“洗濯王子”King&Prince・神宮寺勇太には必要なし!? 梅雨時期でもシーツが干せる日本製ステンレスハンガーを【3名様】にプレゼント!

 人気情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送されているKing&Princeの冠コーナー「解決!King&Prince」。6月7日の放送回では神宮寺勇太が登場し、“梅雨の部屋干し臭”対策を紹介していました。

 こういう企画の場合、普通のタレントなら大袈裟に「臭いですよね~」「私も悩んでるんですよ」などと言いそうですが、神宮寺は違います。冒頭から「僕の実家のほうでも、雨のときは部屋に干してましたけど、臭くなかったっすね」「どうして臭くなりやすいのか知りたいですね、逆に」と語り、「まあ、(自分も)洗濯の英才教育受けてるってことですね」と部屋干しにまったく悩んでいない様子でした。そんなテレビに媚びを売らない正直な性格が、人気の秘訣なのかもしれません。

 神宮司は悩んでいないようですが、この時期はあらゆる情報番組がこぞって“部屋干し特集”を放送しています。特に、シーツやバスタオルといった大物の干し場所に困っている人が多いことから、対応した便利グッズを紹介する番組も見られました。

 そこで、「サイゾーウーマン」は室内や室外でシーツ(シングルサイズ)やバスタオルなどの洗い物が省スペースで干せる「布団カバーハンガー」を3名様にプレゼントいたします。

 特殊な楕円形の形状(幅40cm、奥行き15cm)で、干したいものを端からくるくるっと通すだけ。しかもこちら、日本製なだけでなく、「金物の町」として有名な新潟県燕市にある下村企販さんの製品。丈夫なステンレス製で、耐荷重2kgと使い勝手もよさそう♪ これがあれば、憂鬱な梅雨も洗い立てのシーツでぐっすり眠れそうです。皆様のご応募、お待ちしています。

※6月21日正午〆

ジャニーズWEST・藤井流星が浜辺美波の最恐ライバルに! 『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』鑑賞券プレゼントの画像2
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ホン・サンス監督『逃げた女』 “何も起こらない”からこそ追及したくなる主人公の腹の底

 映画『パラサイト 半地下の家族』が日本でも大ヒットし、今年はユン・ヨジョンが米アカデミー賞助演女優賞を授賞するなど、世界的に注目を集めている韓国映画。海外ではポン・ジュノらと並び国際映画祭の常連として知られるのがホン・サンス監督だ。

 同監督の『逃げた女』(6月11日公開)は、女性たちのたわいない会話劇。そこから透けて見える彼女たちの関係性を、無限に想像する豊かさがある。

夫から離れ、主人公が見つけたものは……
 主人公のガミ(キム・ミニ)は、夫の出張中に3人の女友だちを訪ねる。どうやら3人に会うのは久しぶりらしい。

 最初に訪れるのは、ガミが「先輩」と呼ぶ中年女性ヨンスン。夫と泥沼離婚して間もなく、ローンで購入したマンションにルームメイトのヨンジと暮らしている。ヨンジは、ガミがお土産に持ってきた肉を黙々と焼き、かいがいしく世話をしてくれる気持ちの良い女性だ。長く会わなかった間に結婚したことを告げるガミ。「結婚して5年、夫とは1日も離れたことがない。離れるのは今回が初めて」と夫との関係を話してヨンスンを驚かせる。

 次に訪れるのは、やはりガミが「先輩」と呼ぶスヨン。ヨンスンよりちょっと若い、40歳前後だろうか。ピラティスインストラクターの仕事で「10億ウォン以上(約1億円)貯金した」とかで、最近オシャレなマンションに引っ越した。独身。

 3人目に訪ねるのは、カルチャーセンターに勤務している年の近いウジン。夫のチョンは人気作家で、このセンターの地下で行われるファンの集いはその日も満席だ。ウジンは、そんな夫が最近やたらメディアなどに出てしゃべり過ぎることが気に入らない。かつてガミからチョンを奪った過去があるようで、気まずい関係のガミは偶然を装ってウジンに会いに行く。

 いつも聞き手に回るガミが、唯一、自分から語るのは「夫とは1日も離れたことがない」という話だけだ。一様に「男はこりごり」と言いたげな女友だち3人は、そんなガミの話にそれぞれ複雑な表情をうかべる。

 ガミは何をしたいのか? その答えが欲しくて、私たちはこの映画を見進めることになる。

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 泥沼離婚を経験したヨンスンは、ヨンジと穏やかな時間を過ごしながら、荒れた父親と2人暮らしだという隣家の若い女性の相談相手になっている。ふとしたエピソードから、ヨンジもまた自分の力を誇示する男性への不快感を持っていることが見て取れる。ヨンスンの家はなんだか、傷ついた者のシェルターのようだ。そういえば、ヨンスンの離婚はなぜ「泥沼」だったのか。そのあたりは語られないので、勝手に想像することにする。

 2人目のスヨンは経済的にも余裕があり、「生活を楽しんでいる芸術関係者が多く集まる」という飲み屋に通い始めたと語る。上の階に住む建築家の男性が気になるのに、飲み屋で出会って一夜を共にしてしまった若い詩人に家まで押し掛けられて困っている。男関係に頭を悩ませる姿も、ガミにとっては人生を楽しんでいるように見えて魅力的らしい。

 そんなスヨンにまた「夫と一度も離れたことがない」という話を始めるガミ。自分は「運がいい」と言いながらも、やりたいことが見つからず、今営んでいる花屋の仕事も張り合いがないと不満を吐露する。

 特に何も起こらないこの映画の中で、最大のミステリーはガミがウジンに会いに行った目的かもしれない。

 ウジンは、夫のメディア露出が増え、人気者になったことを快く思っていない。この夫婦関係もそれ以上は語られないが、「私に劣等感があるのかも」と自己分析するウジンの言葉から、かつて思い描いた場所に立てていない彼女の焦燥感がそれとなく伝わる。そんなウジンに、翻訳家である夫の仕事や夫婦の暮らしぶりを話して聞かせるガミ。ウジンは「私の夫とは正反対だ」と羨望の眼差しを向けるが、繰り返されるガミの言葉は、果たして本心なのだろうか?

