ムツゴロウ「全集にして死にたい」エスパー伊東「老人ホームに入所中」、大分在住の中島知子は⋯⋯あの人は今

編集G 元東京都知事の石原慎太郎氏が2月1日に亡くなったね。石原氏といえば、TOKYO MXの番組でカラスの肉を使った料理を食べていたことが印象深いわ。享年89歳だそう。

しいちゃん 1月28日放送の『キャスト −CAST−』(朝日放送テレビ)には、「ムツゴロウさん」こと畑正憲が北海道の自宅からVTR出演していたよ。ムツゴロウさんは86歳。番組で「ムツゴロウ全集を作りたい」「自分の知ったもの、感じたものを一つひとつ書き起こして全集にして死にたい。それを全300巻とか」と語っていたよ。2020年6月からは「ムツゴロウの656」という公式YouTubeチャンネルを開設。「656」は「ムツゴロウ」と「656回、話をする」をかけてるそう。

編集G ムツゴロウさんお元気そう。見た目はおじいちゃんだけど、語り口はかつての人気番組『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』(フジテレビ系)の時のまま。22年2月2日時点で動画は第54回までアップされてる。656回までがんばって! 全集も300巻まではいかなくても、ぜひ書いてほしいよ。

しいちゃん 一方、61歳のエスパー伊東は今、老人ホームに入所中。

編集G え、まだ61歳なのに?

しいちゃん この件が明らかになった発端は、伊東の友人である電撃ネットワークの南部虎弾が、1月29日、自身のTwitterで「エスパー伊東と連絡が取れない! 事件性まで感じてしまう! 誰かエスパーの行方わかりましたら、教えてください!」とツイートしたこと。翌30日、伊東が所属する芸能事務所の社長でお笑い芸人・ビトタケシが、伊東について「携帯を解約している」「1年以上前から、老人ホームに入所している」「今は認知症で半分寝たきり状態」などと明かした。コロナ禍で面会は難しいそう。伊東はボストンバッグに体を入れる芸で股関節を酷使したため、18年に右変形股関節症と診断され、19年に人工股関節を入れる手術を受けた。その後、重度の脳梗塞を発症し、20年2月に出演したテレビ番組内で「仕事ができなくなったため、生活保護を受給している」と明かしていた。

編集G つらい話だね……。

しいちゃん ネット上でも「悲しい」「現役時代、無理しすぎたのでは」といった声が上がってる。さらに南部は、1月31日にもTwitterで連投。「誰と話してるかもわからず老人ホームにいて生活保護を受けているため携帯も持てず仲間にも連絡ができない! それって医師の治療もなく、ただこれ以上回復することもなく悪くなっていくことを放って置くと変わんないわけですよね?」と疑問を呈していた。また事務所社長のビトについても、「『エスパーのことは全部面倒見ますからから』とお金も全部ビトさんが預かり エスパーのため生活保護を受ける様にし、コロナの時期だからと一年半放置していて」「心配してる人達がいるのに状態を知らせるでもなくエスパーの為に送ったお金にお礼もなく なんかおかしいとは思うのですが」と不満を訴えている。「このまま行くとエスパーはどんどん弱くなっていきます! そう、思いませんか? 何もできないことが悔しいです!」だって。

編集G 南部の気持ちもわからないでもないね。しかし、これは場外乱闘の予感⋯⋯。

しいちゃん 21年12月30日放送の『ぐるナイゴチ大精算3時間半スペシャル』(日本テレビ系)にサプライズ出演した元オセロ・中島知子。現在は大分に移住していて、1月29日付け「NEWSポストセブン」のインタビューに応じている。記事によると、18年の6月頃から移住。将来いつかやりたいと思っていたカラオケスナックのために、ラウンジで約1年ほど修行し、今は地元のイベントやラジオなどにタレントとして出演。21年にはテレビ大分で『中島知子のおうちで作れる!本格中華のススメ』という冠番組を持つほど地元に愛されているそう。

編集G 中島は現在50歳。後味の悪い騒動だったから、今は幸せそうで安心したよ。ブログもやってるんだね!

