クレジットカードの引き落とし額が300万超え! 後からボーナス払い変更可の「ビューカード」が散財生活の救世主に!?

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 おお、神よ……。あたいの物欲はいつになったら収まるのでしょうか……。この間も、「もうジュエリーはこれっきり!!」と思って、私は聖地・Kataokaジュエリーの店舗へと足を踏みいれたのです。ところがっ!!!!

 お店に入ると、それはそれは可愛いパライバトルマリンのリングがちょこんと座っており、あたしはこのリングを持ち帰らずにはいられなかったってわけ。そのリングの額、なんと73万円………。ああん、バカバカバカ!! 本当にバカ!!!! あたしゃねえ、本来は夏冬のボーナス2回払いで、計45万円のピアスを買いに来ていたのよ。1回分の支払い額は20万ちょっとだと思ったから、「それなら借金に追加してもなんとかなるかあ」と思っていたのよ!!

 それを……っ、73万円一括払いってあんた!! これじゃ、母にあたしがすんごい額の借金してることがバレちゃうじゃないのよ~~~~!!!! そう、皆さま。忘れていないでしょうか。私は一度破産した女なんですよ。

 あれはえーと、4月のことだったかしら。1カ月のカード請求額が250万円を超え、あたしゃ真夜中に母の顔色をうかがいに行ったのです。母は「250万貸して!!!」と叫ぶ娘に怒りまくりつつも、どうにかこうにか250万円の借金を認めてくれたのです。ところが……。

 あれから数カ月でもうあたしゃあ30万円のリングを買い、13万円のバッグを買い、今回73万円のリングを買い……。どうにかこうにか稼ぎまくって250万円のデッドラインを超えないようにしていたんですが、ついに終わりを迎えました……。8月のボーナス払いで引き落とされる額、〆て320万円也。このコラムを書いている7月某日、ああああああああ、来月が怖いよおお~~~~~!!!!!!!!!!

 どうしよう、どうしよう、嗚呼、どうしよう。本当にシャレにならないくらいにヤバいのに、あたしといえば、「ボーナス払いをあとから選択できる」と巷でうわさの「ビューカード」に申し込みにいってましたからね……。マジ馬鹿よ。このコラムをもし母に見つかったら、母に首根っこ掴まれてカードを全部ジョキンジョキンと切られるわ……?

 そうそう、この情報を知らない方のために言いますが、「ビューカード」は、Suica一体型クレジットカードで、会計時に一括払いで決済しても、あとからボーナス払いに変更できるらしいんです。

 つまり、ボーナス払いが選択できないお店でも、とりあえずビューカードで決済すれば、あとからボーナス払いにできちゃうってわけ!!

 って、話を戻すと、あたしゃそのビューカードで死地に足を踏み入れようとしてるんですよね……へへ……。嗚呼、だめよ、N子。だめだめ。ステディにもこの間、約束したばかりなんですよ。

「あたしゃもうカードは使わないよッ!! 欲しいものはお金を貯めて買う!!!!」

 そう宣言したのです。嗚呼、でもでも、可愛いピアスしたいのおおおおおおおお~~~~~~!!!! ピアスホールが完成するまでになんとしてもKataokaさんのピアスが欲しい……。その額、45万円也。どうせ支払いが12月になるんなら、7月に買っても9月に買っても同じことでしょう?

 あああああ、やっちまう……!! たぶんあたしはやっちまう……!!!! 母には「私、本当にお金ないの! だから月10万円の返済でなんとかして~~!!」と言っていますが、あたしの給料は今、ちょこっとだけ余裕があるのよ……へへへ。一生懸命営業したおかげで、あたしゃ今、けっこう小金持ちなわけ。

 だから、だからさ……。やっぱピアス欲しいのよ!!!! そんな私は今、現在。私はビューカードの審査を待っている状況です。無事審査が通れば、間違いなく今後の散財の救世主となってくれるはず! 今後、「ピアス買ったった~~~!!」って記事が出たら、「あいつやりやがったな」って思ってちょうだい。くれぐれも……ステディにはナイショよ……。

大野智の復帰をリークが妨げる?「美 少年」佐藤の匂わせに批判、『モヤさま』前代未聞のチャレンジ……週末芸能ニュース雑話

記者I 2021年4月に女性誌にプライベートをすっぱ抜かれた嵐の大野智ですが、最近、またもや千葉のマザー牧場でのデートを女性誌に撮られました。現在、グループは活動休止中ではありますが、余りにものびのびと過ごしているので「このまま芸能界に戻ってこないのでは」とファンからも心配の声があがっています。

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結婚15周年の記念日に離婚を切り出されたオーストラリア女性、日本人の夫とは家事の分担や仕事のことで行き違い、家庭内別居に

『子どもを連れて、逃げました。』(晶文社)で、子どもを連れて夫と別れたシングルマザーの声を集めた西牟田靖が、子どもと会えなくなってしまった母親の声を聞くシリーズ「わが子から引き離された母たち」。

 おなかを痛めて産んだわが子と生き別れになる――という目に遭った女性たちがいる。離婚後、親権を得る女性が9割となった現代においてもだ。離婚件数が多くなり、むしろ増えているのかもしれない。わずかな再会のとき、母親たちは何を思うのか? そもそもなぜ別れたのか? わが子と再会できているのか? 何を望みにして生きているのか?

