“トレース疑惑”のイラストレーター・古塔つみ氏、謝罪後も批判続出! アート業界の現状を芸術大学教授に聞く

 人気音楽ユニット・YOASOBIの楽曲「夜に駆ける」のキービジュアルなどを手掛けたイラストレーター・古塔つみ氏に“トレース疑惑”が浮上し、ネット上で騒ぎになっている。

 1月28日、暴露系YouTuber・コレコレの生配信に、昨年1月に行われた古塔氏の個展に足を運んだという画家の女性が出演。そこで展示されていた作品の一つに、有名な絵画と似た構図のイラストがあったなどと指摘した。さらに、ほかの展示作品にも、著名な写真家の作品をトレースしたような跡があると告発を行ったのだ。

 これをきっかけに、ネット上では古塔氏の作品を“検証”する人が相次ぎ、「ファンなので信じたくないけど、写真とイラストが似すぎてる……」「洋服のシワまで写真と一致しているのは、さすがに言い逃れできないでしょう」といった意見が寄せられるように。また、今回の騒動と関係しているのかは不明ながら、古塔氏とのコラボ商品を販売停止にするサイトも確認され、疑惑が深まる形になっていた。

 そんな中、古塔氏は2月3日、自身のTwitterに「フォロワーの皆様・作品購入の皆様・全ての関係者の皆様方へ」と題した文書を公開。今回の騒動について謝罪し、「引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です」とコメント。一方で、「写真そのものをトレースしたことはございません」「模写についても盗用の意図はございません」と、“トレース疑惑”については否定している。

 しかし、この謝罪後もネット上では「『盗用の意図』がなくても、結果的に盗用になっているのでは?」「“知りませんでした”“悪気はありませんでした”で通すのは無理がある」といった批判が続出。また、「“銭湯絵師”と同じような騒動だな」「“銭湯絵師”の件といい、イラストレーターはこういう人しかいないの?」などの声も。

 この「銭湯絵師」とは、19年3月に“盗作疑惑”が浮上した、元銭湯絵師見習いでモデルの勝海麻衣のこと。勝海もまた、大手企業のイベントに出演した際、あるイラストレーターの絵を「パクった」とネットユーザーから指摘が相次いだ。その後、当時の所属事務所が謝罪文を公開し、勝海が「作品の構図をそのままに無断使用して制作を行った」ことを認めている。

 一体なぜ、アートの分野ではこのような騒動が起こるのだろうか。サイゾーウーマンでは、勝海の“盗作疑惑”が問題になった際、大阪芸術大学の純丘曜彰博士にインタビューを行い、「有名人を“ねつ造”している」業界の現状について聞いていた。古塔氏のトレース疑惑が浮上した今、あらためて同記事を掲載する。
(編集部)

 銭湯絵師見習いでモデルの勝海麻衣に“盗作疑惑”が浮上し、ネット上で炎上騒ぎが起こっている。また、銭湯アイドルで漫画家の湯島ちょこが、自身のTwitterで“告発”を行ったことにより、騒動は拡大。「もはやただの“パクリ問題”ではなくなっている」(マスコミ関係者)ようだ。

「勝海は武蔵野美術大学在学中にモデル活動を開始し、2018年に東京藝術大学大学院に進学。17年に銭湯絵師の第一人者・丸山清人氏に弟子入りしており、“美人すぎる銭湯絵師”として話題になりました。そんな勝海は今年3月24日、大正製薬の新炭酸飲料『RAIZIN』のイベントで“虎の絵”を描いたのですが、その絵がイラストレーター・猫将軍氏の作品と構図がほぼ一致。これが発覚すると、『勝海がパクったのでは?』『明らかに“盗作”だろ』と、ネットユーザーから指摘が相次いだんです」(同)

 この事態に猫将軍氏もTwitterで反応し、同25日に自身の絵は「2012年に描いた」と説明。28日には「2012年のULTRAというアートフェアに出展した作品」であると補足している。

