フジテレビ・久慈暁子アナ、退社発表と同時に“タレント転身”報道は「前代未聞」!?

 フジテレビアナウンサー・久慈暁子が、4月末に同局を退社すると各メディアが報じている。今後はモデルや女優など幅広い活動を目指すといい、昨年12月に「週刊文春」(文藝春秋)が伝えた通り、“タレント転身”が退社の理由にあるようだ。ネット上では「フリーになったとしてもバラエティでは通用しなさそう」「ライバルはたくさんいるし、タレントとして活躍するのは厳しいのでは?」と、ネガティブな意見も噴出している。

 一方で業界関係者は、「女子アナが退社を正式発表した時点で、その後の展望をスポーツ紙までもが明確に報じるのは前代未聞だけに、フジと久慈は深い確執があるのではないか」(テレビ局関係者)と推測する。

 学生時代からファッション誌のモデルとして活躍し、CMやドラマへの出演経験もある久慈アナは、2017年のフジ入社時点から“エース”として扱われていた。

「入社1年目にもかかわらず、エースアナの登竜門とされる深夜番組『パンシリーズ』の10代目に起用され、冠番組『クジパン』が制作されるなど、上層部からの期待値が高く、その“ゴリ押し”ぶりは他局アナからもやっかまれるほどだった。しかし、久慈アナ本人は常々、会社への不満を口にしていたようです。業界内では昨年3月、1年後輩の井上清華アナに『めざましテレビ』のメインキャスターの座を奪われたことが退社のきっかけになったとうわさされているため、それが本当であれば、フジとは“ケンカ別れ”に近い状態。なお、現在、久慈アナが総合司会を務めている『めざましどようび』や、アシスタントを担当している『さんまのお笑い向上委員会』などのレギュラー番組は、退社後に降板するそうです」(同)

 久慈アナは退社にあたり、「何か新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが大きくなりました」とのコメントを発表。「さまざまなチャンスを与えてくださったフジテレビの方々、何もできない私に一から教えてくださった先輩方やスタッフの皆さん、すべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを伝えているが、フジへの不満を口にしていたとあって円満退社と考える関係者は皆無だという。

「久慈アナは常々、19年3月にTBSを退社した宇垣美里アナへの“憧れ”を口にしていたとか。久慈アナと同じく、入社からわずか5年でフリーに転身した宇垣アナですが、久慈アナは宇垣アナの“幅の広さ”を目指しているといいます。ビジュアルやキャラクターだけでなく、サブカル面への造詣の深さなど、アナウンサーに限らずさまざまな強みを持っていることが、『今後の時代で活躍するための術』と考えているのでしょう」(芸能プロ関係者)

 そんな宇垣アナにしても、退社時にはTBSとの確執を報じられた。

「宇垣アナはTBS在籍時にレギュラー出演していた朝の情報番組『あさチャン!』を18年3月いっぱいで降板。当時、一部週刊誌では降板をプロデューサーから告げられた際に、『激高して壁にコーヒーをぶちまけた』などとスクープされました。のちに、宇垣アナ本人がバラエティ番組で『プロデューサーに出されたコーヒーを、そのまま流しに捨てた』と訂正しながら真相を告白。さらに、内々の話が外部に漏れたことについては『民度が知れるわ』と吐き捨て、古巣との険悪な仲であることを隠す素振りも見せなかった。同局のラジオ番組『アフター6ジャンクション』の火曜レギュラーは退社後も継続しているものの、肝心のTBS本体からは『出入り禁止』を宣告されるほど、双方の間には大きな溝があります」(週刊誌記者)

 こうして、宇垣アナの後を追うような形になった久慈アナだが、今後はレギュラー番組での退社報告や所属先事務所の発表など、さまざまな展開が予想される。その都度飛び交うであろう批判の声を、どうやって解消していくのか注目したい。

朝日奈央のおかげで野呂佳代は変わった!? 自分を立て直すために「人と正しく比べる」必要性

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今週の有名人>
「奈央ちゃんのおかげで変わることができた」野呂佳代 
『あちこちオードリー』(1月12日放送、東京テレビ系)

 最近、女性誌やSNS上で、精神科医による「人と比べない」という論旨のコラムをよく見かけるように思う。確かに、いち会社員の女性がテレビで大活躍する女性タレントと自分を比べてもなんの意味もないし、一般人同士であっても、無駄に自分を傷つけることにつながりかねないから、「人と比べる」ことは得策とはいえないだろう。

 しかし、テレビもネットもない無人島に住んでいるのなら別だが、生きていれば人との接触は避けられない。一定の成果を常に周囲から求められる現代人が、まったく「人と比べない」というのも無理な話ではなかろうか。若い頃は特に、いろいろな意味で伸び盛りだから、「人と比べる」ことがモチベーションとなり、そこから自分の可能性に気づいたりすることもあるだろう。ということは、「人と比べる」のが悪いのではなく、「正しく比べる」ことが必要なのではないか。

 そんなことを考えていたところ、「人と比べる」ことで大きく飛躍できたのだろう有名人を見つけた。1月12日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演した野呂佳代だ。

