嵐・相葉雅紀、『SHOWチャンネル』のマラソンリタイアを反省! 「2~3日はゾンビみたいだった」と告白

 嵐・相葉雅紀がパーソナリティを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)が3月5日深夜に放送。相葉は、2月20日に放送された櫻井翔がMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で、ビルの屋上にランニングマシンを設置し、そこで42.195キロを走る“マラソン企画”に挑戦していた。

 これについて「マラソンやったのよ。30キロでギブアップです、リタイア」と切り出すと、「練習1回もしてない。そりゃそうなるよね。舐めてたわけじゃないんだけど」と振り返り、「ちゃんと練習をしてやらないといけないんだっていうことが身をもってわかった」と反省。「1キロを6分のペースで25キロまでずっとひたすら速度変えずにいって、そこから『ちょっと疲れてきたな。歩きたいな』と思って、1回速度落としたら急に足つりだして。止まっちゃダメなんだね」と、ペース配分がよくなかったと分析した。

 そして、マラソン挑戦後の2~3日は「ゾンビみたいだった。『ウォーキング・デッド』みたいな(笑)」と、疲労でぎこちない歩き方になっていたと告白するも、「2〜3日はゾンビなんだけど、そこから回復するじゃん。『もう1回練習したいな』みたいな中毒性があるよね」と言い、「櫻井さんの番組きっかけに1つ踏み出せましたので、今年中に俺はチャレンジするよ。もう1回」とリベンジを誓っていた。

 またこの日は、リスナーからのメールをキッカケに“断捨離”についてトーク。使わないものは“捨てる派”だという相葉だが、漫画はなかなか捨てられず、「本がやばい! 今。増えちゃってる」とのこと。相葉は、自分がハマッた漫画を全巻セットでよくスタッフに貸しているが、長期連載の漫画が多く、「ぐわーって部屋に積んである」という。

 そのため、整理用として数百冊は入りそうな“自分で組み立てるタイプの本棚”を買ったというが「まだ組み立ててない」と苦笑い。「結構難しそうだったよ。1回開けてみて、いっぱい材料があったから戻した(笑)」と明かし、「俺、組み立てに行こうか?」というスタッフに「組み立ててくれる?」とお願いしていたのだった。

 この放送にファンからは「マラソン30キロまで走れたこともすごいけど、それからすぐ徐々に距離を伸ばして、今年中には42.195キロ走るって目標立てられるの本当かっこいい」「応援させていただきます」「相葉さん、リベンジは櫻井さんの『SHOWチャンネル』で!」などの声が集まっていた。

嵐・相葉雅紀、『SHOWチャンネル』のマラソンリタイアを反省! 「2~3日はゾンビみたいだった」と告白

 嵐・相葉雅紀がパーソナリティを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)が3月5日深夜に放送。相葉は、2月20日に放送された櫻井翔がMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で、ビルの屋上にランニングマシンを設置し、そこで42.195キロを走る“マラソン企画”に挑戦していた。

 これについて「マラソンやったのよ。30キロでギブアップです、リタイア」と切り出すと、「練習1回もしてない。そりゃそうなるよね。舐めてたわけじゃないんだけど」と振り返り、「ちゃんと練習をしてやらないといけないんだっていうことが身をもってわかった」と反省。「1キロを6分のペースで25キロまでずっとひたすら速度変えずにいって、そこから『ちょっと疲れてきたな。歩きたいな』と思って、1回速度落としたら急に足つりだして。止まっちゃダメなんだね」と、ペース配分がよくなかったと分析した。

 そして、マラソン挑戦後の2~3日は「ゾンビみたいだった。『ウォーキング・デッド』みたいな(笑)」と、疲労でぎこちない歩き方になっていたと告白するも、「2〜3日はゾンビなんだけど、そこから回復するじゃん。『もう1回練習したいな』みたいな中毒性があるよね」と言い、「櫻井さんの番組きっかけに1つ踏み出せましたので、今年中に俺はチャレンジするよ。もう1回」とリベンジを誓っていた。

 またこの日は、リスナーからのメールをキッカケに“断捨離”についてトーク。使わないものは“捨てる派”だという相葉だが、漫画はなかなか捨てられず、「本がやばい! 今。増えちゃってる」とのこと。相葉は、自分がハマッた漫画を全巻セットでよくスタッフに貸しているが、長期連載の漫画が多く、「ぐわーって部屋に積んである」という。

 そのため、整理用として数百冊は入りそうな“自分で組み立てるタイプの本棚”を買ったというが「まだ組み立ててない」と苦笑い。「結構難しそうだったよ。1回開けてみて、いっぱい材料があったから戻した(笑)」と明かし、「俺、組み立てに行こうか?」というスタッフに「組み立ててくれる?」とお願いしていたのだった。

 この放送にファンからは「マラソン30キロまで走れたこともすごいけど、それからすぐ徐々に距離を伸ばして、今年中には42.195キロ走るって目標立てられるの本当かっこいい」「応援させていただきます」「相葉さん、リベンジは櫻井さんの『SHOWチャンネル』で!」などの声が集まっていた。

森喜朗氏の地元・石川県で「自民党を除名された」女性議員に聞く、女性が“排除される”地方社会

 女性蔑視発言が問題となり、森喜朗元首相が東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長を辞任した。しかし、後任の橋本聖子氏が務めていた五輪担当相と男女共同参画担当相を兼務することになった丸川珠代氏が、選択的夫婦別姓に反対するよう地方議員などに呼びかける書状に名前を連ねていたことが明らかになり、さらなる波紋を呼んでいる。

 昨年12月に閣議決定された「第5次男女共同参画基本計画」は、特に伝統主義的な自民党議員による強い反発を受け、「夫婦別姓」の文言が削除された。一方で「選択的夫婦別姓」に賛成する自民党議員もいて、夫婦別姓が賛意を示すことすら許されないほどタブー視されているようには思えない。

 そのような状況の中、森氏の地元である石川県では昨年6月、自民党野々市支部が、野々市市議会本会議に提出された夫婦別姓導入の請願に賛成した、梅野智恵子市議を除名処分とした。

 梅野市議は地元の北國新聞の取材に対して「党の考えに反するという認識はなかった」と答えているが、なぜ除名されるに至ったのか。その背景や経緯、そして女性差別や森氏についても話を聞いた。

ウグイス嬢の経験を経て、無所属で立候補

 梅野市議が賛成した「選択制夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める国への意見採択についての請願」は、2020年の3月、市議会で共産党の岩見博市議が発議したもの。梅野市議は、「地方議会から声を届けるべきだと賛成したかった。なので(賛成を表すために)起立しました」と話す。

 自民党には所属していたが、一人会派「みのりの会」であるため、野々市市議会の自民党系会派で最大会派である「野々市フォーラム」の市議に相談することはなかったという。

 梅野市議の除名を報じた北國新聞の取材に対して、自民党野々市支部長の徳野光春県議は「遅刻、欠席等で党に迷惑をかける行為を続けたことも処分の理由」と述べている。さらに記事は「梅野市議は昨年(※2019年)12月に自民党系会派を離脱している」と締めくくられていた。梅野市議と「野々市フォーラム」との間に、何があったのだろうか? 

