細木数子さんお別れ会、『ズバリ言うわよ!』共演・滝沢秀明の供花見当たらず……ジャニーズ事務所の“コンプライアンス”に配慮か

 11月8日に呼吸不全のため死去した占い師・細木数子さんのお別れの会が、14日に行われた。各メディアでは、ウッチャンナンチャンやくりぃむしちゅーら、多くの著名人からの供花について報じられているが、細木さんが「我が子のように可愛がっていた」(テレビ局関係者)とされるジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明の名前はなかったという。

 1985年に出版した『運命を読む六星占術入門』(ごま書房)が大ヒットし、六星占術ブームを巻き起こした細木さんは、その歯に衣着せぬ発言で人気を集め、さまざまな番組に出演。一時期は、テレビタレントとしても「天下を取っていた」(同)ともいい、代表的なのが、2004年8月から08年3月まで放送され、滝沢もレギュラー出演していたバラエティ番組『ズバリ言うわよ!』(TBS系)だろう。

「03年秋放送の『史上最強の占いバトル細木数子VSウンナン!芸能人の運命メッタ斬りスペシャル』から3回の特番を経て、タイトルを変えてレギュラー化した『ズバリ言うわよ!』は、当時のTBSを代表する高視聴率番組となりました。出演していた滝沢は、ジャニーズのトップアイドルとして活動していましたが、全国的な知名度を得るようになったのは、間違いなく『ズバリ言うわよ!』の影響が大きいでしょう。ちなみに、レギュラー放送スタート時から最終回まで、番組のエンディングテーマは、滝沢と今井翼によるデュオ・タッキー&翼が担当しています」(同)

 こうした背景もあってか、細木さんの訃報が流れた直後、ネット上には「タッキーとやってた番組、毎週楽しみに見てたなー」「みんなには基本厳しいこと言ってるのに、タッキーには甘々だったのが面白くて好きだったな……ご冥福をお祈りします」「タッキーを可愛いがってくれてありがとうございました」などと、ジャニーズファンから追悼コメントが、次々と書き込まれた。

「業界内でも滝沢が可愛がられていたのは知られていただけに、お別れ会で供花がなかったことは、一部関係者の間でも話題になっていました。『ズバリ言うわよ!』の前身番組のMCを務めていたウッチャンナンチャンや、滝沢と同じ番組レギュラーだったくりぃむしちゅーなど、過去に共演した芸能人や親交のあった著名人からは花が送られていましたから」(スポーツ紙記者)

 滝沢からの供花がなかった理由について、一説には「コンプライアンス」を配慮したためだといわれているようだ。

「細木さんは06年に一部週刊誌で、大々的に暴力団関係者との関係が報じられ、版元に損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。その後、訴えは取り下げているのですが、『本業に専念する』という理由から、『ズバリ言うわよ!』終了後にテレビから身を引いた背景には、この一件が大きく関係していたといわれています。一方で、18年12月末をもって芸能界を引退した滝沢は、現在はジャニーズ事務所の副社長という立場に身を置いているだけに、万が一にも『反社会的勢力』との交際を疑われるわけにはいきません。表舞台から去っているだけに、『目立ちたくない』という理由から、名前の書かれた木札を表に出さないよう、水面下で調整を行っていた可能性もありますが……」(同)

 ネット上には、「タッキー、追悼コメントも出してないよね?」と指摘する声も見受けられるが、08年の番組終了後、果たして両者はどれほど交流を続けていたのだろうか。

『呪怨:呪いの家』が本当にいわくつきなワケ… VODでホラー映画が百花繚乱

 映像配信サービス百花繚乱により、さまざまな作品を自宅で手軽に楽しめるようになった昨今。それはB級を含めたホラー映画も同様だ。

 熱心な愛好家の多いホラー映画。人気ロックバンドAlexandrosの元ドラマーで、現在は音楽、ファッション、マンガやアニメのカルチャー面で活躍する庄村聡泰もそのひとり。そんな彼が会ってみたい人として指名したのが、映画プロデューサーの叶井俊太郎だった。…

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吉高由里子『最愛』TBSドラマ配信視聴数歴代1位に!先読めぬ展開に考察合戦加熱

 11月12日に、TBS金曜ドラマ『最愛』の第5話が放送された。9年ぶりに再会した姉弟は、互いに殺人事件に関与しているとマークされながらも、2人の時間を過ごすために目を盗んで故郷へ向かった。

 当時、意図せず殺人事件を起きこしてしまった幼子だった弟・優(高橋文哉)の今の幸せを願い逃亡を促す姉・梨央(吉高由里子)だったが「もう逃げない」と弟は自首する覚悟を決めていた。

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『孤狼の血 LEVEL2』の「悪」はどのように描かれているのか 西森路代×ハン・トンヒョン

今年3月に刊行された西森路代さんとハン・トンヒョンさんの『韓国映画・ドラマ――わたしたちのおしゃべりの記録 2014~2020』(駒草出版)。タイトルの通り、本書は2014年から2020年の間に行われたふたりの「おしゃべり」がまとめられたものです。

 今回、ハンさんの呼びかけで、再びおふたりに今年話題となった3作についておしゃべりをしていただきました。全三回の初回で取り上げるのは『狐狼の血 LEVEL2』。登場人物の在日コリアンという設定に、驚き、そして少し不安にもなったというハン・トンヒョンさん。『狐狼の血 LEVEL2』の「悪」の描かれ方についてお話しいただきました。(構成/カネコアキラ)

西森路代
1972年、愛媛県生まれのライター。大学卒業後は地元テレビ局に勤め、30 歳で上京。東京では派遣社員や編集プロダクション勤務、ラジオディレクターなどを経てフリーランスに。香港、台湾、韓国、日本のエンターテインメントについて執筆している。数々のドラマ評などを執筆していた実績から、2016 年から4 年間、ギャラクシー賞の委員を務めた。著書に『K-POP がアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK 出版)など。Twitter:@mijiyooon

