ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月15日~21日公開の動画を注目度順にチェックします!
Lil かんさい、手紙朗読に「ガチ泣きした」とファン感動
20日の動画は「Lil かんさい【ガチ泣き!!】誕生日プレゼント交換会で手紙読む」(再生回数は23日時点で30万台)。4月は、西村拓哉(19日)と當間琉巧(22日)の誕生月ということで、今回はメンバー全員でプレゼント交換会を実施。
持ち寄る物は“ボケなし”で選ぶよう事前に通達があったといい、「関西Jr.のボケなしはエグいって。赤文字で書いてあった」(大西風雅)「赤文字で『ボケなしでお願いします』みたいな。あそこまでされたらさ、“フリかな?”ってちょっと1回疑ったよね」(嶋崎斗亜)と、困惑しつつも真面目にセレクトしたとか。
プレゼントは3,000円以内と指定があり、5人が自腹で購入。包装されている状態の5品を運んできた岡崎彪太郎は、重そうに持ってくるという小芝居も挟んでいた。クジで引いた番号をもとにプレゼントが確定し、和気あいあいと開封していくLil かんさい。そして、その後はメンバーから西村&當間へ“ガチ手紙”の朗読タイムに突入。
まずは西村が當間に愛のこもった手紙を読むと、聞いている側の嶋崎ですら、感激して目がウルウルしていた。もちろん、當間も感極まっていたが、嶋崎は「ヤバい! ごめん。言われてない側の斗亜が一番泣いてる。斗亜な、こういうのな、苦手なんよ。苦手っていうか、好きやねんけど、耐えられへん、ホンマに」と、打ち明けていた(可愛すぎ!)。
各々の手紙はどれも素敵で、メンバーもところどころで純粋な涙を流している。比較すべきものではないが、個人的に印象に残ったのは岡崎→當間へのメッセージだ。當間との出会いを思い返した岡崎は「ここは手紙に書いてない部分」と前置きした上で、「いろいろつらいことも経験したりするとは今後思いますけど。シンメ(シンメトリー)やから距離が一番遠いけどね。これからも、心の距離は近くいてほしいなって思ってます」と、胸の内を伝えたのだった(名言爆誕)。また、「ホンマに絆深められるな、この企画」(嶋崎)「心があったかいってこういうことなんや」(大西)などと、感動しきりの5人。
プレゼント交換&手紙朗読というてんこ盛りの内容であり、動画自体も25分50秒と、民放の30分番組と同レベルのボリューム。メンバーの優しさ、グループ愛、青春の甘酸っぱさが詰まった1本で、Lil かんさいの歴史を知らない人でも、思わず笑顔になりつつ、感動してしまう動画だろう。
ファンも「Lil かんさいの雰囲気が温かくて、本当にいいグループだなと思った」「見たいものを惜しみなく見せてくれて心から感謝」「ガチ泣きした。エモいってこういうことなんだね」「リトかんと一緒に自分もめちゃくちゃ泣いちゃった。いつまでも仲良しな5人でいて!」「これからもずっと5人でいてね。絶対にこのメンバーでデビューしてほしい」と、心にズシンと響いたようだった。
17日の動画は「美 少年【ジャニーズJr.ドラフト会議】新アイドルグループ結成!?」で、SixTONES、HiHi Jetsも経験済みの「ジャニーズJr.ドラフト会議」に美 少年がチャレンジ。今回は、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、Jr.SP、IMPACTors、なにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! groupの10グループ、総勢75名が対象。ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)目線になり、自分好みのアイドルグループを作っていく。
それぞれ好きなメンバーをドラフト形式で指名し、重複した場合はくじ引きで抽選。1巡目はなにわ男子・大橋和也、大西流星、高橋恭平、HiHi Jets・猪狩蒼弥、少年忍者・田村海琉、Aぇ! group・正門良規の名前が挙がり、いずれも被らずに獲得していた。グループのコンセプトは6人とも異なっており、自身の特徴に合う人を選んだり、交流のある人を積極的に獲るメンバーも。
ちなみに、天然キャラの佐藤龍我はなにわ男子を「なには男子」と書く凡ミスを犯し、浮所飛貴に「グループ名どうした!?」と指摘され、那須雄登も「『は』と『わ』の違いって小学校1年生で習う。絶対」とあきれていたが、のんきな本人は「だからしっくりこなかったんだ。俺、なんかいつもと形が違うなと思ったのよ」と返していたのだった。
発表が続くうちに指名被りも増えつつ、特になにわ男子の人気度には驚かされる。6人のグループとも個性豊かなメンバーが揃っているため、視聴者によってお気に入りの組み合わせもバラバラだろう。個人的には、芸達者な顔ぶれの「World8」と、一見まとまりがなさそうな「ほっこり☆Ryu会」のパフォーマンスが見てみたいと、興味をそそられた。
