私は元闇金おばさん……葬儀屋の娘が『ナニワ金融道』の世界へ、「君ならやっていけそうだ」と即採用されたワケ

 はじめまして、元金融屋事務員のるり子です。過去に都内の貸金業者に就職した私は、平成の間、営業及び経理事務の担当社員として無数の取り立て現場を見てきました。今年で52歳、定時制高校を卒業してから、世間的に「おばさん」と言われる年齢までこの仕事を続けてきた“元闇金おばさん”でございます。

 皆さん、そもそも“闇金”をご存じですか? ドラマや映画で闇金をテーマにした作品を見たことがあるかもしれませんが、「国や都道府県に貸金業としての登録を行っていない貸金業者」のことを指します。私が勤めていた会社は、都知事の認可を受けた正規の登録業者で立派な登録証も掲げているので、一見にして法を順守する業者にみえますが、その実態は闇金業者と変わりませんでした。それどころか登録業者だということを強みにして、堂々と不正行為を行う有様で、警察や弁護士に対しても臆することなくキツイ取り立てを強行していたのです。

 思い返せば、働き始めた当時は、サラ金(消費者金融のこと)や街金(商工ローン業者や小規模貸金業者のこと)による悪質な取り立てが社会問題となっており、ワイドショーなどでも「サラ金地獄」として定期的に特集を組まれていました。大声を出して威圧したり、勤務先に押しかけて居座るのは序の口のことで、家の玄関扉に「金返せ」「泥棒」などと貼り紙をされることも珍しくありません。

 所持する金目のものは全部換金され、市中のサラ金業者を回らせて金を作らせたり、車や時計をローンで買わせて取り上げることも多かったです。法的に責任のない親族に対する取り立ても横行しており、実印と印鑑証明の重みを痛感する毎日でした。夜逃げした多重債務者の家は、占拠されるのが当たり前の時代で、金融業者の取り立てにより自宅を奪われる人がたくさんいたのです。

 そんな時代の中、私のいた会社は、マンガ『ナニワ金融道』(講談社)の舞台である「帝国金融」と同じような組織で、その東京版みたいな感じといえばわかりやすいでしょうか。社長室にある巨大な金庫の中には、唸るほどの札束が保管されており、慣れぬうちは目に入るたびにドキドキしたものです。

 具体的に、どんな会社だったかというと、主たる貸付対象は法人で、手形・小切手(当座預金で決済される。不渡りを2回出すと銀行取引が停止されるため必死に金策する)を預かり、連帯保証人(保証人と違い債務者同様の返済義務を負う)をつけさせ、多くの債権書類(借用書や保証契約書をはじめ、不動産や動産、売掛金などを簡易に押さえることのできる書類)を担保に貸し付ける「商工ローン」(事業者向け貸金業者のこと)をメインに取り扱っていた業者でした。

 当時、学歴など資格的に応募できる会社は限られていたし、特にやりたいことも見つからなかったので、「なるべく給料が良くて残業のない職場」を就職情報誌(「とらばーゆ」か「サリダ」だったと思います)で探した結果、この会社に辿りつきました。

 今回は初回なので、本題に入る前に自己紹介を兼ねて、私の生い立ちからお話ししたいと思います。

 昭和45年、葬儀屋を営む家に生まれた私は、子どもの頃から、家の仕事のことで差別的に扱われることが多く、あまり友達のいない学生生活を送っていました。

「るり子の家に行くと、おばけに憑りつかれる」

 小中学生の頃には、このようなうわさを立てられ忌み嫌われ、家に友達が来るようなことはなかったです。心霊写真のブームが起こった時には、特に激しくイジメられ、私自身がおばけ扱いされるようになりました。そのため、集合写真に写るのが嫌で、遠足や修学旅行の時には仮病を使って休んでいたので、楽しい思い出はありません。

 学校内でも、多くのイジメを経験しています。買ってもらったばかりの靴を入れた下駄箱に絵の具を撒かれて台無しにされたり、通学カバンの中に大量のカマキリを入れられたこともあれば、大きなイボガエルのペアを机の中に入れられたこともありました。

