丼ものチェーン店「うなぎメニュー」をプロがチェック! 吉野家の“定食”は他店に比べて「一歩リード」!?【なか卯、松屋ほか】

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

7月28日は「土用の丑の日」! 丼ものチェーン店“うなぎメニュー”をチェック

 今年は7月28日が「土用の丑の日」。“うなぎを食べる日”といったイメージがあると思いますが、この時期は、丼ものを中心に扱うチェーン店でも、うなぎを使ったメニューが気軽に食べられます。ということで今回は、管理栄養士の川村先生に、うなぎから摂れる栄養などを解説してもらいながら、人気丼ものチェーン「吉野家」「なか卯」「松屋」「すき家」のおすすめうなぎメニューを聞きました。

――まず、うなぎから摂れる主な栄養素を教えてください。

川村郁子先生(以下、川村) うなぎはとても栄養豊富な食品です。タンパク質や脂質など、エネルギー源となる栄養素だけでなく、不足しがちなビタミンAやカルシウム、ビタミンD、亜鉛、ビタミンB群なども多く、夏バテ予防にもなる栄養素がたくさん含まれています。

――うなぎを食べる際、栄養面で注意するべき点があれば教えてください。

川村 うなぎといえば、白いご飯がすすむ甘辛い味付けの“かば焼き”の印象が強いでしょう。かば焼きは砂糖と醤油で味付けしていますので、シンプルに焼いた白焼きと比べると、やはり糖質や塩分は多くなりますね。

――牛丼チェーンのうなぎメニューには「うな牛(牛丼の具とうなぎが一緒になっているもの)」もありますが、お肉とうなぎ両方は食べすぎになりますか?

川村 たまに“ご褒美”にする分には問題ないと思いますが、高頻度で食べるのはカロリーや脂質、糖質、塩分のとりすぎが気になりますね。期間限定メニューの場合もありますから、「フェアが終わる前に何度も食べておこう!」という気持ちになるのもわかりますが、頻度やほかの食事とのバランスは考えたほうがよいかと思います。

――では逆に、うなぎと一緒に食べるといいものはなんですか?

川村 うなぎは脂質や糖質の多い食品なので、これらの吸収を緩やかにするために、野菜と一緒に食べてほしいですね。サラダや小鉢などでもいいので、積極的にサイドメニューを組み合わせることをおすすめします。

 その他、大根おろしや大根の酢の物なども、いい組み合わせ。生の大根には消化を助けるジアスターゼが含まれているので、うなぎとの相性はバッチリですよ。

――「うなぎと梅干しは食べ合わせが悪い」と聞きますが、これは本当ですか?

川村 梅干しにはクエン酸が含まれており、消化液の分泌を助けてくれます。うなぎは脂質が多くこってりとした食品ですので、実は一緒に食べると消化を助けてくれるメリットがあります。

 ただし、梅干しは塩分を多く含む食材ですので、うなぎの蒲焼と組み合わせると、塩分のとりすぎが心配。梅干しや大根おろしの助けを借りられない場合は、うなぎをしっかりよく噛んで、消化に負担をかけないようにゆっくりと食べましょう。

――それでは、各牛丼チェーンのおすすめうなぎメニューを教えてください。

吉野家「鰻皿麦とろ御膳」(954円、税込/以下同)

川村 吉野家にはベーシックな「鰻重」(866円)のほかに、鰻皿やごはん、味噌汁、付け合わせのついた定食タイプの「鰻皿麦とろ御膳」があります。カリウムや食物繊維などを含むオクラ&麦とろの組み合わせもいいですね。「鰻重」単品だとどうしても野菜不足が気になりますが、こちらのメニューは野菜も補えるのが魅力的です。

なか卯「うな重」(850円)

川村 なか卯の「うな重」は、鰻のかば焼きと卵の組み合わせ。タンパク質や脂質、炭水化物の三大栄養素は充分に摂れるのですが、ビタミンやミネラル、食物繊維などの微量栄養素を補うために、野菜がもう少し欲しいところ。

 また、オーソドックスな「うな重」のほかに、「肝焼き付豪快盛」(1,800円)という、うなぎの肝が乗っているもメニューもあります。うなぎの肝は鉄やビタミンAなどを多く含むので、鉄分を補いたい人にはいい組み合わせかもしれません。