ハン・トンヒョン
1968年、東京生まれ。日本映画大学准教授(社会学)。専門はネイションとエスニシティ、マイノリティ・マジョリティの関係やアイデンティティ、差別の問題など。主なフィールドは在日コリアンを中心とした日本の多文化状況。著書に『チマ・チョゴリ制服の民族誌(エスノグラフィ)』(双風舎,2006)、『ジェンダーとセクシュアリティで見る東アジア』(共著,勁草書房,2017)、『平成史【完全版】』(共著,河出書房新社,2019)など。Twitter:@h_hyonee
もやもやした上林成浩の「在日設定」
ハン:西森さんとはこれまでも様々な作品について「おしゃべり」をしてきて、今年の3月にはこれまでのおしゃべりをまとめた『韓国映画・ドラマ――わたしたちのおしゃべりの記録 2014~2020』(駒草出版)という本を出版しました。

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「これでいったんピリオドがついたのかな」とも思っていたんですけど、ここ最近気になっていた作品について西森さんが記事を書いていたこともあって、話したいなと思ってお声がけしました。

今日おしゃべりするのは、どれも大ヒットしていて評価も高い作品です。「これだけヒットしてるんだからちょっとくらい文句を言ってもいいんじゃないか」という企画かも?(笑)。もちろん、良いところはきちんとほめたいとは思いますが。

じゃあまずは『狐狼の血 LEVEL2』から始めましょうか。確か西森さんはほめていたかと思うのですが、どんなところがいいと思いました?

西森:『狐狼の血 LEVEL2』公式のnoteにも書いたんですけど、「ノワール」ってジャンルにはいろんな形式があるんですね。先輩刑事から後輩刑事への継承とか。

■【『孤狼の血 LEVEL2』評論/ライター・西森路代】

ハン:前作の『狐狼の血』だと、先輩刑事・大上省吾(役所広司)から後輩刑事・日岡秀一(松坂桃李)へ、みたいな。

西森:そうです。『インファナル・アフェア』や『新しき世界』みたいに、相反する組織に潜入捜査をしているうちに互いに惹かれ合うんだけど、欺きあわないといけなくなるとか、そういうノワールのパターンをずらしたりしながら上手に散りばめている作品だと思いました。

ハン:なるほど。『狐狼の血 LEVEL2』について、私が今日特に話したいのは上林成浩(鈴木亮平)が在日コリアンだという設定についてなんですが、西森さんの話を聞いても、白石和彌監督って、なんというか、「優等生」って感じなのかもしれないな、と。

在日という設定について白石監督は、「実録ヤクザ映画をずっと書いていた脚本家・笠原和夫さんが、ヤクザを掘れば掘るほど、在日と被差別部落に行き着くと。逆にそこを描かずヤクザは描けないから、(タブーに触れることを恐れて)みんなヤクザ描くのを辞めていくんですね。エンタテインメントとして面白いものを作るのは当たり前なんですけど、そこに1秒でもそうした問題意識を入れるのは、いまの作り手としての誠意だと思ったんです」と話していたりします。

■「映画史に残る悪役」を描く白石和彌監督「作り手の誠意」

私はこの設定を知らずに見に行ったので、まずはびっくりして、次に不安になった。なぜなら、上林の残虐さをサイコパス、サイコキラー的な表象として受け取ったんです。そんな上林が実は在日で背景に差別とか貧困があって……と因果律的に描かれていることに不安を覚えました。在日という出自がサイコキラーとしての上林を作ったとなると……。

あと好みの問題もありますが、悪人を描く映画としてちょっと陳腐というか、悪はただ悪でしかないから魅力的でもあると思うタイプなので。

西森:理由はいらないということですか。

ハン:はい。そういう違和感もあったし、やっぱりとくに自分が在日だからすごく不安にもなったんです。ヘイトがはびこっている2021年の日本で、「在日だから悪人になった」とも受け取られかねない描き方は、偏見を助長しかねないという意味で、倫理的にもなしなんじゃないかって、どうしても思っちゃって。

西森:私は、上林って悪役というよりも、もしかしたらマーベル作品などに見られる「ヴィラン」に近いのかと思ったんですよね。ヴィランってそうなってしまった背景が必ず描かれます。上林がああなったのには理由があって、だから単なる悪役じゃないって受け止めていたんです。日岡との戦いは最終的にフェアな感じが出てくるし、「自分では止めることのできない暴走を日岡にどうにかして欲しい、それが自分を救うたったひとつの手段だ」というような関係性として描かれていて。それと、前半はわりとリアルなところも多いんですが、上林と日岡のおいかけっこが始まってから、フェアな部分が見えると同時に、フィクションの度合というか、リアルではない度合も上がりますよね。

ハン:悪の背景を生い立ちから説き起こす流れって、マーベルあたりから来ていたのか、なるほど。私はさっき言ったように好みじゃないのだけど、それってなんか、時代のムードもすごくありますよね……。それはアナクロというか回帰とも言えそうなのだけど、だからこそ昭和的なヤクザ映画というフォーマットと結びついたのか。

で、ずーっともやもやしていて、1週間くらい考え続けて、西森さんの言うように、単なる悪として描かれていないんじゃないか、といったあたりに気づいたんですよ。具体的には、唯一、噓をついていないのは上林だって。全員が騙し合いをしている中で、残虐だけど誰のことも騙していないのが上林。そう考えると、「おしゃべり本」にも収録された対談で話したことですが、私にとって『お嬢さん』のスッキと重なる。スッキが秀子の救世主だったように、もしかしたら上林は、日本の警察の犬になってしまったチンタを救いに来た救世主だったのかもしれない。