 最終的に、また「ガミは何をしに来たのか?」という最初の疑問に立ち戻る。

 3人のもとを訪ねてガミは何を感じ、何を考えたのか。進む道が分かれ、暮らしの違いが大きくなれば、人はつい他者と自分を比較してしまいがちだが、自分で自分を満たすことでしか解決しない問題をガミは抱えていそうだ。もしかしたら彼女も夫から逃げたいのかもしれない。逃げようとしているのかもしれない。すでに逃げたのかもしれない。虚無感にも希望にもとれるラストシーンがやけに意味深だ。

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 この映画を撮ったホン・サンス監督の過去の作品は、映画監督や批評家など、ある程度社会的な地位のある中年男性が若い女性と不倫の恋をするという展開が多く、ちょっとだらしない男に女が振り回される様子を愛すべきものとして描いているところに、自分はイライラさせられた。

 しかし、近年は女性を主人公にした作品に傾向を変え、本作に至っては、登場する男たちは皆、女たちを不快にさせる存在としてのみ登場する。今の韓国では、昔の作風だと受け入れられないのかもしれないし、2017年に不倫関係を公表して話題になった本作の主演女優キム・ミニの存在が謎めく女性心理を追うという作業に執心させているのかもしれない。

 特に何も起きないこの映画を退屈だと思う人もいるとは思う。だけど理屈では説明しにくい女同士の微妙な関係をミニマムに表現した映画になっていて、少なくとも自分は片時も目が離せなかった。

『逃げた女』
6月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・脚本・編集・音楽:ホン・サンス
出演:キム・ミニ、ソ・ヨンファ、ソン・ソンミ、キム・セビョク、イ・ユンミ、クォン・ヘヒョ、シン・ソクホ、ハ・ソングク
配給:ミモザフィルムズ
原題:도망친 여자 英題:THE WOMAN WHO RAN
韓国映画/2020年/77分
公式サイト https://nigetaonna-movie.com/
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【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】

 いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

 今月の付録:「MonoMax」2021年7月号「エーグル 10大機能トートバッグ」

デザイン:★★★★☆(内装のイエローカラーがかわいい◎)
クオリティ:★★★☆☆(丁寧な縫製!)
使い勝手:★★★★☆(肩掛けも楽々♪)

【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像1「MonoMax」(宝島社)7月号の付録は、「エーグル 10大機能トートバッグ」です!

・エーグル 10大機能トートバッグ

【素材】:ポリエステル裏PVC貼り・ポリエステル・合金
【サイズ】:W35×H28×D11.5cm

 MonoMax7月号付録は、フランス生まれのライフスタイルブランド「エーグル」とのコラボ商品。雑誌の付録とは思えない高機能&ビッグサイズのトートバッグです。

 それでは早速紹介していきます。

 バッグ本体はネイビーです。
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像2 とても綺麗な明るめのネイビーなので、これからの暑い夏の時期に使いやすそう♪

 バッグの真ん中には「AIGLE」の黒いタグが付いています。
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像3 小さなタグですが存在感あり!

1.肩掛けできるハンドル
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像4 長めの持ち手なので肩掛けも楽々とできます。

2.ペンホルダー×2
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像5 内側にペンホルダーが2つ付いています。ここにペンをさしておけば、ペンケースを忘れても大丈夫ですね。

3.パスケースポケット
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像6 ペンホルダーの隣には、パスケースが縦に入る大きさのポケットが付いています。全てスマホで対応できるように設定していてパスケースがないので、ICカードをそのまま入れてみました。もちろん余裕で入ります。

4.スマホポケット
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像7 パスケースの隣にあるポケットです。少し大きめサイズのポケットなので、スマホが取り出しやすいです。

5.視認性の高い内装カラー
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像8 内装カラーは、表地の明るめのネイビーと相性抜群のイエローです。これがとってもお洒落♪ 内側の視認性もバッチリです。

6.天ファスナー
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像9 開口上部には天ファスナーを採用しています。とっても開け閉めしやすいです。

7.A4ファイルが入るポケット×2
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像10 思っていたよりもゆったりと入る大きさなので、角が当たって擦れることもなさそうです。手前のポケットにも入ります。

8.フロントポケット×2
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像11 フロントには大きめのポケットが2つ付いています。メモ帳やウェットティッシュなど入れておくのによさそうです◎

9.ペットボトル/折りたたみ傘ホルダー
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像12 すぐに取り出せる位置にあるポケットです。折りたたみ傘がすっぽり入りました。

10.撥水加工
【付録レビュー】「MonoMax」7月号、エーグル 10大機能トートバッグはポケットが多くて大容量! 仕事にも便利でお得すぎる【情報誌】の画像13 これからの時期にぴったりの撥水加工が施されています。汚れても拭き取るだけでOK♪

 雑誌の本体価格980円でこのバッグが付録として付いてくるのはお得すぎます。縫製や生地にも安っぽさがなく、たっぷり大容量なのもうれしいポイントです。

 外で仕事をする時に、このバッグにいろいろ入れて持ち歩こうと思います☆

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

 

無印良品【焼きキーマカレーうどん】、めっちゃ手抜きなのに「ちゃんと作った感じ」出る! 夫を騙せそうな簡単レシピだった

料理がまったくできない主婦の私。料理は夫担当になっていますが、子どもが大きくなるにつれ、私も作らなアカンときに見舞われるように。まずはSNSで人気の簡単レシピから料理にチャレンジ!

今日のレシピ:【焼きキーマカレーうどん】

 先日、無印良品に探検に行った際に見つけた、レトルト食品【素材を生かしたキーマカレー】。無印良品のカレーランキングにたびたび登場する人気カレーだ。興味本位で購入してみたが、そのまま食べるのは勿体ないので、無印の公式レシピで見つけた【焼きキーマカレーうどん】にアレンジしてみることにした。今回は初めてズッキーニという食材を使ったため、ズッキーニの存在ばかりが気になる食レポになってしまったが、無印で人気のキーマカレーの可能性の高さにも注目してほしい。

 材料はこちら

・玉ねぎ1/4個
・ズッキーニ1/4本
・オリーブオイル大さじ1
・ゆでうどん1玉
・酒大さじ2
・素材を生かしたカレー キーマ1袋(無印良品)
・卵黄1個

 料理手順はこちら

1)玉ねぎは薄切りにし、ズッキーニは5mm幅の輪切りにします。
2)フライパンでオリーブオイルを温め、1の玉ねぎとズッキーニを炒めます。
3)2にうどんと酒を入れて炒め、「素材を生かしたカレー キーマ」を加えてさらに炒めます
4)器に盛りつけて、卵黄をのせたらできあがりです。
 

 実際に作ってみましょう!