 ごく少数ながらかばって助けてくれる級友もいましたが、当時流行していた『ビー・バップ・ハイスクール』(講談社)に影響されたイジメっ子たちにそんな声は届くはずもなく、卒業までのあいだコンスタントにイジメられていたのです。男子に強く背中を叩かれて前のめりに転倒した結果、額を切って大流血したときには、「違う仕事をしてくれ」と泣きながら両親に懇願して、困らせたこともありました。

「きちんと葬ってあげないと、みんな天国に行けないんだ。お前に意地悪する人たちも、死んだときにはウチを頼って頭を下げにくるから、いまは我慢しよう」

 実際、イジメっ子軍団の一員であった男子生徒の母親が若くして急逝されたときには、家族総出でお礼に来てくれました。それ以降、その子からイジメられることはなくなり、初めて父の言葉が理解できたのです。そしてこの言葉は、闇金で働いていた時に、何度も思い出すことになります。

 その後、地元から離れた町にある私立の定時制高校に入学したことで、ようやくイジメから解放された私は、卒業するまで父の手伝いをしながら学生生活を終えました。その父が、腰を悪くして葬儀屋を廃業することになり、就職先を探すことになったのです。

 面接の約束を取り付け、東京池袋の雑居ビルに入居する事務所に入ると、銀行のように殺風景で感情の見えない雰囲気を感じました。見るからに高級なテーラーメイドのスーツに身を包む社長に出迎えられ、通された応接室で懸命に書いた履歴書を差し出したところ、葬儀屋の娘であることに関心を持たれて質問されます。

「葬儀屋さんの手伝いってことは、ご遺体を目にすることもあったの?」
「はい。斎場や祭壇の設営を手伝うことがあるので、お花を入れたりするときには、一緒に合掌させていただいています」
「若いのに、大したもんだなあ。こんなこと聞いて申し訳ないけど、怖くない?」
「怖くはないですけど、事故で亡くなられた方とか、亡くなってから時間がたっちゃっている場合には、違う仕事をさせてもらっています」

 ご遺体の損傷が激しかったり、腐乱している場合などには、ご遺体に近づく作業がないよう父が配慮してくれていました。目にするご遺体は安らかに眠っておられる方ばかりで、怖いと思ったことはなく、むしろ物言わぬお客さんを接待している気持ちでいたほどです。天上からチェックされていると思うと気は抜けず、一つひとつのことを丁寧にやらなければ、いずれバチがあたると思い込んでいる自分もいました。

「君ならウチでやっていけそうだな。明日から来てくれるか?」

 どうやら物怖じしない気持ちの強さが気に入られたようです。すぐに採用となった私は、翌日の午前8時45分に出勤することになり、その日は区役所で住民票を取って帰宅しました。

 入社当初の従業員は、早口で滑舌の悪い大阪出身の社長以下、営業部には男性社員が6名在籍しており、それに創業時から社長の下で働いているという経理責任者の愛子さんと私、合計9名の所帯でした。営業部で5年以上継続して勤めているのは、空手の有段者でVシネマ役者のような風貌を有する営業部長の伊東さんだけで、そのほかの人はまだ2年足らずの在籍です。

 いま思えば、従業員を定着させるためによく社員旅行を企画し、行き先を海外など魅力的な場所にすることで福利厚生の充実を図っていたのでしょう。せっかく採用されても、あまりに非情な取り立てに耐えかねて退職してしまう人は多く、取り立てる側の精神負担も相当なものだと想像できます。

 当時の法定上限金利は、出資法で年利54.75%までとされていましたが、実際には10日で1割から月1割(ツキイチ)くらいの金利で貸し出されます。もちろん違法な金利ですが、表向きの書面は法に則しており、現金を手渡しで貸し付けるため証拠は残りません。手数料や調査費、出張費といった名目を駆使して、証拠が残らないように領収証を切ることなく天引きしていたのです。

 この業界が一番儲かっていた時期は、昭和40年代から平成15年くらいまでの間でしょうか。日栄・商工ファンド事件が起こり、闇金融業者が社会問題となって貸金業法が改正されて以降は、さまざまな制約の下、苦しい営業を強いられました。借り手が強く保護されるようになって旨味がなくなり、商売が成り立たなくなってしまったのです。