松屋「うな丼」(850円)

川村 松屋は味噌汁とお新香がついたシンプルなうな丼がいいです。うなぎも堪能しつつ、お新香でさっぱりとお口直しができますよ。お漬物と汁物の組み合わせなので、塩分はやや気になりますが、汗をたっぷりかく夏ですから、たまに食べるご褒美としてはいいでしょう。

すき家「うな丼」(790円)

川村 すき家の「うな丼」は、「しじみ汁とおしんこセット」(1,050円)を選ぶといいですね。しじみに含まれるミネラル類なども、少し補えそう。やはり塩分は気になるところですが、こちらも夏に食べるならばいいのではないでしょうか。

 今回挙げたメニューの中では、野菜の小鉢や麦ごはんなどと一緒にうなぎを食べられる、吉野家の「鰻皿麦とろ御膳」が魅力的な組み合わせで、栄養バランス的には一歩リードでしょうか。お店によって、うなぎの焼き方やタレにこだわりがあると思いますので、ぜひ好きな味を見つけてみてください!
(文:佐藤真琴)

川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

空気階段鈴木もぐらが大遅刻! 一触即発のコンビを救った視聴者からのはがき

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第25回目。

 今回は2021年7月19日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中から、鈴木もぐらさんが沼津の劇場の公演に寝坊で来られず、水川かたまりさんが1人でピンネタを披露することになったお話です。

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ドイツ市民600万人を虐殺する実録報復ドラマ! ユダヤ人が結成したナチ狩り部隊『復讐者たち』

 ホロコースト映画の多くは、ゲットーや強制収容所に送り込まれたユダヤ人たちが次々と虐殺されるシーンが再現される。第二次世界大戦中に大量虐殺されたユダヤ人は600万人以上におよぶと言われている。だが、ユダヤ人はただ黙ってナチス兵に殺されるだけだったのだろうか? ドイツ&イスラエルによる合作映画『復讐者たち』(英題『PLAN A』)は、これまでのホロコーストものとは一線を画す実録サスペンス映画だ…

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『ひばりの朝』が描く、容姿や装いから一方的に「性的ジャッジ」を下す歪な社会

 社会から、とりわけ男性から「女性」に対して向けられる非対称的なまなざしの存在に気がついたのは、いったいいつのことだっただろう。私は、自分のアセクシュアルというセクシュアリティや、高校時代を女子校で過ごしたこと、子どもの頃からずっと同姓の芸能人ばかりを眩しく見つめて追いかけてきたことなどもあって、長年「男性からのまなざし」や「男性から好かれること」にあまり関心がなく、そういった価値観から距離を置いて生きてきた。だから、そのまなざしの存在にはっきりと気がつくまで、人より少し時間がかかったようにも思う。

 しかし、大人になり、フェミニズムと出会って学びを深めていく中で、たとえばそれまで無邪気に好きで応援していた女優や女性アイドルたちには、疑いようもなく「男性の(性的な)まなざし」が向けられ、それを意識して外見(装いや髪型やメイク)やイメージが作られ提供されてきたことを実感し、複雑な思いを抱くようになった。

 それと同時に、痴漢やレイプなどの様々な性被害やルッキズムは、女性を一方的に性的に消費することをよしとする価値観が社会にはびこることによって引き起こされているのだと気づくようになり、その非対称性や歪さを理解するようにもなった。

 そんな、社会の中にある「女性」の身体や容姿を性的に消費しようとするまなざしや価値観の存在を、思わず目を背けたくなるほど生々しく突きつけ考えさせてくれるのが、『ひばりの朝』(著:ヤマシタトモコ 祥伝社)という漫画だ。

『ひばりの朝1』(著:ヤマシタトモコ 祥伝社)
 『ひばりの朝』の主人公・手島日波里は、14歳の中学生の女の子だ。小柄で、色白で、胸が大きく、制服のスカートから覗く白く肉感的な脚に、上目遣いの潤んだ目、ぷっくりとした唇といった、いわゆる「女を感じさせる」容姿や雰囲気を持っている。

 それゆえに、ひばりは小学生の頃から変質者や痴漢の被害にあったり、クラスメイトの男子からは「エロい」と性的なまなざしを向けられ、女子からは「男子に色目つかっててキモい」と疎まれたりして、心を許せる友人もいない。

