連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。
お悩み「下駄箱から靴があふれて、来客時に恥ずかしい」Kさん(37歳)
汚家まるごと劇的ビフォー・アフター6回目は、下駄箱です。天井まで伸びる大きなシューズクローゼットなのに、靴があふれてゴッチャリ! 「来客も多いので、人に見られるのが恥ずかしい」とKさん。やらなきゃと思いながら、育児と仕事の両立で「収納の見直し」ができないままでした。
下駄箱の外まで靴があふれたら、収納リセットのサイン! 内容を上段・下段に分けてチェックしてみましょう。
[Before/上段]空間が余っているのに、靴ギュウギュウ!
下駄箱の上段です。収納力が不足する理由の多くは、この3点。
[1]下駄箱が小さい
[2]靴の数が多すぎる
[3]棚板のムダな調整
Kさんは、[3]になります。
[Before/下段]空間が余っているのに、靴ギュウギュウ!
下駄箱の下段です。雨用ロングブーツの高さに棚板を合わせたため、ほかの靴が山積みに。棚板の見直しが必要です。
全体を確認したら、片付けスタート! 6つのStepでやっていきます。
下駄箱の中にある靴を「ぜんぶ出す」ほど、収納が進みます。洋服だと面倒ですが、靴ならできるのでぜひこの工程で片付けてみてください。
[Step.2]靴の「ぜんぶチェック」
よく「いらない靴だけ、抜けばいいのでは?」と聞かれますが、ぜんぶ出すことで不要な靴が増えます。というのも、靴の状態を確認できるからです。
[Step.3]靴を捨てる
ぜんぶの靴を出すと、靴の捨て時が目に見えます。ダメージや劣化がひどい靴、デザインが古い靴、サイズアウトした靴、1年以上履いていない靴などがサヨナラのサイン。靴のダメージやカビは、お手入れや修理店で回復できますが、購入価格、お気に入り度で修復させるか判断します。
[Step.4]下駄箱の中をリセット掃除!
傷つけ防止の敷きシートを使っていましたが、外すことにしました。樹脂製の棚板なので、お掃除シートで拭くほうが手入れも簡単です。においや湿気が気になる方は、紙カップに入れた重曹を置くと◎。
突っ張り棒は、棚板の代わりになるため収納力が2倍になる方法です。筆者もコチラで紹介していますが……。Kさんの生活スタイルと住宅事情では「100均グッズ」は逆効果になります。
★Kさんの場合、以下の理由から外します。
(住宅)持ち家なので、10年先も使いやすい選択をしたほうが良い。
(生活)子どもと行動が一緒のため、バランスよく靴を置く時間がない。
[Step.6]下駄箱の棚板を「下から上に」調整
清掃と換気を済ました後は、下駄箱内の「棚板調整」です。天井まで届くサイズなら「下から上」へ向かって調整します。腰高の下駄箱なら「上から下」です。どちらも出し入れしやすい位置を中心に合わせます。
[Step.6]持ち家なら「棚板」購入
新築住宅を購入した場合、引き渡しの際に「住宅の書類ホルダー」を受け取ると思います。Kさん宅のように、樹脂製の可動棚なら「パーツ購入」できる可能性が高いので、下駄箱の資料を出してもらいました。
下駄箱の最上段に、「スノボの靴を置きたい」とKさん。ブーツの高さに合わせて、2枚の棚板を追加購入しました(予算3,000円ほど)。季節の靴もすべて収まり、靴の出し入れも「ワンアクション」で済みます。これで、散らかりにくい仕組みが完成です。
最後に、靴に関する収納のおまけポイントを4つ、まとめました。
[point.1]捨てないで! 靴の空き箱は「収納箱」に最適!
靴の空き箱は、家中の片付けに役立ちます。下駄箱内に置きたい、スリッパ、シューケア、レイングッズなどに活用できます。
[point.2]棚板で「身長順・家族別・種類別」に分けて収める
家族それぞれの靴を、身長順・家族別・種類別に収めます。例えば、上から、夫の革靴、妻のヒール、家族のサンダル……といった感じです。ちなみに、先芯が尖ったヒールはズラして並べることで収納数が増えます。
[point.3]子どもの靴は、ファイルボックスでまとめ入れ!
使用頻度の低い子ども靴(夏のサンダル、雨のブーツ)は、ファイルボックスでグループ収納に。子どもの靴は、棚板の奥行きより小さいので埋もれてしまうためです。上から見て、1発で見つかるようにまとめます。
[point.4]子どもの靴は「コの字ラック」で見渡す!
子どもの靴は、「子ども視線」で取り出しやすいように、空間を使います。棚板の半分サイズ(12〜15cm)の「コの字ラック」があると便利。上段に予備を、下段によく履く靴を収めて見渡せるように。Kさん宅では、処分予定だった「コンロ上ラック」を使いました。
子どもと一緒に行動するKさんに続けられる収納とは、「ワンアクション」で出し入れできる仕組みです。また、家族それぞれの棚を用意することで本人が戻せる収納にもなりました。これで、毎日の家事がひとつ減少です。