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西森:そしてチンタの可哀想さの原因は、日岡にある。

ハン:はい。この視点から見ると、日岡はめちゃくちゃ悪いやつですよ。大義名分を唱えてはいるけど、結局はものすごく社会的な立場に差がある在日のチンタを都合よく利用していた。上林はそのことを見抜いていて、日岡に対してもだけど、ずっとチンタのことを試し続けていた。そしてそれは、「警察の犬に成り下がっていて本当にいいのか?」ってメッセージだった。登場人物の中で、唯一正直で、日本社会そのものに真っ向から立ち向かっていたのは上林だけかもしれない。そう思うと少し印象が変わってくる。

でも、やっぱり上林がものすごく残虐で、しかもそれが在日という出自にかかわるという話になっていることの悪影響のようなものを考えてしまって……。例えばアメリカだったら、黒人という出自によって残虐なサイコパスになりましたって話だったらアウトですよね。

西森:ああ、上林が救われるだけでなく、日岡も救われていたということですね。黒人が不遇な目にあったことがきっかけでヴィランになったという映画はありました。『アメイジング・スパイダーマン2』のエレクトロっていうキャラクターを、黒人で歌手もしている俳優のジェイミー・フォックスが演じていました。私は、彼が理不尽なことが理由でヴィランになっていたので、すごく可愛そうに思ったんです。そこに「黒人だから」ということは関連づいてはおらず、単に彼が出くわす出来事が理不尽だったからという感じで見ていました。

ハン:日岡も救われていたのかどうかはわからないけど、メッセージのあて先としてはそう見ることもできるかな。で、『アメイジング・スパイダーマン2』は見ていないのでなんとも言えませんが……。

西森:ただ、一番ダメなのは、在日や特定の人種や民族のキャラクターが一人しか描かれてない場合ですよね。良い人も悪い人もそのどちらでもない人がいるのであればまだいいとは思いますが。『狐狼の血 LEVEL2』は、在日の中にも、いい人もいれば、一見すると悪い人もいる。チンタみたいに利用されている人がいたり、残虐だけど最終的に悪い人じゃないと描かれているように見える上林がいる。そのどちらでもないチンタの姉もいる。いろんな人がいるのは描かれてる。

ハン:はい。在日コリアンが複数いてそれぞれの違いを描いていたっていう意味では、私もそう感じました。そして、上林が最終的に悪い人じゃないと描かれているように見えると言われて少しホッとはしていますが……。

ただ、それが私のもやもや案件でもある背景、生い立ちによる因果律設定によるものなのか、演出と演技力によるものなのか、判然としないというか、まあもちろんどっちもあるとは思っているのだけど。なんか身内みたいに感じちゃって、もはや平常心で見られない(苦笑)。でも、悲しみをたたえた極悪人、残虐だけど観客に愛される上林という強烈なキャラクターを造形した鈴木亮平は素晴らしいと思いました。

ところで日岡はチンタを利用していたことについてどう思ったのだろうか。後悔していたようには見えたけど、お前ほんとにわかってんのかよっていうか、反省しているのかよ、とは思いました。

西森:日岡はやっぱり大上のやり方に溺れていて、正義のためなら悪いこともするんだけど、結局、理想論でしかなくて、未熟な人物として描かれていたと思うんですよね。たぶんちゃんと罪悪感を抱くこともできてないから、そこに疑問を感じている人もいました。彼自身は、警察組織や公安に対して不信感を持っているけど……

ハン:日岡も無力ですよね。お前も結局は警察の犬じゃんっていう。

西森:そう。今回も前回もそうですけど、今後もずっと続く敵は、ある意味お約束的に、日岡の上司の嵯峨大輔(滝藤賢一)なんだろうなと。

ハン:権力側、というかシステムが明確な敵になっていくのかな。「おしゃべり本」でも取り上げたNetflixで見られる韓国ドラマ『秘密の森』みたいに?

西森:そうですね。まあ、「お約束」な感じで、毎回ゲスト俳優が表向きは日岡の敵で、でも本当に怖いのは公安なんですよ、というのは中心にあり続けるとか、そんな感じですかね。その意味においては、日岡は体制や腐敗した組織に反対する側で、それは日岡の理想としては市民と共にあるという意味で、「悪」ではないし、民の中の「悪」=つまり上林のような人間も、腐敗した体制というか社会というか日本というか…に苦しめられているという意味で「悪」ではないということになるので。

なぜ上林に共感する人たちがいるのか
西森:テーマとか細かい点の良し悪し以前の、うまさのレベルってあるじゃないですか。仕事で試写会に行ってがっくりして帰るみたいなことももちろんありますよね。ただ残酷なだけで、登場人物の関係が全然描かれていなかったり。そういう意味だと『狐狼の血 LEVEL2』はしっかりしていると思うんですよね。

ハン:あと、暴力描写は激しいし残虐ではあるけど、不愉快なシーンはないですよね。レイプも、あったという話にはなっていても直接は描かれてはいなかった。この作品、制作現場に「リスペクト・トレーニング」を取り入れたことでも話題になっていましたが、白石監督自身、「今の時代、世界のたくさんの映画祭ではレイプを直接的に描いた映画はまず受け付けてはくれない傾向が強くなっています。女性に限らず、マイノリティや弱者が虐げられる露悪的な描写も難しいと感じています。劇中に事実として存在しても描き方に配慮は必要だし、そうでないなら明確な説得力や必然性を示さないといけません」と語っています。

■メジャー映画でリスペクト・トレーニングを導入する意義―白石和彌監督

西森:ちゃんと考えられてるなって思いましたね。だから、最初の上林の行動で、「うわっ」ってなりかけたけど、見ていくとただ単に残虐シーンを入れようとしている風には見えなかったのでほっとしました。

上林と日岡の戦いは最終的にフェアな感じがしたって言いましたけど……オオカミとか虎とかクマとかと人間が戦う作品には、人間と獣の間に、どこかフェアネスみたいなものが生まれるものがあると思ってて。

ハン:どういうこと?

