太田光は「パワハラ」、有吉弘行は「いい先輩」? 対照的な“後輩指導”に学ぶ、年長者の「無難な選択」

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「パワハラだって思われるのは、まだその人の表現力が足りないんだよ」爆笑問題・太田光
『太田伯山ウイカの「はなつまみ」』(テレビ朝日系、6月2日深夜)

 人気バラエティ番組『「ロンドンハーツ』」(テレビ朝日系)で「後輩にちゃんと慕われている? 相思相愛ウラ取りグランプリ」というコーナーがあった。オアシズ・大久保佳代子やFUJIWARA・の藤本敏史ら中堅芸人は、本当に後輩からに好かれているのか確かめる企画だ。ここで明らかになったのは、先輩芸人から後輩芸人に対しての“気遣い”である。

 「芸人の世界は縦社会」だと言われることもあるが、この企画を見ると、先輩も後輩に結構気を使っている。大久保は「先輩面というか、恩着せがましい感じで接しない」と話していたし、藤本は「お笑いの話はあえてせず、おいしい店に連れて行く」と明かしていた。

 しかし、後輩たちは数多くいる先輩のうち、この2人を「一番いい先輩」に認定しなかった。藤本に関しては、お笑いの話をしないため、「学ぶことがない」という後輩の意見もあったし、彼がチョイスする名店の食事も、特にありがたいと感じていなかったようだ。対して「お世話になっている先輩」として最も名前が挙がったのは、有吉弘行。毒舌で知られるタレントだけに意外な気もするが、有吉は後輩の出演した番組をよく見ていて、褒めてくれるのだという。こうした意見を聞き、当の本人は「後輩の話を聞いて、ずっと笑っているだけ」と話していた。

 有吉のケースから考えると、

・仕事の話を聞いてくれて、ダメ出しや否定ではなく褒めてくれる人
・「いつも自分を気にかけている」と感じさせる人

 これが現代の「いい先輩像」といえるのではないだろうか。

 有吉自身、『進め!電波少年』(日本テレビ系)の出演を機に人気者になるも、すぐにブームは去り、ぱったり姿を見せなくなった。しかし、品川庄司・品川祐を「おしゃべりクソ野郎」と呼んだことが話題になり、芸能人にあだ名をつける芸で再ブレーク。今ではバラエティ番組で引っ張りだこの存在だ。ほかにも、「這い上がるにはADに気を使え」など、地獄を見た有吉だからこそ語れる話もあり、くすぶっている後輩芸人たちにとって、有吉以上の相談相手はいないように思う。

 しかし、有吉は単なる“いい人”ではない。『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、ある時、若い世代のスタッフなどには「注意をしない」という話になり、共演のマツコ・デラックスは「嫌われたくない」「自分が損だから」と、その理由を語っていた。これはつまり、スタッフや芸人など、自分より目下の世代に正すべきところがあっても、彼らはあえてスルーしているのだろう。 

 またそれは一方で、「求められていないことは言わない主義」とも考えられるだろう。『ロンドンハーツ』を見る限り、後輩は先輩に「あれはダメだ」と言われたら、それが芸に対するダメ出しだとしても、自分の人格を否定されたように受け止める人が多かったように思う。だとすれば、有吉のように「ダメ出しはしない」のは賢明な判断なのかもしれない。

 一方で、爆笑問題・太田光が、有吉とは対照的な後輩指導について明かしていた。

 6月2日深夜放送の『お願いランキング!』(テレビ朝日系)の水曜コーナー「太田伯山ウイカの『はなつまみ』」に出演した弘中綾香アナウンサーが、テレ朝のいち社員として、仕事の一つである「後輩育成」の難しさを吐露した。自身は新人時代に「こんなんじゃダメだとか、もっとやれとかスパルタ」な指導を受けてきたが、今の時代に同じことをやるとパワハラだと言われかねないので、どこまで注意すればいいのかわからないそうだ。

 これに対し、太田はある経験談を披露。解散が決まった後輩芸人に「解散するならネタを見せてみろ」と要求した太田は、「ここはこう(やれ)」などと6時間にも渡って指導をしたという。太田は善意で後輩を指導したのだろう。「これは技術指導だから、パワハラにはならないわけ」と主張したが、共演者であるタレント・ファーストサマーウイカは「パワハラに取る人いますよ」、神田伯山も「俺も横で聞いてて、パワハラだと思ったもん」と同意してみせた。