 それを探るために、梅野市議の出馬から当選、そして現在までの経緯を振り返る。

 梅野市議は19年4月の統一地方選挙に立候補した。

「20年以上ウグイス嬢をやっていて政治が身近だったこと、そして、自分の住む地域を見た時に女性が政治の場にほとんどいないことに危機感を覚えたことで立候補しました」

 地方議会の選挙では町内会や校区を地盤とし、地盤の推薦を得て立候補することが多い。長年、国会・県議会・市町村議会の自民党議員のウグイス嬢を経験していた梅野市議は、自民党野々市支部とも関わりがあったが、無所属・公認なしで出馬(野々市市では自民党系の議員は無所属・公認なしでの立候補は一般的)。

「野々市市には町会(町内会)代表の議員として出馬するという暗黙のルールがあります。でも、すでに2人現職がいたので、自分が住む町会からは推薦されませんでした」

 町会の推薦や組織団体、党からの応援も得られない中、梅野市議はいわゆる「ドブ板選挙」と呼ばれるような選挙運動を展開した。 

「私は当選するために垣根を越えて野々市市をフルで歩きました。地図を見て、一軒一軒回ってピンポン押して、『立候補させていただきます、梅野と申します』と挨拶しました」

 町会の推薦を得ていない場合でも、同じ自民党系の議員が立候補している町会を避け、空白地帯で選挙運動をするという不文律があるようだ。

「長くウグイス嬢をやっていたので、選挙のノウハウはある。街頭演説は自分でできる。だから、協力してくれた少数の仲間たちで選挙を戦うことができたんです。おかげさまで初当選させていただくことができました」

 梅野市議は定員15人中6位の当選。新人では最も高い得票数となった。無所属・公認なしでの出馬だったが、当選後は自民党系の会派に入った。

 当初は自民党系会派「野々市フォーラム」に所属していた梅野市議だが、会派にいた頃、新人議員をフォローし盛り立てていこうという温かな雰囲気は全く感じられなかったという。冷たく排除するような空気は、徳野県議の「遅刻、欠席等で党に迷惑をかける行為を続けた」という発言にも表れている。

「初めて遅刻したのが、当選してすぐの予算決算常任委員会だったのですが、当時は絶対行かなければならないことを知りませんでした。19年夏の参院選に向けての選挙事務所の当番が、その日のその時間に当たっていて、そちらに行っていました。当番は会派で決めているはずなのですが、議会の事務局からの電話で遅刻に気が付いたんです」

 ほかにも、支持者との電話が長引いて広報委員会に出席できなかったことなどが、「欠席」に含まれているのだろうと梅野市議は言う。怠惰でたびたび遅刻や欠席をしたわけではないとの主張だ。

 会派での「飲み会」も、梅野市議にとっては大きな負担だった。

「飲み会が多いんです。行ったら行ったで『子どもがいるクセに』と言われ、行かなかったら行かなかったで悪く言われます。酔って(地元で事業を営む)父を罵倒されることもあり、思わず泣いてしまったこともあります」

 「このままではつぶされる」と感じた梅野市議は、19年12月に「野々市フォーラム」を離脱。一人会派「みのりの会」を立ち上げるが、引き続き自民党野々市支部には所属して活動することにした。

 一人会派では野々市フォーラムの視察や勉強会に参加できず、会派室も異なるため、ほかの自民党系議員との情報共有もままならない。しかし、それでも梅野市議への排除がやむことはなかった。

「地元国会議員から直接声をかけていただき、東京で官僚の方に講習を受けるため視察に行ったのですが、野々市フォーラムの議員の方々が『一人会派なのに』と国会議員に直接抗議したそうです」

 野々市フォーラムを抜けた翌年の3月、梅野市議は選択的夫婦別姓に賛同。そして3カ月後に、除名の発議がされた自民党野々市支部の総務会が実施される。除名処分は突然のことだった。

「6月に開かれた総務会の最後に、いきなり発議されたのは『梅野議員の処分を求める』。議長がすぐに受理されました。根回しはできていたみたいです。私はいったん退席させられました。ほかの地区代表の自民党議員も女性部長も、党員も、議長以外全会一致の除名ということになったらしく、『処分が決まりましたので』ということで入室許可が下りて議場に入った途端、『以上』で終わりました」

 梅野市議は後になって、総務会を退席している間に、自分が起こしたことになっている真偽不明の問題行動についての資料が配られていたことを知った。資料は自民党県連にまで配布されており、自民党野々市支部のやりすぎを指摘する声もあったが、県連に支部の決定を覆す権限はないため、そのまま除名となった。

 除名後、梅野市議はそれまでの自分をすべて失ったように感じたという。

「一番つらかったのが、一緒に選挙で戦った仲間が離れていったこと。自民党でなくなったら私は何の価値もなくなるのかと思いました」

 また、自民党自体から除名されたことで、党の女性局の勉強会や、党関連のフォーラムにも参加できなくなってしまった。

「今後どう活動していけばいいのだろうとか、勉強会にも出られないとか、悲観的にしか考えられない時期がありました」

 しかし、現在は「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長、井田奈穂さんに声をかけられたのをきっかけに、選択的夫婦別姓の勉強会や、稲田朋美議員が設立した「女性議員飛躍の会」に参加。さらにTwitterを通じて、ほかの一人会派の女性議員と交流し、励まされることもあったという。

「いろんな人と自分から積極的につながれば、勉強はさまざまな形でさせていただけるんだなと、最近思うようになりました」

 ところで、除名処分を受ける原因になった選択的夫婦別姓について、梅野市議自身は別姓でもなく、別姓にしたいと思っているわけでもないという。

「私は、生まれ変わっても同姓を選びますよ。夫と一緒の姓になりたかったですし。でも、自分がそうだからって、ほかの人が同じわけではないですよね。育った環境も、みんな違う。苦しみや生きづらさに寄り添い、多様性を尊重することが大切。選択制であり、姓が違うから家族の絆が壊れるわけではありませんし、日本が壊れるわけでもないと思う。すでに親子別姓の家庭は再婚などのさまざまな事情で存在していて、『夫婦別姓だと子どもがかわいそう』との意見は親と姓が違う子どもに対する差別ではないかと危惧します。最近の保守は、少し偏っていると思います。私は、自由で寛容な保守主義が好きです」

 また、女性活躍を推進する議員の立場でも、選択的夫婦別姓の必要性を実感しているという。

「選択的夫婦別姓を望む女性はキャリア志向が強い人も多いですよね。その人たちが仕事や子育てをしやすい環境を整えることが、日本の飛躍につながると思います」

 現在、野々市市議会では議員15人中、女性は2人。少数派である。地方議員になる人は企業の社長や地権者(地主)の男性が多いそうだ。

「地方では地元の有力者と仲良くなって、飲み会などに出席するうちに、『お前出れや』と仲間内で盛り上がったり、『コイツ推そうぜ』と根回しをされたりして、みこしのように担がれて選挙に出ることが多いのです。“地盤で推す”という今の選挙の仕組みが、女性が飛び込める環境ではないということですね。私はウグイスの世界に長年いて、その空気をいつも感じていたから、抵抗なく政治の世界に入れたのだと思います」