第5回 キャサリン・ヘンダーソンさんの話(前編)

「『あなた犯罪者じゃないのに、なぜ2年間も子どもたちに会えないの?』と、私の国の友人たちから言われます」

 そう嘆くのは、高校生の娘と中学生の息子、2人の子どもを持つ、キャサリン・ヘンダーソンさん。彼女の祖国、オーストラリアでは共同親権、共同養育が当たり前、別れた後に子どもに会えなくなる母親は約1%にすぎないという。
https://aifs.gov.au/publications/parenting-arrangements-after-separation

 彼女はなぜ、遠い日本の地で、わが子と生き別れになってしまったのか――。前編では、夫との仲に亀裂が入るまでを聞く。

10代の頃から日本人や日本のカルチャーに親しんでいた

――もともと生まれたのは、どちらですか?

 1970年、オーストラリアのメルボルン生まれ。結婚して移住するまでの間、基本的にずっとそこに住んでいました。私がティーンエイジャーだった80年代、日本人はすでに珍しい存在ではありませんでした。日本から転校してきたヒロコと友達になったり、弟の交換留学で、和歌山から来た男の子が、うちに数週間ホームステイしたり。また、祖母が日本人に生け花を習っていたりもしました。日本のカルチャーもいろいろ入ってきていて、漫画の『AKIRA』を弟がよく読んでいました。

――その後、日本との付き合いは何かありましたか?

 メルボルンで大学に進学して、生理学や生化学を専攻しました。大学では日本語も勉強していて、21歳のとき、ワーキング・ホリデーで日本に7カ月住みました。働いたのは群馬の温泉ホテル。当時は日本語がカタコトでした。

 帰国後、大学院に入り、教師になるために教育学や日本の文化について学びました。大学院を出る頃には、日本語をある程度マスターしていて、その頃、駐在員の家族に英会話をレッスンしていました。

――夫となる男性とは、いつ知り合ったんですか?

 大学院を卒業した後、公立学校で日本語と理科の教師になりました。97年のことです。彼とは、その年に会いました。友人から、「友達に日本人がいるけどどう?」って言われて、紹介されました。そのとき、私、思ったんです。「日本語の勉強になるし、会ってみようか」って。それで実際に会って話してみたら、すぐに仲良くなり、デートをするようになりました。

――どんな人なんですか?

 私より年は2つ下で大阪出身。大学で機械工学を勉強して、いったんは就職しました。しかし、その会社は転勤が1年に3回あり、低いレベルの仕事しかさせてもらえない。そんなひどい会社だったので、辞めたそうです。私と会ったときは、英会話の学校に通って、英語の勉強をしていました。彼が格好いいなって思ったのは、英語が話せなくても自信を持っていたこと。英語が話せないのに、一緒に行ったレストランで、支払い時の店員とのやりとりを私にお任せしなかった。

――彼と結婚するまでは、どのように過ごしていましたか?

 知り合った翌年の98年、一緒に住み始めました。彼はオーストラリアに家族がいないので、お付き合いしていた5年間、私の家族が彼のサポートをしていました。

――5年一緒に住んだ後、なぜ結婚したのですか?

 1年間、彼はシドニー、私はメルボルンで暮らしました。というのも、彼、シドニーで仕事が決まったんです。そこは日本人の人材を探している会社。面接に行ったら採用になりました。一方、私は国際交流基金の奨学金をもらうことが決まっていて、「2カ月休んで日本に行ってもいい」と職場も言ってくれていた。そんな状況なのに、「奨学金はいらないので辞めます。シドニーで彼と一緒に住みます」って言いにくいじゃないですか?

――それで1年、仕事の都合で別居した後、結婚したんですね?

 そうです。彼がシドニーに住み始めた後、「結婚しよう」という話になりました。結婚式は両方の国でしました。2002年7月にオーストラリアのワイナリーで、友達数人とお互いの両親を呼んで、式を挙げました。そして10月には大阪のお寺で結婚式を挙げて、結婚届を出しました。その後、日本で暮らし始めました。彼の会社は東京にも支社があるから、「日本に住みましょう」と私が提案した。すると彼がOKした。

――当然、一緒に日本に移住したんですよね?

 そうです。でも、タイミングがバラバラでした。仕事の関係で私だけ一足先に、03年1月に東京へ引っ越しました。仕事はALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)。都内の学校に派遣されて英語を教えていました。彼は4月にシドニーから東京へ転勤してきて、一緒に住み始めた。

家事や子育ての分担意識の違い

――お子さんが生まれたのはいつですか?

 03年12月のクリスマスに2人でオーストラリアへ行ったときに妊娠したみたい。だから娘は、MADE IN オーストラリア(笑)。娘を産んだのは04年9月で、私は34歳でした。小学3~4年生までは日本で、その後、オーストラリアに戻るというプランを当時は考えていた。そうすれば言葉も文化も両方の国のことを学べるから。でも、その考えは実現しなかった。

――彼は、子育てにどのぐらい関わったんですか?

 彼自身、「自分の父親をはじめとする、ほかの日本の男性よりも、ずっと自分はやっていた」と思っていたことでしょう。しかし、私の基準からすると、ずいぶん水準が低い。もちろんイーブンイーブンではなくて、私のほうがたくさんやっていた。

――なぜ、そんなに意識が違うのでしょうか?

 彼の母は専業主婦で、父は週に6日働いていた。彼の父と比較したら、確かに彼はやっている。一方、私の母は小学校の教師として働いていて、両親共働き。だから、イーブンでやるのが当たり前だった。

――具体的には、どんな割り振りだったのですか?

