ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、3月4日~10日公開の動画を注目度順にチェックします!
美 少年、ジャニーズオーディションの内容を告白
3月6日の動画は「美 少年【ジャニーズ秘話】僕たちのJに入ったワケ!?」で、タイトル通り、美 少年メンバーがジャニーズ事務所に入所した経緯をおさらいするトーク企画。オーディションの内容まで事細かに明かしており、美 少年ファンはもちろん、ジャニーズファンならば必見の動画となっている。
まずは、最も先輩で、2015年5月2日に事務所入りした岩崎大昇について、藤井直樹が「入所日を早めているっていうウワサを聞いたんだけど」と、いきなり“経歴詐称疑惑”を追及した。本人いわく、同期にあたるHiHi Jets・高橋優斗、7 MEN 侍・佐々木大光の記憶が曖昧だといい、「実際は5月2日なんですよ」と主張。そもそも、親に「(履歴書を)送るよ」と言われていたそうだが、オーディションには行きたくなかったとか。結果、5,000円のお小遣いにつられて会場へ向かうも、「あんまり知らない状態で入った。無知の状態で。SMAPさんがジャニーズって知ったのも後だったんだよ。SMAPさんはSMAPっていう認識で。俺、ジャニーズ=嵐って思ってたから。じゃあ俺、今から嵐に入るんだって思ってたの。これ本当に! 本当に! それ以外知らなかったんですよ。ジャニーズJr.とか知らなくて。だから、ジャニーズ事務所のオーディション=嵐の新メンバーみたいな感じの認識」だったという。
岩崎とは違い、藤井は自ら望んで履歴書を送付。異例といえる東京・帝国劇場でのオーディションに参加し、16年1月23日に入所した。ここで、「Jr.チャンネル」スタッフが「どこに出てるの? 募集要項みたいな」と尋ねたところ、「履歴書を送る。勝手に」(浮所飛貴)「勝手に送ってるんですよ、事務所に」(那須雄登)「そこもカッコいいですよね」(浮所)と、返答。オーディション当時から目立つ存在だったJr.SPの松尾龍がテレビ出演する中で、藤井は仕事に呼ばれず、久しぶりにダンスレッスンの声がかかったことで「首の皮一枚つながったな」と、安心したという。
藤井が「その時にたぶん、ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)が気づいたんだろうね。ちゃんと、『ダンスいいね』って。『やってたの?』って」と話すと、岩崎が「でも、ジャニーさんより早く藤井くんに気づいた人がいるんですよ。俺なんですよ」「藤井くんがクルクル回ってたんですけど、スゴいキレイで。話しかけに行ったの」と回顧。「そこからの大昇の先輩風、スゴかったけど。一時期スゴいイヤで、もう全然しゃべらなくなった」(藤井)と、生々しい告白も飛び出した。
母親が嵐ファンで、自身も嵐やSexy Zoneのコンサートに行くなどジャニーズファンだった浮所は、かなり“ガツガツ系”だった模様。かたや、同期入所の那須は「(オーディション当日に)野球部の試合があった」「最初は『行かない』って言った。『いいや』って」と、対照的な2人の会話が実に興味深い。
ジャニーズのオーディションは、ダンスと一芸披露コーナーがあり、浮所は「オーディションなので、目立ったもん勝ち、印象に残ったもん勝ちっていうのはずっと思っていて。だから当時、テニスやってたし、学校のテニスウェア、学校の公式のテニスウェアで俺はオーディションに臨んだの。公式がオレンジなの。何するかも全部知ってた。ダンスのオーディションもあるし、特技披露も知ってた。一列目陣取って。わりと真ん中のほうで、鏡のホント一列目でやってて。俺自身、ジャニーさんにオーディションで話しかけられたら勝ち、絶対合格っていう説がある。それを知ってて」と、しっかり戦略を立てて挑戦。
