ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、3月11日~17日公開の動画を注目度順にチェックします!
美少年・岩崎の「ひろゆき好き」公言にファン反応
美 少年の動画は、通常回の「【意外な暴露】実は僕…○○が好きなんです!」(3月13日)と、プロモーションの「【シャンプー王は誰】美容師になってみた!」(15日)の2本が配信されている。1本目は、昨年9月配信の動画にてHiHi Jetsが行った「【意外な発見】好きなモノ100個書いてみた!」の美 少年バージョンで、事前に自分の好きなものを100個書き出し、メンバーとともにチェックしていくという企画だ。
アンケートに答えている間ですら、「嫌いなことをあまり作らないように意識しているっていうのもあるんですけど。好きなこと、楽しいこと、めちゃくちゃ多いです。書ききれません」(浮所飛貴)「100個って意外と苦戦します。ないもんですね。あるようで」(金指一世)などと、メンバーは口々にコメントし、個性が出ていた。
ボックスから引いた紙の数字に沿って発表していき、それぞれ理由も説明。最初は33位を見てみると、「千鳥さん」(那須)「YouTube」(浮所)といった回答がある中で、岩崎は「玉置浩二さんの歌ってるときのいーって顔」と、かなりピンポイントな場面を挙げていた。このように、5人の好みは多種多様で、最後に表示される100個を比較すると、個人名、作品名、食べ物が多い人、特定の状況を思い浮かべて書くメンバーも。浮所と那須は「パーマの匂い」「冬の匂い」が被っていたほか、金指が「生ハムメロン」である一方、藤井は「メロン」を選ぶといった違いも興味深い。
そんな中、個人的に最も気になったのは、岩崎の「ひろゆきさん」(72位)。ひ、ひろゆき……!? ひらがな表記の「ひろゆき」といえば、2ちゃんねる創設者であり、現在は実業家でコメンテーターも務めるひろゆき(西村博之)氏を指しているのだろうか? ひろゆき氏の考えや発言に対して、ネット上ではたびたび賛否両論が飛び交っているだけに、ファンからは「ひろゆき好きなのは個人の自由だけど、あんまり公言しないほうがいいんじゃないかな」「大昇がひろゆき好きなの、心配になる」「『ひろゆきさん』って書いてるのまずくない?」「ひろゆき好きの大昇とは絶対に気が合う」と、さまざまな反応が見受けられた。
2本目は、株式会社コントリビューションとのコラボレーションで、美容室を舞台に、美 少年メンバーが“人の髪をシャンプーする”という企画。そしてなんと、今回の動画には、“お泊まり熱愛スキャンダル”によって、昨年12月22日から活動を自粛していた佐藤龍我が登場している。彼は3月9日に仕事復帰したものの、ファンの書き込みによれば、メンバーの髪型などを見る限り、謹慎前に撮影した映像だとか。これを裏付けるように、8分16秒頃に「撮影時 金指は16歳」とテロップが入っていた(金指は今年2月9日に17歳の誕生日を迎えている)。
なお、シャンプーをされるモデル役として、Jr.の大東立樹が「Jr.チャンネル」に初出演している。「シャンプー王決定戦」という名目とあって、大東は可哀想に6回もシャンプーを体験。しかし、ただ先輩の言いなりになっているわけではなく、カメラ前で「襟足はちょっと雑でした」「あんまり(お湯が)まだあたってない」「わりと全体的に頭皮にあんまり……」などと、正直な感想を連発していた。
金指にシャンプーしてもらった後、本人がいないところでは「スゴい時間をかけてくださってて。スゴい愛情を感じたっていうのは大きい、たぶん得点になるんでしょうけど。技術的にはちょっと優しさが大きすぎて、強くいけないっていうところだと思います」と、良かった点や悪い点をピックアップ。また、シャンプー中に藤井が「普段は何されてるんですか?」と漠然とした質問を投げかけた際も、気の利く大東は「僕結構、髪の毛の洗い方の動画を見てたりするんですよ」と、話を広げようとしていたほど。総じて彼のコメント力の高さに驚き、“大東はデキるJr.”だという好印象が残る動画となっていた。
活動自粛前とはいえ、久々に「Jr.チャンネル」に現れた佐藤がどんな言動を見せているのか、ぜひ本編で確かめてほしい。再生回数は1本目が19万台、2本目は30万台(19日時点)。
3月16日の動画は「Aぇ! group【福本大晴のこと】僕たち…覚えてる?」。メンバーそれぞれの記憶を辿り、“どれだけ覚えているのか”を確かめる企画で、今回の主役は福本大晴だ。「初めて会った場所は?」「1番の思い出は?」との質問に対し、福本とメンバーそれぞれの答えが一致するのかを検証していく。福本だけに限らず、他メンバーの貴重なエピソードも数々飛び出し、Aぇ! groupを知らない人も、彼らの歴史が知れる良い企画だろう。
例えば、かつての小島健は「問題児」だったといい、マイクの持ち方がおかしくて歌唱パートがなくなる、小島が踊れないため同じくくりの人までポジションを下げられる、目つきが悪かった……などの行動が見られたとか。
