ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月29日~5月5日公開の動画を注目度順にチェックします!
美 少年、映画『鬼滅の刃』の内容をパクった!?
5月1日の動画は「美 少年【昔話→今話】桃太郎・浦島太郎・鶴の恩返しをアレンジ!」。有名な日本昔ばなしの「桃太郎」「浦島太郎」「鶴の恩返し」を“現代風にアレンジ”するという企画に挑んでいる。
浮所飛貴&藤井直樹、佐藤龍我&金指一世、岩崎大昇&那須雄登ペアの2人1組に分かれ、紙芝居のような物語と絵を作成。例えば、「浦島太郎」を担当した佐藤と金指は、ストーリーの中にゲーム機のNintendo Switchやマスクケースを入れ込むなど、現代的なアイデアを取り入れていた。
佐藤コンビの仕上がりに、メンバーは「2人の世界観がスゴくない!?」(藤井)「本当に申し訳ない。舐めてた」(浮所)「ほのぼのした」(藤井)と、感心。誰もが知っている昔話のアレンジだけに、懐かしさもありつつ、見ていてついつい心が和む動画となっている。美 少年なりのオリジナリティが感じられる内容だったが、続く浮所&藤井は“禁じ手”とも言える手段に出てしまった。
浮所コンビがアレンジする作品は「桃太郎」。話が進むにつれて「電車の駅に向かっている道中、○○○という女の子がいました。この娘に竹をあげました。そうするとこの娘は喜んで竹を咥えて、仲間になってくれました」「駅へ着くとすでに列車が待っていました。無限列車」と、何やら怪しい雰囲気に。ここで、編集サイドは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(昨年10月公開)の“ネタバレ”を含むとして、映画を「これから見よう」と思っている視聴者に向け、「10分14秒までスキップ」と、断りを入れていたのだった。
那須が「ちょっとしたネタバレだね」とつぶやくと、金指は「えええ! 初めて知った!」と、ビックリ。なお、テロップでは「パロディは悪くないけどこれは完全にパクリです」と、ダメ出ししていた。数年前にヒットした作品のネタバレならまだしも、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のBlu-ray・DVDは6月16日発売であり、公式サイトによれば、現在も一部劇場で上映中とのこと。この場面によって編集サイドの手を煩わせているため、もう少しよく考えて独自のストーリーを生み出すことはできなかったのか……と、引っかかってしまった。
かたや、岩崎&那須ペアは「鶴の恩返し」をアレンジ。相談タイムでは「甘酸っぱくしちゃう?」(那須)「次の日、転校生が来た」(岩崎)「ロマンチックにいきたい」(那須)と、楽しそうに話し合い、物語を青春ラブストーリー風に組み立てていった。周囲は、絵のクオリティや物語にたびたびツッコミを入れていたものの、パクリより全然良いと感じたのは、筆者だけだろうか。
ちなみに、美 少年の動画は公開後5日の段階で平均20万前後の再生回数を記録しているが、今回は何らかのエラーが生じたのか、7日時点で13万台と、いつもよりスローペース。一部ファンの間では、「動画をスキップすると再生回数に反映されない可能性が高いらしい。『鬼滅』のネタバレ回避で、動画をスキップした人が多いのでは」「『ネタバレを避けたい人はスキップ』って書かれてたから、飛ばして見た人が多くて、再生回数に反映されてないのかな……」「今回の美Tube面白いのに、再生回数が伸びないのはなんで? 『鬼滅』のネタバレで飛ばした人が多いのかな?」と波紋を呼んでいる。
5月4日にアップされたのは「なにわ男子【悪魔のルーレット】これは言いたくなかった…!?」。今年2月以来のなにわ男子の配信月だけに、オープニングからメンバーは「2ヶ月ぶり!」と、大はしゃぎ。まずは、コメント欄で視聴者の意見を募っていた“YouTube用の挨拶”について、その結果を発表した。
今回のメイン企画は、“ほかのメンバーにどう思われているのか”を聞き、自分を見つめ直してメンバー同士の理解を深めようという「メンバーはみんなこう思ってるよ」。7人の名前が書かれたルーレットを回し、テーマに沿った答えを出していくものだが、なかなか本題に入らずミニコントやトークを続けるあたり、関西出身の彼らならではだ。
大橋和也に至っては、さっそくルーレットの回し方を間違えるという天然ボケを発揮。この行動に大爆笑する大西流星に対し、道枝駿佑は「笑い方おばちゃんやん」と、容赦なくツッコんでいた。以降は「大橋を漢字一文字で表すと?」「西畑大吾の正直ここは変わってるなと思うところ」「高橋恭平に今後も磨きをかけてほしいところ」とのお題に従って進む中、大西の“黒歴史”が判明する場面も。
