美 少年ラジオが「ぶっ壊れた」金指でカオスに!? Travis Japanに「絶対にデビューできる!」励ましの声続出【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、7月22日~28日公開の動画を注目度順にチェックします!

美 少年のラジオは「ぶっ壊れた」金指でカオスな展開に?

 7月24日に更新されたのは「美 少年【ラジオ企画!?】金指の神回!最年少が暴走しましたの巻」。美 少年は今年4月からラジオ番組『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)のパーソナリティを務めているが、「まだ慣れない」(佐藤龍我)「流れてる感じしなくない? 生放送」(岩崎大昇)と実感がないようだ。しかし、先輩のSixTONESは「Jr.チャンネル」参加時代からYouTubeでラジオ企画を行っていただけに、「僕たちもラジオ企画をやったら、もっといろんな方面で活躍できるんじゃないでしょうか」(藤井直樹)とのことで、“ラジオ力”をつけるための撮影となるはずだったが……。

 今回は、ラジオディレクターを2人で務め、残る4人がパーソナリティを担当。企画趣旨を把握した最年少・金指一世は「やり放題ですね」とニヤつき、岩崎が「ディレクターの言うことは絶対だから」と念押しした時も、「絶対です」と即レスしていた。こうして、台本一切なしの“ディレクターのムチャ振りラジオ”がスタート。

 最初は金指と藤井コンビがディレクターを務め、金指はカメラに「動物園にします」と宣言してやる気満々。そして、動画のタイトルにもある通り、ここからは最年少が大暴走していった。例えば、佐藤龍我に向けて「クマさんになって」と指示したと思えば、那須雄登には「チンパンジーになって」とリクエスト。ウーパールーパー、テナガザルの指示も飛ばし、金指はご満悦の様子だが、現場はすっかりカオスになってしまった。

 なお、ハイテンションの金指はディレクター側ではなく、パーソナリティになっても大活躍。妙に耳に残る「歴史を感じますね~」の言い方といい、後半はなぜか“バカキャラ”に。金指の言動から目が離せない1本だった。

 視聴者からも「思った以上のムチャ振りだったけど、みんな楽しそう」「いつも大人しい金指くんが本領発揮してて面白かった」「最初から最後まで動物園状態で、笑いが止まらなかった。やっぱり金指くんの暴走回は神回!」「涙が出てくるほど笑いすぎた。ぶっ壊れた一世くんは最強!」「めちゃくちゃ笑った! はじける一世くん、最高!」と、興奮気味の感想が相次いでいる。再生回数は30日時点で14万台。

 7月22日の動画は「Travis Japan【重力に勝てるか?】100kgの重りをつけて『Lock Lock』を踊る!?」(再生回数は30日時点で45万台)。今回は、ダンスに定評のあるTravis Japanならではの企画で、両腕と両足に重りをつけながら、彼らのオリジナル曲「Lock Lock」を全力で踊るというもの。概要欄に「Travis Japan史上、最も過酷な『Lock Lock』といっても過言ではないかもしれません」と記載がある通り、“何kgまでなら重さに耐えられるのか?”を検証している。

 まずは両腕と両足に2kgずつ、合計8kgの重りを装着。最初の挑戦がスタートすると、やや動きが鈍い部分もあったが、ダンスのキレはなんとかキープできていた。とはいえ、七五三掛龍也は次第にヘロヘロになっていき、松倉海斗、松田元太も重力に負けてついつい転倒。七五三掛が8kgで脱落してしまい、ほかのメンバーも重りが増えるにつれ続々とリタイア席に移動したのだった。終盤は3名が残り、特に白いTシャツの吉澤閑也は、汗で素肌が透けてしまうほど奮闘。ゾンビか、はたまたゴリラのようなゆったり&どっしりとしたダンスになっていた(12分頃の松倉、ビートたけしのモノマネをする人みたいな動きに見える)。

 さらに12分23秒頃、アップになった吉澤の額には青黒い汗が。髪を青色に染めた直後の撮影だったのか、カラー剤が汗とともに流れてきてしまったのだろう。胸元まで落ちて白Tシャツがシミになるも、チャレンジャーな本人は体を張って合計100kgにトライしていた。そんな彼の勇姿は、ぜひ今動画で確かめてほしい。

 一方、動画の内容とは関係ないものの、7月28日に関西Jr.のなにわ男子がCDデビュー(11月12日)することを発表したばかり。2012年結成のTravis Japanは経験豊かなメンバーも多く、近年はなにわ男子と並んで“次期デビュー候補”と言われてきた。今回は残念ながらデビューのタイミングを逃してしまったため、コメント欄には「Travis Japanは必ずデビューする!」「トラジャは絶対にデビューできる!」「Travis Japanが好きだから『悔しい』って声を大にして言う。みんなの喜ぶ顔が見たいし、早く報われてほしい」「正直、めちゃくちゃ悔しかったけど、私はトラジャについていくだけ。トラジャとファン、みんなで夢をかなえようね!」と、数々のエールが寄せられていた。