 会社が廃業した現在、このような形で過去を振り返る機会をいただいたので、懺悔の意味合いも込めて、次回からは当時のエピソードをお話ししていきたいと思います。

※本記事は、事実を元に再構成しています
(著=るり子、監修=伊東ゆう)

『ちむどんどん』だけじゃない! NHK朝ドラで物議醸した“時代考証ミス”

 現在放送されているNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』について、“時代考証のミス”が取り沙汰されている。

 『ちむどんどん』は、沖縄料理に夢を懸ける比嘉暢子(黒島結菜)の半生を描くドラマで、第1~25回までは沖縄編、第26回以降は東京・鶴見編を放送中。ネット上で物議を醸したのは、5月23日に放送された第31回のラストシーンだ。

「問題となったのは、暢子が下宿先の沖縄料理店から、故郷の姉・良子(川口春奈)に電話をかけるという場面。店の娘・金城トミ(しるさ)が映った時、彼女は醤油入りペットボトルを持っていたんですが、劇中は1972年の設定だけに、視聴者の間で『この時代にペットボトルの醤油ってあったの?』『おかしい気がする』といったツッコミが飛び交ってしまいました」(同)

 その後、ニュースサイト「J-CASTニュース」が6月6日配信記事でこの騒ぎを取り上げ、醤油メーカーのキッコーマンに問い合わせた結果、「1977年にしょうゆの容器としてペットボトルを採用」「ペットボトルの食品での採用は日本で初めて」との回答が得られたと伝えている。また、NHKの広報は同サイトの取材に対し、「ご指摘いただいたご意見については、今後の番組づくりの参考にさせていただきます」と答えたというが……。

「『ちむどんどん』では、6月1日放送の第38回に“宅配ピザ”のようなものも登場しており、こちらもネットユーザーから『どう見ても宅配ピザだけど、この時代には存在しないはず』『宅配ピザの違和感がすごい』と指摘されていました。このように、朝ドラでは時代考証のミスがたびたび取り沙汰されています」(同)

 例えば、『ちむどんどん』の前に放送されていた『カムカムエヴリバディ』(21年11月~22年4月放送)でも同様の事態が発生していた。同作は、安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)という母、娘、孫の3代にわたる物語。今年2月17日放送の第76回は、83年の京都が舞台だったが、ひなたが乗った路面電車の車窓から、当時は発売されていないはずのトヨタ自動車・プリウスが見えたため、ネット上で「プリウスが電車と並走していて笑っちゃった」「もう車窓の景色が気になってドラマに集中できない」などと言われていた。

「また、朝ドラの第100作目となった『なつぞら』(19年4~9月放送)では、戦災孤児の少女・奥原なつ(広瀬すず、幼少期・粟野咲莉)がアニメーターを目指す姿が描かれました。しかし同年4月12日放送の第11回にあったアメリカのカートゥーン作品『ポパイ』の上映シーンで“横書きの字幕”が出ると、ネットユーザーからは『この時代の日本語字幕は縦じゃない?』『当時の技術的にも、あんなにキレイな字幕はおかしい』との声が寄せられてしまったんです」(スポーツ紙記者)

 一方、18年4~9月に放送された『半分、青い。』のワンシーンには特撮作品『マグマ大使』(66年7月~67年9月放送)が引用され、一部ネット上でやはり「時代考証ミスか」と騒がれたが、この件は後に“伏線回収”された。

「『半分、青い。』は、71年生まれの主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)と幼なじみの萩尾律(佐藤健)の幼少時代の場面が物議を醸しました。4月5日放送の第4回で、9歳の鈴愛(子役・矢崎由紗)が律(同・高村佳偉人)を呼ぶ時に、『マグマ大使』の主人公のように笛を吹くという行動を取ったのですが、これについて、ネット上では『鈴愛は「マグマ大使」になじみがないはず』『鈴愛と同年代の視聴者ですが、やっぱり「マグマ大使」ネタはわからないよ』と、ちょっとした騒ぎに。しかし、同7日放送の第6回で、鈴愛が『お父ちゃんが古い漫画好きなんや』と発言したため、彼女が『マグマ大使』を知っていてもおかしくはないことが判明しました」(同)