 また、立候補することで、自分のプライバシーがさらされ、家族や子どもたちにとっても負担になってしまうのではという懸念が、特に子育て世代の女性の政治参加に高いハードルとなっているとも言う。

 梅野市議は女性目線での施策を増やすためにも、女性議員が増えることを望んでいる。

「私は、野々市に暮らしてまだ15年の“よそ者”なんです。結婚して、子どもを産んで育てている、普通のお母さんなのです。そういう人だって、この街をより良くしたいという思いがあれば、選挙に立候補できる仕組みが必要だと思います。議員にも多様性が必要なのではないでしょうか」

 梅野市議はウグイス嬢時代、森氏が地元石川県に選挙戦の「視察」に来た時の様子を次のように語った。

「私は、森喜朗前会長の選挙カーには乗ったことがないんです。ただ、ほかの候補者の国政選挙や地方議会選挙では視察に来られることもありました。選挙カーの後を、黒塗りの大きな車でついて見てらっしゃいました。ウグイス嬢のアナウンスにも『今しゃべっとったんは誰や』と、有権者の前でも厳しい指導が入ります。『自民党の議員に当選してほしい』という気持ちはウグイス嬢も同じで、声を枯らして走り回っているのに、みんなの前で怒鳴るのはどうかと、いつも疑問を感じていました」

 梅野市議は森氏の政治的功績に敬意を感じる一方で、言動に納得できないこともあったようだ。

 23年には、任期満了に伴う、野々市市議会議員選挙が実施される。2期目が勝負だと言う梅野市議。

 3月9日の定例会では、8日の国際女性デーにちなみ、「野々市市第3次男女共同参画プラン」「災害対策における男女共同参画の推進」「野々市市子どもの権利条例」について質問する予定だ。

梅野智恵子(うめの・ちえこ)
石川県野々市市議会議員。2019年当選。教育福祉常任委員会、予算決算常任委員会、議会改革・活性化特別委員会、広報委員会に所属。子育て・教育・防災などに力を入れる。所属会派は「みのりの会」(一人会派)。

(谷町邦子)

森喜朗氏の地元・石川県で「自民党を除名された」女性議員に聞く、女性が“排除される”地方社会

 女性蔑視発言が問題となり、森喜朗元首相が東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長を辞任した。しかし、後任の橋本聖子氏が務めていた五輪担当相と男女共同参画担当相を兼務することになった丸川珠代氏が、選択的夫婦別姓に反対するよう地方議員などに呼びかける書状に名前を連ねていたことが明らかになり、さらなる波紋を呼んでいる。

 昨年12月に閣議決定された「第5次男女共同参画基本計画」は、特に伝統主義的な自民党議員による強い反発を受け、「夫婦別姓」の文言が削除された。一方で「選択的夫婦別姓」に賛成する自民党議員もいて、夫婦別姓が賛意を示すことすら許されないほどタブー視されているようには思えない。

 そのような状況の中、森氏の地元である石川県では昨年6月、自民党野々市支部が、野々市市議会本会議に提出された夫婦別姓導入の請願に賛成した、梅野智恵子市議を除名処分とした。

 梅野市議は地元の北國新聞の取材に対して「党の考えに反するという認識はなかった」と答えているが、なぜ除名されるに至ったのか。その背景や経緯、そして女性差別や森氏についても話を聞いた。

ウグイス嬢の経験を経て、無所属で立候補

 梅野市議が賛成した「選択制夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める国への意見採択についての請願」は、2020年の3月、市議会で共産党の岩見博市議が発議したもの。梅野市議は、「地方議会から声を届けるべきだと賛成したかった。なので(賛成を表すために)起立しました」と話す。

 自民党には所属していたが、一人会派「みのりの会」であるため、野々市市議会の自民党系会派で最大会派である「野々市フォーラム」の市議に相談することはなかったという。

 梅野市議の除名を報じた北國新聞の取材に対して、自民党野々市支部長の徳野光春県議は「遅刻、欠席等で党に迷惑をかける行為を続けたことも処分の理由」と述べている。さらに記事は「梅野市議は昨年(※2019年)12月に自民党系会派を離脱している」と締めくくられていた。梅野市議と「野々市フォーラム」との間に、何があったのだろうか? 

 それを探るために、梅野市議の出馬から当選、そして現在までの経緯を振り返る。

 梅野市議は19年4月の統一地方選挙に立候補した。

「20年以上ウグイス嬢をやっていて政治が身近だったこと、そして、自分の住む地域を見た時に女性が政治の場にほとんどいないことに危機感を覚えたことで立候補しました」

 地方議会の選挙では町内会や校区を地盤とし、地盤の推薦を得て立候補することが多い。長年、国会・県議会・市町村議会の自民党議員のウグイス嬢を経験していた梅野市議は、自民党野々市支部とも関わりがあったが、無所属・公認なしで出馬(野々市市では自民党系の議員は無所属・公認なしでの立候補は一般的)。

「野々市市には町会(町内会)代表の議員として出馬するという暗黙のルールがあります。でも、すでに2人現職がいたので、自分が住む町会からは推薦されませんでした」

 町会の推薦や組織団体、党からの応援も得られない中、梅野市議はいわゆる「ドブ板選挙」と呼ばれるような選挙運動を展開した。 

「私は当選するために垣根を越えて野々市市をフルで歩きました。地図を見て、一軒一軒回ってピンポン押して、『立候補させていただきます、梅野と申します』と挨拶しました」

 町会の推薦を得ていない場合でも、同じ自民党系の議員が立候補している町会を避け、空白地帯で選挙運動をするという不文律があるようだ。

「長くウグイス嬢をやっていたので、選挙のノウハウはある。街頭演説は自分でできる。だから、協力してくれた少数の仲間たちで選挙を戦うことができたんです。おかげさまで初当選させていただくことができました」

 梅野市議は定員15人中6位の当選。新人では最も高い得票数となった。無所属・公認なしでの出馬だったが、当選後は自民党系の会派に入った。

 当初は自民党系会派「野々市フォーラム」に所属していた梅野市議だが、会派にいた頃、新人議員をフォローし盛り立てていこうという温かな雰囲気は全く感じられなかったという。冷たく排除するような空気は、徳野県議の「遅刻、欠席等で党に迷惑をかける行為を続けた」という発言にも表れている。

「初めて遅刻したのが、当選してすぐの予算決算常任委員会だったのですが、当時は絶対行かなければならないことを知りませんでした。19年夏の参院選に向けての選挙事務所の当番が、その日のその時間に当たっていて、そちらに行っていました。当番は会派で決めているはずなのですが、議会の事務局からの電話で遅刻に気が付いたんです」

 ほかにも、支持者との電話が長引いて広報委員会に出席できなかったことなどが、「欠席」に含まれているのだろうと梅野市議は言う。怠惰でたびたび遅刻や欠席をしたわけではないとの主張だ。

 会派での「飲み会」も、梅野市議にとっては大きな負担だった。

「飲み会が多いんです。行ったら行ったで『子どもがいるクセに』と言われ、行かなかったら行かなかったで悪く言われます。酔って(地元で事業を営む)父を罵倒されることもあり、思わず泣いてしまったこともあります」