 25日の動画は「HiHi Jets【夏休み検証企画】おにぎりって何粒あるの?」。タイトル通り、“おにぎりの米粒の数”を数えてみるという検証系企画に取り組んでいる。

 今回は1個のおにぎりを5人で分け、ピンセットなどを使ってカウント。細かい作業とあって、次第に疲労が溜まってきた彼らは「普通に喧嘩になりそう」(井上瑞稀)「12、13、14……」(高橋優斗)「頑張ってんじゃん」(橋本涼)「は?」(高橋)と、不穏なムードに。いつも真面目な井上ですら、「あ~、イライラする」とため息をつき、ギブアップ宣言してしまった。

 続いて、お寿司のいくらの数を確かめる流れになると、HiHi Jetsならではの“その場のノリ”の即興ルールも加わりながら、撮影が進行。結果次第では、橋本か猪狩蒼弥が罰ゲームを受ける展開となり、全員が固唾を呑んで見守っていたのだった。

 一見、地味な内容だが、紆余曲折あるのがHiHi Jetsの動画の魅力。ネット上のファンは「どんな企画でもHiHi Jets独自の面白さが出ていて素敵だな」「自分たちでルールを詰め込んじゃうHiHi Jets、最高にハイレベルなグループ。一生ついていく!」「地道な作業でも面白くしようとするHiHi Jetsがよかった」と、評価している。

 なお、エンディングではHiHi Jetsにとって初のライブ配信(30日午後9時開始)の告知も。動画公開後は「ライブ配信、めっちゃうれしい」「ライブ配信、楽しみ!」「突然のお知らせに驚いた!」「生配信が楽しみすぎて寝れない。何やるんだろう?」と、期待の声が上がっていた。今動画は通常の午後8時より約20分遅れで更新され、再生回数は22万台(30日時点)。

 少年忍者の動画はプロモーションの「【泥だらけの運動会】落ちたら負け…綱引き対決!」(7月26日)と、通常回の「【紅白対抗!泥んこ大運動会】泥んこリレーで激闘!」(28日)の2本が公開されている。

 いずれも撮影日は同じで、グループのまとめ役である川崎皇輝が、主演舞台『ロミオとロザライン』のため欠席。しかし、昨年3月以来、久しぶりの外ロケとあって、21人のテンションはMAX。千葉県の空き地にやって来ていたが、川崎星輝は「皇輝の意思も込めて今日は臨みたい」と意気込んでおり、筋肉自慢の安嶋秀生は「運動会といったら俺っしょ」と、自信満々にコメント。かたや、内村颯太は「おばあちゃんが畑やってるんで、負けるわけにはいきません!」と、ややピントのズレた発言ながらも、場を盛り上げていた。

 そんな中、彼らが行うのは「泥んこ大運動会」。1本目はDROASのクレイボディウォッシュとのコラボレーションで、タイマン綱引き対決を実施している。場所が場所だけに彼らはどんどんと泥まみれになり、例えば兄の気持ちも背負う星輝は顔面からドボン。アイドルにもかかわらず、顔がまったく見えない状態となってしまった。各対決は白熱し、安嶋は土台になっているドラム缶でスベってしまい、背中あたりをぶつけるというヒヤリとする場面も(11分18秒頃)。最後は「DROAS クレイボディウォッシュで体を洗おう!」と題して、汚れた体を洗うシーンもあった。

 2本目は、元木湧が進行役を務め、紅組と白組に分かれてチーム対抗の運動会を開催。青空の下で、泥んこ綱引き対決、メドレーリレー対決、相撲対決を行っている。綱引きでは、じゃんけんで場所決めをする流れになると、深田竜生が「みんな出ないなら拓実ちゃんいっちゃうよ!」と、口数の少なかった北川にパスしたり、じゃんけんに勝った相手チームに“悪魔の囁き”をしたりと、企画を面白くするためのナイスな働きを深田は見せていた。

 なお、その深田は28日に新型コロナウイルスに感染していることが明らかになり、ジャニーズ事務所は「一定期間、療養及び経過観察いたします」と、報告。天然キャラである一方、実は空気を読む力もある深田は貴重な存在とあって、また「Jr.チャンネル」で元気な姿を見せてほしいものだ。

 コメント欄などにも、「竜生くん、自分を責めずにゆっくり休んでね。また元気いっぱいの笑顔が見たい」「竜生くん、今は無理をせずに自分の体を大切にしてください。いつまでも待ってます」「深田くんが早く元気になりますように……。しっかり休んでね」「動画の深田くんの笑顔を見ていると、早く元気になってほしいと祈るばかりです」と、深田への激励メッセージが殺到していた。再生回数は1本目が26万台、2本目は13万台(30日時点)。