 太田は「パワハラだって思われるのは、まだその人の表現力が足りないんだよ」とも語っており、教える側に卓越した能力があれば、受け手はパワハラだと取らないと考えているようだ。しかし、私も太田の指導はパワハラだと思った。後輩がそれを求めていたのならまだしも、もう解散すると決意した芸人に、今さら指導してどうなるのか。後輩もいくら太田の善意だとはいえ、指導を「もう結構です」とは言えないだろう。

 一方、芸能界で「とにかく売れたい」と思う人なら、先輩のアドバイスを求め、基本的には受け入れるはずだ。また、太田のファンならば、仮に解散や引退が決まっていても、太田に直接指導してもらえるのは夢のような話で、キツいことを言われてもパワハラとは取らないと思う。要するに太田は、「後輩に求められていること」がわかっていなかったのではないか。

 とはいうものの、先輩のどんな言葉でもパワハラだと感じやすい受け手がいることも事実だろう。「自分について考えてばかりいる人」や「相手のことを考えられない人」が、それに当てはまると思う。

 芸能界は努力したからといって、それが必ず報われる世界ではないが、「売れたいけれど、売れない」時の対策として考えられるのは、「相手を研究すること」だろう。仕事をもらえる人と自分の違いを比較したり、仕事を与える側(番組のプロデューサーなど)はどんな芸が好きか、何を求めているのかを分析することで、自分の足りない部分を補強するのだ。

 けれど、「自分について考えてばかりいる人」や「相手のことを考えられない人」は、それができない。「私は売れていない、だからやめよう」でも「私は売れていないけど、まき返すぞ」でもなく、「売れていない私、かわいそうな私」というふうに、私の評価、私の価値みたいなものばかりを気にするので、次の手を打てない。

 この状態に陥ると、先輩の“指導”は“ダメ出し”にしか聞こえず、「傷つけられた」「パワハラだ」と思うのではないだろうか。売れていない自分を俯瞰で見られるかどうかがポイントで、客観性がない人はパワハラに敏感なのだと思う。

 こうして整理すると、先輩が後輩に求められていることを理解せず、しかもその後輩が「自分について考えてばかりいる」「相手のことを考えられない」タイプである場合、あらゆるハラスメントにつながっていくことがわかる。

 その結果、有吉のように「ダメ出しはしない」のが、先輩として最も無難な選択肢になるのだろう。 

 芸人や料理人など、職人気質な世界は上下関係が厳しく、一昔前まで、ある意味パワハラは当たり前だった。その代わりと言ってはなんだが、師匠は弟子の将来や生活設計にある程度の責任を持った。だからこそ、弟子は師匠についていくのだと思う。しかし、今はそんな濃密な人間関係は好まれないし、お金や時間を使って人を育てることを、責任が重く割に合わない行為とみなす年長者も増えている。

 そんな時代に若い人を指導しようと思ったら、注意すべきは“善意”ではないだろうか。おそらく太田は善意で後輩を指導したのだろうが、実はこれが一番厄介で、善意ゆえに歯止めが利かないし、周囲も指摘しにくい。指導をするなら、「相手の人生に責任を取る」くらいの覚悟がないといけないのかもしれない。

テレ朝・斎藤ちはるアナと交際報道のTBS・小林廣輝アナ、二股発覚! 「入社後もSNSで美女をナンパ」の素顔明らかに

 TBSの若手イケメンアナウンサーとの交際を報じられた、テレビ朝日・斎藤ちはるアナ。当初、ネット上に先出しされた第一報時点では、前向きなニュースとして取り上げられていたが、6月11日発売の「フライデー」(講談社)は、打って変わってお相手の“二股疑惑”をスクープ。この展開を予測していたからこそ、両者とも、交際報道についてコメントを発表するわけにはいかなかったようだ。

 同9日配信の「フライデーデジタル」では、斎藤アナがTBS・小林廣輝アナの自宅マンションに「お泊まり」したと報道。しかし、2日後に発売された本誌では、このお泊まり翌日に、別の女性が小林アナの自宅に数時間滞在していたと伝えている。

 斎藤アナは乃木坂46の元メンバーであり、小林アナも“慶應ボーイ”時代に雑誌「JUNON」(主婦と生活社)が主催する「ジュノン・スーパー・ボーイコンテスト」でベスト20入りを果たし、映画出演するなど、“元芸能人同士”でもある両者。しかし、小林アナの二股報道によって、テレビ局に入社し、交際に発展――という二人の清廉なイメージが打ち砕かれたようだ。

