ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、2020年12月31日~21年1月6日公開の動画を注目度順にチェックします!
関西Jr.が参戦! 再生回数100万突破で「エグすぎ」
2018年3月に始動した「Jr.チャンネル」に、このたび関西ジャニーズJr.の3組(なにわ男子・Aぇgroup・Lilかんさい)が仲間入りすることとなった。1月3日に行われた配信ライブ『関西ジャニーズJr. あけおめコンサート2021 ~関ジュがギューっと大集合~』内で発表され、Jr.ファンの間に衝撃が走ったばかり。翌日には、さっそく同チャンネルで「ジャニーズJr.チャンネル【緊急発表】大事なお知らせです!」が公開され、5日には「関西ジャニーズJr.【初めまして】ステージから失礼します!」と「関西ジャニーズJr.【いきなりドッキリだなんて…】報告の伝え方!?」の2本が配信された。
1本目は54秒の予告編で、3グループが「Jr.チャンネル」参加を知った瞬間の映像をチラ見せ。2本目はタイトル通り、3組がステージ上でYouTube参戦について語る23分の長編となっている。なにわ男子・西畑大吾が「僕らもだって、この『ジャニーズJr.チャンネル』に出させていただくと知ったのは、ホンマに最近の最近で。数日前やったもんね。で、(Aぇ! group・福本)大晴がその時いなくてね」と切り出すと、福本が「だから、関西Jr.の初企画が僕へのドッキリですからね。フン!」と、コメント。実際、3本目の「【いきなりドッキリだなんて…】報告の伝え方!?」は、2020年の年末にエンタメサイト・ISLAND TVの「撮影」とだけ聞かされ、集められたなにわ男子、Aぇ! group、Lil かんさいがサプライズでスタッフから一報を受けた場面を大公開。後半は、何も把握していない福本がドッキリを仕掛けられ、戸惑う様子を見ることができる。
一方、2本目のトークパートでは、西畑が「初めて聞いた時、どうやった? Lilのみんなは?」と聞くと、「めっちゃうれしかったです」(當間琉巧)「俺、YouTuberになりたかったので」(大西風雅)「高校生なんで、一番、YouTubeとか見てる時期なんですよ。だからめちゃめちゃYouTube好きなんで。参戦できてよかったなっていう気持ちですね、ホンマに」(嶋崎斗亜)と、喜びを噛み締めた。
また、関西Jr.の担当は毎週火曜日で、1月は彼らの音楽動画を配信するとのこと。以降、各グループが月ごとにローテーションしていき、2月はなにわ男子、3月がAぇ! group、4月はLil かんさいが登場予定だとか。Aぇ! group・正門良規はHiHi Jetsら他グループと「おいおいコラボとかできたら」と夢を膨らませ、なにわ男子・長尾謙杜がTravis Japanと水溜りボンドの共演動画を例に挙げたところ、「YouTuberさんに会えるの? よっしゃー!」(西畑)「可能性は広がるよね」(なにわ男子・藤原丈一郎)と、興奮していた。
そして、9分30秒頃からは、あらためて一人ずつ簡単に自己紹介を実施。藤原は、HiHi Jets・高橋優斗と「野球トークなんかもできたら」と話したほか、長尾は美 少年・藤井直樹と「服の企画とかもやってみたい」と、構想を口に。Hey!Say!JUMP・山田涼介を尊敬する道枝駿佑(なにわ男子)は、同じく山田好きのHiHi Jets・井上瑞稀と「山田くん愛を語れたらいいな」と熱望。最も若手のLil かんさいは、ドッキリ、絶叫系、心霊スポットと、普通は嫌がりそうなロケを志願するなど、貪欲な姿勢をアピールしていた。