なお、再生回数は23日時点で43万台。いつもは公開6日後の段階で20万台が定番となっているが、美 少年以外のファンも関心のある内容とあって、倍近いペースで伸びていた。
18日にアップされたのは「HiHi Jets【意外に知らない】アメリカの名字ベスト10…当たればノニま10!」。今回は、「アメリカの名字ランキングベスト10を当てまshow」なる企画にチャレンジしている。アメリカの名字ランキングベスト30があいうえお順で表示され、この中から1~10位を予想していくというゲーム。
ご褒美はハンバーガーで、ノーミスのパーフェクトなら、富士登山企画の回避権もついていたのだが……。意外にも難しく、一発目でいきなり不正解。途中で猪狩蒼弥が“救済措置”を思いつき、罰ゲーム並みの試練に耐えつつ挑戦し続けていたのだった。
ちなみに、今回は作間がランキング発表時のナレーションを担当。この演出がファンから好評で、「作間くんのナレーションが絶妙なスパイスになっていてスゴく面白かった」「作ちゃん、ナレーションがうますぎてビックリ!」「作間くんのナレーション、耳心地が良かった」と、作間関連のコメントが相次いでいる。
また、「猪狩くんが機転を利かせてルールを提案してくれたのがさらに面白かった」「予測できないランキングだったから見ててワクワクした」「シンプルな企画なのにここまで面白くできるHiHi Jetsが怖い」と、高評価も目立つ。この動画は通常の午後8時より約30分遅れで更新され、再生回数は16万台を記録している(23日時点)。
Travis Japanの動画は、通常回の「【祝!中村海人】24年分の思い出を語り尽くす!」(15日)と、プロモーションの「【恋を呼ぶハーブ】恋の媚薬ヴァーベナで彼女をデートに誘う!!」(19日)の2本が公開されている。
1本目は、配信日の15日に24歳の誕生日を迎えた中村海人の誕生日企画。「ぴったり合って当然! 思い出リンク 中村海人編」と題して、中村との思い出をクイズにし、同じ解答ならポイント獲得というルールだ。テーマは「一番の思い出」だったが、その中で筆者が驚いたのは、とにかくケンカにまつわるエピソードが多いこと。
例えば、中村は七五三掛龍也と2019年11月の舞台『虎者ーNINJAPANー』の公演中に大ゲンカしたと回顧。「半月しゃべらなかったの初めてだった」(中村)「夜のホテルも一緒だったんだけど、ホテルでも話さなかった」(七五三掛)と互いに振り返った。ケンカの原因は、「簡単な理由で言うと、しめはめっちゃ真面目なんですよ。練習をしないと、練習した分だけ実力がつくっていうか。僕としめでアカペラで歌う部分があるんだけど。朝ね、しめが『ちょっと練習しようよ』って毎回言ってきてくれるんだけど。俺的には、もう疲れてて、正直やりたくないなって思ってる中で。初めて1カ月メンバーと一緒にいるし。なおそこで、生活習慣も違う中で人に合わせるっていうのがスゴい嫌になっちゃってて」と、中村は告白。
そんなある日、「しめの朝の『ねぇ、練習しようよ』って言葉で、チッってなって、『うるせぇな』ってキレちゃって。そしたらしめも、バーンってスタイリング剤投げて。あのしめが。俺もちょっとビックリしちゃって。やったな、俺……って思ったら、もうしゃべらなかった。もう無理だったね」と振り返り、仲直りしたのは千秋楽の直前だったとか。
そして続いて吉澤閑也も、ケンカが思い出に残っていると記入。オースティン・マホーンの来日公演『AUSTIN MAHONE Japan Tour 2019』(10月)にゲスト出演した時のことだといい、中村がグッズ購入をマネジャーに依頼していた時、吉澤が「手持ち(のお金が)ないんでしょ。そんな頼めるの?」などと言っていたら、「どんどんヒートアップしていって。立ち上がってもう、『おい』みたいな。おいおい始まったぞ、みたいな。ちゃんとケンカになって。マネジャーさんとか間に入って『落ち着いて』みたいな。『本番前だから』みたいな感じで」(宮近海斗)「あんな怒ってる閑也、初めて見たよね」(松倉海斗)と、小競り合いから本格的な言い争いに発展したそう。
また、松倉も「虎者期間中大げんか」を挙げると、吉澤がついつい「お前、ケンカ多くね?」とツッコミ(確かに19年の秋、ケンカしすぎ)。松倉は、京都公演の本番前に「袖の行き来が前か後ろかみたいなことが原因でケンカした」「お互いツンケンしてて。滝沢(秀明)くんに集められて。『お前ら、チューしろ』って。チューして仲直りしたと振り返ったのだが、一方の中村は「学校でのケンカ」と、別のエピソードを投下していた。
今回の動画を見て、中村は懐が深い仲間に囲まれてよかったね……と、しみじみしてしまう。ただ、滝沢副社長が「チューして仲直りさせた」との話は、パワーハラスメントの範疇ではないかと、個人的にやや引っかかりを覚えてしまった。
