細木数子の遺産15億円、小林亜星は4億円、瀬戸内寂聴は……? 昭和・平成の“偉人”たちの遺産、それぞれの行方

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 菅田将暉と小松菜奈が結婚! 2人の熱愛はすでに周知のことだったが、こんなに早く結婚してしまうとは。28歳と25歳。かつて(昭和・平成)の芸能界のビッグカップルは晩婚の傾向があったが、最近は年齢が若い! 良いことだと思う。

第578回(11/11〜11/16発売号より)
1位「小林亜星さん 『4億円遺産』巡って後妻と息子が相続トラブル」(「女性セブン」11月25日号)
同「細木数子さん 『15億円巨額資産の行方』と『自らの死最後の予言』」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)
「細木数子さんの慈愛の『ことば』と遺した“予言”」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
同「瀬戸内寂聴さんが愛したもの 牛肉 赤ワイン イケメン」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
2位「小室圭さん『400万円解決金の出所は黙秘』 本誌記者の直撃に代理人回答60分!」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)
「先見スクープ 小室圭さんNYでもやっぱり…『眞子さんの威光』拝借生活」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
3位「橋本環奈 3億円豪邸購入に驚年収!」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)

 今年になって昭和・平成の“偉人”たちの逝去が続いた。5月には小林亜星が、そして11月には細木数子と瀬戸内寂聴の2人が相次いでこの世を去った。しかし、“偉人”たちも、やはり世俗からは離れられないのだろう。今週の女性週刊誌は彼ら、彼女らの死後の“遺産”という切り口で、その人生を語っている。下世話だが、それが週刊誌読者の欲望なのだから仕方あるまい。しかも、その内容もかなり興味深い。

 まずは小林亜星。ここ数年、晩年の女性関係に端を発した遺産トラブルなどで晩節を汚す男性芸能著名人の話題が多いなか、小林は“完璧な”備えをしていたという。「女性セブン」によれば、遺言には預貯金、自宅、別荘といった不動産、音楽関係の著作権など一切を妻であるAさんに渡すというものだったらしい。その額4億円。しかし記事では、この遺言に不満を持つ人物がいて、その遺産トラブルが関係者の間で広く知られる事態となっているというのだ。

 その人物とは、小林の前妻との間に生まれた次男(60歳)だ。彼は自身の有料ブログで遺言内容への不満を吐露しているという。

 なるほど。Aさんとの間に子どもはいなかった小林だが、前妻とは2人の子どもをもうけている。その1人が不満を表明――。たしかに遺言書があったとしても、次男は法定相続人の1人。よって記事にも解説されているが、遺留分として父親の全財産の8分の1を相続することができる。これを行使すればいいのだが、トラブルになっているということは、それ以上のことを要求しているのだろう。たしかに小林の場合、音楽関連の著作権は今後も利益を生むから。

 しかし、記事は今回のトラブルにはそれ以上踏み込まない。そして描かれるのが、小林の太っ腹加減だ。

 1982年、前妻と離婚した際には不動産、預貯金も含めて全て渡し、残ったのは中古のベンツ1台だったこと、その後も生活費や養育費を月60万円払っていたこと。また次男が警察沙汰を起こした際には、弁護士費用、罰金、被害者の賠償金を立て替えるなど、子どもたちにも“手厚い支援”をしたこと――。

 昭和の親父は豪快で金払いがいいのか、それとも過保護すぎたのか。いずれにせよ、亡き親父に代わって「セブン」が次男を諌めているような記事だ(笑)。

 さらに豪快なのは細木数子。なんと遺産総額は15億円! たしかに細木はその毀誉褒貶な人生、そして成り上がり方や錬金術は現役時代から有名だったが、やはりすごかった。しかも「女性自身」によれば、この15億円は神楽坂や京都の不動産だけの額であり、占い関連の著書、預貯金など「遺産の全容は見当もつかない」んだとか。やはり只者ではなかった。

 そんな細木の財産を受け継ぐのは、後継者としても活躍する娘の細木かおりだ。かおりは細木の妹の娘、つまり姪にあたるが、2016年に細木と養子縁組して娘となっている。「女性自身」によれば、細木は全てを娘に譲り渡したという。