 元AKB48で『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)や『ゴッドタン』(テレビ東京系)に出演するなど、これまでバラエティを中心に活動していたイメージがあるが、最近では月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)や『科捜研の女』(テレビ朝日系)に出演し、女優としてのポジションを築きつつある。

 しかし、ここに至るまでの道のりが決して平たんなものではなかったことが、『あちこちオードリー』で明かされていた。年齢を偽り、顔や全身写真を加工してAKBのオーディションに挑んだ野呂。最終選考であまりに書類と実際の容姿が違ったため、野呂いわく審査員の間に「『あいつ呼んだの、誰?』くらいの衝撃」が走ったそうだ。

 しかし、総合プロデューサーである秋元康氏の「この子がスタイルがよくなって、きれいになっていく過程があったら面白いよね」という一言でAKB入り。そこからダイエットをして痩せたこともあり、2006年発売のシングル「会いたかった」では選抜メンバーにも入った。

 このまま順調に活躍するかと思いきや、歌番組収録の際、気合を入れすぎて「会いたかった」のセンターである前田敦子に気を使うこともなく前に出てしまう。これでメンバーからひんしゅくを買い、さらには次のシングルの選抜メンバーからも外された。一方、秋元氏は野呂にお笑いのセンスを見出していたようで、「指原(莉乃)並みに」目をかけられていた時期もあったという。

 実際に適性はあったようだが、調子に乗って間違ったスタッフいじりをしたため、野呂いわく、スタッフには「案の定嫌われた」。その後、SDN48に移籍してキャプテンになったものの、「スタイルが悪い」という理由で一切選抜メンバーに選ばれなくなり、劇場しか出番がなくなる。12年にSDN48を卒業した後は、タレントとしての活動を始めた。

 しかし、自分の思い描いていたようなタレント活動ができず、うっぷんが溜まるばかりだったそう。そんな中、野呂は13年に『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)内の企画「有吉先生のタレント“マジ進路相談”」に出演。「パチンコ番組しか仕事がない」と不平不満を述べたところ、有吉弘行に「パチンコ番組全力でやれよ、バカ」とバッサリ斬られていた。

 字面だけで見れば「有吉の言葉はひどい」「野呂がかわいそう」と感じる人もいるかもしれないが、有吉自身も猿岩石として大ブレークした後に仕事がなくなるというどん底を何年も経験し、そこから再ブレークを果たした芸人だ。野呂はすでに知名度があって、パチンコ番組という仕事もあるわけだから、全力でやって話題を集めれば次のステップにつながるはず。そう考えると、有吉の言っていることはすべて正論だろう。

 有吉に怒られたことが転機となったのか、野呂はバラエティ番組から声がかかるようになる。『ゴッドタン』(テレビ東京系)のプロデューサー・佐久間宣之氏は「コントの際に演技力があったから」という理由で、野呂に番組出演をオファーしたと告白。これをきっかけに、野呂はタレント・朝日奈央と交代で同番組の代理MCを務めるようになる。

 しかし、今度はコロナ禍の影響で、芸能界の仕事そのものが少なくなり、野呂のオファーも減少。そんな状況にもかかわらず、朝日はテレビに出まくっていた。その姿を見た野呂は「変わらなきゃダメだな」と気づいたという。

 朝日が誰に対してもきちんと挨拶をしていることに気づいた野呂は、この時「挨拶しよう、コミュニケーション取ろう、演者さんと喋ろう」と心に決めたそうだ。現在、自身の活躍があるのは「奈央ちゃんのおかげで変わることができた」からだと結んでいた。こうしてオファーは徐々に増えていき、前述のように、ドラマ出演まで果たすようになったわけだ。

 冷静に考えるなら、「挨拶をしたこと」と「仕事が増えたこと」の因果関係は証明できない。しかし、野呂が売れっ子の朝日と自分を比べた結果、「挨拶をしよう」と思うようになったことは事実である。おそらく、売れっ子・朝日にあって自分にないものを比べた結果、自分に足りないのは「周囲への気配り」だと気づいたのだろう。

 「人と比べる」というのは、「自分にダメ出しをすること」だと思われがちだが、実はショッピングのようなものではないかと思う。相手にあって自分にないモノをカートに入れて購入し、自分のモノにするという、積極的な選択ではないだろうか。

 番組司会のオードリー・若林正恭は、野呂を「運が強い」と言っていたが、加えて「勘もいい」ように思う。たとえば、野呂が朝日と自分を比べて「痩せたほうがいい」と考えたら、野呂の個性がなくなってしまうので、返ってマイナスだろう。自分の強みや個性はそのままに、自分に足りないものが探せるというのは、頭、もしくは勘のよさの表れではないかと思うのだ。

 なかなか周囲に認めてもらえず、悔しい思いをしたという経験のある人は多いだろう。そういう時、自分を立て直す方法はいろいろあると思うが、野呂のように近くにいる「憧れの人」と自分を比べて、いいと思ったところを取り入れてみてはどうだろうか。効果のほどは、今後の野呂の活躍が証明してくれるだろう。 

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