 材料を用意しました。ズッキーニを今まで購入する機会がなかったのですが、スーパーで150円くらいで購入できた。意外と安いんだな。タマネギと卵・茹でうどんを準備しました。ズッキーニは洋食はもちろん、中華や和食の味付けでもおいしく食べられるそうなのですが、カレーとの相性はいかに。

 オリーブオイルをフライパンで温め、5mmくらいにカットしたズッキーニと薄切りにした玉ねぎを炒めてから、うどんと酒を入れます。

 さらに無印良品の「素材を生かしたキーマカレー」を投入して、炒めます。

 ズッキーニがキュウリのようにフニャッとなるのかと思いきや、意外としっかりしていて、火の通り具合が全くわかりませんでした(不安)。

 味付けは「素材を生かしたキーマカレー」のみなので、あっという間に出来上がってしまった。

 卵黄を乗せて完成です。

 無印のキーマカレーはネチャッとしていて、見た目も濃厚そうです。箸で持ち上げても、ズッキーニがフニャとなることはありませんでした……(不安)。

 食べてみました。

 どうやら、ズッキーニは火を通してもフニャフニャにならないようで、程よい歯ごたえを感じた。うまいじゃないか、ズッキーニ。初めてのズッキーニのため、ズッキーニのことばかり書いてしまって申し訳ない。

 肝心の無印のキーマカレーは、見た目以上にネチャッとしていて、味もしっかりしている。そんなに辛くはなくて、甘みもあるので小学生くらいは食べられそうだ。カレーにはニンニクと生姜が効いたひき肉が入っているので、何も味付けしなくても「ちゃんと作った感じ」が出る。今回は、ズッキーニと玉ねぎを切っただけで、5〜6分で作ったのに、手抜き感はなかった。これは、夫も騙せそうな予感。

 無印キーマカレーは、多分、普通にご飯と食べるよりもうどんに絡めまくって食べたほうが何倍もおいしいのでは? 「素材を生かしたキーマカレー」だけでも、めちゃくちゃおいしいので無印良品に行った際はぜひチェックしてみてほしい。

【総評】

もう一度作りたい度:★★★☆☆
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★★(すぐ作れる。でも結構手が込んだ味に再現可能)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★☆

『名探偵コナン』赤井秀一役・池田秀一は、「酒癖が悪い」!? 「言葉遣いが荒くなり、時には手も出る」と関係者が暴露!

 安定した人気を誇るテレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』が大ヒット上映中だ。劇場アニメは毎年ゴールデンウィーク時期に公開されているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により緊急事態宣言が発令。多くの映画館が営業を休止したため、例年よりも動員数が見込めなかったものの、配給の東宝によると、初日興行収入は、シリーズ歴代最高93.7億円を記録した前作『紺青の拳(フィスト)』(2019年)と比較して144%を達成したという。

 今作は、世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」と、最高時速1,000キロの「真空超伝導リニア」の開発という2つのキーワードを軸に、主人公・江戸川コナンが前代未聞の事件解決に挑戦。原作(作・青山剛昌、小学館)の中でも高い人気を誇るFBI捜査官・赤井秀一が登場し、物語のキーパーソンとなっている。

 そんな赤井を演じているのは、『機動戦士ガンダム』シリーズのシャア・アズナブルや『ONE PIECE』のシャンクスなど、多くの人気キャラクターの声を担当するベテラン声優・池田秀一だ。長年第一線で活躍していることから、業界内にもファンが多い池田だが、その素顔はどのようなものだろうか。

「彼はもともと児童劇団出身ですから、いわゆる『声優』の王道の演技をするというよりも、声の特性を生かしたナチュラルな演技を得意としています。非常に温厚な性格で面倒見が良く、声優仲間と飲みに行くことも多いとか。池田さんに憧れて声優になった後輩は、よく飲みに連れて行ってもらっているそうです。ただ一方で、酒癖の悪さは問題視されてますね」(声優業界関係者)

 無類の酒好きである池田は、酔っ払うと「態度が豹変」するそうだ。

「言葉遣いが荒くなることはもちろんですが、時には手が出てしまうようで、シャア役に憧れている後輩たちは、あまりのギャップにショックを受けてしまうそう。それでもベテランの池田さんですから、飲みに行ったスタッフやキャストは誰ひとり、彼を咎められないようです」(同)

 そんな池田が唯一、頭が上がらない人物がいるという。

「同じく声優で、妻の玉川砂記子さんです。何があっても池田は奥さんにだけは敵わないそう。夫の酒癖の悪さが業界内で評判になっていることを耳にしている玉川は、『池田のことで困ったことがあったら、いつでも私に連絡して』と周囲に声をかけてくれる頼もしい存在です」(同)

 業界の重鎮も“内助の功”に支えられているとは、なんとも微笑ましい関係性である。

GACKT、はじめしゃちょーに「威厳がない」とツッコミ&かまいたちの“コロナ経験談”に「恐ろしい」の声【YouTube急上昇ランキング】

 24時間365日更新されるYouTubeの中でも、特に注目を集めるのが「急上昇」動画。ランキングを見てみると、芸能人や有名人が出演しているのに、意外と世間で話題になっていない“名作(迷作!?)”もチラホラあります。「見逃した!」なんてことのないように、急上昇No.1とおすすめポイントを毎週振り返っていきましょう!