「27日には『偶然一致する事はまあなかなか無いと思うんですが』とつぶやき、猫将軍氏も勝海の“盗作”を疑っているようです。これを機に、多くのネットユーザーからも批判が飛び交い、28日になって勝海がTwitter上に謝罪文を掲載。しかし、『私が参加させて頂いた渋谷でのイベントにて描いた絵が他の作品に酷似しているというご指摘を頂戴いたしました』『お騒がせをし、ご迷惑をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます』などと、騒動についてのみ謝罪し、盗作疑惑の真偽には触れていなかったため、火に油を注いだだけでした」(同)

 猫将軍氏は同日、ほかのユーザーに返信する形で「たまたま似たっていうメールが来た」「似せる意図は無かったそうです」とも明かしており、勝海は盗作を認めていない様子。現在、画家のデイビット・カッサン氏といった、ほかのアーティストと勝海の作品が非常に似ているという指摘も相次いでいるため、バッシングは加速するばかりだ。

「そんな中、4月1日には湯島がTwitterで“告発”をし、ネット上で注目を集めています。湯島によれば、自身が丸山氏から『弟子になるか?』と言われたあとに、勝海が弟子入りを希望したそう。そして『町田忍に頼まれたから君には何も教えてなかったことにするねと丸山さんに言われ勝海さんからは(キャラクターが)被ってて迷惑してると(湯島が)弟子として選ばれたことを事実ではなかったと謝罪するように言われました』と暴露。町田氏は日本銭湯文化協会理事で、『お世話になっている医者の娘さんだから』との理由で勝海をゴリ押しし、湯島の弟子入りを“なかったこと”にした、というのが湯島の言い分です」(同)

 しかし町田氏は、4月2日に公開されたWebサイト「J-CASTニュース」の記事内で取材に応じており、「勝海さんの父親とは、会ったことも話したこともありません」と主張。また、丸山氏の娘は湯島について「父に弟子入りしたとSNS上で勝手に書かれて迷惑しています」と、コメントしている。これにより、一部では湯島の主張が「妄言ではないか」と指摘する声もあったが、町田氏の発言がネットユーザーから疑問視され、湯島に“追い風”が吹いているようだ。

「町田氏はこの取材の中で、勝海の盗作疑惑に関して『脇が甘かったのは確かですが、多少アレンジしており、盗作とは言えないと思います』と発言。猫将軍氏以外にも、勝海が盗作したと思われる作品が多数出ている中での“擁護”は、ネット上で物議を醸しています」(同)

 一連の騒動について、Webサイト「INSIGHT NOW!」にて勝海を「バカにもほどがある」と一刀両断した、大阪芸術大学哲学教授・純丘曜彰博士に問題の見解を聞いた。

――今回、この“盗作疑惑”は国内でも有数の大企業・大正製薬のイベントで起こりました。以前から模倣イラストを多数描いていた勝海を、企業はなぜ宣伝に使ってしまったのでしょうか。

純丘曜彰博士(以下、純丘博士) 箱物行政が頭打ちで、今、スポーツやアートに莫大な補助金が流れ込んでいます。一方で、近年は「CDが売れない」と言われ、芸能人事務所は音楽で稼ぐのが難しくなっている。そこで “文化人タレント”のマネジメントに進出し、広告代理店と組んで有名人を“ねつ造”しているのです。勝海さんも、“ねつ造されたアーティスト”と言っていいでしょう。企業やテレビ局は、その売り出しに利用されているというわけです。

――勝海は現在、モデルや銭湯絵師として活動しながら、東京藝術大学大学院の生徒でもあります。今回のような“模倣”でアーティストを名乗る人物が出てこないために、学校側ができることは何だとお考えですか。

純丘博士 近年、芸術系大学は急増しており、それに伴って教員の質がひどく下がっています。現場に関わっていたというだけで、実務家教員として採用されてしまう現状がある。彼らは残念ながら、学術的な基礎はなく、 “ニセモノ”のチェックなどできないでしょう。今回のような生徒の不正に対しては、起こってしまった時点で、過去に遡って大卒を取り消すという厳正な処分くらいしか、策はないかと思います。

 大企業と有名芸術大学が絡んだ今回の騒動。アート業界に大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。

【緊急告知】2月22日(火)、横山結衣バースデーイベント「よこゆいたんじょう会」開催決定!

