された。

 演じるジェイミー・キャンベル・バウアーの全身の型を石膏でとり、そこに特殊メイクを施し固めてから、それを25ピースに分割。ジェイミーの体に8時間半かけて貼り付けていった。義歯も入れ、コンタクトレンズもつけ、仕上げは潤滑ゼリーで見ての通り全身ベトベト。

 ジェイミーはさぞかし不快だったろうと思ってしまうが、会話や飲食ができるように口は開けられ、耳もきちんと聞こえ、またトイレにも行けるように工夫もしてあり、意外にも普通に過ごせたという。とはいえ、撮影は日中に行われるので、メイク開始時刻は午前2〜3時というハードスケジュールだった。

 イレブンを演じたミリー・ボビー・ブラウンは、シーズン1では役作りのために剃髪していたが、今シーズンは、剃髪はしたくないと拒否。ハイティーンになり髪を剃ることに抵抗を示す彼女の気持ちを制作側も尊重し、坊主頭のウィッグをかぶらせて撮影した。

 ウィッグは、彼女の地毛をゴム製のジェルで固めてから装着するため、毎回1時間近くかかったという。ウィッグは頭皮が自然に見えるようにシルクのピースに縫い付けたもので、髪の長さも微調整するなど手間がかかっている。また、ミリーの耳のピアス穴を隠すメイクも施されていた。

3.『ストレンジャー・シングス』S4、マックス兄の撮影はオーストラリア

 マックスの義理の兄ビリーは、今シーズン、ワンシーンにだけ登場。演じるデイカー・モンゴメリーはオーストラリア在住で、コロナ禍でスムーズに渡米できないことから、彼のシーンだけ自宅があるパースで撮影された。そして、そのシーンを編集で、アメリカで撮影したシーンと合体させたという。

 なお、デイカーへの演技指示はすべてZoom。シーズン4の撮影に際しては、アメリカのスタッフはマスクを装着、ソーシャルディスタンスをとらなければならず、ミリーは、「毎日検査をしたり、撮影が終わるとすぐにマスクをつけたり、心底疲れた」とコメントしている。

4.『ストレンジャー・シングス』S4、ルーカスの背番号8の意味

 高校のバスケットチームに入部して試合で活躍したルーカスの背番号は8だが、これは2020年1月に事故死したコービー・ブライアントに敬意を表してつけられた。コービーの背番号は24が有名だが、17歳でNBAのロサンゼルス・レイカーズに入った1996〜97シーズンから2006〜07シーズンまでの背番号は8。24と共に、レイカーズの永久欠番になっている。

 ルーカスを演じるケイレブ・マクラフリンはコービーの大ファンで、彼の提案により背番号「8」になったという。

 ホッパーが捕らえられていたロシアの刑務所は、実際にリトアニアにあるルキシュケ刑務所が使われていた。ルキシュケ刑務所は19年に刑務所の役目を終えており、『ストレンジャー・シングス』のファン向けに、宿泊サービスを行うとこのたび発表。話題騒然となったが、世界最大手のバケーションレンタルサービス・Airbnbとの調整がうまくいかず、計画は白紙に戻ってしまった。

 ちなみに、収容所で最後にホッパーたちがホルマリン漬けのデモゴルゴンに遭遇するシーンは、エイリアンがホルマリン漬けにされていた『エイリアン4』(98)のワンシーンとよく似ており、同作にウィノナ・ライダーが出演していたことから、ファンは「オマージュシーンに違いない」と大喜びしている。

6.『ストレンジャー・シングス』S4、『エルム街の悪夢』『羊たちの沈黙』をオマージュ?

 ヴィランであるヴェクナがティーンに悪夢を見させて命を奪うという展開は、往年の人気ホラー映画シリーズ『エルム街の悪夢』にインスパイアされたもので、ヴィランの姿もよく似ている。

 『エルム街の悪夢』でヴィランのフレディ・クルーガー役を演じたロバート・イングランドも重要な役どころで出演しており、フレディを彷彿させる爪を立てるシーンもある。また、彼の登場シーンは91年公開の『羊たちの沈黙』に非常によく似ており、80年代の作品ではないが、サイコスリラー映画の決定版と名高いため、オマージュしたのではないかと多くのファンは推測している。