しいちゃん 中島に「またキー局に戻ってきてほしい」という声は意外と多い。「『ゴチ』でもトークがキレキレでよかった」「元相方の松嶋尚美より面白い」とも言われている。本人は東京に戻る気はなさそうだけど。

編集G 今の時代はキー局がすべてではないもんね。かつての人気者が今は違った人生を歩んでいると寂しい気持ちになるのは仕方がないことかもしれないけど、どこにいたって何をしていたってそれは本人の人生。決断を尊重してあげたいね。

なにわ男子・大橋和也、「日本酒一升瓶」飲んでもシラフ!? ダウンタウン・浜田も驚いた酒豪ぶり

 浜田雅功がレギュラー出演するロケバラエティー番組『ごぶごぶ』(毎日放送)。2月1日放送分に、なにわ男子・西畑大吾と大橋和也がゲスト出演し、知られざる大橋の一面が明らかになった。

 番組の冒頭、西畑は「ぼくら関西出身なんで、この『ごぶごぶ』さんに出演させていただけるのは、めちゃめちゃうれしいんです! もうびっくりするくらい!」と浜田を前に興奮の様子。「スケジュールに入った時の感動すごかったですよ! 『ごぶごぶ』入った! って!」と大喜びしたという。

 大橋も、自身の父親が『ごぶごぶ』だけは毎回録画していると話し、浜田は「ほんとに!? ありがとうございます」と驚いていた。

 そんな熱量たっぷりな西畑と大橋は今回、浜田と共に番組オリジナルステッカーを自身ゆかりの場所へ貼っていくことになった。オリジナルステッカーは、浜田とゲストのイラストが描かれた番組おなじみのもので、実物を手にした西畑と大橋は「うわああすげええ!」「本物や~!」と大興奮。

 早速、どうしてもステッカーを貼りたいという念願の場所へ向かったが、連れてこられた浜田は「なんでまたここなん?」「お前らほんまよう見とんなあ」と文句たらたら。というのも、その場所とは同番組で度々訪れている、天神橋筋商店街にあるコロッケの名店「中村屋」。

 「浜田さんと来れるのがすごいうれしいよね!」と大喜びの西畑と大橋は、浜田大好物の揚げたてコロッケを食べて、店頭にステッカーを貼って大満足していた。

 次に向かう場所は、西畑と大橋もまだ知らないということで、スタッフによって大阪の繁華街、梅田・北新地に到着。

 北新地といえば“夜の街”とあって、浜田が「酒飲んだりするんですか?」と聞くと、大橋は「お酒は飲みます! ふたり(西畑と)で飲んだりもします」と返答。浜田は「えっ、イメージないわあ」と驚いていたが、大橋は「結構飲みますよ」と明かし、西畑も「彼は特別強いです」とお墨付きの様子。

 大橋いわく「日本酒一升瓶いきます」とのことで、浜田は「嘘やろ?」と思わず足を止めて絶句。大橋は飲んでも全く調子が変わらないらしく、「一升瓶飲んでから遊びに行ってた」と明かし、酒豪ぶりに浜田は「すごいな……」とただただ驚いていた。

 一方、次の目的地は、なんと同番組の大ファンだという大橋の父親が「訪れてほしい」と希望した場所。自分の知らないうちに番組とやりとりしていたことを知った大橋は、「嘘やろ!? いつの間に!?」と動揺していた。

 そんな父親は、自分が一番好きな『ごぶごぶ』のエピソードなどをつづった熱いメッセージを番組に寄せ、今回の場所をリクエスト。その場所は、番組初回のロケで浜田が出会ったマジシャンの経営するバーで、さすがのマニアぶりを発揮していた。

 この日の放送は、大橋の酒豪ぶりに驚く声が多く、ネット上には「一升瓶開けてから、そのあと普通に遊びに行くって、お酒強すぎる」「日本酒一升飲んでもシラフって、最高のキャラクター」「酒強いのは知ってたけど、一升飲んでシラフなのは想像してなかった(笑)」といった感想が寄せられた。

デパコスリップ、プロが選ぶおすすめNo.1は「ディオール」! タレントも使う“万能グロス”はコレ

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。「何を買うのが正解なの!?」と悩むあなたに、ヘアメイクアップアーティスト・篠原奈緒子氏がズバリお答えします!