 クラスで「父親から性的いたずらを受けている」という噂が立った時(実際に彼女はそのことで悩んでいるのだが)も、「自意識過剰」「自分から誘ったんじゃないの?」とひどい言葉が投げかけられ、男性教師からも「あんな外見だから噂が全部嘘とは思えない」「ああいう子は自分のそういう部分をわかって女を利用している」などと言われてしまい、誰も彼女を心配しない。

 一番子どもを近くで見て理解しているはずの母親からも「あいつは私に似てオンナだから、女に嫌われたり性的な被害にあったりしても仕方がない」「でも男に優しくしてもらうやり方は知っているはずだから心配はしていない」と思われている。実の父親から、夜寝ている間に部屋で身体をじっと見られたり、入浴している間ずっと洗面所に居られたり、といった性的ないやがらせを受けていることを誰にもまともに相談できず、ひとり恐怖を感じながら日々を過ごしている。

 しかし、クラスの担任である辻先生が気づいているように、実際のひばりは、あくまで肉体の見た目が性的に成熟しているように「見える」だけで、まだ性的な経験も欲望もなければ、女を武器にしようなどという考えもない、内面はいたって普通で未熟な、年相応の子どもなのだ。

 ”手島日波里は クラスメイトらの囁く噂のような子どもでは ない
 大人の期待する淫らさを持ち合わせてもいない
 見た目こそ妙に大人びて特異ではあるが
 凡庸で 人並みに愚かで 人よりは少し臆病で まだ性の何たるかを知らない
 それは そと見でなく 彼女を見れば 誰にでもわかる 簡単に
 わかる のに なぜ誰も 母親まで なぜ”
 (『ひばりの朝①』talk.6 より)

 それなのに、クラスメイトたちも周りの大人たちも、誰も本当の彼女を見ようとしない。彼女の持つ肉体や容姿に、どこか臆病で自信なさげな目つきや言動に、「エロい」「男に色目をつかっている」「女を武器にしている」と勝手に性的な意味を見出し、付与し、そして一方的に消費しようとしたり、疎ましく思ったり、非難したりする。

 さらに、ひばりが性的な被害にあったり、そういう噂が立ったりしても、「ああいう容姿だから仕方ない」と、まるでそれは彼女自身に、「そんな」見た目を持つ彼女の方に原因があるかのように扱われる。

 これまで、私はフェミニズムや#MeTooムーブメントなどに触れていく中で、「セカンドレイプ(二次加害)」という概念や状況を何度も目にしてきた。セカンドレイプとは、主に“性暴力の被害に遭ってしまった人に対して、被害の責任が被害者にもあるかのような発言をしたり、被害の大きさを矮小化する発言をしたりすることで、被害者をさらに追い詰めてしまうこと”を指す。(パレットーク「性被害の責任は誰のもの? - セカンドレイプの加害者にならないために知っておいてほしいこと」より )

 ひばりがクラスメイトや周りの大人たちから受けた扱いは、まさにこの「セカンドレイプ」にあたる。彼女が父親の行動を怖いと感じていることをクラスメイトの美知花に打ち明けると、翌日にはそのことがクラスの中で勝手に広められて噂になり、「自意識過剰」「自分から誘ったんじゃないの」「あんな見た目だから、噂がすべて嘘とも思えない」と、その被害を矮小化し、彼女に非があるかのような言葉が投げかけられる。

 学校にも家にも居場所のないひばりが、束の間の逃避場所として放課後に度々家を訪れていた親戚の完も、“いつも大切なことを見逃している” ひどく鈍感で無神経な男であるために、ひばりが父親から性的いやがらせを受けているかもしれないと知っても、「実の父親がそんなことをするわけがない」「まだ中学生だから物事の判断がつかず、過剰に捉えてしまっているだけ」と、真剣に取り合おうともしない。

 それどころか、ひばりは父親と口喧嘩をして、つい口が滑ってそんなことを言ってしまったのだろうと勝手に思い込み、父親がいる目の前で“ぱっと謝っちゃえよ”などと、どこまでも明るく無神経に、何も悪くないひばりに謝らせようとさえする。