7.『ストレンジャー・シングス』S4、墓場のシーンに『ハロウィン』の本名

 墓場のシーンに「マイヤーズ」と記された墓石があるが、これはホラー映画『ハロウィン』に登場するブギーマン(殺人鬼)の本名マイケル・マイヤーズのもの。エディがマックスに「(顔を隠したいので)バンダナかスキーマスクはないか?」と聞いた時、マックスはブギーマンのマスクを渡している。

 また、シーズン2のハロウィンのシーンでも、マックスはブギーマンの仮装をしていた。

 マックスが、カウンセラー・オフィスの生徒ファイルが収納されている引き出しをあさっている時、「ジョン・ボナコース」「レイ・ブラウン」という名前のファイルがちらりと確認できる。この2人はセカンドAD(助監督)で、撮影機材を扱う担当者。遊び心が感じられるとファンの間でひそかな話題になっている。

9.『ストレンジャー・シングス』S4、コーラの缶がS3と違うワケ

 作中に登場するコーラの缶が「Classic Coke(コカ・コーラ クラシック)」に戻っている。1985年の夏が舞台のシーズン3では、その年にコカ・コーラが味を変えて売り出した「New Coce(ニューコーク)」の缶が登場していた。しかし、「New Coce」は不人気で売り上げが落ちたため、わずか3カ月で従来の「Classic Coke」に変更。シーズン4は86年なので、「Classic Coke」の缶に戻っていたのである。

10.『ストレンジャー・シングス』S4、『グリース』にインスパイアされたポニーテール

 チアリーダーで学校の人気者、しかし実は悲しみを抱えているという設定のクリッシー。彼女の髪形は、前髪を下ろして後ろはポニーテールというものだが、これは78年に大ヒットした映画『グリース』にインスパイアされたもの。映画でオリビア・ニュートン=ジョンが演じたサンディのヘアスタイルを“80年代風”として再現。登場時間は少ないが、強いインパクトを与えるヘアスタイルが出来上がったのだった。

安倍前首相、自民党幹部、新聞OBらと詐欺企業「ジャパンライフ」の“蜜月”関係

 安倍晋三元首相が7月8日、亡くなった。街頭演説中に銃撃されるという衝撃的な事件だった。

 犯人はすぐさま逮捕され、事件の背景が少しずつ明らかになってきている。現時点で報じられている範囲では、犯人の母親は「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)の熱心な信者で、これにより家庭崩壊を起こしたことから犯人は同教団への怒りを抱き、安倍氏と同教団のつながりを疑い、凶行に及んだとされている…

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Netflix『梨泰院クラス』理解を深める3つの知識! 「梨泰院・財閥・クラス」の社会的背景とは?

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。そんな作品をさらに楽しむために、意外と知らない韓国近現代史を、映画研究者・崔盛旭氏が解説していく。

パク・ソジュン主演 Netflix『梨泰院クラス』

 コロナ禍で思うように外出ができず、在宅時間が増えたことによって動画配信プラットフォームが急速に浸透し、かねてより人気のあった韓国ドラマがますます見られるようになった。

 中でも2020年2〜3月にNetflixで配信が始まった『梨泰院クラス』と『愛の不時着』は、重苦しい現実から目をそらして没入できるエンターテインメント作品として、日本でも多くの人が“ハマった”のではないだろうか。この2作は依然として根強い支持を集めているが、ついにこの7月から日本で『梨泰院クラス』のリメーク版ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の放送が始まった。

 『梨泰院クラス』の原作は韓国の人気ウェブ漫画で、日本でも『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』というタイトルで翻訳、ローカライズされ、3年ほど前から公開されている。ドラマ版『梨泰院クラス』は、韓国ではケーブルテレビでの放送だったが、回を追うごとに視聴率を上げ、大きな注目を集めた。

 『彼女はキレイだった』といったラブコメドラマや、以前のコラムでも取り上げた映画『ミッドナイト・ランナー』で人気を集めたパク・ソジュンが、原作そのままの“いがぐり頭”で主人公のパク・セロイを演じたほか、積極的なヒロインのチョ・イソ(キム・ダミ)と王道ヒロインのオ・スア(クォン・ナラ)という対照的な女性キャラクターや、ユ・ジェミョンが演じた憎々しい悪役である財閥・長家(チャンガ)の会長も登場。さらに、人種やジェンダー差別といった現代的なテーマなども描いており、ドラマの王道と新しい要素を織り交ぜた魅力的な作品である。