 「このままではつぶされる」と感じた梅野市議は、19年12月に「野々市フォーラム」を離脱。一人会派「みのりの会」を立ち上げるが、引き続き自民党野々市支部には所属して活動することにした。

 一人会派では野々市フォーラムの視察や勉強会に参加できず、会派室も異なるため、ほかの自民党系議員との情報共有もままならない。しかし、それでも梅野市議への排除がやむことはなかった。

「地元国会議員から直接声をかけていただき、東京で官僚の方に講習を受けるため視察に行ったのですが、野々市フォーラムの議員の方々が『一人会派なのに』と国会議員に直接抗議したそうです」

 野々市フォーラムを抜けた翌年の3月、梅野市議は選択的夫婦別姓に賛同。そして3カ月後に、除名の発議がされた自民党野々市支部の総務会が実施される。除名処分は突然のことだった。

「6月に開かれた総務会の最後に、いきなり発議されたのは『梅野議員の処分を求める』。議長がすぐに受理されました。根回しはできていたみたいです。私はいったん退席させられました。ほかの地区代表の自民党議員も女性部長も、党員も、議長以外全会一致の除名ということになったらしく、『処分が決まりましたので』ということで入室許可が下りて議場に入った途端、『以上』で終わりました」

 梅野市議は後になって、総務会を退席している間に、自分が起こしたことになっている真偽不明の問題行動についての資料が配られていたことを知った。資料は自民党県連にまで配布されており、自民党野々市支部のやりすぎを指摘する声もあったが、県連に支部の決定を覆す権限はないため、そのまま除名となった。

 除名後、梅野市議はそれまでの自分をすべて失ったように感じたという。

「一番つらかったのが、一緒に選挙で戦った仲間が離れていったこと。自民党でなくなったら私は何の価値もなくなるのかと思いました」

 また、自民党自体から除名されたことで、党の女性局の勉強会や、党関連のフォーラムにも参加できなくなってしまった。

「今後どう活動していけばいいのだろうとか、勉強会にも出られないとか、悲観的にしか考えられない時期がありました」

 しかし、現在は「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長、井田奈穂さんに声をかけられたのをきっかけに、選択的夫婦別姓の勉強会や、稲田朋美議員が設立した「女性議員飛躍の会」に参加。さらにTwitterを通じて、ほかの一人会派の女性議員と交流し、励まされることもあったという。

「いろんな人と自分から積極的につながれば、勉強はさまざまな形でさせていただけるんだなと、最近思うようになりました」

 ところで、除名処分を受ける原因になった選択的夫婦別姓について、梅野市議自身は別姓でもなく、別姓にしたいと思っているわけでもないという。

「私は、生まれ変わっても同姓を選びますよ。夫と一緒の姓になりたかったですし。でも、自分がそうだからって、ほかの人が同じわけではないですよね。育った環境も、みんな違う。苦しみや生きづらさに寄り添い、多様性を尊重することが大切。選択制であり、姓が違うから家族の絆が壊れるわけではありませんし、日本が壊れるわけでもないと思う。すでに親子別姓の家庭は再婚などのさまざまな事情で存在していて、『夫婦別姓だと子どもがかわいそう』との意見は親と姓が違う子どもに対する差別ではないかと危惧します。最近の保守は、少し偏っていると思います。私は、自由で寛容な保守主義が好きです」

 また、女性活躍を推進する議員の立場でも、選択的夫婦別姓の必要性を実感しているという。

「選択的夫婦別姓を望む女性はキャリア志向が強い人も多いですよね。その人たちが仕事や子育てをしやすい環境を整えることが、日本の飛躍につながると思います」

 現在、野々市市議会では議員15人中、女性は2人。少数派である。地方議員になる人は企業の社長や地権者(地主)の男性が多いそうだ。

「地方では地元の有力者と仲良くなって、飲み会などに出席するうちに、『お前出れや』と仲間内で盛り上がったり、『コイツ推そうぜ』と根回しをされたりして、みこしのように担がれて選挙に出ることが多いのです。“地盤で推す”という今の選挙の仕組みが、女性が飛び込める環境ではないということですね。私はウグイスの世界に長年いて、その空気をいつも感じていたから、抵抗なく政治の世界に入れたのだと思います」

 また、立候補することで、自分のプライバシーがさらされ、家族や子どもたちにとっても負担になってしまうのではという懸念が、特に子育て世代の女性の政治参加に高いハードルとなっているとも言う。

 梅野市議は女性目線での施策を増やすためにも、女性議員が増えることを望んでいる。

「私は、野々市に暮らしてまだ15年の“よそ者”なんです。結婚して、子どもを産んで育てている、普通のお母さんなのです。そういう人だって、この街をより良くしたいという思いがあれば、選挙に立候補できる仕組みが必要だと思います。議員にも多様性が必要なのではないでしょうか」

 梅野市議はウグイス嬢時代、森氏が地元石川県に選挙戦の「視察」に来た時の様子を次のように語った。

「私は、森喜朗前会長の選挙カーには乗ったことがないんです。ただ、ほかの候補者の国政選挙や地方議会選挙では視察に来られることもありました。選挙カーの後を、黒塗りの大きな車でついて見てらっしゃいました。ウグイス嬢のアナウンスにも『今しゃべっとったんは誰や』と、有権者の前でも厳しい指導が入ります。『自民党の議員に当選してほしい』という気持ちはウグイス嬢も同じで、声を枯らして走り回っているのに、みんなの前で怒鳴るのはどうかと、いつも疑問を感じていました」

 梅野市議は森氏の政治的功績に敬意を感じる一方で、言動に納得できないこともあったようだ。

 23年には、任期満了に伴う、野々市市議会議員選挙が実施される。2期目が勝負だと言う梅野市議。

 3月9日の定例会では、8日の国際女性デーにちなみ、「野々市市第3次男女共同参画プラン」「災害対策における男女共同参画の推進」「野々市市子どもの権利条例」について質問する予定だ。

梅野智恵子(うめの・ちえこ)
石川県野々市市議会議員。2019年当選。教育福祉常任委員会、予算決算常任委員会、議会改革・活性化特別委員会、広報委員会に所属。子育て・教育・防災などに力を入れる。所属会派は「みのりの会」(一人会派)。

(谷町邦子)

宮迫博之のこれから……吉本復帰&テレビに戻ってほしい? YouTuberのままでいい?【サイゾーウーマン世論調査】

 今や登録者数135万人を誇る人気YouTuberとなった雨上がり決死隊・宮迫博之。先日も動画に元タレント・島田紳助が電話出演を果たし、大きな話題を呼びましたよね。気になるのは宮迫が復帰を希望している吉本興業との関係。島田は「会社と話するなら、俺全然間に入るし」と仲介役を宣言していましたが、現実はそう簡単にはいかないようで、「フライデー」(講談社)に直撃取材を受けた吉本興業・大崎洋会長は「戻らんでええ」と宮迫を突き放す発言をしていました。