西森:『新しき世界』のパク・フンジョン監督の『隻眼の虎』って作品がありますが、最初は人間が虎をとらえないといけない話になっているので、虎は人間の敵なんです。でも、そこにいろんな人間のエゴが絡んでくると、人間と対峙するのがアホらしくなって、動物のほうがフェアだわ!っていう風になっていくんです。登場人物が獣と戦わないといけない背景が描かれていくと、結局は組織やら権力やらに巻き込まれて、獣と戦わされているだけだったりするんです。そうすると、人間と獣の間に友情が生まれているように作品の中で描かれていく。

ハン:人間たちの方が邪悪っていう。

西森:そうです。腐敗した組織やその「犬」…っていう言い方もどうかなんですけど、まあここではずっと使われてきた言い方でいう「犬」になってる人間のほうが邪悪。『狐狼の血 LEVEL2』はそのパターンな気がして。

ハン:上林は獣なのかな?

西森:獣として描いてますよね。まあでも、私の言ってる文脈は、獣は別に人間に劣る存在というわけでも、獣が単に獣であるというのでもなく、人間のさもしさとの対極であるということを獣にたとえて描いているっていう感じではあるんですけど。あと、実は日岡も「孤狼」だし、公安の人は組織の「犬」なので…。

ハン:ところで、実は西森さんは上林が在日コリアンだって気づかなかったんですよね?

西森:そうなんです。チンタだけだと思ってて、ハンさんに言われるまで気づかなくて……。

ハン:子どもの頃の生活ぶりの描写とか、焼肉屋でソンホって呼ばれているシーンがあったり、在日だとわかるシーンはかなり散りばめられていたかと……。あとまあヤクザ映画ってことで。だから上から目線で言ってよければ、その辺についてはもうちょっと勉強した方がいいんじゃないかなーっていうか、正直少しびっくりしました。『イカゲーム』のセビョク(チョン・ホヨン)が脱北者だって気づけたのに(笑)。

西森:勉強不足は恥じるべきなんですけど、例えば、『ペパーミント・キャンディ』や『お嬢さん』に描かれている背景がわからなかったというのは、明らかに勉強不足なんですよ。なぜかっていうと、ハンさんにその背景を説明されて初めて知ることであって、それまではまったく知らなかった知識だから。でも、『イカゲーム』は、はっきりとセリフにも出てくるし、それがドラマの展開にもかなり関わってくるので、見た人で気づかなかったという人は、よっぽど早送りでもしてない限りいないと思います。

ハン:まあセビョクの例を出したのはあえてですが。上林はなぁ、わかりやすくステレオタイプな在日の記号が配置されていたように思ったんだけど……。あれ以上やったらくどい、というかむしろすでにくどい。あとくどいようですがヤクザだし。たとえば『ヤクザと憲法』にもサラッと登場しますよね。なにより日本のことだし。

西森:ステレオタイプを持たないようにしていたから気づけなかったのかもしれないです。在日にも貧乏な人もいればお金持ちの人もいて、ヤクザになる人もいればそうじゃない人もいると思ってないと非当事者としては、偏見になるじゃないですか。

『狐狼の血 LEVEL2』に描いてあることって、気づけなかっただけで、聞いたら知っていることなんですよ。でも、知っていることと実感が、すぐにつなげられないこともあるんです。『狐狼の血 LEVEL2』だったら、上林の子どもの頃の生活っぷりが、時代背景とかもあって、すぐには在日につなげられなかった。それは、貧困をすぐに在日につなげてもいけないということもありますし、もっというと、自分の知っている在日の人は、商売で成功していてお金持ちだったり、努力して頭がいい人しかいなかったというのもあった。この映画の時代のことを映画で見る以外では実際に見たり聞いたりすることが少なくて、やっぱりすぐにはわからない。だからこそ、その「在日だとわかるシーン」が点在していたのを繋げられなかったという感じだと思います。もちろん、そこに問題があらわれているとも感じます。

ハン:うーむ、なるほど……。いやこの辺は本当に聞いてみたかったので。で、別に気づかなかった西森さんを責めたいってわけじゃなくて。実際に作品を見た人たちの感想を見てみると、上林が在日だって気づかなかった人は結構いる。白石監督は冒頭で紹介したインタビューで「この映画のなかで何かしらの犠牲になっていく人たちは、『差別される側の人たち』ということが分かれば、なにか感じてもらえるんじゃないかなって」とも語っていたけど、つまりその前提が共有されていないわけですよね。だとしたらむしろその辺、もう少し丁寧に描く必要があったのではないか。難しいバランスだとは思いますが……。

作品の批評性ってお約束があってこそ伝わるものだと思うんですけど、お約束が共有されていない中でどう批評性を持たせるのかって難しい問いだなって。ただこの時代、もしかすると在日だと気づかれないことがむしろ共感ポイントにもなっていたりするのかなあ。ってのは、うがった見方か。うーん……。一応、在日コリアン表象も守備範囲である私としてはいろいろ複雑……。2021年になって、気づく人だけ気づくという「クローゼット」に戻っちゃった感……?