 7月23日にアップされたのは「7 MEN 侍【超巨大ハンバーグ】素晴らしい出来栄え…!?」で、7 MEN 侍の6人が巨大クッキングに挑んでいる。「【超巨大プリン】15リットルのバケツで作ってみた!」(4月2日)と、「【超巨大アスパラベーコン】作ったら…驚きの美味さ!?」(5月14日)に続いて、巨大クッキング企画の第3弾。今回、作るのはひき肉5kg、玉ねぎ1.5kgなどを使った約50人前、総重量8キロ超の巨大ハンバーグだ。

 料理番長・本高克樹が先導し、玉ねぎのみじん切りを皮切りに、ひき肉の味付け&混ぜ合わせる作業へ。合間のトークタイムでは、佐々木大光が「俺、今までで一番作って美味しかったのは、作間龍斗(HiHi Jets)と一緒に作ったハンバーグ」「普通におろしハンバーグ」と明かしたほか、「じゃあもし、彼女がいたら、何作ってもらいたい?」(佐々木)と、あくまで仮定の質問を投げかけた。

 これを受け、「ハンバーグはやっぱ定番だよね」(矢花黎)「ハンバーグ、カレー、生姜焼き!」(佐々木)「俺、オムライス!」(中村嶺亜)「肉じゃが!」(本高)「味噌汁とか」(菅田琳寧)と、回答。この手の話、ファンにとってはうれしい情報なのではないだろうか。以降、卵割りチャレンジといったイベントも挟みつつ、協力してハンバーグを完成させていく7 MEN 侍。

 正直に言って、大きなハプニングや大失敗はないものの、7 MEN 侍がわちゃわちゃと楽しそうに調理しているため、視聴者はその工程を飽きずに見守ることができるだろう。

 また、当たり前ながら普通の家庭において約50人分のハンバーグを作ることは容易ではなく、ある意味で非日常を楽しめる1本となっている。個人的には、お肉のおいしさを噛みしめる本高の表情を見て、なんだかこちらまで幸せな気分になってしまった(11分38秒頃~)。3回目ながら人気のシリーズとあって、再生回数は25万台(30日時点)と、順調に伸びている。

 7月27日配信の動画は「Lil かんさい【クレープで新発見】ニシタク大興奮!」。さまざまな食材でクレープのアレンジレシピを試してみるという食べ物系企画となっている。

 今回、生地作りで使うのは、西村拓哉&當間琉巧の誕生日会を行った動画「【ガチ泣き!!】誕生日プレゼント交換会で手紙読む」で登場したクレープメーカー。4月公開のこの動画では、嶋崎斗亜が用意したクレープメーカーが西村のもとへ渡っていた。

 まず、前半は生クリームをのせたプレーンなクレープを味わった一同。続いては、メンバー考案の変わり種の試食に移るが、いきなり「ウナギの蒲焼きクレープ」(當間)と、予想外なメニューから登場した。なお、それぞれ完成品が運ばれてきていただけに、提供される各クレープは5人が調理したわけではないようだ(クレープメーカーの見せ場は序盤で終了)。

 このほか、関西らしい「たこ焼きクレープ」や、「タマネギの天ぷら&バニラアイスクレープ」「三色団子&生クリームクレープ」といったバリエーション豊かなクレープが出てくる中、メンバー間の味覚の違いが顕著に現れていた。

 西村は周りにも大好評だった「ヤンニョムチキンクレープ」「タピオカ風クレープ」を考案したが、生地の味付けにもこだわっており、どうやらレシピを考える才能があるよう。マヨネーズをきっかけに盛り上がる場面もあるなど、和気あいあいとした雰囲気に癒やされる視聴者も多いはずだ。

 また、なにわ男子がCDデビューを発表したコンサートのMC「【#なにわ男子デビュー 決定 】『なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん』MC生配信!!!!!!! ~ 7月28日(水)12時公演 ~」の動画もアップされているが、再生回数はLil かんさいが19万台、なにわ男子は120万台を記録していた(30日時点)。

田中圭を業界不安視、報ステ人事に遺恨か、キンプリツアー事故が波紋…週末芸能ニュース雑話

記者I 東京五輪で日本勢がメダルを積み重ねていく中で、新型コロナの感染者も29日には1日の感染者数10000人超と増加の一途に。芸能人や俳優の感染者も続々と増えており、テレビ関係者も恐々という話も聞こえてきます。

デスクH 五輪シフトが敷かれて放送中断される今期の夏ドラマはかなり苦境だなぁ…。第4話まで視聴率二…

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『コード・ブルー』は「共感ポイント多い」! 『TOKYO MER』『Night Doctor』放送の今振り返る、医療ドラマのヒット作

 連日、各局で東京オリンピックの生中継が行われる中、今期も個性豊かな連続ドラマが放送されている。初回の世帯平均視聴率ランキングを見ると、女優・天海祐希が主演を務める人気作『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系)が14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、今期第1位の成績を収めた。