 今回は、そんな宮迫のこれからについて、「吉本復帰&テレビに戻ってほしい? YouTuberのままでいい?」をアンケート調査。下記から1つ選んで回答してください。

月9『監察医 朝顔』HiHi Jets・井上瑞稀の登場に「ジャニーズのゴリ押しやめて!」「演技うまくない」と批判の声

 3月1日に放送された上野樹里主演のドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第16話は、平均視聴率11.1%を記録。ある登場人物に、視聴者の注目が集まったようだ。

 今回は、主人公・万木朝顔(上野)の祖父である嶋田浩之(柄本明)が危篤状態に。朝顔は、浩之から鑑定を依頼されていた亡母・里子(石田ひかり)のものと思われた歯について、その鑑定結果を伝えるために病院を訪れ、目を覚ますのを待っていた。里子の歯ではなかったと結果が出たものの、朝顔は浩之にそれを隠すつもりでいたが、結局、浩之は眠り続けたままで、何も伝えることができなかった。

 一方、出向先の長野県警から神奈川県警に復帰した朝顔の夫・桑原真也(風間俊介)は、10年前に起きた未解決事件と同じ手口の事件が発生し、捜査にあたる……という内容だった。

「今回は、フジテレビ系で現在放送中のドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』の登場人物である三枝弘樹(山田裕貴)が、“桑原の知人”として登場し、視聴者の注目を集めました。三枝の登場は、事前に予告されていないサプライズだったため、ネット上では『三枝くんが急に出てきてビックリ!』『桑原くんと三枝さんが仲良しな世界線にほっこり』『どっちのドラマも見てるから、共演うれしすぎる』など、好意的な声が続出しました」(芸能ライター)

 そんな中、第16話からレギュラー出演することとなった、ジャニーズJr.内グループ・HiHi Jetsの井上瑞稀は、視聴者から微妙な評価を得ることになったよう。

「桑原の同期で、鑑識係に移動してきた姫宮龍司を演じている井上ですが、彼の実年齢が20歳なのに対し、姫宮は37歳で“奇跡の童顔”という設定なんです。放送前に井上の出演が発表された際、すでにネット上では『設定がむちゃくちゃすぎる』『30代の俳優を使うべきでは?』などと疑問の声がありましたが、放送後も『やっぱり37歳には見えなくて違和感』『どうしても出演させたいなら、普通に“新人”ってことでよかったのでは?』『ジャニーズのゴリ押しやめて!』といった声が相次ぎました」(同)

 設定の違和感だけでなく、「姫宮くん、あんまり演技うまくないね。ほかの役者さんがみんな上手だから目立つ」「今さら新レギュラーいらないでしょ……」などの指摘も。引き続き、視聴率は好調が続いている『朝顔』だが、新レギュラーの投入はどのような影響を及ぼすだろうか?

福原愛、不倫スキャンダルで批判続出も……「ファンは多い」「愛ちゃんが戸惑っている」小倉智昭、宮根誠司がこぞって“擁護”したワケ

 3月4日発売の「女性セブン」(小学館)で不倫疑惑を報じられた卓球女子元日本代表選手・福原愛。その夫である台湾の卓球選手・江宏傑にはモラハラ疑惑が浮上するという“泥沼”の様相を呈しているが、「テレビでは福原を擁護する姿勢が目立ち、ネット上では疑問の声が寄せられている」(芸能ライター)という。

「2016年に江と結婚して以降、生活の拠点を台湾において活動してきた福原ですが、『セブン』によると、彼女は今年に入って設立した会社の手続きなどの関係で帰国し、2月下旬に“エリート会社員”の男性と横浜・中華街でデートをしていたばかりか、高級ホテルや福原の都内自宅で“お泊まり”にも及んでいたとか。一方、『セブン』と同日に発売された『週刊文春』(文藝春秋)は、福原に対する江やその家族のモラハラ疑惑を伝えています」(同)

 夫婦を取り巻くこの2つのスキャンダルは、ネットニュースはもちろん、台湾メディアでも即座に取り上げられ、大騒動に発展したが……。

「日本のテレビでは、『セブン』および『文春』の発売から一夜明けた5日になって、ようやく大々的に報じられるようになった印象。ネット上では福原の不倫疑惑に注目が集まり、批判的な声も多く飛び交っている状況でしたが、5日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、MCの小倉智昭が『愛ちゃんは、日本では本当に小さい時からメディアが取り上げてきましたから、ファンは多い』と語り、福原を『心配』する胸中を吐露。また、同日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のMC・宮根誠司も、『(日本と台湾の)文化の違いで、愛ちゃんが戸惑っているっていうのもあるんでしょうね』と、福原を気遣うような発言をしていました」(スポーツ紙記者)

 このように、テレビでは福原に対する否定的な論調はほとんどみられないため、ネット上では「今まで不倫した芸能人やアスリートは全力で叩いてたくせに、なぜ福原は許される雰囲気なの?」「国民的アスリートだから、テレビが“忖度”してるのか」といった指摘も相次いでいる。

「実際、テレビ局が当初、同報道を取り上げずに“ダンマリ”を決めていたのは、福原本人がコメントを発表するまで待っていたからでしょう。福原は4日に、マネジメント会社・電通スポーツパートナーズの公式サイト上に直筆メッセージを寄せ、騒動を謝罪しつつ、『セブン』に撮られた男性とは『一緒の部屋に宿泊した事実はありません』と、不倫疑惑を否定しています。各局の報道番組はこの内容を軸として、福原を擁護する方針を取ったのでは。やはり、福原は“国民的ヒロイン”のような扱いをされてきた“元五輪選手”ということもあり、熱狂的なファンも多い。へたに叩いてクレームが殺到すると対応が面倒なため、特に影響力の大きいテレビなどは、慎重にならざるを得ないのです」(テレビ局関係者)

 今後、福原と江が離婚に至ったとしても、世間とメディアの温度感の違いはさらに広がりそうだ。

美 少年・岩崎の「私服イジり」企画にファン激怒! Aぇ! group・小島は「YouTube辞退」宣言!?【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、2月25日~3月3日公開の動画を注目度順にチェックします!

美 少年・岩崎、「私服がダサい」の指摘にファン激怒

 2月27日に配信されたのは「美 少年【ファッション改造計画】ダサい…!?大昇にプチドッキリ」で、ファンの間で物議を醸している動画だ。概要欄に「みなさんも今年に入って気付いていることありましたよね? そう!大昇がいっつも同じ服を着ている! 別にダサいって言っているわけではないですが…今回はニセ企画『無音ダンス第2弾』ではなく、大昇に似合いそうな服をメンバーそれぞれ家から持ってきてもらいました」と記載がある通り、今回は岩崎大昇へのプチドッキリ企画。

 藤井直樹が「大昇これ、毎回服一緒じゃないですか」と切り出し、「今年の撮影時」として、岩崎が黒のパーカー&ズボンを着ている写真が表示された。浮所飛貴も「YouTubeの撮影はよくこのスタイルが多いけど、普通の時もこれだから。もうね、洗ってないの!」とイジり、岩崎は「洗ってます!」と反論。匂いを嗅いだ浮所が「あぁ~」と、いかにも“ニオッてる”感を出すと、「洗ってますよ、ちゃんと」と再度否定した上で、「ひどいよぉ~」と泣き真似をしていた。