 全16話という見ごたえたっぷりの本作を一言で表すならば、「財閥という巨大権力の横暴に立ち向かい、仲間と共に闘う青年の物語」だろうか。不可能な相手にセロイたちがどう対峙していくかはドラマで楽しんでもらうとして、今回のコラムでは、作品への理解をさらに深めるために、「梨泰院(イテウォン)」という街の歴史的な成り立ちと、主人公が立ち向かった巨悪である韓国の「財閥(재벌、チェボル)」とは何か、そして「梨泰院クラス」というタイトルの意味について考えてみたい。

梨泰院はいつしか「国際的な街」に様変わりした

 本題に移る前に、まずは私の個人的体験から始めよう。大学入試直後の1987年12月、息の詰まるような受験勉強の重圧から解放された私は、数名のクラスメートと一緒に梨泰院のディスコクラブに出かけた。絢爛としたネオンサイン、そこかしこにたたずむ米兵たち、所狭しと踊る大勢の人々といった断片的な光景を今でも思い出す。初めての梨泰院は、「米兵の多いクラブの街」という印象が強く、ダンスにも疎かった私は、その後、梨泰院を訪れることはなかった。

 それから10年、大学生や軍隊、新聞奨学生を経てサラリーマンとなった私は、日本からの来客をソウルに案内した際、明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)市場といった観光名所に続いて、再び梨泰院に足を踏み入れた。その時何より驚いたのは、梨泰院で働く人たちの流暢な日本語。たどたどしい日本語で必死に案内する私とは対照的に、街に並ぶ各店舗では日本語や英語、中国語の堪能な店員たちが外国人客を出迎えていた。いつの間にか、梨泰院は「国際的な街」に様変わりしていたのだ。

 こうして見てみると、梨泰院は確かに東京でいう「六本木」にあたるだろう。一方、先にも述べたように、梨泰院の成り立ちには「米軍基地」が密接に関わっている。

 日本の植民地から独立後、ソウルの龍山(ヨンサン)にあった旧日本軍基地に米軍が駐屯し、広大な米軍基地が形成された(この米軍基地は2017年に、京畿道平澤<キョンギド・ピョンテク>に移転。現在は公園になっている)。梨泰院はこの米軍基地と隣接していたことから、自然と米兵相手の店舗が並ぶようになって「梨泰院市場」を形成、繁栄し始めた。

 当初はアメリカ一色だったが、80年代以降は外国の大使館や大使公邸なども多く建ち、米兵や関係者以外の外国人も目立つように。90年代には外国からの移住者や労働者も加わってさらに多国籍多人種の人々でにぎわい、「ソウルの中の外国」と呼ばれた。私の記憶にある10年の時を隔てた2つの梨泰院は、アメリカ色の濃かった街からグローバルな街並みへと移り変わっていく時代とちょうど一致していたのだ。

 2000年代になると、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーのためのカフェやクラブも増え、少なくとも、梨泰院は誰もが差別を受けることなく自由にいられる街だと認識されるようになった。ドラマにも登場する「ハロウィン祭り」が始まったのは10年で、期間中は韓国人の若者や外国人、観光客で街全体が埋め尽くされる。『梨泰院クラス』の原作者は、こうした「自由と多様性」を重要な土台と捉え、この街を物語の舞台として選んだのかもしれない。

 だが一方で、米軍基地を囲んだその繁栄の陰には、米軍「慰安婦」の存在があることも忘れてはならない。梨泰院は、ソウルのど真ん中につくられた基地村でもあったのだ(米軍「慰安婦」や基地村については『バッカス・レディ』のコラムを参照)。

 梨泰院の国際化が進めば進むほど、米軍「慰安婦」たちは知られてはならない透明な存在となって排除された。とりわけ1997年、ソウル市が梨泰院を韓国初の観光特区に指定してからは、多くの米軍「慰安婦」が梨泰院から去らざるを得なくなり、わずかに残った人たちは、年をとった今も梨泰院周辺にひっそりと暮らしている。

 最近では、BTSのメンバー・ジョングクが76億ウォン(約7億円)で家を購入したことも話題になり、金持ちや芸能人が多く暮らす「富豪の街」というイメージが強い梨泰院だが、こうした華やかな側面とは裏腹に、痛ましい歴史の物語も抱えているのだ。

 そんな梨泰院を舞台に繰り広げられるのは、パク・「セロイ=新しい」という不思議な名前を持つ青年が、最愛の父と自分の人生を奪った「長家(チャンガ)」という韓国外食産業のトップに君臨する会社への復讐である。ファンタジーとして人気を博した物語だが、とりわけ韓国において、長家のような「財閥」は今なお社会や経済を牛耳っており、多くの国民にとって憧れであると同時に憎らしく、生々しい感情を喚起させる存在だ。