 しかし、朝ドラにおいては、“明らかな時代考証ミス”も多数見受けられる。今後も同様の騒ぎが起こってしまうのだろうか。

「望月歩が出てるから見よう、と思ってもらえるように」 若手実力派俳優の野心

 話題の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)や、プロデューサーに佐野亜裕美、脚本に吉田玲子を迎えたNHKドラマ『17才の帝国』などに出演し、注目を集めている若手俳優・望月歩。6月17日公開の『映画 妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』では若き天才数学者・AITO役で重要な役を担う21歳の“今”を聞く。

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スリコ(3COINS)「スインググラス」がSNS映えすると話題! ゆらゆら揺れるデザインはプレゼントにもぴったり

 オシャレなグッズから便利グッズまで、思った以上に何でもそろう「スリーコインズ」。「コスパ最高!」なグッズもあれば、「これってどうなの?」なグッズもちらほら……。そんなスリコワールドを、ズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でバシッとレビューしていきます。

今日のスリコアイテム【スインググラス】

便利度:★★★☆☆(使い心地は一般的なグラスと差はなさそう)
コスパ:★★★☆☆(値段の割に凝った見た目)
おしゃれ度:★★★★☆(ゆらゆらしてキュート♪)

 突然ですが頻繁に使うグラスは、自分の好きなデザインを愛用したいですよね。しかし凝ったデザインのグラスを探すと、値段が張ることも……。そこで紹介したいのが、独特な形をしたスリーコインズの「スインググラス」です。

 底が丸くカーブした同商品は、少し触れるだけで揺れる仕様。ほかでなかなか見ない形のグラスのため、プレゼント用として買うのもアリかもしれません。グラグラする作りですが底面は広く、置いた時の安定感は抜群。多少揺らしても飲み物はこぼれにくいので安心してください。

 「スインググラス」は2種類タイプがあり、今回は縦に溝が入ったAタイプのグラスをチョイス。シンプルでスッキリとした見た目は、値段以上の高級感があります。おしゃれな形状で、インテリアとして飾るのにもうってつけですよ。

 実際にグラスをテーブルに置いてみたところ、小さく揺れる姿がかわいさ満点。試しに水も入れてみましたが、揺れる度にゆらゆらと光が反射してきれいです。グラス自体もコンパクトでキュートなサイズ感。色鮮やかなオリジナルカクテルなどを作っても、グラス含めて映える見た目を作れそう。

 もちろん普通のグラスとしての機能も十分。比較的飲み口が広く、飲み物を注ぎやすいのもうれしいポイントでした。

 商品の購入者からも、「ゆらゆら動くのがかわいくて癒やされる!」「厚手の作りだから安心して使えます」など好評の声が続出。シンプルなグラスだと物足りないという人は、一風変わったデザインを楽しめるスリコの「スインググラス」を使ってみてはいかが?

『万引き家族』撮影現場での “ハラスメント疑惑”――安藤サクラは突然「前貼り」指示に困惑

 6月11日、是枝裕和監督が手がけた映画『万引き家族』(2018年公開)が、フジテレビ系「土曜プレミアム」枠で放送される。是枝監督といえば、3月に“映画界の暴力行為や性加害問題”について、有志で集まった映画監督6名からなる声明を発表して話題になったが、「実は『万引き家族』においても“ハラスメント疑惑”があった」(映画誌ライター)ようだ。

 『万引き家族』の主人公は、日雇い労働者の柴田治(リリー・フランキー)と、その妻でクリーニング店のパート従業員・信代(安藤サクラ)。治と万引きをする息子・祥太(城桧吏)や、信代の妹で“JK見学店”に在籍する亜紀(松岡茉優)も一緒に、表向きは“独居老人”である治の母・初枝(樹木希林)の家で暮らす中、両親から虐待を受けていた少女(佐々木みゆ)を保護する……というストーリーだ。同作は、「第71回カンヌ国際映画祭」において、最高賞であるパルム・ドールを獲得し、世界中で話題になった。