 これまたすごいが、しかし、今後はどうなのだろう。というのも「週刊女性」の細木記事に気になる記述が。それは細木に1〜2歳のひ孫がいたというもの。これは娘のかおりが語っていることだから事実だと思うが、かおりは現在42歳。で、調べてみると彼女には22歳の長男、21歳の長女、18歳の次女がいる。そして2人の孫も。そんな一族に15億円――。将来、いろいろ大変そう。

 そして瀬戸内寂聴。記事には遺産についての記述はないが、数年前のテレビ出演で京都の寂庵のほかにも、四国地方に別荘や美術品の所有を明かしていた。だが前述2人とは、おそらく桁が違う(低い)だろう。「週刊女性」で記された、瀬戸内の愛したモノのひとつ“イケメン”というくだりにクスッと笑い、偉大でチャーミングな人物だったと改めて思った。すごい文人、僧侶であった、と。

 小室圭さんと眞子さん夫妻が念願のNY生活をスタートさせた。しかしマスコミ、そして女性週刊誌はバッシングの手を緩める気はないらしい。まずは「女性自身」。小室佳代さんの元婚約者との間にあった金銭トラブルが解決したことを報じているのだが、問題にしたのは解決金の“出所”だ。タイトルをみると「出所は黙秘」。小室圭さんに直撃したがノーコメントだった!? と普通は思う。でも違った。

 「自身」は小室さんの代理人・上芝直史弁護士への取材を行っているのだが、そこで上芝弁護士が解決金の出所を問われ「詳細についてはお答えできない」と答えただけだ。しかもタイトルの「出所は黙秘」の横には“ダンマリ”とのルビが! 悪意満々としか思えない。

 しかも、この記事にはびっくり仰天の事実も記されていた。小室さんと元婚約者が面会し解決に合意した直後、元婚約者がマスコミの前に姿を現したというのだ。

 これまで、その姿はおろか、証言も一部マスコミの活字上でしかなかった元婚約者だが、ついに本人がすぐそこにいる。マスコミは、この元婚約者の証言を元に、さまざまな報道を行ってきた。そして直接その証言を聞ける千載一遇のチャンス。聞きたいことはたくさんあるはずだ。しかし「自身」によると、マスコミはこんな感じだったらしい。

「報道陣に囲まれながら、無言でトボトボと歩くX氏(元婚約者)。あまりに寂しげな姿に、最後は報道陣が示し合わせて取材をやめたほどだった」

 はぁぁ? いくら一般人とはいえ、これまでマスコミに小室母子の重大告発をしてきた人物だ。そんな人物に対してマスコミのこの姿勢は、あまりに理不尽かつ不可解としかいいようがない。

 そして「週刊女性」。ニューヨークでの生活が崖っぷちだとして、それを支える眞子さんの“内助の功”をさまざまに推測している。

「仕事でクライアントになりうる人々が集まるパーティーなどに眞子さんが同席すれば、周囲から当然注目される」
「眞子さんとの交流を求めるクライアントがいれば、圭さんとしては絶好の営業チャンス」
「収入面でも眞子さんが現地の博物館に就職し、家計を助けていく見通しです」

 そして、こんな推測記事に対し、「週女」自ら名づけたタイトルが「先見スクープ」だ。は? 先見スクープって何? 初めて聞いた。衝撃スクープ、独占スクープなどいろんなスクープはあるけど、先見スクープって……。先見って先を見抜くって意味だから、予言の記事ってこと? すごすぎる……。

 冒頭は先人たちの遺産の話だったが、最後は旬の若手芸能人の懐事情だ。女優の橋本環奈が22歳にして都内に3億円の豪邸マンションを購入したという。テレビ、映画、舞台、そしてなによりCMに引っ張りだこの橋本だが、推定年収は2億円! やはり芸能界には夢もある。

東出昌大「反省見られない」新恋人報道で…あの人は「もう関わりたくない」が本音?