大西について、「10年後(29歳)はどうなってそう?」の問いを受けて、「コスメブランド立ち上げ」(長尾謙杜)「美容のコスメをプロデュース! 大人気に!」(西畑)と想像した一方、大橋と道枝は、動物関連の仕事に携わっているのではないかと書いていた。さらに、藤原丈一郎は「10年がたち、1周回って……入所当時のアシンメトリーの髪型になる」と回答し、「こちらです」の合図とともにジャニーズに入った当初の大西の写真が表示される。
しかし、本人は「やめや!」と本気で嫌がっており、藤原が「“関西の井上”と言われてました。NON STYLEの井上(裕介)さん」と情報を補足した時も、「マジでホンマの黒歴史言わんといて!」と、大照れ。よほど嫌な思い出になっているのか、「マジであの時の写真だけぽっかりないもん。全部消したから!」と、明かしたのだった。こちらの動画は4日午後8時20分頃にアップされ、再生回数は64万台(7日時点)。
4月29日に公開されたのは「Travis Japan【真実の話】メンバーだけが知る裏顔を暴露!」(再生回数は5月7日時点で47万台)。今回は、タイトル通りTravis Japanの7人がメンバーの言動に関する“暴露大会”を繰り広げている。ただ悪事をバラすわけではなく、無礼講で「言いたいことを言う」企画を通して、“絆を深めよう”といった趣旨だとか。
さっそく、吉澤閑也は「Jr.チャンネル」のロケでお化け屋敷「ネグルシ」を体験した回(2018年9月配信)についてのネタを投下。この時、七五三掛龍也は大絶叫して怖がっていたものの、撮影後は吉澤の耳元で「怖がり方、あれでよかった?」と、確認してきたという。本当は“怖がっている演技”をしていた疑惑が持ち上がるも、七五三掛本人は猛反論していた。
そんな中、七五三掛は川島如恵留を名指しし、「如恵留のウチってね、今、テレビが2台あるの。ゲームする用と、テレビ見る用。で、如恵留ってトラジャのことがもう本当に好きだから。メンバーがテレビ出てると、毎回それを写メ撮って、グループチャットにね、その写真を『今見てるよ』って。例えば、まつく(松倉海斗)がドラマ出てて、まつくが出てるシーンを送るわけよ。だけど絶対、2台写るようにしてる。いかにも“自分ちに2台あるよ”みたいな(アピールをしている)」と、語った。
周囲も覚えがあるのか、「ちょっとだけ2台目が見えるんだよね」(松田元太)「いい塩梅でね」(松倉)と、納得。川島が「これだけ大きな番組に松倉が、『Travis Japan』『ジャニーズJr.』ってクレジット載ってるっていうのを見せたくて。その場で出した撮ったの」と釈明するも、松田は「いやいや、その場でパって出した具合にしては、カメラの写真と、キレイに縦が全部一致してるの」と、追及した。
しかし、ここで宮近海斗は「その後日、元太が言ってたんだけど。『如恵留んちのテレビより、俺んちのほうがでっけぇ』って」と、裏で松田が“ただの陰口”を言っていたとタレコミ。思わぬトークに発展し、メンバーは爆笑していたのだった。
逆に松田は宮近に対して「短気」「心が狭い」と指摘したほか、吉澤は「罰ゲームとかうまく逃げる」として、宮近のずる賢さを暴いた。特に川島のテレビのエピソードなどは、“メンバーの関係性に亀裂が入ってしまうのでは?”と心配になる場面もあったが、逆に彼らが気の許せる仲間だからこそ、成立した企画なのだろう。
なお、Travis Japanに関しては、川島以外の6人と、マネジャー1人が新型コロナウイルスに感染していたことが4月28日に発表されている。現在、彼らは休養中だけに、今回の動画を通して「7人が楽しそうに笑っている姿を見ることができてとてもうれしい」「7人の笑顔と、生き生きした顔が見れてとっても楽しかった」「メンバーのことが心配だけど、YouTubeで元気なTravis Japanを見ることができて本当にありがたい」と、活力をもらっているファンも多いようだ。
4月30日の動画は「7 MEN 侍【許してください!】Jr.メンバーにあだ名を勝手につけてナンジャモンジャ!!」で、今回は「Jr.チャンネル」に参加しているメンバーに新しいあだ名をつける「ナンジャモンジャ」ゲームを実施。ナンジャモンジャとは、順番にカードをめくっていき、出てきたキャラクターに即興で名前をつけるというルール。再び同じカードが出て来た時、そのあだ名をいち早く呼ばればポイント獲得となるが、7 MEN 侍バージョンは本来のカードではなく、Jr.の顔写真をもとに進めていく。