上林ファンもいっぱいいるし、『ジョーカー』にたとえる感想も多かった。つまり、その共感ってエスニシティ云々を超えてトラウマを抱えた者の因果律への共感ですよね。でも社会的な属性としてはマジョリティである白人男性であるアーサーとは違って、実は日本社会のマイノリティである在日コリアンの上林が広く共感されるならそれはそれでいいのかな……。作品としても必要なことでしょうし。でも不幸な生い立ちから背景を説くヴィラン物が増えているような流れがあるとしたら、それはむしろマジョリティのアイデンティティポリティクスのようなところがあって私は警戒してしまうところがなくはない。繰り返しになりますが私は悪をめぐる因果律が個人的には苦手だし、属性と結びついてしまうことで偏見につながってしまうことがありうるかと思うとやっぱり怖い。

西森:私、思うんですけど、そこがハンさんが言うところの「優等生」な非当事者が監督をしたが故なのかなとも思いまして。それは私にもあてはまるんです。

よく「傷つけるつもりではなかった」といって差別してしまう人がいますが、そんなことは理由にはならないのはもちろんのことなんですけど、知識がついていってないと「そんなつもりはなかったのに傷つけてしまった」ということになりやすいんですよね。

繰り返しになりますが、それを肯定しようというわけではありません。ただ、知識が足りなくて、自分の表現で人を傷つけないように、間違わないようにしないといけないという気持ちでなにか発言したり作った結果、その表象をあからさまにできなかったということはあると思うんですよ。だって、上林の背景をあからさまにすればするほど、上林が在日コリアンであることと悪役=ヴィランであることが結びついてしまうということもありえるわけですし。だからこそ、在日コリアンを描くときだけではなくて、さまざまなことで、知識が必要だし、学ぶしかないんですよね。

でも、最後までみれば、「上林は悪人」みたいな反発を持つようにはできてないことは、もしかしたらその「おそるおそる」背景を書いたことが、良い方向に作用しているのかもしれなくて。だから、監督がいう「この映画のなかで何かしらの犠牲になっていく人たちは、『差別される側の人たち』」であるということが、すなわち在日の人たちであるとあからさまにすることにも、また差別があるんじゃないかって考えてしまったんじゃないかなと。つまり、「差別されている人たち」が差別されることに、在日であるという属性を関係づけたくないとしたいという思いが、在日であるという箇所を最小限にしてしまったのではないかと。

ハン:なるほど……、監督がそう考えたかどうかはさておき、なんかわかるような気はします。他者表象というか、より具体的に言えば歴史的経緯も含めてこの社会のマジョリティである日本人がマイノリティである在日コリアンをどう描くかって難しいことですからね。しかも見た目に違いはないから視覚的に表現するのが難しいし。でも、これは在日コリアンに限らずですが、当事者にしか描けないというのも違う。誠実さを持ちながら、そして西森さんが言うように学びながら、どんどん描くべきだと思っています。ということでそこを描いた本作って、PCを意識するとバイオレンスなんてできない、みたいな批判への反論というか問題提起にはなっているのかなーと。

最初はびっくりして冒頭で紹介したインタビューを読んで、タブーを恐れず差別をも描く誠実なヤクザ映画としてのエクスキューズ? 監督の自己満足? しかもその設定自体が通じていないのだとしたら……? それって、前に西森さんと『お嬢さん』の対談をした時に指摘した『この世界の片隅に』の太極旗じゃん!とか思ったりもしていましたが……。で、なによりも上林の残虐さが在日という出自とイコールで結びつけられるのが怖かったんだけど、いまのところ、おそらくそのようには受け止められていないようなので、その点については成功しているんだと思います。まあこの辺は、西森さんが指摘したようなところも含めて時代的な背景もあると思っていて、機会があれば改めてもっとじっくり考えたいところです。

あと、どうして『狐狼の血 LEVEL2』について西森さんと話したかったかと言うと、ここまでの話でわかるように、上林の件について、私には「当事者性」みたいなものがあるから距離の取り方が難しくて。

西森:甘く評価もできないし、批判するなら細かいところまで見ないといけない。

ハン:それが評価の甘さにつながることはむしろほとんどないですね。で、自分が客観的ではないこともわかっているから慎重になるのはまあ仕方ないとして、考えすぎかもしれないけど、ある種の「当事者性」によって、気軽に感想をつぶやいたり評価したりできないのは不均衡だよなって感じることもあったりして。なにを言っても、結局は「在日だから」って思われちゃったりするし……。みんながみんなそうではないと思いますが、自由気ままに感想を言ったり批判したりできるマジョリティは気楽でいいよな、うらやましいなって思うときもあります。ということで、今日は話せてよかったです。

西森:ただ、さっきも言いましたが、マジョリティが気ままに映画を作ってるわけではないし、気ままに感想言ってるわけじゃないとも思います。もちろん気ままにやってる人もいると思いますが、少しでも考え始めると、これを言うと、マジョリティの気ままさになってしまうのではないか、マジョリティの気ままさは、差別になってしまうのでは、という思いもあるんだと思います。これって、いろんなことに言えることだと思って。例えば、震災を描いた朝ドラの『おかえりモネ』なんかでも、実際に震災の現場にいない人は、現場にいた人に、安易に共感することも無責任だけれど、共感できない自分でもいたくないということで悩んだり。

ハン:まあ私はそんなこと言ってないというか、さっきの「気ままなマジョリティ」には西森さんも白石監督も入っていませんし、さっき、「当事者にしか描けないというのも違う」と言ったかと。ただ、いま、西森さんが言ったようなことは、「共感」をベースにすると色々ずれていっちゃうよなというところがあって、その辺は来年出る予定の共著の本で結構話していたりするのでぜひ読んでほしいですね。

ってことで次は、さっきちらっと話に出た『イカゲーム』にしましょうか。

※次回「世界的なヒットをした『イカゲーム』の新しさと古さ」に続く(11月20日更新予定)

『韓国映画・ドラマ――わたしたちの おしゃべりの記録 2014~2020』(駒草出版)

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ダイソーのコレが救世主! 使いにくい「トースターラック」が収納力アップ、機能的にスッキリ激変

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「キッチンラックが使いにくい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“27回目”は、「キッチンラック」。冷蔵庫の横にある「木製のキッチンラック」が問題の場所で、上の写真はラック上部です。

 ラックの上下の空間にトースター、ゴミ箱などを置きたいものの、うまく使えないとお悩みのKさん。ラックを買い換えずに、低予算で「使える収納」に変更します!

