ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、12月17日~23日公開の動画を注目度順にチェックします!
美 少年・佐藤のスキャンダルで辛らつコメント相次ぐ
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20日にアップされたのは「全グループ対抗!特別企画【運動能力テスト】美 少年」。16日配信の少年忍者からスタートした曜日横断特別企画で、握力、10m走、立ち幅跳び……といった9種目に挑むもの。基本的にはメンバー全員参加で、種目ごとに平均値を算出(人数の多い少年忍者の場合は、種目によってくじ引きで挑戦者を決定)。最終的にトータルポイントが高かったグループの優勝となり、“オリジナル曲のミュージックビデオ制作”をかけた戦いだ。
競技開始前に円陣を組んで「美 少年、絶対に勝ちましょう!」(金指一世)と気合を入れる場面や、立位体前屈で「グループだから、そういうのは補い合って。大事!」(浮所飛貴)と励まし合う光景もあり、6人はMV制作に向けて意欲満々だ。
そんな中、個人的な注目ポイントは岩崎大昇の反復横跳び。一生懸命なところを笑って申し訳ないが、手の動きがなんとも珍妙で、ついつい吹き出してしまった(9分45秒頃など、両手で頭を抱えているようなポーズも)。那須雄登は「『アンダルシア』やってんのかよ!」とツッコんでおり、ジャニーズ事務所では定番のパフォーマンス「アンダルシアに憧れて」(近藤真彦の楽曲)の振り付けを思い出したようだ。また、ラストの12F階段走で浮所は「MVですからね。これは寿命を削ってまでも速く行く価値はあると思う」とコメント。それだけ、彼らにとっては逃したくないチャンスなのだろう。
一方、美 少年の佐藤龍我といえば、ニュースサイト「文春オンライン」(12月20日配信)の記事によって、女優・鶴嶋乃愛の自宅に何度も“お泊まり”していたことが発覚。報道当日は舞台『DREAM BOYS』に出演したが、22日にジャニーズ事務所は「新型コロナウイルスの感染拡大している中、また、何より未成年かつ高校生であるにもかかわらず、今回のような報道がなされたことに対して、学生並びタレントとして自覚と責任が欠如している」と判断したと説明。一定期間芸能活動を自粛すると、“処分”を発表した。この騒動を受け、今回の動画のコメント欄は佐藤絡みの書き込みが殺到中だ。
「まさか応援するグループの名前がこんな形で世に広まるなんて思ってもみなかった。5人のことを思うだけで悲しくなる。あなた一人の行いがいろいろな人を傷つけたことを忘れないで」「もっと自覚を持って行動して。当たり前だけど、あなたたちの代わりはいくらでもいる」「龍我がプロ意識なくて情けない」とのシビアな声や、「5人が龍我の帰って来る場所を守ろうとしてるなら、私は応援する」「龍我くん、正直ビックリしたし、ショックだった。しっかりと反省してまた美 少年に戻ってね。待ってる」と、エールも数多く見受けられた。
ちなみに、「Jr.チャンネル」のTwitterは19日午後8時1分の段階で「本日20:00アップ予定の動画が少々遅れております。申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください」とお詫びしたが、約3時間後に「本日アップ予定の動画は、明日の朝に公開させて頂きます」と報告。一部ファンからは「最初から『明日の朝にアップ』と書いていれば、この時間まで待つこともなかった。20時に動画を上げるのがスタッフの仕事では?」などと手厳しい意見が出たが、「MVがかかってるから、数え間違いしないように頑張って確かめてくれてるのよね。ありがとうございます」と感謝の言葉も続出。美 少年にMV撮影の権利を獲ってほしいからこそ、ナーバスになってしまった人も少なくないのかもしれない。結局、動画は20日午前11時35分頃に上がり、再生回数は53万台(25日時点)。
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17日の動画は「全グループ対抗!特別企画【運動能力テスト】Travis Japan」(再生回数は25日時点で81万台)。ご褒美がMV撮影だと知ったTravis Japanメンバーは「こんなので決めていいんですか!?」(宮近海斗)「マジで全力でやるしかない」(松田元太)と、衝撃を受けていた。
まずは、身長と体重を測定。公式プロフィールとの誤差を確認するというが、中にはマイナス2.1cmも違う人も。あざとい七五三掛龍也は、さりげなくジャージの裾を踏んでかさ上げを画策したが、周囲に気づかれて仕切り直しとなった。なお、中村海人と吉澤閑也の体重は「秘密(ハートマーク)」として非公開に。早くも、すべて記録が出ていた前日の少年忍者と足並みが揃わなくなってしまった。Travis Japanは今年2月の「【300gピタリ痩せろ】裸でガチ勝負!お風呂で減量対決!!」企画で何度も体重を測っていたが、今回は隠したい事情があったのか……?