 続く第2位は、鈴木亮平主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で14.1%、第3位は波瑠が主演を務め、田中圭、King&Prince・岸優太、岡崎紗絵、DISH//の北村匠海がメインキャストに名を連ねる『Night Doctor』(フジテレビ系)で13.4%という結果に。『TOKYO MER』は救命救急チーム「TOKYO MER」の奮闘を描き、『Night Doctor』は夜間救急専門の医師「ナイト・ドクター」にスポットを当てていて、どちらも医療現場が舞台となっている。

 そのため、ネット上では「『Night Doctor』より『TOKYO MER』のほうが面白い」「『TOKYO MER』は好みじゃなかったから『Night Doctor』だけ見てる」などと2作を比較する声も上がっているが、どちらも共通して、山下智久主演の人気医療ドラマ『コード・ブルー』(フジテレビ系)と比べられ、「二番煎じ」「劣化版」といった苦言が漏れているようだ。

 『コード・ブルー』は2008〜17年に第3シーズンまで放送されたほか、スペシャルドラマや劇場版まで展開されるほどの人気作。現在もファンから続編を望む声が上がるなど、数ある医療ドラマの中でも圧倒的な存在感を放っている。

 サイゾーウーマンでは過去に、同作に影響を受けて救命救急医になったという中島侑子さんが、作中の“共感ポイント”や、実際の現場エピソードをつづっていた。医療ドラマがしのぎを削っている今、『コード・ブルー』の面白さを再確認することで、『TOKYO MER』『Night Doctor』にも新しい発見があるかもしれない。
(編集部)


(初出:2017年7月17日)

月9『コード・ブルー』はリアル? “現役救急医”が語るドラマより厳しい現場

 7月17日から始まる、山下智久主演の月9ドラマ『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)は、7年ぶりに続編が制作される救急医療を題材とした人気医療ドラマ。新シーズンの放送開始に合わせて、現役の救命救急医である中島侑子さんに、現実にはありえないドラマの演出や、沖縄で救急ヘリに乗った経験について綴ってもらった。

『コード・ブルー』の影響を受けて救命救急医に

 職業を聞かれて「救命救急医」と答えると、「コード・ブルーみたいな感じ?」「救急に新垣結衣ちゃんみたいな女医さんいるの?」とよく聞かれる。

 『コード・ブルー』のファーストシーズンが放映された2008年は、ちょうど私が研修医の頃。医師になりたてだった私にとって、ドラマに出てくる医師たちは、「少し先輩」にあたる設定だった。彼らの一喜一憂や気持ちの機微に「うんうん」と強く共感したり、すごいスピードで成長する彼らに憧れを感じるとともに、自分と比較して一種の焦りを覚えたりもした。

 毎回、胸が熱くなるストーリーやドラマチックな展開にワクワクし、時には涙しながら見た。そして翌日は、研修医部屋(研修医だけの待機室のようなもの)で「昨日見た?」と同僚とのドラマ談義に花を咲かせたりもした。

 あれから約10年。まさか自分が救急医の道に進もうとは、あの頃は想像もつかなかったが、15年4月から12月まで沖縄で働いていた時は、彼らのように救急ヘリにも従事していた。ドラマでは災害時の出動の様子がよく描かれているが、私も国際緊急援助隊の医療チーム(海外で災害が起き、被災国から派遣の要請があった時に派遣される救急医療を行う日本のチーム)に登録し、災害時に備えて研修を受けている。

 私のこれらの選択は、少なからず『コード・ブルー』の影響を受けているようにも思う。「どんな状況下でも何かができる」彼らを見て「かっこいい!」と思ったからだ。

 一方で、「医療系のドラマを見てて『これないわー!』と思うことある?」という質問をされるのも日常茶飯事。正直に言うと……ある。研修医の頃は、ドラマを見ても「これはある、これはない」と言えるほどの現場経験がなかったが、今はドラマを見ながら、時々ツッコミを入れたりしている。

 例えば、爆発の危険があるトンネルの中で医療行為を続けるシーン。実際の災害現場では、現場の安全が確認されてから医療スタッフが中に入るはずだし、途中で安全が脅かされれば、一旦撤退するはずだ。ドラマ的には“感動的なシーン”なのだと思うけれど、1人の命を救うために複数人の命が消えるなんてことは、現実にはあってはならないことなのだ。

 そうは言っても、『コード・ブルー』は共感ポイントが多いドラマだった。例えば災害時のトリアージ問題。

 災害時など、たくさんの傷病者が同時に出た場合、傷病者の緊急度や重症度に応じて治療優先順位を決める。その時に使うのがトリアージタグで、通常、傷病者の右手首に巻きつける。赤色は最優先で病院に搬送する群、黄色はその次、緑色は軽症、黒色は死亡しているか救命不能と判断される群。

