ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、5月6日~12日公開の動画を注目度順にチェックします!
美 少年、「インパクト強すぎ」のサムネ画像が話題に
8日にアップされたのは「美 少年【顔ミックス第2弾】禁断企画…ジャニーズJr.の顔を合成!!!!!!」で、今年3月に配信された「ジャニーズJr.顔ミックス選手権」の第2弾。オープニングで企画名を聞いた浮所飛貴は大喜びで、「やった! これ俺、得意ですよ。だって俺、前回優勝したもん」と勝つ気満々のよう。しかし、今回は今年1月より「Jr.チャンネル」に仲間入りした関西Jr.の3組(なにわ男子・Aぇ! group・Lil かんさい)の“顔”も加わるとか。
さらに、岩崎大昇が「前回は顔がちゃんと、人が変わってたんですけど、今回はパーツだけとか、目だけとか、口だけとか(が変化していく)」と説明すれば、浮所はさっそく「無理でしょ!」と自信喪失。ほかのメンバーからも「めっちゃ難しそうだね」(藤井直樹)「不安でしかないです。この前、0点だった。それで、しかも難易度上がってるならもうヤバい」(金指一世)と、弱気な発言が飛び出した。早押し対決で、秒数によってポイントが変わり、お手つきは1回ならセーフ、2回目以降はマイナス10点となる。
第1問のモデルはAぇ! group・正門良規だったが、いきなり不正解が連発。「わかんねー!」(佐藤龍我)「むずっ!」(金指)と悩む中、金指が見事に言い当てた。つい先ほどまで心が折れていたものの、「ヤバい! 今日、乗ってるかもしれん!」と、ハイテンションになる金指。また、藤井は問題に出て来た人物と「夢の国」(東京ディズニーリゾート)に行った経験があると明かし、別のJr.に関しても、岩崎が「一緒に御飯行ったことある」と語るなど、交流エピソードもチラホラ出ていた。
ファンからは「今回、ほとんど難しいのにみんなよく早押しできるな~。ひらめき力がスゴい」「かなり難易度が高くなって全然わからなかったけど、美 少年と一緒に考えることができて楽しかった!」「6人が楽しそうにゲームする姿が見れてうれしい! 元気もらった」「顔ミックス企画は最高すぎるから、第3弾も待ってます!」といった感想が上がっている。また、サムネイル画像に使われているのは、美 少年・那須雄登とAぇ! group・草間リチャード敬太だが、「サムネから笑わせてもらった!」「インパクト強すぎ」と、話題になっていた。
ちなみに筆者が見つけたコツとしては、目を細めて画面を見ると、変化が浮かび上がってくる気も……。ぜひ今動画を視聴し、試してみてほしい。なお、動画内にほかのJr.も“登場”するためか、再生回数は14日時点で23万台と、良い調子で伸びている。
なにわ男子は、10日にパフォーマンス動画の「なにわ男子『2 Faced』(Kansai Johnnys’ Jr. DREAM PAVILION ~Shall we #AOHARU?~)」がアップされ、11日に通常回の「【重大発表!?】もうご存知かもですが…」が配信された。なにわ男子といえば、宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに、神奈川、福岡、愛知、兵庫、北海道、新潟を巡る『なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん』(7月4日~9月19日)を開催することが決定。2本目では、タイトルに「重大発表」とある通り、「今年の夏に全国ツアーします!」(西畑大吾)と報告している。
今回は、そのツアーにちなんだ企画で、7都市のご当地米を制覇するというもの。しかし、ただお米を食べられるわけではなく、7都市それぞれの「と、言えば?」を回答。全員の答えが揃えばみんなで試食できるが、バラバラだった場合は仕切り直しとなるため、協調性が必要なゲームだ。ところが、最初の「『宮城県』と言えば?」の問題から、「牛タン」「東北楽天ゴールデンイーグルス」「ずんだもち」と、さっそく成功ならず。西畑が「次は、一番多く一致した回答者だけが食べられます」「(今)答えたやつはもう使ったらダメです」とあらためてルールを伝え、2回戦が行われた。そして、正解者はメンバーがリクエストしたご飯のお供と、炊きたてのお米を実食。
そんな中、福岡がテーマの場面では、長尾謙杜が「大吾くん、これ絶対好きやと思う。一度はそういう経験をしてみたい。大橋(和也)くんのは偽物」とヒントを出しながら答えを誘導。というのも、大橋は福岡出身だそうで、長尾は「博多弁」と答えながら「大橋くん、だって(福岡に)2年しかいないですから。ちゃんとした博多弁ではないわけですよ」とコメント。わざとらしく「博多、好きっちゃけどな~」とつぶやく大橋に、藤原丈一郎は「そういうことか、『偽物』って」と、納得していたのだった。