 財閥は日本では占領期にアメリカによって解体されたため、過去の遺物となった感が強いが、韓国では巨大企業を示す言葉として、現在も十分に健在。韓国独特の政治・経済的背景の中で生まれた翻訳不可能な単語として、韓国語読みの「チェボル(CHAEBOL)」がオックスフォード英語辞典にも掲載されているほどだ。

 コラムではこれまで何度となく、韓国の近現代史がいかに「政経癒着」に彩られてきたかを取り上げてきた(『パラサイト 半地下の家族』『国際市場で逢いましょう』『アシュラ』を参照)。政経癒着とは、政権が特定の企業に対してありとあらゆる政策的恩恵を与え、企業はそのお礼として政治資金という名目のリベートを支払うといった、権力と金の不正な結託のことを指している。

 建国まもない1948年、李承晩(イ・スンマン)政権は、工場や土地など植民地時代に日本が残した帰属財産を、より多額のリベートを約束した業者や、コネのある業者にほとんど無償で払い下げた。もちろん業者は見返りとして莫大なリベートを払い、政権から税金や負債の減免といった便宜を図ってもらいながら、会社の規模を拡大、財閥の土台を固めていったのである。

 そして、その後の朴正煕(パク・チョンヒ)から全斗煥(チョン・ドゥファン)に続く軍事政権では、経済開発計画や国土開発事業などの政策の中で、政経癒着を通して財閥としての確固たる地位を築いていく。2018年度の韓国の輸出データによると、総額の3分の2を上位30位の財閥が占めていたことからも、韓国経済が今なお財閥に深く依存していることがわかる。

 また、韓国の国立国語院による「チェボル(財閥)」の定義には、その欠かせない条件として「家族・親族による経営」が含まれている。長家がそうであるように、創業者からその息子へ、そして孫へと経営権が世襲されるという極めて前近代的な世襲の形態こそが、韓国ならではの財閥の最も大きな特徴であり、外国語に翻訳できないゆえんであろう。儒教社会・韓国では、「家族・親族による経営」から抜け出すことが何よりも難しいのだ。

 翻訳不可能な韓国語は「チェボル」だけではない。長家の会長やその息子の悪行を批判する形で、ドラマの中に何度も出てくる「갑질(カプチル)」という言葉もまた、最近の英語圏のニュースでは「Gapjil」と表記される、韓国ならではの表現である。

 契約書の「甲(カプ)」と「乙」から派生したもので、契約書上で常に有利な上の立場にある「甲」が乙に対して理不尽な要求をしても、乙は甲に従うしかないという関係性から、社会のさまざまな局面で有利な立場を利用して、身勝手な暴力を振るう行為(チル)を「カプチル」と呼ぶ。いわゆる「パワハラ」にあたるが、職場や組織に限らず、己の権力を誇示しようとする行為全般を指すため、日常のより広範な場面でも使われる。

 セロイに対する長家の仕打ちは、まさしくカプチルそのもの。いうなればこのドラマは、財閥のカプチルに対して復讐を遂げていくセロイの姿を描いているのだ。すべてを失ったところから、信念を貫き成功と復讐に突き進むセロイの迷いなき姿は、確かに見る者を爽快な気分にさせる。その一方で、セロイやその仲間たちもまた、韓国社会の階級意識に絡めとられ、そこから自由になることはできないと突きつけられているようにも感じる。

 『梨泰院クラス』というタイトルは、セロイを中心に仲間たちが夢をかなえていく和気あいあいとしたイメージを喚起するかもしれないが、ドラマでの発音を聞くと、それは「学校」の「class=클래스(クレス)」ではなく、「階級」という意味の「class=클라쓰(クラス)」を指している。この「클라쓰(クラス)」こそ、「俺はお前とはクラスが違う」といった具合に、相手を見下すニュアンスを含んだカプチルの表現なのだ。その根底には、少しでも相手の上に立とうとする韓国ならではの儒教的な階級意識が潜んでいるのは言うまでもない。

 そう考えると、長家より上の「クラス」を目指すセロイも、学歴を持たない梨泰院クラスの仲間たちの下克上成功物語に熱狂する視聴者も、結局は上昇志向と階級意識から逃れられていないではないかと、つい意地悪な見方をしたくなってしまう。「梨泰院」という「差別のない自由な」街を意図したはずの場所が、成功や金持ちの代名詞としての意味を拡大させているのも皮肉に聞こえてくる。