 医療スタッフも機材も限られる災害時は、できる限り多くの命を救うために、このトリアージがとても重要な意味を持つ。だが、実際目の前で「黒タグ」をつけられた人は見捨てられたように感じるだろうし、つけた側も見捨てたような気持ちになるかもしれない。『コード・ブルー』でもそのような場面が描かれていて、私はどちらの気持ちにも共感した。だが、もし同じような場面に遭遇したら、医者として、感情に流されずにきちんと判断しないといけないな……と改めて覚悟を決めた。

 また、「救急に新垣結衣ちゃんみたいな女医さんいるの?」という質問の答えは、「何ともいえない」だ。救急医の中で女医はかなり少ない。というのも、やはり「大変そう」というイメージが前面に出ているからだと思う。実際私が「救急医になる」と周囲の友人たちに告げた時も、「なんであえてそんな茨の道を選ぶの?」とか「本当に自分に厳しいね」と言われた。

 実際働いてみて、確かに「大変」な面はあるが、それ以上にやりがいがあり面白い。救急は1次、2次、3次と種類が分かれており、数字が大きいほど重症度が増す。3次救急(最重症)しか来ない病院もあれば、逆に3次救急は来ない病院もある。私は、東京のど真ん中の大学病院、沖縄の大学病院、沖縄北部の救急ヘリ、長野の病院と勤務経験があるが、「救急」とひとことで言っても地域や病院によって全然違う。1分1秒を争うような現場もあれば、病院まで歩いてきたお爺さんやお婆さんと談笑しながら診察することもある。

 全ての機器が揃った大病院での診察と、持っていける機器やスタッフが限られる救急ヘリでの医療も全く違う。ヘリの要請があってから現場に向かう時、患者さんの年齢も性別もわからないこともあれば、「浜辺に子どもが倒れている」という情報しかなかったこともある。ヘリに乗りこみ、息を飲むような美しい沖縄の海を眺めながら、あらゆる可能性を考え、対応をシュミレーションする。

 崖から落ちた外国人観光客の救出を、医療スタッフと救急隊と米軍海兵隊とみんなで力を合わせて行ったこともある。そうなると、医療スキルだけではなく、コミュニケーション能力、語学力、瞬発力、非日常的な空間の中で取り乱さない冷静さなど、さまざまなことが求められてくる。

 『コード・ブルー』サードシーズンには果たして、どんなドラマが待ち受けているのだろうか。私も楽しみにしている。

中島侑子(なかじま・ゆうこ)
救命救急医。旅行医学会認定医。1982年、東京生まれ。2007年3月、山口大学医学部医学科を卒業し、同年4月より東京都内で研修医として勤務。09年4月、研修医修了後、世界一周旅行に出発。12年8月の帰国後、全国の学校やホール等で講演会、写真展を多数開催。観光庁の依頼で「若旅プロジェクト」DVD作成にも従事。13年10月から東京の大学病院で救命救急医として勤務。15年4月からは沖縄で救命救急医として働きながら、日本初のNPO運営による救急ヘリに従事。16年1月からは長野の病院で救急立ち上げに従事。また、旅行医学会認定医として、原稿の執筆、海外赴任や旅行のためのアドバイスも行う。ブログ

オアシズ、「男子より面白い!」の気概で笑いと向き合ってきた光浦靖子と大久保佳代子の奮闘30年史

 7月22日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)が行ったのは、題して「行ってらっしゃい光浦さん」。1年間カナダにホームステイする光浦靖子を送り出すべく、ゆかりのある芸人が集結し、知られざるエピソードと思い出話に花を咲かせるという企画だ。

 東京外語大卒という学歴を持つ光浦だが、彼女が専攻したのはインドネシア語。実は、英語を喋れない自分に長くコンプレックスがあったらしい。学生…

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“出産祝い”に20万円のプラダの「ベビーバッグ」をおすすめされ、買い物狂い大慌て!? 姉妹が見せた、意外な愛の結末は……

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 皆さん聞いてください。我が千葉家に待望の赤ちゃんが生まれたんですよ。あ、いや。私の子どもじゃないですよ? 妹ちゃんの子どもです。そう、あたい、「伯母さん」になったのです……!! 妹は計画出産だったので、赤ちゃんを産む日の前日から病院に泊まりこみ、陣痛を促す処置をしたそうなのですが「明日が本番なのに、もう泣いちゃった……」「2分おきに腰にすごい痛みが来る」と恐ろしいLINEが、深夜に妹から次々届きました。なにもできない私はただオロオロ。「出産祝いなにが欲しいか考えて!!」という励まししか思いつかず、陣痛で苦しんでるのに数万円の買い物なんて考えてる余裕ないだろ!! と自分にツッコみ、結局「が、がんばれ……」という言葉しかかけられませんでした。

 その後、無事赤ちゃんを出産。笑顔の写真も送られてきて、元気そうな文面のLINEも届きました。よーっしゃ!!!! 無事産まれたら、あたいの番よ! 出産祝いは任せろい!!!!!!