この動画は26分の長尺で、ほぼ地上波の30分のバラエティー番組1本分の長さである上に、トーク自体も濃い内容となっていた。なお、「Jr.チャンネル」のTwitterは16日午後8時1分に「本日20:00アップ予定の動画が少々遅れております。申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください」と、ツイート。午後9時47分に更新報告していた。再生回数は19日時点で48万台。
3月11日にアップされたのは「Travis Japan【童謡で踊ってみた】吉澤閑也振り付けの本気ダンス3」(再生回数は19日時点で69万台)。2019年3月の「アルプス一万尺」と、昨年1月公開の「どんぐりころころ」編に続いて、童謡に振りをつけて踊るシリーズの第3弾。テーマは「桃太郎」で、今回もTravis Japanのコレオグラファー・吉澤閑也が振り付けを担当している。
彼らはダンスがうまいユニットとして知られているだけに、宮近海斗は冒頭で「我々の本領発揮の企画です」と宣言。鍵を握る吉澤は撮影前日に2時間しか寝られなかったそうで、概要欄の説明によれば、「構想およそ2週間」だとか。本人は「プレッシャー、スゴいね。やっぱ。前より良くしなきゃっていうのもあるじゃん。あと、見てる人たちが踊れたりとかもしたら面白いなって」と、追い詰められながらもなんとか振りを完成させた模様。なお、七五三掛龍也によると、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が「この企画、めっちゃ大好き」「Travis Japanにしかできない企画だね」と、高く評価していたという。
吉澤が桃太郎役を買って出たほか、いぬ役は七五三掛&松田元太ペア、きじ役が川島如恵留&中村海人ペア、さる役は宮近&松倉海斗ペアと、2人ずつパート分け。吉澤は“さるっぽさをイメージ”した動きなど、それぞれのキャラクターに合わせたダンスを考案しており、準備に時間を費やしていたことがうかがえる。また、本番は定点カメラでの撮影ではなく、物語が展開していくようにカメラも移動し、さらなる進化を遂げていた。プロ意識の高いTravis Japanは妥協せず、満足いくまでトライ。一致団結し、撮り直した童謡ダンスがどんな仕上がりになったのかは、ぜひ今動画で確認してほしい。
ネット上のファンからは「この素晴らしい自己プロデュース力は、TravisJapanでしか見れない。本当にスゴくて、面白いし楽しい!」「閑也くん、たくさんを時間かけて素敵な振り付けを考えてくれてありがとう。閑也にしかできないことだと思うし、本当に素敵!」「『桃太郎』の曲でこんなにカッコ良く踊れるのはTravis Japan以外にいないんじゃないかな」「ダンスでストーリーが伝わるって、天才すぎない?」「歌詞を知った上でこの動画を見ると、ちゃんと歌詞とダンスがリンクしていると感じた」「しーくんも歌詞を調べて、練りに練って、振り付けを作っていったんだろうな。こんな才能のある人がいるTravis Japan、強すぎる!」と、好意的なコメントが相次いでいる。
3月14日に更新されたのは「HiHi Jets【橋本はルール無視!?】ドッキリお弁当クイズが破綻する!」(再生回数は19日時点で23万台)。タイトル通り、本来は「Jr.チャンネル」スタッフがHiHi Jetsメンバーにドッキリを仕掛けていたのだが、とあるハプニングによって“破綻”するという珍展開を迎えている。
ニセの企画名は「健康診断的な企画 代謝王決定戦」で、何も知らない井上瑞稀が「エネルギーの消化スピードと体重、血圧、体脂肪の変化などを調べてみようということで。5人がそれぞれ会議室にバラバラに入り、普通にお弁当を食べるだけ。弁当を食べ始めてから1分後、3分後と定期的にアラームが鳴るので、その都度、部屋から出てきてください。そのたびにいろいろ数値を計測していく」と、カンペ通りに説明。部屋には定点カメラが設置されてあり、まずは自分で計測して1分間食事した後、再び集合するといった流れだった。
しかし、1人になった橋本涼は「さっき、ルール説明全然聞いてなかったから全く覚えてない」とボソリ。1分後、先に部屋に戻ってきたメンバーは「何から食べた?」「海苔!」「ポテサラ(ポテトサラダ)から私いきました」と、お弁当の食べ方について会話していた。かたや、1分が経過しても食べ続けていたのが橋本。「この段階で企画はポシャりかけましたがとりあえず続行します!」(テロップ)とのことで、スタッフが臨機応変に判断し、なんとか企画を成立させていった。
その後、スタッフが「今からお弁当の写真を見せていくので、どの写真が誰なのかを当ててもらいます。減っていくスピードやおかずを食べる順番から誰のお弁当かを推測して当てていく企画」と、本当の企画をネタバラシ。本来は1分後から時系列で紹介していく予定だったところ、メンバー同士で食べた順番を打ち明けたり、1分間の指定を無視した人がいたため、苦肉の策で“完食後の写真”を見ていくことに。
