連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。
お悩み:「ずっと散らかってる洗濯機周りを片付けたい」
汚家まるごと劇的ビフォー・アフター、3回目となる今回は「モノを置く場所がなくて困っている」洗濯機まわりです。Kさんは4つの悩みを抱えています。
[1]洗面台の鏡裏収納が使いにくい
[2]電動歯ブラシの置き場が定まらない
[3]洗濯機の隙間に小物が落ちる
[4]ティッシュを置く場所が欲しい
今回、これら4つの問題を全て解決しました。Before→Afterの写真付きで、説明していきます。
Before[悩み1]洗面台の鏡裏収納が使いにくい
三面鏡の裏収納について、「うまく使えない」とKさん。プラスチック製の可変トレイが付いた、よくあるタイプの洗面台です。ズームにすると、「使いにくさの理由」が見えてきます。
[散らかる理由]モノの住所が散らばるほど、使いにくい
使いにくい理由を、モノ別・使う人別に色分けして点線で囲いました。
例えば歯磨きグッズ(黄色)がアチコチに置いてあります。この置き方だと、使わないモノが増えていることに気が付きません。
使う目的が同じモノを、ゾーン別に分けて収納しました。左側にヘアケアグッズを置くことで、中央の鏡でヘアセットができます。
使用頻度の低いモノ、ストック類は上段にまとめました。埋もれやすい小物は、扉裏に吊るします。そのほか、小物が埋もれない工夫も用意しました。
After[ポイント1]凹型トレイは逆さまに設置
凹型トレイに小物が埋もれないように収納しました。ポイントはこの3つ。
[1]トレイを逆さまに設置して底面をフラットに
[2]セリアのプラダンを使って追加板を設置
[3]綿棒の空ケース(透明)にサンプルコスメをまとめ置き
そのほか、小さな使い切りの小物は、扉の内側に吊り下げています。
After[ポイント2]プラダンで追加棚を設置
付属の凹型・可変トレイを、使わないという選択もアリです。写真上のように、セリアのプラダンを2枚重ねれば「可動板」になります。もっと強度が欲しい場合は、アクリル板や木材なども◎。
そのほか、ヘアピンやミニチューブなどは、100均の「ミニポケット」「ミニフック」がおすすめです。詳細は、過去記事まとめへ。
▼過去記事のまとめ▼
残り3つのお悩みも解決していきます!
夫婦ともに電動歯ブラシを愛用しているので、「歯ブラシグッズ」は「コンセント付近」にまとめると便利。ただし「歯ブラシの水分で、汚れるのが嫌になり撤去しました」とKさん。扉の内側に湿気が出ると衛生的ではありません。
After[解決策1]扉の内側は、湿気がないものだけ
水切れの悪い歯ブラシは、扉の外側に置くことで頑固な汚れを防止できます。歯磨き粉だけなら、トレイに付いても洗剤のように洗うだけで済みます。密閉した空間に、湿気を持ち込まないように配置しました。
After[解決策2]水切れの悪い歯ブラシは、洗面ボウル上へ
水切りが必要なモノは、洗面ボウルに水が落ちるように吊るします。電動歯ブラシは、セリアの「ボトルハンキングフック」に引っ掛けました。そのほか、セリアの「ステンレス製・歯磨き粉ホルダー」も電動歯ブラシにぴったりです。
洗濯機と窓枠の隙間に小物類が落下するとお困りです。換気のために窓を開けているため、洗剤ボトルで邪魔をしないように整えます。
After[解決策]窓枠より大きめの箱で落下をブロック
Kさん宅にあった、ダイソー「ワイヤーバスケット布袋付き」を使いました。窓枠より大きめの収納箱を斜めに置くことで、落下防止になります。窓を開けるときも、どかす手間が一度で済みます。
Before[悩み4]ティッシュを置く場所が欲しい
「肌が弱いのでティッシュで顔を拭っています」とKさん。今どきは、箱型ティッシュよりフィルム包装のほうが安価で持ち運びも簡単です。でも、動かすので探す手間がかかります。それに、洗濯物に埋まって湿る心配も……。
After[解決策]利き手側に、ティッシュを吊るす
洗顔後に顔を拭く動作上、利き手の右側へ「吊るし収納」にしました。使用したのは、セリアの「ウェットティッシュケース」と「コの字フック」です。たった200円で、探す手間をなくせます。扉用フックを活用すると便利です。
以上、4つのお悩みを解決できました。
最後に、洗濯機周りのビフォー・アフターで全体の違いを見ていきましょう。
Kさんの家は、掃除も行き届いており換気をよくするので清潔感があります。問題は、溢れてしまったモノの量と収納の仕方だけ。Kさんの私物は、少ないので家族のモノを請け負った結果、手が回らなくなりました。
After:ゆとり収納でスッキリをKEEP!
モノを減らして、「モノの住所」を決めたことで収納に余裕が生まれます。余白ができれば、散らかっても元に戻しやすくなります。また、動線を考えた収納の仕組みも毎日の家事を楽にするひとつです。
次回は、洗面台下の在庫収納です。