米エンタメ業界の“ご意見番”として人気を集めていたモデルのクリッシー・テイゲンが、キャリア消滅の危機に瀕している。
グラミー賞歌手のジョン・レジェンドと結婚し、レッドカーペットでのセクシーなドレスで注目されるようになったクリッシー。料理本を出したり、子どもたちの写真をSNSに投稿したりと家庭的な面もアピールし、表裏のないセレブとして人気者に。Twitterなどで政治的な発言をし、賛同を集める存在だった。
そんな彼女が、知名度が低かった時代に投稿した暴言ツイートで猛批判され、取り返しのつかない状態になっている。
クリッシーは5月上旬、2011年当時16歳だったお騒がせセレブ、コートニー・ストッデンへの暴言ツイートや「あんたが死ぬのが楽しみ」というダイレクトメール(DM)を送りつけたことについて、SNSで謝罪した。しかし、コートニーは「上っ面だけで誠意がない」と批判。世間からのバッシングはますます高まり、仕事が次々とキャンセルされ、クリッシーはSNSの更新を停止した(既報)。
そのクリッシーが6月14日夜、約1カ月ぶりにインスタグラムを更新。「過去の発言に押しつぶされそうな気持ちで、ずっと悔いてきた」「なんでこんなことができたのだろうと、自問自答せずにはいられなかった」と反省の弁を述べ、「トロール(荒らし屋)」だったと認めた。
続けて、「セレブをからかったら、みんなにクールだと思われ、親近感を持ってもらえるだろうと、調子に乗ってしまった」と説明し、「正当化できるものではないし、犠牲者は私ではない」「本当の私は、あんなひどい人間ではない」「セラピーを受け、結婚をし、子どもを持ち、さらにセラピーを受けて、(死産という)喪失や痛みを経験し、さらなるセラピーを受けた。(暴言を書いた)あの頃から成長したし、いろいろなことを経験した」と、セラピー歴をしつこく強調。
「ジョンから娘が私に似ていると毎日のように言われるけど、私の良い部分だけを受け継いでいると願わずにはいられない」とし、SNSは今後も続けていきたいと表明した。
そして「許してほしいなんて言わない。ただ皆さんの寛大さを願うばかり」とし、より良い人間に変わる過程を見守ってほしいと呼びかけた。
クリッシーはこの投稿のコメント欄を公開しており、夫のジョンやセレブ友達のジェニファー・ガーナーらがハートの絵文字などで応援。ファンも次々と励ましの言葉を残しているが、Twitterなどネット上では、「16歳の子どもに『死ね』とDMするのはやりすぎ」「わざわざ(外からは見えない)DMで攻撃するのはタチが悪い」「セラピスト変えたほうがいいのでは?」「もうSNSはやめたほうがいい」といった声が続出している。
この投稿をした8時間後、クリッシーは子どもが描いた絵をタトゥーにしたという写真をアップしたが、同じ頃、ファッションデザイナーのマイケル・コステロが、インスタグラムで2014年にインスタグラムを通じてクリッシーに「死ね」と言われた上、彼女にキャリアを妨害され、「この7年間、何度も自殺しようと思ったことか」と激白。
「自分が悪いように加工されたフェイク画像がネット上に流され、それを見たクリッシーが攻撃してきた」「『フェイクだ』『自分も被害者だ』と説明したのに、『あんたのような差別的な人間は、苦しみながら死ぬのがお似合いよ。死んだら? あんたのキャリアは終わりよ。これからが楽しみね』という内容のDMを送りつけてきて……」と明かし、その時のやりとりを公開した。
ほかにも、ネット上でクリッシーから暴言を吐かれたというお騒がせセレブ、ファラ・アブラハムが、「クリッシーは暴言を吐いた相手に謝ると言っているけど、私には謝罪してくれてない」と矛盾を指摘。
トランプ大統領を支持したことでクリッシーに攻撃された保守系作家キャンディス・オーウェンズは、「悪いのは“昔の私”だと謝罪しているのが問題。彼女は過去6年間、オンラインで保守的な女性をハラスメントし続けてきた。彼女に対して何もしてない人たちを攻撃してきたのよ」と痛烈に批判。セレブの問題発言に目を光らせて、不買運動や起用取り消しを求める“キャンセル・カルチャー”に反対する人たちでさえも、「クリッシーはSNSから消えたほうがいい」との意見を発信している。
コートニー以外のセレブに対してにも「死ね」といった悪質なDMを送りつけていたことが明らかになったクリッシー。世間の多くは、「クリッシーはこのままフェードアウトするだろう」という醒めた目で見ている。