!緊急告知!
2月22日(火)、元AKB48で現在女優として活動している横山結衣の誕生日イベント開催決定! その名も“よこゆいたんじょう会”。参加できるのは選ばれし50名のみ! 激レアイベント…

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あの大物芸人は再生回数「素人レベル」!? ベテラン芸人YouTubeの明暗

 一時の「芸能人YouTuber」ブームも次第に落ち着きを見せ、勝ち組と負け組の明暗が色濃く分かれつつあるようだ。

 先鞭を切ったオリエンタルラジオ・中田敦彦やキングコング・梶原雄太らのYouTubeチャンネルは今も人気だ。彼らの成功にあやかろうと、芸歴20年以上のベテラン芸人たちも続々とYouTubeに参入するようになり、江頭2:50の『エガちゃんねる EGA-CHANNEL…

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土屋太鳳、主演作が軒並み不発! “負の条件”重なる4月期ドラマ に早くも“爆死フラグ”!?

 4月期にフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送される連続ドラマ『やんごとなき一族』で、土屋太鳳が同局連ドラ初出演にして初主演を務めることが明らかになった。土屋といえば、これまで数々のドラマや映画などで主演に起用されてきた人気女優だが、「このところヒット作はなく、新ドラマも“爆死フラグ”が立っている」(芸能ライター)という。

「『やんごとなき一族』は、漫画家・こやまゆかり氏の同題作品(講談社)の実写版。土屋は、下町で母親と大衆食堂を営んできた主人公・篠原佐都を演じるそう。また、佐都の結婚相手にして“名家”の次男である深山健太役には、松下洸平の起用が発表されました。同作は、佐都が“嫁姑問題”や“後継者争い”などが渦巻く婚家で、心優しい健太と困難を乗り越えていく姿を描くようです」(同)

 土屋は、2015年上半期のNHK連続テレビ小説『まれ』で主演を務めた“朝ドラ女優”であり、同年12月公開の『orange -オレンジ-』や、16年8月公開の『青空エール』といった映画での主演経験も豊富。一方、松下も19年の朝ドラ『スカーレット』に出演したのを機にブレークし、昨年10月期の連ドラ『最愛』(TBS系)で吉高由里子の相手役を好演したことも話題に。そんな2人がメインキャストを務める『やんごとなき一族』だけに、期待が集まるが……。

「実は近年、土屋の主演作は軒並み不調に終わっているんです。たとえば18年7月期の連ドラ『チア☆ダン』(TBS系)は、全話通しての世帯平均視聴率が7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と“不発”でしたし、映画にしても、同12月公開の『春待つ僕ら』が映画興収ランキング(興行通信社調べ)で初登場7位と微妙なスタートを切ったかと思えば、翌週にはトップ10圏外に。さらに、田中圭とダブル主演した昨年2月公開の『哀愁しんでれら』は初週10位で、翌週はランク外に転落しました」(同)

 なお、土屋は“青春モノ”に多く起用されてきたことから、高校生の主人公を演じた『チア☆ダン』や『春待つ僕ら』への出演当時は、ネット上で「もう土屋の女子高生役は飽きた」「そろそろ大人っぽい作品に絞ったほうが良い」などとネガティブな意見も寄せられていた。