「やはり元芸能人のさがなのか、小林アナのフットワークの軽さ、特に女性に対する積極性は、若手男性アナの中でも随一でした。TBSに入社後も、個人のSNSアカウントを駆使して美女を見つけてはメッセージを送り、アプローチを仕掛けていたほどの遊び人。アナウンサー界隈では、『今回の記事は氷山の一角にすぎない』と言われていますよ」(テレビ局関係者)

 まるで“ナンパ師”のような行動だが、こうして小林アナは次々と女性をゲットしていたそうだ。

「ラブホデート発覚で活動休止となった、映画評論家の有村昆さながらの行動力ですが、幸いにも小林アナは独身のため、これまで大した問題にはならなかった。しかし、元人気アイドルの有名女子アナとも関係を持ってしまったわけですから、今回ばかりはケジメが必要になってくるでしょう。といっても、この事実を知った時点で、斎藤アナから距離を置かれそうですが……」(同)

 なお、小林アナは「フライデー」の直撃に対し、斎藤アナとの交際については「広報へお願いします」と繰り返していたとか。広報も処理しきれないであろう小林アナの“派手な女性関係”について、果たして斎藤アナはどこまで把握しているのだろうか。

『相席食堂』5.8%の大爆死! 『テレビ千鳥』も3%台、レギュラー11本でも「千鳥は面白くない」の声増加

 出演中のレギュラー番組は11本と、大人気のお笑いコンビ・千鳥。6月8日には、関西ローカルの冠番組『相席食堂』(ABCテレビ)が全国放送された。午後8時から2時間のゴールデン枠を使ったものの、視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死。ネット上では、「『相席』シリーズ史上、一番つまらなかった」「断トツで面白くない」「これで笑うのはムリだった」と厳しいコメントが並んでいる。

 レギュラーもCM本数も数多く抱えている一方、千鳥は視聴率が伴っていないようだ。『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)は4.8%(6月6日放送)、5.1%(5月30日放送)、3.8%(5月16日放送)と低視聴率が常態化。『千鳥vsかまいたち』(日本テレビ系)は、3月いっぱいで終了となり、ネットで「千鳥 かまいたち」と検索すると、「つまらない」がサジェストされるほど、不評の結果となった。

 実際に、「千鳥は面白くない」という声はネット上で増えているようだ。

「個人的にも正直、数年前まで何が面白いのかよくわかりませんでした。それは千鳥が『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝に何度残っても、なかなか評価されなかったことにも通じる。彼ら独特の面白さと魅力に気づくには時間がかかるということではないでしょうか」(放送作家)

 しかし、それから数年、冠番組も増えてきた。

「千鳥の番組は、毎回本当に面白いかというと、決してそうとは言えない。それはやはり、企画に差があるから。千鳥は特に、どの番組もロケ中心で成り立っています。撮影中の出来事によって、奇跡的な笑いが起こることもありますが、そんな化学反応はめったに起こらない。盛り上がりのない放送回を見た人に、『千鳥はつまらない』と思われても仕方ありません」(同)

 また千鳥は、どこか、さまぁ~ずに似ているという意見も。

「笑いの質は全く違いますが、さまぁ~ずは2人だけの番組が合っているし、実際に多い。千鳥も2人だけでジャレ合っている様を見るのが楽しい、という視聴者もいます。今はとにかく数多くの番組に顔を出していますが、今後は昔からのお客さんをずっと大事にしていくスタイルに立ち返っていくのでは。そうした姿勢は、松本人志が『ワイドナショー』(フジテレビ系)、浜田雅功が『プレバト!』(TBS系)を担当し、ファン層を個人で広げていくダウンタウンとは違うものです」(テレビ関係者)

 一方で、番組の支持のされ方はダウンタウンと似たところがあるようだ。

「ダウンタウンは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)という長寿番組を担当していますが、この視聴率はすこぶる低い。しかし、大みそかの『絶対に笑ってはいけない』シリーズは視聴者が多いんです。この構造は、『テレビ千鳥』も同じようなことが言える。通常放送は爆死、しかしSPでは跳ねる。DVDは『ガキ』も『テレビ千鳥』もヒットしています」(同)

 ダウンタウンやさまぁ〜ずと並んで語られた千鳥。果たして、今後、国民的人気番組を生み出すことはできるだろうか。
(後藤壮亮)

「SixTONESファン、宣伝くさいし自己主張強い」「スト担って何?」King Gnuファンから“迷惑行為”と苦言上がるワケ

 昨年1月にCDデビューしたSixTONESが、今年8月11日に5枚目のシングル「マスカラ」をリリースすることが明らかになった。King Gnuやmillennium paradeとして活動する人気アーティスト・常田大希が提供した楽曲とあって、SixTONESファンは「常田さんの楽曲提供、本当にスゴい! 神曲の予感しかない」「常田さんの楽曲なら最高にカッコいい曲なのは間違いない!」などと歓喜。King Gnuの公式YouTubeにも提供を感謝する“お礼”コメントを投稿しているが、King Gnuファンはこうした言動に引き気味のようだ。