 ちなみにメンバーだけでなく、タイトル上のタグでも、編集サイドが「#大昇ファッション改造計画」「#岩﨑大昇洋服ダサい」と、かなり直接的にディスっている。筆者は岩崎の私服をそこまで注視していなかったため、そこまでダメ出しされるほどのことなのか? と感じてしまい、オープニングの時点で「可哀想……」と、モヤモヤした思いを抱えてしまった。

 その後、岩崎は4人がセレクトした“大昇に似合いそうな私服”にそれぞれチェンジ。ファッションリーダー・藤井のガチなダメ出しも入りつつ採点も行い、どんなコーディネートが良いのか、見比べていった。最近、特に「ポンコツチキン」呼ばわりされている岩崎だが、ファンはいくら“イジり”とはわかっていても、我慢ならなかった様子。

 この動画に対して、「大昇くんはダサくはないよね!? 企画はとても面白かったから、ほかのメンバーの回にも期待したい」「同じ服を着たり、物を大切にするのが大昇のいいところ。そんな彼が好きだから一生そのままでいて!」「私は大昇の私服が一番好みだし、ダサくない。等身大の高校生感や清潔感もあってオシャレだと思っていた」と、否定的な反応が多く上がっている。

 さらには「今回の美Tubeはさすがにひどすぎて引いた」「美Tubeのスタッフさん、大昇くんへのあたりが強い気がするけど、どういう意図があるのか気になる」「他グループのファンだけど、美Tubeの大昇の扱いが本当に不快」「最近の美Tube、ハッシュタグとかテロップとか引っかかることが多くて見るの嫌になる」「大昇を執拗にイジる企画ばっかり。言うほどダサくないし、チキンでもないよ」といった辛口コメントも。

 おそらく、「Jr.チャンネル」の中で、ここまで編集スタッフへの苦情が相次いでいるグループは、美 少年だけだろう。中にはこうした手厳しいファンを“モンペ”(モンスターペアレント)扱いする意見も見受けられるが……。このまま視聴者のコメントをスルーし続けるのかどうか、今後の展開に注目していきたい。再生回数は20万台(3月5日時点)。

 今年1月より、「Jr.チャンネル」の火曜日に関西ジャニーズJr.のなにわ男子、Aぇ! group、Lil かんさいが参加。2月はなにわ男子が担当していたが、3月はAぇ! groupに切り替わり、初めての単独動画「Aぇ! group【YouTubeに本格参戦】斬新なる企画会議!」(2日)が配信された。

 1本目とあって、まずは今後に向けた企画を提案。佐野晶哉は「ハイハイの楽屋にリチャすえ(草間リチャード敬太・末澤誠也)入れてみた」とのアイデアを出し、HiHi Jets・猪狩蒼弥と話した際に「リチャ末のパフォーマンス、めちゃめちゃカッコいいんだけど、イカツすぎてちょっと怖いんだよ」とボヤいていたと暴露。「だからこそ、交流するきっかけというか。HiHiの楽屋に間違って2人が入っちゃって……みたいな。ドッキリみたいな感じで」と、構想を明かした。こうした関西と関東Jr.のコラボレーションは、多くのファンが待ち望んでいる動画だろう。

 現役国公立大学生・福本大晴の希望は「リアルケイドロ」。ケイドロは、警察と泥棒の2組に分かれて行う鬼ごっこのようなゲームだが、「実際にコスプレをして、僕のイメージでは学校とかを借りてやりたい」とか。福本いわく、「子どもが時間潰しとかにも見てくれるもんがYouTubeなんですよ」と子ども向けがいいとのことで、正門良規も「子どもがあこがれる企画っていいよな」と、理解を示していた。

 末澤は「Sue'sキッチン」を挙げ、「番組で料理のロケがあって。料理、面白いなって。Sue'sキッチンの中で成長していくっていう。料理の腕を磨いていく。それを皆さんにごちそうする」とプレゼン。しかし、当の末澤はラップの切り方すらわからないといい、試食担当は「罰ゲーム」扱いされてしまった。

 末澤の企画に対する周囲の反応はイマイチだったが、筆者としてはぜひ実現してほしいテーマの1つだ。これまで、美 少年・岩崎大昇やHiHi Jets・橋本涼ら料理が得意なメンバーが振る舞う企画はあったものの、“成長過程を見せる”とは、斬新な切り口ではないだろうか。例えば、専門家のアドバイスや指導を参考にしつつトライしてみるなど、一度は試す価値があるように思う。

 さらに、末澤が「キャンプしたいね」と切り出すと、佐野が「キャンプといえば、小島くん」と振り、本人が「私、キャンプにはとても厳しいです」と自負。「テントとか、もともとあってさ」(末澤)「グランピング」(佐野)と盛り上がるも、こだわりの強い小島は「なしです! 建てます!」と、却下した。

 それでも末澤が「別にええやん」「グランピングのがちょっと楽でさ」と説得すると、小島は「楽を求めてキャンプをやるなら、俺はこの回に出ません! YouTubeを辞退します。この回は!」と、宣言。1人だけ本気のあまり、「撮れ高とかいいです。視聴回数とか。“生きる”っていうことを実感して」と名言が放ったのだった。

 また、福本が「最新の市場を分析した結果」と、「メンズメイク」案を出すと、この世代のJr.にしては珍しい“ヒゲ対策”話に発展する一幕も。

 動画内では触れていなかったが、ホワイトボードに書かれてる「寝起きBAND」など面白そうなワードが出ていたため、これからのAぇ! groupの動画に期待が高まる。なお、再生回数は公開後3日時点で60万台と、いきなりの好スタートを切っていた。

 2月28日の動画は「HiHi Jets【学力より大事なモノ!?】脳トレ王に俺はなる!」(再生回数は3月5日時点で22万台)。これは「HiHi Jets的脳トレ王」を決めるクイズ系企画で、学力ではなく、頭の回転力や柔軟性を競う戦いとのこと。第1問は美 少年・金指一世と岩崎大昇が“登場”し、「ロケである乗り物に乗りました。すると、2人はとても怖がっていましたが、金指くんは途中で降りてしまい、岩崎くんが最後まで乗り物に乗ったままでした。ところが、みんなから『勇気がないな』と言われたのは、岩崎くんでした。これは一体どういうことでしょう?」という問題だった。

 作間龍斗は「ロケ車に乗ったと私は思いました」「車乗ってた、2人。これバンジー(ジャンプに向かうロケ車)かなと思って」と、予想。実際、岩崎は過去の動画で罰ゲームのバンジージャンプが飛べなかったのだが、ほかのメンバーも「飛び込み台 バンジージャンプ」(橋本涼)「バンジーから岩崎は降りなかったから」(高橋優斗)と答えていた。概要欄でも「ポンコツチキン岩﨑が初めて露呈したこちらの動画」として、2019年11月配信の「美 少年【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」のリンクを貼り付けている。

 正解は「スカイダイビングのロケだったから」だが、「この問題はフィクションです。大昇がチキンであること以外実在の人物や団体などとは関係ありません」とテロップで補足。美 少年の動画では、“岩崎をイジるスタッフの悪ノリ”がもはや定番となってしまっているが、それがここでも表れていた。ちなみに、脳トレ問題は、猪狩と井上が特に活躍しており、コメント欄は2人を称える声が多く上がっている。

