下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
止まらない新型コロナウイルス感染拡大。病院の人手不足で、旭川市と大阪府に自衛隊所属の看護師が派遣されるとの報道が。そこまで来たのかとあぜんとしたが、旭川市の西川将人市長の「自衛隊派遣は最後の手段と考えていた」とのコメントに慄然。すでに“最後の手段”を使わざるを得ないという状況ということか。
第533回(12/3〜12/8発売号より)
1位「アンジャッシュ渡部建『地獄の100分』見届けた事務所社長が語り尽くす『日和見復帰』の真相と『それでもアイツは切れない…』理由」(「週刊女性」12月22日号)
2位「近藤真彦 やんちゃ人生」(「週刊女性」12月22日号)
3位「みのもんたから『1億5000万円もらった女』の正体と戦略」(「女性セブン」12月17日号)
またしても世間の怒りを再沸騰させたアンジャッシュ渡部建の謝罪会見。質問に対し具体的に答えることなく、抽象的な言葉でひたすら謝るばかり。芸能史にも残るかもしれない世紀の大失敗会見だったというのは衆目の一致するところだろう。こうなってしまった原因はもちろん、渡部のキャラ、性格、人間性もあるのだろうが、もうひとつ指摘されているのが所属事務所・プロダクション人力舎の存在だ。
人力舎といえば、おぎやはぎ、アンタッチャブル、東京03などを擁する中堅事務所だが、所属タレントを大切にするファミリー的、逆にいえばゆる〜い事務所として知られる。だからか不倫発覚の際の対応もいろいろゆるかった結果、現在の状況を招いてしまったと言えるが、今回の会見もきちんと仕切ることなく、さまざまな不手際、戦略ミスが指摘されている。
そんな人力舎に焦点を当てたのが今週の「週刊女性」だ。そもそも渡部が謝罪会見を開くきっかけとなったのは、「週女」が11月に報じた“渡部建の大晦日特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス』(日本テレビ系)での復帰計画”とのスクープ記事にあった。この報道がなされるや、復帰なんて早すぎる! などと大炎上、渡部が会見を開かざるを得なくなったのだ。
そして今回の「週女」記事によると、渡部の復帰を急いだのは渡部の意向というより、渡部の活動休止と違約金などで台所事情が苦しくなった人力舎の経済事情があり、そのため『笑ってはいけない』の復帰出演も人力舎サイドからの依頼だったというのだ。さらに『ガキ使』と同じ制作スタッフが作っている『行列のできる法律事務所』(日本テレビ系)の12月6日放送で、渡部が生出演する予定もあったという。
なるほどね。ということは時期的には『笑ってはいけない』の前に『行列』出演というのが渡部サイドのシナリオだったということだ。もし、そうなっていたら、流れは変わっていたかもしれない。
だって、今回の渡部に対する批判、逆風は“復帰が早すぎる”“謝罪会見を開いていない”という以前に、復帰番組が『笑ってはいけない』にあった気がするから。『笑ってはいけない』は、これまでも黒人差別表現で大問題になったりと、差別的でお下品が売りの番組だ。そこに“多目的トイレ不倫”の渡部がサプライズ的に復帰出演する。そうなれば当然“多目的トイレ”をイジる内容になるはずだ。かなりふざけた、そして女性差別的な内容の可能性も高い。“そんなふざけた番組で復帰なんてありえない”という意識が世の中にあったのではないのか。
でも、マスコミ的にはそれは言えない。だって『笑ってはいけない』はお笑いの大御所であり、今やマスコミタブー的存在となったダウンタウン松本人志が君臨する番組だから。
よって、もし「週女」が渡部の『笑ってはいけない』復帰出演をスクープすることなく、12月6日『行列』で無事に電撃復帰をしていたら――、ここまでの大バッシングは起こらなかったのではないかと思うのだ。謝罪会見もしなくて済んだかも。
それもこれも、発端は渡部の不倫発覚のマスコミ対応初動ミスと『笑ってはいけない』出演情報を“結果的に流出”させてしまった事務所のゆるさにあるのは間違いない。だが、さらに驚くのは大バッシングの会見の翌日、「週女」の直撃取材に人力舎の玉川大社長が取った行動だ。自宅を出てきた玉川社長は、なんと自分の愛車の助手席に記者を乗せ、車中で会見までの経緯、そして復帰の真相について語ったという。その間約90分。そして大川社長は最後にこう語ったという。
「でも、それでも“切れない”ですよ」「アイツを不幸にしてしまったその責任は私にありますからね……」
いい人だ。
そんな渡部会見だったが、それをこの人はどう思うのだろう。そう、11月に25歳年下女性と5年にも及ぶ不倫が発覚した近藤真彦だ。一部では、渡部のせいで近藤も謝罪会見をしないと復帰はないなどと指摘されるが、「週刊女性」では長年近藤を見てきた芸能ジャーナリスト佐々木博之氏、芸能レポーター石川敏男氏らが、近藤のやんちゃ人生を振り返っているのだが、その内容は笑えるほどけちょんけちょん。
「後輩からみたら明らかに浮いて見えます」
「今回の報道はマッチの身近からリークされたもの」
「彼が活動を自粛しても事務所の売り上げにそれほど影響はないでしょう」
「マッチはジャニーズの長老であり、ご隠居さん的な存在」
ほとんど芸能活動をせず、カーレーズに熱中している近藤だから、こうした“評”は当然だが、ご隠居さんって(笑)。しかも“ジャニーズの長男”近藤に対し、芸能レポーターたちがこんな軽口(というかバカにした言い方)が可能になったのも、寵愛してきたメリー喜多川名誉会長の衰えからか。
とはいえ、近藤が謝罪会見をすることはないだろう。だって腐ってもジャニーズだよ。不倫で謝罪会見なんてあり得ない。しかも、もし実現してもレポーターたちは忖度して渡部に対して行ったようなツッコミはできないだろうし。そもそも近藤が芸能界復帰っていっても、不倫騒動以前もほぼ開店休業状態だったしね。
「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、みのもんたの40 歳年下愛人の存在。結婚を望んだ愛人だが、子どもたちの反対で代わりに1億5000万円のマンションを贈与したというもの。その続報を「女性セブン」が伝えている。
その中で、これまで芸能界を騒がせた老いらくの恋――高倉健とやしきたかじん――を取り上げ、子どもたちに生前贈与を進めるみのと比較している。しかし、近年世間を騒がせた、あの老いらくの恋はない。そうビートたけし。小学館とは昵懇だから配慮した!?(笑)