 SixTONESは、6月7日に行ったライブツアー『on eST』の神奈川県・横浜アリーナ公演にて、ニューシングルのリリースを発表。翌日のスポーツ紙などでも、新曲は「常田大希提供」などと取り上げられ、大きな話題となっている。メンバーの田中樹は「セクシーさや少し哀愁がある感じなどいろんな要素が詰まった大人な一曲」と紹介しており、SixTONESの所属レコード会社・ソニーミュージックの公式サイトによれば、「“終わりがあるのなら 始まらなきゃ良かったなんて” 満たされない想いへの葛藤を描いた切ないラブソング」とのことだ。

 なお、常田はTwitterやインスタグラムを通じて、「愛すべき素敵な才能達にお力添え出来て光栄です. 最初からハードル上げとくけど滅茶苦茶かっこいい出来栄えだからSixTONESファンの人は勿論,まだ彼らの事を知らない人達にもきっとブッ刺ささりマスカラ~」と、タイトルの「マスカラ」を交えてアピールしている。

「SixTONESの京本大我はKing Gnuのファンだと公言してきたそうで、公式携帯サイト・Johnny's webの個人連載『きょもきょも美術館』(6月8日付)では、常田の楽曲提供について『俺がずっと待ち焦がれていた』と、言及しています。曲自体も気に入ったのか、『まじヤバいよ』『聴いた瞬間、SixTONESの勝ち確定だよ』と、自信をのぞかせていました。ネット上のSixTONESファンは京本の夢が叶ったと、自分のことのように喜んでいます」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、一部SixTONESファンは常田に感謝の思いを伝えるべく、King GnuのYouTubeチャンネルを訪れているようだ。King Gnuの大ヒット曲「白日」の動画(2019年2月公開)には、SixTONESファンを名乗る人たちからのコメントが複数寄せられている。

 その内容は、「SixTONESファンです。この度は楽曲提供ありがとうございます。King Gnuさんの曲を聞いて楽しみに待ってます」「常田さんがSixTONESに楽曲提供してくださったので見に来ました。ありがとうございます!」「SixTONESから来ました! 素敵な楽曲ですね。『マスカラ』楽しみです!」「未知だったKing Gnuの世界に足を踏み入れたら最高でした。SixTONESをよろしくお願いします」といった謝意だが、King Gnuファンからは「SixTONESファン、コメントが上から目線」「SixTONESファン、宣伝くさいし自己主張強い。常田さんに感謝を伝えたいのなら、本人のインスタとかにいけばいいのでは?」といった苦言が上がる事態に。

 King Gnuファンだけでなく、同じSixTONESファンとみられるSNSアカウントからも、「お礼のコメントは迷惑行為だからやめましょう」「新曲がうれしいのはわかるけど、ここはKing Gnuさんのコメント欄だから、お礼の言葉は消したほうがよさそう」「発売日やシングル名を書いていると、宣伝にしか見えない。悪気はなくても不快に思う方がいるから、場をわきまえましょう」と注意喚起の声が上がっている。また、事態を知ったSixTONESファンも「白日のコメ欄でめっちゃスト担嫌われてる」「何でもかんでもYouTubeにコメするスト担の悪い癖が出てる。しかも『スト担て何?ファンの質が悪い』って言われてる」と焦っているようだ。

「ジャニーズのYouTubeチャンネルでは、コメント欄で『Jr.チャンネルから来ました』『Snow Manから来ました』と自身が応援するグループを前置きした上で、動画の感想を書くといった例が散見されるんです。一部のジャニーズファン独特のノリですが、その感覚のままSixTONESファンはKing Gnuにコメントししまったのでしょう。ちなみに、新曲『マスカラ』の告知をした常田のツイートに向けても、多数のSixTONESファンがメッセージを送っています」(同)

 SixTONESファンはグループへの愛が強いからこそ、メンバーに代わってお礼の気持ちを記しているのかもしれない。しかし、一部のKing Gnuファンはその熱量の高さについていけず、SixTONESやファンに対してマイナスなイメージを抱いてしまったのだろう。「マスカラ」の発売まであと2カ月、今後はKing Gnuファン側を不快にさせることのないよう、配慮してほしいものだ。