 さらには、誰よりも優秀で頭がさえ、あらゆる意味で時代の最先端を走る女性として描かれるイソが、セロイに対しては「すべてを捧げる」「夢をかなえてあげる」と繰り返す様子は、古典小説『春香伝』で両班(朝鮮時代の貴族)のために命懸けで尽くす春香(チュニャン)の姿がオーバーラップしてしまい、「何も新しくないじゃないか」と文句を言いたくなる。人々をとりこにする物語は、最終的には保守的な思考を持ってしまう……というのは、深読みしすぎだろうか。

 いずれにしても、『梨泰院クラス』は国境を超えて数え切れない人々の生活を彩り、コロナ禍の暗い気持ちに寄り添ってくれた。いくらオリジナルが人気だからといって、そのリメークが必ずしも支持されるとは限らないし、作り手にとってはむしろ困難さを伴うだろう。歴史も社会的背景も異なる日本で、『六本木クラス』は果たしてどのように受容されるのか、今後の展開を楽しみに見守りたい。

崔盛旭(チェ・ソンウク)
1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

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Snow Man・ラウール、“職権乱用”してやりたいことをぶっちゃけ! 「すんごい楽しみ」

 Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)の7月14日放送回に目黒蓮とラウールが登場。2人が番組に出演するのは、昨年の3月以来だといい、冒頭では目黒が、ラウールの『パリ・コレクション』出演を配信で見たときの心境について語った。

 ラウールは、6月23日、ファッションブランド・Yohji Yamamotoの青山本店にて開催された『Yohji Yamamoto POUR HOMME 2023 SPRING SUMMER COLLECTION』にランウェイモデルとして参加。イベントの様子は世界最大級のファッションショーである『パリ・コレクション』にデジタル配信され、7月8日の放送回では、実際に配信を見たという向井康二が「うちのメンバーすごい」と誇らしげに話していた。

 今回、目黒は「『パリコレ』(出演)おめでとうございます」とあらためてラウールを祝福。当日、目黒はほかのメンバーとは少し違った気持ちで配信を見ていたようだ。

 というのも、ラウールと目黒は以前からお互いの夢を語り合い、ラウールいわく「『俺はパリコレとかがいいのかな』って言ったら、『いや、もう絶対お前大丈夫だから。その道に頑張って進みな!』と目黒が何回も背中を押してくれたそう。そのため目黒は「本当にすごいと思うし、本当にうれしい」と感慨深げにコメント。

 「また一つ(Snow Manの)武器になるようなもの(ができた)っていうのはあるけど、これを成し遂げたのはラウールだからさ。これは本当に誰のものでもなくて、“ラウールが勝ち取ったもの”っていうかさ。そんな感じがして、すごいうれしかったです、僕も」と、ラウールを称えていた。

 その後は、目黒が出演する映画『月の満ち欠け』(12月2日公開予定)の予告映像が解禁されたことを受け、リスナーから寄せられた「公開が近づいている今はどんな心境ですか?」というメールをラウールが紹介。

 そして、「僕も見ました。なんだろう、すんごい楽しみ!」「もうぶっちゃけ、僕は“Snow Manメンバー特権”で試写会に行きたい! もう(スタッフに)言おうと思ってる。職権乱用して、しっかり試写会に(行って)、ちゃんとめめの横について行こうかなと思って」と宣言。

 一方の目黒は、30秒の予告映像を自分で見て「撮影をしてた頃の気持ちを一瞬で思い出した」といい、「早く見たいという気持ちと、撮影してたときは役的にも結構メンタルにくるような気持ちになることがすごく多かったから、その2つが入り混じった感じ」と胸中を告白した。

 さらに、「“目黒蓮”っていうのはそこ(作品の中)にはいないから。三角(哲彦)って役をやらせてもらったんだけど、三角くんを見に行く気持ちで(映画館に)行ってほしいな。僕としては見ないで」とファンに呼びかける場面も。

 また、目黒は「『予告見た』ってラウールはすごいうれしそうに言ってくれたけどさ、まさに俺も『パリコレ』のときそういう感覚だったよ」と、再び『パリコレ』の話を展開。なにやらラウールは、当日「今こんな感じ」「今、1回目の出番が終わりました」などとメールを送っていたそうで、目黒は「もう俺はめっちゃハラハラしてたの」「あいつ今、1回目出たのかみたいな」とドキドキしながら見守っていたという。