その後は、藤原が「愛知と言えば、お世話になってる人はお世話になってると思うで」と切り出し、大橋が「ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)がよく出してくれたやつ、俺に」と、回顧。高橋恭平は「ようくれたやつですか?」と思い返し、記入したのは「ほたて、かいばしら」だったが、なんと道枝駿佑も「ホタテ」を想像していた。高橋&道枝に対し、「名古屋じゃない!」(大橋)「それ、『ジャニーさんと言えば?』や!」(藤原)とツッコミを入れつつ、「ポケットからな。ホタテの貝柱出てくるねんな」(西畑)「よう出てくんねん!」(大橋)「もらったけど!」(西畑)と、懐かしむ一幕も。
ちなみに、西畑や大橋は「うなぎ」「うな重」と書いており、「言ったら頼んでくれんねん、毎回」(大橋)「あ、俺もらったことある!」(道枝)「俺もある!」(長尾)「チラシ、ポンポンポンって渡されて、『何がいい?』みたいな」(大橋)と、“ジャニーさんトーク”で大盛り上がり。
しかし、残念ながらジャニー氏のエピソードでは票が集まらず、別の回答で揃った3人が愛知のご当地米を堪能したのだった。こうして、自由な会話を繰り広げるうち、大橋が大西流星の「住んでいる場所」を口走ってしまい、「ピー」が入るシーンも(15分22秒頃)。
こちらの回は通常の火曜午後8時より約1時間45分遅れで更新され、再生回数は60万台。1本目のパフォーマンス動画は57万台を記録している(14日時点)。
6日に更新されたのは「Travis Japan【ピッタリんピック】協力し決められた結果にせよ!」(再生回数は14日時点で36万台)。今回の企画は「7人で合わせましょう! ぴったリンピック」で、くじ引きで決まった数字をもとに、Travis Japanがさまざまな競技に挑戦。メンバー全員で協力し合い、その結果がお題の数字ぴったりになったらクリアというゲーム企画だ。
Travis Japanといえばシンクロダンスが強みでもあるだけに、「ダンスを揃えるっていうのが武器だから、得意なんじゃない?」(松田元太)「いけるでしょ!」(吉澤閑也)と、自信をのぞかせた。なお、本番に移る前には「ちなみに今回はとってもシュール…覚悟してご覧ください!」と、編集サイドがテロップで断りを入れている。その通り、以降のチャレンジは歩数計を使ったものや、水中息止め……と、そこそこ地味なゲームばかりで、視聴者側は7人の奮闘をひたすら見守るのみ。
ただ、本人たちは本気で挑んでおり、水中息止めは松田、松倉海斗、宮近海斗が上半身裸になって気合十分。指定の885秒(14分45秒)を目指すべく、宮近は「マジで集中してね! 笑わせとかないからね! やめてね!」と、仲間に呼びかけていた。また、すでに笑ってしまい、失敗しそうな松倉に対しては「俯瞰で見るな! 自分のこととファンのことだけ考えろ!」(宮近)とアドバイス。この一言に、川島如恵留は「カッコいい~!」と、惚れ惚れしていたのだった。
Travis Japanの団結力が試される企画だったが、3つのゲームの中で、奇跡が起こる場面も。一方、Travis Japanといえば、4月28日に川島以外の6名と、マネジャーが新型コロナウイルスに感染していたことを発表。以降は療養生活を続けてきたが、一定の経過観察期間をへて、5月13日より活動を再開した。「Jr.チャンネル」は、かなり“撮り溜め”していたのか、動画には支障がなく、変わらず更新が続いている。復帰後も、感染対策を取りつつ、楽しい動画を視聴者に届けてほしいものだ。
7日の動画は「7 MEN 侍【サイレン】手作りだけど…リリックビデオ作ってみた!」で、7 MEN 侍がオリジナル曲「サイレン」のリリックビデオの制作にチャレンジしている。リリックビデオとは、歌詞を表現することに特化したミュージックビデオの一種。現場には、S・M・L・XLで計80枚のTシャツが用意されており、このTシャツに「サイレン」の歌詞を手書きしていき、歌に合わせてどんどんシャツを脱いでいく動画を撮影するという。
Tシャツを重ね着する係は、“ガリガリさん”こと華奢な矢花黎に決定。歌詞をどう書いていくかの打ち合わせに入ると、中村嶺亜は「最初の方とか、脱ぎづらいから、ちょっと長めにとった方がいいと思う。なるべく。俺、1個やってほしいのは、Aメロで『傷つけた傷は増え 背中を夜が睨んでいる』は背中で書いてほしい」と、提案した。これを受け、矢花は「なるほどね。『傷つけた傷は増え』は、前(に書いて)。で、ここからは後ろね。じゃあ、この一行はもうTシャツ1枚」と納得。また、中村はTシャツを脱ぐ際にめくりながら歌詞を見せるといったアイデアも出し、今野大輝は「うまいね、それカッコいいわ!」と、感心していた。