5月31〜6月4日 YouTube急上昇ランキング 曜日別No.1

月:坂口拓「【ジークンドーvsウェイブ】「石井東吾」「坂口拓」の弟子対決!『ガチで戦ったら』どちらが強い?!
火:カジサック「【玄関開けたら即ドッキリ】トンボの自宅で待ち伏せをしてある検証をしてみた
水:GACKT「GACKT×はじめしゃちょー ヴィジュアル系メイクをしてみた!
木:板野友美「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】
金:かまいたち「【ご報告】かまいたちがコロナ療養期間のことについて全て語ります

GACKT、はじめしゃちょーを“ビジュアル系”に変身させる!

 歌手のGACKTは、人気YouTuber・はじめしゃちょーとのコラボ動画を公開し、ネット上で話題になりました。「GACKTになりたい!」というはじめしゃちょーのため、GACKTが自ら“ビジュアル系メイク”を施すことに。最初は「久しぶりすぎて、人の顔(にメイク)やるのが」と不安そうでしたが、手際よく仕上げていくGACKT。そんな中、視聴者の注目を集めたのは、GACKTの“ツッコミ”でした。

 ヘアメイクが完成し、着替えも済ませて“ビジュアル系バンドのボーカル風”に変身したはじめしゃちょーは、スタジオにて写真撮影を開始。さまざまなポージングを決めて気分がノッてきたのか、「オマエら、オレを見ろ~!!」と、アドリブで“決め台詞”を叫び始めます。しかし、GACKTは「しゃべると威厳がなくなるね……」と苦笑い。

 さらに、はじめしゃちょーを撮影していたカメラマンが、気分を煽るように「そうそうそうそう!」と連呼していた際にも、「うるせぇよ!」と鋭いツッコミを入れており、ネット上では「GACKT様のキレッキレなツッコミに思わず噴き出した(笑)」「ワードセンスもタイミングも最高!」「愛のあるツッコミが炸裂してる。はじめしゃちょーも楽しそうでよかった!」などとコメントが寄せられていました。

 5月下旬に新型コロナウイルス感染を公表した、お笑いコンビ・かまいたち。6月2日にアップされた動画では、2人が“コロナの怖さ”を視聴者に訴えました。

 5月19日に濱家隆一、同24日に山内健司がコロナ感染を発表し、それぞれ療養。濱家は「自分で言うのもなんやけど、周りの人間の中で俺が一番気遣ってるくらい気遣ってた自負はあった」と、徹底した感染対策をしていたそうで、マスクは常に二重で着用し、お菓子を食べる時も“持参した割り箸”を使っていたとか。山内もその様子を「鉄壁のガード」と称するほどです。

 また、濱家は3日間ほど高熱と頭痛に悩まされたほか、「飯食っても、なんの味もせえへん」と味覚と嗅覚に異常が出たと告白。シャンプーの匂いすら感じられなくなり、現在も完全には回復していないとのこと。一方の山内は、高熱は出たものの、処方された薬を飲んだ翌朝には平熱に戻り、味覚や嗅覚の症状は出なかったとか。2人は最後に、マネジャーやスタイリストなど、周囲のスタッフが感染していなかったことを例に出し、「マスクは常にしておいたほうがいい」と強調していました。

 この動画のコメント欄には、「元気になってよかった」と安堵の声が上がる一方で、「しっかり対策してても感染するのはマジで恐ろしい……」「本当に味覚や嗅覚がなくなるんだね。高熱が続くのも本当につらそう」など、思わず恐怖を感じる人も。かまいたちの実体験を聞き、より一層身が引き締まったことでしょう。

 “カジサック”ことキングコング・梶原雄太は、5月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。梶原のチャンネルにたびたび出演している放送作家・山口トンボに対して、「愛する妻が今までに作った料理をちゃんと覚えているのか」を検証するドッキリを仕掛けました。

 今回の企画では、トンボの妻が4品の料理を作り、“今まで作ったことがない料理”を1品だけ紛れ込ませることに。トンボが過去に食べてきた手料理を把握していれば、どれが初めて出された料理なのかわかりそうなものですが、なんとも散々な結果に……。

 「バジルのパスタ」や「サバの塩焼き」など、食卓に並びそうな料理を出され、実食していくトンボ。4品全て食べ終えてから、「鶏チャーシュー」を“初めて食べた料理”と答えるも間違えてしまい、続く「しいたけの肉詰め」も、なんと不正解。3回目に「サバの塩焼き」と答えてようやく正解し、梶原も「お前ホンマヤバいな!」とあきれ顔でした。

 一方、視聴者からは「トンボさんは全部の料理を『うまい』と言って食べてたし、それだけで奥さんはうれしいと思う!」「たとえ覚えてなくても、料理を喜んで食べてくれれば十分だよね」など、温かいコメントが続出。正解か不正解かにかかわらず、トンボがおいしそうに食べている姿に好感を持った人は多かったようです。

眞子さまより日本を騒がせた、プリンセスの“恋”と“婚約トラブル”! モメまくった結婚問題が迎えた「悲劇」

皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます!

前回まで……秋篠宮眞子さまの結婚をめぐる騒動がいまだ解決していない現在。昭和中期にも、結婚問題でモメにモメて、日本を騒がせたプリンセスの恋がありました。清朝のラストエンペラー・溥儀(ふぎ)の姪に当たる、愛新覚羅慧生(あいしんかくら・えいせい)という女性と、そのお相手で青森出身の大久保武道の恋物語と、ついに訪れた悲劇とは……?

ダメな男に「ゾッコン」だったプリンセス

――慧生さんは、大久保さんのどこに魅力を感じていたのでしょうか?

堀江宏樹氏(以下、堀江) 世間にはダメ出しされてしまうような、不器用でダメなところが、逆に誠実に感じられ、よかったようです。彼女自身の手紙の言葉でいえば「服装なんてあまり(大久保さんは)おかまいにならないし、人にたいしてもわりあいにそうでしょう。(略)私は(大久保)武道様のそういう根本的なあたたかさが好きなのです。失礼ながら、下品な言葉で云えば『ゾッコン参って』います」。

――「ゾッコン」ですか(笑)!! 