★今月のお悩み★

「持ってるだけでテンションが上がるデパコス。中でもリップは続々と新色や新しいテクスチャが出るので、ついつい手に取ってしまいます。参考までに、篠原さんがおすすめしたいデパコスリップのブランドを5つ教えてください!」

 デパコスを買う時、何を基準に選んでいますか? 使用感、色味、デザイン、価格など選ぶポイントはさまざまですが、やっぱり「どこのブランドを使うか」は大事ですよね。そこで、今回は篠原さんに「リップ」を対象にして、おすすめのブランドベスト5を教えてもらいました!

デパコスリップおすすめ第1位:ディオール

 カラーバリエーションはもちろん、シアー、マットなどのニュアンスや、テクスチャの種類がとても多く、一つひとつが全て優秀。どんなジャンルのリップでも外さないのが、ディオールのすごいところだと思います。

 中でも「アディクトリップ マキシマイザー」(4,070円、税込み/以下同)は気に入っていて、ピンク系の色を必ず2本メイクバックに入れています。リップ下地としてもグロスとしても、とにかく万能。しかも、「これなら荒れない」というタレントさんが多いのも、ありがたいポイントですね。

 また、「アディクトリップ グロウ」(4,290円)は超ナチュラルメイクの時に大活躍で、たまにメンズに使うことも。唇の色味や血色の悪さに悩んでいる方には、まずこのリップグロウで色味を整えてから上にリップを重ねると、発色が美しくなります。

デパコスリップおすすめ第2位:セルヴォーク

 セルヴォークのリップって、本当にオシャレ! リップを塗るだけでオシャレなメイクになっちゃうのがすごい! ナチュラルな成分が多めで唇に優しい「ディグニファイド リップス」(3,520円)は、唇が荒れやすい方にオススメします。

 また「エンスロール グロス」(3,080円)は、大人っぽく仕上がるグロス。ファッショナブルなカラーが多いので、逆に無難なカラーはあまりないのですが、リップメイクを主役にしたいときや、メイクのマンネリ化に悩んでいる方にぜひとも推したいブランドです。

デパコスリップおすすめ第3位:イヴ・サンローラン

 ツヤ系リップなら、イヴ・サンローラン! 塗ってすぐはツヤツヤになるけど、すぐに取れて乾燥してしまうリップが多い中、イヴ・サンローランのリップはずっとツヤが続く。“モテ系メイク”を作りたい時には、必ず選んでいます。

 ふわっと血色感のある唇になりたい時は、「ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン」(5,280円)を使うと、とてもいい感じになりますよ!

 KANEBOのスキンケア商品は大人気ですが、あまりリップのイメージは強くないのでは? ですが、私はKANEBOのリップをヘビロテしています。「モイスチャールージュネオ」(4,400円)のシリーズが好きで、日本人なら必ず似合う絶妙なカラーが良い! 赤系もベージュ系も浮かないですし、顔色が良く見えます。

 程よいツヤも上品で、年齢も選ばない印象。ビジネスシーンでも活躍してくれる、デイリーに使えるカラーが多いのもうれしいです。

デパコスリップおすすめ第5位:MAC

 発色が良く、カラーバリエーションがとにかく多いので、MACに行けば自分の追い求めるカラーが見つかるはず。「リップスティック」(3,300円)はたくさん持っていますが、なめらかなテクスチャで塗りやすく、はみ出したりせず綺麗に仕上がります。ミニサイズの「リップスティック(MINI M·A·C)」(1,760円)もあるので、気になる色を試せるのもうれしいです。

 コスメ好きの間では「パーソナルカラー診断」がはやっていますが、診断してもらったカラーチャートそのままの色が見つかるレベルで、リップの種類が豊富なMAC。ただし、グロスタイプの「リップガラス」(2,970円)はベタつくので、あまりおすすめできません。

【日雇いマンガ】189話『穴があったら入りたい。人混みで恥をかいた時の対処法(工場編)』

――「キツイ」「汚い」「男臭い」……なんとなく近寄りがたいイメージのある“日雇労働”。その、実態はどのようなものなのか? 日雇い労働を生業とするアラサー・柿ノ種まきこが、日雇いの日々と人間模様を紹介します。

第189話『穴があったら入りたい。人混みで恥をかいた時の対処法(工場編)』

 