 私はすぐに妹に「出産祝いは何が欲しい?」と返信。すると、妹から「バウンサー!」という答えが返ってきました。バウンサー……ってなに? 調べてみると、バウンサーとは、赤ちゃんの動きによってゆらゆらゆりかごのように揺れるベビーチェアなのだそう。抱っこ紐の代わりに購入する人が増えているんですって。

 妹は子育て中のYouTuberの動画で「買ってよかったもの第1位」だったというこのバウンサーが欲しいらしい。はは~、私の知らない器具がこの世にはいっぱいあるのねえ。ただ……、私的にはなにかこう、妹のテンションがあがるようなものが買いたいという希望もありました。可愛い財布とかバッグとかさ。赤ちゃんのためのものじゃなく、妹が身に着けられるようなものをプレゼントしたかったのよ……。

 そんなわけで、バウンサー案件は母に委託することに。母も何か贈りたがっていたので、「ちい(妹)はバウンサーが欲しいんだって」というと、すぐに買ってあげていました。ちなみに父はベビーカーをプレゼントすることに決定。そこまでみんなの購入するものをとりまとめ、「それでは私も動きますかねっ」と満を持して、私も楽天で出産祝いを探し始めました。候補に入れていたのは、可愛い長財布。しかし、それをブログにしたところ、「荷物も増えるのでお財布大きいの地味につらいと思います」というご指摘を頂きました。なるほど……やはりここは先輩ママのアドバイスに従ったほうが良さそうだわ……。

 私はそう思いなおし、Twitterで「出産祝い、なにがいいでしょう」と募集をかけました。すると、「マザーズバッグも良いかと思います」というコメントが。「私はバーバリーのマザーズバッグと、プラダの大きめのナイロンショルダーのマザーズバッグとして自分で購入しました」だって。ほほう!! プラダのマザーズバッグ! それはかっちょいいかも!! ところで、プラダのマザーズバッグっておいくらなのかしら?

 すぐにネットで調べたところ、「プラダ ベビーバッグ」というものが出てきました。ところが……ワーオ、お値段20万9,000円!!!! たけ~~~~~~~!!!!!!!!!!!! 出産祝いに20万円のマザーズバッグなんて、どこのセレブの姉貴だよ、あたしゃあ……。今、クラウドソージングでひいひい言いながら一カ月2万円稼ぐのがやっとだっていうのに……。

 とはいえ、出産は人生の一大イベント。これを粗末にはしたくねえ。姉の意地を見せたいわ? そんなわけで、私は慌てながらもバイマ(海外ブランドの通販サイト)で3~5万円のマザーズバッグを見繕い、「これはどう?」と何個も送ることに。「ハイブランドも中古ならいけるわ?」と思い、メルカリで見つけた、シャネルやプラダのマザーズバッグも見せてみました。

 妹よ。私がキミを愛しているのがこれで伝わったかしら? もしもキミが5万円のバッグを欲しがろうと、私は迷わず5回払いでそのバッグを買ってみせるよ。それが姉妹愛というものさーーーー!!!!

「お姉ちゃん、私、これが欲しい」

 翌日の朝、妹からそんなラインが入っていました。リンクをたどってみると、楽天の1万3,000円くらいのマザーズバッグが……!!!! こ、これでいいのか、妹よ……。

 こんな安くて大丈夫なのかという疑問が頭を駆け巡りましたが、せこい私は「OK! じゃあこれ買うね!」と秒で答えてそのバッグをゲットしました。うーむ、なんて慎み深いんだ、妹よ……。そんなわけで、大出費を覚悟して挑んだ出産祝い案件でしたが、欲のない妹のはからいによって、指先からちょっと出血するくらいの痛手で済みました。もし私が妹だったら……これ幸いとばかりにお高いマザーズバッグをねだっていたところよ? OH……、私が双子じゃなくてほんとよかったわい。

■今回の出費
マザーズバッグ 1万,3000円

東京オリンピックでテレビ各局が“手のひら返し”の裏側 「ずっと五輪が続いて欲しい」

 メダルラッシュに湧いている東京オリンピック。テレビでも多くの競技が放送されているが、ネット上ではこれが「手のひら返し」だと話題になっている。

「これまでテレビも新聞も、新型コロナの感染拡大が懸念されているため東京オリンピックは開催するべきではないというスタンスで報道をしていました。ですが、いざ始まってみれば開会式は関東地区の世帯視聴率で56.4%を取り、サッカーやソフトボール…

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篠原涼子、市村正親と離婚で女性週刊誌はにわかにバッシングムード テレビ局は困惑

 離婚を発表した市村正親と篠原涼子。女性週刊誌では、篠原に対するバッシングムードがにわかに作られようとしている。

 昨年『女性自身』に別居が報じられた市村と篠原。コロナ禍での感染対策としての別居だったはずだが、2人の距離は埋められず、結局離婚となった。慰謝料や財産分与はなく、2人の子どもの親権は市村が持つという。