「今月24日に是枝監督の最新作『ベイビー・ブローカー』が公開される記念として、今回、『万引き家族』がテレビ放送されます。そんな是枝監督は、今春、榊英雄監督などによる女優への性行為強要報道が問題になった際、諏訪敦彦、岨手由貴子、西川美和、深田晃司、舩橋淳の5人の監督と連名で『私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します』という声明を出し、世間から注目を集めました」(同)

 この声明では、問題の報道に対して「被害にあわれた方々がこれ以上傷つくことがないこと、また当該の映画監督の作品において権限のある立場の関係者は、その現場で同様の問題がなかったかを精査すること、もしあった場合には被害者のために何ができるかを検討することを望みます」と記されたほか、「映画監督はその暴力性を常に意識し、俳優やスタッフに対し最大限の配慮をし、抑制しなくてはならず、その地位を濫用し、他者を不当にコントロールすべきではありません」など、あらためて映画監督の在り方とは何かを示すものだった。

「しかし、実は是枝監督の『万引き家族』撮影時にもハラスメント疑惑が浮上していたんです。18年に映画ウェブマガジン『FILMAGA』のインタビューを受けた安藤は、予定されていなかった裸での撮影があったと告白。“事後”のシーンで『映しませんから、大丈夫です』と説明されていたにもかかわらず、『現場に行ったら、「前貼りで」と言われて』と対応を迫られ、『「どうしよう。でも、もう今日だし、どうしよう」とオロオロ』したものの、諦めて撮影に応じたとか。今年、映画業界のハラスメント問題が取り沙汰された際、一部SNS上でこのインタビューが掘り起こされ、裸になるというセンシティブな演技を、当日になって突然伝えるのはおかしいと、物議を醸しました」(同)

 また、松岡も同年のウェブサイト「リアルサウンド」のインタビューで、JK見学店のシーン撮影時、登場予定のないリリーがその場にいたことに言及。同インタビューの対談相手だった安藤が、松岡と共演者・池松壮亮のJK見学店のシーンに触れながら、「私とリリーさん、2人(松岡と池松)がテストしている場にいたんだよね。イヤだろうなと思ったから私は見てはいなかったけど」と話すと、松岡は「いましたよね?」と反応し、当時のやりとりを振り返った。

「JK見学店とは、男性客が、制服姿の女の子をマジックミラー越しに見学できるというお店なのですが、松岡はそのセットでのシーンを見られるのが嫌だった様子。当時、安藤とリリーに『やだ! なんでいるんですか!』と言ったものの、リリーからは『別に見に来たわけじゃないよ』と返されたといいます。しかし、松岡によると『やっぱり見てたんですよね、リリーさん(笑)』といい、やはりこの件も、ここ最近、映画界のハラスメント問題が物議を醸す中、SNSで問題視されました」(同)

 そんな『万引き家族』でのハラスメント疑惑が浮上する中、是枝監督は、映画界の問題をめぐって声明を出したわけだが、Twitterでは、監督本人が釈明を投稿したことも。

「是枝監督は4月16日に自身のTwitterで、松岡の件に関し、『これは謂わゆる「濡れ場」ではなく膝枕のシーンのことだと思いますが、家のセットと同じスタジオ内にこのシーンのセット(四方を壁で囲んだ個室)があったのでリリーさんは自分の撮影終わりに松岡さんに声を掛けて帰られただけで「関係ないのにわざわざ見学に来た」わけではありません』(原文ママ、以下同)と説明したんです」(芸能記者)

 松岡と是枝監督の言い分には食い違いが見られるが、その後、是枝監督は上記投稿を引用しながら、「ただ、先日インティマシーコーディネーターの方とお話させていただいて、露出度の問題ではなく役者さんから繊細な対応を求められるシーンに関してはセットを別にするなど、より丁寧な対応が必要だとアドバイスいただきました。努力します」と、対応の改善に努めることを表明したのだった。