 工場系日雇い現場だと、みんな同じ不織布つなぎとキャップなので、まるでエノキ茸のようです。ちょっと恥ずかしい時も、ささっと集団に紛れればへっちゃらです。

――毎週、木曜日に最新話を更新。次回190話は2月10日(木)の更新予定です。

西内まりや、「セクシー」写真集も酷評…芸能活動が軌道に乗らない理由とは

 モデルで女優の西内まりやが1月23日、8年ぶりとなる写真集『月刊 西内まりや』(小学館)の発売記念会見を都内で行った。

 昨年12月に発売されたこの久々の写真集は、「ここまでセクシーなのは初めて」と謳われており、波打ち際で一糸まとわぬ“手ぶらカット”もあるという。2月7日には誌面とは違う写真のみで構成されたデジタル版が新たに発売される。

 会見で西内は「今回の写…

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ゆりやん、“50キロ増量指令”は週刊誌の「脚色」!? ドラマを企画の鈴木おさむは「嘘を書かれた」と主張

 2月1日発売の「女性自身」(光文社)が、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァのドラマ主演をスクープ。撮影が始まる夏までに“50キロ増量指令”が下されたなどと報じた結果、ネット上では後に「自身」記事への批判が寄せられる事態となった。

 ゆりやんといえば、昨年は“45キロ減量”に成功したことが話題に。一方で「自身」は、同11月に製作が発表されたNetflixドラマ『極悪女王』に、ゆりやんが主演として起用されたと報じると同時に、役作りで増量を命じられたと伝えたのだ。

「『極悪女王』は、女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描くドラマ。企画・脚本・プロデュースは鈴木おさむ氏、監督は白石和彌氏が務めるという情報はすでに公になっていましたが、『自身』は鈴木氏の“鶴の一声”でダンプ役にゆりやんが起用されたこと、役作りのために半年で50キロほど増量するよう言い渡されたと報道。ネットユーザーの間では『せっかく痩せたゆりやんをわざわざ選んで、太らせるってひどい』『製作側のパワハラにあたるのでは?』などと物議を醸していました」(芸能ライター)

 ところが同日、鈴木氏がTwitter上で「なぜ、嘘を書かれて炎上して叩かれなきゃならないのか????どうしようかね。。。」(原文ママ)と主張したことにより、潮目が変わった。

「ドラマのキャストなどはまだ明かされていないだけに、鈴木氏も詳細には触れられないのでしょうが、明らかに『自身』の記事に反論しているとみられ、ネット上には『ゆりやんへの増量指示は嘘なの? それとも彼女の主演自体が誤報?』『ゆりやんを太らせるって話に批判が集まってたから、そこが間違いなのかもね』『製作に携わる鈴木さんにしてみれば、嘘の情報でバッシングされたら堪らないでしょう』という書き込みが続出。製作サイドを問題視する状況は一転して、『自身』の記事に苦言が寄せられる流れとなりました」(同)

 なお、マスコミ関係者によれば、すべてが“誤報”というわけではないそうだが……。

「『自身』はきちんと取材してゆりやん主演の情報を得たようですが、単に『女子レスラー役でドラマ主演』というニュースでは盛り上がりに欠けます。そこで一味加えるため、昨年45キロ減量に成功した話題に引っかけて、ダンプ松本の全盛期の体重115キロを想定した増量の話を付け足したようです。あくまでも“笑える脚色”のつもりだったとみられますが、結果として笑い話にはならず炎上してしまいました」(スポーツ紙記者)

 ともあれ、ゆりやんが無茶な増量をする必要がないのであれば、ひとまず安心といえそうだ。

田口淳之介『リーガル・ハイ』など出演ドラマ再放送続々で“禊”は終わった?

 元KAT-TUNの田口淳之介に“本格復帰”の兆しか?

 2016年にKAT-TUNを脱退後、ソロ活動を順調に続けていたものの、2019年に女優・小嶺麗奈と共に大麻取締法違反の疑いで逮捕されてしまった田口淳之介。同年10月21日には執行猶予2年の判決を言い渡されていたが、その後も地道に活動を続けていたようだ。

「田口と小嶺は法廷でお互いに公開プロポーズとも取れる発…

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『バイキング』後番組に高嶋政宏がレギュラー抜擢、目指すは“ポスト坂上忍”?