ジャニー氏がメモをとって見回っていた時、「これ話しかけられるチャンス!」と張り切って踊っていたところ、「YOU、アクロバットできるの?」と聞かれたんだとか。まだアクロバットを習得していなかったにもかかわらず、浮所は「できまーす!」と宣言。すると、ジャニー氏が番号をメモしていたため、「受かったな」と確信したことを振り返っていた。事前にしっかりとオーディション対策を練っていたとしても、緊張などで実践できない人も少なくないだろう。そんな中、本番に強い浮所のようなタイプは、将来大物になる可能性が高いのではないかと感じた。
なお、同じ場所にいた那須は「一番ジャニーさんのところから遠いところで、たぶんあの人がジャニーさんだろうなって思ってて。別に見えないけどしゃーねーと思って。で、左見たら、目チカチカするなと思ったら、浮所だった。こんな蛍光オレンジおるの!?」「浮所は覚えてる」と、告白。特技披露のエピソードでも“うきなす”は正反対で、浮所が前のめりにアピールして成功した一方、那須はバットの素振りを見せてその場の空気を凍りつかせてしまったそうだ。2人が語るからこそ、現場のリアルな状況が想像できて、この動画の一番の盛り上がりポイントとなっている。
残る金指一世が、自身の入所日について「(16年)6月19日」と切り出すと、岩崎が「(佐藤)龍我と一緒か」と補足。佐藤といえば、女優・鶴嶋乃愛の自宅に“お泊まり”していたとの報道を受け、昨年12月22日から活動を自粛し、今年3月9日に仕事復帰を果たしたばかり。個人的には、佐藤も参加した上で、この企画をやってのしかったと、残念な気持ちを抱いてしまった。佐藤がいれば、浮所&那須のパートと同様に、金指と佐藤からオーディションの感想が聞けたはず。良いテーマの企画とあって、佐藤の思い出話は、あらためて別の機会に期待したいところだ。
とはいえ、美 少年ファンは大満足の1本で、「オーディションの話は今までもいろんなところで目にしていたけど、やっぱり本人の口から聞くとより面白かった!」「美Tube、めちゃくちゃ良かった! みんなのオーディションの話をこんなに詳しく聞ける機会はなかなかないよね!」「うきなすは同期だからこそ、オーディションの話をお互いに補完できていいな」「同期であるうきなすの関係性が尊い!」と、高評価が続出していた。再生回数は12日時点で27万台。
3月5日にアップされたのは「7 MEN 侍【なんでそっち!?】3回連続で以心伝心せよ!」(再生回数は12日時点で18万台)。今回、彼らが行っているのは「○○だと思うメンバーは誰?」といった問題に対して、全員の答えを3回連続で合わせるだけのシンプルなゲームだ。チャレンジできるのは全部で40回で、5回目までにクリアできれば、人気店「ミート矢澤」の1万円分のお弁当がゲットできるなど、レベル分けされていた。回数を重ねるにつれて“自腹”となってしまうほか、スタッフ分も含めて購入するルールで、佐々木大光は「大人としてのプライドはないんか? 俺、18歳の高校生だぞ!」と、ついつい愚痴がポロリ。
団結力を見せるべく、「7 MEN 侍で一番マイペースなのは?」「一番アイドルなのは?」「一番ダンスが上手いのは?」という質問に次々と回答する6人。「一番友達が多いのは?」との振りには、今野大輝、本高克樹が菅田琳寧の札を挙げており、矢花黎が「ちなみに琳寧くん、何人ぐらいいる? デビューしてる先輩だったら?」と、問いかけた。これを受け、菅田は「King&Prince全員と、6人全員と。Hey!Say!JUMPから山田(涼介)くん、KAT-TUNから上田(竜也)くん、KinKi Kidsから(堂本)光一くん」と、報告。その瞬間、本高や中村嶺亜らは「光一くん!?」と仰天し、「光一くんの連絡先も知ってる」(菅田)と聞いても、「初耳!」(中村)と、仰天の様子だった。
菅田は、さらに続けて「Sexy Zoneが4人(佐藤勝利・中島健人・松島聡・マリウス葉)。SixTONESから4人(京本大我・松村北斗・高地優吾・森本慎太郎)と、Snow Man・岩本(照)くんと深澤(辰哉)くんだけ」と、豪華メンバーの名前を発表。本高が「積極的に琳寧はいけるから。先輩とかにも」と彼のコミュニケーション能力の高さを称賛すれば、矢花はあらためて「スゴいなぁ~」と感心していた。