 昨年1月に女優・唐田えりかとの不倫が発覚し、同年8月に元妻で女優の杏と離婚した東出昌大。先日の新恋人報道は大きな話題を集めた。

 「週刊文春」10月21日号(文藝春秋)によると、東出には現在、30歳手前で米国人の父親と日本人の母親を持つ、滝沢カレン似のOL・A子さんと交際中だという。

 東出は出会って間もない今年5月頃からA子さんに積極的にアプローチして交際に発…

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菅田将暉、小松菜奈との結婚の決め手は「押しかけ同棲」? 周囲も「ドン引きしていた」束縛ぶりとは

 かねてから交際を報じられていた俳優・菅田将暉と小松菜奈が、11月15日に結婚を発表した。菅田の熱烈な“片思い”が実を結んだことは、各メディアでも報じられているが、「小松の知人や関係者いわく、ドン引きするほどのアプローチだった」(芸能プロ関係者)ということで、ゴールインまでたどり着いた両者の今後について、早くも不安視する向きも強いようだ。

 2016年公開の映画『ディストラクション・ベイビーズ』で初共演した2人は、2度目の共演にしてダブル主演を務めた映画『溺れるナイフ』(16年)がきっかけで、一時的に交際に発展していたという。

「ただ、直後に小松はK-POPアーティスト・G-DRAGONとのプライベートショットがネット上に流出し、熱愛疑惑が浮上。これにより、菅田との交際説はすぐに払拭されてしまいました。しかも、小松からG-DRAGONにアプローチを仕掛けたといい、菅田と揉めた結果、破局したと聞いています」(制作会社関係者)

 一方の菅田も、その後は本田翼や菜々緒ら、共演者と次々浮き名を流すように。

「2人とも恋愛に“アクティブ”なタイプであることは否めません。しかし、菅田と小松は2作目のダブル主演となった昨年8月公開の映画『糸』での再共演を機に交際をスタート。同3月に一部スポーツ紙で交際が報じられた際、双方の所属事務所は否定すらしなかったそうです」(同)

 歌手・中島みゆきの名曲をモチーフにしたラブストーリーがきっかけで復縁するとは、“運命的の再会”ともいえそうだが、今年6月には「女性セブン」(小学館)で、やや不穏な情報が報じられている。

「小松のモテっぷりを心配した菅田が、彼女から目を離したくないという思いから、小松の住むマンションの別の部屋に引っ越したそう。その結果、小松は自分の部屋を解約し、共に生活を送ることになったといいます。この“押しかけ同棲”に、小松は『最初引いていた』という菅田の知人の証言が紹介されていますが、小松の周囲も、菅田の行動にはドン引きしていました。束縛も激しいようですし、今後、彼女が負担に感じないといいのですが……」(前出・関係者)

 なお、菅田は15日深夜放送のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)内で、「何か取材されたとしても、何もお答えしないという姿勢でいます」とコメント。家族や友人への取材自粛を促していたが、なかなか派手な交際遍歴を持つ2人が結婚しただけに、その背景に世間の興味が集まるのは致し方ないことなのかもしれない。

性教育本が大ブーム! なかには「子どもに読ませたくない」トンデモ本も…

過渡期を迎えていると言われる日本の性教育。国の指導要項では今年4月からこれまでとは違う教育を段階的に導入していく方針が掲げられ、今の世の中で子どもたちに性をどう教えていくかが探られているようです。そしてここ最近は「子どもたちへ性の知識をポジティブに教えよう」というテーマの本が次々と登場しています。そこでは教育現場の性教育は、アレコレ制約があって不十分。だから子どもを守るためには、家庭でも積極的に教えないといかん! というのがだいたいの共通認識となっているでしょう。

 わが家では、対象年齢が低すぎるかとは思いつつ、シンプルでわかりやすい『だいじ だいじ どーこだ?』(遠見才希子、大泉書店)なる絵本を子に与えてみました。昨今日本でも知られるようになってきた概念「プライベートゾーン」について学べるかわいい絵本です。うちの子どもは臨場感たっぷりに音読するのがマイブームなので、プライベートゾーンの侵害にはノーと言おう! というシーンの「いやだ! やめて!」なるセリフをご丁寧に毎日大声で叫んでいます。内容を素直に受け入れてくれて喜ばしく思う反面、近所から「あの家ヤベー」と思われているんじゃないかと、正直心配です。

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 さてこの手の情報を探すとき、プライベートでも原稿のための資料でも、まずはAmazonで検索です。そして表示されたなかから気になったタイトルをピックアップして、購入したり図書館で借りたり。そのようにしてここ半年ほど「性教育」で検索したものを何冊か読み進めていたのですが、ついに「これは子に絶対与えたくない!」というものに出会ってしまいました。助産師やまがたてるえ氏による『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』『15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方』(かんき出版)です。