「是枝監督が、日本映画界のハラスメント体質を変えなければいけないと思っているのは事実でしょう。過去のことを含め、俳優やスタッフの声に耳を傾けながら、まずは自らがお手本となって、その改革に取り組んでくれると期待したいです」(同)

 今後、日本の映画監督は、作品の出来栄えだけでなく、いかに健全な制作現場を実現できるかを問われる時代になりそうだ。

フジテレビ『ポップUP!』パワハラ報道でいや増す早期終了の現実味

 フジテレビの昼の情報番組『ポップUP!』のチーフプロデューサーによるパワハラ疑惑が、6月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた。記事によると、フジテレビの社員であるこのチーフプロデューサーは、制作会社社員のアシスタントプロデューサーに対し、常日頃から叱責するなどのパワハラ行為を繰り返していたとのこと。その結果、アシスタントプロデューサーは2度の自殺未遂をしたという。

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いとうあさこ、かつて”気づかず不倫”していたことを告白

 6月6日放送の「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)には、芸人のいとうあさこと大久保佳代子の2人がゲストで登場した。

「2年前くらいに、有名な占い師に“今年中に絶対結婚相手が現れます”っていわれて、1年信じて生きてきたの。ただ、現れなかったので、1回裏切られた感があるのね、占いに」と話す大久保と、同じ経験があるいとうは、警戒しながら今回の収録に挑む。

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Hey!Say!JUMP・山田涼介『鋼の錬金術師』は初登場9位、『シン・ウルトラマン』が首位! 映画動員ランク

 庵野秀明氏の企画・脚本、樋口真嗣監督で実写映画化した特撮アクション・エンタテインメント『シン・ウルトラマン』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、5月21~27日)で1位に輝いた。

 同作は、謎の巨大生物“禍威獣(カイジュウ)”の出現が日常となった日本を舞台に、新たに設立された対策専門組織「禍威獣特設対策室専従班」に所属する隊員たちの奮闘を描く。宇宙から突如飛来した正体不明の銀色の巨人・ウルトラマンと禍威獣の戦いや、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊ら豪華キャストの演技にも注目が集まっている。

 5月31日時点で、累計動員数180万人、興行収入27億円を記録しており、50億円超えにも期待がかかる。なお、今回のランキングで初登場4位となったトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』は公開3日で興収11億円を突破するなど、『シン・ウルトラマン』を超えるペースで数字を伸ばしている。今後、両者の“興収対決”も見どころになりそうだ。

 公開前より賛否両論の『シン・ウルトラマン』だが、公開後もネット上には「とてもよくできた映画で面白かった!」「まさに“見たかったもの”が見られて満足」といった称賛の声や、「時間とお金をムダにしたければ見るべし」「ウルトラマンや禍威獣、外星人のCGがあまりにもお粗末でシラけた」などの辛らつな意見が飛び交っており、かなり好みが分かれる作品のよう。

 2016年公開の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』は、最終的に82億円を超える興行収入を上げて大ヒットしたが、『シン・ウルトラマン』はこの記録にどこまで近づけるだろうか?

 続く2位は、テレビアニメの続編にして完結編となる『五等分の花嫁』(TBS系)の劇場版『映画 五等分の花嫁』が公開2週目でランクイン。同作は、五つ子の女子高生の家庭教師を務めることになった主人公の男子高校生が、勉強嫌いな彼女たちを無事卒業させるべく奮闘するという内容。公開から10日間で動員62万人、興収8億円を突破している。

 3位もアニメ作品で、『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が公開7週目で入った。5月23日までの累計で動員572万人、興収79億円を突破しており、前作『名探偵コナン 緋色の弾丸』の記録を抜いた形だ。

 4位には、前述の『トップガン マーヴェリック』が初登場ランクイン。1986年公開の世界的ヒット映画『トップガン』の続編で、伝説のパイロット“マーヴェリック”が、達成困難な任務を抱えるアメリカのエリートパイロットチーム「トップガン」の前に現れるというストーリーだ。

 36年前の『トップガン』に続く“続編”とあって、ネット上には当時のファンから興奮気味の感想が続出。「文句なしに面白い。続編をずっと待っていてよかった!」「もう言うことなし。感動で手が震えました」「何十年たっても変わらぬ素晴らしさ。完璧な続編!」といった絶賛の声が多く寄せられている。