一方で、本題のゲーム自体はなかなか揃わず、なんと19回目にして初リーチが到来。筆者は見ているうちに、こんなに合わないものなのか? と単調な展開にやきもきしてしまったものの、ネット上のファンは「メンバーそれぞれの認識の違いが面白かった」「お互いをどう思ってるかなどが知れてうれしかった」「6人がわちゃわちゃしてる姿が最高!」と、盛り上がっていた。
そして、エンディングでは珍しく次週の予告映像をチラ見せ。エンタメサイト「ISLAND TV」で実施している「大光チャレンジ」がYouTubeで始動すると告知していた。6人でどんな無理難題に挑むのか、注目が集まる。
3月4日の動画は「Travis Japan【リベンジ!?無音ダンス】「VOLCANO」音楽なしでシンクロできるか!」(再生回数は12日時点で54万台)。ハイレベルなダンスに定評のあるTravis Japanが、昨年10月公開の「【無音ダンス】『Lock Lock』音楽なしでシンクロできるか?」に続いて、“無音ダンス”に挑戦している。
冒頭は、宮近海斗が「(川島)如恵留さんの雪辱果たせるチャレンジ」と告げた上で、企画を発表。これは、音がない状態で自分の感覚を頼りに踊るというものだが、前回はその川島が「普段、メンバーで振り入れやる時とかは、基本、僕がリズム出してるんで。まぁ、まぁ、大丈夫でしょう」「僕がリズム出してるんで」と、指を鳴らしながら自信満々に宣言。しかし、9秒29もズレて最下位になってしまった結果、周囲に指パッチンをイジられまくっていた。
また、−0秒16とほぼ誤差なしの吉澤閑也に期待がかかる中、本人は「常にみんなを意識してるのよ、いつも」「みんなが歌ってる声とかを意識してるから、たぶんできるんだと思う」と、コメント。この日のテーマは、Travis Japanの曲の中でもハードなダンスで知られる「VOLCANO」で、本番前は「数多く踊ってきた楽曲なんで、これだいぶ自信あります! 云々言わすことなく100%、パーフェクト狙います」(松田元太)「余裕ですよ。やっぱピッタリを出したいよね」(吉澤)「今日は余裕。500回ぐらいはやってる。『VOLCANO』をね。舞台でもライブでもやってたし。舞台に関しては毎日やってたし」(七五三掛龍也)などと、強気な発言も飛び出した。
冒頭のみ音を流してスタートし、途中で無音になったまま継続。終了後に7人で映像をチェックし、どれぐらい遅れたのか、それとも早く動いてしまったのは誰なのかをチェックしていく。すると、今回は意外な人物が屈辱を味わう結末に。罰ゲームで夕食のデリバリー料金を負担することになったのは一体どのメンバーだったのか、ぜひ今動画で確認してほしい。
定点カメラで一人ひとり撮影しているため、個々のダンスがじっくりと見られる点も、ファンにとってはうれしい企画だろう。コメント欄などでは「トラジャのダンス企画、待ってました!」「無音ダンス企画が大好きだから第3弾もぜひお願いします!」「無音ダンスリベンジうれしい! スローな曲調だとどうなるのかも気になる」「ダンスが揃ってないトラジャは無音ダンス動画でしか見れないから貴重。第3弾も待ってる」と、興奮気味の感想が相次いでいた。
3月10日にアップされたのは「少年忍者 【脳トレ!?】ヤバい…僕たちの学力バレちゃう」で、出演メンバーは、安嶋秀生、内村颯太、織山尚大、川崎皇輝、川崎星輝、北川拓実、瀧陽次朗、豊田陸人、檜山光成、深田竜生、元木湧、山井飛翔の12人。6人ずつに分かれ、漢字2文字とカタカナ3文字でお題を表す「5文字バトル」に挑戦している。
例えば最初のお題は「入学式」で、これを受けて元木湧が「校門 サクラ」と書くと、チームメイトの深田が一発で正解。解答側は発想力が求められ、一方の仲間は有力なヒントを出せるかどうかがポイントとなっている。概要欄に「特に湧と檜山はヤバかった。。。湧は漢字ね…漢字」と記載がある通り、元木の漢字力がたびたび問題になったほか、“檜山天然説”も浮上。終盤は川崎兄弟の絆を感じるシーンもあった。