 『13歳~』の発行は2010年。『15歳~』は2012年。印象は、いま主軸とされているであろう人権を含む包括的性教育には数歩届かない感じの、ちょい古テイスト。しかしAmazonで表示されるレビューでの評価も上々ですから、その評判を参考にして手にとり、子どもに与える保護者も多いでしょう。

 『13歳~』のほうでは、親に向けては「性について家族で話すきっかけに」、女の子に向けては「ハッピーな性を感じられる女の子になるために、生理と性について一緒に考えましょう!」と呼びかけています。

 構成は2冊とも、子どもでも楽しく読めるコミックエッセイ調(総ルビ)。『13歳~』の主人公は小学6年生のあゆみちゃん。初潮を迎えてオロオロしているところに、ガイド的な謎生物キャラが現れて、心配事や体のしくみについて答えてくれ、ところどころに解説コラムが入るという、よくある展開です。

 『15歳~』では14歳の三女を中心に、17歳の次女、20歳の長女がそれぞれの役割で物語を紡いでいきます。生理に関する基本情報は、ほぼ教科書どおりです……が、「こりゃヤバいのでは!?」と思われるポイントがちょいちょいあるのです。それは、次のとおり。

性教育で絶対取り入れたくないポイント7
1★生殖を「神秘」と説明する

 『13歳~』はこうはじまります。

「生理はけっしてめんどうなものじゃなくて、神秘的なもの、自然なものだってことを、この本で感じていただけるとうれしいです」

 初っ端から壮大な違和感! むしろここを読んで同書が自分(保護者)の思想とマッチするかどうか、ふるいにかけられているのか? 妊娠が奇跡の連続によって成立するという事実はあるものの、それを「神秘」とまで説明するのは、イデオロギーの押し付けだと思えてしまうのですが。そして読み進めると、その違和感は「やはり異界本であった」という確信に変わります。「胎内記憶」※1までが登場するのですから。思春期は親がうざく思えるかもしれないけれど、自分自身が選んだお父さん・お母さんなんだよ、深い縁で結ばれている! ですって~。

 同書は基本、東洋医学やマクロビ、自然派的なケアなど、いろいろな世界観がごった煮になっています。それを知らずに読まされる子ども(しかも繊細な思春期)は、なんじゃこりゃ……と困惑しそう。

※注1・胎内記憶=もともと「胎児が母親のおなかの中にいたときの記憶」のことだったが、一部の布教者たちにより、「子どもは空の上から母親を選んでお腹に入った」という世界観が広められている。思想・教育・自己啓発の一種。

 ほかにもセックスを「神聖なもの」一辺倒で説明していたり、女性の性欲がスルーされていたり(詳しくは後述)。今どきの性教育は「自分の性と再生産に関して自分で決定をする権利」が主軸にあると思うのですが、同書の解説はごく一部の情報・考え方しか載っていないようです。

2★生理の説明に、まさかの布ナプ教!?

 思春期の子どもに向けた性教育では、初潮を迎えたときの対処法=生理用品の使い方・選び方は定番です。ポピュラーなのは使い捨てタイプの紙ナプキン、かぶれやすい場合は布ナプキン。ほかにもタンポンなどもありますよという説明が、デフォルト。

 ここは同書も同じ体裁ですが、問題なのは『15歳~』のほうで、登場人物が「月経痛が楽になったって人もいるんだよ」と説明しちゃっている部分。いろいろな生理の情報を盛り込みたい! ってだけかもしれませんが、根拠のない効果効能を子どもに教えないでいただきたい。

3★子宮にフォーカスしすぎ

 同書が発売された後、2015年に『ぽかぽか子宮の作り方』(河出書房新社)なる本を出し(ちなみに監修は胎内記憶の池川明医師)、「自分をないがしろにすると子宮の病気になる」「女性に生まれたことを喜べないと婦人科系疾患になることも」と書いている著者。もはやある種の「子宮系女子」とも言えます。