 3月で終了するフジテレビ系の情報番組『バイキングMORE』の後番組として4月にスタートする新番組の詳細が徐々に明らかになってきた。新番組の番組名は『ポップUP!』で、放送時間は月曜日から金曜日までの午前11時45分から。同局の佐野瑞樹アナと山崎夕貴アナが進行を務める。

 各曜日のレギュラーパーソナリティも発表された。月曜日は小泉孝太郎、水曜日はおぎやはぎ、木曜日は高嶋政宏、金…

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オダギリジョーは「テレビドラマの異物」? 朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で注目集める存在感

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。祖母・母・娘と3世代の女性たちがバトンをつなぐ「ファミリーストーリー」で、昭和から令和まで3つの時代を順番に描いていく。

 1月31日からは「ひなた編」がスタート。 前週まで続いた「るい編」のヒロイン・雉真るい(深津絵里)の娘であるひなた(川栄李奈、幼少時代・新津ちせ)が、どのような人生を歩んでいくのか、今後の展開を楽しみにしている視聴者は多いようで、同日の世帯平均視聴率は番組最高の18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。

 そんな中で今、特に注目を集めている人物といえば、るいの夫であり、ひなたの父親・大月錠一郎だ。「るい編」から引き続きオダギリジョーが演じており、ネット上では連日のように錠一郎の愛称「ジョー」という単語が飛び交っている。

 ジャズトランペット奏者として活躍していたものの、謎の病気によって演奏ができなくなってしまった錠一郎。るいとの結婚を機に京都へ移住し、回転焼屋「大月」を開店するが、店はほぼるいが切り盛りしているため、錠一郎は無職の状態だ。

 2月2日の放送では、るいの第2子妊娠がわかったため、視聴者から「このままじゃ家計がやばい。ジョーは早く働いて!」「回転焼屋だけで家族4人やっていける?」などと心配の声が寄せられた。

 家族の今後を左右する重要な人物を演じるオダギリだが、実は今回が朝ドラ初出演。登場した当初は「朝ドラのイメージないけど、大丈夫?」「オダギリジョーは朝ドラ向きではないような……」といった声も見られたものの、回が進むにつれて「大月錠一郎はオダギリさんにしか演じられないぐらいハマり役!」「昔はクセの強い俳優だと思ってたけど、朝ドラにもピッタリで驚いた」などと、オダギリの演技を評価する声が増えている。

 しかし、かつては“低視聴率男”と言われた時代も。12年4月期に主演した『家族のうた』(フジテレビ系)は、日曜午後9時の放送枠だったにもかかわらず、第4話で3.1%まで落ち込んで打ち切りに。15年10月期には水曜午後11時53分スタートの枠で『おかしの家』の主演を務めたが、こちらも第5話で1.8%を記録するなど、“大爆死”を遂げた。

 そんなオダギリについて、ドラマ評論家の成馬零一氏は以前、サイゾーウーマンのコラムで「テレビドラマにおいて、オダギリの自然な演技は、実は危険な異物なのだ」と評していた。“低視聴率男”から“朝ドラ俳優”として注目を集めるまでの間、オダギリはテレビドラマにおいてどのような存在だったのだろうか? 『カムカムエヴリバディ』で注目を集める今、同記事を再掲する。
(編集部)

(初出:2014年5月14日)

仮面ライダー俳優から個性派へ、アイドル俳優から実力派へ――ドラマでの若手俳優の起用法は、ここ10年で大きく変化した。ジャニーズとイケメン俳優の現在の立ち位置と魅力を、話題の起用作から読み解いていく。

 『極悪がんぼ』(フジテレビ系)、『アリスの棘』(TBS系)、そして『リバースエッジ 大川端探偵社』(テレビ東京)と、今期はオダギリジョーの主演作が三本も続いている。中でもオダギリの個性が、最も生かされているのが『リバースエッジ 大川端探偵社』(以下、『リバースエッジ』)だ。

 本作は「週刊まんがゴラク」(日本文芸社)で連載されている、原作・ひじかた憂峰、作画・たなか亜希夫の同名漫画をドラマ化した作品だ。浅草にある大川端探偵社には、毎回さまざまな依頼人が訪れる。物語は、調査員の村木(オダギリジョー)が依頼を受けて浅草の街をさまようことで、街と人が持つ裏の顔を知るという大人のおとぎ話。監督・脚本は大根仁。テレビ東京のドラマ24ならではの作家性の強い作品に仕上がっている。