Aぇ! groupの最年少・現在18歳の佐野晶哉は「僕らこう見えて意外と運動とかも得意なんで、運動系で勝負する企画とかもしたいですね。どれぐらい僕が運動が得意かっていうのを証明したいんで。Aぇ! group、残りの4人(福本・草間リチャード敬太・小島健・末澤誠也)か。自己紹介するまでに、城ホ(大阪城ホール)を走りきります」と、宣言。突如、会場を走り出すというアグレッシブさを発揮し、今後の動画でも“何かやってくれそう”な期待を抱かせてくれた。
SNSやコメント欄では「関西Jr.のYouTube、待ち望んでた! これから新しいことに挑戦する姿が見られると思うと、ワクワクが止まらない!」「やっぱり関西Jr.は全員話せるし、面白い!」「しっかり爪痕残すAぇ! group、最高すぎる」「晶哉くん、これから絶対に人気出るな」と、好意的な声が続出している。
1本目は4日午後8時台、2本目が5日午後2時台、3本目は同午後10時アップで、再生回数は65万台、103万回超え、67万台と絶好調(8日時点)。関東Jr.のファンらは「もう103万回いってる……関ジュの勢いってスゴいな」「関ジュの再生回数がエグすぎる」「関ジュのYouTube進出によって再生回数を越されるのは怖い」と、戦々恐々としているよう。今後は相乗効果で、「Jr.チャンネル」全体が盛り上がっていってほしいものだ。
31日にアップされたのは「Travis Japan【ゆく年くる年】SPゲスト乱入で大騒ぎ!」(再生回数は1月8日時点で42万台)。年末最後の動画とあって、Travis Japanが2020年のYouTube撮影について振り返っている1本だ。
昨春配信の初ドライブ企画やシークレット鬼ごっこなどでの松倉海斗の活躍が話題に出る中、「【夏のデート私服対決】Instagram連動企画!あなたはどのファッションが好き?」(9月配信)についても、宮近海斗は「松倉さんがね、物議を醸したじゃないですか」と、切り出した。なんと、松倉はこの動画を受けて、作家・志茂田景樹に褒められたそう。「『その道を貫けば やがてそれは哲学になる』っていう。マジでうれしい言葉だと思って!」と、興奮気味に話していた(確かに志茂田は10月25日付のブログに同様の文章をつづっている)。
また、今後に関しては「いろんな『Jr.チャンネル』内でもコラボしたい」(宮近)とのことで、吉澤閑也は仲良しメンバーの多いHiHi Jetsと一緒にローラースケートを体験したいと希望。松田元太は「少年忍者とボクシングもしたいね」と明かし、中村海人が「特に誰とボクシングしたいとかあるの?」と聞けば、「久保廉!」と即答した。松田は21歳、久保は15歳のため6歳差だが、なぜか周囲は「強いぞ、たぶんあいつ!」(中村)「負けるよ、たぶん」(吉澤)と、久保に勝ち目があると思っているよう。
松田は「昨日、食堂で(久保に)会った時に、海人もいたんだけど、『座りなよ』みたいな。『あっ、ありがとうございます』みたいな。ちょっと声変わりしてて。それも可愛いなと思って。気持ちわかるじゃん、ちょっと恥ずかしいっていうか。だから、ちょっとたぶん弱ってる」と話した上で、殴る仕草を見せた(声帯を殴るのはやめてあげて~!)。するとそこへ、久保本人が「ここで撮影してるって言ったんで、挨拶しに来ました」と、登場。松田が「少年忍者と今度、Travis Japanでボクシングしませんか?」と直々に対決を申し込んだところ、久保は「あっ、したいです」と、快諾していた。
これにはメンバーも「意外と武闘派……」(宮近)と、大笑い。実現の際は、2人の個人戦になると伝え、「ちょっと見せてもらっていい?」(中村)と促された久保がカメラにパンチを披露していると、さりげなく横から松田が一発お見舞いしていた(7分21秒頃)。最後に久保のリクエストも聞いた後、松田は「全力で来いよ!」と、威嚇。今年は松田と久保の戦いが見られるのかどうか、今後の展開に期待したい。