実際に始めてみると、本人に関する印象や思い出を参考に、好き勝手命名する6人。美 少年・那須雄登は「イケメンキャラだけど、マジで面白い」(中村嶺亜)「マジで頭おかしい」(佐々木大光)として、中村が「クレイザー」と、名付けていた。また、なにわ男子・草間リチャード敬太は、ある理由から「うそつき」と不名誉な名前がついてしまい、「いないところでこうやって先輩をイジるってさ……」(佐々木)「よくないよ」(中村)と、反省の言葉も。
なお、カードが出た人物にまつわるエピソードに触れるため、佐々木は「なぁくん(美 少年・藤井直樹)は俺、1回同じグループになってるから。『Classmate J』っていう。あと、その後に幻のグループの『Noisy Guys』っていう……」と、コアな話を切り出していた。さらに、自身のカードを見た佐々木が「こないだあれですよ、僕、インドネシアのスターに似てるって、スゴい話題になってました」と、告白。
実際、3月下旬に現地の「SINDOnews」というニュースメディアが、インドネシアで俳優や音楽活動をしているイクバール・ラマダンという男性と、佐々木が「似ている」との記事を配信していたのだ。4月中旬頃にTwitterで「大光が『インドネシアの俳優に似てる』って海外のネットニュースになってる」などと拡散され、大きな注目を集めたばかり。ネット上の騒ぎを受け、当人たちも事態を把握したのだろう。
ほかにも、佐々木はなにわ男子・高橋恭平と沖縄へ旅行した経験を明かすなど、7 MEN 侍以外のファンも必見の内容となっていた。こちらの動画は通常の午後8時より約20分遅れで更新され、再生回数は26万台(5月7日時点)。
5月2日の動画は「HiHi Jets【全国ご当地利きカレー】美味い!でもムズい!!」(再生回数は7日時点で17万台)。HiHi Jetsは、過去に「【本場インドカレー】葛西でカレー巡り!」(18年10月配信)「【カレー祭り】100種以上のカレーが下北沢にあるらしい…」(20年10月配信)と、カレーにまつわる企画を行ってきたが、今回はその第3弾。全国のご当地カレーを食べ比べする“利きカレー”にチャレンジしている。
まず、目隠しをした状態でお題のカレーを食べて味を記憶。続いて出てくる1~5番のカレーを味わい、正解を導き出すというもの。今回は個人戦とあって、他者にヒントを与えないよう、食後の感想は控えめ。“探り合いトーク”が少ない上に、同じカレーを食べられない視聴者側は退屈してしまう動画かと思いきや、1皿目で井上瑞稀とほかの4人の意見が割れるなど、注目の展開に。
高橋優斗が「なんでそう思ったの?」と聞くと、井上は「食感」と答え、周囲も「具材めっちゃ似てた」「これの可能性はなくはない」(高橋)「正解がすぐわからない」(作間龍斗)と、迷いが生じたようだった。こうして同じカレーを食しても、本人の味覚によってこれだけ決断にバラつきが出るのか……という発見がある1本だ。
ファンからは「HiHi JetsにいつかカレーのCMがきますように!」「利きカレー、HiHi Jetsならではのまったり感で見てて安心する」「やっぱり“モグモグJets”は見てるだけで癒やされる」「まったりとカレーを食べるHiHi Jetsが見れてうれしかった」「5人がご当地カレー食べてる姿を見ていたらカレー食べたくなった。判断力がそれぞれ違って面白かった!」といった感想が上がっている。
5月5日にアップされたのは「少年忍者【顔祭り!】全てを顔面で伝えます!」(再生回数は7日時点で11万台)。今回は“顔”がポイントとなる「クイズ! なにフェイス!?」企画で、進行役は「【顔面崩壊】この顔は何パン?菓子パン以顔伝心」(20年4月配信)で“変顔王”に輝いたヴァサイェガ渉が担当。参加メンバーの川﨑星輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、長瀬結星、平塚翔馬、深田竜生とともに、4対4のチーム戦を繰り広げている。
これは、テーマが書かれた3枚のカードにちなんで、出題者の3人が顔でお題を表現するクイズ。最初の指定は「からい」「痛い」「熱い」で、黒田・長瀬・平塚がジャニーズアイドルらしからぬ思い切った変顔を披露している。以降も「ファンが減ってしまう」という不安はないのかと思うほど、一同は全力で半目を見せたり、口をひん曲げるなど、顔面でアピール。10分29秒頃からは、深田が高速で舌を動かす“おふざけ”に走る場面もあった(イジリー岡田?)。
少年忍者の奮闘に、ファンも「みんなこんなにカッコいいのに、思い切りがよくてビックリした」「おなかを抱えて笑うほど面白かった」「変顔から素の顔に戻る時の差がスゴすぎて頭が混乱した(笑)」「変顔のレパートリーが豊富すぎて笑った」と、ついつい笑顔になったよう。なお、随所で北川がタンクトップをチラ見せする“サービスショット”に反応しているファンも多かった。