「その点、『哀愁しんでれら』は“サスペンス”であり、土屋が演じた主人公も市役所に勤務する大人の女性でしたが、『ストーリーが暗い』『鬱展開でキツい』という感想が多かった。『やんごとなき一族』も“大人の世界”が舞台ではあるものの、ドロドロとした人間関係が描かれるようなので、見る人を選びそうです。また、フジテレビ系の『木曜劇場』枠自体も、20年10月期の『ルパンの娘 第2シリーズ』以降、全話平均視聴率は4~7%台と不振が続いていますし、こうした負の条件が重なることから、やはり『やんごとなき一族』も爆死コースをたどるのでは」(同)

 果たして『やんごとなき一族』は、土屋にとって久々のヒット作となるだろうか。

ゴマキの実弟・後藤祐樹が芸能界復帰! 再ブレイクへ向け「TBSが狙い目」なワケ

 昨年11月、格闘家・朝倉未来との対戦で一躍話題となったのは、元モーニング娘。の後藤真希の実弟・後藤祐樹だ。

 後藤祐樹は2000年、現在は女優として活躍するソニンとともに結成したユニット「EE JUMP」で華々しいデビューを飾るも、度重なるトラブルを起こし、2002年には芸能界を引退。その後、2005年に結婚するなど引退後も話題を振りまいたが、2007年、工事現場から銅線を盗…

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老舗・サンミュージックが激戦区沖縄で新人発掘へ…“バラエティ事務所”からの脱却なるか

 かつて、桜田淳子や松田聖子、酒井法子、ベッキーといったアイドルやタレントが在籍していた老舗芸能プロ「サンミュージックプロダクション(以下、サンミュージック)」。そのサンミュージックが今年4月、沖縄県にサンミュージック・アカデミー沖縄校を開校。新たなスター発掘を目指すという。

 「サンミュージックは、もともと歌手を育成・マネジメントするプロダクションとしてスタートしたのですが、…

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Snow Man・宮舘涼太、「言ったの滝沢くんですよね?」“ウワサの真相”を告白! 三枚目にキャラ変したってホント?

 Kis-My-Ft2メンバーが交代でパーソナリティを務めているラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)。2月2日放送回は北山宏光と宮田俊哉が出演し、収録中に突如やって来た後輩グループのSnow Man・深澤辰哉&宮舘涼太もトークに参加。その中で、北山が宮舘に“ウワサの真相”を尋ねる一幕があった。

 この日の放送で、昨年12月30日に東京ドームで行われたコンサート『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』について振り返った北山と宮田。すると、トークの最中に宮田が「あれ? ふっか(深澤)と、だて様(宮舘)じゃん!」と2人の姿を見つけたようで、北山は「どうしたの? 来ればいいじゃん」とブース内に招き入れた。深澤と宮舘は、同じ現場にキスマイの2人もいると知り、挨拶をしに来たのだという。

 なお、宮田と深澤はYouTubeチャンネルの「Johnny's Gaming Room」で共演しているため、「宮田くんとは意外と会うんですよ」(深澤)とのこと。一方、宮舘は「(SixTONESの)ジェシーと、北山くんと僕でご飯食べて」「ホントに前なので。そこからご連絡先、交換させていただいて。ずっと事あるごとにご連絡をさせていただいて」と、北山とはプライベートでも交流があるとか。

 すると、ここで北山が「あ、ウワサで聞いたんだけどさ。これ言っていいのかな?」と切り出し、「舘さんってさ、ずっと二枚目のキャラクターのふうだったというか……三枚目に切り替えたってホント?」と、キャラ変したのかと質問。

 宮舘は「切り替えたんですか?」とトボケつつ、「それ僕もウワサで聞いてるんですけど、言ったの滝沢(秀明)くんですよね?」とウワサの出どころに心あたりがあるよう。北山は「そうそうそう」と、ジャニーズ事務所の滝沢副社長から入ってきた話だと認めた上で、「たまたまその話聞いてて、めちゃめちゃ面白いなと思ってて。それの真実はいかに? ですよ」とあらためて直撃。

 宮舘は「僕自身、シフトチェンジをしたか、してないかって言われると、わからないんですよ。自分でもわからないんです。でも、ありがたいことに見てくださってる方が『あれ? おやおや、宮舘どうした?』ってところに今いて」と自己分析していた。