 その時、それまでずっと納得できないながらも、家や学校や外で受けてきた扱いの原因は自分にあるのかもしれないと思わされてきたひばりは、ついに“あたしがわるいんじゃないッ”と、強い怒りとともにはっきりと自覚することになる。悪いのは、「そういう」見た目をしている自分ではなく、勝手に「そういう」まなざしでこちらを見てくる、自分の見たいようにしかひばりのことを見ようとしない、周りの人々の方であるのだと。

 女性が性的な被害に遭った時、多くの場合、被害者の女性にも何らかの落ち度や原因があったのではないか、と思われてしまいがちだ。「夜遅い時間に出歩いていたから」「露出の多い服装をしていたから」「モテそうな容姿をしているから」「お酒を飲んでいたから」、だから被害にあったのではないか、と。

 一見その言葉は正しいように思えるかもしれない。でも冷静になって考えてみると、たとえ被害に遭った人がどんな時間にどんな服装でどんな行動をしていてどんな容姿であったとしても、悪いのはあくまで加害者であり、被害者がもつそのいずれの要素も決して加害していい理由にはならないはずだ。

 そもそも、人は他人の装いや容姿から、自分の都合良く勝手に意味を読み取り、解釈することをしすぎているのではないかと、常々感じることがある。たとえば、女性が大胆な透け感のある服や、脚や腕、胸元を露出するような服を着ていると「男性にアピールしている」とか「性的なことに積極的である」と思われたり、淡い色に小花柄、レースやシフォン素材の甘いテイストの洋服を身につけていると「モテを意識している」と思われたりすることも多い。

 実際に、自分の身体の魅力を異性にアピールしたい、男性にモテたいと思ってそういうファッションをしている女性もいるだろうし、それは少しも悪いことじゃない。(もちろんだからといって、それが「性暴力を許容するサイン」には絶対にならない)でも当然のことながら、必ずしもすべての女性が「異性のまなざし」を意識し、そのために着る服を選んでいるわけではない。多くの女性は、他の誰のためでもなく「自分のため」に服を選んでいるのだ。

 透け感の強いシースルーの服は、純粋にデザインが美しくて好きだから着ているのかもしれないし、脚や腕を露出した服を着るのは単純に暑いから、あるいは自分の脚や腕が気に入っていて、その美しさを引き立てたいと思っているからかもしれない。デコルテが開いた服を着るのは、その方が自分の体型に合っていてより美しく見えるからかもしれないし、肩周りがすっきりしていて着心地が楽だからという理由かもしれない。ガーリーなファッションを身に纏うのは、異性へのモテとはまったく関係なく、ただ純粋にそのテイストが好きだからかもしれない。

 それなのに、本人が好きで着ている服から他者が勝手に「エロさ」を見出し、性的に消費してもいいと考えたり、異性に媚びるためにその服を選んでいると解釈されるなど望まないジャッジや扱いを受けてしまうのは、どうにも理不尽ではないだろうか。ましてやそれが服装ではなく、生まれもった体型や顔立ちによるものであればなおさらだ。

 20世紀のファッションのスタイルや価値観に大きな影響と革新をもたらしてきた、ファッションデザイナーのイヴ・サンローランが1968年に発表した、バストが大胆に透けたシースルーのドレスやトップスは、当時大きな物議を醸したという。しかし、イヴ・サンローランは他人からどう見られるかではなく、何を纏い、何を美しいと思い、自分の身体のどの部分を見せどの部分を見せないかは、洋服を纏う女性自身が自由に主体的に決めるべきだ、という考えを持ってシースルーの洋服を作ったというエピソードを以前どこかで耳にし、とても素晴らしいと思った。

 ファッションや容姿に関して、「他者からの評価」や「他者からのまなざし」を完全に排除することは難しいし、必ずしもそれを全否定することも全肯定することもできない。けれどもひばりを取り巻く人々が、ひばりの容姿から勝手に性的な意味や性質を見出してレッテルを貼り、一方的に「そういう存在」として扱うことで彼女を苦しめていたように、その人の本当の意思や性質とは違うものを容姿や外見から一方的に読み取って判断してしまう危険性や暴力性をもっていることに、誰もがもっと自覚的でいなければならないし、そうしないように注意深くいる必要があるのではないだろうか。