なお、コメント欄には「Travis Japanは『ケンカするほど仲が良い』を地で行くグループだね」「うみくんの思い出、半分はケンカのエピソードだね。でも、ちゃんと仲直りして、わだかまりがないから話せるんだと思う。だからこっちも安心して聞けるし、笑える」「グループ内でも温厚なしめしずとケンカするうみんちゅスゴい(笑)。ちゃんと謝れるのは偉いね」と、感激の声が続出している。ちなみに、動画更新のツイートのリプライ欄などには11月22日が誕生日だった川島如恵留の誕生日企画をやってほしいという要望が多数寄せられていた。
2本目は、ロクシタンジャポン株式会社とのコラボレーション企画で、架空の気になる女性店員にメールで“デートのお誘い”をする胸キュン対決を行っている。再生回数は1本目が37万台、2本目は26万台(23日時点)。
16日の動画は「7 MEN 侍【美 少年の浮所参戦】誰かが遅刻で…緊急事態!?」で、オープニングは、今野大輝を除く7 MEN 侍メンバーと、なぜか美 少年・浮所飛貴が登場している(グループが違うためか、浮所のみマスク姿)。
まずは、今野不在の理由について、「違和感があると思うんですが、1名、ガチで遅刻」(佐々木大光)「ドッキリとかではなく、ガチで遅刻してます」(菅田琳寧)と、メンバーが事情を説明。そんな中に通りかかったのが、「無料でご飯を食べようとしていた浮所くん」(佐々木)だったそうで、どうやら事務所内の食堂に行くところだったらしい。暴露された浮所は「うるさい。いいんだよ! 美味しいからいいんだよ」と制止していた。
そんな浮所は、自身が主演を務める映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)をPR。そして、「というわけで今日の企画は……」と本題への振りも担ったため、このまま撮影に参加するのかと思いきや、「僕はここまでです!」と去っていった。そんな中、5人で行う本題は「ババ抜きサンドイッチ」。
ハム、トマトといった食材が書かれたカードでババ抜きし、同じカードが揃えばその食材をゲット。ジョーカーが残った人はサンドイッチにデスソースをトッピングしなければならないというルールだ。例えば、おかず系の食材とフルーツなど、組み合わせによっては危険なものもあるため、一同はハラハラ・ドキドキのババ抜きを進めていたのだが……。遅れること約2時間、今野がしれっと収録に合流(4分40秒頃)。
ちなみに、今野が視聴者やスタッフに自ら謝るシーンは特になく、「大変申し訳ありませんでした」とテロップでフォローするのみ。そこで、矢花黎が「周りぐるぐる見ながら解説していって」と、今野をカメラマン役に指名。また、試食タイムで5人のサンドイッチを食べ比べる判定係も今野が担当することに。
中村嶺亜のサンドイッチは昆布、いちご、豚の生姜焼きを含む計5つを挟み込んだものだったが、「邪魔してないの? いちごとか」(本高克樹)と聞かれた今野は、「よくフォアグラとかにさ、いちごのってたりするじゃん?」と返答。しかし、高級食材のフォアグラの例に、周囲のメンバーはいまいちピンと来ていないようだった。
ちなみに、ネット上で「フォアグラ いちご」と画像検索すると、確かに「フォアグラのいちご添え」などと書かれた料理の写真が複数出てくる。今野といえば、「【目指せハワイロケ!】いい感じの数字で以心伝心」(19年11月29日配信)にて、「学校まで歩いたことない」「親にバイクで送ってもらうか、車で」「欲しいものあったら買ってもらってた」と話し、セレブキャラがすっかり定着。
いちごでフォアグラを思い出したあたり、きっと本人もこの手の一品を食べた経験があるのだろう。冒頭、浮所のサプライズ出演は目新しかったものの、結局は遅刻&セレブ発言でインパクトを残す今野にすべて持っていかれた回だと感じた。再生回数は23日時点で28万台。
21日に更新されたのは「少年忍者【楽しくできるか検証!?】巨大ボールでドッジボール!!」で、出演者は安嶋秀生、小田将聖、川崎星輝、久保廉、黒田光輝、田村海琉、平塚翔馬、深田竜生、元木湧、山井飛翔の10名。今回は5人ずつに分かれ、バランスボールを使ったドッジボール対決を行っている。検証企画でもあり、途中で巨大ビーチボールに変えて挑戦。使い慣れていないボールだからこそ生まれるアクシデントにも注目だ。
メンバーは心から楽しそうに遊んでおり、まるでこちらは学生の休み時間を覗き見感している気分になる。年下を前に怖い一面を見せる元木や、意外と容赦なく責める小田、仲間のボールが直撃して倒れ込む安嶋(7分33秒頃)など、笑いどころも盛りだくさん。ファンからも「ドッチボール企画面白かったから、みんなで集まれるようになったら22人でやってほしい!」「わちゃわちゃが可愛すぎて、見てるこっちまで楽しかった」「忍者が楽しそうでほっこりした」と、興奮気味の感想が上がっている。
一方で、再生回数は23日時点で4万台と、1ケタ前半にとどまっている。いつもは、公開後2日時点で少なくとも10万台には届いているだけに、何らかの不具合が起きているのではないかと、疑ってしまうレベルだ。調整が入り、あらためて正式な数字に切り替わるタイミングがあるのかもしれない。