 保育園の送り迎えは日によって違っていた。彼がやっていたのは食べものの買い物、料理、朝に洗濯物を干す。帰宅後は、自分のシャツにアイロンをかけていた。でも、トイレットペーパー、ハンドソープ、シャンプー、歯磨き粉、洗剤がなくなっても補充はしなかった。子どもの予防接種も、私に任せっぱなしだった。

――2人の関係がギクシャクし始めたのは、いつ頃ですか?

 09年に生まれた息子が15年、小学校に入学した。そのぐらいの年齢になれば、いったん子育てが落ち着いて、2人で過ごせる時間が取れると思っていた。でも彼の考え方は違っていて、「会社員を続けながら、自分の会社を作りたい」という考えだった。

 2人とも働いているし、東京には誰も親戚がいない。 それに子どもが2人もいる。だから、彼が新しくビジネスを始める余裕はないと思っていた。だから私は彼に条件を出した。「受け持っている生徒たちの試験が毎年11月にある。始めるなら、せめて試験が終わってからにしてください。会社を作るための準備で人に会いに行ったりして夜遅くなるのなら、あらかじめ説明してください」と。

――彼は条件を守りましたか?

 いいえ。私の生徒たちの試験が行われる11月より2カ月も早い9月に、彼は会社を始めてしまいました。

――彼は約束を破ったんですね。

 しかも、年明けの1月には、夜中の2時になっても帰ってこないのが通常になった。そうしたことが続いて、私は不安で寝られなくなった。

――2人の子どもは、まだ小さいですものね。

 そうなんです。それに私、日本人じゃないから、地震に慣れていない。11年の東日本大震災の揺れは、本当に怖かった。そのとき、あの地震から4年がたっていたけど、「また揺れたらどうしよう」って、ずっと思ってた。だから余計に不安が大きくなった。

――彼に注意はしたんですか?

 1月になって言いました。「出かけるときに、どこに行っているか教えてください」と。すると彼、従ってくれたり、聞き入れてくれるんじゃなくて、むしろ怒って言いました。「キャサリンは、オレのことをコントロールしようとしている」と。そして、その後、彼は私のOKがないまま、ずっと帰ってこなくなった。だから私、不安で寝られなくなってしまったし、仕事にも出られなくなった。なのに、彼は私を無視した。

――彼が経営していたのは、何の会社なんですか?

 ワインの輸入販売、コンピューター関係の相談とか。業務内容はバラバラ。収益は上がっていなかった。確定申告は毎年行っていましたけどね。

――なぜそんなに、彼は新しいビジネスにこだわったんでしょうね?

 彼はそのときミッドライフクライシス(中年の危機)だったのかも。今までの人生は「自分の思い通りにいかなかった」と思い込んでしまった。だから、突然、新しいことを始めた。それが新しいビジネスだった――。私はそう解釈した。だとすれば、しばらく静かに待ってあげたら落ち着いていくと思った。

――彼は落ち着いた?

 いいえ。ますますひどくなった。例えば、一家で車でお出かけしたとき、靴を履かずに靴下のまま運転をしたり、それまで吸っていなかったタバコを41歳になってから吸い始めたりもした。ヘンでしょ?

――確かにヘンですね。それで、その後、関係はどうなったんですか?

 2年間、ずっと関係はよくなかった。彼は毎月、1週間大阪に出張していて、私や子どもたちに秘密で、若い女性と交際しているようでした。LINEのメッセージに証拠が残っていた。

――キャサリンさんの体調はどうでしたか?

 どんどん悪くなっていった。不眠症になってしまって、学校に働きに行っても保健室で寝かされることが普通になった。

――お子さんとの関係はどうだったんですか?

 私たちの親子関係は良いほうだったと思います。だからもし、平等に離婚の調停をしていたら、私が親権者となる可能性が高かった。日本人ではないけども日本語が話せる、学校の教師。日本に長く住んでいる。悪くない母親。すると、彼が子どもたちの親権を得るためには、連れ去りという選択しかなかった。

――彼が離婚したいと言いだした経緯を話してもらえますか?

 15年、16年と2人の関係はよくなかったけど、17年になると少し関係が落ち着いてきていた。ミッドライフクライシスを乗り越えたんじゃないか、という手応えが、そのとき私にはありました。だから私、彼に提案しました。「出張から帰ってきたら、10月の結婚記念日を一緒にお祝いしましょう」と。彼が承諾したので、レストランのコース料理を予約しました。彼の出張の都合で数日遅れの日に。

――それは、どんなお店ですか?

 荻窪のスペイン料理店です。当日、子どもを残して2人きりで、バスで行きました。そのとき、私、結婚15周年を記念した贈り物を用意していたんですよ。

――それは素敵ですね。贈り物は何だったんですか?

 ギフトセットの箱に入った、クリスタルのワイングラスです。ペアで1万円もする高級なグラス。

――2人でごちそうを食べて、記念日を祝ったのですね。それでプレゼントは渡したんですか?

 いいえ。それどころではなくなりました。というのも食事の途中、突然、「離婚したい」と切り出されたんです。私はショックを受けて、固まりました。私が黙っていると、彼は「帰ろう」って言って、席を立ちました。

――コース料理なら、まだ出てきていない料理もあるでしょう?

 そうなんです。私たちの修羅場を見て、レストランのスタッフがパニックになりました。すごく困っていて、「メインディッシュのプレートがこれからです。どうしましょう?」と相談されました。すると、彼はさっさと会計を済ませて、店を出ていきました。

――ひどすぎますね。無理やり、関係を壊そうとしているフシすら感じます。それで、その後の家庭生活はどうなりましたか?