堀江 自分との「違い」に強く惹かれてしまうのは、いつの世のプリンセスにも共通することかもしれませんねぇ。ちなみに、こんなことも慧生さんは手紙に書いていますね。

 「人を愛すると云うことは、人間の感情を動かすもっとも大きな動機であってみれば、愛する人と行動をともにしたいという傾向性は本能的な激しい推進力をもつものですから、それを押さえることは本当に苦しいでき難いことでございます」。

 この文、小室さんとの結婚に猛反対を受けた眞子さまが2020年11月に発表された手記の一節、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」の部分と、なんだか似ていますよね。ま、小室さんについては、なんでも器用に一応はこなせるというか、大久保さんとは真逆の印象ですが。

――「禁じられれば禁じられるほど……」という恋心のプロセスは、確かに似ているかもしれません。

堀江 そうですね。しかし、大久保さんが慧生さんのお見舞い目的にせよ、他人さまの家庭にアポなしで押しかけ、長時間いすわった様子を、慧生さんの暮らす嵯峨家の人たちは「図々しい」と言って嫌いました。

 1956年12月30日のことです。女中のいるようなお家でもお正月準備が忙しい頃ですし、そういうときに“突撃来宅”はダメだ、ということくらいわかるはずですが、恋する大久保さんに「常識」は通用しませんでした。

 慧生さんが風邪だと知ると、帰省中の青森から夜行に立ちっぱなしで乗って、東京についたらその足で嵯峨家に突入してしまったのですね。

堀江 慧生さんも、表面的には家族に「図々しいわね」などと調子を合わせながら、「そんな自分が哀れで、布団をかぶって泣いちゃったわ」(青弓社『にっぽん心中考』佐藤清彦)などと、学習院の同窓生で、親友の木下さんという女性には本音をもらしたとか……。

 この時、慧生さんはご自分の家族のことを「お家の人」などと呼んでおり、彼女の中で、大久保さんとは一心同体のようになっているのに、実の家族との心の距離は確実に生まれていたのは見逃せません。

――大久保さんのそういう性格は、なかなか他人には理解しづらいでしょうね。常識で熱烈な恋心を語ることはできないとはいいますが……。

堀江 お二人が学習院そばの目白駅近くの蕎麦屋で話し合い、「婚約」したのが1957年2月のこと。大久保さんは慧生さんに銀のブローチを贈り、慧生さんは彼にネクタイを贈ったそうです。慧生さんには、大久保さんからエンゲージリングも贈られていたようです。ご家族の手前、リングをはめていることは少なかったようですが。

 慧生さんは大久保さんがそのラフすぎる服装のせいで、周囲になじめないと考え、紺色のスーツを作るようにアドバイスしました。そして、その服装に合うネクタイを選んでプレゼントしたようです。ズボンを穿く前には、布団の下に敷いて寝るとシワが取れるのよ、などのアドバイスもしていますね。

――すでに奥さまみたいですね。

堀江 こうして秘密の恋が人知れず深まっていく中、なんらかの深刻な変化が大久保さんの中で起きたのが同年12月1日とされます。残念ながら、詳しくはわかりません。彼には「血にまつわる性の悩み」があったと、曖昧な理由が公表されているだけですが、愛人を作るような実の父親を軽蔑する大久保さんが結婚し、子どもを持つことになれば、父親から引き継いだ“淫蕩の血”が、わが子にも流れる……というようなことが恐ろしかったのではないか、と推測します。

 この時、大久保さんは20歳(ちなみに慧生さんは19歳)。ちょっと頭でっかちすぎるかなぁ、と思ってしまいますが……。いずれにせよ、大久保さんの自殺願望が、急速にこの時期に高まり、後には引けなくなったようです。

 ちなみに先ほど紹介した、「人を愛すると云うことは、人間の感情を動かすもっとも大きな動機」という文章が慧生さんによって書かれたのは11月になってから。二人の仲が熟してきていた最中のことでした。

――なんだか危険な雰囲気になってきましたね。この先の展開が怖いです。

堀江 大久保さんには昔から自殺願望があり、実家からライフルを東京に持ってきていたようです。そして同1957年12月4日の朝、自宅を何気なく出ていった慧生さんが二度と生きて帰ることはありませんでした。大久保さんと慧生さんの二人の遺体が、天城山で発見されたのです。

堀江 二人を載せたタクシーの運転手が、天城山に到着したのが同4日の午後3時すぎのこと。彼は、帰りの最終バスの時間が午後6時であると気にする慧生さんの姿を証言しています。心中しようとしている人が、帰り道を気にするわけもありません。また、「今なら間に合うから引き返そう」と大久保さんに訴える慧生さんの姿についての証言もあります。

 諸説ありますが、慧生さんは大久保さんと一緒に死のうと思って天城山に向かったのではなく、1人にしておけば、愛する大久保さんが確実に死んでしまうので、それを命がけで止めようと同行したのではないか、と僕には思えます。

――しかし、お二人が天城山から戻ってくることはなかった、と。

堀江 残念ながらそうです。行方不明になった彼らに対し、二人の実家は「生きて帰れば、交際を認める」などの宣言を出しましたが、時すでに遅し。

 二人の遺体が発見されたのは12月10日のこと。慧生さんは大久保さんからもらった銀のブローチをつけ、大久保さんは慧生さんが贈ったネクタイと、彼女のアドバイスで作ったスーツを着て亡くなっていました。

 大久保さんが慧生さんのこめかみをライフルで打ち抜き、その後、自分も……ということでした。顔に白いハンカチがかけられた慧生さんを、大久保さんは腕枕するようにして、二人の遺体は木の下に横たわっていたといいます。当初、慧生さんの左手薬指には大久保さんから贈られたリングが光っていましたが(12月11日、朝日新聞)、葬儀の時には彼女の家族の手で抜かれていたようです。

――その後、慧生さんのご家族は?