年明け1月1日には、「ジャニーズJr.チャンネル【あけおめ2021】5グループ総出演!」が配信され、「Jr.チャンネル」参加の全5組が新年の挨拶を行った。12月の「メリークリスマス!【メンバー出演】各グループからメッセージ」(22日配信)は、少年忍者、Travis Japan、7 MEN 侍、HiHi Jetsの4組が出演し、美 少年は佐藤龍我のスキャンダルの影響からかカットされていたが、今回は無事に参加。こちらは1日午前0時頃の更新で、再生回数は33万台(1月8日時点)となっている。
2日にアップされたのは「美 少年【2021あけおめ】今年の目標&YouTubeでやりたいこと発表」(再生回数は8日時点で16万台)。女優・鶴嶋乃愛の自宅への“お泊まり”報道がきっかけで活動自粛中の佐藤はいまだ不在で、岩崎大昇、浮所飛貴、金指一世、那須雄登、藤井直樹の5人が今年の抱負を語っている。そんな中、金指が「美 少年6人としても、バラエティとか6人で出てみたいです。個人としては、引き続き頑張って、お仕事もらえるように頑張ります!」と、あえて“6人”というフレーズを入れて、グループの絆を示す一幕も。なお、エンディングの音声が新しくなっており、「ありがとう!」と叫ぶ佐藤らしき人物の声も聞こえている。
一方、藤井が「やっぱりバンジージャンプに挑戦してみたいですね。みんなで!」と言うと、岩崎は一人だけそっぽを向いて無表情に。というのも、彼は2019年11月配信の「【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」の撮影にて、罰ゲームの名目でバンジージャンプに挑むことになったのだ。そもそも、これは「罰ゲームじゃないんですよ、これ。俺がキャニオニング(6月公開の動画)で、ジャンプしなかっただけで……」と、本人も納得していない状態で勝手に決まっていたため、ロケ中も「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」と、不満をポロリ。結局、スタート地点に立って格闘するも、半泣き&震えがおさまらず、インストラクターの判断で岩崎はリタイアしていた。
藤井が「前回はね、一世と那須しか飛べてないから」と、このロケを思い返すと、ようやく口を開いた岩崎は「バンジー、やめようぜ。危ないじゃん」と、コメント。「でもわかんない。新しい大昇に出会えるかもしれない」(藤井)と説得されるも、「いやいや、いらない!」と、即座に突っぱねていた。ちなみに、自身は「利き水をしたい」「微妙な違いもわかる。1回やりましょう!」と望んだが、ここでスタッフが「間違ったらバンジー」と、提案。岩崎は「バンジーはマジで無理。仮によ、俺がもう、(水の)区別ができなかったとしてもバンジーには、行くよ。その場所には。飛べねーよ!」と、再度拒否したのだった。
筆者としては、岩崎の“バンジー飛べなかったイジり”が21年にもなってまだ続くのか……と、正直に言ってガックリ。例のロケ以降、スタッフはゲーム企画で「バンジー飛べない男がまさかの最初のリーチ」「罰ゲームは終わってません」などのテロップを入れた挙げ句、「チキン岩崎」とのあだ名までつけていた。そして、昨年2月公開の「【バンジーの罰】岩﨑大昇がメンバーに料理を振る舞う!!!!!!」で、岩崎がメンバー5人に1品ずつ料理を振る舞い、“バンジーの罰ゲームをチャラにする”と、決定。これで岩崎とバンジーの闘いも区切りがついたはずだが、またバンジーをやるハメになるとは、一体なんのための料理企画だったのか……?