 家庭内別居です。それまでは、2人でダブルベッドに寝ていたけど、レストランで「離婚したい」と言われてから、彼は子ども部屋で布団で寝ていた。その後の11月と12月、本当につらかった。

――その後は?

 年が明けた後、子どもたちを連れて、オーストラリアへ戻りました。

    ***

 これは国をまたいだ別居なのか、それとも一時的な帰国なのか……。

(後編へつづく)

乃木坂46・山下美月、ドラマに引っ張りだこなのも納得!MVで見せていた“0・1秒の超絶演技”

「アイドル」の肩書がいらないほど、その演技力が高く評価されているようだ。

 乃木坂46の山下美月が 10月にスタートするドラマ『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)に出演。主演の濱田岳演じる既婚者・雅也の不倫相手役を務めることがわかった。

「7月期のドラマ『サレタガワのブルー』(TBS系)では、乃木坂46を卒業して間もない堀未央奈が、社内やラブホテルで過激な不倫ラブ…

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女性の幸せは「不当」なの?/愛情は素晴らしいが、すがって生きるものではない/差別心は「親しみ」の裏返し【サイ女の本棚】

 ここはサイゾーウーマン編集部の一角。ライター保田と編集部員A子が、ブックレビューで取り上げる本について雑談中。いま気になるタイトルは?

◎ブックライター・保田 アラサーのライター。書評「サイジョの本棚」担当。一度本屋に入ったら数時間は出てこない。海外文学からマンガまで読む雑食派。とはいっても、「女性の生き方」にまつわる本がどうしても気になるお年頃。趣味(アイドルオタク)にも本気。

◎編集部・A子 2人の子どもを持つアラフォー。出産前は本屋に足しげく通っていたのに、いまは食洗器・ロボット掃除機・電気圧力鍋を使っても本屋に行く暇がない。気になる本をネットでポチるだけの日々。読書時間が区切りやすい、短編集ばかりに手を出してしまっているのが悩み。

女が連帯し、“不当に”幸せになる『わたしたちに手を出すな』

ライター保田(以下、保田) 私がまずオススメしたいのは小説『わたしたちに手を出すな』です。8月の小田急線刺傷事件に静かに傷つく女性が多いなか、ちょっと無茶な展開でも女性が幸せになる作品を紹介したいなと。

編集A子(以下、A子) 8月6日に起きた、東京・小田急線の車内で男性が乗客を切りつけ、10人が重軽傷を負った事件ですね。「幸せそうな女性を見ると殺してやりたい」「男にチヤホヤされてそうな女性を殺してやりたい」といった供述も注目されました。

保田 容疑者の発言や、その後のネットの反響の一部には、容疑者に共鳴するかのように、「女性は楽をして幸せを得ている」「不当に得たものだから奪われてもいい」という認識が透けて見えるものもあり、こんなにも見える景色が違う場所から言葉を探らなければならないのかという絶望を感じました。『わたしたちに手を出すな』は、現実に起こりえないような展開もある“THEエンタメ”な作品ですが、「女性の幸せは不当である」という世界観に、はっきりと「NO」を突きつけている作品でもあると思います。

A子 あらすじを読みましたが、「夫を亡くした女性リナが、近所の男性に力ずくで性交渉を迫られ、とっさに灰皿で殴ってしまう。『殺してしまった』と思い込み、娘の元に駆け込むが……」って、初めから嫌な予感がしますね……。

保田 その序盤からは想像できないほど、雪だるま式に話が大きくなっていくんです。60歳のリナと孫娘のルシア、ルシアの隣人でリナと同世代の元ポルノ女優ウルフスタインが行きがかり上団結し、マフィアの殺し屋ら男たちから逃げることになる、クライム・ロードムービーのような作品です。

A子 序盤のあらすじや、女性を軸にしたロードムービーという要素が、名作『テルマ&ルイーズ』(1991年)を想起させますね。

保田 『テルマ&ルイーズ』のラストを知っている方なら、私が今こそこの小説を薦めたくなった理由がより伝わるかもしれません。そこかしこに散りばめられた女同士の友情も本作の特徴ですが、もうひとつ、他人からの愛情・関心によって救われようとする登場人物が、ことごとくその期待を裏切られる点も印象的です。リナに迫った男、娘の愛情に期待したリナ、会ったこともない実父へ思いを募らせるルシア……「恋人や家族の愛情は素晴らしいが、すがって生きるものではない」というメッセージが、形を変えて何度も提示されています。

A子 展開を楽しみつつ、精神的な自立を後押しする話でもあるんですね。

保田 原題「A Friends is a Gift you Give Yourself」が示す通り、友情を大事にしつつ、誰かに依存せず生きるウルフスタインたちが痛快で、「実際こうはいかないよ」とは思いつつ、一息で読める1冊です!