堀江 慧生さんには思うところがあって、嵯峨家には遺書などは残しませんでした。実家と、大久保さんのことでトラブルになっていたのでしょう。実際、学習院の寮の先生に書いた慧生さんの遺書が、嵯峨家に貸されている間に、勝手に燃やされてしまったという事件がありました。これは慧生さんと実家の関係を推測できる、いざこざでもありますね。

 二人の書簡も大久保家にまとめて送られ、1961年に『われ御身を愛す―愛親覚羅慧生・大久保武道遺簡集』として書籍化されています。

 事件当時、慧生さんの父上である溥傑さん(“ラストエンペラー”溥儀の弟)は、中国の共産党政権によって勾留されていましたが、風の噂で娘の死を知っていたようです。溥傑さんをはじめ、愛新覚羅家では心中だったと考える一方、嵯峨家の主張はストーカーによる誘拐殺人で、拳銃で脅された結果のものだったということになっています。

――心中とストーカー誘拐殺人では、まったく事件の質が違いますね。嵯峨家の大久保さんへの憎しみめいた感情がひしひしと感じられます。

堀江 お二人がもはやこの世の人ではないので、真実はわかりません。しかし、世間的にはものすごく衝撃的な事件となり、恐らく現在の小室さん問題以上に騒ぎを呼びました。『天城山心中 天国に結ぶ恋』(1958)年などというタイトルで、映画化され、大ヒットとなったのです。

――昭和時代のプリンセスの厳しい結婚事情については、次回に続きます!

誰も信用できない不安と、家族から受ける屈辱――認知症患者の日常を追体験できる村井理子『全員悪人』の悲しさ

――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します。

『全員悪人』(著・村井理子、CCCメディアハウス)


【概要】

 何年も疎遠だった兄の突然の死と、兄の元妻・甥と共に “後始末”に駆け回った日々をつづったエッセイ『兄の終い』(CCCメディアハウス)。同作が大きな反響を呼んだ、翻訳家・エッセイストの村井理子による小説。知らない女性が毎日自宅に上がり込み、何十年も担ってきた家事を取り上げられ、処方された覚えのない薬を飲まされ、夫はロボットになってしまった……。認知症を患った女性視点で、老いや認知症と正面から向き合った短編集。

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 『全員悪人』は、誰の身にも起こり得る「老いによる介護」や「認知症」を扱った連作短編集。同様のテーマを扱った小説やエッセイの多くは介護者の視点から描かれているが、本作は全編通して介護を受ける認知症患者の一人称視点でつづられる。記憶があやふやになり誰も信頼できない恐怖や、愛する家族に話を聞いてもらえず、どこかバカにされているような屈辱感――。認知症患者にとって、日常生活は本当に「全員悪人」に見えるのかもしれない、そんな患者の混乱を疑似体験できる小説だ。

「私が何度も同じことを言うだとか、何度も同じ失敗をするだとか、まるで私が認知症患者のように周りは言う。まるで責められているようだ。だから、何をするにも自信がない。何をやっても不安になる。それが怖くて仕方がない」(第二章 パパゴンは悪人――師走)

 本作の「私」は80歳。学生時代は成績優秀で卒業後は銀行に勤め、結婚後は家事育児を一手に引き受けながら華道師範として多数の生徒を抱える、アクティブな半生を送った女性だ。一人息子は結婚し、孫も生まれ、60年連れ添った夫とのどかな晩年を迎えるはずだったが、「あなた」(=義理の娘)と「ケアマネ」と呼ばれる女性が「この家を乗っ取ろうとしている」ことに気づく……。

 認知症により昔の記憶と現在がうまく接続されない主人公にとって、代わる代わる自宅を訪れ家事をしてくれる訪問介護ヘルパーは、台所を奪う「知らない女」であり、自宅の金品を盗んでいく悪人だ。週2回のデイサービスセンター通いを強制する「あなた」や「ケアマネ」も、若い女性スタッフに愛想よく接して自分には嘘をつく夫も、身に覚えのない行動について質問してくる白衣の女も、彼女の世界では“全員悪人”だ。義理の娘との掛け合いなどテンポよく時にコミカルでもあるが、記憶の飛び地に立たされて右往左往する主人公は基本的に孤独で、何もかも信用しにくい不穏な世界を生きている。

 人に対する記憶もあいまいで自信が持てないから、水道業者や「夫の友人」かもしれない男性など、よく知らない相手にはつい話を合わせてしまう。そんな違和感ばかりの日常でたまったストレスが、夫や義理の娘といった信頼できる家族の前で手ひどく暴発してしまう――という老いによる負の循環が、やるせなくもどかしい。

 夫を偽物と決めつけ暴力を振るってしまったり、事故を起こしても車の運転をやめようとしなかったり、嫁や介護士が金品を盗んだと言い張ったりする主人公は、よく聞く認知症の患者そのものだ。しかし、その背景には彼女なりの苦悩と恐怖があり、理不尽な激高は、全員悪人の世界から自身と家族を必死に守ろうとした結果でもある。外部からは理解し難い主人公の言い分を淡々とあぶり出す本作には、認知症を患った高齢者のケアの困難さが、くっきり示されている。それでも絶望だけに終わらないのは、彼/彼女らの心中を少しでも理解しようと願う、著者のタフであたたかい視線が常に感じられるからだろう。

 認知症患者に限らず他者の心は理解できるものではないが、「理解しよう」と想像力を懸命に働かせ、相手に思いをはせることで、おぼろげに見えてくるものはある。それが時に、他者とのコミュニケーションを深めたり、分断を埋める助けになってくれるものだが、今まさに介護を担い疲弊している人々に、被介護者の心中を冷静に推し量れというのは酷な要求だ。『全員悪人』はその労力を、いわば少し肩代わりし、老いや認知症による理不尽な言動を優しく受け止めざるを得ない介護者の痛みや疲れを、少しでも軽減しようと手を差し伸べる強度を持っている。

 そして超高齢化社会を突き進んでいく日本において、介護や認知症にまつわる問題は誰にとっても他人事ではない。今は関わりがなくても、家族や自分自身、地域の問題として、ほとんどの人がいずれ対峙せざるを得なくなるだろう。エンタメ作品としても読みやすい本作は、この問題について触れる第一歩としても適している。ひとりでも多くの人が認知症患者、またその介護者への理解を深めれば、おのずとそのぶん、社会の選択も変わる。高齢者やその介護を担う人々――つまりは私たちが、より生きやすい世界につながっていくはずだ。

(保田夏子)