ファンからは「ヒントにもメンバーの個性が出てたり、めっちゃ面白かった!」「今回の忍Tubeでわかったのは、漢字書けない人が多すぎるってこと」「漢字が弱いメンバーが多いから、お勉強企画をやってほしい」「クイズは楽しかったけど、漢字がひどいので特訓合宿しよう」「川崎兄弟好きとしてはたまらない回だった! ニヤけが止まらない」「川崎兄弟、マジで尊い」「川崎兄弟がエモい」といったコメントが上がっている。再生回数は12日時点で15万台。
HiHi Jetsの動画は通常回の「【ギャグ人狼】あなたは…伝説のギャグ知ってますか?」(3月7日)と、プロモーションの「【全力挑戦!】中華料理にジャニーズ先輩を名付けてみた」(8日)の2本が配信されている。1本目は、人狼ゲームのニューバージョンとなる「ギャグ人狼」。メンバー5人に1枚ずつカードを配り、うち4枚は昭和のギャグ、残り1枚は“白紙”という恐ろしいルールだ。この白紙を手にした人物(人狼)は、自らオリジナルのギャグをその場で考える必要があり、自分が人狼だとバレないように平静を装う演技や、対応力が求められる。
いざ始めてみると、出てきたのは「なんでそ~なるの!」(萩本欽一)「どうもすいません」(林家三平)など、18歳~21歳であるHiHi Jetsがあまり見聞きしたことのないような伝説のギャグばかり。彼らは本物を知らないまま、即興でギャグを披露している。古いギャグを知っている視聴者なら、すぐに誰が人狼なのか、シンキングタイム中の会話を聞かなくてもわかってしまうだろう。
2本目は、株式会社フルスイングの「全力中華シリーズ」とのコラボレーション動画。画像に名前をつけていき、暗記する「ナンジャモンジャゲーム」の応用版だ。前半は「全力焼龍包」に対して「あつあつ」(作間龍斗)や、「全力麻婆豆腐」に「とうふちゃん」(橋本涼)と名付けるなど、商品名から着想を得たあだ名でチャレンジ。後半はお題をジャニーズ事務所のタレントに変えて楽しむ流れになり、嵐・相葉雅紀の実家に関する話題も。「全力中華丼」の画像を見た高橋優斗が「相葉くん」と思いつくと、「俺も全く一緒だわ」(猪狩蒼弥)「なるほど!」(作間)「そうだね!」(井上瑞稀)と反応。
その理由について、橋本のみピンときていない様子だったが、相葉の実家が千葉県で中華料理屋を営んでいることは周知の事実。「ご実家がね」(猪狩)「実家が中華屋さん」(井上)と教わり、橋本も「あぁ~!」と、納得していたのだった。再生回数は1本目が19万台、2本目は23万台(12日時点)。
3月9日の動画は「Aぇ! group【メンバー愛検証!?】僕たち…何もわかっていませんでした」で、グループとしての成長を目指し、メンバーの考えを理解するための企画に取り組んでいる。あるメンバーの答えを予想し、全員が一致しなければ罰ゲーム執行というルール。
例えば、正門良規のターンでは「今日の入り時間早いなぁ 何時入り?」とのお題で、“正門ならなんと書くのか”を想像していく。周囲が予想対象者の性格を把握していればクリアできそうなものだが、いきなり不正解が続出。以降も解答はバラつき、Aぇ! groupは「Jr.チャンネル」でおなじみのセンブリ茶、ノニジュースの洗礼を受けてしまう。
小島健が乾杯を意味する「Cheers」を「チーズ」と口走ったり(5分57秒頃)、佐野晶哉が福本大晴のボケを拾おうとしたところ、単なる勘違いだったという“リアルミス”も発生(8分6秒頃)。狙ったボケではない、天然の面白さについ笑ってしまった視聴者も多いだろう。
また、福本への質問は「お腹いっぱい! 回転寿司何皿食べた?」。佐野が「Aぇ! groupの中では一番大食い。横山くん(関ジャニ∞・横山裕)にご飯連れて行ってもらった時とか、デザートでご飯大盛り持ってきたりしますやん」と福本の食べっぷりを暴露すると、当人は「横山くん、それ見てめっちゃ喜んでくれましたから。横山くんは、『俺はめっちゃ食う人好きやねん! 食え、食え!』言って食わしてくれるから」と、弁解。先輩に遠慮がないわけではなく、優しい横山と一緒の食事会だからこそ食べているようで、「僕、人を選びますよ。さすがに」と、付け加えていた。再生回数は12日時点で53万台。