保田 小説は直接社会を救うことはできませんが、他者に少しでも何かを伝えたい時に必要になる想像力を養うためにも、必要なものだと思います。というわけで、今回はもう1冊も、小説『短くて恐ろしいフィルの時代』をおススメしたいです。日本では2011年に出版され、8月に文庫版が発売されました。

A子 17年ごろ、本作訳者である岸本佐知子氏がSNSで紹介したことで、話題になった覚えがあります。

保田 国民が1人しか入れないほど小さい「内ホーナー国」と、巨大な「外ホーナー国」を中心に、牧歌的な雰囲気が漂うおとぎ話のような文体でつづられる小説です。登場人物の体は植物や機械などからできていて、造形が独特なので、読者が頭の中で想像する形も色彩も、一人ひとりかなり異なると思います。

A子 同じ作品を読んでも、それぞれ全く違うビジュアルを想像して楽しめるのは読書の醍醐味ですね。その概要を聞くと、かわいらしい話にも聞こえます。

保田 朴訥とした雰囲気のまま、外ホーナー国から内ホーナー国への弾圧が始まり、独裁者フィルを中心に過激化し、独裁国家となる一部始終が描かれます。詩的な世界観の下で、異質な他者は弾圧してよいと結論付ける人々の滑稽さを風刺するというミスマッチさが、この本の魅力を深めています。他人を見下す差別心の萌芽は、「自分に似ている人を親しく思う」という、誰でも持っている自然な心理の裏返しであることが明確に指摘されていてぞっとしました。

A子 抽象化されているからこそ、国を超えて響く強度のある作品になっているんですね。独裁者を歓迎する心理や差別心も、人ごとではなく自身含めて誰の心の内にあるもの――と、言うのは簡単ですが、実際自覚するのは難しい……。

保田 最終的には「創造主」が世界をリセットしてしまうので、『短くて恐ろしい~』で済みますが、国内を見ても世界を見ても、現実では『“短くはない”恐ろしいフィルの時代』が生まれる素地はどこにでもありうると感じます。
(保田夏子)

 マフィアのボスだった夫を亡くし、静かに生きていた老女リナ。言い寄ってきた近所の男性老人を「殺してしまった」と思い込み、娘の元に駆け込んだが冷たく追い返され、途方に暮れていたところを見かねた隣の家の同年代女性・ウルフスタインが手を差し伸べる……。「老女×老女×少女」による逃避行サスペンス。2019年の「アマゾン・ベスト・ブック」に選ばれ、フランスでも「Transfuge」誌の「最優秀翻訳スリラー賞」を受賞。

 『リンカーンとさまよえる霊魂たち』でブッカー賞を受賞したジョージ・ソーンダーズが生みだした、「大量虐殺」を主題にしたおとぎ話。国民が一度に一人しか住めない小さな国と、その国を囲む大国を巡る物語。熱狂的だが何も言っていない演説で民衆に訴える独裁者、その権力に寄生し甘い汁を吸えればよい側近たち、定型句で大衆の興味を煽るマスメディア、問題から目を逸らして団結できない小国……ユーモアと風刺をこめて、現代社会が抱える困難を炙り出す。

黒木華とは「ただの友人」のわけがない? “同マン”ムロツヨシが女優事務所から警戒されるワケ

 9月10日発売の「フライデー」(講談社)が黒木華の密着ショットを掲載した。

 黒木はこの日、映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』の完成報告イベントに出席。終了後、ムロツヨシの住むマンションに向かったという。

「すわ、同棲かと思わせる記事でしたが、黒木は昨年4月にムロが住むマンションに引っ越してきたそう。そのため、ネット上では『いや、つまり自分の家ってこ…

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韓国ドラマ『わかっていても』から考える、ジェオン的「ズルい男」の抗いがたい魅力とは? モテる男に転がされるのは楽しい!?

 ネットフリックスで配信されている韓国ドラマ『わかっていても』。複数の女性と逢瀬を楽しむも、誰とも付き合わない主義の美大生パク・ジェオン(ソン・ガン)と、彼に好意を寄せるユ・ナビ(ハン・ソヒ)の恋模様に多くの人が夢中になり、連日ネットフリックス日本版の視聴ランキングトップ10入りを果たしていた。

 女性に対して刹那的なふれあいだけを求める一方、人間的な魅力を備えるジェオンに、抗い難い魅力を感じた女性、過去の苦い恋愛を思い出した女性も多いはず。そこで今回は、アラフォー女性3人がオンラインで集合! ジェオンのような男性とどう付き合うべきか、自身の経験をもとに話してもらった。

<参加者>
あけみ:言い寄られることが苦手で、自分から好きな相手に積極的にアプローチするタイプ。そのため、過去にはセフレのような宙ぶらりんな関係になった経験も多数。ジェオン同様に刹那的な恋愛を好み、「いずれ別れるから楽しい」そう。付き合った相手と1年持てばいいほうで、「2回目のクリスマスや誕生日はなにしていいかわからない」から浮気するのだとか。アラフォーのバツイチ、1児の母。

ようこ:10~30代に合コン2,500回以上経験するも、面食いのためにダメ男ばかり引いている。28~30歳のときに付き合っていた彼氏には実は婚約者がおり、最終的には彼母や婚約者まで登場する修羅場に! アラフォーとなった現在は、ピュアな年下をGETするべく、婚活中の恋愛現役。

ちなつ:20歳前後のとき、真剣に付き合いたいのに男性側にセフレにさせられた過去を持つ。夜な夜な同じような境遇の女友達と飲み歩き、彼への思いを堂々巡りさせる自分たちに酔いしれていた。それとは別に、「互いに本気じゃない」という感じのセフレがいたときは楽で、自分は恋愛感情が薄い関係のほうがうまくいくと悟る。アラフォーの既婚、2児の母。夫は恋愛相手というより親友。

ナビの意図せぬ行動が「天然モテ」!?

――まずドラマ自体はどうご覧になりましたか?

ちなつ 大学が舞台だけあって、まだ社会から「恋愛しかすることがない」と思わされているときの話だなと。あんなに生活が恋愛中心に動いていたっけ?