 その思想はすでに同書にも登場しており、『15歳~』では「子宮=自分自身」と説明。そして「子宮にやさしい生活をすれば、月経トラブルも自然とよくなる」「冷えるファッションは子宮が悲しむ」「子宮と対話するワーク」と続くのです。生理の話を入り口に、子宮を核にした健康法を説くのは子どもに正しい情報を! という本でやることではありません。ほかのテーマでやっていただきたい。特殊な思想の本を、一般的な本に擬態するのやめてくれませんかねえ(せめてタイトルに「子宮」って入れて)。

4★不調時の対処法がどうかしている

 「生理の時のすごしかた」というテーマでは、ブルーな気分になるから「いつもより意識してニコニコする」と解説。どうかしていると思います。笑顔になるとハッピーになる脳内ホルモンが出る……との説明ですが、まさに子どもだまし。ちなみに年齢による女性の変化というパートで、60代を「生理がなくてもメイクやオシャレをして、可愛いおばあちゃんを目指そうね」と説明していましたので、この本には女はいつでも愛想よく好感度を得られるようにふるまわなければならぬ……というジェンダーバイアスも感じます。いやあ、絶対子に与えたくない。

 『15歳~』では、月経を明るくいいイメージでとらえると、月経痛が和らぐ! と謳う「子宮(お宮ちゃん)と対話ワーク」が紹介されています。ほかにもツボやアロマ、ヨガ、ストレッチ、ストレスを感じたら部屋を片付けろってアドバイスもありました。えーとコレ、何の本でしたっけ? なぜ、頑なに鎮痛剤が出てこないのか。マンガパートでは生理なのに鎮痛剤を飲んでいるというモブに、ホッカイロ&温かいお茶を差し入れたり、まずはリラックス! 体をいたわって! とアドバイスしたり。自然が一番・鎮痛剤は飲むべきでないってメッセージが隠れていそうで、子どもが薬にネガティブなイメージを抱かないか不安です(ちなみに同書でピルは推奨されています)。

5★性同一性障害を「病気」と書く、情報の古さ

 『13歳~』で「マメ知識」として掲載されている「性同一性障害」の説明も、アチャーとなりました。「病気」だと書かれていましたので。これは10年以上前の本なので、その当時は性同一性障害への認識も情報も今とは違ったのでしょう。しかし当時でも「疾患として扱うのは不適切」という声はあったでしょうし、現在も流通している本ですから何かしらの補足を加える必要があるのでは(※国際疾病分類「ICD-11」では2019年の改定から、性同一性障害は性別不合となり、「病気」「疾患」ではないとされています)。

 これからの時代を生きる子どもたちにこの本を与える場合は、性同一性障害も同性愛も決して「病気」ではないと教え、親子ともに情報をアップデートしなくてはなりません。ちなみに同書は「本書を用いた運用は、お客様自身の責任と判断によっておこなってください」とありますので、ちょっと乾いた笑いが漏れますね。あはは。

6★性教育に便乗して、トンデモ多すぎ

 「悪口やイヤな考えは気のパワーを落とす」「腰回しストレッチでホルモンバランスが整う」「有機栽培や無農薬の食材にこだわると、さらに強力なパワーを得られる」「20代は恋愛で女性ホルモンが放出され、肌も美しくなる」「心が温かくなったり元気が湧いてくる食べ物はローフード」「白砂糖は体を冷やすからNG」「食品添加物が入っていると体もふわふわ、ぽにょぽにょになる」

 これぜ~んぶ、特殊な界隈での思想であると明記してほしい! 恋愛しようがしまいが健康ならば女性ホルモン出ますってば。助産師って、医学的な知識も学んで得る資格ですよね~? 食事療法や東洋医学も結構ですが、科学的な説明が必要不可欠な性教育の場で、いろいろな界隈の思想をごちゃまぜにされるのはノーサンキューです。

7★「女の性欲」はスルー?