 宮舘といえば、ファンの間では「だて様」の愛称で親しまれており、気品のある立ち居振る舞いから「宮舘王国の国王」「ロイヤル担当」とも言われている。普段は高貴なオーラを放ちながら、『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)といったバラエティでお茶目な一面を見せ、コメントなどが「面白い」と話題に。昨年10月からはメンバーの佐久間大介とともに情報バラエティ『ラヴィット!』(同)に交互出演中(毎週火曜日)だが、番組内での宮舘の発言は定期的にSNS上を賑わせている。

 そんな宮舘の現状を把握した宮田は「大丈夫だよ。やってること面白くても、顔カッコいいから二枚目だよ、何しても。俺と一緒」とフォロー。北山が「お前は邪魔するな」と釘を刺したものの、「やりたいようにやればいいんだよ。そうしたら、二枚目でもあり三枚目であるのがジャニーズだから!」と背中を押し、宮舘は「ありがとうございます。良いお言葉をいただきました」と愛のある助言を受け止めていたのだった。

 こうして、バラエティでの活躍にも期待が集まっている宮舘だが、先日は男女お笑いコンビ・蛙亭のイワクラが大絶賛していた。1月29日にYouTubeでライブ配信した「新年会します!【ウーバーイーツ】【#24】」内にて、共演経験のあるなにわ男子の「初心LOVE」MVをYouTubeで見たと報告。ほかにも、「SixTONESさんとか、全部見たんだけど。エグいね。やっぱ、めちゃめちゃカッコいいね」と、“ジャニーズに沼落ち”する寸前のようだった。

 さらには、「これだけは言っていい? だて様ヤバいな! 私、もう死ぬかと思った。ホントに」「だて様の今まで、面白い部分だけ見てたからさ……」と告白。相方の中野周平が「“だて様”と言われる所以を知ったわけだ」と言うと、「そうそう。これがだて様! “だて様”という表現以外の何ものでもないなと思って」と興奮気味に語っていた。

 実は、中野の彼女もSnow Manやなにわ男子のファンだそうで、中野自身もなにわ男子・道枝駿佑とSnow Man・目黒蓮がダブル主演したドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)を見て、目黒を好きになったという。その後は別の話題に移るも、中野がチャット欄の「だて様なんだ~」「だて様いいよ~」とのコメントを読むと、イワクラは「続き言っていい? その“だて様、エグ!”ってなったのは、あれなんなんだろうね? YouTubeで見たから全然詳しくないけど、ダンスのあれって練習?」と熱を取り戻した様子。

 どうやら、YouTubeでSnow Manの「Dance Practice」動画を見たのか、「スタジオでめっちゃカッコいいダンスしてて。それのだて様が、髪セットしてない(状態だった)。えー! ってなって」「それで一撃でもう……。『ラヴィット!』のだて様じゃないってなって……。めちゃくちゃカッコよかった!」と大興奮。すっかり宮舘に夢中になった結果、コンサートで自己紹介ソングを歌う映像も見たといい、「あれヤバいね。あのだて様、カッコよかった~」と話していた。

 ファン以外の番組視聴者や、お笑い芸人までをも虜にする宮舘。2022年は本格的な“だて様フィーバー”が巻き起こるのかもしれない。

乃木坂46久保史緒里、29thシングル発表で盛り上がる“初センター説”とその根拠

 1月31日、乃木坂46の29thシングルが3月に発売されることが発表された。今作のセンターは誰が務めるのか、ファンの間では予想合戦が繰り広げられている。

 そんななか、注目を浴びているメンバーの1人が、3期生の久保史緒里だ。1月からは朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)月曜日レギュラーに就任。1月27日には『乃木坂オールナイトニッポン(ANN)』の2代目パーソナリティに抜…

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石原慎太郎氏死去 毀誉褒貶が相半ばする“暴走老人”が遺した文句ナシの功績