 解決策はダイソーの「ジョイントラック」。予算2,000円で機能的になった「キッチンラック」のビフォーアフターの紹介です!まずは、「使いにくい原因」と「改善したい内容」をまとめます。

[上段 Before]追加した電子レンジ用ラックの追加が失敗のもと

 トースター上の空間も使いたいと、ラックの上にさらに「電子レンジ用ラック」を設置したのが失敗でした。トースター周りの隙間にモノを詰め込みすぎて、火が出たこともあったそう……。今、見てもヒヤヒヤです。

★Kさんが改善したい内容
[1]低予算で「トースターラック」を買い替えたい
[2]放熱できる余裕をキープしたい
[3]キッチンペーパーの定位置を作りたい

 手を上に上げる高さに「片手で出し入れできないモノ」「出し入れのアクション数が多い収納箱」を置くと、散らかりやすくなります。最初は整っても、続かない収納になりやすいので注意!

★Kさんが改善したい内容
[1]快適な出し入れで「収納力」を増やしたい
[2]賞味期限の早い食品を置く場所がほしい
[3]冷蔵庫のマグネットボードを、活用したい

[検証]モノをゼロにして、サイズ感を確認する

 「中途半端な余白」が散らかる原因になりがちです。そのため「電子レンジ用ラック」はフリマアプリで転売を決意。

 代わりに用意したい「トースターラック」のサイズ感を、マスキングテープを貼ってシュミレーション。すぐ買わずに、数パターンの候補を検討します。

 低予算で便利なラックといえば、ダイソーの「ジョイントラック」です。キッチン小物の収納に便利な、奥行き25cmを選択しました。カラーボックスの奥行き(約28cm)を想像すると使いやすさがわかりやすいと思います。

[After]3段ラックで全部解決!

 ダイソーの「ジョイントラック」3段を用意しました。奥行き50cmの木製ラックの上に、小型のスチールラック(W45×D25×H85cm)を載せただけ。ほか、ニトリの「スチールラック 2段(W44.5×D29.5×H67cm)」1,518円(税込/ライター調べ)も検討しました。

[便利ポイント.1]キッチンペーパー類の置くだけコーナー

 毎日使う消耗品の定位置を用意しました。軽めのモノなら、上にポイと置くだけで済みます。キッチンペーパーを、ホルダーにセットするだけでも「名前のない家事」が増えるだけ。専用グッズは、セットの手間や設置の固定が面倒になる場合もあります。

[便利ポイント.2]消耗品と乾物食材のコーナーを用意

 下の段には、毎日使っている「おにぎり用の乾燥食品」のコーナーです。とくに、毎日使っている「のり」や「ふりかけ」は、棚の中に入れずに「オープンラック」のほうが便利! コミックサイズに近い袋状食品は、100均の「A4ファイルスタンド」がおすすめです。

[便利ポイント.3]早めに「食べきりたい食材」も見える化が◎

 トースター上には、常温野菜やパン(食べきりたい食材)のコーナーに。ちなみに、トースターより奥行き(D25cm)が狭いので「放熱」の点も安心です。トースターを使う時は、手前に出して使います。

 次は、ラックの下段を見直します。

 木製のフリーラックの下部。棚の奥行きが50cmもあるので、何を入れても使いにくかったそうです。収納箱の種類から、Kさんの悪戦苦闘っぷりを想像できます。

★改善したい内容
[1]キッチンにゴミ箱を置きたい
[2]IHクッキングヒーターを置きたい
[3]子ども用脚立を冷蔵庫周りに置きたい

[検証]モノをゼロにして、サイズ感を確認する

 上段と同じように、モノをなくしてサイズを確認しました。中板は外してあります。

 食材のストックは出入りが頻繁のため、奥行きが深い棚より浅い棚が便利。そのため、食材はラックではなくミニクローゼットに収納しました。棚の空間は、W52×D46×H74cmです。ここに入れられるゴミ箱を探します。

[下段After]イケアの「ホルバル 35L」がぴったり

 ゴミ箱は、イケアの「ホルバル 35L」¥1,299(税込/ライター調べ)を選びました。ふたの半分が、小窓のように開くデザインです。レジ袋にゴミを溜めてから、ゴミ箱に入れる習慣のあるKさんにぴったりの方式です。

 そのほか、置く場所がなかった「IHコンロ」「塩ビのランチマット」「子ども用脚立」の定位置も確保できました。

[便利ポイント.1]ゴミ箱の「ふたの開け方」でラックの高さが変わる!