これが思いのほか面白く、性格や好みを想像して分析する過程は、まるで探偵になった気分だ。エビフライだけを見ても、しっぽを残す、しっぽも食べるの違いがあり、食事開始7分後の写真もバラつきがある。橋本は「お弁当の残す量と、食べきり方でこんなに人がわかるんだっていうことに、俺はビックリを隠せない」と、述べていた。
“アイドルのお弁当の食べ方が見れる”というかなりマニアックな内容だが、ファンにはたまらない動画だろう。「ボツ企画になりかけても、収録を続けてくれたスタッフさんに感謝!」「食べ方までわかる企画、最高! みんなの性格が出ていて面白かった」「お弁当の食べ方だけで、こんなに個性が出るんだ!」「スタッフが考えた企画通りには進まないあたり、いかにもHiHi Jetsらしくて笑った」「HiHi Jetsがお弁当をモグモグしている様子が見られる神企画だった! 凝った企画を考えてくれたスタッフさんには頭が上がらない」と、スタッフサイドへの労いの言葉も出ていた。
3月12日の動画は「7 MEN 侍【大人気企画!?大光チャレンジ】なんてこった。。。」で、メンバーの佐々木大光がエンタメサイト・ISLAND TVにアップしている「大光チャンレジ」にメンバー全員で取り組んでいる。本家はメントスコーラ、部屋の中でシャンプーするなど、ハチャメチャな行動が見ものの企画。
佐々木は「みんな待ってたでしょ? この企画を!」と張り切っていたが、メンバーは「おもろいとは思うけど、怖いんですよね。みんな」(矢花黎)「未知数すぎて怖いわ」(今野大輝)「本当に今日、Tシャツの替えいるかどうか心配してたもん、全員」(矢花)と、緊張の面持ちだった。
各チャレンジごとにサイコロを振り、出た目によって参加メンバーが決定。クリアに応じてポイント獲得となり、最も多く稼いだ人の勝利となる。1種目目はハーモニカを咥えた状態で待機し、風船が割れる音に反応したら負けというハーモニカチャレンジ。始める前に、「大光チャレンジは真顔で」(佐々木)と菅田琳寧にルールを伝えたが、その佐々木は一人だけ風船の音にビビりまくっていた。以降は1分間でレモン3個を食べきる、風で巻き上がる小麦粉を回避するチャレンジなどを行うも、発端の佐々木がヘタレっぷりを発揮。あるメンバーが次々とポイントをゲットし、断トツで1位になったのだった。
全力で挑んだ7 MEN 侍に対し、視聴者の間では「期待を裏切らない面白さで、ずっと笑っぱなしだった。ここまでNGなしで体を張れるジャニーズは7 MEN 侍しかいない!」「ほかのグループのファンだけど、大光チャレンジは飽きない」「最高に面白かった! 第2弾も楽しみにしてるのでぜひやってほしい」と、興奮気味の感想が上がっている。再生回数は19日時点で22万台。
3月17日の動画は「少年忍者【全身タイツ】トランポリンでジェスチャーゲーム!」で、青木滉平、稲葉通陽、小田将聖、久保廉、田村海琉、深田竜生の6人が出演している。青木といえば、大学受験に専念するため、昨年11月にエンタメサイト・ISLAND TVの動画内で活動休止を発表。今年2月中旬に復帰を宣言していたが、「Jr.チャンネル」には約3カ月ぶりの登場となった。
今回は3対3のチーム戦で、トランポリンを跳びながらジェスチャーゲームを行うが、青木、小田、久保のチーム名はズバリ「帰ってきた青木」。この日は全員が全身タイツ姿とあって、青木は「俺もさ、久しぶりのYouTube。初っ端これ?」と面食らったようだが、「スゴい! 嬉しい!」と、笑顔を見せていた。
ジェスチャーはトランポリン上で実施するため、バランスを取るのに苦戦する人や、跳ばずに“ただのジェスチャーゲーム”になっている人などさまざまで、現場は大盛り上がり。前半は「ボウリング」「サッカー」といった比較的にポーズを再現しやすいお題で、最終戦は「走っている大工」「ロウソクを消すチョウチョ」と、難易度がアップ。
2018年にジャニーズ事務所に入所した稲葉、小田、久保、田村、深田は気心の知れた間柄である一方、16年入所の青木は柔らかい雰囲気の持ち主。この日は少人数での撮影ということもあり、青木&深田を除く中学生組 (稲葉と久保は今春卒業)がいつもよりのびのびと収録を楽しんでいる印象を受けた。大人数だからこそ、参加メンバーや企画によっていろんな一面が見られるのが少年忍者の動画の魅力だと、あらためて感じる機会だった。
ファンからは「青木くん、おかえりなさい!」「青木くんだー! って思ったらまさかの全身タイツだった。でも、ピンク似合ってて可愛い」「青木くん、YouTube復帰作が衝撃的(笑)」「青木くん、ようやくYouTubeにも戻ってきてくれてうれしいけど、いきなり全身タイツ!」と、青木に関するコメントが続出している。再生回数は19日時点で12万台。



