あけみ そうですよ! 結婚をする前、私も20代前半はほぼ寝ずに恋愛してましたもん。仕事して、遊んだりデートして、寝ないで仕事に行って、の繰り返し。ドラマを見ていて、「恋愛しかすることがない」時期が懐かしいし、うらやましかった~!

ようこ 韓国人の友達にも「韓国でも20代にしか人気がない作品」と言われました。私はナビに感情移入がまったくできないし、先の展開が読める主人公カップルより、正直ほかの友人たちの恋愛模様にハマりました。

ちなつ たしかに、キャラクターの描き方がイマイチ掘り切れてなくて……モテモテで恋愛は必要ないジェオンが、なぜナビにだけあれだけ執着するのか、わからなかった。はっきりいって、「互いに顔が好きなだけじゃん!」って。

あけみ もっと冒頭にキャラクターのよさがわかる場面があればよかったんでしょうが、現状だと「絶対顔だけでひかれ合ってよ、あのカップルは!」ってなっちゃいますよね。 でも、ナビは基本的には「ジェオンに流されない」と自制しているのに、最後は自分が積極的に動いている。キスするのもナビからだったし。相手を拒んで拒んで、でも最後に自分から押すみたいな形になってるから、結果「天然モテ」しぐさみたいになっていたのかも。

――そのナビに繰り返し「クズ」と言われるジェオンについてはどう思いました?

あけみ 首に彫られた蝶のタトゥーは死ぬほどダサかったし、蝶を飼ってる男ってヤベエなって思ったけど、彼自体は好きです。やっぱりモテる男にいい感じに転がされるってめっちゃ楽しい! 『ハッピーマニア』(安野モヨコ、祥伝社)にもそういうエピソードがあったし。

ちなつ たしかにあのタトゥーは気絶しそうなほどダサかった(笑)。初めにネトフリでドラマのあらすじを見たときは、もっと“ワンチャン”だけを狙いに行くヤリチンだと思ったんですよね。セックスを「打つ」と言っちゃうような、ロンブー・淳のようなアッパー系のヤリチンというか。打つ系の男は、ミソジニーが強くて、「女体」だけ求めてる。そっちのほうがクズだと思うし、それが認識できれば女性側も深みにはまらないですよね。ジェオンみたいな、「人の痛みがわかるし、心が通じ合う人だと思ったのに、自分との関係に責任はもちたくない」という男がやっぱり厄介だなと。

ようこ 私の知り合いにも、「打つ」じゃなくて、「結果」って言う人がいた! 「オレはとりあえず『結果』出すから!」とか。いま40歳ですが、いまでも彼は「結果」を出してますよ。

ようこ 私自身、ジェオンみたいに気を持たせるけど付き合わないタイプや、最初から「セフレになって」と言ってくる人など、いろんなタイプの男性と出会いました。私が弱いタイプは、本音かどうかわからないけど、「付き合おう」と言ってくる人。それを信じたくなっちゃうんですよね。それで3年付き合った人がいたんですが、彼には別に婚約者がいたんですよ。それなのに時々「将来のことを考えているよ」とか、それっぽいことを言ってくるんですよ!

ちなつ 婚約者以外の女の影はなかったんですか?

ようこ 本人いわく、ジェオンみたいに「向こうから言い寄ってきているだけ」とは言ってました。

ちなつ うわー、ズルい男! 私はまさにナビ的な立場になったことがあって……。人間としてめちゃくちゃ魅力的で、彼のまわりにおそらく10人前後の女がいたと思うんですが、「オレは誰とも付き合えない、縛られたくない。けどおまえがほかの男と付き合うのは嫌だ」とぬかすようなやつで。彼の“お気に入り”の1位だったらしく、クリスマスや誕生日などイベント時に一緒にいられる権利みたいなものももらいました(笑)。だから、「一緒にいて楽しいのに、恋愛観だけわかり合えない」というナビの絶望はわかる気がしました。

――では、ジェオンの言動の中で、「これこそモテしぐさ!」と感じた場面はありましたか?

あけみ 第2話で、学部のみんなで飲み会をやったじゃないですか。そこでセクハラまがいの言動をする嫌な先輩がきて、ナビとジェオンにねちねちと「おまえら付き合ってんだろ」と詰め寄るのに、サラっと「付き合ってませんよ」って言うシーンかな。普通の男だったらキョドって、あんなふうに切り抜けられない。そのあと、喫煙所でまたその先輩がナビを悪くいうのも、凄みを利かせて止めるし。あれはモテる!

ちなつ 私はベタですが、ナビが生理になって焦ってるときに、彼女の腰にジェオンが自分のパーカーを巻いたところかな。大学生でああいうことを臆面なくできるのは、お姉ちゃんがいるか、女慣れしているか。ジェオンは一人っ子っぽいので、ああ女慣れかと思いました(笑)。あとは、ナビが不確定な関係に悩んで、「もう終わりにしよう」といった第5話。それを聞いて、「決めるのはおまえだ」と言ったときに、「出たー! ヤリチンの得意技こと相手任せ!」とツッコミましたよ。

あけみ 言ってた! たしかに2人の関係すべて彼女に決めさせてたし。でもそのシーンで「でも同意してただろ」と言ってたじゃないですか。「別れたくない」というより、ムカついたから「もういいよ」って意味だと思うんですけど。ヤリチンぽさはないんだけど、印象的なシーンでしたね。そこからまたナビに執着するのがよくわからなかったけど。

 でも初めてセックスしてからしばらくは毎日のようにやりまくってる時期が描かれていて、そこで培われたものは2人にとっては結構濃密な時間で、のちに互いに引きずってしまうような確かなものだったんだろうなとは思いました。

ようこ 私はジェオンに対してクズとは感じなかったですね。印象的だったのはボディタッチの多さ・うまさと、終盤まで絶対にナビに「好き」と言わなかったところかな。「キレイ」とか「魅力的」とか気持ちのいい言葉をあれだけいうのに、「好き」だけは言わない。逆に言わなくてもあれだけ女性をときめかせるのだからすごいわ。

――続きは9月20日公開!