 『リバースエッジ』の演技について、オダギリは「テレビブロス」2014年4月26日号(東京ニュース通信社)のインタビューで「説明的な芝居を一切省いて、できるだけ最小限の芝居で伝えることはできないか」と思い、普段よりも「芝居をいかにしないか」ということに気をつけたと語っている。本作におけるオダギリの役割はゲストを生かすホスト役のため、存在を激しく主張しないオダギリの演技は、適材適所だと言える。

 また、同インタビューの中で、オダギリは、テレビドラマは放送時間帯によっては説明的な要素を芝居にプラスすることもあるのに対し、映画の場合は説明的である必要がないので、何も気にしないで演じていると語っている。なるほど、確かに『リバースエッジ』に比べると『アリスの棘』の芝居は、表情の変化や声のトーンによる喜怒哀楽の表現が比較的わかりやすく、演技のさじ加減を微調整しているのがよくわかる。同時にこの発言は今のオダギリが役者として抱えているジレンマを表しているように思える。

 自然体やナチュラルという言葉で表されるような、まるで演技をしていないかのような脱力系の演技ほど素晴らしいという考えには必ずしも同意はしないが、それが映画やテレビドラマにおける役者の演技を語る際の大きな指標となっていることは確かだろう。おそらく浅野忠信あたりから脱力系ナチュラル演技は賞賛されるようになり、松田龍平、加瀬亮といった線が細いイケメン俳優の得意とする演技のパターンとして定着していったのだが、そんなナチュラル演技の頂点に君臨するのがオダギリジョーであることは間違いないだろう。

 そんなオダギリの出世作が『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)という、本来なら自然体とは真逆の、キャラクターとしての振る舞いが求められる場所だったのは、今考えても面白い。オダギリの成功以降、いわゆる平成『仮面ライダー』シリーズはイケメン俳優の登竜門となっており、綾野剛、佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰といった数々の若手スターを輩出する“男の朝ドラ”といでもいうようなドラマ枠となっているが、まずは平成ライダー第一作である『クウガ』が、オダギリのナチュラル演技を許容したことが、大きかったのかもしれない。

 一方、『リバースエッジ』の記者会見で「民放のドラマですごい低視聴率を獲ってゴールデンはもういやだ。テレビでやるなら深夜かWOWOWだと思った」と、オダギリが語ったことが話題となったが、『家族のうた』(フジテレビ系)が低視聴率で打ち切りになったことは、本人の中では苦い黒星となっているのではないかと思う。

 『極悪がんぼ』の刑事役のように、オダギリのナチュラルな演技は群像劇の時には複数のキャラクターの1人として個性が際立つが、主演の場合、脇役や演出が、オダギリの水準に演技のトーンを合わせないと途端にバランスの悪いものとなってしまう。『アリスの棘』の上野樹里との芝居は緊張感のあるやりとりとなっているが、上野以外の役者がオダギリと絡むと、表情の演技が過剰で記号的なことがあからさまにわかってしまう。テレビドラマにおいて、オダギリの自然な演技は、実は危険な異物なのだ。

 『リバースエッジ』は、そんなオダギリの個性を理解した上でリアリティの水準を築き上げているため、画面上の違和感はまったくない。しかし、それがオダギリに対して作り手が遠慮しているように見えて、全てが自己完結した世界に見えてしまうのが惜しい。多くの人が関わるテレビドラマなのだから、役者と作品が激しくぶつかり合うことで生まれる化学変化が見たいと思うのは贅沢なことなのだろうか。

 おそらくオダギリは、今後も『アリスの棘』のジャーナリストや『S―最後の警官―』(TBS系)の国際テロリストのような、出番は少ないが印象に残る役を卒なくこなしながら、映画や深夜ドラマで本当にやりたい仕事を実現するという方向で生きていくのだろう。それは役者としては絶対に負けないクレバーな戦略だが、深夜ドラマという局地戦でしか彼の個性が発揮されない現実に歯がゆさを感じる。日本のテレビドラマはオダギリジョーという才能を、いまだうまく使いこなせていない。
(成馬零一)

A.B.C-Z、アルバム売り上げが自己最高スタート! デビュー10周年で「CDが売れない」ジャニーズから脱却?