 ゴミ箱は観音開きのペダル型、フロントオープン型、全開式、半折式、フタ式など多数あります。

 Kさん宅の場合、低いラックに入ること、清掃の手間が少ない形状、45Lゴミ袋にちょうど良い容量、そして低コスパという条件で選びました。また、100均のキャスターを付ければ「可動型ゴミ箱」にもなります。

[まとめ]

 ダイソー「ジョイントラック」を使った、トースターラックはバックナンバーでも登場しています。横幅、奥行き、高さに合わせてカスタムできるので、省スペース。高さを利用したい空間におすすめです。

 例えば、洗面所のコスメ収納、トイレの小物収納、玄関の下駄箱追加などにもOK! 困ったときの便利収納になります。

 

綾野剛のライバルは“阿佐ヶ谷姉妹”!? 中だるみの『アバランチ』、NHKに視聴者流出か

 綾野剛主演のフジテレビ系連続ドラマ『アバランチ』に、まさかのライバルが出現した。NHK総合「よるドラ」枠で先週11月8日から放送が始まった『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』だ。

 原作は、2018年に幻冬舎から出版された同タイトルのエッセイで、著者は言わずもがな、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子と木村美穂である。姉の“エリコさん”こと渡辺江里子を木村多江が、妹の“ミ…

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9人死亡の音楽フェス翌日に!? ドレイク、ストリップクラブで100万ドルをばらまき非難殺到

 9人の死者と多数の負傷者を出した、トラヴィス・スコット主催の音楽フェスティバル「アストロワールド」。11月5日の事故当日にサプライズ出演していたドレイクが、その翌日に、開催地ヒューストンのストリップクラブで100万ドル(約1億1,300万円)を使う豪遊をしていたと報じられ、バッシングが殺到している。

 米紙「ザ・サン」によると、6日夜にドレイクは仲間たちを引き連れて有名ストリップクラブ「エリア29」を訪れ、ストリッパーたちのポールダンスを堪能。ご祝儀として100万ドル分の札束をばらまいたとのこと。そもそもこのクラブでは、「アストロワールド」のアフターパーティが行われる予定だったという。

 この豪遊が発覚したのは、おしゃべりな男として知られるDJアカデミクスが9日にインスタグラムに投稿した動画がきっかけだ。セクシーな女性たちが床一面に敷き詰められたドル札を拾いながら、「サンキュー、ドレイク~」と感謝しているもので、6日夜にドレイクが豪遊した直後に撮影されたものとみられる。

 ドレイクは、フェスでトラヴィスと共に観客をあおってステージに殺到させ、死傷事故の原因をつくったとして、いまだ意識不明の9歳の男の子の保護者らに訴えられている。ドレイク本人は、8日になってインスタグラムに事故後初の声明を発表。

「この数日間、この悲惨な出来事を理解しようとしていました。死を悲しむというようなデリケートな感情を表現する場としてSNSのプラットフォームを使うのは嫌ですが、ここしかないと思う」「命を失った人々、苦しんでいる人々の家族や友人の心中をお察しします。自分は、これからも、皆さんのために祈り続ける。そして、できる形でお役に立ちたい。神が皆さんと共にありますように」とつづり、被害者とその家族や友人らの気持ちに寄り添ったが、ステージ上で観客をあおったことについては謝罪してないと問題視されている。

 そもそもドレイクは、ストリップクラブ愛好家として有名。これまで何度も大量のドル札をばらまいて豪遊する姿が報じられてきた。問題のクラブにはフェスの数日前にも足を運んでいたと報じられている。そのため、一部のファンは、「これが彼なりの追悼なんだ。悲しみの表現の仕方は人それぞれだ」とかばっているが、自分のパフォーマンスを見ていた観客が亡くなり、いまなお人工呼吸器をつけている重傷者がいるのは事実。

 それを知りながらストリップクラブで100万ドルをばらまいたことが明るみになり、「無神経すぎる」「不謹慎だ」「悲劇から48時間もたっていないのに、ストリップクラブに行ったのか!」といった非難が殺到しているのだ。

 主催者のトラヴィスは予想しなかった惨状に打ちひしがれ、亡くなった人たちの葬儀費用や、負傷者の治療費を出したいと申し出ているが、ドレイクはまだ具体的に何をしたいかは明らかになっていない。あまりにも悲しみや誠意が感じられない、ファンをバカにするようなドレイクの言動に、彼の人間性を疑問視する声が多数上がっている。

「全ジャニーズ、聞け」と大反響! 弘中綾香、なにわ男子に「売名目的で近づく無名タレント」に気をつけろと“忠告”

 11月13日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に、なにわ男子の大西流星、長尾謙杜、西畑大吾がゲスト出演。同12日にCDデビューしたばかりの彼らに、MCのフリーアナウンサー・田中みな実と同局・弘中綾香アナが“芸能界で気をつけるべき人物像”について説いたところ、ネット上で「激しく同意」「メンバーも変な女に引っかかれないね」などと反響を呼んでいる。

 番組では、なにわ男子への助言として、田中、弘中アナ、南海キャンディーズ・山里良太のMC陣3人が「芸能界でこんな人には気をつけろ」というテーマでトークを展開。「メイクルームでの一言に気をつけて」とアドバイスした田中は、「いつも同じメイクさんだと油断しちゃうかもしれないけど、メイクルームっていろんな人が通りますよね」と、メイクルームの近くを通る際に会話を「聞いてる人いますよ」と注意を促した。

 一方の弘中アナは、「芸能界で頑張りたい明確な理由がない人」には気をつけたほうがいいと助言し、「特に女の子で、外見が良くて、芸能界に入ったけど別に何がやりたいわけでもなく、ちょっとタレントやったり、女優やったり、モデルやったりして生きている人」と具体的な人物像を説明。

 これには田中も同意のようで、「仕事の場ではなかなか会わないかも」と補足。そういった女性は、外食などの際に「よくわかんないおじさん」などが「同じとこでたまたま飲んでたから」などの理由で同席させることが多いといい、田中が「そういうときにいる“自称モデル”とかに気をつけてほしい」と語ると、弘中アナも「(そういう女性は)君たちのバリューに食いついてくるから、気をつけて」と忠告した。