 男女の性差について、『13歳~』でこう説明されています。男の子ってHな話ばかりしてる! イヤらしい! 嫌悪感を覚えるあゆみちゃん。でも、男性は性欲に関わる「テストステロン」が女性の10~20倍あるから、本能の違いで男の子は好きになったらすぐセックスしたいって思うもの。一方女の子は「好きな人と一緒にいる雰囲気を考えただけで幸せになれる生き物である、と締めくくられます。これを読んだ子どもは、性欲旺盛な女の子は規格外って思ってしまいそう。そして男の子描写のほうもステレオタイプの決めつけでしかなく、問題アリアリ。

 マスターベーションについては「うしろめたさを感じたり、自分を責めたりする必要はないけれど、世の中にはもっと楽しいことがたくさんあるから、ぜひ、そこに目を向けてほしいな」ときました。ってそれ、ほぼ「よくない」と言ってるのと同じです。女の性欲をなかったことにする古い時代すら匂ってくる、このトーン。

 この本から伝わってくる模範的な小学生像は、自然な食事を規則正しくとり、性に関しては保守的で、可愛らしい恋愛を夢みている女の子。いつもニコニコ皆から愛され、幸せなお母さんになる将来をちょっと想像しはじめた……という感じでしょうか。いかにも保守的な保護者が安心しそうなキャラ設定ですが、これで当事者たちに大事なことが伝わるのかどうか。同書の主張する「ハッピーな性」とは何なのか、激しく疑問を覚えます。著者はあとがきで「子から子へと命をつなぎ、土に還ることがこの世に存在する意義」と言い切っていますので、少なくとも「自分の性と再生産に関して自分で決定をする権利」、いわゆる「リプロダクティブ・ライツ」とは別の思想なのかと思わせる性教育本なのでした。

*   *   *

 同シリーズを読むと、性教育本ってどれもこんなんか!? と絶望的な気持ちになりますが、比較的新しく出版された本は、ほぼほぼ安心できるものばかりでした(当社比)。

『子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」』(CCCメディアハウス) 『子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」』(宮原由紀著、高橋幸子監修、CCCメディアハウス)では、ちゃんと「マスターベーションは男の子だけに限りません。自然なことであり、性欲をコントロールするために大切な行為」とあり、『産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話』(宋美玄監修・原著、カツヤマケイコ、小学館)では、今回の本でモヤモヤした部分が見事にバッサリ切り捨てられていたので、厄払いできたかのようなスッキリ感。「親の固定観念を押し付けてはいけない」「メルヘンや神秘を持ち出すのもよくない」「(セックスを)したくなったらしてもいい(ただし責任のとれないうちは避妊をしっかりと)」「10代の性交を否定しない」。ああ、保護者として安心するう……。

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『産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話』(小学館) 性教育本を「読みやすい」「かわいらしい」だけで選ぶと、うっかりトンデモ情報を子どもに与えてしまうことがよ~くわかっただけでも不幸中の幸いでしょうか。書籍だけでなく、動画や雑誌、オンラインセミナーなどでも、このような罠は山ほどありそうです。これから性教育本を手にする保護者の皆様、子に与える情報はよ~く吟味したほうがよさそうです。

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「高市早苗を担ぐ安倍晋三」と「林芳正を担ぐ岸田文雄首相」ついに内戦が勃発か

今週の注目記事・第1位「岸田首相衆院選応援で違法『集団買収』」(『週刊文春』11/18日号)

同・第2位「“小室さんより眞子さんだ”秋篠宮の怒り」(『週刊文春』11/18日号)「『小室圭さん』…

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Hey!Say!JUMP・知念侑李、山田涼介は「スターなのに調子に乗らない」発言に共感続出! 「本当にそう!!」「天狗になってもいいくらいなのに」の声

 Hey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)。11月15日午後11時からは「全国ネットSP」が放送され、ファンから歓喜の声が上がっていた。

 現在、同番組は毎週土曜午前10時25分から関東ローカルでレギュラー放送されているが、北海道や関西地区、四国地区などさまざまな地域に住むJUMPファンから「自分の地区でも放送してほしい!」といった要望がネット上に多く寄せられており、各地方局に放送希望のメールを送るファンもいたようだ。

 そんなファンの熱意が実ったのか、今回は満を持して「全国ネットSP」が実現。2016年12月29日の『いただきハイジャンプ 年末人助け大放出SP』以来、約5年ぶりの全国放送だ。

 まず、レギュラー放送と同様に、ゲストにちなんだオリジナルバトルをJUMPメンバーで繰り広げる「gスポーツ」を実施。ゲストはお笑いタレント・脚本家のバカリズムで、有岡チーム(有岡大貴、中島健人、薮宏太)と山田チーム(山田涼介、知念侑李、高木雄也)に分かれて勝負した。