ネット上でも、「見ていてつらかったので、大昇のバンジーはもうやらなくて大丈夫です」「大昇の代わりにメンバーが飛んだのも、大昇が料理を振る舞うっていう素敵な企画に変わったのも、美 少年らしくて平和だった。大昇が『飛びたい』と言うなら話は別だけど、無理には飛ばさないでほしい」「もう大昇にはバンジーに挑戦させないで。見ていて心苦しいから、配慮のある企画にしてください」「スタッフまでバンジーを強要するようなノリは……。今年は罰ゲームじゃなくて、ご褒美がいいな」「大昇くんばかり何度も罰ゲームするのはなしにして」「バンジーの件は終わったと思っていたから、また掘り返すんだ……って悲しくなった」と、不快感をあらわにするコメントが上がっている。
6日の動画は「少年忍者【あけおめ】今年の抱負!YouTubeでやりたいこと」(再生回数は8日時点で12万台)で、受験のためお休み中の青木滉平を除いて、少年忍者21人が集合している。高校生になるメンバー、高校を卒業するメンバー、20歳になるメンバーが今年の抱負と、YouTubeでやってみたいことを発表。まずは今春に高校に入学する稲葉通陽&久保廉のトークから始まり、MCの川崎皇輝が「稲葉くん、意外とまだ中学生だった」とイジると、深田竜生は「ウソはつくなよ」と、疑いの目を向けた。確かに、稲葉は小柄な久保に比べて身長も高く、中学3年生にしては落ち着き払っているように見えるだろう。
さらに彼は、「どうですか? 今年から高校生ですけど」(川崎)と質問され、「お仕事できる時間が増えるんで。シンプルにできるだけ全力で頑張りたいなと思いますね」と、決意表明した(その考えが偉い!)。個人的に、この動画の見どころは、そんな稲葉の“気遣い力”。川崎が「高校を卒業するメンバーにも聞きたいんですけど」(1分37秒頃)と尋ねた際、一瞬だけ少し身をかがめて後列を確認しているのだ。おそらく、自分が被ってカメラに映ってしまわないかどうか、気にしているからこその行動だとみられる。
なお、同じく「二十歳を迎えるメンバー」(3分9秒頃)をフィーチャーした場面や、川崎が後列の長瀬結星に話を振ったタイミングでも、稲葉は膝に手を置いて低い姿勢になっている(4分8秒頃)。自身は、前列にいるには高身長とあって、邪魔にならないか……と、懸念していたのかもしれない。タレントとしては謙虚すぎるほどの、稲葉の優しさが染みる1本だった。高校生になってもこうした思いやりを忘れず、仕事に臨んでくれることを願いたい。
3日の動画は「HiHi Jets【謹賀新年】時は2021年この指とまれ!! 今年もよろしくです」(再生回数は8日時点で23万台)。ほかのグループ同様にYouTubeの動画で実行したいこととして、ドライブ、お泊まりロケ、ハワイで大食いなどの案が出ると、本来は20年にチャレンジする予定だった富士登山について、「1回は登ってみたいっていうのはあるよ」(猪狩蒼弥)と、トーク。HiHi Jetsメンバーと仲の良い7 MEN 侍・佐々木大光、美 少年・岩崎大昇も一緒に……と、盛り上がっていた。
HiHi Jetsも岩崎のバンジー問題に絡んでおり、「HiHi Jets【乱入】岩﨑大昇と…バンジーをかけて対決?」(19年11月公開)を経て、井上瑞稀が巻き込まれる形で一人でバンジーにトライすることになったのだ(20年3月配信の動画内で実行)。そんな経緯もあり、HiHi Jetsは、あらためてバンジー未体験の岩崎を槍玉に挙げ、「俺の気がおさまんねぇ、それじゃあ」(井上)「あいつを輝かせてやらないと」(高橋優斗)「大昇救済企画ということで。富士山に登りましょう!」(猪狩)と、話し合っていたのだった。
1日は「7 MEN 侍【あけおめ】2021年の目標を語る!」が公開(再生回数は8日時点で16万台)。グループの目標を挙げる場面では、「オリジナル衣装でオリジナル曲をやる」(本高克樹)「しかも、お客さんの前でやる。去年できなかったじゃない」(矢花黎)と、宣言。新型コロナウイルスの影響もあり、20年は配信ライブが中心となっただけに、7 MEN 侍メンバーは悔しい気持ちを抱えていたようだ。さらに、佐々木大光からは「今年から俺らは王道アイドルでいくから」と、爆弾発言も。
また、YouTubeの撮影にあたって、菅田琳寧が「7 MENが楽しい動画が一番(再生回数が)伸びるんで」と漏らすと、中村嶺亜は「でもだいたい俺らがさ、動画に対してさ、『この動画イケるだろ』って感じてるやつ、いつも伸びないよね。なんか、『これちょっとヤバくね』ってやつが伸びるんだよね、いつも。見る人の気持ちになって撮りましょう」と、客観的にコメント。「もっと見てくださるファンの方目線に、自分たちを下げてく」(矢花)「あんまり身内で盛り上がらないこと」(佐々木)と、気を引き締めていた。普段の動画内では真面目に語る機会は少なかったものの、その裏できちんと数字やファンの反応と向き合い、冷静に自己分析していたことが伝わってくる。21年、果たして彼らの狙い通りにヒット動画は生まれるのだろうか?