 老若男女問わず、誰もが自分の好きなもの・着たいと思うものを主体的に纏うことが当たり前に肯定・尊重され、装いや外見の持つイメージと実際の本人の性質や意思は、切り離して考えられることがスタンダードになっていってほしい、と切に願う。

 この物語の中で、結局ひばりは、友人にも教師にも、家族や知人にも、ほとんど誰にも頼ることも助けを求めることもできないまま(というよりも、そうしても仕方がないと諦めて)、“息を止めて目をつむる”ことで中学・高校時代をやり過ごし、ただひたすらに“夜明け”が来るのを、じっと耐え忍んで待っている。

 まだ中学生の、本来ならば守られるべき存在であるはずのひばりに、周りの大人たちは誰も手を差し伸べない。彼ら・彼女らはひばりが直面している問題に対して、うろたえたり心を痛めたりしつつも傍観しているか、仕方がないことであり自業自得だと思っているか、むしろ積極的に消費し加害しようとしているか、あるいは自分の見たいものしか見ようとしないせいで、彼女が問題を抱えていることにすら気づかず無神経に傷つけるか、そのいずれかでしかない。

 でも登場人物のうちの何人かは、少なくとも自分や周囲からひばりに向けられるまなざしの歪みや違和感に次第に気がついたように、この物語の読者である私たちは、自分の見たいものしか見ようとしない、暴力的なまなざしの存在とその不当さに、明確に気づくきっかけを与えられる。

 こうしてそのきっかけを与えられたからには、まずは自分の胸に手を当て、「私は誰かを一方的なまなざしや価値観で判断し、不当に扱っていないだろうか」と常に真摯に考えるようにしていきたい。そしてできることならば、ひばりのようにそのまなざしに苦しめられている人に寄り添い、共に抗い、“夜明け”に向かって一緒に進んでいくことのできる人でありたい、と思う。

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ドラッグストアで買える「落ちないリップ」をプロ絶賛! プチプラ、デパコス、韓国コスメ「おすすめランキング」発表!

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。「何を買うのが正解なの!?」と悩むあなたに、ヘアメイクアップアーティスト・篠原奈緒子氏がズバリお答えします!

★今月のお悩み★

「長らくマスク生活が続いていることもあって、続々と“落ちないリップ”が発売されています。いろいろ試してみましたが、ティントリップは乾燥が気になるし、普通のリップだとやっぱり色落ちが気になって、いまだに『コレ!』という商品に出会えていません。本当に使えるリップを教えてください!」

 長引くコロナ禍で、コスメの世界もマスクを着用する前提で「落ちない」商品が増えましたよね。しかし、選択肢が増えれば増えるほど、お気に入りを見つけるのが難しくなるもの。そこで今回は、篠原さんが「落ちないリップのおすすめベスト3」を発表。迷っている方は、まずこの3品から試してみてはいかがでしょうか? ※値段はすべて税込み。

おすすめ第1位:エマズビー「シュガースクラブティントバーム」1,980円

 唇がツルッツルになるシュガースクラブと、ティントが1本になったリップです。シュガースクラブとティントを一緒に使う場合、色が浮いたり、落ちたりしてしまうため、半信半疑で購入しました。しかし、これが大正解! 唇がしっかり潤って、ティント特有の乾燥をまったく感じませんし、色持ちもよかったです。

 でも、色展開が2色しかないのは残念すぎる! もっといろんな色を出してほしいですね。どちらかといえば、「コーラルレッド」が健康的でかわいい唇になるので気に入ってます。ドラッグストアなどで買えるプチプラ商品なのも、うれしいポイント。ちなみに、仕上がりはディオールの「アディクト スクラブ&バーム」(4,290円)に似ています。

 「落ちないリップ」といえばマットリップを連想しますが、苦手意識を持ってる方って多いですよね。唇の縦ジワが目立ちやすく、乾燥して唇がパリパリになる……といったイメージもあると思いますが、こちらの商品はそういったお悩みを感じにくく、マットリップを避けてきた人にもぜひ試してみてほしい1本。

 ツヤ感はないですが、乾燥しないでフワッと色づく感じは、不快感がなくて良いです。発色も最高! 角ばったアプリケーターの形も塗りやすいですよ。夏におすすめのカラーは「202 コーラル シンボル」。ぜひチェックしてみてください。