 これにラウールは「なんか受験生の親みたい(笑)」と笑っていたが、目黒は「『いやでも絶対、あいつは大丈夫!』っていう自分の中の確信もあるから、そのワクワクと自分の中で想像して、祈りながら……みたいな感じだったよね」と当時の状況を回顧。対してラウールは、「僕は配信で初めて見てもらうおうかなって思ったんだけど、我慢できなくて。とりあえず見てもらいたい!」との思いから、その場で撮った映像をすぐに目黒に送ったそう。

 ラウールは、「お互いの仕事を楽しみにしあえているこの関係性が、すごい大切だなと思う」と語ると、目黒も「リアルタイムで中継してもらってるかのようなワクワク・ハラハラ感で」と振り返りつつ「僕も同じような気持ちです」と発言し、相思相愛ぶりを見せていたのだった。

 この日の放送に、リスナーからは「ラウールが自分で勝ち取ったパリコレ、っていうめめの言葉良いな」「その都度報告してたラウと受験生の親みたいに心配してためめ。本当にいい関係性」「誰が見ても相思相愛の2人、お互いに支え合って思い合ってる。めめラウ一生仲良しでいて」「友達で家族でソウルメイトみたいなふたり、めめラウ尊いな……」などの反響が寄せられていた。

嵐・櫻井翔、慶應の同級生が『THE夜会』の「フードプロデューサー」に就任!

 嵐の櫻井翔とお笑いタレントの有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)が7月14日に放送された。ゲストは、タレントの渡辺直美。さらに渡辺の“親友”だというお笑いトリオ・パンサーの向井慧と、お笑いコンビ・スパイクの2人も登場した。

 この日は、久々に日本へ帰ってきた牛タン好きの渡辺のため、「牛タンNo.1決定戦」を開催することに。渡辺によると、現在拠点としているニューヨークには牛タン文化がないといい、「(渡米中は)おいしいタンが食べれなくって」とのこと。日本に帰ってきたら「おいしいタンが食べたい」と思っていたそうで、それぞれが渡辺におすすめのタンを紹介していった。

 櫻井は「僕、本当は直美ちゃんに食べてもらいたかったのは、神戸にある『(牛や)たん平』ってお店」と言及。元野球選手のイチローも通っている名店だというが、しかし、その店の商品は「季節的に持ってこられなかった」とのこと。

 そのため今回紹介したのは、「この番組にフードプロデューサーとして参加していただいてる、フォーリンデブのはっしー」がおすすめする牛タンとなっていた。グルメエンターテイナーのフォーリンデブ・はっしーと櫻井は中学時代からの同級生として知られているため、有吉が名前に反応して「大親友の!」と反応すると、櫻井はいつも通り即座に「いや、違います」と否定。

 すでに毎回お決まりのこのやりとりに、出演者でタレントのみちょぱは「認めてあげてよ!」とツッコミ。櫻井はそれでも認めず、苦笑いしきりだった。

 そんなはっしー経由で櫻井が紹介したのは、八王子にある「大幸園」という店の厚切り牛タン。櫻井は「彼(はっしー)とご飯行くとき、それこそ焼き肉屋さんお任せするんですよ」と言い、そのはっしーが「ここの店は!」とかなりおすすめした店とのこと。焼き方にもこだわりがあり、櫻井は「両面1分ずつ焦げ目がつくくらい焼いて、側面もカリって焼いて、脇に寄せて余熱で焼く」と説明していた。

 いざ実食すると、厚さがあるにもかかわらず歯ですっと切れるタンの食感に、出演者全員が「おいしすぎる!」「ヤバい!」と大絶賛。最後に渡辺が決めた「牛タンNo.1」も、はっしーが選んだ厚切り牛タンに決定となった。

 渡辺が「やっぱあの厚さとお肉のやっぱり旨みが、またちょっと今までの経験してきた牛タンとは違った」と絶賛すると、櫻井も「いや、これ喜ぶ。はっしーが喜ぶ」とうれしそうにしていたのだった。

 この日の放送に、視聴者からは、「親友じゃないけど、はっしーがフードプロデューサーに就任してる!」「牛タン選ばれて櫻井くんも自分のことのように喜んでる」「親友じゃないネタ毎回面白いな」という声が集まっていた。