その後、真面目に話し合いながら手分けして歌詞を書くメンバーたち。Tシャツ作り開始から約2時間で完成したといい、リハーサルを重ねてリリックビデオを仕上げていった。実際の映像を見始めると、瞬時に着替え、前後左右をカメラに見せるなど、Tシャツを着込んでいる矢花の負担が大きすぎるのでは……と思ってしまったが、後ろで踊る5人も実は彼をフォロー。「脱いで、前!」「後ろ!」「前でめくる!」と矢花に動きの指示出しているのだ。7 MEN 侍のチームワークの良さを、ぜひ今動画で確かめてほしい。再生回数は14日時点で13万台。
9日の動画は「HiHi Jets【正解したらノニま10】人気漫画TOP10を当てろ!!」(再生回数は14日時点で21万台)。4月18日配信の「【意外に知らない】アメリカの名字ベスト10…当たればノニま10!」に続いて、人気漫画30作品の中から、歴代発行部数ランキングのトップ10を当てるという企画に挑んでいる。対象の漫画は、『美味しんぼ』『ゴルゴ13』(小学館)『ONE PIECE』『鬼滅の刃』(集英社)『金田一少年の事件簿』(講談社)など、どれもタイトルは耳にしたことがあるような有名作ばかり。リストを目にした井上瑞稀は「歴史的なのが多いわけじゃん。そこに食い込んでくる『鬼滅』ってヤバイよね」と、驚いていた。
トップバッターの猪狩蒼弥は「リアルな話、『鬼滅』はちょっと微妙。難しいじゃん。めっちゃ売れたけど、やっぱ最近(の漫画)だから」と前置きし、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)をセレクト。すると、いきなり6位を当て、幸先良いスタートを切っていた。メンバーが「この企画楽しくなってきた!」(高橋優斗)「知ってる漫画あるとおもろいよな」(井上)と話していたが、作品の年代的にもバラつきがあるため、漫画・アニメファンではなくても、幅広い層の視聴者が楽しめる企画だろう。
また、タイトルに「ノニ」が入っている通り、「Jr.チャンネル」でおなじみのノニジュースが絡んでくるのだが、12分頃からはHiHi Jetsならではの謎のノリが発動。後半になるにつれて大盛り上がりするHiHi Jetsの様子が微笑ましい1本だった。
12日の動画は「少年忍者【共通点を暴け】ジャニーさんに言われた言葉」。MC・深田竜生をはじめ、安嶋秀生、内村颯太、ヴァサイェガ渉、小田将聖、織山尚大、川崎皇輝、黒田光輝、田村海琉、檜山光成、元木湧の11名が参加している。1月27日配信の「【共通点を暴露】初出し情報あり!」に続いて、メンバーの共通点を当てるゲームの第2弾。選ばれた2人1組のペア(計3組)が、ほかのメンバーが考えた共通点を予想するというルールだ。
今回のMCを担当する深田は天然なキャラクターで知られているが、ペア発表の時点で「1組目、黒田と檜山!」と、先輩にもかかわらず呼び捨てし、周囲をザワつかせる。「台本、台本! 普段はちゃんと『くん』付けてます!」と自らフォローしたものの、「2組目、湧と内村!」とまたも馴れ馴れしく呼んだかと思えば、最後は「3組目、渉くんと皇輝くんです」と、なぜかきちんと“くん”付け。こうしたツッコミどころ満載で不安定な仕切りによって、メンバーもリラックスし、自然体で撮影に臨んでいるように見える。
ポンコツMC・深田の進行のおかげで、面白い動画になっているとはいえ、共通点を当てるクイズ自体は、スカッとしない展開が続く。このまま、クイズとしての盛り上がりに欠けるまま終わるのかと思いきや、グループのまとめ役である川崎が動き出す。自分たちの番になると、「俺らで決めてるから。当ててもらう?」「ヒント出すよ」と、ルールを変更。「僕らがジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)になんて言われたことか。渉はずっと、俺は1回だけある」と出題すると、ペアのヴァサイェガも「俺のイメージの方がたぶん強いと思う」と、ヒントを提供した。
さらに、川崎は「自分にジャニーさんを降ろして。ジャニーさん、スーッと降ろして、渉に何聞きたい? って思ったらいける」と、アドバイスしているのだ。個人的には、自分がMCではなくても、こういったアイデアを出す川崎の積極的な姿勢を評価したい。しかも、大抵のジャニーズファンが興味のある「ジャニーさん」を絡めてきたのも、視聴者が食いつくポイントをよく理解していると感じた。実際、これが動画のタイトルにも使われており、編集サイドもここが一番の見どころだと、判断したのではないだろうか? 川崎とヴァサイェガがジャニー氏になんと言われたのか、正解は動画で確認してほしい。
ちなみに、ラストで深田は織山ファンのために良い振りをしたのだが、“小窓”になってしまっているのが非常に残念。ここの表情は、ぜひともアップで見せてほしい場面だった。再生回数は14日時点で14万台。