握力に続いて、2つ目は柔軟性が重要な立位体前屈。11月公開の「【柔軟王選手権】色んな意味で…柔らかいのは誰だ?」では七五三掛が最高、松田が最低値だったため、「今日とっておきのアドバイスするよ。そしたらいけるかもしれない。酢を飲んだら、身体柔らかくなるらしい」(七五三掛)と、松田に助言した。松田は「変わらんて、今飲んだところで」と疑ったものの、現場にはお酢が用意されており、少々飲んでからトライ。すると、前回のマイナス7cmを超え、なんと9cmの記録が出ていた。あまりの伸び率に、宮近が「こないだの時、やった?」と、“実はふざけていたのではないか”と迫ると、「やった」(松田)とすんなり自供。
本人の言葉通り、1回目は本気で臨んでいなかったからこそ大幅更新できたのか、そしてお酢がどれほどの効果をもたらしたのかはわからないが、筆者は“ドーピングにならないの……!?”と、やや引っかかりを覚えてしまった。これが許されるのであれば、ほかのグループにもお酢を与えないと、条件が異なってしまうのではないだろうか(結論から言うと後に配信される3組がお酢を飲むシーンはなかった)。
以降も、反復横跳び、閉眼片足立ち、息止めなどに奮闘する7人。ちなみに野球球速は、川島如恵留が「合計3球投げていただいて、一番良い成績が記録となります」と説明し、コツを掴んだのか、投げるごとにそれぞれ球速がアップしていった。1本目の少年忍者は選抜メンバーが3回投げている様子はなかっただけに、ここでもルールに多少の差が生じている。Travis Japanは5組の中でも先輩グループであるためか、さほどガツガツしておらず、全体的に余裕を感じる運動能力テストだった。
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3日目の運動能力テストは、7 MEN 侍が登場(18日公開)。ジャニーズJr.内で“No.1アスリート”の呼び声高い菅田琳寧のいるグループだけに、「Jr.チャンネル」視聴者の間でも注目が集まっていた1本だろう。オープニングは、中村嶺亜が「バンドやってるイメージだから動けるの? って思うけど、そこそこ踊ってるよね、俺ら」と体力に自信をのぞかせると、菅田は「もともと動いてたメンバーがバンドに移行しただけですから」と、同調。
中村は「忍者はアジ(安嶋秀生)とかさ、(元木)湧とかあの辺もめっちゃ。アクロバット要員、マジで強いよね」と少年忍者が強敵だと思っているようで、ローラースケートを得意とするHiHi Jetsについては「疾走感あるパフォーマンス、絶対疲れると思うんだよ。HiHiって5人が強くない?」(菅田)「脚が強いよね」(今野大輝)「平均値で見たら、TravisとHiHiは強いと思う」(中村)などと、予想していた。
優勝賞品を聞いた後は「ガチでやるよ、これ!」(今野)「マジ先輩後輩、関係ねぇから!」(菅田)と、闘志を燃やす2人。作戦会議をしていると、一人だけボーッと突っ立っていた今野が無言で手を差し出し、円陣を要求(2分25秒頃)。普段、クールキャラの今野がやる気に満ちあふれていたため、ついつい笑ってしまったメンバーは「こんぴーがやるの珍しい。感動しちゃった」(中村)「琳寧もちょっとうれしいんだけど」(菅田)と、驚いていた。
個人的に、カメラ前で闘志を見せた今野には好印象を抱いたが、多くの視聴者もこのシーンで気持ちが前のめりになったのではないだろうか? ただ、そんな大張り切りの今野が貢献できていたかどうかは……ぜひ動画でチェックしてほしい(ちなみに立ち幅跳びでは気持ちが先走って1度失敗している)。
ラストの12F階段走で今野・佐々木大光が挑戦していると、上で待つ4人が応援。走りきった今野は「あらためて、このメンバーの大切さ。声が大事」と、実感したようだ。エンディングでも中村が「MVもちろんやりたいし、みんな頑張ったっていうのもあるけど、楽しかったし、やっぱ団結力が深まった」「いつもの戦い合うのもいいけど、こういうYouTubeいいね」と、コメント。「悔いはない」(中村)と、言い切っていた。
彼らの勇姿に、視聴者からは「目標のために一致団結して全力で取り組む7 MEN 侍は本当にカッコいい」「強い絆を感じたし、7 MEN 侍は自慢のグループ!」「こんぴー、あっさりしているように見えるけど、ちゃんと熱いものを持っている人なんだなって、この動画であらためて思った」「トラジャファンだけど、7 MEN 侍の動画が一番感動した」「7 MEN 侍は青春ドキュメンタリーみたいで泣ける」「結果はどうなるかわからないけど、もし優勝できなくても、今回の動画は7 MEN 侍にとってプラスになったと思う」と、絶賛の感想が相次いでいる。こちらは通常の午後8時より約2時間40分遅れで更新され、再生回数は45万台(25日時点)。