 作家として、そして政治家として世間の注目を浴び続けた石原慎太郎氏が2月1日に亡くなった。名優・石原裕次郎を弟に持ち、「裕次郎の兄です」と自己紹介することもあった石原氏だったが、その存在感は稀代の映画スターをも凌駕するものだった。

「石原氏は、一橋大学在学中に発表した小説『太陽の季節』(新潮社)で芥川賞を受賞し、原作と脚本を務めた映画『狂った果実』(1981)が、弟・裕次郎の主…

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桝太一アナウンサー、日テレ退社で「一人勝ち」か? 「的確に科学を伝える」転身が受け入れられるワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今週の有名人>
「わかりやすく的確に科学を伝える」桝太一アナウンサー
『真相報道バンキシャ!』(1月23日放送、日本テレビ系)

 新型コロナウイルス感染症の流行は、第6波が必ず来ると言われていたが、ここまでの感染者増加を予想していた人はいただろうか。共同通信社によると、2月2日、日本国内で新たに報告された新型コロナウイルス感染者は9万4,908人となり、過去最多を更新したそうだ。

 芸能人が感染したというニュースを聞くことも多くなった。タレントのベッキーや及川奈央、お笑い芸人のオードリー・春日俊彰と若林正恭、歌舞伎俳優・中村芝翫、女優・ともさかりえら、多くの芸能人が新型コロナ感染を報告している。お笑い芸人のダウンタウン・松本人志は濃厚接触者に該当するという理由で、1月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)を欠席した。

 同番組では、タレントのヒロミ、眞鍋かをり、お笑い芸人のEXIT・兼近大樹ら出演者が新型コロナへの意見を述べていたが、私には歌手・西川貴教の発言が興味深かった。「こういった形で(テレビに)出ている人間が言うことじゃないのかもしれないですけど、テレビというかメディアの罪っていうか。専門家でもない芸人さんとかタレントさんとか我々みたいなものが出て行って。(中略)ああでもないこうでもないとコメントを求められるから、言わなくてはいけない。日々情報はアップデートされるし、その度に意見が変わったりして、いろんな不安を煽っているんじゃないかと思って」と述べていた。

 番組MCでお笑い芸人の東野幸治が「専門家じゃない人のコメントは、できるだけ言わないほうじゃいいんじゃないか」と要約していたが、その通りではないだろうか。感染症の専門家でもわからないことを、芸能人に答えさせるのは無理がある。タレントたちもそれをわかっているからか、自分の対策や周辺の出来事を語る場合が多いように思う。一方で、厄介なのは「頭がいい枠」のコメンテーターではないか。

 人は誰しもバイアスをかけて物を見ている。たとえば、「偉人の名言」はその代表例といえるだろう。“経営の神さま”こと、パナソニックの創業者・松下幸之助氏の名言に「世にいう失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる」というものがある。「成功するまでやり続けろ」という意味だが、事業に失敗して会社をつぶしてばかりいる人が同じことを言ったら、世間サマは納得してくれるだろうか。おそらく「損切りが遅いから、事業に失敗するんだ」と批判されるのがオチだ。人は誰しも社会的地位で相手の発言を信頼するか決めているからこそ、この言葉を「名言」と捉えるのだろう。

 人によってバイアスの強弱は異なるが、私たちはまず、その人の見かけや社会的地位などで相手を信頼するかどうかを、うっすら決めてしまっている。『報道ステーション』(テレビ朝日系)などでコメンテーターを務めたタレント・ショーンKは、「テンプル大学でBA(学士)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA(経営学修士)を取得。パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学」という華麗な学歴をウリにしていた。しかし、2016年3月発売の「週刊文春」(文藝春秋)により、これらが経歴詐称であったことが発覚し、タレント活動を自粛することになる。