 一方、美 少年と同じように、こちらも一部のファンが不快感を抱いたよう。HiHi Jetsの動画では、2月7日配信の「【夢の叶え方】俺たち…今何をする?」でも、「清潔感」との話題から、お尻を叩く7 MEN 侍・佐々木大光の映像を唐突に挟み込んでいた。そんな経緯もあり、「HiHi Jetsはトーク力を持っているから、編集や問題などで本人たち発信ではない他グループメンバーのイジりは必要ないと思う。そこだけ改善してほしい」「スタッフ側が他のグループのメンバーをイジるのは見ていて気分が悪い」と、率直な感想が寄せられている。いずれにせよ、岩崎が“オイシイ”と思い、広い心で受け止めているのかどうか、本人の胸中が気になるところだ。

 2月25日にアップされたのは「Travis Japan【校長ゲーム】何秒で話し終わる?新感覚トークバトル」(再生回数は3月5日時点で35万台)。Travis Japan恒例の“巷で密かに流行っているゲームをやってみた”企画で、今回は「校長ゲーム」にチャレンジしている。これは、お題に書いてあるミッションを順番に実行し、全員が終わるまでに何秒かかるかを事前に予想するというもの。

 最初のテーマは「思い出の曲を1つあげる」で、自分の回答タイムであえて時間稼ぎする人もいれば、悠長にしゃべる人を見て苛立つメンバーも。中には先輩のSexy Zone、Hey!Say!JUMPの楽曲を選び、吉澤閑也、宮近海斗がジャニーズ事務所のオーディションで踊った楽曲について話す場面もあった。

 続いて、「自分の決めポーズを考えて披露する」で、中村海人はお金マークを作り、片手で指差すポーズを考案。中村といえば、「タダ飯おごってもらう時」が幸せだと公言するなど、すっかり“ヒモキャラ”が定着している。本人も「『お金ください』のマークですね。お金に勝るものはないと思ってるから」としみじみ語っており、ジャニーズアイドルらしからぬ言動はむしろ清々しいほど。

 「中学校か高校でのエピソードを1つ話す」とのお題では、松倉海斗が不憫なエピソードを告白。中学生の時、日直だった彼はロッカーの上に乗り、教室の後ろの黒板に時間割を書いていたという。すると、「ちょっとヤンチャな男の子」に、イタズラでズボンを下ろされてしまったとか。松倉は「そしたらパンツがまぁ、案の定丸見えで。で、俺、その時にとった行動がこう……全部ズレたまま、(ズボンを)上げもせずにこれで黒板の方向むいて泣く。なんで俺は上げないで、この状態で泣いてたんだろうっていう、ちょっと異様な空間があった」と回顧。6人は大笑いしつつも、宮近が「でも今、強くなったよね。笑い飛ばせるって」と、優しい言葉をかけてあげていた。

 この話にはファンも、「ズボンを上げないまま泣いてる松倉くんが想像できちゃう……。『強くなったよね』って笑ってくれるTravis Japanが温かい」「まつくの話、ズボンを下ろした子は覚えてないんだろうけど、下ろされた側はこうやって忘れないよね」「自分の子どもがそんな目にあって学校で泣いていたら……と思うと胸が痛む」と、切ない気持ちになってしまったようだ。

 一方、今回はトーク企画であるためか、コメント欄などではメンバーの発言をメンバーカラーごとにテロップで表示してほしい、日本語字幕をつけてほしい……という要望が相次いでいる。ルールの解説・補足、編集サイドのツッコミは表示されているものの、例えば難聴の方や、グループのことを知らない視聴者のためにも、必要だと感じているのだろう。リクエストを受けて、改善されるのだろうか?

 2月26日の動画は「7 MEN 侍【シンデレラガール披露】民族楽器楽団を結成!」。今回は「変わった楽器に挑戦しよう」と題して、バンドグループでもある7 MEN 侍がそれぞれ違う民族楽器を担当し、演奏してみるという企画。まずは、用意した楽器のお披露目から始まり、進行役の矢花黎がカリンバ(アフリカの民族楽器)、カズー(アフリカからアメリカに伝わったとされる楽器)などを次々と紹介していく。

 その語り口は、ついつい「専門家ですか?」と聞きたくなるレベルで、「カズーに関しては、本当に歌声が音に変わるだけなんです。歌がうまいこんぴー(今野大輝)とかがいったほうが上手に(演奏できると思う)。これ、僕持ってます」と、かなり重要なアドバイスを伝えた。音楽の企画とあって、変にふざけることもなく、矢花の説明に耳を傾けるメンバー。「音階に自信がない」などの理由から、各々が自分の楽器を決め、1週間かけて習得を目指す。練習時のVTRでは、矢花だけキーボードや音楽機材に囲まれた場所で行っており、かなり本格的だ。

 なお、「口琴」なる楽器に挑む矢花は「指でこう弾くんですけど、完全にこれ(ベース)と一緒なんですよ。(自分が普段演奏している)べースと一緒だったんで、奇しくも。僕は選んで良かったんじゃないかなと。我ながら良いチョイスをした」と、コメント。

 素人にもわかりやすい解説を挟んでくれたことで、あらためて今回の動画は音楽に対する知識面を含め、矢花のスキルの高さに気付かされた。しかも、伴奏を厚くするため、矢花は口琴に加えて、急きょハンドパン(カリブ海の島国の楽器をもとにスイスで開発された楽器)も追加していたのだ。

 そして1週間後に集結したメンバー。全員で合わせるのはこの日が初めてとなったが、King&Princeのデビュー曲「シンデレラガール」と光GENJIの「勇気100%」によるオリジナルメドレーを披露することに。民族風の衣装に身を包んで再登場した6人がどんな音色を響かせたのか、ぜひ今動画をチェックしてほしい。

 こういった動画は7 MEN 侍ならではの独自カラーが出るため、個人的には今後も定期的に続けてもらいたいジャンルの1つ。練習の時間が必要とあって、本人たちの苦労は想像に難くないが、恒例企画として組み込んでほしいところだ。

 なお、再生回数はタイトルに「シンデレラガール」と入っているだけに、King&Princeファンも注目する動画かと思いきや、19万台(3月5日時点)と、さほど伸びていない印象。ファンからは「素敵な企画をありがとうございます」「楽器をやってる7 MEN 侍が好きなのでまたぜひやってください」と好評であり、他グループのファンにもぜひ見てほしい1本だと感じた。

 3月3日の動画は「少年忍者【全部初出し!】幼い頃の写真で神経衰弱」で、出演メンバーは初MCを務めた安嶋秀生をはじめ、内村颯太、織山尚大、長瀬結星、平塚翔馬、深田竜生の6人。2019年2月公開の動画「【子供の写真】あの頃は可愛かった!」で美 少年も行ったように、メンバーが幼かった頃の写真を使い、神経衰弱を楽しんでいる。写真は全て初出しだそうで、「カッコいいし可愛い」(深田)「カッコいい写真しか送ってない」(内村)と、自信をのぞかせた。

 写真をめくってみると、面影がない人や、“前歯全溶け”の人、これはジャニーズ入れるわ……と納得しまうほど、愛くるしい表情のメンバーも。なお、内村は「カッコいい写真しか送ってない」と話してたが、周囲に「この頃からサイコパスだった」(12分26秒頃)「どこ見てんの?」(17分36秒頃)と、ツッコまれてばかりだった。

 貴重な写真の数々にファンも感動しており、コメント欄は「いつか見たいと思ってたから、忍者の幼少期の写真が見れてうれしい!」「みんな幼少期から良い顔だな」「みんな安定して可愛かったけど、織山くんの幼少期はレベルが違いすぎる」「織山くんって、小さい頃女の子だったの?」「織山くんの幼少期が可愛すぎる」「この企画大好き! ほかのメンバーの回も楽しみにしてます」と、盛り上がっていた。再生回数は5日時点で18万台。

Kōki,はなぜ中国アイドルオーディション番組の講師に選ばれたか? 多様な文化が混ざり合って急速に発展している中国アイドルシーンに注目!