万引きしたのは“鳩の餌”……! 全財産を持ち歩く哀しき老女に、店長が「おい、ババア!」と顔色を急変させたワケ

 こんにちは、保安員の澄江です。

 ここのところ新規のスポット契約が増え、見知らぬ土地の新しい現場に入る機会が増えてきました。どの店も、被害の増加を実感されているようで、一人でも多く捕まえてほしいと口を揃えます。お客さん全員がマスクをつけて、大きなバッグを持ってくるだけでも怪しく感じてしまうのに、ソーシャルディスタンスを意識しているのか他人を避けるように周囲を気にしながら歩くので、みんなが不審者に見えてしまうのだと話す店長もいました。お客さんを疑いたくない。その気持ちを維持するには、万引き者を捕捉するほかなく、保安員の導入を決めたそうです。今回は、つい先日捕らえた不思議なおばあちゃんについて、お話したいと思います。

 当日の現場は、関東の一部地域を中心に店舗展開するスーパーマーケットT。初めて行く現場なので早目に出向いて、挨拶する前に店内把握(店内の構造や状況を把握すること)を済ませると、ワンフロアながらも広大な売場は死角だらけで、どこで何を隠されてもおかしくない状況にありました。開店まもないために使用を限定しているのか、稼働していないものの、真新しいセルフレジも導入されています。

 恐れずに言ってしまえば、犯罪機会を刺激する店づくりをされているような状況で、こうなると万引きされないわけがありません。長年の経験から、お店の構造やレイアウトをみれば、どれほどの常習者が潜在しているか予想がつくのです。

(久しぶりの新店だから、間違いのないようにしないと)

 少し緊張しながら事務所まで挨拶に出向くと、どことなく鬼越トマホークの金ちゃんに似ている体の大きな強面の店長が、優しそうな笑顔で応対してくださいました。

「緊急事態宣言されてから、まとめ買いするお客さんが多くてさ。どさくさに紛れてカゴヌケされている気がするんだよね」
「どの店も同じでございますよ。セルフレジは、大丈夫そうですか?」
「一度開けてみたんだけど不正が多くてさ。恐くて使えないんだ。ただでさえマスクとかエコバッグに振り回されているのに、セルフレジまで気にしていられないよ」
「そうですよね。ちょっと前の話なんですけど……」

 ここのところ人と話すことが少なく、常にどこか不安な気分でいたので、ちょっとした日常を取り戻せたことがうれしく、ついつい余計におしゃべりした次第です。

 捕捉があった時の連行場所を確認させてもらい、心地よい緊張感を持ちながら現場に出ると、思いのほか客足が悪く暇な時間を過ごすことになりました。

 自然と耳に入るお客さんたちの会話から察するに、近隣のライバル店で朝市を開催しているようで、夕方に向けて客足が伸びる雰囲気です。そのため早めに昼食をいただき、後半の勤務を開始してまもなく、どことなく和泉雅子さんに似た感じのする70代と思しきふくよかな女性が目に止まりました。カートの上下段に設置したカゴの中に、大きめのバッグを2つずつ載せて店内に入ってきたのです。

 店内に多くの荷物を持ち込む人は、それだけ隠し場所が増える上、ホームレスの可能性も考えられます。気になって行動を注視すると、菓子パン売場に直行した老女は、蒸しパンケーキを2つ手にして、カートの上段に置いたバッグの狭間に挟み込むように置きました。

 さらに続けて2つの蒸しパンケーキを手に取り、今度は下段にあるバッグの狭間に挟み込んでいます。わざわざ上下段に分けて商品を隠すように置く意味がわからず、不審に思いながら老女の行動を見守ると、そのまま店の外に出て行ってしまいました。入店から退店するまで、およそ90秒。ただ盗みにきた人の犯行は、いつも素早く、手際の良いものなのです。

「ちょっと待って。お店の者ですけど、パンケーキの代金、お支払いいただけますか」
「え? ああ、そうよね。ごめんなさい」

 店の外に出たところで呼び止めると、さほど悪びれた様子も見せず素直に認めてくれたので、そのまま事務所に連行して処理を進めます。早速に、未精算のものをテーブルに並べてもらい、続けて身分を証明するものがあるか尋ねると、後期高齢者用の医療保険証を提示されました。それによると、この店の近くにある団地に住む老女は、79歳。聞けば、一人暮らしをしているそうで、迎えに来てくれるような人は思いあたらないと話しています。事務員に店長を呼び出してもらい被害を特定すると、計4点、合計で400円ほどになりました。所持金を聞けば、6,000円ほど所持しているので、食うに困っての犯行ではなさそうです。

「お金あるのに、どうして払わなかったの?」
「いや、外にいる鳩が可愛くてね」
「え? 鳩が、どうしたって?」
「うん。おなか空いてそうで、かわいそうだったから」

 蒸しパンケーキを盗んだのは、店の前に集まる鳩に給餌するためだと、悪びれる様子なくニヤニヤと話す老女に、急に顔色を変えた店長が怒気を強めて言います。

「もしかして、いつも鳩に餌やっているの、あんたなのか?」
「うん。毎日とはいかないけどね。2~3日に1回は、やっているかな」
「あんたみたいに餌をまく人がいるから、餌付けされた鳩が、たくさん集まってきて困っているんだよ。フンの掃除、毎朝おれがしているんだぜ。盗まれたパンを餌にされた揚げ句、フンの掃除までさせられてよ。おい、ババア! ちゃんと聞いているのか?」

 低い声で凄まれても動ぜず、それを無視するかのように財布から500円玉を取り出した老女は、それをテーブルに置くと居並ぶ蒸しパンケーキをバッグにねじ込みはじめました。

「おいおい、謝りもしないで、勝手に入れるなよ。もう警察呼ぶから、そこでおとなしくしてな」

 蒸しパンケーキをテーブルに戻させ、きちんと謝罪したほうがいいと進言してみるも、ごめんごめんと口先だけで謝るばかりで話になりません。どうやら店長に怒鳴られたことが気に入らず、無視することに決めたようです。気まずい雰囲気が重苦しく、警察官が到着するまでの間、世間話をして場をつなぎます。