 経歴詐称はいけないことだが、ショーンが活動している最中、「学歴が高いわりに発言の内容が薄いな」というように詐称を疑う人は、ほとんどいなかっただろう。これは、私たちに強いバイアスがかかっていた証拠ともいえる。「何を言うか」ではなく「誰が言うか」で、その発言を支持するかしないかを決めてしまっていたのだ。

 ワイドショーなどに出演する学者や専門家たちは、言うまでもなく高学歴を誇る「頭がいい枠」である。芸能人の不倫のように「夫婦で解決してください」という問題であれば、どんな意見を言ってもたいした問題にはならないだろう。しかし、新型コロナウイルスのように多くの人の生命や生活に関係することを「頭のいい枠」の人が口にすると、「あの人が言っているから正しいに違いない」と本気にする視聴者は多いように思う。

 しかし、その情報が間違っている場合もある。「頭のいい枠」の人の発言はネットニュースになって拡散されていくので、番組を見ていない人にまで悪影響が及ぶかもしれない。

 そんな難しいポジションにいる「頭がいい枠」だが、高学歴だけではテレビのコメンテーターは務まらない。キャラの濃さやアクがなければ視聴者から人気が出ないので、どんなに正しいことを言っても話を聞いてもらえないだろう。みんなが同じ意見では番組は面白くないから、あえてヒール役を演じるようなサービス精神も必要とされそうだ。とはいえ、「頭がいい枠」はタレントではないので、これらの条件を完璧に満たす人は極めて稀だろう。

 それでは、テレビで新型コロナのことをうまく話題にしつつ、デマを拡散しないためにはどうすればいいのか。答えはごくシンプルで、番組の中に“調整役”がいればいいと思う。「頭のいい枠」のコメンテーターと同等か、それ以上の知性を持ち、かつコメンテーターの個性を殺さず、けれど、問題がありそうな発言は軌道修正を図る。

 口で言うほど簡単なことではないが、それができそうな人物がただ一人いる。日本テレビの桝太一アナウンサーだ。

 1月23日放送の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)で、今年3月末をもって日本テレビを退職し、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究員に転身することを発表した枡アナ。科学と社会をつなぐ「サイエンス・コミュニケーション」という学問分野を極めるための退社だそうで、「わかりやすく的確に科学を伝える方法を、番組を通して皆さんと一緒に考えて実践していくことを目指したいと思っています」とコメントしていた。

 枡アナの日テレ退社を「人気アナウンサーからアカデミック分野への転身」と見る人もいるだろう。しかし、私は事実上の「フリー転身宣言」だと解釈した。

 新型コロナウイルスだけではなく、近年、地震や台風など、命をおびやかすほどの自然災害が増えている中、科学にまつわる情報は今後さらに必要とされていくだろう。そんな中で、各種コメンテーターの“調整役”として、専門家の言うことを理解できる科学的知識を持ったアナウンサーは、今のところ桝アナ一人といっても過言ではないはずだ。

 桝アナはもともと東大大学院農学生命科学研究科出身で、すでに科学に関する素養は十分すぎるほどある。今後、同志社大学ハリス理化学研究所で実績を積み上げていけば、視聴者には「桝アナが言っているなら、本当だ」と受け入れてもらえるだろう。

 高年収の日本テレビを辞めてまで研究者になる桝アナを、「お金への欲がない人」とするいう書き込みをネット上で見たが、フリーのアナウンサーとして科学番組の司会を一手に引き受ければ一人勝ちなわけで、日テレ時代の年収など軽く超えるのではないか。

 これまで、人気局アナがフリーとなる場合、主戦場をバラエティ番組やワイドショーに移すことが多かった。しかし今、この分野は苦戦続きのレッドオーシャンであり、参入するのは得策ではないだろう。テレビを見ない人が増えているともいわれるが、災害のときはテレビでニュースを確認する人は多いはず。これから、ますます世の中に求められるだろう分野が、自分の得意分野であるという奇跡。やっぱり、桝アナのように人気のある人は、ツキもあるのだと恐れ入るばかりだ。