第3位:アピュー「ジューシーパン ティント」(1,100円)

 やはり、落ちないリップは韓国コスメが強い! 大人気のメーカー・ロムアンドも仕事でヘビロテしていますが、個人的に大好きなのがアピューのティントです。なぜこんなにツヤやかなのに、色が落ちないのか……!? 強めのクレンジングを使わないと唇にしっかり色が残ってしまうので、少し心配になるほど。また、独特な甘い香りが苦手な方もいるかもしれないので、その点はご注意を。

 ティントは濃い色が多い中で、この商品は薄い色から濃い色まで幅広い展開なのも良い。色を混ぜて使って“血色リップ”に挑戦しても楽しいと思います。ちなみに、おすすめは「BE01」と「RD02」の組み合わせ。コスパ最強リップですね!

「神木隆之介はキラキラしすぎ」!? 爆死中の映画『100日間生きたワニ』を見たアニメライターが「小規模で見たかった」と語るワケ

 2019年12月12日から、漫画家・きくちゆうき氏のTwitterアカウント上で連載が始まった4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』。タイトルが示すように、100日後に死んでしまうらしいワニの何気ない日常をつづった物語が1日1話公開され、20年3月20日に投稿された最終話は「いいね」の数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録。

 ツイートに対してどれだけの回数の反応があったかを表すエンゲージメントは2億を超え、日本を感動の渦に巻き込んだ。連載当時、いったいワニがどんな最期を遂げてしまうのか、更新時間にスマホを必死にスクロールして待った人も多かったのではないだろうか。

 しかし、切ないラストの漫画を読み終わった後、涙が乾く間もないほど突然に、3人組アーティスト・いきものがかりとのコラボ動画、映画化、書籍化、グッズの発売、イベントの開催など、タイアップ情報の波が次々に押し寄せた。

 ワニと過ごした100日を振り返る余韻もないまま、メディアミックス展開が矢継ぎ早に発表されたため、ネット上には反発の声が続出。「当初から商業展開を狙ったステマだったのでは?」「作品に感情移入してワニの死を悲しんでいることをネタにされたような気分」などと大炎上し、最終回の感動の嵐から一転、一気にネットユーザーのコンテンツへの興味は失われていった。

 そんな中、予告されていた映画が7月9日に封切られた。大ヒット映画『カメラを止めるな!』(2018年)の上田慎一郎、ふくだみゆき夫妻が監督・脚本を担当し、出演者には、神木隆之介や中村倫也ら人気俳優のほか、声優・木村昴という知名度抜群の芸能人たちがキャスティングされている。この豪華な布陣をめぐっては、公開前からネット上で「このキャストなら期待できる」「話題性を狙いすぎ」と賛否を呼んでいたが、同時に“素朴で身近に感じたワニ”とは違った作品になるのではと、どこか疎外感を覚えたファンもいたことだろう。

 筆者が映画館に足を運んだのは、公開から1週間後の土曜日。すでに大型の劇場でたった1スクリーン、1日1回だけの上映になっていた。しかもスタートは朝の9時と、中々に見に行くのにハードルの高い時間帯。7月12日に興行通信社が発表した国内映画ランキングでは、トップ10“圏外”、一部では初日の興行収入は500万円、土日の興行収入は1,700万円程度だったとも報じられているだけに、この爆死ぶりを見ると、スクリーン数や上映回数の少なさは致し方ないのかもしれないが……。

 肝心の物語は、映画版タイトル『100日間生きたワニ』が示すように、ワニ(神木)が生きた100日間と、ワニが亡くなった後の100日が描かれる2部構成。まずは漫画原作と同様に、ワニが死ぬ100日前からスタートする。原作と比べると多少、エピソードの順番が入れ替わっていたり、カットされた部分もあったが、ネズミ(中村)やモグラ(木村)、ワニが思いを寄せるセンパイ(新木優子)とのやりりが細かくなり、それぞれのエピソードがより深く描かれていた。彼らが笑って気軽に「また次な!」と何の疑問も持たずに約束を交わす度に、ワニの行く末を知っている観客たちは皆胸を締め付けられ、切なさを感じたはずだ。