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21日に更新されたのは「全グループ対抗!特別企画【運動能力テスト】HiHi Jets」。ほかのグループ同様、MV撮影が優勝賞品だと聞くと、「マジで? 引いちゃうよ」(猪狩蒼弥)と、驚きのあまり困惑するHiHi Jets。猪狩は「一回それ忘れない?」と、あまりご褒美のことを考えすぎず、目の前の競技に臨む姿勢を示した。握力測定では、「オススメのJr.の名前」を叫ぶというサービス精神・遊び心も忘れず、和気あいあいと進めていく。
全編通して、筋肉キャラの橋本涼が熱くなるかと思いきや、今回は反復横跳び、閉眼片足立ち、息止めをはじめ、井上瑞稀が力を振り絞っていた。動画を見ながら、井上の頑張りが報われる結果になってほしい……と願ってしまったのは、おそらく筆者だけではないはず。そのほか、HiHi Jetsは野球球速で経験者の高橋優斗が真剣にアドバイスするなど、それぞれの得意分野でフォローし合う場面が多々見られた。
エンディングは「スッゲー楽しかった」(猪狩)「久しぶりに動いたね」(作間龍斗)「勝っても負けてもベストは尽くした」(井上)「あんま勝ちにこだわってない」(猪狩)「最初ほどね。最初は俺たちとんがってましたからね」(高橋)と、晴れやかな表情で総括。全員、手を抜いているわけではないが、気負いすぎていないところは、HiHi Jetsの魅力なのかもしれない。
一方、Travis Japanのパートでも指摘したように、ルールに微妙な違いが生じていた今回の運動能力テスト。本来、広いスペースで全グループが一斉に計測すればルールが統一できたのかもしれないが、新型コロナ感染拡大防止の観点から、5グループ勢揃いした上での撮影は難しかったのかもしれない。各々が別々でチャレンジしただけに、企画が始動して以降、一部ファンからは「忍者は選抜制だけど、ほかのグループは大変だっただろうな」「1人で9種目やるのは大変すぎる」といった声も漏れていた。
しかし、そんな殺気立つファンを見透かすように、猪狩は「誰がMVを撮ることになっても、皆さんちゃんと応援してあげてください。それはHiHi Jetsからのお願いです」とコメント。紳士的な対応に感激した視聴者も少なくないだろう。当初、Twitterで20日午後8時に「本日20:00アップ予定の動画が少々遅れております」と報告したが、2時間後に「本日アップ予定の動画は、明日の朝に公開させて頂きます」と、再ツイート。21日午前7時の配信となり、再生回数は46万台を記録している(25日時点)。
そして、21日夜10時には「全グループ集合【運動能力テスト閉会式】No.1はどのグループ!?」が更新され、代表して少年忍者・川崎皇輝、Travis Japan・宮近海斗、7 MEN 侍・中村嶺亜、美 少年・岩崎大昇、HiHi Jets・高橋優斗が出演。各種目の結果を振り返った上で、栄えある優勝グループが明らかになった。
代表者が仲間に電話で報告する模様も公開し、あるメンバーは「絶対、俺のおかげじゃん」「頑張ってよかった」と、大喜び。こちらの再生回数は25日時点で52万台だった。
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22日からはクリスマス関連の動画が続々とアップされている。1本目は「メリークリスマス!【メンバー出演】各グループからメッセージ」(22日)で、少年忍者、Travis Japan、7 MEN 侍、HiHi Jetsメンバーがサンタクロースにもらいたいもの、クリスマスの思い出などを語っている。佐藤の活動自粛を受けて、再編集したのか、残念ながら美 少年の映像はなし。
ネット上のファンは「クリスマスメッセージ動画、撮影はしていたんだろうけど、美 少年だけいないのが残念すぎる。収録済みの美Tubeもお蔵入りになるってこと?」「美 少年は龍我がいたから消されたんだね……。龍我ファンとして、5人とそのファンに申し訳ない」「美 少年メンバーのコメントが聞きたかった。スタッフさんもカットするのに時間がかかっただろうな……。また来年の美 少年のクリスマスメッセージを楽しみにしてる」「当たり前だけど、美 少年がいないショックで泣いた。5人も悔しいよね」と、落胆していた。22日午後23時前の更新で、再生回数は35万台(25日時点)。
2本目は「少年忍者【22人では初!】クリスマスプレゼント交換会!」で、タイトル通り、少年忍者が購入したプレゼントを交換する企画だ。中学生~高校生のメンバーが多いだけに、今回の動画は平和そのもの。平塚翔馬など、バラエティに富んだプレゼントは興味をそそられたが、基本的には大きな揉め事もなくエンディングを迎えていた。ちなみに、オープニングは7 MEN 侍・菅田琳寧と矢花黎が乱入しており、再生回数は25日時点で26万台と、少年忍者の通常動画よりも比較的に伸びている。