 デビュー10周年を迎えたA.B.C-Zのベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』が、1月31日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得した。売り上げは3万8,088枚で、これまでリリースしたアルバムの初日記録と比較すると、自己最高の数字をマーク。ジャニーズ事務所のグループとしては珍しく、「CDが売れない」といわれてきた彼らだが、記念の作品は好スタートを切った。

 ジャニーズJr.時代からアクロバティックなパフォーマンスを得意としてきたA.B.C-Zは、2012年2月1日にDVDシングル『Za ABC~5stars~』をリリース。DVDでのデビューは“ジャニーズ史上初”と話題になり、14年3月にアルバム『from ABC to Z』、15年9月には初CDシングル「Moonlight walker」を発売した。

 しかし、「Moonlight walker」の売り上げは週間ランキング発表時点で8.0万枚と2ケタに届かず、以降のシングル売り上げは初日1~3万台を連発。メンバー・河合郁人のバラエティ番組での活躍が注目を集める中で発売となった、昨年9月リリースの「夏と君のうた」も初日1万7,976枚という低数字で、一部A.B.C-Zファンは「河合がメディアに露出するほど売り上げが減っていく」「河合が活躍しても、A.B.C-Zに新規ファンがつかなかった」と厳しい現実を受け止めていた。

 一方、今年2月1日のデビュー記念日にリリースされたベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』は初日売り上げ3万8,088枚で、20年9月発売の前作『CONTINUE?』の記録(2万1,921枚)を上回る結果に。今作は、「初回限定盤A -Music Collection-」「初回限定盤B -Variety Collection-」「初回限定盤C -@Loppi・HMV限定盤~HIBANA EDITION~-」「通常盤Z」の4種が展開されている。

「最も1日目の売り上げが高かったアルバムは、計8形態リリースだった『A.B.Sea Market』(15年5月発売)で3万3,443枚でした。『BEST OF A.B.C-Z』はこの数字を超え、アルバムとしては過去最高の滑り出しとなったんです。シングルはリリースするたびに売り上げが低下し、伸び悩んでいたA.B.C-Zですが、10周年のベストアルバムとあって、ようやく良い結果が出ました。ただ、発売2日目となる2月1日付のランキングだと7位に転落。オリコンの場合、売り上げは3位までしか公表していないため、どれだけの枚数が加算されたのかは不明ですが、早くも勢いを失っていました」(ジャニーズに詳しい記者)

 ちなみに、1日付のランキングでは7ORDERの2ndアルバム『Re:ally?』が2位にランクイン。1万9,065枚を売り上げており、前作『ONE』(21年1月発売)の初日1万8,217枚よりもわずかに数字を伸ばしていた。

 その7ORDERとは、かつてジャニーズJr.内ユニット・Love-tuneのメンバーだった安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央によるユニットだ。それぞれ18年秋~19年春にかけてジャニーズを退所し、19年5月に「7ORDER project」として7人が“合流”。個人で舞台などに出演しているほか、グループでの音楽活動も行っている。

 そんな7ORDERも、かつての先輩であるA.B.C-Zの10周年を祝福しているようだ。7ORDERメンバーは、都内のCDショップのパネルにサインやメッセージを書く“挨拶回り”や、全国7大都市のCDショップで期間限定の店長を務めるといった宣伝活動を展開。そこでタワーレコード池袋店の“名誉店長”に就任した森田の店頭コメントが注目を集めている。

「ファンの書き込みによれば、2月1日に森田と真田、萩谷が店を訪れたところ、7ORDERコーナーの近くにA.B.C-Zの記念パネルなどが展示されていたそうで、森田は『A.B.C-Zファンの皆さん、10周年おめでとうございます。僕が店長です』とコメントしていたとか。別のファンの書き込みでも、真田がA.B.C-Zの記念パネルの写真を撮っていた……との目撃談や、タワーレコード渋谷店で阿部&安井と遭遇した人は『顕嵐くん、隣のえびのブースもちょっと見てた』と報告していました。彼らはA.B.C-Zの舞台やコンサートでバックダンサーを務めた経験があり、特に真田は長らくバラエティ『百識王』(フジテレビ系)などでA.B.C-Z・戸塚祥太と共演し、少なくともジャニーズ時代はプライベートでも交流がありました。お世話になった先輩グループの記念日だけに、祝福の気持ちがあふれていたのかもしれませんね」(同)

 10周年にして、アルバムの売り上げはひとまず好調なA.B.C-Z。週間ランキングで2ケタに突入し、「CDが売れない」状況から脱却することはできるだろうか?