『週刊女性』2021年8月10日号(主婦と生活社)…

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「父ちゃんが浮気してる」「女の人が来てる」幻覚に苦しむ認知症の母に、“写真”に撮って確認させた

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 井波千明さん(仮名・56)の母親は夫の死後、夫が浮気しているという幻覚に苦しめられた。パーキンソン病と肺高血圧症が悪化した母親は、井波さんと同じマンションの上階で暮らし、寂しい思いをする母親のために、父親は実家とこのマンションを行き来していた。そしてマンションに滞在中、父親は急変し、意識が戻らないまま亡くなった。

▼前回▼

母の幻覚を写真に撮らせた

 一人になった母親は、有料老人ホームに入居した。

「マンションの上の階に暮らしていた母は、ヘルパーさんや訪問看護師さんに手伝ってもらい、夜は私が一緒に過ごしていましたが、私がいない間に転んで骨折したりしていたので、マンションでは母の安全が確保できないと思ったんです。だけど正直なところ、私のやる気もなくなっていたんだと思います。ホームに入ってもらってからは、私はただ会いに行くだけで、身体的な負担はなくなりました」

 母親が、夫が浮気をしているという思いに苦しめられたのもこのころだ。母親のホームに行くたびに、母親は「あそこに父ちゃんがいるから連れて行け」と井波さんに命じた。

「『そんなところに父ちゃんはいない』と言っても、『私の言うことは何も聞いてくれない』と怒るんです」

 井波さんも、うまく母親の話に付き合えばよいということはわかっていても、どうしてもそれができず、毎日大ゲンカになった。

「母が『ほら、そこに大勢の女の人が来ている』と言い張るから、『じゃあ携帯で写真を撮ってみてよ』と言って、母に写真を撮らせたことがあります。そしてその写真に誰も写っていないことを確認させました。母はものすごく不思議そうに、ずっと携帯を見つめていました」

 母親の幻覚は、薬の副作用に加えて認知症もあったのではないかと井波さんは考えている。母親は頭が冴えている日もあって、夫の浮気が幻覚であることがわかっているときもあったという。

「二人で父のことを話しているときに、『父ちゃんが浮気してるのも、私が寂しがらないように、わざとそう思わせているのかなって思うときもあるよ』と言ったんです。脳って不思議な世界ですね……」

 それから2年。母親は入退院を繰り返しながらホームで過ごした。そしてある日、何度目かの病状悪化により、救急車で病院に運ばれた。井波さんは「またいつものことだ」と思ったが、主治医からは家族を呼ぶように言われた。

 駆け付けた井波さんと弟を前に、主治医は「人工呼吸器をつけるか、家族で話し合ってください」と告げた。つけなければこのまま亡くなる――井波さんと弟はそう理解した。二人は顔を見合わせ、それから弟は「つけてほしい」と頼んだ。

「でも、人工呼吸器をつけると母はいっそう苦しくなったように見えました。私は母を見ていられず、その場から逃げたんです。最低な娘です。母はどんなに苦しかったことでしょう……。今から思うと、私はいつも母の苦しみに中途半端に付き合い、最後は逃げたんです。ホームに入っているから、母とのやりとりに煮詰まったときは、逃げて帰ればよかった。そうして最後も私は母の苦しみに付き合わなかった……」

 母が亡くなったあとも、井波さんは逃げた自分を責め続けていた。そんなある日、また母の落書きノートにある言葉を見つけたのだ。

「『チーさん、ヒロさんを頼む』と。ヒロさんとは私の弟のことです。独身なので、両親は自分たちがいなくなると家族がいなくなる弟を大変心配していました。親にはもうどんなに頑張っても恩返しはできませんが、せめて姉としては後悔のないように振る舞いたい。それが私にできる親孝行なんだと思うことで、自分を許せたんです。こうやって母は私に逃げ場を用意してくれていたんだと思います」

 母親はパーキンソン病に加えて肺高血圧症がわかったときに、余命2年と言われていたという。実際に亡くなったのは、4年後だった。

「パーキンソン病で体が動きづらいうえに、肺高血圧症で息が苦しいという二重苦で、『生きてるのはつらいだろうな』と思っていました」

 母親の死後、井波さんはくだんの落書きノートにこんな言葉があるのを見つけた。

「『1日でも長く生きたい』と、これも震える字で書いてあったんです。ものすごく意外でした」

 自分でもそんなときが来たら、そう思うのだろうか……それはまだわからない。でも母親からも、父親からも、大切なことを教えてもらったと思う。そう締めくくって、井波さんは前を向いた。