 第1試合は「インタビューコメント絞り出し対決」。各媒体で何度も同じ質問をされ、コメントを絞り出すのに苦労しているというバカリズムは、「偽番組でインタビュアーが同じ質問ばかりしてきたらどうコメント絞り出すのか?」というドッキリ企画を考案。JUMPメンバーにはこの企画内容を伝えておらず、「聞いてたものと違いますね」「打ち合わせと違うぞ?」と困惑の声が漏れていた。

 そんな中、有岡チームの有岡と、山田チームの知念の対決では、有岡が「(デビューからの)15年間で印象的だった出来事は?」というインタビュアーの質問に、「デビューでいきなり東京ドームでコンサートをやらせていただいたんですけど『あ、これだ』っていうふうに改めて思って、感動したのを覚えていますね」とコメント。続いて「15年間で忘れられない出来事は?」という似たような質問には、「たくさんあるけどな……」と言うも、なかなか答えが出てこず、「犬たちとの共演」を挙げた。

 なんとか答えた有岡だが、判定役のバカリズムは「困るの早くない?」と、2つ目の質問で言葉に詰まっていたと指摘。その後も「15年間でうれしかった出来事」が出てこない有岡に、伊野尾慧は「ちょっと衝撃的でしたけど」と驚いており、有岡本人も「終わった後、手応えは皆無でした」と振り返った。

 一方、知念は「15年を振り返ってみていかがですか?」の質問に、「基本的に楽しかった」「芸能界いろんな仕事ありますけど、大体のことは15年でやった」などとコメント。次の「どのような15年でしたか?」には、こめかみや頬、耳を掻きながら考え込み「そうですね……」と何も答えず、その後も質問のたびに険しい顔になっていき、ついに「どう思います?」とインタビュアーに聞き返す場面も。結果、バカリズムが選んだ勝者は有岡だった。

 その後、11月13日に同番組で放送された「スーパー銭トーク」の未公開映像も公開。スーパー銭湯のサウナ室にて、「デビュー15年目突入の今だからこそ言える◯○」とのテーマでメンバーが2人きりでトークする内容だ。

 「15年目の今だから言えるお前のいいところ」というお題では、知念が山田に「自分が忙しいのにずっとグループのこと考えたりとか、なんでそんな人が調子に乗らないんだろうなって不思議でね」とスターなのにおごらない姿勢を称賛すると、山田は「調子……どうなんだろうね?」と苦笑い。続けて、嵐の二宮和也らと出演しているYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」に言及しながら、「俺が俺でいられるのは、JUMPのみんなが仲良いし分け隔てないし、上下関係もないし、なんかこのフラットな状態でいるHey!Say!JUMPだから、俺はこうやっていられるんだろうなって思う」と、グループの心地よさを告白。知念は「僕たちのおかげなんだね」ときれいにまとめていた。

 盛りだくさんの内容と、待望の全国放送にファンからは「家のテレビで『いたジャン』が見られる幸福感すごい。めっちゃ笑ったしめっちゃ楽しかった!」「『いたジャン』が毎週全国放送されて、どんどん大きくなっていきますように」「これを機に、毎週全国レギュラー放送してほしい! テレビ局にお願いしてきた!」など、歓喜のコメントが上がることに。

 また、知念のサウナ室での発言については、「スターなのに調子に乗らないっていうの、すごくわかる。もっと天狗になってもいいくらいなのに謙虚」「山田くんが調子に乗らないのは本当にそう思う!!!」「山田さんは『調子に乗る』っていうより『自信がある』って感じがある」「どうして調子に乗らないの? ってファンは思ってたけど、メンバーすらそう思ってたなんて」「『JUMPだからそういられる』と返す山田さんをひっくるめて、良いグループすぎる!」「山田さん、変わらず謙虚で誠実でメンバー愛が強い」と共感と感動の声が続出していた。

 今後、全国放送に発展するのか、多くのファンとともに期待したい。

「え、1話見逃した?」 『ハンオシ』視聴者置いてけぼりの「キャラ変の大渋滞」展開

 毎週火曜日の夜10時から放送されている清野菜名主演のTBS系連続ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』。先週放送の第4話は世帯平均視聴率10.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)で番組初の2桁を記録し、『ハンオシ』の略称も次第に定着してきたところだが、ここにきて主要キャラクターたちの急な“キャラ変”展開に、視聴者が置いてけぼり気味になっているようだ。