槇原敬之、“執行猶予中の復帰”は早すぎ!? 元女囚が「働くのはアリ」と断言するワケ

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

「執行猶予」中の復帰にブーイング?

 9月6日、シンガーソングライターのマッキーこと槇原敬之さんが活動再開を発表されましたね。マッキーは覚醒剤取締法違反(所持)などの疑いでパクられ(逮捕され)て、2020年8月に懲役2年・執行猶予3年の判決を受けています。

 瑠美もマッキーは好きですし、経営しているラウンジ(コロナで休業中ですが……)でもマッキーの曲をカラオケで歌うお客さんは多いですよ。10月にはアルバムも出されるそうで、楽しみですね。

 マッキーの公式サイトには「ファンの皆様、関係者の皆様」に宛てて、「昨年私の犯した罪により、ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。自分の甘さや自覚の無さ、一人の人間としての未熟さを痛感し、日々深く反省しております。
活動を休止し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には音楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました。時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう一度心新たに活動を再開いたします。皆様の信頼を取り戻せるよう、精一杯真摯な気持ちで取り組んでまいります」とあって、やっぱり音楽を好きで続けたいちゅうことのようですね。

 ネットニュースでは、「執行猶予中なのに早すぎる」とか「ふつうの会社員ならありえない」とかの「ネットの声」を挙げています。

 ようわからんのですが、執行猶予中に復帰したのがアカンちゅうことですかね?

 その前に、そもそも「執行猶予」って何なのか、ちょっと書いてみたいと思います。瑠美も1回目の逮捕の時は執行猶予が付きました(笑)。事件にもよりますが、クスリ(違法薬物)の場合は、初犯はだいたい執行猶予が付きます。清原和博さんとか、酒井法子さんとか沢尻エリカさんとかASKAさんとかピエール瀧さんとか、みんなそうですね。

 「最初から実刑」で思いつくのは元プロ野球選手の江夏豊さんくらいですが、今の若い人は知らないですかね。使用歴が長かったのと所持量が多かったのとかで懲役2年4カ月でした。

 話がそれましたが、「執行猶予」とは、「有罪の判決を受けた者について、情状によって刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないこととする制度」「本人の自律的な更生を促すという積極的目的をもつ」そうです。

 難しいですが、有罪判決からの「ソッコー懲役」ではなく、しばらく様子を見て更生ができそうなら懲役はナシにするちゅうことです。もちろん「今すぐ懲役に行かなくてもええ」だけやから、しっかり前科はつきます。

 ちなみに刑法第26条には「再犯したら執行猶予は取り消し」とありますが、立ちションとか駐車違反とか軽い罪(禁錮以上の刑がつかない罪)なら、まあセーフですね。たとえば覚醒剤の事件で執行猶予中の時に窃盗でパクられて禁錮以上の刑がついたら、執行猶予も取り消されます。

 もちろん、執行猶予期間はおとなしくしてるのが一番です。執行猶予中は、ほぼ保護観察がつきますから、保護司さんの指導や援助を受けることになります。「保護観察」は、「執行猶予・仮釈放などになった者、保護処分になった少年などを、保護司などに観察・補導させ、社会内でその改善・更生を図ることを目的とする制度」です。

 薬物案件の時はだいたい付いてますが、執行猶予付き判決でも保護観察処分を受けていても、働かないと食べていけないのは同じですよね。ちゅうか執行猶予に「謹慎」みたいな意味はないので、マッキーの活動再開はぜんぜんアリと思います。

 ピエール瀧さんも執行猶予期間中に活動を再開して、ネットで「芸能界は甘い」と叩かれていましたが、違約金とか大変そうですし、ええのとちがいますかね。瀧さんは19年にコカイン使用によって麻薬取締法違反容疑で起訴されて懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けていましたね。

 今回、マッキーの活動再開が話題なのは、逮捕が2回目ちゅうこともあるのかなと。前回は1999年と前世紀の話ですし、ここは温かく見守っていきたいです。

人気声優・花江夏樹、『笑ってコラえて!』2代目ナレーター起用に賛否! 『水ダウ』ベテランナレーターの私見に「花江のこと?」の声相次ぐ

 アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)の主人公・竈門炭治郎役などで知られる人気声優・花江夏樹のナレーション仕事について、ネット上で不満の声が上がる事態となっているようだ。

 きっかけは、『水曜日のダウンタウン』や『王様のブランチ』(共にTBS系)などでナレーションを務める服部潤によるTwitterへの書き込み。服部は9月14日、「有名声優かしらないけど、番組ナレーターに使うのはもう止めにしないか? 内容が全く入って来ないし、番組として成り立ってない 声優はキャラクターを通しての表現はピカイチだけど、ナレーションとしての表現は全く出来ていない そりゃそうだ ナレーターは10年以上それだけを追求しているのだから」(原文ママ、以下同)と、声優にナレーションを任せる番組に苦言を呈した。