 また、「これは絶対映画館で見るべき。配信で見たら、面白さが半減すると思う」「映像も音も迫力があるので、できればIMAXで見てほしい!」「これぞハリウッド映画。劇場で見る以外の選択肢がない!」などと、劇場鑑賞を勧める声が多い。こうした口コミによって、まだまだ動員を伸ばしそうだ。

 5位には、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子らが出演する『大河への道』が初登場で入った。同作は、人気落語家・立川志の輔による落語の名作を、中井主演で映画化したコメディ作。

 伊能忠敬を主人公にした“大河ドラマ”で観光促進をしようと、千葉県香取市の市役所職員たちがプロジェクトを立ち上げるも、脚本作りの最中に、伊能の“秘密”を知ってしまい……といった内容だ。

 歴史や大河ドラマ好きに響いているようで、ネット上には「めっちゃ面白かったし感動した。歴史好きなら見て損はないはず」「昔から大河ドラマが好きなので、公開を楽しみにしてました。期待を裏切らない良作!」などの感想が寄せられている。

 続く6位も邦画で、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星ら出演のヒューマンドラマ『流浪の月』が公開3週目でランクイン。同作は、女児誘拐事件の被害者と加害者として世間の注目を集め、その15年後に偶然の再会を果たした男女2人の揺れる心と、事件の真相を繊細な筆致で描き出す作品。

 20年に「本屋大賞」を受賞した凪良ゆう氏の同名ベストセラー小説(東京創元社)が原作で、『フラガール』(06年)『怒り』(16年)などの李相日監督がメガホンを取った。ネット上の評判も上々で、「見応えのある作品だった。役者たちの演技が見事!」「終わった後、しばらくボーッとするほどの衝撃でした。松坂さんと広瀬さんの迫力がすごかったです」など、出演者の演技を褒める声が特に目立っている。

 8位には、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典ら出演の『死刑にいたる病』が公開4週目で入った。24人を殺し収監中の連続殺人鬼(阿部)から、1件だけ紛れ込んだ冤罪事件を調査してほしいと依頼された大学生(岡田)を待ち受ける、衝撃の運命をスリリングに描いた同作。5月31日までに累計で動員51万人、興収7億円を突破しており、10億円に届くかどうかに注目が集まる。

 9位も邦画で、Hey!Say!JUMP・山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカら出演の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が公開2週目でランキングに初登場。同名バトルファンタジー漫画(スクウェア・エニックス)が原作で、2017年12月公開の第1作『鋼の錬金術師』に続く『完結編』となる。

 17年公開の第1作目は、その内容を酷評する声も多かったが、2日間で動員約19万人、興収2.6億円を記録し、週間ランキングで首位を獲得。しかし、今作は公開2週目で初登場9位スタートと、大幅に順位を落としている。

 一方で、SNSや映画口コミサイトを見ると、「あまり期待してなかったからか、結構面白かった」「前作よりも話がまとまってた」などと評価する声もあり、成績が伸び悩んだ割には好評を得ている様子。こうした好意的な口コミによって、巻き返しを図れるだろうか?

 10位は、人気テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)の劇場版第30弾『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』が、公開6週目でランクインした。

【全国映画動員ランキングトップ10(5月21~27日 、興行通信社調べ)】

1位 シン・ウルトラマン
2位 映画 「五等分の花嫁」
3位 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
4位 トップガン マーヴェリック
5位 大河への道
6位 流浪の月
7位 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
8位 死刑にいたる病
9位 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
10位 映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝

【今週のガーシー】マイファスHiroが白旗謝罪…美人女優に「アテンダー女」疑惑か

 過去に交友のあった芸能人らの秘密を明かして話題を集めている暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和。今週は「暴露相手がライブ配信で生謝罪する」という、過去になかった出来事が大きな波紋を呼んだ。

 東谷は5日に公開した動画で、人気ロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiroが過去に交際していた女性と「中絶強要」のトラブルを起こしていたと暴露。当事者の…

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