 まず1人目にキャラ変し…

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大野智はもはや“名前貸し”状態? 嵐の“利権”を守るため、結婚容認の方向で調整か

 大野智以外の嵐の4人が、主演映画『ARASHI Annniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”』の舞台挨拶で久しぶりに“再集結”をした。このニュースはテレビや週刊誌でも大きく報じられたが、その裏ではさまざまな思惑がうごめいていたという。

「これまでジャニーズ事務所は、芸能活動を休止している大野智さんに気を使って、メンバーを3人以…

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木下優樹菜、月額600円ファンクラブ設立! 「幸せすぎる」ファン歓喜も……多額の賠償金次第で「台所事情」に暗雲か

 10月28日に芸能活動再開を宣言したタレントの木下優樹菜が11月14日、自身のインスタグラムを更新。ストーリーズ機能(24時間限定公開)でファンクラブ開設を明かした。

 木下は、「報告ですすす また、みんなと繋がれる場所が出来ました」(原文ママ)とつづりながら、公式ファンクラブ「yukinanchi」の設立を告知。ファンクラブサイトによると、会費は1カ月あたり600円で、木下と直接交流できるライブ配信や木下のオフショットなど、会員限定のデジタルコンテンツが閲覧できるほか、ファンクラブ限定のファンミーティングも開催予定だという。

 昨年7月に芸能界を引退し“一般人”になってからも、インスタグラム上で積極的にファンと交流を続けてきた木下。今月4日に木下のYouTubeチャンネルで公開された動画では、「今一番大切にしているモノ」として、引退後にファンから贈られた“アルバム”や、ファン同士で連絡を取り合って作ったと思しき“動画”を挙げていた。

「引退後もファンサービスを欠かさなかったのは、芸能活動再開を見越していたからでしょう。しかし、ネット上では、『まだファンはいるの?』『今となっては、入会する人も少ないのでは?』とファンクラブ開設に疑問の声が噴出しています。一方で『ファンクラブの発表、うれしかったなあ』『幸せすぎる 優樹菜ちゃんありがとう』と歓喜する声や、いまだに“タピオカ店恫喝騒動”に関して『ユッキーナは何も間違ったことはしてない』『家族がピンチになったら、怒るのは当然でしょ』などと擁護するファンも散見されますから、木下側もそれなりの会員数を見込んでいるのでしょう」(同)

 なお、芸能界を引退する以前は、年会費5,000円の「MY HOMIE 木下組」というオフィシャルファンクラブが存在。会員限定ブログを公開したりメールマガジンを配信していたほか、「木下組集会」と呼ばれる会員参加型のイベントをたびたび行っていた。

「集会には、当時の夫だったFUJIWARA・藤本敏史も参加し、木下ファンとのツーショット写真に応じたり、ギャグを披露するなど、妻のために一肌脱いでいました。ちなみに、19年8月の集会では、想定以上の“子連れママ”が来場し、食事が十分にいきわたらず、主催者が謝罪する騒動が起きたことも。当時からファンとの交流にこだわっていた木下だけに、新設ファンクラブでも似たようなイベントを検討しているのでは」(同)

 今年10月28日に開設したYouTubeチャンネル「木下優樹菜」には、これまで3本(11月16日時点、以下同)の動画が公開されており、その総再生回数は約660万回にものぼる。

「とはいえ、チャンネル登録者数は8日に約4万人に到達してから、ほぼ横ばい状態が続いていて、かつてインスタで500万人以上のフォロワーを抱えていた木下としては寂しい印象。この先、世間が興味を失い動画の再生数が激減することも予想されるため、テレビなどのメディア露出が厳しい今、とりあえずファンクラブを立ち上げて、活動資金を確保するやり方は賢明ともいえそう。加えて木下は、引退前にイメージモデルを務めていた美容フェイスマスクの販売元である化粧品会社などから損害賠償を求める民事訴訟を起こされています。今後、多額の賠償金を抱え、台所事情に暗雲が立ち込める可能性もあるだけに、少しでも資金調達をしておきたいのでは?」(同)

 天真爛漫なキャラクターを打ち出しながらも、復帰においてはしたたかさも見え隠れする木下。果たして、ファンクラブビジネスで成功を収めることはできるだろうか。

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