「鳩が、好きなんですか?」
「うん。幼稚園をやっていた頃に、大きな鳩小屋を作って、たくさん飼っていたのよ。だから懐かしくてね」
「幼稚園をやっていた?」
「そう。わたし、夫がやっていた私立幼稚園のあとを継いで園長をしていたの。バカだから騙されて、全部取られちゃったけど」

 話を聞けば、不動産取引に係る詐欺被害に遭ったそうで、そこから団地で一人住まいを始めたとのことでした。同性で年が近いからか、私の問いかけには余計なことも含めて答えてくれるので、気になっていることを質問してみます。

「お荷物たくさんあって大変ですね。お仕事か何かで使うものなんですか?」
「ううん、違うわよ。これは、私の全財産」
「全財産? 持ち歩いていたら大変じゃないですか? おウチには置いとけないんですか?」
「騙されてから、他人が信用できなくなってね。家に置いておくと不安で、いつもこうしているのよ」

 全財産といっても、荷物の状況から察するに衣類がほとんどで、私の感覚からすれば盗まれるようなものではありません。詐欺被害の話が事実なのかはわかりませんが、どこか壊れてしまっているような老女の現況を見れば、なにか大きなことがあったことに違いなさそうです。

 到着した男女の警察官が犯行状況を確認して、老女の犯歴照会をかけた結果、さしたる前科はなかったようで微罪処分で済ませる流れになりました。蒸しパンケーキの代金を精算してもらい、老女を警察官に引き渡すと、嫌味たっぷりな感じで店長が声をかけます。

「もう二度と来るなよ。鳩の餌やりも、絶対ダメだからな」

 返事をすることなく、少し悲しげな微笑を浮かべた老女は、パトカーのトランクに全財産を積まれて警察署に連行されていきました。

(文=澄江、監修=伊東ゆう)

松本人志、“正論コメンテーター”に「辞めてまえ」! 高橋みなみ・トリンドル玲奈ら「子どもみたいなコメント」という声

 ダウンタウン・松本人志が6月6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際、テレビでコメンテーターを務める芸能人たちの“正論”に疑問を呈した。「独自の意見を言えへんのやったらコメンテーターなんて辞めてまえ」と斬り捨てていた松本だが、「実際、ネット上でも力不足を指摘されている“タレントコメンテーター”は少なくない」(芸能記者)ようだ。

「番組では、現在放送中のテレビアニメ『スーパーカブ』(TOKYO MXほか)5月12日深夜放送回の“原付バイクの2人乗り描写”に、視聴者からクレームが寄せられたという話題が取り上げられました。松本は、批判が噴出した背景について『(コロナ禍で)みんなのストレスが溜まってるのかな』と推測。その流れから、昨今のコメンテーターの“スタンス”について持論を述べました」(同)

 松本は、「気持ち悪いなと思うのは、正論祭りみたいな。“正論を言やぁいい”っていうか。“誰が一番正論を言うか”みたいな」「正論を言うのってめちゃくちゃ簡単ですよ」などと指摘。これに対し、ゲストの社会学者・古市憲寿は、「頭悪い人のほうが正論って言える」「“頭悪い”っていうと言いすぎなんだけど、クリエイティブじゃなくても正論って言えるじゃないですか。だってもう世の中に正解って流布してるわけだから、別にもう知ってる知識だけで言える」「そうじゃないこと言うって、やっぱりクリエイティブな能力が必要」と松本の意見に賛同していた。

「さらに松本は、『独自の意見を言えへんのやったら、コメンテーターなんて辞めてまえっていう感じ』とも言い放ちました。これに、ネット上では『でも、変わったこと言うと炎上するじゃん』と反論する声もありますが、『たしかに、どの番組のタレントも世論を気にしすぎている気がする』『いかにも世間ウケしそうなコメントばかりするタレントっているよね』と、松本らに同調する意見も目立ちます。また、『そもそも専門家でもないタレントをコメンテーターに起用しないでほしい』と番組制作サイドに訴える声もありました」(同)

 松本が誰を思い浮かべて「コメンテーターなんて辞めてまえ」と発言したのかは不明ながら、近頃ネット上で“発言の浅さ”が話題になっているタレントコメンテーターといえば、元AKB48・高橋みなみが挙げられるだろう。高橋は昨年10月から『バイキングMORE』(フジテレビ系)に準レギュラーとして不定期出演しており、「『バイキング』でたかみなを見るたび、コメントの浅さにガッカリ」「やっぱり好感度を気にしてるのか、当たり障りないコメントばかり」との声が寄せられている。

「また、“慶應義塾大学卒業”という経歴を持つモデル・トリンドル玲奈は、今年3月から『めざまし8』(同)の火曜または木曜コメンテーター、『ひるおび!』(TBS系)の月曜コメンテーターを務めているものの、『子どもみたいなコメントしてて驚いた』『ニュースに興味ないことだけは伝わる』といったあきれた声が寄せられています。同じく慶應の法学部政治学科に在学中のモデル・トラウデン直美も、報道番組への出演回数が多く、現在は『めざまし8』で木曜のスペシャルキャスターや、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で準レギュラーを務めていますが、やはり『コメント力なさすぎ』『もう報道系の番組には出ないほうがいい』というネガティブな意見は少なくありません」(テレビ誌ライター)

 ちなみに、ジャニーズ事務所所属タレントの中にも、ニュース番組に出演する者は多く、ネット上には「ジャニーズは優等生みたいなコメントしか言わない」との指摘もあるが……。

「昨年3月末に独立した中居正広は、ジャニーズ在籍時から『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)のMCを務め、『ワイドナショー』にもコメンテーターとして出演していますが、ネット上には『各所への“忖度”がない』『臨機応変なコメント力が評価できる』といった声が多数。また、『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)のMCを担当する少年隊・東山紀之も、近藤真彦が今年4月末にジャニーズを退所した際、近藤の退社発表コメントを『薄っぺらく感じる』と痛烈に批判し、『ヒガシにとってマッチは先輩なのに、よく言った!』と称賛されていました」(同)

 コメンテーターを務める芸能人側にも努力や苦労はあるだろうが、世間や身内に“忖度”しなければ、たとえ正論でもプラスに受け止められるのかもしれない。