 これに対し、別のユーザーからリプライが寄せられると、服部は返信する形で「アニメ映画などへの俳優や芸人の起用は私も好きではありません!」「話題性を持たせたい 視聴率を稼ぎたい SNSでバズらせたい そんなに単純なものではないですよね」と私見をつづっている。

「服部のツイートに対し、『おっしゃる通りだと思います』『大して勉強も経験も積んでない人間が、マイク前の仕事を奪っていく様を見ると本当に悲しいです』『確かにアニメ声のナレーションは違和感がある』と共感の声が寄せられる一方で、『声優をひとくくりにする発言はいかがなものか』『声優の価値が上がることはいいことだと思いますけど』『いや、そういう世界でしょ。需要がある以上は受け入れるべきです』と異論を唱える人もおり、ネット上では議論が白熱しています」(芸能ライター)

 実際、旬の人気声優が情報番組やバラエティ番組などのナレーターに起用されるケースは多い。例えば、『鬼滅の刃』で竈門禰豆子を演じた鬼頭明里は、動物バラエティ番組『超かわいい映像連発!どうぶつピース!!』(テレビ東京系)などでナレーションを担当。アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(テレビ東京ほか)でレム役を演じた水瀬いのりも、音楽番組『SONGS OF TOKYO』(NHK)や、7月に放送されたオリンピック関連番組『1万2000人が選ぶ! 私が感動した金メダルはこれだ!』(テレビ朝日系)でナレーターに起用されている。

 また、ワイドショー『ZIP!』(日本テレビ)は7月26~30日の間、8月6日に公開されたアニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』とのコラボ企画として、メインキャラクターを担当する山下大輝、岡本信彦、梶裕貴、三宅健太、佐倉綾音が日替わりでナレーションを担当していた。

「服部の今回のツイートを受けて、ネット上では『わかる! 花江くんのことでしょ?』『これ、花江のこと言ってる?』と、7月に所ジョージが司会を務めるクイズバラエティ番組『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(同)の2代目ナレーターに就任した花江の名前を挙げる人が続出。就任当時、ファンからは『花江さんがナレーションなら、絶対に毎週見る!』『花江さんと所さんのコラボ、うれしい!』と喜びの声が相次ぎましたが、視聴者の中には不満を抱く人もいるようで、ネット上では『花江さんは好きだけど、この番組では浮いてる』『花江くんはうまいけど、ナレーターには向いてないと思う』『「鬼滅の刃」がはやったからって、なんでもかんでも任せるのは違うと思う』と否定的な声も上がっています」(同)

 賛否が飛び交っている声優のナレーター起用。心当たりのある声優自身は、服部のツイートに何を思うのだろうか。

霜降り明星・粗品、“オンライン麻雀”は「金が発生しない」からやらない? 「地上波で言うのはマズい」と視聴者驚きのワケ

 9月12日に放送されたバラエティ番組『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)にて、お笑いコンビの霜降り明星・粗品の発言がネット上で物議を醸している。

 この回では、同番組の人気企画「シンパイニュース」を放送。ゆかりのある芸能人から、MCを務めるお笑いコンビ・爆笑問題と霜降り明星に対する“心配ごと”が紹介された。

「まず爆笑問題については、フリーアナウンサーの田中みな実がVTRで登場し、“熱い湯船に全身入る”ことが朝の習慣になっているという太田光の健康を心配。田中裕二については、タレントのウエンツ瑛士が“完成した新居のカーテンの開閉がまともにできない”などと暴露していました」(芸能ライター)

 さらに番組中盤では、粗品が爆笑問題・田中への心配ごとを発表。田中と“麻雀仲間”だという粗品は、「コロナ(禍)になる前は、それこそ麻雀で結構お会いさせてもらっていた」というが、久しく卓を囲んでいないため「ルールとか覚えてます?」と田中をイジっていた。

「これを聞いた進行役のフリーアナウンサー・新井恵理那が、『でも、飲み会とかオンラインでやるじゃないですか。“オンライン麻雀”ってやらないんですか?』と質問すると、粗品は『お金が発生しないじゃないですか』と返答。すかさず田中が『お金じゃねーんだよ!』とツッコミを入れていました」(同)

 「僕はイヤがってるんですけど」と付け加えた粗品だったが、ネット上では「粗品、賭け麻雀やってるってこと?」「地上波でこんなこと言うのはマズくないか?」など、驚く声が続出。「お金が発生しない」という一言が何を意味しているのか、詳しく言及はなかったものの、視聴者は「賭け麻雀に興じている」と捉えたようだ。

「金銭を賭けて麻雀を打つことは、原則的に違法行為です。過去には、漫画家でタレントの蛭子能収や、元プロ野球選手の東尾修が賭け麻雀を行った容疑で摘発されたケースもあります(東尾は後に不起訴処分)」(同)

 2018年11月にも、俳優の田中圭が都内の麻雀店で賭け麻雀を行なっていた疑惑を「女性セブン」(小学館)が報道。その後も酒癖の悪さや、コロナ禍でホームパーティを行っていたことなどが報じられたため、ネット上には「昔から素行が悪い印象」「私生活がだらしない俳優」といった批判的な声も多い。

「粗品はもともと“ギャンブル好き”を公言しており、競馬とボートレースに負けて3日間で700万円失ったことを自身のTwitter上で明かして話題になったことも。そのため、実際は賭け麻雀をやっていなかったとしても、ギャンブルと結びつける視聴者が出てくるかもしれません。今回のような発言が続くと、業界にとって“使いにくいタレント”になりかねません」(同)

 コロナ禍が収まったら、粗品と田中はまた一緒に卓を囲むのだろうか。