 中国のアイドルオーディション番組『創造営2021』(WeTVで配信中)に、スペシャルメンター(特別講師)としてKōki,こと木村光希が出演した。

 中国では2018年から、韓国のTV局・Mnetが製作した『PRODUCE 101』(通称“プデュ”)シリーズのフォーマットを模したオーディション番組がブームとなっており、この『創造』シリーズも“中国版プデュ”の一環として若者層を中心に支持を集めている(なお2019年には日本でも“日プ”こと『PRODUCE 101 JAPAN』が製作され、そこから誕生した男性グループJO1が活躍中)。

 2月よりスタートした『創造営2021』第1回の再生回数は、配信開始から19時間で6000万回再生を突破したことからも、その絶大な人気ぶりがうかがえるだろう。

 2018年にモデルとして活動を開始したKōki,は中国のファッション誌「時尚芭莎」で表紙を飾ったほか、元EXOメンバー・クリスこと呉亦凡の楽曲MVに出演したり、メンソレータムの中国エリアにおけるイメージキャラクターを務めるなど、中国の芸能界でも活躍をみせている。父親の木村拓哉も中国で最も名の知れた日本の芸能人のひとりだが、Kōki,自身の知名度も高い。

 そうした背景もあり、人気番組『創造営』に彼女が出演するというニュースは中国のSNS・微博(Weibo)でも多くの関心が寄せられていた。

 Kōki,が特別講師に招かれた背景には、中国内における知名度の高さの他にも“国際的に活躍する芸能人”を起用するという製作側の意図が見受けられる。そしてそれは、この『創造営2021』で図られる“試み”に結びついているように思う。

 2018年から製作されてきた数々のオーディション番組は中国でムーブメントを巻き起こし、国内におけるアイドル人気の火付け役となってきたことは先述のとおりである。ここ数年で急速な盛り上がりをみせ発展が遂げられている中国アイドルシーンで、各オーディション番組は毎シーズンごとに新たな試みを図っている。

 昨年放送された『青春有你2』(iQIYIで配信)では、既存のガールズグループの枠組みに囚われない無限の可能性を表す「X」がテーマとして掲げられ、そこからデビューしたTHE9は新時代ガールズグループとして日本でも注目を集めている。

 また同じく昨年製作された『乘風破浪的姐姐』は、TWICEの先輩グループにあたるmiss Aのメンバー・フェイこと王霏霏など、30歳以上の女性芸能人30人から新アイドルグループのデビューメンバーを選抜するという内容が話題となった。

 そしてこの『創造営2021』に掲げられるテーマは、講師陣や参加者たちの顔ぶれから察することができる。

 参加者のパフォーマンス指導にあたる講師陣には、中国の代表的な女優であり歌手の寧静や、中国映画の興業収入記録を打ち立てた『人魚姫』などの主演で知られる鄧超など主に国内で大きな支持を受ける著名人のほかにも、K-POPグループf(x)の・アンバーこと劉逸雲(台湾系アメリカ人)や、韓国の芸能事務所・JYPエンターテイメントの練習生を経て『創造営2019』からデビューしたR1SEメンバーの周震南ら、中国外での芸能活動を経験した面々が並ぶ。

 また前回の『創造営2020』からデビューした硬糖少女303メンバーで、タイ出身のneneが海外練習生アシスタントとして参加しているあたりから汲み取れるのは、“中国発のグローバルアイドルグループの結成”を目なざすといった番組主旨だ。

 実際に『創造営2021』にはアメリカやタイ、ロシア、ウクライナ、台湾など様々な地域から“学員”と称される参加者たちが一堂に会し、番組内には多言語が飛び交っている。

 特に日本からは参加人数90名のうち17名と過去に類をみないほど多くの学員が集っており、元“日プ”参加者でRBW JAPAN練習生の井汲大翔や田口馨也、avex所属グループ・INTERSECTIONメンバーのミッチェル和馬、橋爪ミカ、モリアティー慶怜など、その顔ぶれの多様さも話題だ。

 そのうちの一人、元ジャニーズJr.の羽生田挙武が『創造営2021』で披露した吉川晃司「モニカ」のパフォーマンス動画は、日本だけでなく中国の視聴者からも大きな反響が寄せられた。同楽曲は香港のスター、レスリー・チャンがカバーしヒットしたことで、中国内でも人気ナンバーとなっている。

 またストリートダンスの世界王者でありSHINee・テミンのバックダンサー経験のあるSANTAと、BoAやSHINeeなどの振付を担当したRIKIMARUの圧倒的なダンスパフォーマンスは、番組序盤のハイライトの一つとなった。

 そんななかでも目を引いたのは、国内外で数多の舞台を踏んできた二人と他の学員たちが互いに及ぼし合う文化的な影響だ。

 特に中国の伝統舞踊を専門とするダンサーの刘宇(リウ・ユー)は、彼らのパフォーマンスを見て「興奮した。(自分も)彼らのように、皆から好かれて楽しませるダンスをしたい」と語り、また刘宇らのパフォーマンスに対しSANTAも「フォーメーションが面白い!」「自国の文化をしっかり守っているところが素敵」と畏敬の念を表した。

 伝統芸能とモダン、互いの異なるダンススタイルに刺激を受け合った刘宇とSANTAは、講師陣のリクエストにより舞台上でコラボレーションを果たす。

 即興にも関わらず、見事に呼吸の合った両者のパフォーマンスは会場からの大喝采を受け、講師の周震南からは「ダンスバトルというよりも、それぞれが自分のスタイルを守りながらしっかりと融合していた」と感嘆の声が上がっていた。

 初回の撮影を終えたRBW JAPAN練習生・隅田隼平が「その国に合わせるというよりも、それぞれの生まれ育った異なる環境を尊重してお互いに歩み寄ることの大切さを感じました。それはとても難しい挑戦になると思いますが、(このオーディションから輩出される)グループだけの魅力になる気がしています」と語ったように、この『創造営2021』における会場全体の光景は、これまでにない新たな何かが生まれる予感さえ感じさせるものだった。

 今後も、それぞれ異なるバックグラウンドをもった学員たちが一つのチームを組んで臨むステージが用意されている『創造営2021』。そこで起こる文化的な化学反応に要注目だ。

(菅原史稀)

 

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