 出演者たちは可もなく不可もなく、しっかりと与えられた役どころを全うしていた印象。神木は『千と千尋の神隠し』(01年)や『借りぐらしのアリエッティ』(10年)などのジブリ作品に参加し、『サマーウォーズ』(09年)や『君の名は。』(16年)では主演を務めるなど、声優経験も豊富なだけに、危なげなくワニを演じていた。

 そんな神木をはじめ、中村、木村の声はどこかキラキラとしすぎていて、素朴なイラストとギャップを感じるきらいもあるが、許容範囲ではないだろうか。木村はイヌ役のファーストサマーウイカがパーソナリティーを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送)にゲスト出演した際、「いつもよりも声量を落として演じた」と言っていたが、確かに静かだった気がする。

 今作では全体的に“生っぽい芝居”が求められていたようで、全員がそういったディレクションを受けていたのか、突出して誰かの演技が目立って気になる、というシーンは少なかったように思う。といっても、木村はどこにいってもイケメン演技はワンパターンなので、静かな山田一郎(『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』)という印象だったが……。

 その後、物語は運命の100日目を迎え、ワニが命を落とす。そして、満開の桜の下で楽しい花見になるはずだったその日から100日後、頻繁に集まっていた面々は疎遠になり、それぞれのどんよりとした心情を表すように、外はずっと雨が降っていた。

 ここで、これまで登場したワニの仲間たちとは毛色の違うキャラクターが現れる。映画オリジナルキャラクターのカエル(山田裕貴)だ。空気が読めているんだか読めていないんだか、やたらとグイグイ距離を縮めてくるカエルは、人づてにどんどんワニと仲の良かった面々と顔見知りになっていく。

 だが、ワニを失って傷心中のネズミたちは、カエルの強引さに気圧され、疎ましく思うようになり彼と距離をとる。カエルは新しい街に越してきたばかりで、友人もおらず頼る者もない。だからこそ、自ら積極的に動き、周囲と仲を深めようとしているのだが、心の扉を締め切っていたり、明るく人と話す気分じゃない時に、そんなふうに来られても……と、敬遠されてしまう。

 登場してしばらくは、ほかのキャラと同じように、カエルに対して、いら立ちを感じたりはしたのだが、彼のバックボーンが見えてからはグッと親近感が沸いた。実は、カエルもネズミたちと同じような心の傷を抱えていることが明かされるのだ。

 誰もが知らないところで傷を負いながらも、何でもないふりをして生きている。「明るく笑っているからこいつは大丈夫」なんてことはないし、暗い顔をしているから優しくされる権利があるわけでもない。

 それに気付いたネズミの働きかけで、ワニの死後から止まってしまっていたグループLINEが再び動き始め、またみんなで集まり、笑い合うという展開は、とても自然に受け入れられた。カエルがいてくれたおかげで、ワニの死から立ち止まったままのネズミ、モグラ、センパイ、イヌたちが再び笑顔を取り戻すことができただけに、原作のその後を描いた映画には必要不可欠な存在だったと思う。

 そうしてみんなが笑顔で、ワニとの思い出を抱えて前に一歩を踏み出したのを見て、あらためてこの『100日後に死んだワニ』という作品が、ワニのことが好きだったなぁと感じた。

 だからこそ、全部たどたどしかったらよかったのに。エンドロールでキャストやスタッフの名前が手書き風の文字で描かれているのを見てそう思った。

 “ヘタウマ”でシンプルなイラスト、素朴なストーリーで描かれた、等身大かつ身近にいそうな親近感溢れるワニが好きだったのに。だから、「どうして死んじゃうんだよ」って思いながら、少しでも幸せそうな日を送っている姿を見守るのが楽しかったのに。誰だって気付いていないだけで、“100日後に死ぬ”カウントダウンが始まっているのかもしれないから、日々を大切に生きようと背中を押してくれたはずだったのに……。

 豪華な出演者じゃなく、素人みたいな演技にぎこちなさのあるキャストで、公開するのもYouTubeとか、動画配信サービスで5分のショートアニメとか、そういう小規模でこの作品が見たかった。たどたどしいなりに、不器用な仲間たちがワニとの別れを乗り越えていくところが見てみてたかった。後ろでお金がたくさん動くであろうことは4コマ漫画連載当時の賑わいぶりから薄々感じ取ってはいたけれど、それを全面に見せつけなくてよかったはずだ。淡々と毎日Twitterで更新されていたあの時のように、さらりとその後の100日も見せてほしかった。