「2人の生々しいアドバイスに、ネット上では『激しく同意』『よくぞテレビでここまで言ったね。弘中ちゃん、偉いよ。あなたのおっしゃる通り!』『ジャニタレにミーハー精神や売名目的で近づく無名女タレントって本当に多そう。2人の的確なアドバイスが素晴らしい』と称賛の声が続出。加えて、なにわ男子ファンからは『テレビで大々的にこんなこと言われたら、メンバーも変な女に引っかかれないね』『これで怪しい業界の女たちが、なにわ男子に近づけなくなるといいな』と、今回の“公開アドバイス”による抑止力に期待する声もあります」(芸能ライター)

 また、ほかのジャニーズファンからも、「全ジャニーズ、耳の穴かっぽじってよく聞けよって思った」「Jr.、デビュー組関係なく、君ら全員に関係あるからねって言いたい」「私の推しにも言ってあげて!」などと大きな反響が寄せられた。

「昨年2月には、ニュースサイト『週刊文春デジタル』で、ジャニーズJr.の松本幸大が“モデル風美女”をお持ち帰りする様子や、別の女性とのベッド写真を掲載。さらに19年9月、ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsの作間龍斗、橋本涼とみられる男性の“寝顔写真”がネット上にそれぞれ出回り、作間を含む男女混合のグループ旅行に出かけていたことや、未成年飲酒疑惑も浮上。その後、ジャニーズ事務所は写真に写っているのは本人であると認めた上で2人の年内いっぱいの活動自粛を発表しました。これ以外にも近年、ジャニーズタレントの火遊びによる写真流出騒動が相次いでいることから、自分が応援しているアイドルに対し、女性スキャンダルには十分注意してほしいと願うファンは多いでしょう」(同)

 田中と弘中アナの言葉は、なにわ男子メンバーに届いただろうか。

ゴマキ弟・後藤祐樹、“愛犬の刺青”に注目集まる? 「首の刺青除去」のため『朝倉未来に勝ったら1000万円』参戦を宣言

 元モーニング娘。後藤真希の弟で、ソニンとの男女ユニット・EE JUMPの元メンバーである後藤祐樹が11月11日、インスタグラムを更新。20日にABEMAで生配信される『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』企画で、総合格闘家・朝倉未来と対戦すると報告した。

 後藤は「色々なご意見があると思いますが人生で最初で最後の本気の闘いをしてきます!」(原文ママ、以下同)という意気込みと共に、「皆様応援して下さったら嬉しいです」と投稿。番組名のハッシュタグのほか、「#アメリカンピットブルテリア」と自身の愛犬の犬種を添えている。

 2000年10月にEE JUMPの「YUKI」として歌手デビューするも、02年にキャバクラでの未成年飲酒を週刊誌に報じられ芸能界を引退した後藤。19歳だった05年には“授かり婚”し、その後3児をもうけたが、結婚から2年ほどで離婚することに。07年に銅線の窃盗容疑で逮捕された際は、「生活費に困ったため」と動機を明かした。

「現在の後藤は、本業である空調設備会社に勤める傍ら、TikTokで得意のダンスを披露したり、今年7月に開設したYouTubeチャンネル『おっととっとちゃんねる。』で15年に再婚した妻や愛犬との日常を公開するなど、タレントに近い活動を行っています。ちなみに、現在の妻・ちづるさんとは、姉・真希の夫から夜中に誘われた“後輩の誕生日会”で出会ったといい、真希とは今も『めちゃくちゃ仲良し』だと明かしています」(芸能ライター)

 今月11日にAMEBAのYouTubeチャンネル「ABEMA 格闘CH【公式】」で公開されたインタビュー動画で、後藤はストリートファイト企画に応募した理由を、「亡き母との約束を果たすため」だと告白。後藤が刑務所に収容されていた際、面会に訪れた母から首に入っている鯉の刺青だけは「出所したら消してほしい」と言われていたというが、その母は出所前に他界してしまったのだそう。現在も首の刺青が残したままの後藤は、「消すだけでも結構な大金がかかるので」と語り、賞金1,000万円を刺青除去の施術に使うことを宣言している。

「体の各所に刺青を入れていることで知られる後藤ですが、今春頃から腹部に巨大なアメリカンピットブルテリアのリアルなイラストのタトゥーを彫り進め、6月にはTikTokで『一気に2頭いったぜ』と4頭が彫られた腹部を披露。さらに7月には、Twitterで『バチクソ痛かったー』、5頭すべての愛犬のタトゥーが揃ったことを報告しています」(同)

 当時、ネット上ではファンから「お疲れ様でした~。やっと5匹揃いましたね」「力作ですね」「愛を感じます!」といったコメントが寄せられていた。

「後藤のTikTokのフォロワーは約4万2000人(11月15日時点、以下同)、Twitterは約1,500人とさほど多くないため、後藤の腹部に愛犬5頭の刺青が入っていることを知らない人がほとんどでしょう。ストリートファイト企画で腹部を披露すれば、かなり注目を浴びそうです」(同)

 ネット上では、「朝倉を倒す」と意気込む後藤に、「本人も勝てるとは思ってないだろうけど、ぜひ応援したい!」「祐樹くんのキャラ、好きだなあ~。ケガのないことを願っています」「勝てないと思うけど、人として好きなんで応援してます」と好意的なコメントも。果たして“首の鯉を消したい”という願いは叶うだろうか。

松田優作と藤谷美和子が指1つ触れず甘美な関係を魅せる森田芳光監督『それから』

 みなさんこんばんは、宮下かな子です。

 比較的暖かい日が続いていますが、そろそろと冬の足音が聞こえてきます。日没時間が早くなり、5時のチャイムが鳴る頃には空が暗くなっているので、夕方意味もなく焦ってしまう今日この頃です。

 さて、先日のおうち時間、録り溜めしていた『ボクらの時代』(フジテレビ)を観ていたのですが、鈴木京香さん、高橋克己さん、江口のりこさんがゲスト…

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