小山田圭吾が参加する「METAFIVE」アルバム発売中止で物議…「五輪とは違う」「行き過ぎ」と抗議の声

 「コーネリアス」こと小山田圭吾が参加しているバンド「METAFIVE」の新作アルバムの発売中止が突如発表され、波紋を広げている。「仕方ない」とする意見がある一方、音楽ファンからは「行き過ぎではないか」といった抗議の声も上がっており、物議を醸しているようだ。

 METAFIVEは高橋幸宏が率いるバンドで、小山田のほか、砂原良徳、テイ・トウワ、ゴンドウトモヒコ、LEO今井がメンバ…

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ヤクザには“元いじめられっ子”も少なくない!?  元極妻が考える「いじめ」問題

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

オリンピックのツケが国民に

 オリンピックが始まりましたね。選手の皆さんのすばらしいご活躍で、それまでの不祥事がみんな忘れられていますね。

 不祥事だけでなくコロナによる延期や観戦チケットの払い戻しなどの出費もあって、過去最大の赤字となるようです。誰がどうやってこの大赤字の責任を取るのでしょうか?

 オリンピックの赤字は都民の負担ですが、コロナ関連の損失は国民が負担を強いられますから、これから大増税時代がやってくることは元極妻にだってわかります。結局、ツケは国民に回されるのです。やれやれですね。

いじめを経験しているヤクザは多い

 オリンピックの不祥事の中でも、特に気になったのは、やはり小山田圭吾さんの「いじめ問題」による開会式の作曲担当辞任問題です。

 意外に思われるかもしれませんが、子どもの頃にいじめを経験しているヤクザはけっこういます。もちろんいじめる側だった子もいますが、むしろいじめられて強くなろうとした結果としての「不良デビュー」は珍しくないんです。

 亡きオットの若い衆の中にも、「ずっといじめられてたけど、ある日の図工の時間にハサミを突きつけたら、いじめっ子が泣いて謝ってきて、形勢が逆転したが、かえってクラスで浮いてしまった」とか「いじめられっ子が強くなるマンガ(『はじめの一歩』など)にハマってボクシングジムに通い、いじめっこをしばき倒してジムにも学校にもいられなくなった」とか話す子たちがいました。

 いじめを克服しようとしたのに、かえって居場所がなくなってしまい、行きついたのがヤクザの組だったんですね。今は居場所としてのヤクザ組織も絶滅危惧ですけど、かつてはセーフティネットでもあったのです。

 一方で、作家の天藤湘子さんは、「ヤクザの娘だから」いじめられていたと、著書『極道(ヤクザ)な月』で明かされています。

 もっとも「ヤクザの子は『親の仕返し』が怖いから、いじめたことはない」と白状する「元いじめっ子」の若い衆もいたので、一概には言えないようです。

 ちなみに作家の宮崎学さんは、ヤクザの組長だったお父様が指名手配されたことを理由に、級友の父兄から遊ばないように言われたそうです。

 こういう話を日常的に聞いてきましたから、いじめ問題は気になってしまいます。私は結婚するまでは普通のOLでしたし、子どもたちも大きな問題はありませんでしたが、いじめの経験は一生を左右することもありますからね。

 では、小山田さんの場合は、どうでしょうか? 「週刊新潮」(新潮社)のニュースサイトでは、小山田さんが、他人が苦しむのを見て楽しむ「サディスト」や思いやりや良心がない「ゲミュートローゼ(情性欠如者)」の可能性があるという精神科医の分析を紹介しています。

 普通の人とは違う、ということなのでしょうか。こういうタイプは小山田さんに限らず、セレブにもけっこういる気がします。世の中にはいろんな性癖の方がいますから、それを医療や教育でどうカバーしていくかということなんだと思います。

 まあ昭和というか平成の初めくらいまでは、コワい地元の親分に相談すれば、いじめ問題もだいたい片づいたんですけど、今は「自称・山口組幹部」氏が子どものいじめ問題で学校に乗り込んで父兄を土下座させる時代ですから、子どもたちも気の毒ですね。

 ちなみに宮崎学さんも、息子さんがいじめられていると聞いて、担任の先生といじめっ子のお宅に乗り込み、いじめっ子に「お前がうちの子をいじめるなら、おっちゃんはお前の父ちゃんをいわしたる(殴る)」と言って、担任に止められたそうです。もちろん本当に殴る気はなく、「本気で子どもを守ってるアピール」が重要なのだそうですが、普通の父兄にはムリですね。

 それにしても、小山田さん以外でも、オリンピックはメイン会場の国立競技場の建設からコケてましたね。オットたちが無邪気にトト(賭け事)でアツくなっていた昔のオリンピックが懐かしいです。特に新体操に目が釘づけでした(苦笑)。刺青の入ったいいトシのオッサンたちがルーマニアとかの美人選手を見て喜んでいるのは、おもしろかったです。

 いじめ問題から新体操に飛んでしまいましたが、コロナ感染者が増え続ける中での開催は、賛成できませんでした。ムダなお金をかけずにスポーツを心から楽しめる時代にしたいものですね。