 そう思わずにいられない。ワニくん、あの時君が死ぬまでを見とどけた時間が、君が、恋しいよ。

三澤凛(みさわ・りん)
劇場アニメはもちろん、毎クールの深夜アニメもくまなくチェックしている大のアニメ好きライター。最近は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』にドはまりしている。

氷川きよし、私服の「ワンピース姿」が美しいと話題! ルックスもパフォーマンスも進化中

 氷川きよしがワンピース姿の私服ショットを公開したことが話題になっている。最近はジェンダーレスな魅力が増していたが、その進化はとどまる気配がないようだ。

 氷川は22日、自身のInstagramで「そのまんまの自分で居られる時間をしっかり作ることでエネルギーチャージ。氷川きよしスイッチ押して華やかなステージへ」などと記しながら、ノースリーブの黒ロングワンピースをまとった姿の写真…

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小島瑠璃子にテレビ局からオファーが殺到!「NGなし」「ぶっちゃけキャラ」でウルトラCの“復権”なるか

 人気漫画「キングダム」の作者である原泰久氏との破局が明らかになったタレントの小島瑠璃子。破局後は、各番組で“ぶっちゃけキャラ”としてプチブレイクを果たしている。

「小島さんは新型コロナの影響で遠距離恋愛中の原さんにあまり会えず、事務所を辞めて彼の住む福岡へ移住する計画を立てていたんです。しかし、そんな話し合いをしている中でどうも小島さんが原さんの浮気を疑ったようでイザコザがあ…

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明石家さんま&古舘伊知郎、“新型コロナワクチン”めぐる発言に反響! 「柔軟な考え」「気持ちがわかる」共感の声も

 7月20日配信のニュースサイト「NEWSポストセブン」で、明石家さんまが新型コロナウイルスのワクチンを「打つことに決めた」と明かし、ネット上で反響を呼んでいる。

 さんまは5月15日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演した際、新型コロナのワクチンについて「僕は打たないつもり。誰かに回してあげたい」「66年間、1回も(ワクチンを打ったことが)ないんですよ。ここでワクチンを打つと、体が変わってしまうので俺は打たない」と発言。この時も、ネットでは賛否両論が巻き起こっていた。

「そんなさんまが『ポストセブン』の直撃取材を受け、『もう打つことに決めてんの。8月の末に』と、すでにワクチン接種の予定が入っていると告白。この発言について、ネット上では『柔軟な考えができていいと思う』『こういう一面があるから、さんまさんは嫌いになれない』といった声がある一方、『世の中がワクチン打たなあかんってなってるしな』と理由を語っていたため、『本当は打ちたくなさそう』『吉本に説得されたのかな?』などと推測する人も見受けられました」(芸能ライター)

 さんまは近年、バラエティー番組などでの発言が、たびたび問題視されている。

「昨年8月放送の『踊る!さんま御殿!!』では、よゐこ・濱口優の妻である南明奈に『お子さんはまだか?』と質問したり、今年7月放送の『行列のできる法律相談所 2時間SP』(どちらも日本テレビ系)で、滝沢カレンの容姿をイジったりしたため、ネット上で『ハラスメント発言』『時代錯誤』といった批判が噴出しました。しかし、今回のワクチン接種に対する柔軟な発言で『見直した』という人もいるようです」(同)

 一方で、さんまと同じ60代で、フリーアナウンサーの古舘伊知郎は「ワクチンを打たない」と発言していた。

「古舘は7月16日に公開された、実業家・堀江貴文氏のYouTube動画に出演。ワクチン接種の効果や副作用について『半信半疑』だと言い、『心配とか恐怖』を感じていることも吐露。視聴者からは『古舘さんの不安な気持ちわかる。私も少し様子を見たい』『反対じゃなくて心配って人は結構多いと思う。古舘さんが代弁してくれてホッとした』など、共感のコメントが上がっていました」(同)

 ワクチン接種は第三者に強制されるべきものではないが、どちらにせよ、2人とも60歳を超えているだけに、体調には十分気をつけてほしいものだ。